JP4070653B2 - 情報記録装置および記録媒体排出方法 - Google Patents

情報記録装置および記録媒体排出方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録紙(印画紙)に画像を記録(印画)する画像記録装置など、記録媒体に情報を記録してその記録媒体を排出する情報記録装置(プリンタ)に関し、特に情報を記録した記録媒体を含む記録媒体連続体から上記記録媒体を切断して排出する情報記録装置および記録媒体排出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像記録装置には、ロールに構成した連続記録紙を画像記録機構に送り出して画像を記録し、その画像が切断装置を通過して排出部に搬送されるまで上記連続記録紙をさらに搬送し、上記連続記録紙から画像を記録した記録紙を切断し、切断した記録紙をその自重によって排出部から落下させて、スタッカにスタックするものがあった(例えば特許文献1参照)。このような切断した記録紙をその自重よって落下させて排出する画像記録装置では、切断装置の上流あるいは下流側に排出ローラなどの記録媒体の排出のための特別な搬送手段を設ける必要がないので、画像記録装置の排出部の構成を簡単にできる。
【0003】
さらには、上記切断した記録紙をその自重よって落下させて排出する画像記録装置において、上記スタッカに設けた振動部材によって上記切断された記録紙に振動を加え、その落下を加勢するものがあった(例えば特許文献1参照)。
【0004】
一方、記録紙に帯電した静電気を除去する手段(除電手段)を備えた従来の画像記録装置には、プリンタフレームに導電性部材を設けて印画前の記録紙の除電をするもの(例えば、特許文献2参照)、搬送ローラに複数の尖端を有する導電性プレートをゴムモールドによって一体に設けて印画前の記録紙の除電をするもの(例えば特許文献3参照)、除電シートを設けて印画前の記録紙の除電をするもの(例えば特許文献4参照)、導電性のカール矯正部材や除電突起や除電ブラシを設けて、印画されて排出される記録紙の除電をするもの(例えば特許文献5参照)、などがある。
【0005】
また、記録紙のカールなどの変形を矯正する手段(矯正手段)を備えた画像記録装置には、カール矯正部材とカール矯正ローラを記録紙の排出口に設けたものやヘッド支持部材に一体にカール矯正部材を設けたもの(例えば特許文献5参照)、排出ローラを逆転させて記録紙を逆送し、記録紙に所定の撓みを形成するもの(例えば特許文献6参照)などがある。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−191708号公報(図1,図4)
【特許文献2】
特開平5−8913号公報(図1)
【特許文献3】
特開平5−147316号公報(図1)
【特許文献4】
特開平11−5347号公報(図1,図2)
【特許文献5】
特開平11−320936号公報(図2−図4)
【特許文献6】
特開平9−208095号公報(図8−図16)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、切断した記録紙をその記録紙の自重によって落下させる上記従来の画像記録装置では、以下に説明する課題があった。
【0008】
湿度が低い環境下などの静電気が発生しやすい環境下で画像記録装置が使用された場合には、切断された記録紙が静電気によって帯電していることがあり、帯電した記録紙の後端部が画像記録装置の排出部に静電吸着することがある。このように、切断された記録紙が静電吸着などによって落下せずに排出部に残り、その次の印画動作で排出される記録紙の先端部と干渉して、記録紙排出の邪魔になるという課題があった。
【0009】
これを回避するために上記振動部材を設けると、装置の構造が複雑になるという課題があった。また、上記除電手段や上記矯正手段を設けても、排出部に残った記録紙を確実に落下させるには十分とは言えず、印画前の記録紙を除電する上記除電手段や上記矯正手段を設けると、装置の構造が複雑になるという課題があった。
【0010】
本発明は、このような従来の課題を解消するためになされたものであり、画像記録装置を簡単な構成にしたままで、切断した記録媒体を確実に落下させることができる情報記録装置および記録媒体排出方法を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報記録装置は、
情報を記録した記録媒体を含む記録媒体連続体を、上記情報を記録した記録媒体が切断手段を通過して排出部に搬送されるまで送り出し、上記情報を記録した記録媒体を上記切断手段によって上記記録媒体連続体から切断し、切断した上記記録媒体をその自重によって上記排出部からそのまま落下させて排出する情報記録装置において、
上記排出部に搬送された上記記録媒体を検出するが、切断されて落下した上記記録媒体は検出しない検出手段を設け、
上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出した場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出して上記切断した記録媒体の落下を加勢し、上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出しなくなった場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出さない
ことを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明の記録媒体排出方法は、
情報を記録した記録媒体を含む記録媒体連続体を、上記情報を記録した記録媒体が排出部に搬送されるまで送り出する手順と、
上記情報を記録した記録媒体を上記記録媒体連続体から切断する手順であって、切断した上記記録媒体をその自重によって上記排出部からそのまま落下させて排出するための手順と
を含む記録媒体排出方法において、
上記記録媒体を切断する上記手順のあとに、
上記排出部に搬送された上記記録媒体を検出するが、切断されて落下した上記記録媒体は検出しない検出手段を用い、上記検出手段が上記記録媒体を検出したか否かを判断する手順と、
上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出した場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出して上記切断した記録媒体の落下を加勢し、上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出しなくなった場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出さない手順と
を設けたことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1および図2は本発明の実施の形態1の画像記録装置の構成および印画動作を説明する断面図である。
【0014】
この実施の形態1の画像記録装置は、画像記録装置の筐体1と、連続記録紙2と、画像記録機構3と、搬送ローラ4と、切断装置5と、スタッカ7と、除電シート8とを備え、画像を記録して連続記録紙2から切断した記録紙9を、その記録紙9の自重によってそのまま落下させて排出する。
【0015】
連続記録紙2は、画像が記録される記録媒体の連続したもの(記録媒体連続体)であって、ロールに構成されたロール部が回転自在に画像記録装置に配置されるとともに、そのロール部から導出された導出部が画像記録機構3と搬送ローラ4の間および切断装置5を通過して排出部に達するように画像記録装置に配置されている。
【0016】
搬送ローラ4は、ロール部から導出された連続記録紙2を搬送する。また、画像記録機構3は、搬送された連続記録紙2に画像を記録する。また、切断装置5は、連続記録紙2から、画像が記録された記録紙9を切断する。
【0017】
画像記録装置の排出部に搬送されて切断された記録紙9は、排出部からスタッカ7に落下し、スタッカ7にスタックされる。スタッカ7には、切断されて排出された記録紙6がスタックされている。
【0018】
除電シート8は、画像記録装置の排出部に設けられたガイド板に貼り付けられている。この除電シート8は、画像記録装置の排出部に搬送された切断前の記録紙9に接触して、この切断前の記録紙9に帯電した静電気を画像記録装置の筐体1に逃がす働きをする。
【0019】
例えば、記録紙9に正の静電気が発生している場合には、画像記録装置の本体側には同量の負の静電気が発生しており、両者の静電気は除電シート8を介して中和されて減少することになる。また逆に、記録紙9に負の静電気が発生している場合は、画像記録装置の本体側には同量の正の静電気が発生しており、両者の静電気は除電シート8を介して中和されて減少することになる。
【0020】
図3は本発明の実施の形態1の画像記録装置の印画動作を示すフローチャートである。この図3ならびに上記図1および図2を用いて、この実施の形態1の画像記録装置の印画動作について以下に説明する。
【0021】
まずステップS1において、搬送ローラ4を図1および図2においての反時計方向に回転させて連続記録紙2を矢印A方向に搬送開始し、その次のステップS2において、搬送されている連続記録紙2に画像記録機構3によって画像を記録し、その次のステップS3において、画像の記録を終了する。このとき、搬送ローラ4は、記録紙連続2を搬送するとともに、記録紙連続体2を画像記録機構3の下から支持し、画像記録機構3の記録動作を補助する。
【0022】
上記ステップS3において画像の記録を終了したときには、連続記録紙2に記録された画像の最後端部は画像記録機構3の真下に位置していて切断装置5を通過していないために、このままでは連続記録紙2から、画像を記録した記録紙9を切断装置5によって切断できない。
【0023】
そこで、上記ステップS3において画像の記録を終了しても、搬送ローラ4をを停止させずに、その次のステップS4において、図1および図2においての反時計回りに回転させて、画像の最後端部が切断装置5を通過する位置まで、連続記録紙2を矢印A方向に所定の長さ空送りしてから、搬送ローラ4を停止させる。この空送りによって、連続記録紙2の導出部の画像が印画された一部である記録紙9は、切断装置5を通過して排出部に搬送される。
【0024】
そして、その次のステップS5において、上記ステップS4で空送りされて停止した連続記録紙2から、画像が記録された記録紙9を切断装置5によって切断する。図2には、切断装置5によって連続記録紙2から切断された瞬間の記録紙9の様子を示してある。
【0025】
その次のステップS6では、所定時間待機し、その次のステップS7において、搬送ローラ4を図1および図2においての反時計方向に回転させて、記録紙9の切断後の画像記録装置内の残りの連続記録紙2を矢印A方向に所定の長さ搬送(再度空送り)する。上記ステップS4においての空送りが画像を印画した切断前の記録紙9を排出部に搬送するためのものであるのに対し、このステップS6においての空送りは切断されても落下せずに排出部に残った記録紙9の落下を加勢するためのものである。
【0026】
その次のステップS8では、上記ステップS6およびS7の繰り返し回数をカウントし、その繰り返し回数が所定の回数に達していなければ、上記ステップS6に戻り、上記ステップS6およびS7を繰り返す。また、上記繰り返し回数が所定の回数に達していれば、ステップS9に進む。
【0027】
そして最後のステップS9では、搬送ローラ4を図1および図2においての時計方向に回転させて、画像記録装置内の残りの連続記録紙2を矢印B方向に所定の長さ逆送させ、印画動作を終了する。
【0028】
上記ステップS4,S7,S9において、例えば、搬送ローラ4の駆動源がステッピングモータであれば、そのステッピングモータを回転させるためのパルス数を制御するこによって、連続記録紙2を所定の長さ空送りおよび所定の長さ逆送することができる。また例えば、搬送ローラ4の駆動源がDCモータであれば、DCモータの回転時間(DCモータに電圧給電する時間)を制御することによって、連続記録紙2を所定の長さ空送りおよび所定の長さ逆送することができる。
【0029】
このように実施の形態1によれば、画像を記録した記録紙9の切断後に、画像記録装置内の残りの連続記録紙2を送り出すことにより、切断された記録紙9が静電吸着などによって落下せずに排出部に残っていいたとしても、その記録紙9は送り出された連続記録紙2から力と振動を受けて排出部から蹴り落とされるので、画像記録装置を簡単な構成にしたままで、切断された記録紙9を排出部から確実に落下させてスタッカ7にスタックすることができる。
【0030】
また、記録紙9の切断後に連続記録紙2を送り出したままで次の印画を開始すると送り出された分の連続記録紙2が余白のままであって無駄な記録紙を生じてしまうが、最後に連続記録紙2を所定長さ逆送して印画を終了することにより、連続記録紙2の無駄な余白をなくすことができる。
【0031】
また、画像記録装置の排出部に除電シート8を設けたことにより、切断された記録紙9に帯電した静電気を逃がすことができるので、記録紙9の静電吸着力を低下させることができ、連続記録紙2の送り出しによる蹴り落としの効果を高めることができる。
【0032】
なお、上記実施の形態1では、残りの連続記録紙2を所定の長さだけ送り出す動作を所定の回数繰り返した後に、送り出した連続記録紙2を所定の長さ逆送させたが、残りの連続記録紙2を所定の長さ送り出して所定の長さ逆送させる動作を所定の回数繰り返すことも可能であり、このような往復運動を所定の回数繰り返した場合にも、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0033】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2の画像記録装置の構成および印画動作を説明する断面図である。なお、図4において、図2と同様のものには同じ符号を付してある。
【0034】
この実施の形態2の画像記録装置は、画像記録装置の筐体1と、連続記録紙2と、画像記録機構3と、搬送ローラ4と、切断装置5と、スタッカ7と、除電シート8と、記録紙検出機構10とを備え、画像を記録して連続記録紙2から切断した記録紙9を、その記録紙9の自重によってそのまま落下させて排出する。
【0035】
このように、実施の形態2の画像記録装置は、上記実施の形態1の画像記録装置(図1および図2参照)に記録紙検出機構10をさらに設けた構成である。
【0036】
記録紙検出機構10は、画像記録装置の排出部(切断装置5の記録紙排出側)に設けられており、排出部に搬送された切断前の記録紙9は検出するが、スタッカ7にスタックされている記録紙6は検出しなように、位置調整されている。従って、記録紙9の切断後に記録紙検出機構10を動作させたときには、記録紙検出機構10は、切断されても落下せずに排出部に残っている記録紙9のみを検出し、切断されてスタッカ7に落下した記録紙9は検出しない。
【0037】
図5は本発明の実施の形態2の画像記録装置の印画動作を示すフローチャートである。なお、図5において、図3と同様のステップには同じ符号を付してある。この図5ならびに上記図4を用いて、この実施の形態2の画像記録装置の印画動作について以下に説明する。
【0038】
まずステップS1において、搬送ローラ4を図4においての反時計方向に回転させて連続記録紙2を矢印A方向に搬送開始し、その次のステップS2において、搬送されている連続記録紙2に画像記録機構3によって画像を記録し、その次のステップS3において、画像の記録を終了する。
【0039】
上記ステップS3において画像の記録を終了しても、搬送ローラ4をを停止させずに、その次のステップS4において、図4においての反時計回りに回転させて、画像の最後端部が切断装置5を通過する位置まで、連続記録紙2を矢印A方向に所定の長さ空送りしてから、搬送ローラ4を停止させる。この空送りによって、連続記録紙2の導出部の画像が印画された一部である記録紙9は、切断装置5を通過して排出部に搬送される。
【0040】
その次のステップS5において、上記ステップS4で空送りされて停止した連続記録紙2から、画像が記録された記録紙9を切断装置5によって切断する。図4には、切断装置5によって連続記録紙2から切断された瞬間の記録紙9の様子を示してある。
【0041】
その次のステップS16では、上記ステップS5で切断された記録紙9が排出部に残っているか否かを記録紙検出機構10によって検出する。記録紙9の切断後に記録紙検出機構10がその記録紙9を検出できない場合には、切断された記録紙9はスタッカ7に正常に落下したと判断して、ステップS17に進む。また、記録紙9の切断後に記録紙検出機構10が記録紙9を検出した場合には、記録紙9がスタッカ7に正常に落下していないと判断して、ステップS18に進む。
【0042】
ステップS18では、上記ステップ16において正常に落下していないと判断された回数をカウントし、その回数が所定の回数に達していなければ、ステップS19に進む。また、上記回数が所定の回数に達していなければ、紙詰まりが発生したと判断し、印画動作を停止する。
【0043】
ステップS19では、所定時間待機し、その次のステップS20において、搬送ローラ4を図4においての反時計方向に回転させて、記録紙9の切断後の画像記録装置内の残りの連続記録紙2を矢印A方向に所定の長さ搬送(再度空送り)し、上記ステップS16に戻る。上記ステップS4においての空送りが画像を印画した切断前の記録紙9を排出部に搬送するためのものであるのに対し、このステップS20においての空送りは切断されても落下せずに排出部に残った記録紙9の落下を加勢するためのものである。
【0044】
上記ステップS20において、上記残りの連続記録紙2を空送りすることにより、静電吸着などによって切断されても排出部に残った記録紙9は送り出された連続記録紙2から力と振動を受けるので、切断された記録紙9を排出部から確実に落下させてスタッカ7にスタックすることができる。
【0045】
ステップS17では、搬送ローラ4を図4においての時計方向に回転させて、画像記録装置内の残りの連続記録紙2を矢印B方向に所定の長さ逆送させ、印画動作を正常終了する。このステップS17において、逆送させる所定の長さは、上記ステップ16において正常に落下していないと判断された回数に応じて設定される。正常に落下していないと判断された回数が0の場合には逆送の必要はない。
【0046】
上記ステップS17において、連続記録紙2を所定の長さ逆送することにより、送り出された分の連続記録紙2の余白である無駄な記録紙を生じることがなくなり、連続記録紙2の無駄をなくすことができる。
【0047】
以上のように実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、画像記録装置を簡単な構成にしたままで、切断された記録紙9を排出部から確実に落下させてスタッカ7にスタックすることができる。
【0048】
さらに、切断されても落下せずに排出部に残っている記録紙9のみを検出する記録紙検出機構10を設け、記録紙9の切断後に記録紙検出機構10によって記録紙9を検出した場合にのみ、残りの連続記録紙2の送り出しおよび逆送をすることにより、無駄な送り出しおよび逆送をなくすことができる。
【0049】
なお、上記実施の形態2では、残りの連続記録紙2を所定の長さだけ送り出す動作を記録紙9が正常に落下したと判断されるまで繰り返した後に、送り出した連続記録紙2を所定の長さ逆送させたが、残りの連続記録紙2を所定の長さ送り出して所定の長さ逆送させる動作を正常に落下したと判断されるまで繰り返すことも可能であり、このような往復運動を正常に落下したと判断されるまで繰り返した場合にも、上記実施の形態2と同様の効果が得られる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、画像記録装置を簡単な構成にしたままで、切断した記録媒体を確実に落下させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の画像記録装置の構成および印画動作を説明する断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の画像記録装置の構成および印画動作を説明する断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1の画像記録装置の印画動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態2の画像記録装置の構成および印画動作を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2の画像記録装置の印画動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 筐体、 2 連続記録紙、 3 画像記録機構、 4 搬送ローラ、 5切断装置、 6 スタックされた記録紙、 7 スタッカ、 8 除電シート、 9 切断された瞬間の記録紙、 10 記録紙検出機構。

Claims (6)

  1. 情報を記録した記録媒体を含む記録媒体連続体を、上記情報を記録した記録媒体が切断手段を通過して排出部に搬送されるまで送り出し、上記情報を記録した記録媒体を上記切断手段によって上記記録媒体連続体から切断し、切断した上記記録媒体をその自重によって上記排出部からそのまま落下させて排出する情報記録装置において、
    上記排出部に搬送された上記記録媒体を検出するが、切断されて落下した上記記録媒体は検出しない検出手段を設け、
    上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出した場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出して上記切断した記録媒体の落下を加勢し、上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出しなくなった場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出さない
    ことを特徴とする情報記録装置。
  2. 上記残りの記録媒体連続体を送り出す動作は、上記残りの記録媒体連続体を所定の長さ送り出す動作を所定の回数繰り返すものであることを特徴とする請求項1に記載の情報記録装置。
  3. 上記残りの記録媒体連続体を所定の長さ送り出す動作を所定の回数繰り返した後に、送り出した記録媒体連続体を所定の長さ逆送することを特徴とする請求項記載の情報記録装置。
  4. 上記残りの記録媒体連続体を所定の長さ送り出して所定の長さ逆送させる動作を所定の回数繰り返すことを特徴とする請求項記載の情報記録装置。
  5. 上記排出部に搬送された切断前の上記記録媒体に接触して、上記記録媒体に帯電した静電気を逃がす除電手段を設けたことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報記録装置。
  6. 情報を記録した記録媒体を含む記録媒体連続体を、上記情報を記録した記録媒体が排出部に搬送されるまで送り出する手順と、
    上記情報を記録した記録媒体を上記記録媒体連続体から切断する手順であって、切断した上記記録媒体をその自重によって上記排出部からそのまま落下させて排出するための手順と
    を含む記録媒体排出方法において、
    上記記録媒体を切断する上記手順のあとに、
    上記排出部に搬送された上記記録媒体を検出するが、切断されて落下した上記記録媒体は検出しない検出手段を用い、上記検出手段が上記記録媒体を検出したか否かを判断する手順と、
    上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出した場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出して上記切断した記録媒体の落下を加勢し、上記記録媒体の切断後に上記検出手段が上記記録媒体を検出しなくなった場合には、上記残りの記録媒体連続体を送り出さない手順と
    を設けたことを特徴とする記録媒体排出方法。
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