JP4070594B2 - 炒め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はチャーハン、焼きそば、スパゲッティー、きんぴら等の炒め食材の炒め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1,2等では前面で開口せる有底筒体から成る筒形回転鍋を熱源上で軸線を中心に一方向に横回転させつつ、上記炒め食材を炒める炒め装置を示している。
【0003】
【特許文献1】
特公平7−51108号公報
【0004】
【特許文献2】
実公昭61−21001号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
然るに上記炒め装置においては、炒め作業中に、横回転している筒形回転鍋の前面開口部から炒め食材が流出するのを防止する手段として、回転鍋をその底部が下位となるように、即ち前面開口部が上位となるように軸線を傾けて回転する構造にするか、又は回転鍋の内面を底面に向け拡径して炒め食材と接する面を奥部へ向けて下り傾斜面にする構造が必要となり、何れの手段においても炒め食材が回転鍋の奥部に偏り、均一な加熱が行い難くなり、熱効率を損なう問題、ひいては調理時間が長くかかる等の問題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上面で開口する有底の炒め釜の左右を揺動軸を以って前後方向へ揺動可に支持し、該炒め釜を揺動軸を支点として前後方向へ揺動せしめる釜揺動機構を備え、他方炒め釜を釜揺動機構と一体に熱源上の炒め位置と熱源一側方の炒め食材取り出し位置とに前後方向へ往復動せしめる釜移動機構を備え、該釜移動機構により炒め位置に後方移動した炒め釜を上記釜揺動機構により熱源上で前後方向へ揺動しつつ炒め作業を行う。
【0007】
又上記炒め釜を上記釜移動機構により炒め食材取り出し位置に前方移動すると共に、該炒め釜を上記釜揺動機構により上記揺動軸を支点として前方へ横転して炒め釜開口部から炒め食材を取り出す構成とする。
【0008】
上記炒め釜の開口端には上記炒め食材の取り出しを案内するシューターを設ける。
【0009】
上記炒め装置は従来例における炒め食材の偏りを生ぜず、炒め釜を熱源上で左右に揺動しつつ炒め作業を遂行する構成により、熱源による炒め食材の均一な加熱が可能となり、熱効率を大幅に向上する。
【0010】
又釜移動機構により炒め釜の炒め位置と炒め食材取り出し位置間における移動が行え、炒め食材取り出し位置に移動した炒め釜を上記釜揺動機構の使用により横転して炒め食材の取り出しが適切に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施形態を図1乃至図7に基づいて説明する。
【0012】
図1乃至図7において1は炒め釜であり、図1乃至図3に示すように、該炒め釜1は上面で開口する有底構造であり、釜形成壁は後記する揺動方向において略球形に湾曲せる底板2を有し、該底板2の両側から立ち上げられ且つ揺動方向と直交する方向(揺動軸線方向)において対向する垂直又は傾斜せる平面から成る左右側板3を有する。
【0013】
上記底板2は揺動方向において対向する立ち上がり部を前後側板とし、該前後側板は平面からなる斜面とし、下部底板部を上記の如く球形にすることができる。
【0014】
上記炒め釜1を揺動軸4を以って揺動可に支持する。該揺動軸4は上記炒め釜1の左右側板3から外方へ一体に突設し、両揺動軸4を軸受け5を以って移動フレーム6に宙吊り支持する。炒め釜1は該揺動軸4を支点として前後方向へ揺動可能である。
【0015】
上記炒め釜1を揺動軸4を支点として揺動せしめる釜揺動機構を備える。この釜揺動機構の具体例として、上記揺動軸4の一方にモーター7の出力軸8を減速歯車機構9を介して一体に連結し、該モーター7を交互に正逆回転するように制御することにより、上記炒め釜1を揺動軸4を支点として前後方向へ揺動せしめる。
【0016】
即ちモーター7が交互に正逆回転し、この正逆回転が減速歯車機構9により減速され、炒め釜1を緩やかに揺動せしめる。
【0017】
上記釜揺動機構、即ちモーター7と減速歯車機構9は上記移動フレーム6と一体の架台10上に搭載する。
【0018】
他方上記炒め釜1を上記釜揺動機構と一体に熱源11上の炒め位置と、該熱源一側方(前方)の炒め食材取り出し位置とに往復動せしめる釜移動機構を備える。該釜移動機構の具体例として流体圧シリンダ12を備え、該流体圧シリンダ12の伸縮ロッド13を上記移動フレーム6に連結し、該伸縮ロッド13の伸長動により炒め釜1を熱源11上の炒め位置から炒め食材取り出し位置へ前方移動し、同ロッド13の収縮動により炒め釜1を炒め食材取り出し位置から炒め位置へ後方移動する。
【0019】
即ち流体圧シリンダ12の伸縮動により上記移動フレーム6を前後方向へ移動すると共に、炒め釜1を前後方向へ移動し、上記各位置へ持ち来す。
【0020】
上記炒め釜1を宙吊り支持し且つ釜揺動機構を搭載せる移動フレーム6は、固定レール14上に上記前後方向へ移動可に支持する。
【0021】
具体例として上記固定レール14を炒め釜1の左右に平行して設け、他方炒め釜1の下方において床15に据え付けられる固定フレーム16を設け、該固定フレーム16から立ち上げた支持アーム17により同レール14を支持し、上記流体圧シリンダ12を該固定フレーム16から立ち上げた支持台26に支持して前後方向へ横設固定し、その伸縮ロッド13を上記移動フレーム6に連結する。例えば上記移動フレーム6又はその架台10から連結アーム18を立ち下げ、この連結アーム18に伸縮ロッド13の先端を連結する。
【0022】
他方上記固定レール14は上下に平行して延在する二条のガイド部22を有し、移動フレーム6又は架台10から立ち下げた支持アーム23に上下二個のコロ24を取り付け、上部コロ24を上部ガイド部22で案内し、下部コロ24を下部ガイド部22で案内する構造にする。よって上下二個のコロ24間にレール14を狭在せしめる。上記コロ24の対を移動フレーム6の前後側面にバランス的に配置する。
【0023】
よって流体圧シリンダ12の伸縮動により上記レール14とコロ24の案内下で上記移動フレーム6を前後方向へ移動し、この移動と一体に上記炒め釜1を前後方向へ移動し、上記各位置へ持ち来す。
【0024】
図5,図6に示すように、上記釜移動機構により炒め位置に移動した炒め釜1を上記釜揺動機構により熱源11上で揺動しつつ炒め作業を行う。炒め釜1は垂直線に対し対称に同じ角度だけ揺動し、この揺動角度αは炒め釜1の開口部が垂直にならない適度な角度、例えば50度から100度程度とする。
【0025】
上記炒め釜1の底板2の前後内側面から内方へ突出し且つ左右方向(揺動方向と直交する方向)に延びる掻き上げ羽根25を設け、炒め釜1が一方へ揺動時に一方の掻き上げ羽根25で炒め食材をすくい上げて落下し、同様に炒め釜1が他方の掻き上げ羽根25で炒め食材をすくい上げて落下し、交互揺動によりすくい上げと落下、即ち撹拌を繰り返す。
【0026】
又図7に示すように、上記炒め釜1を上記釜移動機構により炒め食材取り出し位置に移動すると共に、上記釜揺動機構を構成するモーター7の上記揺動のための回転を停止してこれを一方向に回転し、上記炒め釜1を上記揺動軸4を支点に前方へ横転揺動して炒め釜開口部19から炒め食材を取り出す。この横転角度、即ち拡大揺動角度は炒め釜1の開口部19が垂直以遠に達する角度、即ち開口部19が水平線上か水平線下に開口する角度で揺動し横転し、炒め食材の取り出しを行う。又取り出し後、該炒め食材取り出し位置において炒め釜1の洗浄を行う。
【0027】
上記炒め食材の取り出し後、上記釜揺動機構を構成するモーター7を他方向に回転し、炒め釜1を開口部19が水平となるように復帰せしめる。そして図4に示すように、上記移動機構を構成する流体圧シリンダ12の収縮動により炒め釜1を再び炒め位置に持ち来し、炒め釜1内へ炒め食材を投入する。
【0028】
上記炒め釜1の開口端には上記炒め食材の取り出しを案内するシューター20を設ける。このシューター20は炒め釜1を横転して炒め食材を流出させる際に、炒め食材が釜1の外面に沿って漏出するのを防止し、回収容器21上へ正しく案内する手段であると共に、炒め釜1の内面の掃除中における洗浄水の水跳ねを防止する手段である。
【0029】
上記熱源11は好ましい例として電磁誘導加熱板を用いる。該電磁誘導加熱板を上記炒め釜1の移動方向、即ち前後方向において炒め釜1の底板2と略同調する曲率で湾曲し、炒め釜1の湾曲球面に対し均等に加熱する。
【0030】
上記電磁誘導加熱板の他、ガスバーナー等を熱源として用いることを妨げない。又上記炒め釜1の開口部19は開口した状態で炒め作業に供するか、又はこの開口部19を覆う蓋を炒め釜1の開口壁に開閉可能に取り付けて炒め作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炒め装置の平面図。
【図2】炒め装置の側面図。
【図3】炒め装置を炒め釜を断面して示す正面図。
【図4】炒め釜の開口部を水平にした状態を示す炒め装置の側面図。
【図5】炒め釜を一方向に揺動した状態を示す炒め装置の側面図。
【図6】炒め釜を他方向に揺動した状態を示す炒め装置の側面図。
【図7】炒め釜を横転した状態を示す炒め装置の側面図。
【符号の説明】
1…炒め釜、2…底板、3…左右側板、4…揺動軸、5…軸受け、6…移動フレーム、7…モーター、8…出力軸、9…減速歯車機構、10…架台、11…熱源、12…流体圧シリンダ、13…伸縮ロッド、14…固定レール、15…床、16…固定フレーム、17…支持アーム、18…連結アーム、19…開口部、20…シューター、21…回収容器、22…ガイド部、23…支持アーム、24…コロ、25…掻き上げ羽根、26…支持台

Claims (2)

  1. 上面で開口する有底の炒め釜の左右を揺動軸を以って前後方向へ揺動可に支持し、該炒め釜を揺動軸を支点として前後方向へ揺動せしめる釜揺動機構を備え、他方炒め釜を釜揺動機構と一体に熱源上の炒め位置と熱源一側方の炒め食材取り出し位置とに前後方向へ往復動せしめる釜移動機構を備え、該釜移動機構により炒め位置に後方移動した炒め釜を上記釜揺動機構により熱源上で前後方向へ揺動し、同釜移動機構により炒め食材取り出し位置に前方移動した炒め釜を上記釜揺動機構により上記揺動軸を支点として前方へ横転し炒め釜開口部から炒め食材を取り出す構成としたことを特徴とする炒め装置。
  2. 上記炒め釜の開口端に上記炒め食材の取り出しを案内するシューターを設けたことを特徴とする請求項1記載の炒め装置。
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