JP4065088B2 - 機械式駐車装置のトレーロック機構 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車をトレーに載せて格納する形式の平面往復式やエレベータ式などの各種機械式駐車装置において、複数の駐車区画に配置される各トレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10、図11に、従来の平面往復式駐車装置に備えたトレーロック機構の構成を示している。図10、図11において、61は自走式の搬送台車であり、搬送台車61上には、自動車載置用のトレー69を乗せるための一対の横行レール62と、トレー移載装置63とを備えている。64は搬送台車の搬送路であり、搬送路64上にはその両側に沿って搬送台車用の一対のレール65が敷設されている。66はそれぞれ搬送路64の両側に沿って1列に形成された駐車区画であり、これらの駐車区画66には、そのベースフレーム67上に一対の横行レール68が敷設されている。69は自動車載置用のトレーであり、全体が台車構造になっていて、その前部及び後部に4輪ずつ合計8輪の車輪690を備えている。ここで用いるトレーロック機構70は、トレー69の前側又は後側に備えたストッパーピン71と、各駐車区画66の前側又は後側に備えたロック装置72と、搬送台車61の前側又は後側に備えたロック解除装置77とにより構成される。
【0003】
トレー69のストッパーピン71は、トレー69において搬送路64側に位置する車輪690の軸芯の内側方向延長上に配置され、軸芯に対し図示されないボルト等を介して取り付けられている。ロック装置72は、箱形のシャフト保持部73と、このシャフト保持部73に搬送路64と駐車区画66との間を進退可能に配置され、図示されないばね手段により常態において搬送路64方向に付勢されて一定位置を取る被駆動側シャフト74と、この被駆動側シャフト74にリンク結合された可動フック75と、シャフト保持部73に形成され、被駆動側シャフト74の一定位置で可動フック75を起立させてトレー69のストッパーピン71に係合するロックポジションと被駆動側シャフト74をその一定位置から搬送路64に対して後退する方向への変位により可動フック75を傾倒させてトレー69のストッパーピン71との係合を解除するアンロックポジションとの間を回動案内するフックガイド76とを備える。このロック装置72は各駐車区画66においてベースフレーム67上の所定の位置に固定される。
【0004】
ロック解除装置77は、搬送台車61上において各駐車区画66のロック装置72に対応する位置に、図示されない複数の軸受を介して搬送台車61の幅方向に変位可能に配置され、被駆動側シャフト74に対して衝接可能な駆動側シャフト78と、この駆動側シャフト78を駆動するシャフト駆動装置79とを備える。ここで、シャフト駆動装置79はモータ駆動のシリンダと、このシリンダに進退可能に取り付けられた作動ロッドとからなり、これが搬送台車61上に駆動側シャフト78と平行に配置固定されている。
【0005】
このようなトレーロック機構70の構成から、通常、各駐車区画66では、常態としてロック装置72の被駆動側シャフト74がばね手段の外側方向への付勢力により一端を搬送路64側に突出された一定位置を取り、可動フック75がフックガイド76によりロックポジションとして起立される。この可動フック75が各駐車区画66において一対の横行レール68上に乗せられたトレー69のストッパーピン71に対して弾性的に係合し、一対の横行レール68上のトレー69の移動を規制される。また、この駐車装置において自動車の入庫運転又は出庫運転により、搬送台車61が搬送路64上を往復走行され、入庫先は又出庫先の駐車区画66に対応する位置に停止されると、まずロック解除装置77が作動され、搬送台車61上のシャフト駆動装置79の駆動により、駆動側シャフト78がその駐車区画66に向けて変位され、その先端によりその駐車区画66の被駆動側シャフト74が押圧される。この押圧を受けて被駆動側シャフト74がばね手段を圧縮しながら搬送路64に対して後退する方向に変位され、これにより可動フック75がその枢支点を同方向に移動されることによってシャフト保持部73のフックガイド76により下方向のアンロックポジションまで回動されて傾倒される。このようにして、トレー69のストッパーピン71に対する可動フック75の係合が外れて、一対の横行レール62上のトレー69の移動規制を解除される。
【0006】
そして、搬送台車61上のトレー移載装置63の作動により、トレー69がその駐車区画66から搬送台車61へ、駐車区画66の一対の横行レール68から搬送台車61の一対の横行レール62への移動により移載される。このトレー69の移動により、トレー69のストッパーピン71が傾倒中の可動フック75の上を通過すると、ロック解除装置77による被駆動側シャフト74の押圧が解除され、可動フック75が元のロックポジションに復帰される。ここで、搬送台車61がトレー69を載せて走行される。
【0007】
なお、搬送台車61で移送されてきたトレー69を駐車区画66へ移載する場合は、同様に、まずロック解除装置77の作動によりロック装置72の可動フック75がアンロックポジションまで回動変位されてから、トレー移載装置63によりトレー69が搬送台車61から駐車区画66へ移動される。その移動後、ロック解除装置77の駆動側シャフト78が戻され、ロック装置72の被駆動側シャフト74が元の一定位置に復帰されて可動フック75がロックポジションに回動変位され、トレー69のストッパーピン71との係合によりトレー69がロックされる。
【0008】
このようにこのトレーロック機構70では、各駐車区画66に可動フック75を有するロック装置72を備え、トレー69のストッパーピン71に係合させることにより、一対の横行レール68上のトレー69の移動を規制し、トレー69の搬送路64への飛び出しを防止している。また、搬送台車61にロック装置72の可動フック75を作動させるロック解除装置77を備え、搬送台車61と駐車区画66との間でトレー69を移動するごとに、トレー69のストッパーピン71に対する可動フック75の係合を外してロックを解除している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のトレーロック機構では、特に可動フックをロックポジションとアンロックポジションとの間で傾動させるために、シャフト保持部、ばね手段、被駆動側シャフト、フックガイドなどを必要とし、ロック装置の構成上部品点数が多く、構造が複雑で、コスト高になっているという問題がある。さらに、ロック装置を解除するために、シャフトとその駆動装置とによりロック解除装置を備える必要があり、全体としてコストが増大しているという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、機械式駐車装置のトレーロック機構において、ロック装置の構造を簡単にして部品点数を削減するとともに、ロック解除装置をトレー移送手段上に備えるトレーを乗せる手段と共通の部品を用いて構成し、全体として大幅なコストダウンを図ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明においては、ロック手段を、トレーに備えた被ロック部材に係合可能なロック部材と、ロック部材を下方に重心を設定して支持する軸と軸受など、ロック部材をトレーの被ロック部材に対して係合させる常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成する。この場合、トレーの被ロック部材又はロック手段のロック部材のいずれか一方にトレーの上下動を規制する係止部を設け、他方にその被係止部を設けておく。また、ロック解除手段を、トレー移送手段上に旋回中心を設定されて旋回可能に配置され、係合部材を傾倒可能な作動部材と、作動部材を駆動する駆動機構とを備え、これらをトレーの移送手段上に備えるトレー移載手段と共通の部品により構成する。この場合、旋回アームの先端に、係合部材とトレーのガイド部材との係合に先行してロック手段に衝接し、そのロック部材を傾倒する衝接部と、当該ロック部材の傾倒を一定の時間だけ保持する傾倒案内部とを設ける。このようにして、機械式駐車装置のトレーロック機構において、ロック装置の構造を簡単にして部品点数を削減するとともに、ロック解除装置をトレーの移送手段上に備えるトレーを乗せる手段と共通の部品を用いて構成し、全体として大幅なコストダウンを図る。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の機械式駐車装置のトレーロック機構は、自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材をトレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成し、前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて旋回可能に配置され、前記ロック手段のロック部材を傾倒可能な作動部材と、当該作動部材を駆動する駆動機構とにより構成するとともに、前記トレーの被ロック部材又は前記ロック手段のロック部材のいずれか一方に前記トレーの上下動を規制する係止部を設け、他方にその被係止部を設ける、ものである。本発明の請求項2に記載の機械式駐車装置のトレーロック機構は、自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材にその重心を下方に設定して取り付けられた軸とその軸受とを有し、当該ロック部材を前記トレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成し、前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて旋回可能に配置され、前記ロック手段のロック部材を傾倒可能な作動部材と、当該作動部材を駆動する駆動機構とにより構成する、ものである。本発明の請求項3に記載の機械式駐車装置のトレーロック機構は、自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、前記トレー移送手段のトレーを乗せる手段に、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて水平方向に旋回可能に配置され、先端が前記駐車区画側に所定寸法だけ突出する長さを有する旋回アームと、前記旋回アームの先端に上方に向けて突設された係合部材と、前記旋回アームを旋回駆動する駆動装置とを備え、前記旋回アーム先端の係合部材を前記トレーに備えたガイド部材に係合、離脱させて前記トレーを前記駐車区画から前記トレー移送手段上へ又はその反対に移載するトレー移載形式を採用し、前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材を前記トレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成し、前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段のトレーを乗せる手段を利用して構成し、前記旋回アームを前記ロック手段のロック部材を傾倒する作動部材として兼用して、前記旋回アームの先端に、前記係合部材と前記トレーのガイド部材との係合に先行して前記ロック手段に衝接し、前記ロック部材を傾倒する衝接部と、前記ロック部材の傾倒を一定の時間だけ保持する傾倒案内部とを備える、ものである。
【0012】
上記各構成により、ロック手段を少ない部品点数の簡単な構造にすることができる。ロック解除手段を、トレー移載手段と共通の部品を用いて構成することにより、少ない部品点数の簡単な構造にすることができる。この装置構成から、常態としてロック手段のロック部材をその支持部材によりロックポジションに支持し、駐車区画に配置するトレーの被ロック部材に係合させて、トレーを移動規制することができ、駐車区画からトレーを移動するときに、ロック解除手段の作動部材をその駆動機構により駆動して、ロック手段のロック部材をアンロックポジションまで傾動させ、ロック手段のロック部材とトレーの被ロック部材との係合を外して、トレーの移動規制を解除することができる
【0013】
以下、図を用いて本発明の実施例について説明する。
(実施例)
図1、図2は本発明の一実施例の構成を示すものである。なお、この実施例においても、従来例と同様に、平面往復式駐車装置に適用したトレーロック機構を例示している。ここで、平面往復式駐車装置の全体構成は概ね従来例と同じであり、同一の部材には同一の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる部材には新たな符号を付してその説明を補足する。
【0014】
図1、図2において、1はトレーロック機構であり、トレー69に備えた被ロック部材2と、各駐車区画66に備えたロック装置3と、搬送台車61に備えたロック解除装置4とにより構成される。
【0015】
ここで被ロック部材2には、図3、図4に示すように、略L字形に形成されたフックが用いられ、その垂直部が各駐車区画66のトレー69の一方(搬送路64側)の側部所定の位置に固着されて、その水平部が搬送路64側に向けて突出されている。このフックの水平部はロック装置3との係合によりトレー69の上下動を規制するための被係止部21になっている。以下の説明で、被ロック部材2をフック2と言い換える。
【0016】
ロック装置3は、図3、図4に示すように、トレー69に備えたフック2に係合可能なロック部材31と、ロック部材31をトレー69のフック2に対して係合させる常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材32とを備える。ロック部材31は、上下方向に長い略台形の板材からなり、その幅狭の上部が略直角に折曲されて、トレー69のフック2の被係止部21に対して係合し、トレー69の上下動を規制するための係止部311になっている。以下の説明で、ロック部材31をロックプレート31と言い換える。支持部材32は、軸321と、その軸受322とを備える。軸321はロックプレート31の所定の取付位置に固着されている。その取付位置は、その取付位置を境にロックプレート31の下側の平面積が上側の平面積の2倍になる割合にして求められ、軸321の取付位置の下方にロックプレート31の重心が設定されている。軸受322が、駐車区画66においてベースフレーム67上の所定の位置(トレー69のフック2に対応する位置)に固着されて、これにロックプレート31に取り付けられた軸321が枢支される。このようにしてロックプレート31は傾動可能に支持され、自重によりその上下を垂直方向に向けて保持されて、これによりその上部がトレー69のフック2に対向して係合される。
【0017】
ロック解除装置4は、図1乃至図3、さらに図5に示すように、ロック装置3のロックプレート31を傾動案内する作動部材41と、作動部材41を駆動する駆動機構42とを備え、これらが搬送台車61上に搭載されたトレー移載装置63を利用して構成されている。すなわち、トレー移載装置63は、搬送台車61上に旋回中心を設定されて水平方向に旋回可能に配置され、先端が駐車区画66側に所定寸法だけ突出する長さを有する旋回アーム631と、旋回アーム631の先端に上方に向けて突設されたローラなどからなる係合部材632と、旋回アーム631を旋回駆動する駆動装置(駆動モータ)633とにより構成されるとともに、このトレー移載装置63に用いるガイド部材634がトレー69の下面で、搬送路64側の一側部所定の位置に取り付けられている。搬送台車61上で旋回アーム631が旋回されることによりその先端の係合部材632がトレー69下面のガイド部材634に係合され、トレー69が駐車区画66から搬送台車61上へ又はその反対に移載されるようになっている。このトレー移載装置63の各部がロック解除装置4の構成部品に利用され、その旋回アーム631がロック解除装置4の作動部材41として、その駆動装置633がロック解除装置4の駆動機構42として、それぞれ兼用されている。また、旋回アーム631の先端には係合部材632の下側に、ロック解除板43が取り付けられている。このロック解除板43は、トレー移載装置63の係合部材632の旋回軌跡上に一致する所定の長さを有する円弧状に形成され、その両端が係合部材632とトレー69のガイド部材634との係合に先行してロック装置3に衝接し、そのロックプレート31を傾倒する衝接部431になっていて、その中間部がロックプレート31の傾倒を一定の時間だけ押さえ保持する傾倒案内部432になっている。なお、ここで一定の時間とは、トレー移載装置63によりトレー69が駐車区画66から搬送台車61へ又その反対へ移動され、トレー69のフック2がロック装置3のロックプレート31の上を通過するまでに要する時間である。
【0018】
次に、このトレーロック機構1の動作を平面往復式駐車装置の簡単な動作説明とともに説明する。図1、図2において、通常、各駐車区画66では、常態としてロック装置3のロックプレート31が自重によりその上下を垂直方向に向けて保持されている。これがロックポジションで、ロックプレート31が一対の横行レール68上に乗せられているトレー69のフック2に対して係合され、一対の横行レール68上のトレー69がその水平方向の移動を規制され、トレー69の搬送路64への飛び出しが防止されている。さらに、フック2の被係止部21とロックプレート31の係止部311との係合により、トレー69の上下方向の動きを規制され、これにより、地震が発生した時に、トレー69が駐車区画66上に、一対の横行レール68から脱輪することなく、安定して保持される。
【0019】
この駐車装置において自動車の入庫運転又は出庫運転により、搬送台車61が搬送路64上を往復走行され、入庫先又は出庫先の駐車区画66に対応する位置に停止されると、搬送台車61上のロック解除装置4が作動される。すなわち、トレー移載装置63の旋回アーム631(作動部材41)が、駆動装置633(駆動機構42)の駆動により、その駐車区画66に向けて旋回される。
【0020】
まず、図6に示すように、旋回アーム631(作動部材41)が搬送台車61の長手方向と平行な待機ポジションから所定の方向へ、駐車区画66に向けて旋回されていく。次いで、図7に示すように、係合部材632に先行する旋回アーム631(作動部材41)先端のロック解除板43の先端衝接部431が当該駐車区画66のロック装置3のロックプレート31に衝接され、続く旋回アーム631(作動部材41)の旋回により、ロックプレート31が押圧される。このロック解除板43の押圧を受けて、ロックプレート31はその押圧方向に傾動されていき、トレー69のフック2に対するロックポジションから外れたアンロックポジションまで傾動される。これにより、ロックプレート31とフック2との係合が外れ、一対の横行レール68上のトレー69の移動規制を解除される。続いて、図8に示すように、この傾動されたロックプレート31が旋回中のロック解除板43の傾動案内部432により押さえられて、そのまま傾倒され続け、旋回アーム631(作動部材41)が駐車区画66の長手方向に対して直角の位置まで旋回したところで、旋回アーム631先端の係合部材632がトレー69下面のガイド部材634にその一端から挿入される。続く旋回アーム631の旋回動作により、係合部材632がガイド部材634内を摺動しながら駐車区画66上のトレー69を搬送台車61上に引き出していく。トレー69は、その前後両側の車輪690が駐車区画66の一対の横行レール68から搬送台車61の一対の横行レール62へ移動することにより、横行されていく。トレー69の横行により、トレー69のフック2が傾倒中のロック装置3の上を通過され、その通過後、図9に示すように、ロック解除板43が駐車区画66のロック装置3から離れて、ロック解除板43のロックプレート31に対する押さえが解除される。これにより、駐車区画66のロック装置3のロックプレート31がその自重により回動されて、元のロックポジションに復帰される。一方、旋回アーム631の旋回とともに係合部材632がトレー69のガイド部材634上を終端近くに達すると、今度はガイド部材634上を戻る方向に移動を始め、旋回アーム631がトレー69を引き続き横行し、所定の角度まで旋回したところで停止され、トレー69が搬送台車61上に完全に載せ替えられる。ここで搬送台車61がトレー69を載せて走行される。
【0021】
なお、搬送台車61で移送されてきたトレー69を駐車区画66へ移載する場合も同様で、まずトレー移載装置63(ロック解除装置4)が作動され、その旋回アーム631(作動部材41)の旋回動作によりロック装置3のロックプレート31がアンロックポジションまで傾動変位されながら、トレー69が搬送台車61から駐車区画66へ移動される。トレー69の横行により、トレー69が駐車区画66へ戻されて、トレー69のフック2がロック装置3のロックプレート31の上を通過したところで、ロック解除装置4のロックプレート31に対する傾倒を解除され、ロックプレート31が自重により元のロックポジションに復帰される。これによりロックプレート31がトレー69のフック2に係合され、駐車区画66上のトレー69がロックされる。
【0022】
このように上記実施例によれば、ロック装置3を、フック2と、ロックプレート31と、支持装置32の軸321、軸受322とにより構成し、トレー69にフック2を取り付けるとともに、ロックプレート31を、軸321と軸受322とにより、各駐車区画66のベースフレーム67にロックプレート31の重心を下方に設定して取り付けて、フック2に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持し、駐車区画66に配置したトレー69のフック2に係合させるようにしているので、少ない部品点数の簡単な装置構成により、トレー69の水平方向、さらに上下方向の移動を確実に規制することができる。また、ロック解除装置4を、作動部材41と、その駆動機構42とにより構成し、これらを搬送台車61上のトレー移載装置63の旋回アーム631とその駆動装置633を共通に利用するとともに、旋回アーム631の先端にロック解除板43を取り付けて、トレー移載装置63の旋回アーム631の旋回により、ロック装置3のロックプレート31をトレー69のフック2に対するロックポジションからアンロックポジションへ傾動させながら、トレー69を横行移動するようにしているので、少ない部品点数の簡単な装置構成により、トレー69の移動規制を確実に解除することができる。特に、この実施例では、トレー69を駐車区画66から搬送台車61へ又は搬送台車61から駐車区画66へ、そのロックを解除しながら横行移動するので、平面往復式の駐車装置において、トレー69の駐車区画66からの取り出しや駐車区画66への戻し入れを効率的に行うことができ、自動車の入庫及び出庫を円滑に行うことができる。さらに、ロック装置3、ロック解除装置4を簡単な装置構成にして部品点数を削減していること、特にロック解除装置4とトレー移載装置63の部品を共通化していることにより従来のようなシリンダなどの専用の動力源やセンサを不要にすることができ、大幅なコストダウンを図ることができる。
【0023】
なお、本実施例においては、平面往復式駐車装置に適用したトレーロック機構を例示しているが、エレベータ式駐車装置にも勿論適用することができる。この場合、エレベータの昇降路に沿って多段状に形成された複数の駐車区画にそれぞれ、ロック装置3を備え、エレベータの昇降枠にロック解除装置4を備える。このようにしても上記実施例と同様な作用効果を奏することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、上記実施例から明らかなように、ロック手段を、トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、ロック部材を下方に重心を設定して支持する軸と軸受など、ロック部材をトレーの被ロック部材に対して係合させる常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成しているので、従来のロック手段に比べて、ロック手段の構造を簡単にして部品点数を削減することができる。また、トレーの被ロック部材又はロック手段のロック部材のいずれか一方にトレーの上下動を規制する係止部を備え、他方にその被係止部を備えているので、被ロック部材とロック部材との係合により、駐車区画上のトレーの水平方向及び上下方向の移動を規制して、地震が発生しても、トレーの駐車区画からの飛び出しや横行レールからの脱輪を確実に防止することができ、安全性の向上を図ることができる。さらに、ロック解除手段を、トレー移送手段上に旋回中心を設定して旋回可能に配置し、ロック手段のロック部材を傾倒可能な作動部材と、作動部材を駆動する駆動機構とにより構成しているので、従来のロック手段に比べて、ロック手段の構造を簡単にして部品点数を削減することができる。特にロック解除手段をトレーの移送手段上に備えるトレー移載手段と共通の部品により構成できるようにしているので、全体として大幅なコストダウンを図ることができる。さらに、ロック解除手段をトレー移載手段を利用して構成し、旋回アームの先端に、係合部材とトレーのガイド部材との係合に先行してロック手段に衝接し、そのロック部材を傾倒する衝接部と、当該ロック部材の傾倒を一定の時間だけ保持する傾倒案内部とを備えることにより、トレーのロックを解除しながら、トレーを駐車区画からトレーの移送手段へ又はその反対へ移動することができるなど、機械式駐車装置において入庫及び出庫の円滑性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるトレーロック機構を備えた平面往復式駐車装置の部分拡大平面図
【図2】図1の正面断面図
【図3】(a)同トレーロック機構のロック装置の正面図
(b)同トレーロック機構のロック装置の側面図
【図4】同トレーロック機構のロック装置の要部拡大側面図
【図5】同トレーロック機構の平面図
【図6】(a)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材がロック装置のロックプレートに向けて旋回中の部分平面図
(b)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材がロック装置のロックプレートに向けて旋回中の部分正面図
(c)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材がロック装置のロックプレートに向けて旋回中の部分側面図
【図7】(a)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートに衝接している部分平面図
(b)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートに衝接している部分正面図
(c)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートに衝接している部分側面図
【図8】(a)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートを傾動するとともに、トレー移載装置の係合部材がトレーのガイド部材に係合している部分平面図
(b)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートを傾動するとともに、トレー移載装置の係合部材がトレーのガイド部材に係合している部分正面図
(c)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートを傾動するとともに、トレー移載装置の係合部材がトレーのガイド部材に係合している部分側面図
【図9】(a)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートから離れ、その傾動を解除するとともに、トレー移載装置の係合部材とトレーのガイド部材との係合によりトレーを横行移動している部分平面図
(b)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートから離れ、その傾動を解除するとともに、トレー移載装置の係合部材とトレーのガイド部材との係合によりトレーを横行移動している部分正面図
(c)同トレーロック機構の動作を示し、ロック解除装置の作動部材の旋回により、作動部材先端のロック解除板がロックプレートから離れ、その傾動を解除するとともに、トレー移載装置の係合部材とトレーのガイド部材との係合によりトレーを横行移動している部分側面図
【図10】従来のトレーロック装置を備えた平面往復式駐車装置の部分拡大平面図
【図11】図10の正面断面図
【符号の説明】
1 トレーロック機構
2 フック(被ロック部材)
21 被係止部
3 ロック装置(ロック手段)
31 ロックプレート(ロック部材)
311 係止部
32 支持部材
321 軸
322 軸受
4 ロック解除装置(ロック解除手段)
41 作動部材
42 駆動機構
43 ロック解除板
431 衝接部
432 傾倒案内部
61 搬送台車(トレー移送手段)
62 横行レール(トレーを乗せる手段)
63 トレー移載装置(トレーを乗せる手段)
631 旋回アーム
632 係合部材
633 駆動装置
634 ガイド部材
64 搬送路(トレー移送手段の移送路)
65 レール
66 駐車区画
67 ベースフレーム
68 横行レール(トレーを乗せる手段)
69 自動車載置用のトレー

Claims (3)

  1. 自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、
    前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材をトレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成し、
    前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて旋回可能に配置され、前記ロック手段のロック部材を傾倒可能な作動部材と、当該作動部材を駆動する駆動機構とにより構成するとともに、
    前記トレーの被ロック部材又は前記ロック手段のロック部材のいずれか一方に前記トレーの上下動を規制する係止部を設け、他方にその被係止部を設ける、
    ことを特徴とする機械式駐車装置のトレーロック機構。
  2. 自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、
    前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材にその重心を下方に設定して取り付けられた軸とその軸受とを有し、当該ロック部材を前記トレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とにより構成し、
    前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて旋回可能に配置され、前記ロック手段のロック部材を傾倒可能な作動部材と、当該作動部材を駆動する駆動機構とにより構成する、
    ことを特徴とする機械式駐車装置のトレーロック機構。
  3. 自動車載置用のトレーを乗せる手段を有し、自動車をトレーに載せて移送するトレー移送手段と、このトレー移送手段の移送路に沿って形成され、トレーを乗せる手段を配置されて、自動車をトレーに載せて格納する複数の駐車区画とを備えた機械式駐車装置に、各駐車区画に配設され、トレーに設けられた被ロック部材に係合するロック手段と、トレー移送手段に配設され、ロック手段を解除するロック解除手段とを備え、各駐車区画のトレーの移動規制とその解除とを行う機械式駐車装置のトレーロック機構において、
    前記トレー移送手段のトレーを乗せる手段に、前記トレー移送手段上に旋回中心を設定されて水平方向に旋回可能に配置され、先端が前記駐車区画側に所定寸法だけ突出する長さを有する旋回アームと、前記旋回アームの先端に上方に向けて突設された係合部材と、前記旋回アームを旋回駆動する駆動装置とを備え、前記旋回アーム先端の係合部材を前記トレーに備えたガイド部材に係合、離脱させて前記トレーを前記駐車区画から前記トレー移送手段上へ又はその反対に移載するトレー移載形式を採用し、
    前記ロック手段を、前記トレーの被ロック部材に係合可能なロック部材と、当該ロック部材を前記トレーの被ロック部材に対して係合する常態のロックポジションとそのロックポジションから外れるアンロックポジションとの間を傾動可能に支持する支持部材とによ り構成し、
    前記ロック解除手段を、前記トレー移送手段のトレーを乗せる手段を利用して構成し、前記旋回アームを前記ロック手段のロック部材を傾倒する作動部材として兼用して、前記旋回アームの先端に、前記係合部材と前記トレーのガイド部材との係合に先行して前記ロック手段に衝接し、前記ロック部材を傾倒する衝接部と、前記ロック部材の傾倒を一定の時間だけ保持する傾倒案内部とを備える、
    ことを特徴とする機械式駐車装置のトレーロック機構。
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