JP4065047B2 - カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ストロボを内蔵し、バリアが設けられているカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
ストロボを内蔵するタイプのコンパクトカメラにおいては、ストロボ撮影を要するとき、何らかの駆動機構により、ストロボをカメラ本体から突出させて発光させる。
この駆動機構としては、たとえば、電磁石やバネ等を組み合わせた機械的な機構や、モータを含む電動機構などが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の機構では、電磁石やモータ等が必要になり、その分、構造が複雑になり、コストがかかった。
また、カメラの使用後に、ストロボを収納する場合には、手で押したり、電動機構を利用して、強制的に元の位置に戻すことから、ストロボ周辺の部材に無理な力がかかったり、ストロボが元の位置に精度よく戻らなくなったりすることもあった。
【0004】
加えて、上記のようなストロボを備えたコンパクトカメラでは、レンズ前にこれを保護するためのバリアが設けられていることが多いが、この場合、撮影する際に、バリアを開けて、ストロボを上げ、撮影終了時に、バリアを閉じ、ストロボを下げるという操作を行なわなければならないことから、操作が煩雑であった。
【0005】
上記の問題点に鑑み、本発明は、ストロボを内蔵しているカメラにおいて、ストロボを駆動するためだけの駆動源を必要とせず、その分、低コストで製造でき、しかも、周辺の部材に無理な力をかけずに確実に同じ位置に格納されるストロボを備え、操作が簡単であるカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決すべく、本発明の請求項1に記載の発明は、カメラ本体内に格納された状態と、カメラ本体から突出した状態とをとり、動作可能である、ストロボと、撮影レンズの前面に設けられ、前記撮影レンズの前面から退避できるように構成されているバリアとを備えるカメラにおいて、前記ストロボを前記カメラ本体から突出した状態になるように付勢する付勢部材と、形状はほぼ円盤状であると共に、外周方向に突出する先端が丸みを帯びた形状の、前記ストロボに当接できる当接部を有し、前記バリアの動作に伴って回転する回転部材とを備え、前記ストロボには、前記当接部によって当接される凹曲面が形成されていて、前記回転部材は、前記バリアが前記撮影レンズの前面から退避すると、前記付勢部材によって前記ストロボが前記カメラ本体から突出することを妨げない位置に前記当接部が移動するように、回転し、前記バリアが退避した状態から前記撮影レンズの前面に戻ると、前記当接部によって当接される、前記凹曲面もしくは前記凹曲面とそれに続く面を介して、前記ストロボが前記カメラ本体内に格納された状態になるように、回転し、前記凹曲面は、前記回転部材の回転中心から前記当接部の先端までの長さを半径とする円と同じ曲率の円弧部分を含む形状であり、前記ストロボは、前記カメラ本体内に格納されているとき、前記凹曲面の前記円弧部分が前記回転中心を中心とする前記円の円周に一致するように、位置し、このとき、前記当接部の先端は、前記円弧部分に当接することを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載のカメラによれば、バリアが撮影レンズの前面から退避すると、前記ストロボの凹曲面に当接できる当接部が設けられている回転部材は、付勢部材によってストロボがカメラ本体から突出することを妨げない位置に、当接部が移動するように、回転することから、このとき、ストロボは付勢部材の付勢力によって上方に移動しカメラ本体から突出する。また、バリアが退避した状態から撮影レンズの前面に戻ると、当接部によって当接されている、凹曲面もしくは凹曲面とそれに続く面を介して、カメラ本体内に格納された状態になるように、回転することから、このとき、ストロボは回転部材によってカメラ本体内に格納される。
つまり、請求項1に記載のカメラは、バリアを動かすだけで、ストロボを駆動することができるので、ストロボを駆動するための他の駆動源を必要としない。そのうえ、ストロボを駆動させるための操作を必要としないことから、使用者はバリアの操作だけで、撮影できるようになり、操作が簡単になる。
【0008】
また、請求項1に記載のカメラでは、ストロボの凹曲面は、前記回転部材の回転中心から当接部の先端までの長さを半径とする円と同じ曲率の円弧部分を含む形状であり、ストロボは、カメラ本体内に格納されているとき、前記凹曲面の前記円弧部分が、前記回転中心を中心とする前記円の円周に一致するように、位置し、このとき、当接部の先端は、前記円弧部分に当接することから、ストロボが、カメラ本体に格納されてしまえば、その状態で、前記回転部材が少し回転しても、前記当接部は前記凹曲面に沿って摺動するのみであり、ストロボは、回転部材から、その状態以上に駆動される力を加えられることもないし、逆に、付勢部材の付勢力によって突出する方向にも、当接部と接触していることから、動くこともできない状態になる。
よって、回転部材の回転の停止位置が、操作毎にわずかにずれて、ストロボ格納時の当接部と凹曲面が接触する位置が少しずれたとしても、ストロボの格納位置は変わることはなく、ストロボは確実に同じ位置に格納される。
【0009】
また、当接部の先端は、前記ストロボが格納されているとき、前記凹曲面の前記円弧部分に当接することから、ストロボから、回転部材に加えられる力は前記回転中心を中心とする円の接線方向に直交する方向にかかり、回転部材が回転する方向に力が加えられることはない。
したがって、この回転部材の回転位置がストロボから加えられる力によってずれたりすることはなく、ストロボや回転部材、さらにそれらの周辺の部材に無理な力が加えられることもない。
【0010】
ここで、バリアは、手動で動作するように構成されていてもよいし、スイッチ等を操作すると電動で動作するように構成されていてもよい。
また、付勢部材は、バネ等の弾性部材が挙げられる。
【0011】
また、ストロボに形成される凹曲面の形状は、たとえば、前記円と、同一の曲率を有する円弧に囲まれた平らな面であってもよいし、V字型やU字型に切り込んだ形状であってもよい。
これに対して、ストロボの前記凹曲面と接する、当接部の先端は、丸みを帯びていて、凹曲面と点接触する状態であったり、一方から見ると丸みを帯びた形状で、他方から見ると直線によって形成された形状でもよいし、前記凹曲面の前記部分と同じ曲率を有する円弧で形成されていたりしてもよい。
【0012】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のカメラにおいて、
前記バリアは、前記カメラ本体に沿って摺動することによって前記撮影レンズの前面から退避し、
前記バリアには、摺動する方向にほぼ平行してラック部が設けられ、
前記カメラ本体には前記ラック部と噛み合うピニオンが設けられ、
前記回転部材は、前記ピニオンの回転が伝達される歯車であることを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載のカメラによれば、使用者がバリアを単に摺動させれば、その動きが、ラック部、ピニオンを介して、歯車である回転部材に伝達されることから、簡単な構造で、バリアとストロボの連動機構を構成することができる。
ここで、ピニオンから回転部材である歯車へ伝達される回転力は、両者が噛み合っていて、直接的に伝達されてもよいし、ピニオンと回転部材の間に、さらに歯車部材が設けられていて、間接的に伝達されるように構成していてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るカメラの実施の形態例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のカメラの実施の形態の一例を示したもので、前カバーの一部を破断した状態で示している。
【0015】
図1に示すように、このカメラのカメラ本体1の内部のほぼ中央部には、撮影レンズLが内蔵されている。この撮影レンズLは、図示しない駆動モータを備え、光軸方向にカメラ本体1に対して前後に移動可能な構造であり、後述するバリア3が撮影レンズLの前面から退避すると、カメラ本体1に備えられたスイッチ等を操作することによって、カメラ本体1から繰り出され、また、逆に、バリア3が元に位置に戻る前にカメラ本体1に繰り込まれて格納される構造になっている。
【0016】
図2に示すように、カメラ本体1の正面部分を覆っている前カバー2の表側の上部には、ガイド凸部2bが横方向に沿って形成され、前カバー2の下端部2cはバリア3の凹部3bに填め合わせることができる形状となっている。
【0017】
図1及び図2に示すように、バリア3は、台形状の平板であり、撮影しないときは撮影レンズLの前面にあって、これを保護する(閉状態)。バリア3の裏側の上部には、取付溝3aが横方向に形成されている。また、バリア3の下部は裏側に向かって略コの字型であって、前カバー2の下端部2cを填め合わせることができる凹部3bが形成されている。また、凹部3bを画成する端部の上向きの端面には、ピニオン5の歯と噛み合うラック部3cが設けられている。そして、図2に示すように、取付溝3aをガイド凸部2bに、凹部3bに下端部2cを填め合わせることによって、バリア3は前カバー2に取り付けられる。この状態で、手動で、バリア3は前カバー2のガイド凸部2bと下端部2cに沿って、図1の仮想線で示される位置まで摺動し、撮影レンズLの前面から退避させることができるようになっている(開状態)。
【0018】
カメラ本体1には、バリア3と、後述するストロボ4が連動して動作するバリアストロボ連動機構が備えられている。
このバリアストロボ連動機構は、図1、図3に示すように、歯車機構9を含み、該歯車機構は、前述のラック部3c、このラック部3cと噛み合うピニオン5、該ピニオン5と噛み合う中ギア6、中ギア5と同軸であり中ギア6が回転するとそれに伴って同一回転する小ギア7、及び該小ギア7と噛み合う駆動ギア8により構成されている。これらのピニオン5、中ギア6、小ギア7及び駆動ギア8は、それぞれの中心を軸にして回動可能にカメラ本体1に対して固定されている。
【0019】
上記の歯車機構9は、バリア3が撮影レンズLの前面から退避し、開状態になるとき、バリア3に形成されているラック部3cも共に横方向に動き、それによってラック部3cと噛み合っているピニオン5が回転し、その回転が中ギア6、小ギア7及び駆動ギア8の順に伝達されて、駆動ギア8が反時計方向に回転するようになっている。また、バリア3が退避した状態から、撮影レンズLの前面に戻ると、ピニオンから逆の回転が伝達され、中ギア6及び小ギア7を介して、駆動ギア8が時計方向に回転するようになっている。
【0020】
駆動ギア8には、図3に示すように、面方向に突出する、突出部8aが形成されている。この突出部8aは、先端が丸みを帯びた形状で、厚さ方向から見ると先端が直線で形成されていて、ストロボ4の延出部4cに当接するようになっている。
駆動ギア8は、バリア3が閉状態では、図3の実線で示す状態であり、バリア3が開状態になると、突出部8aが図3の位置Aに移動するように、回転するようになっている。
【0021】
カメラ本体1に備えられているストロボ4は、図1〜図3に示すように、図示しないシャッターに連動して発光する放電管等が含まれている、箱体である発光部4aと、発光部4aの前部から延出する前板部4bとから構成されている。
ストロボ4の下部の裏には、バネ10の一端部が掛けられていて、一方、カメラ本体にバネ10の他端部が掛けられ、ストロボ4は、バネ10によって、上方向に付勢されている。
一方、前板部4bには、歯車機構9側に向かって延出する延出部4cが設けられていて、この延出部4cは駆動ギア8の突出部8cによって当接され、それによって、バネ10の付勢力に抗して、ストロボ4は、その状態以上、上方向に移動しないよう係止されている。
【0022】
この延出部4cを形成する、凹曲面Sは、駆動ギア8の回転中心Oと駆動ギア8の突出部8aの先端までの距離Rを半径とする円と同じ曲率を有する、円弧を断面形状とする曲面となっている。ストロボ4が格納された状態のときに、凹曲面Sは、面内の前記円弧が、回転中心Oを中心とする前記円の円周に一致する状態であって、かつ、駆動ギア8の突出部8aの先端は、前記円弧に沿うように、凹曲面Sに当接するようになっている。
【0023】
ストロボ4は、駆動ギア8の突出部8aが図3の実線の位置にあるときには、突出部8aの先端が凹曲面Sに当接することによって、バネ10の付勢力に抗して係止され、上方向に移動するのを押さえ付けられているので、カメラ本体1内に格納された状態である。
しかし、突出部8aが、駆動ギア8の回転によって図3の仮想線の位置Aに移動すると、ストロボ4は、バネ10の付勢力により、延出部4cが突出部8aに当接する位置まで、上方に移動して、カメラ本体1から発光部4aが突出した状態になるように構成されている。
【0024】
以上のような構成を有する本発明のカメラの動作について説明する。
まず、バリア3が閉状態のときには、駆動ギア8の突出部8aは、図3の実線の位置にあり、そこでストロボ4の延出部4cの凹曲面Sに当接することによって、ストロボ4をバネ10の付勢力に抗して係止しているので、ストロボ4はカメラ本体1内に格納された状態である。
カメラの使用者が、撮影のため、閉状態のバリア3を手動で横方向(図1右方向)に摺動させ開状態にすると、バリア3の下部に設けられているラック部3cが横方向に動き出す。ラック部3cが動き出すと、これと噛合するピニオン5が反時計方向に回転し、その回転は中ギア6、小ギア7、駆動ギア8の順に伝達される。これによって、駆動ギア8が、反時計回りに回転すると、突出部8aも共に回転し、図1の位置Aに移動する。この移動によって、突出部8aによる元の位置におけるストロボ4の係止が解除されるので、ストロボ4はバネ10の付勢力によって、上方に移動しカメラ本体1から発光部4aが突出する。
【0025】
撮影終了後は、バリア3を手動で元の閉状態に戻すことによって、バリア3が開状態になるときとは逆方向の回転が、ピニオン5、中ギア6、小ギア7、駆動ギア8に伝達され、突出部8aは延出部4cに当接した状態で駆動ギア8と共に回転するので、ストロボ4は、バネ10の付勢力に抗して、下方に押し下げられて、カメラ本体1内に格納される。
【0026】
以上の本発明のカメラによれば、バリア3を動かすだけで、ストロボ4を駆動することができるので、ストロボ4を駆動するための他の駆動源を必要とせず、低コストで製造することができる。
そのうえ、ストロボ4を駆動させるための操作を必要としないことから、使用者はバリア3の操作だけで、撮影できるようになり、操作が簡単になる。
【0027】
また、ストロボ4の延出部4cの凹曲面Sは、駆動ギア8の回転中心Oから突出部8aの先端までの距離Rを半径とする円と同じ曲率の円弧を断面形状とする曲面であって、ストロボ4は、カメラ本体1内に格納されると、凹曲面Sの面内の前記円弧が、回転中心Oを中心とする前記円の円周に一致するようになり、突出部8aの先端は、前記円弧に沿うように、凹曲面Sに当接する。よって、ストロボ4がカメラ本体1に格納されたとき、駆動ギア8が少し回転したとしても、突出部8aは凹曲面Sに沿って摺動するのみであるので、ストロボ4は、駆動ギア8から下方に押し下げられる力を加えられることもないし、逆に、上方向には、突出部8aと接触していることから、動くこともできない状態になる。
よって、駆動ギア8の回転の停止位置が、操作毎にわずかにずれて、ストロボ4の格納時の突出部8aと凹曲面Sが接触する位置が少しずれたとしても、ストロボ4の上下方向の位置は変わることはない。
したがって、ストロボ4は、操作毎に、確実に同じ位置に格納される。
【0028】
また、ストロボ4が格納されているとき、ストロボ4から、駆動ギア8に加えられる力は駆動ギア8の回転中心Oを中心とする円の接線方向に直交する方向であり、駆動ギア8が回転する方向には力はかからない。
したがって、駆動ギア8の回転位置がストロボ4から加えられる力によってずれたりすることはなく、ストロボ4や、駆動ギア8を含む歯車機構9の各部材に無理な力が加えられることもない。
【0029】
なお、上記実施の形態において、カメラの各部の大きさ、形状等は適宜変更可能であり、具体的な細部構造についても任意であることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、バリアを動かすだけで、ストロボを駆動することができるので、ストロボを駆動するための他の駆動源を必要としないことから、その分、低コストで製造できる。
そのうえ、ストロボを駆動させるための操作を必要としないことから、使用者はバリアの操作だけで、撮影できるようになり、操作が簡単なカメラになる。
【0031】
また、回転部材の回転の停止位置が、操作毎にわずかにずれて、ストロボ格納時の当接部と凹曲面とが接触する位置が少しずれたとしても、ストロボの上下方向の位置は変わることはなく、ストロボは確実に同じ位置に格納される。
一方、ストロボから、回転部材に加えられる力は回転部材の回転中心を中心とする円の接線方向に直交する方向にかかり、回転部材が回転する方向に力が加えられることはない。したがって、この回転部材の回転位置がストロボから加えられる力によってずれたりすることはなく、ストロボや回転部材、あるいはその他の周辺の部材に無理な力が加えられることもない。
【0032】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、使用者がバリアを単に摺動させれば、その動きが、ラック部、ピニオンを介して、歯車である回転部材に伝達されることから、簡単な構造で、バリアとストロボを確実に連動させることができ、低コストなカメラとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカメラの一例を示す、一部破断した正面図である。
【図2】図1のカメラの、M−M線に沿った側断面図であり、中ギア及び小ギアを省略している図である。
【図3】図1のカメラの内部を示す、要部平面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体
2 前カバー
3 バリア
3c ラック部
4 ストロボ
4c 延出部
S 凹曲面
5 ピニオン
6 中ギア
7 小ギア
8 駆動ギア(回転部材)
8a 突出部(当接部)
9 歯車機構
10 バネ(付勢部材)
Claims (2)
- カメラ本体内に格納された状態と、カメラ本体から突出した状態とをとり、動作可能である、ストロボと、撮影レンズの前面に設けられ、前記撮影レンズの前面から退避できるように構成されているバリアとを備えるカメラにおいて、前記ストロボを前記カメラ本体から突出した状態になるように付勢する付勢部材と、形状はほぼ円盤状であると共に、外周方向に突出する先端が丸みを帯びた形状の、前記ストロボに当接できる当接部を有し、前記バリアの動作に伴って回転する回転部材とを備え、前記ストロボには、前記当接部によって当接される凹曲面が形成されていて、前記回転部材は、前記バリアが前記撮影レンズの前面から退避すると、前記付勢部材によって前記ストロボが前記カメラ本体から突出することを妨げない位置に前記当接部が移動するように、回転し、前記バリアが退避した状態から前記撮影レンズの前面に戻ると、前記当接部によって当接される、前記凹曲面もしくは前記凹曲面とそれに続く面を介して、前記ストロボが前記カメラ本体内に格納された状態になるように、回転し、前記凹曲面は、前記回転部材の回転中心から前記当接部の先端までの長さを半径とする円と同じ曲率の円弧部分を含む形状であり、前記ストロボは、前記カメラ本体内に格納されているとき、前記凹曲面の前記円弧部分が前記回転中心を中心とする前記円の円周に一致するように、位置し、このとき、前記当接部の先端は、前記円弧部分に当接することを特徴とするカメラ。
- 前記バリアは、前記カメラ本体に沿って摺動することによって前記撮影レンズの前面から退避し、
前記バリアには、摺動する方向にほぼ平行してラック部が設けられ、
前記カメラ本体には前記ラック部と噛み合うピニオンが設けられ、
前記回転部材は、前記ピニオンの回転が伝達される歯車であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05091298A JP4065047B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05091298A JP4065047B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11249199A JPH11249199A (ja) | 1999-09-17 |
JP4065047B2 true JP4065047B2 (ja) | 2008-03-19 |
Family
ID=12872003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05091298A Expired - Fee Related JP4065047B2 (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4065047B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047779A1 (fr) * | 2006-10-17 | 2008-04-24 | Glycoscience Laboratories, Inc. | Agent thérapeutique ou prophylactique pour la dermatite atopique |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP05091298A patent/JP4065047B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008047779A1 (fr) * | 2006-10-17 | 2008-04-24 | Glycoscience Laboratories, Inc. | Agent thérapeutique ou prophylactique pour la dermatite atopique |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11249199A (ja) | 1999-09-17 |
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