JP4064531B2 - 自動車座席用織物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車座席用織物に関するものであり、特にウレタン等のクッション材を有することなく良好なクッション性能を有する自動車座席用織物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、自動車座席等のクッション材には、ウレタンフォーム、ポリエステル繊維詰綿、ポリエステル繊維を接着した樹脂綿や固綿などが使用されている。しかしながら、ウレタンフォームは製造中に使用される薬品等の取り扱いが難しく、かつフロンを排出する、或いはリサイクルが困難である、等の問題を有する。また、ポリエステル繊維詰綿では繊維や構造が固定されていないため、使用中に形が崩れたり、繊維が移動したり捲縮がへたったりして嵩や反発性が大きく低下する欠点がある。一方、ポリエステル繊維を樹脂や低融点ポリマーで接着した樹脂綿や固綿などでは、繊維同士の接着力が弱く、接着部の耐久性が低くなって使用中に接着が破壊され形態や反発性が大きく低下したり、或いは接着力が高すぎて、成形されるクッション性が乏しいものしか得られないという欠点があった。
【0003】
また、最近、リサイクル性と省スペースを満たす織物として、ポリエステル系弾性糸とポリエステル加工糸を用いて製織された椅子が市場に出されている。しかし、これらの織物は着座感を考慮していないため、クッション性に乏しく、長時間の着座に適するものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の自動車座席用織物の有する問題点を解決し、クッション性を改良した自動車座席用織物を提供する事である。実際に使用される自動車用座席織物のクッション性に要求される沈み量(撓み量)は経緯方向の織物の伸度に換算すると高々10%弱であり、10%伸張時の織物の応力を制御することで、自動車座席用織物としての着座感を改良することができる自動車座席用織物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の自動車座席用織物は、経糸又は緯糸のいずれか一方に、ポリエーテルエステル系弾性糸であるポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸とポリエーテルエステル系単成分型弾性糸を交互に配し、他方に、ポリエステル加工糸又はポリエステル加工糸及びポリエーテルエステル系弾性糸を配してなる織物であって、ポリエーテルエステル系弾性糸は、少なくとも難燃剤及び/又は耐光剤を含有し、かつ、織物の経緯両方向の10%伸張時の応力が40kgf/5cm以下、経緯両方向の破断強力が110kgf/5cm以上であることを特徴とする。
【0006】
上記の構成からなる本発明の自動車座席用織物は、自動車における着座感を満足させると共に軽量であって、中空部に結綿等のクッション材が無い状態で使用できる。
【0007】
この場合において、前記一方の糸方向の織物の10%伸張時の応力を、前記他方の糸方向の織物の10%伸張時の応力よりも大きいものとすることができる。
【0008】
また、この場合において、前記他方の糸方向に、ポリエステル加工糸とポリエーテルエステル系弾性糸を交互に配したものとすることができる。
【0009】
また、この場合において、ポリエーテルエステル系弾性糸が、モノフィラメントであることができる。
【0010】
さらにまた、この場合において、ポリエーテルエステル系弾性糸が、隣接する糸と少なくとも部分熱融着していることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の自動車座席用織物の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
本発明で用いるポリエーテルエステル系弾性糸は、芳香族ジカルボン酸とグリコールとを主原料として用いられる芳香族ポリエステルをハードセグメントとし、ポリアルキレングリコールをソフトセグメントとするブロックポリエーテルエステル系弾性体からなる糸であるのが好ましい。特に、ハードセグメントとしてテレフタル酸とエチレングリコール又はテレフタル酸とブタンジオールとからなるテレフタル酸系ポリエステルをハードセグメントとし、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリエーテルをソフトセグメントとするものが好ましい。更にポリブチレンテレフタレートとポリテトラメチレングリコールを共重合させたポリエーテルエステル系弾性糸は、回復性が良好であるのでより好ましいものとして例示することができる。このようなポリエーテルエステル系弾性糸は、自動車座席用織物として必要な強力、耐候性、伸長回復性等を備えている。そして、ポリエーテルエステル系弾性糸はそれ自体がモノフィラメント又はマルチフィラメントとして織物の経糸又は緯糸のいずれか一方に配される。このとき、ポリエーテルエステル系弾性糸は、芯鞘型複合弾性糸又は単成分型弾性糸であるのが典型的であるが、もちろん任意の変形が可能である。
【0013】
本発明に係る自動車座席用織物は、経糸又は緯糸のいずれか一方に少なくとも一部分はポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸を使用する必要がある。かかるポリエーテルエステル系弾性糸を用いることで座席の伸長回復性が改善され、特にクッション性の要求される自動車座席用織物として好ましくなる。
【0014】
上記ポリエーテルエステル系弾性糸には、少なくとも難燃剤及び/又は耐光剤を含有することが肝要である。難燃剤としては、メラミンシアヌレートを添加したり、燐共重合体を用いる方法が知られているが、特にこれに限定されるものではない。また、耐光剤も、カーボンブラック等の添加による耐光処方が用いる方法が知られているが、特にこれに限定するものではない。難燃剤の添加量は、ポリエーテル・エステル系弾性糸構成成分100重量部中に1〜30重量部であるのが好ましく、また耐光剤の添加量はポリエーテル・エステル系弾性糸構成成分100重量部中に0.1〜5重量部であるのが好ましいが、特にこれに限定されるものではなく、後述する糸の強伸度に影響されない範囲で添加量を増減させてもよい。
【0015】
良好なクッション性を有する自動車座席用織物とするために、経緯両方向の10%伸張時応力が40kgf/5cm以下であることが必要である。この値を超えると、座席の沈み込みが非常に少なく、すなわち硬い座席となり、長時間の着座により尻部、背中部に圧迫を受け痺れが生じる。一方、織物の構成上、10%伸張時応力が極端に小さくなることは考えにくいが、あまりに小さいと沈み込みが大きく、良好な着座姿勢が保てない。従って、伸度10%時の経緯各方向の応力は5〜30kgf/5cmであるのが好ましい。使用する糸との関係では加工糸方向には18kgf/5cm以下、弾性糸方向には25kgf/5cm以下であるのが特に好ましく、また、弾性糸方向と加工糸方向との差は1kgf/5cm以上、好ましくは5kgf/5cm以上であるのが特に好ましい。
【0016】
更に上記織物の経緯方向の少なくとも一方向の、幅5cmでの破断強力は110kgf/5cm以上であることが必要である。経緯両方向の破断強力が共に110kgf/5cm未満の場合は、自動車に想定される衝突事故の際に、加速度的な力が生じ、これにより応力集中が生じ、織物破断を起こすおそれがある。一方向の破断強力としては、好ましくは130kgf/5cm以上である。
【0017】
本発明の自動車座席用織物においては、ポリエーテルエステル系弾性糸を配した方向の10%伸張時応力はポリエステル加工糸を配した方向の10%伸張時応力よりも大きいことが好ましい。ポリエステル加工糸を配した方向の10%伸張時応力がポリエステル系弾性糸を配した方向の10%伸張時応力よりも大きい場合、着座した際の加重は加工糸側が受け持つため、硬い座席となり、良好なクッション性が得られないからである。
【0018】
本発明に係るポリエーテルエステル系弾性糸の少なくとも一部分はポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸を用いるが、これは熱処理を行うことで織物交点の目止めを効果的に行うことが可能となるからである。ポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸の芯鞘間の融点差は大きい方が熱接着の際の取り扱い性に優れるが、紡糸性能の問題もあるため、60〜30℃、好ましくは50〜20℃の融点差を有するよう芯を構成するポリエーテルエステルの融点を高い側にするのが好ましい。また、ポリエーテルエステル系単成分型弾性糸を構成するポリエーテルエステル系弾性体の融点は150〜200℃、同芯鞘型複合弾性糸の場合は芯成分の弾性体の融点は150〜200℃、鞘成分の融点は芯成分の融点より60〜30℃程度低いものを用いる。なお、芯部分の割合は糸断面積の50%以上、好ましくは70〜95%程度である。また、ポリエーテルエステル系弾性糸の破断強度は通常1.5g/d以上、破断伸度は通常80%以上である。熱処理は鞘部の融点より10〜40℃高い温度で行うことが好ましい。この熱処理により、織物組織内で接する他の糸と熱融着させることが可能である。
【0019】
ポリエーテルエステル系弾性糸はモノフィラメントであるとなお好ましい。マルチフィラメントであっても、伸長回復性、クッション性等の機械的性質は問題ないが、自動車用シートとして実使用時に要求される耐候性が保持されない可能性がある。好ましいモノフィラメントのデニールは100〜6000デニールである。100デニール未満では耐候性が十分に改善されない可能性があり、6000デニールを超えると織物の凹凸が大きくなり過ぎるため、自動車用織物としての座り心地が悪くなる。より好ましいデニール範囲は300〜3000デニールである。また、100デニール以上のモノフィラメントを数本束ねて用いるモノマルチフィラメント使いも好ましい。
【0020】
本発明で用いるポリエステル加工糸は、通常ポリエチレンテレフタレート又はポリエチレン−2,6−ナフタレートで代表される芳香族ポリエステルからなるフィラメントの加工糸であるのが通常であり、加工糸としてはタスラン加工糸、仮撚加工糸であるのが典型的である。また、加工糸は単糸デニール1〜10デニール、好ましくは5〜10デニール、総デニール500〜1500デニールであるのが実用的である。単糸デニールは5〜10デニール程度であるのが耐摩擦性において好ましい。また、その強度は5.0g/d以上、伸度15%以上であるのが実用的である。
【0021】
本発明に係る織物は、上記ポリエーテルエステル系弾性糸を経糸又は緯糸のいずれか一方に、ポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸とポリエーテルエステル系単成分型弾性糸を交互に配することでクッション性を更に向上させることができる。基本的には、ポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸を多く用いることで目止め効果は大きくなるが、交点の自由度が減少し、織物としては弾性糸に直交する方向の伸度が小さくなる傾向になる。このため織物全体が硬くなり、好ましいクッション性が得られない。従ってクッション性と目止め効果を両立させるために、経糸のポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸とポリエーテルエステル系単成分型弾性糸とを交互に配置することが望ましく、具体的には両糸の本数比率を3:1〜1:3とすることが望ましい。
【0022】
本発明にかかる自動車座席用織物は、その織組織は特に限定するものではないが平織、朱子織又は綾織であるのが実用的であり、その目付は300〜700kg/m2程度であるの実用的である。
【0023】
本発明に係る織物のポリエーテルエステル系弾性糸方向の伸長回復性は、織物の10%伸長時、24時間後で95%以上、ポリエステル加工糸方向の伸長回復性は、5%伸張時、24時間後で95%以上あれば好ましい。組成上、ポリエステル加工糸方向は弾性糸方向に比べ伸長回復性は低くなる。これを解決するために、ポリエステル加工糸方向にもポリエーテルエステル系弾性糸を部分的に配することでポリエステル加工糸方向の回復性を高めることが可能となる。ポリエステル加工糸方向のポリエーテルエステル系弾性糸の含有割合が多いほど回復率は高くなるが、一方で意匠性が乏しくなるため、ポリエステル加工糸と弾性糸の本数比率は9:1〜2:3程度が好ましい。
【0024】
本発明に係る自動車座席用織物は、その経緯方向の伸度10%での強力を特定することにより、自動車用座席として良好なクッション性を有する織物を確保することが出来る。また、織物を構成する糸を全てポリエステル系重合体とすることで、リサイクルが可能になり、また、織物のみで良好なクッション性を発揮させることが可能なため、椅子の省スペースや軽量化に大きく寄与することが可能となる。
【0025】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。なお、本明細書中の物性、評価は以下の方法で求めた。
【0026】
1.原糸強伸度
オリエンテック社製のテンシロン引張試験機を使用し、試料長さ100mm、引張速度100mm/minで測定した。この条件で得られたチャートから、破断時の強伸度、および10%伸張時の応力を求めた。
【0027】
2.織物強伸度
オリエンテック社製のテンシロン引張試験機を使用し、試料長さ200mm、試験片の測定幅50mm、引張速度100mm/minで測定した。この条件で得られたチャートから、破断時の強伸度、および10%伸張時の応力を求めた。
【0028】
3.沈み量(撓み量)測定
40cm角の鉄製のフレームに、織物をポリエーテルエステル系弾性糸方向に3%、ポリエステル加工糸方向に1%のテンションをかけながら固定した。このフレームの中心部とロードセルに固定されている半径10cmの円形の平板状測定部の中心部が一致するように位置決めを行い、円形の測定部を織物面に対し平行に押しつけてゆき、応力が45kgf/5cm発生したときの沈み量を測定した。良好な沈み量は20〜60mmである。
【0029】
4.融点測定
セイコー電子工業社製のSSC5200型の示差走査熱量計を使用し、窒素流量40cc/分、昇温速度20℃/分で測定し、溶解ピーク温度を測定した。
【0030】
(参考例1)
経糸に表1記載の融点を示すポリエ−テルエステル系芯鞘型複合弾性糸(2000d)を25本/inch、緯糸にポリエステルマルチフィラメントで、流体乱流処理加工されたトータルデニール800dの糸を30本/inch打ち込んだ平織物を作成した。得られた織物の沈み量を測定した結果、撓み量35mmであり、自動車座席用織物として良好な硬さを有していた。
【0031】
(参考例2)
経糸に表1記載の融点を示すポリエ−テルエステル系芯鞘型複合弾性糸(3000d)を18本/inch、緯糸にポリエステルマルチフィラメントで、流体乱流処理加工された800dの糸を26本/inch打ち込んだ平織物を作成した。得られた織物の沈み量を測定した結果、撓み量35mmであり、自動車座席用織物として良好な硬さを有していた。
【0032】
(実施例1)
参考例2記載のポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸とポリエ−テルエステル系単成分型弾性糸を1本交互に経糸に使用した以外は、参考例2と同様の構成の織物を作成した。沈み量を測定した結果、撓み量31mmであり、自動車座席用織物として良好な硬さを有していた。
【0033】
(参考例3)
参考例2記載の自動車座席用織物を、170℃、1分間の熱処理を行った。熱処理により、織物組織内のポリエーテルエステル系弾性糸の交点が接着された。同時に織物の収縮が起こり、熱処理後の織物の密度は増加し、強力が増加する結果となった。撓み量は35mmであり、自動車座席用織物として良好な硬さを有し、かつ目止めが良好であった。
【0034】
(比較例1)
経糸にポリエステル系弾性糸(1500d)を36本/inch、緯糸にポリエステルマルチフィラメントで、AJY加工された1000dの糸を25本/inch打ち込んだ平織物を作成した。この織物の沈み量を測定した結果、撓み量1cmであり、自動車座席用織物としては硬い布帛となった。これは経糸のST10が高い糸であるに関わらず、36本/inchと高密度に織り込んだ為にシートとして硬い布帛になったものである。
【0035】
(比較例2)
経糸にポリエステル系弾性糸(1500d)を15本/inch、緯糸にポリエステルマルチフィラメントで、AJY加工された800dの糸を16本/inch打ち込んだ平織り物を作成した。この織物の沈み量を測定した結果、撓み量63mmであり、自動車座席用織物としては柔らかい織物となった。同時に、本用途に必要な強力が得られなかった。これは経糸、緯糸のST10が低い糸であり、かつ経糸の強力が低いにも関わらず15本/inchと低密度に織り込んだ為にシートとして柔らかく、強力が得られない自動車座席用織物になった。
【0036】
(実施例2)
経糸にポリエステル系芯鞘型複合弾性糸(1500d)及びポリエーテルエステル型単成分型弾性糸(3000d)を18本/inch、緯糸にポリエステルマルチフィラメントでAJY加工された1000dの糸を26本/inch打ち込んだ平織物を作成した。この織物の沈み量を測定した結果、撓み量18mmであり、自動車座席用織物として良好であった。また、着座感は伸度の少ないポリエステル加工糸が受け持つことになっており、一定応力下での沈み込みが少なく、着座感も良好であった。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】
本発明の自動車座席用織物によれば、自動車用座席としたときに着座感に優れ、クッション性が良好であった。
Claims (5)
- 経糸又は緯糸のいずれか一方に、ポリエーテルエステル系弾性糸であるポリエーテルエステル系芯鞘型複合弾性糸とポリエーテルエステル系単成分型弾性糸を交互に配し、他方に、ポリエステル加工糸又はポリエステル加工糸及びポリエーテルエステル系弾性糸を配してなる織物であって、ポリエーテルエステル系弾性糸は、少なくとも難燃剤及び/又は耐光剤を含有し、かつ、織物の経緯両方向の10%伸張時の応力が40kgf/5cm以下、経緯両方向の破断強力が110kgf/5cm以上であることを特徴とする自動車座席用織物。
- 前記一方の糸方向の織物の10%伸張時の応力が、前記他方の糸方向の織物の10%伸張時の応力よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の自動車座席用織物。
- 前記他方の糸方向に、ポリエステル加工糸とポリエーテルエステル系弾性糸を交互に配したことを特徴とする請求項1又は2記載の自動車座席用織物。
- ポリエーテルエステル系弾性糸が、モノフィラメントであることを特徴とする請求項1、2又は3記載の自動車座席用織物。
- ポリエーテルエステル系弾性糸が、隣接する糸と少なくとも部分熱融着していることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の自動車座席用織物。
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