JP4064382B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のエンジンの点火プラグにおいて火花放電を発生させるために高電圧を供給するモールド型の内燃機関用点火コイルに関するものである。
従来の内燃機関用点火コイルについて説明する。図4は、従来の内燃機関用点火コイルの内部構造を示しており、絶縁ケース14内に1次コイル11、2次コイル12、鉄心13、高圧端子16が収容されており、エポキシ等の熱硬化性の絶縁樹脂(層)15で電気的に絶縁されている。また、2次コイル12の一端は絶縁ケース14の高圧筒部19に配設されている高圧端子16と電気的に接続されており、高圧端子16とプラグ間はスプリング18で電気的に接続されている。絶縁ケース14の高圧筒部19には、雑防抵抗17が、その両端で高圧端子16とスプリング18に電気的に接続されており、スプリング18の圧縮作用により絶縁ケース14の高圧筒部内に固定、収容されている。
実開平5−21175号公報 特開2002−61560号公報
上記従来の構造では、高圧端子と雑防抵抗を絶縁ケースの高圧筒部へ別々に収容しているため高圧筒部への部品の取付け作業に手間がかかり、また、高圧筒部の開口面を下に向けた時に雑防抵抗の落下不良が発生する可能性があり、改善が望まれていた。
従って、本発明が解決しようとする課題は、高圧筒部への部品の取付け作業が簡素化でき、また、高圧筒部の開口面を下に向けた時に雑防抵抗が落下しない構造の内燃機関用点火コイルの提供である。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明は、絶縁ケースの側壁に高圧筒部を外向きに突設し、この高圧筒部の内周に高圧端子を嵌めて該端子の一部を絶縁ケースの内部に突出させ、前記絶縁ケース中に1次コイルと、この1次コイルと同心状に嵌合した2次コイルとを収容し、前記高圧端子のケース内への突出端部に2次コイルの一端のリード線を接続し、前記絶縁ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化した絶縁樹脂層中に1次コイルと2次コイルを固定し、1次コイルのボビン中に閉磁路鉄心の一部を貫通させ、前記高圧端子に雑防抵抗の一端を接続し、前記雑防抵抗の他端はスプリングを介して点火プラグに接続される内燃機関用点火コイルであって、前記高圧端子は、先端に複数の係止片が所定の角度に複数形成された先割れ筒部による収納部を設け該収納部に雑防抵抗を収納して前記雑防抵抗の一端を接続し、前記先割れ筒部は、端面に、各係止片の爪で縁部が形成され、中央に、各係止片または各爪の開閉により前記雑防抵抗の通過の可否を設定するとともに、前記スプリングが挿入されて前記雑防抵抗の他端を前記点火プラグに電気的に接続するための開口が形成されてなることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
本発明の内燃機関用点火コイルによれば、絶縁ケースは、高圧端子に雑防抵抗の収納部を設けているから、高圧筒部の開口面を下に向けた時に雑防抵抗が落下することはない。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明に係る実施の形態の内燃機関用点火コイルの概略図、図2は図1の要部をなす高圧端子の拡大断面図、図3は図1、図2に示した高圧端子の斜視図である。ただし、図1に用いる符号は、図4と同様の機能を持つものについては、同じ符号を用いるものとする。
図1において、上面が開放した絶縁ケース14は、その側壁14aに高圧筒部19を外向きに突設した形状であり、高圧筒部19には雑防抵抗17を収容した高圧端子26を嵌めて、該高圧端子26の一部を絶縁ケース14の内部に突出させてある。絶縁ケース14中には、1次コイル11と、その外に同心状に嵌合した2次コイル12とが収容され、高圧端子19の絶縁ケース14内への突出端部に2次コイル12の一端(図1では巻終わり)のリード線20を接続してある。そして、エポキシ等の熱硬化性の絶縁樹脂が注型されて硬化した絶縁樹脂層15中に、1次コイル11と2次コイル12が固定されている。そして、1次コイル11のボビン11a中には、2組のL形鉄心などからなる鉄心13の一部が貫通され、閉磁路鉄心が構成されている。また、雑防抵抗17と図示しない点火プラグ間はスプリング18で電気的に接続されている。
図2に示すように、高圧端子26には、先端に複数の係止片21が所定の角度に複数形成された先割れ筒部27により収納部26aが形成されている。これら係止片21の先端部はカギ状に曲がった抜け止め用の爪21aが形成されている。先割れ筒部27の端面27aには、各係止片21,21,・・の爪21aで縁部が形成され、中央には、各係止片21,21,・・、または、各爪21a,21a,・・の開閉により雑防抵抗17の通過の可否を設定する開口26bが形成されている。また、スプリング18の先端部18aは、各係止片21,21,・・を閉じた状態での開口26bより小径に形成されている。
高圧端子26は、上記のように収納部26aが形成されているので、高圧端子26に雑防抵抗17を取付ける場合、各係止片21,21,・・に抜け止め用の爪21aが形成されているときには、各係止片21,21,・・を外側に開いて開口26bから収納部26a内に雑防抵抗17を挿入し、各係止片21,21,・・を閉じ、収納部26aに雑防抵抗17を装着して、開口26bにスプリング18を挿入し、雑防抵抗17を図示しないプラグに電気的に接続する。
また、各係止片21,21,・・が変形可能な金属板で形成されていて、抜け止め用の爪21aが形成されていないようなときには、各係止片21,21,・・を外側に開かなくても開口26bの径が大きいので、開口26bから収納部26a内に雑防抵抗17を挿入し、収納部26aに雑防抵抗17を装着する。そして、収納部26aに雑防抵抗17を装着した状態で、各係止片21,21,・・の先端を折り曲げて抜け止め用の爪21aを形成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、高圧端子に収納部を設け該収納部に雑防抵抗を収納できるので高圧筒部への部品の取付け作業が簡素化でき、また、高圧筒部の開口面を下に向けた時に雑防抵抗が落下することはない。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々の設計変更が可能であり、前記実施例に限定されないことはいうまでもない。
本発明に係る実施の形態の内燃機関用点火コイルの概略図である。 図1の要部をなす高圧端子の拡大断面図である。 図1、図2に示した高圧端子の斜視図である。 従来の内燃機関用点火コイルの概略図である。
符号の説明
11 1次コイル
11a ボビン
12 2次コイル
13 鉄心
14 絶縁ケース
15 絶縁樹脂層
16 高圧端子
17 雑防抵抗
18 スプリング
19 高圧筒部
20 リード線
21 係止片
21a 爪
26 高圧端子
26a 収納部
26b 開口
27 先割れ筒部
27a 端面

Claims (1)

  1. 絶縁ケースの側壁に高圧筒部を外向きに突設し、この高圧筒部の内周に高圧端子を嵌めて該端子の一部を絶縁ケースの内部に突出させ、前記絶縁ケース中に1次コイルと、この1次コイルと同心状に嵌合した2次コイルとを収容し、前記高圧端子のケース内への突出端部に2次コイルの一端のリード線を接続し、前記絶縁ケース中に絶縁樹脂を注型して硬化した絶縁樹脂層中に1次コイルと2次コイルを固定し、1次コイルのボビン中に閉磁路鉄心の一部を貫通させ、前記高圧端子に雑防抵抗の一端を接続し、前記雑防抵抗の他端はスプリングを介して点火プラグに接続される内燃機関用点火コイルであって、
    前記高圧端子は、先端に複数の係止片が所定の角度に複数形成された先割れ筒部による収納部を設け該収納部に雑防抵抗を収納して前記雑防抵抗の一端を接続し、前記先割れ筒部は、端面に、各係止片の爪で縁部が形成され、中央に、各係止片または各爪の開閉により前記雑防抵抗の通過の可否を設定するとともに、前記スプリングが挿入されて前記雑防抵抗の他端を前記点火プラグに電気的に接続するための開口が形成されてなることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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