JP2008270392A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
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Abstract
【課題】製造工程において、絶縁ケース内にコイル−鉄心組立体を整然と固定することにより、小型化と信頼性の向上とを実現する内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】鉄心カバー13の外周面131aの少なくとも一部にテーパを有する突部131xを設けるとともに、絶縁ケース2の内側面22の鉄心カバーの突部131xと接触する部分22xにも、鉄心カバー13が挿入される方向へ縮閉する、鉄心カバー13に設けられた突部131xのテーパと同じテーパを設け、さらに、これらのテーパをモールステーパとして、鉄心カバー13を構成部品の一つとするコイル−鉄心組立体1を絶縁ケース2内に圧入状態で収容する。
【選択図】図1
【解決手段】鉄心カバー13の外周面131aの少なくとも一部にテーパを有する突部131xを設けるとともに、絶縁ケース2の内側面22の鉄心カバーの突部131xと接触する部分22xにも、鉄心カバー13が挿入される方向へ縮閉する、鉄心カバー13に設けられた突部131xのテーパと同じテーパを設け、さらに、これらのテーパをモールステーパとして、鉄心カバー13を構成部品の一つとするコイル−鉄心組立体1を絶縁ケース2内に圧入状態で収容する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車などの内燃機関の点火プラグに高電圧を供給し、火花放電を発生させるための内燃機関用点火コイルに関し、特に、安価に、信頼性の向上および小型化を実現することができる内燃機関用点火コイルに関する。
一般に、内燃機関用点火コイルは、自動車などのエンジンルーム内に取り付けられており、他のエンジン部品などから要求される寸法的制限が厳しく、小型化が求められている。 従来の内燃機関用点火コイルは、少なくとも上面が開放し、下部に高圧タワー部を有する絶縁ケースと、この絶縁ケース内に収容されるコイル−鉄心組立体とで構成されている。
まず、図5に示す通り、コイル−鉄心組立体1は、一次コイルボビン111と、この一次コイルボビン111の外周に巻線を巻回して形成され、一端が図示しない一の低圧端子に接続されている一次コイル112と、一次コイルボビン111および一次コイル112の外側に位置する二次コイルボビン113と、この二次コイルボビン113の外周に巻線を巻回して形成され、一端が図示しない他の低圧端子に接続されている二次コイル114と、この二次コイル114および一次コイル112を磁気的に結合させ、閉磁路を形成するセンタ鉄心115およびサイド鉄心12とで構成されている。また、サイド鉄心12は、絶縁ケース2内にコイル−鉄心組立体1が収容された状態における上部121および図示しない内周部が、鉄心カバー13で覆われている。
なお、センタ鉄心115およびサイド鉄心12は、センタ鉄心115が一次コイル112および二次コイル114を貫通し、サイド鉄心12がセンタ鉄心115、一次コイル112および二次コイル114の外側に配設されることにより、一次コイル112への通電により二次コイル114および一次コイル112を磁気的に結合させ、閉磁路を形成している。
なお、センタ鉄心115およびサイド鉄心12は、センタ鉄心115が一次コイル112および二次コイル114を貫通し、サイド鉄心12がセンタ鉄心115、一次コイル112および二次コイル114の外側に配設されることにより、一次コイル112への通電により二次コイル114および一次コイル112を磁気的に結合させ、閉磁路を形成している。
また、コイル−鉄心組立体1の構成部品である二次コイル114の高圧側(他端側)には、二次コイルボビン113に取り付けられた接続導体3の他端3bが接続されている。そして接続導体3の一端3aが、絶縁ケース2の高圧タワー部21に嵌着されている高圧端子4に接続されている。なお、内燃機関用点火コイルは、絶縁ケース2内にコイル−鉄心組立体1が収容された状態で、絶縁ケース2内にエポキシ樹脂などの絶縁樹脂5が注入され、この絶縁樹脂5が硬化することにより、絶縁ケース2内に収容されたコイル−鉄心組立体1の各部品の絶縁が維持されている。
ここで、図6(a)から(c)までに示すのは、従来の内燃機関用点火コイルにおけるコイル−鉄心組立体1を説明するため、コイル−鉄心組立体主要部11、サイド鉄心12、鉄心カバー13に分けて示した斜視図である。まず、コイル−鉄心組立体主要部11は、図示されない一次コイルボビンおよび一次コイルと、二次コイルボビン113および二次コイル114と、センタ鉄心115とで構成されている。
さらに、鉄心カバー13は、分厚い環状部131と、この環状部131の内周面131bから下方へ垂下し、コイル−鉄心組立体主要部11の上から被せた状態でセンタ鉄心115の両端部を跨いでいる弧状垂下部132とで構成され、一体として合成樹脂で成形されている。また、コイル−鉄心組立体1が組み立てられた状態において、鉄心カバー13の弧状垂下部132が、サイド鉄心12の内周部122に当接し、鉄心カバー13の環状部131の下面131cが、サイド鉄心12の上部121に当接している。
そして、コイル−鉄心組立体1が絶縁ケース内に収容された状態では、上述した通り、コイル−鉄心組立体主要部11とサイド鉄心12との間に、図示されない絶縁樹脂が充填されているので、鉄心カバー13が、サイド鉄心12の上部121および内周部122に当接することにより、サイド鉄心12の角による絶縁樹脂への火花放電によるクラックの発生が抑制されることが知られている。さらに、経年変化により絶縁樹脂にクラックが発生しても、鉄心カバー13の弧状垂下部132が、サイド鉄心12の内周部122に当接しているので、サイド鉄心12とコイル−鉄心組立体主要部11との間の絶縁を保持することができる。また、鉄心カバー13が、ポリブチレンテレフタレートにより形成されると、サイド鉄心12の角から絶縁樹脂への火花放電によるクラックの発生をより効果的に防止できることも、例えば、特許文献1にて知られている。
特開2006−278380号公報
しかし、図5のように構成された内燃機関用点火コイルでは、接続導体3の一端3aが、コイル−鉄心組立体1の自重と接続導体3のバネ性とにより、絶縁ケース2の高圧タワー部21に嵌着されている高圧端子4に接触しているので、コイル−鉄心組立体1が接続導体3のバネ性による反発を受けることとなる。そして、絶縁樹脂5が絶縁ケース2内に注入されて硬化、収縮することにより、コイル−鉄心組立体1に浮力が発生するので、上記した接続導体3のバネ性による反発とあいまって、接続導体3の一端3aと高圧端子4との確実な導通が確保されないという問題がある。また、コイル−鉄心組立体1が、液状の絶縁樹脂5による浮力を受け、絶縁ケース2内で浮いてしまうので、これを考慮して絶縁ケース2の深さ方向の寸法が設定されており、小型化が図れないという問題もあった。
本発明は、上記実情に鑑み提案されたもので、鉄心カバーと絶縁ケースとの工夫した接触により、二次コイルと高圧端子とを導通させる接続導体のバネ性による反発、および絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力に対抗できる強い保持力を鉄心カバーに備えさせて、絶縁ケース内で鉄心カバーを構成部品の一つとするコイル−鉄心組立体を安定に保持し、信頼性の向上と小型化とを実現することができる内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルは、上記目的を達成するために、一次コイルと、この一次コイルの外側に位置し、二次コイルボビンに電線が巻回されている二次コイルと、この二次コイル、前記一次コイルを磁気的に結合させるセンタ鉄心およびサイド鉄心と、このサイド鉄心を覆う鉄心カバーと、この鉄心カバー、前記一次コイル、前記二次コイルボビンおよび二次コイル、前記センタ鉄心およびサイド鉄心を収容し、高圧端子を備えた絶縁ケースと、前記二次コイルボビンに取り付けられ、前記二次コイルと前記高圧端子とを自身のバネ性で導通させる接続導体と、この接続導体、前記鉄心カバー、前記一次コイル、前記二次コイルボビンおよび二次コイル、前記センタ鉄心およびサイド鉄心を収容した前記絶縁ケース内に注入され、硬化する絶縁樹脂と、を有する内燃機関用点火コイルにおいて、前記絶縁ケースの内側面の少なくとも一部を、前記鉄心カバーが挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する前記鉄心カバーの外周面に、前記絶縁ケースの内側面のテーパと同じテーパを有する突部を設け、前記突部を有する前記鉄心カバーを、前記絶縁ケース内に圧入して前記テーパ同士を接触させたことを特徴とする。
そして、前記突部のテーパ、および、前記絶縁ケースの内側面のテーパを、モールステーパとすることが好ましい。
本発明では、絶縁ケースの内側面の少なくとも一部を、鉄心カバーが挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する鉄心カバーの外周面に、絶縁ケースの内側面のテーパと同じテーパを有する突部を設け、この突部を有する鉄心カバーを絶縁ケース内に圧入してテーパ同士を接触させたので、二次コイルと高圧端子とを導通させる接続導体のバネ性による反発、および、絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力に対抗してコイルー鉄心組立体を保持する保持力を鉄心カバーに備えさせることができた。これにより、接続導体の一端と高圧端子との間に離れる方向に応力が発生しても、接続導体の一端と高圧端子との導通を確保することができる。また、鉄心カバーに備えさせた保持力は、絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力にも対抗できるので、絶縁ケースの深さ方向の寸法を大きく設定する必要もなくなって、絶縁ケースの深さ方向の寸法を小さくすることができる。
さらに、突部のテーパ、および、絶縁ケースの内側面のテーパを、モールステーパとしたので、鉄心カバーのコイルー鉄心組立体を保持する保持力がより強固なものとなり、接続導体の一端と高圧端子との間に離れる方向に応力が発生しても、接続導体の一端と高圧端子との導通を確実に確保することができる。さらに、鉄心カバーに備えさせたより強固な保持力は、絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力にも対抗できるので、絶縁ケースの深さ方向の寸法を大きくする必要もなくなって、絶縁ケースの深さ方向の寸法を小さくすることができる。
すなわち、絶縁ケースの内側面の少なくとも一部のテーパと、これに対向する鉄心カバーの外周面に設けた突部のテーパとを同じテーパとし、これらのテーパ同士を接触させ、または、これらのテーパをモールステーパとして接触させるという安価な手段により、信頼性の向上と小型化とを実現する内燃機関用点火コイルを提供することができる。
以下、一実施形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイルの概略縦断面図、図2は、図1の本発明に係る内燃機関用点火コイルにて示したAを拡大した要部拡大図、図3は、本発明に係る内燃機関用点火コイルにおける鉄心カバーの概略斜視図である。図4(a)は、本発明に係る内燃機関用点火コイルにおける絶縁ケースの平面図であって、図4(b)は、図4(a)の絶縁ケースの上端の一部を、B−Bの線で断面とした断面説明図である。なお、図5および図6に従来例として示した内燃機関用点火コイルと同一又は相当部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図1は、本発明に係る内燃機関用点火コイルの概略縦断面図、図2は、図1の本発明に係る内燃機関用点火コイルにて示したAを拡大した要部拡大図、図3は、本発明に係る内燃機関用点火コイルにおける鉄心カバーの概略斜視図である。図4(a)は、本発明に係る内燃機関用点火コイルにおける絶縁ケースの平面図であって、図4(b)は、図4(a)の絶縁ケースの上端の一部を、B−Bの線で断面とした断面説明図である。なお、図5および図6に従来例として示した内燃機関用点火コイルと同一又は相当部分には、同一符号を付して説明を省略する。
図1に示した本発明の内燃機関用点火コイルは、鉄心カバー13を構成部品の一つとするコイル−鉄心組立体1が絶縁ケース2内に圧入状態で収容されたものであって、図2および図3に示す通り、鉄心カバー13の外周面131aの少なくとも一部にテーパを有する突部131xが設けられ、さらに、図4(a)および図4(b)に示す通り、絶縁ケース2の内側面22の鉄心カバー13の突部131xと接触する部分22xにも、鉄心カバー13が挿入される方向へ縮閉する、鉄心カバー13に設けられた突部131xのテーパと同じテーパが設けられているものである。そして、鉄心カバー13の外周面131aの少なくとも一部に設けられたテーパを有する突部131xは、絶縁ケース2の内側面22の鉄心カバー13と接触する部分22xのテーパに当接している。なお、突部131xのテーパおよび絶縁ケース2の内側面22のテーパは、モールステーパである。
モールステーパは、安価に形成することができるほか、モールステーパの円錐状に直径が次第に減少または増加するという特徴により、抜け、回転などに対し強固な保持力を有するなどの特徴がある。このため、図1に示す通り、コイル−鉄心組立体1は、鉄心カバー13の外周面131aの突部131xのテーパが絶縁ケース2の内側面22のテーパに当接し、さらに、圧入状態で絶縁ケース2内に収容されることにより、抜け、回転などに対し強固な保持力が備わりつつ、絶縁ケース2内に整然と固定される。
そうすると、コイル−鉄心組立体1は、抜け、回転などに対する強固な保持力が備わりつつ、絶縁ケース2内に整然と固定されることにより、二次コイル114と高圧端子4とを導通させる接続導体3のバネ性による反発および液状の絶縁樹脂5によるコイル−鉄心組立体1の浮力に対抗する強力な保持力を発揮する。そして、接続導体3の一端3aと高圧端子4との間に離れる方向に応力が発生しても、接続導体3の一端3aと高圧端子4との導通を確保でき、液状の絶縁樹脂5による浮力を受けても、絶縁ケース2内にて浮くようなことがなくなる。
したがって、本発明に係る内燃機関用点火コイルは、絶縁ケース2の内側面22の鉄心カバー13と接触する部分22xを、鉄心カバー13が挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する鉄心カバー13の外周面131aに、絶縁ケース2の内側面22のテーパと同じテーパを有する突部131xを設け、この突部131xを有する鉄心カバー13を絶縁ケース2内に圧入してテーパ同士を接触させたので、接続導体3の一端3aと高圧端子4との間に離れる方向に応力が発生しても、接続導体3と高圧端子4との導通を確保できる。また、絶縁樹脂5によるコイル−鉄心組立体1の浮力にも対抗できるので、絶縁ケース2の深さ方向の寸法を大きくする必要もなくなって、絶縁ケース2の深さ方向の寸法を小さくすることができる。すなわち、信頼性の向上と小型化とを実現する内燃機関用点火コイルを提供することができる。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明に係る内燃機関用点火コイルにおける絶縁ケースの内側面の全面を、鉄心カバーが挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する鉄心カバーの外周面の一部にテーパを形成して、鉄心カバーの外周面のテーパおよび絶縁ケースの内側面のテーパを接触させて、圧入状態でコイル鉄心−組立体を絶縁ケース内に収容してもよい。この場合にも、接続導体と高圧端子との導通を確保でき、絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力にも対抗できて、絶縁ケースの深さ方向の寸法を小さくすることができる。
さらに、絶縁ケースの内側面の全面を鉄心カバーが挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する鉄心カバーの外周面の全面にテーパを形成して、鉄心カバーの外周面のテーパおよび絶縁ケースの内側面のテーパを、モールステーパとしてもよい。そうすると、モールステーパーの効果がより顕著に発揮され、さらに確実に、接続導体と高圧端子との導通を確保でき、絶縁樹脂によるコイル−鉄心組立体の浮力にも対抗できて、絶縁ケースの深さ方向の寸法を小さくすることができる。
1 コイル−鉄心組立体
11 コイル鉄心組立体主要部
111 一次コイルボビン
112 一次コイル
113 二次コイルボビン
114 二次コイル
115 センタ鉄心
12 サイド鉄心
121 サイド鉄心の上部
122 サイド鉄心の内周部
13 鉄心カバー
131 鉄心カバーの環状部
131a 鉄心カバーの外周面
131b 鉄心カバーの内周面
131c 鉄心カバーの下面
131x 鉄心カバーの外周面の突部
132 鉄心カバーの弧状垂下部
2 絶縁ケース
21 絶縁ケースの高圧タワー部
22 絶縁ケースの内側面
22x 絶縁ケースの内側面の鉄心カバーと接触する部分
3 接続導体
3a 接続導体の一端
3b 接続導体の他端
4 高圧端子
5 絶縁樹脂
11 コイル鉄心組立体主要部
111 一次コイルボビン
112 一次コイル
113 二次コイルボビン
114 二次コイル
115 センタ鉄心
12 サイド鉄心
121 サイド鉄心の上部
122 サイド鉄心の内周部
13 鉄心カバー
131 鉄心カバーの環状部
131a 鉄心カバーの外周面
131b 鉄心カバーの内周面
131c 鉄心カバーの下面
131x 鉄心カバーの外周面の突部
132 鉄心カバーの弧状垂下部
2 絶縁ケース
21 絶縁ケースの高圧タワー部
22 絶縁ケースの内側面
22x 絶縁ケースの内側面の鉄心カバーと接触する部分
3 接続導体
3a 接続導体の一端
3b 接続導体の他端
4 高圧端子
5 絶縁樹脂
Claims (2)
- 一次コイルと、
この一次コイルの外側に位置し、二次コイルボビンに電線が巻回されている二次コイルと、
この二次コイル、前記一次コイルを磁気的に結合させるセンタ鉄心およびサイド鉄心と、
このサイド鉄心を覆う鉄心カバーと、
この鉄心カバー、前記一次コイル、前記二次コイルボビンおよび二次コイル、前記センタ鉄心およびサイド鉄心を収容し、高圧端子を備えた絶縁ケースと、
前記二次コイルボビンに取り付けられ、前記二次コイルと前記高圧端子とを自身のバネ性で導通させる接続導体と、
この接続導体、前記鉄心カバー、前記一次コイル、前記二次コイルボビンおよび二次コイル、前記センタ鉄心およびサイド鉄心を収容した前記絶縁ケース内に注入され、硬化する絶縁樹脂と、
を有する内燃機関用点火コイルにおいて、
前記絶縁ケースの内側面の少なくとも一部を、前記鉄心カバーが挿入される方向へ縮閉するテーパとし、このテーパと対向する前記鉄心カバーの外周面に、前記絶縁ケースの内側面のテーパと同じテーパを有する突部を設け、
前記突部を有する前記鉄心カバーを、前記絶縁ケース内に圧入して前記テーパ同士を接触させたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 請求項1に記載された内燃機関用点火コイルにおいて、
前記突部のテーパ、および、前記絶縁ケースの内側面のテーパを、モールステーパとしたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007108937A JP2008270392A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007108937A JP2008270392A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008270392A true JP2008270392A (ja) | 2008-11-06 |
Family
ID=40049534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007108937A Withdrawn JP2008270392A (ja) | 2007-04-18 | 2007-04-18 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008270392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015201603A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火コイル |
CN111448629A (zh) * | 2017-12-19 | 2020-07-24 | 三菱电机株式会社 | 内燃机用点火线圈装置 |
-
2007
- 2007-04-18 JP JP2007108937A patent/JP2008270392A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015201603A (ja) * | 2014-04-10 | 2015-11-12 | 株式会社デンソー | 内燃機関用点火コイル |
CN111448629A (zh) * | 2017-12-19 | 2020-07-24 | 三菱电机株式会社 | 内燃机用点火线圈装置 |
CN111448629B (zh) * | 2017-12-19 | 2024-02-23 | 三菱电机株式会社 | 内燃机用点火线圈装置 |
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Legal Events
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