JP2009158560A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的に確実に接続することのできる内燃機関用点火コイルを提供する。
【解決手段】一次コイルと二次コイル29とを鉄心で磁気的に結合させたコイル・鉄心組立体24を絶縁ケース内に収容し、絶縁ケースの高圧タワー部に取り付けた高圧端子23の凹部23dに、二次コイル29の端末に接続されたリード端末31を嵌合させて二次コイル29と高圧端子23とを電気的に接続した内燃機関用点火コイル11において、高圧端子23の凹部23dを挟んで対向するように、端末リード31を高圧端子23の凹部23dに嵌合させる収容凹部28dを有する突起28を、二次コイル29の二次コイルボビン27に設ける。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、自動車のエンジンなどの内燃機関の点火プラグに、火花放電を発生させるための高電圧を供給する内燃機関用点火コイルに関するものである。
上記した内燃機関用点火コイルにおいて、二次コイルの端末に接続された導電体を高圧端子へ電気的に接続する場合、高圧端子が圧入されることによって拡径する環状部と、この環状部に連なり、環状部が拡径することによって間隔が窄んで導電体を両側から挟み込む2つの挟持片とからなる接続端子の環状部を高圧端子に被せた後、接続端子を高圧端子とともに絶縁ケースの高圧タワー部内へ挿入(圧入)し、接続端子の環状部を拡径させて2つの狭持片の間隔を窄まらせることにより、間隔が窄む2つの狭持片の間(嵌合部)に嵌合する導電体を2つの狭持片に狭持させ、二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的に接続することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3595285号明細書
上記したように、接続端子を用いて二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的に接続する場合、接続端子および高圧端子の高圧タワー部への挿入(圧入)方向と反対方向へ撓む導電体のばね性(弾性)を利用している。
したがって、導電体のばね性(弾性)が弱いと、2つの狭持片で導電体を狭持することができなくなり、二次コイル(導電体)と高圧端子との接続不良が発生し、内燃機関用点火コイルが不良品になる虞がある。
この発明は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的に確実に接続することのできる内燃機関用点火コイルを提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)一次コイルと二次コイルとを鉄心で磁気的に結合させたコイル・鉄心組立体を絶縁ケース内に収容し、前記絶縁ケースに取り付けた高圧端子の嵌合部に、前記二次コイルの端末に接続された導電体を嵌合させて前記二次コイルと前記高圧端子とを電気的に接続した内燃機関用点火コイルにおいて、前記一次コイルと前記二次コイルとの内の外側に配置されるコイルのコイルボビンに、前記導電体を前記高圧端子の嵌合部に嵌合させる支持部を有する突起を設けたことを特徴とする。
(2)(1)に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記高圧端子の嵌合部を挟んで対向するように前記支持部を有する前記突起を設けたことを特徴とする。
(3)(1)または(2)に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記支持部を収容凹部にしたことを特徴とする。
(4)(1)または(2)に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記支持部を挿通孔にしたことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
この発明によれば、一次コイルと二次コイルとの内の外側に配置されるコイルのコイルボビンに、導電体を高圧端子の嵌合部に嵌合させる支持部を有する突起を設けたので、導電体を突起の支持部で支持して高圧端子へ押し付け、嵌合させることができるため、二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的に確実に接続することができる。
そして、高圧端子の嵌合部を挟んで対向するように支持部を有する突起を設けたので、高圧端子に接続する導電体の接続部分の両側を確実に支持することができるため、二次コイル(導電体)と高圧端子とを電気的にさらに確実に接続することができる。
さらに、支持部を収容凹部にしたので、導電体の収容凹部への収容(挿入)が容易に行えるため、作業性よく組み立てることができる。
また、支持部を挿通孔にしたので、導電体を突起(支持部、挿通孔)から外れないように支持させることができるため、二次コイル(導電体)と高圧端子との電気的な接続の確実性を確保することができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの部分断面図、図2は図1の要部を示す拡大斜視図に相当する説明図である。
図1または図2において、内燃機関用点火コイル11は、絶縁ケース21と、この絶縁ケース21の側面部分に一体的に形成されたコネクタ部21cに設けられている複数の低圧端子(一次端子)22と、絶縁ケース21の下端部分に一体的に形成された高圧タワー部21t内に圧入された高圧端子(二次端子)23と、絶縁ケース21内に収容されたコイル・鉄心組立体24と、絶縁ケース21内に充填され、各部品相互の高電圧絶縁を行う絶縁材(絶縁樹脂)としての熱硬化性樹脂(図示省略)とで構成されている。
なお、複数の低圧端子22は、例えば、絶縁ケース21の成形時にインサートされる。
そして、高圧端子23の高圧タワー部21t内へ圧入される上端部には、嵌合部として凹部23dが上方へ拡開させて設けられている。
上記したコイル・鉄心組立体24は、一次コイルボビン25と、この一次コイルボビン25の外周に巻き線を巻き付け、積層して形成された一次コイル26と、この一次コイル26の外側(外周)に配置され、複数の巻き鍔部27sで仕切られた複数の巻き溝27dを有する二次コイルボビン27と、高圧端子23を挟んで対向するように二次コイルボビン27の巻き鍔部27sの下側に設けられ、支持部としての収容凹部28dで支持した後述する端末リード31を高圧端子23の凹部23dへ上側から嵌合させる2つの突起28と、二次コイルボビン27の複数の巻き溝27dに巻き線を巻き付け、積層して形成された二次コイル29と、一次コイル26と二次コイル29とを磁気的に結合する鉄心30と、二次コイルボビン27の端部に一端部が取り付けられて二次コイル29の一端(高圧端)に一端部が電気的に接続され、他端部が2つの突起28の2つの収容凹部28dで支持されて高圧端子23の凹部23dに嵌合することにより、二次コイル29からの高電圧を高圧端子23へ伝達(供給)する端末リード31とで構成されている。
なお、2つの収容凹部28dは、二次コイルボビン27の軸方向に、別々の突起28に設けられている。
そして、鉄心30は、一次コイルボビン25、一次コイル26、二次コイルボビン27および二次コイル29を貫通するセンタ鉄心部30aと、一次コイルボビン25、一次コイル26、二次コイルボビン27および二次コイル29の外側に配置され、センタ鉄心部30aとともに閉磁路を形成する環状鉄心部30bとで構成されている。
なお、複数の低圧端子22、一次コイル26の両端、二次コイル29の他端は所定の回路を構成するように電気的に接続されている。
次に、内燃機関用点火コイル11の組立、二次コイル29(端末リード31)と高圧端子23との接続の、一例について説明する。
まず、図1および図2に示すように、絶縁ケース21内に挿入される端末リード31が凹部23dに嵌合するように高圧端子23を位置決めして高圧タワー部21t内へ下側から挿入(圧入)する。
そして、絶縁ケース21内の所定位置へ絶縁ケース21の上側から、端末リード31の他端部を2つの突起28の2つの収容凹部28dに支持させたコイル・鉄心組立体24を収容させるとともに、複数の低圧端子22、一次コイル26の両端、二次コイル29の他端を、所定の回路を構成するように電気的に接続する。
このように、コイル・鉄心組立体24を絶縁ケース21内に収容させると、2つの収容凹部28dで支持された端末リード31の部分(接続部分)が高圧端子23の凹部23dに上側から嵌合(圧入嵌合)し、凹部23dで狭持されることにより、端末リード31(二次コイル29)と高圧端子23とを電気的に確実に接続することができる。
次に、絶縁ケース21内に熱硬化性樹脂(図示省略)を充填して各部品を熱硬化性樹脂内に埋没させ、熱硬化性樹脂を硬化させることにより、絶縁ケース21内に各部品を絶縁して固定し、内燃機関用点火コイル11の組立が完了する。
上述したように、この一実施例によれば、支持した端末リード31を高圧端子23の凹部23dに嵌合させる収容凹部28dを有する突起28を、高圧端子23を挟んで対向するように二次コイルボビン27に設けたので、突起28の収容凹部28dで端末リード31の接続部分の両側を支持して高圧端子23へ押し付け、嵌合させることができるため、二次コイル29(端末リード31)と高圧端子23とを電気的に確実に接続することができる。
そして、端末リード31を支持する支持部を収容凹部28dにしたので、端末リード31の収容凹部28dへの収容(挿入)が容易に行えるため、作業性よく組み立てることができる。
図3はこの発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルの部分断面図、図4は図3の要部を示す拡大斜視図に相当する説明図であり、図1または図2と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、図3および図4において、絶縁材(絶縁樹脂)としての熱硬化性樹脂の図示は省略されている。
この実施例が先の一実施例と異なるところは、2つの収容凹部28dを1つの突起28に、二次コイルボビン27の軸方向に交差(直交)させて設けた点である。
この実施例における内燃機関用点火コイル11の組立、二次コイル29(端末リード31)と高圧端子23との接続は、先の一実施例と同様になるので、その説明を省略する。
そして、この実施例においても、先の一実施例と同様な効果を得ることができる。
図5は突起に設ける支持部の他の例を示す説明図であり、図1または図2と同一または相当部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
なお、他の部分は、図1および図2に示した一実施例と同様に構成されている。
図5において、突起28には、端末リード31の他端部を支持する支持部としての挿通孔28hが設けられている。
この突起28においては、端末リード31の他端部を挿通孔28hに挿通(挿入)することにより、端末リード31の他端部を突起28から外れないように支持させることができる。
図5に示すように、支持部を挿通孔28hにすると、端末リード31を挿通孔28hから外れないように支持させることができるため、二次コイル(端末リード31)と高圧端子との電気的な接続の確実性を確保することができる。
上記した図5において、図1および図2に示した実施例の収容凹部28dを挿通孔28hに変更した例を示したが、この挿通孔28hは図3および図4に示した実施例にも適用することができる。
また、上記した実施例では、導電体を端末リード31とした例を示したが、導電体を二次コイル26の端末(二次コイル26の巻き線)としてもよい。
また、高圧端子23の凹部23dを挟んで対向するように収容凹部28dまたは挿通孔28hを設けた例を示したが、収容凹部28dまたは挿通孔28hは1つであっても、同様な効果を得ることができる。
また、二次コイル29を一次コイル26の外側に配置し、二次コイルボビン27に収容凹部28dまたは挿通孔28hを有する突起28を設けた例を示したが、一次コイルを二次コイルの外側に配置し、一次コイルボビンに支持部を有する突起を設けてもよい。
この発明の一実施例である内燃機関用点火コイルの部分断面図である。 図1の要部を示す拡大斜視図に相当する説明図である。 この発明の他の実施例である内燃機関用点火コイルの部分断面図である。 図3の要部を示す拡大斜視図に相当する説明図である。 突起に設ける支持部の他の例を示す説明図である。
符号の説明
11 内燃機関用点火コイル
21 絶縁ケース
21c コネクタ部
21t 高圧タワー部
22 低圧端子(一次端子)
23 高圧端子(二次端子)
23d 凹部(嵌合部)
24 コイル・鉄心組立体
25 一次コイルボビン
26 一次コイル
27 二次コイルボビン
27s 巻き鍔部
27d 巻き溝
28 突起
28d 収容凹部(支持部)
28h 挿通孔(支持部)
29 二次コイル
30 鉄心
30a センタ鉄心部
30b 環状鉄心部
31 端末リード(導電体)

Claims (4)

  1. 一次コイルと二次コイルとを鉄心で磁気的に結合させたコイル・鉄心組立体を絶縁ケース内に収容し、前記絶縁ケースに取り付けた高圧端子の嵌合部に、前記二次コイルの端末に接続された導電体を嵌合させて前記二次コイルと前記高圧端子とを電気的に接続した内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記一次コイルと前記二次コイルとの内の外側に配置されるコイルのコイルボビンに、前記導電体を前記高圧端子の嵌合部に嵌合させる支持部を有する突起を設けた、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記高圧端子の嵌合部を挟んで対向するように前記支持部を有する前記突起を設けた、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記支持部を収容凹部にした、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  4. 請求項1または請求項2に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記支持部を挿通孔にした、
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016086065A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル

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