JP4063631B2 - 漏水検知帯およびその配設方法 - Google Patents

漏水検知帯およびその配設方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は漏水検知帯およびその配設方法に係わり、特に漏水検知帯を構成する平面ユニットを改善した漏水検知帯およびその配設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体製造工場における各種の製造、検査設備は精密かつ高度化し、また高価になってきているので、これらの設備が設置されている室内のフロアでは、水漏れはこれらの設備の故障原因にもなり、工場運営に重大な損害を与えることになる。
【0003】
従って、従来から製造工場においては水漏れを早期に検出する漏水検知帯がフロアの床面に設置されてきた。この種の従来の漏水検知手段の一例が実開平4−36440号公報に記載されている。
【0004】
同公報記載の検知手段の構成を示した図9を参照すると、この漏水検知手段は、ユニット化した漏水検知センサ21で、床面に多数ブロック化してそれぞれの漏水センサ21にリード線22を接続して漏水検知盤23まで配線してある(特許文献1参照)。
【0005】
また、他の例が特開平2−269933号公報にも記載されている。同公報記載の漏水検知手段の構成を示した図10を参照すると、この漏水検知手段は、ベルトコンベアに設けてある液漏れ検出装置で、端子39,40の表面を絶縁性とする回転プーリー41,43において導電性を有する回転軸と接続し、この回転軸と一体に形成された端子部42,44を反対側に形成してあり、導電体の環状基部34,35と接触させて通電可能な構成となっている。
【0006】
そして、導電液で導電体32,33が短絡し液漏れ検出回路37が閉成されると、液漏れ回避装置36が作動して警報を発し、あるいはコンベア停止装置が作動しベルトコンベアを停止させるとしている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
実開平4−36440号公報(第5頁、16行目〜20行目、第2図)
【特許文献2】
特開平2−269933号公報(第3頁、左上欄の9行目〜右上欄の4行目、第2図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように従来の漏水検出手段は、実開平4−36440号公報に記載の例では、床面に多数ブロック化してそれぞれの漏水センサ21にリード線22を接続して漏水検知盤23まで配線してあるので、それぞれユニットから検知盤まで配線の数が増えて床が配線だらけとなる。また、それを検知盤まで配線する工事費用も増大する。本発明は、漏水検知線と配線とを兼ねることによりその欠点を解決できる。
【0009】
一方、特開平2−269933号公報に記載の例では、液漏れ検出装置はベルトコンベアに設けてあり限られた形にしか対応できない。
【0010】
本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑みなされたものであり、漏水検知線と配線とを兼ねることにより配線の数を減らし、また、ユニット化することにより、少ない種類のユニットを組み合わせることにより、複雑な形のフロアに対応できるように改善した漏水検知帯およびその配置方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の漏水検知帯は、漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを表裏兼用として組み合わせるために平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、隣接する前記平面ユニットの表裏を逆にしたとき前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを有することを特徴とする漏水検知帯。
【0012】
本発明の漏水検知帯の他の特徴は、漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを組み合わせるために平面上の方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設けられ前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを有することにある。
【0013】
また、前記1対の漏水検知線が、前記1対の漏水検知線と前記1対の接続端子とを接続するための配線を兼ねることができる。
【0014】
さらに、前記1対の接続端子は、前記凹型状の切り欠き部内の対向する側面および前記凸型状の張り出し部の両側面に設けられ、前記1対の接続端子の設定位置は凹凸双方の対応する端子同士が接触する位置とする。
【0015】
さらにまた、前記平面ユニットの前記凸型状の張り出し部および前記凹型状の切り欠き部の両方に、またはどちらか一方には端子保護用カバーを備える。
【0016】
また、漏水検知帯配置場所の複雑なレイアウトに対応する手段として、前記平面ユニットが、前記凹型状の切り欠き部と、前記凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設ける1対の接続端子とからなる嵌合手段を備え、前記嵌合手段を順次連結して前記漏水検知帯を構成する。
【0017】
さらに、前記平面ユニットの構成は1種類のみとする。
【0018】
さらにまた、前記平面ユニット同士の前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部を表裏が互いに逆になる組み合わせで嵌合させて配置したとき、配置された状態の全ての前記平面ユニット内部の前記1対の漏水検知線が、ユニット表面から同一距離となる内部位置に予め配設された表裏対称構造を有する。
【0019】
また、前記1対の接続端子は弾力性があり、前記凹型状の切り欠き部または前記凸型状の張り出し部を嵌合させるとその弾力によって電気的接続を得られる構造を有する。
【0020】
さらに、前記漏水検知帯の表面または床面で漏水があった場合に、その漏水が毛細管現象によって前記平面ユニット内部の中心部に埋め込まれた前記1対の漏水検知線に到達する構造を有する。
【0021】
さらにまた、前記1対の接続端子が板バネ形成される。
【0022】
また、前記1対の漏水検知線を内部の中心部に配設した前記平面ユニットは水分を吸収または透過する多孔性樹脂で形成される。
【0023】
さらに、前記多孔性樹脂は硬質スポンジまたはウレタン樹脂を含んで形成される。
【0024】
本発明の漏水検知帯の配設方法は、漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを表裏兼用として組み合わせるために平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、隣接する前記平面ユニットの表裏を逆にしたとき前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを用いて、前記平面ユニット群の表裏を組み合わせながら順次連結することを特徴とする。
【0025】
本発明の漏水検知帯の配設方法の他の特徴は、漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを組み合わせるために平面上の方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設けられ前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とをもちいて、1種類の前記平面ユニット群を組み合わせながら順次連結することにある。
【0026】
また、前記凹型状の切り欠き部または前記凸型状の張り出し部以外の部分で所定の固定具を用いて固定することができる。
【0027】
さらに、前記所定の固定具は着脱可能な面ファスナー式による材質がナイロン繊維のテープであり、前記平面ユニットを組み合わせた時の互いに対向接触する4つのコーナ部それぞれにおいて、ファスナー面を上向きにした面ファスナー片の裏面を接着手段で前記平面ユニット表面に貼り付けた後、これら4枚の面ファスナー片を覆う1枚の面ファスナーを被せて上下のファスナー面同士を密着させ、前記4つのコーナー部相互を固定する。
【0028】
さらにまた、前記漏水検知帯における隣接する前記平面ユニットは互いに表裏が逆の状態で接続し前記漏水検知帯全体が市松模様状に組み合わさって床に敷設される。
【0029】
また、前記平面ユニットの前記凸型状の張り出し部および前記凹型状の切り欠き部の両方に、またはどちらか一方には端子保護用カバーを配設する。
【0030】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0031】
図1(a)は本発明の第1の実施の形態の漏水検知帯における漏水検知体(以下、平面ユニットと称す)の概要を示すための水平方向の断面図であり、図1(b)はその正面図であり、図2は図1(a)の平面ユニットの裏面を上面としたときの水平方向の断面図である。
【0032】
図1(a)を参照すると、本発明による漏水検知帯は、漏水を検知するための方形の平面ユニット群で構成し、平面ユニット2は、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線3,7と、平面ユニット2それぞれを表裏兼用として組み合わせるために、平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部5a,5bと、隣接する平面ユニットの表裏を逆にしたとき、凹型状の切り欠き部5a,5bに嵌合する凸型状の張り出し部6a,6bと、凹型状の切り欠き部5a,5bおよび凸型状の張り出し部6a,6bそれぞれの側面に設けられ1対の漏水検知線3,7を平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子4aおよび4b、4cおよび4dと、1対の接続端子8aおよび8b、8cおよび8dと、を有する略正方形である。
【0033】
図2を参照すると、この図2の平面ユニット2は、図1(a)の平面ユニットを上下に反転させ、かつ左右を反転させた状態であり、図1(a)および図2の平面ユニット2は、この図面の向き(符号の向きを正位置で見たとき)の状態で図1(a)の上下左右の各辺に図2の平面ユニット2が組み合わされ嵌合し、両方の平面ユニットの漏水検知線が分岐線を含めて接続される。
【0034】
すなわち、図1(a)の6aと図2の5aとが嵌合してその接続端子8cおよび4a並びに接続端子8dおよび4bがそれぞれ接続する。
【0035】
また、図1(a)の5bと図2の6bとが嵌合してその接続端子4dおよび8b並びに接続端子4cおよび8aがそれぞれ接続する。
【0036】
さらに、図1(a)の6bと図2の5bとが嵌合してその接続端子8aおよび4c並びに接続端子8bおよび4dがそれぞれ接続する。
【0037】
さらにまた、図1(a)の5aと図2の6aとが嵌合してその接続端子4bおよび8d並びに接続端子4aおよび8cがそれぞれ接続する。
【0038】
上述した組み合わせを繰り返して所望の漏水検知帯を形成する。
【0039】
すなわち、漏水検知帯を構成する場合、互いに隣接して組み合わせる平面ユニット2の向かい合った辺のうち、例えば一方には凹型状の切り出し部5aには接続端子4aおよび4bが配設され、隣接する向かい合った平面ユニットとしては裏返した状態で嵌合するので、平面ユニットの凸型状の張り出し部6aには接続端子8cおよび8dが配設されているのである。
【0040】
また、一方の平面ユニットの反対側の辺にある凹型状の切り出し部5bには接続端子4cおよび4dが配設され、その辺に向かい合った隣接する平面ユニットとしては裏返した状態で嵌合するので、平面ユニットの凸型状の張り出し部6bには接続端子8aおよび8bが配設されている。
【0041】
したがって、1つの平面ユニットで見た場合に、正方形の手前の辺を第1の辺と仮定して、時計回りに第2の辺、第3の辺、第4の辺とすると、第1の辺と第2の辺とが直交するコーナー部を第1のコーナー部とし、第2の辺と第3の辺とが直交するコーナー部を第2のコーナー部とし、第3の辺と第4の辺とが直交するコーナー部を第3のコーナー部とし、第4の辺と第1の辺とが直交するコーナー部を第4のコーナー部とする。
【0042】
上述した各辺各コーナー部において、第1の辺の第4のコーナー部の近辺に第1の凸型状の張り出し部6bが配設される。第2の辺の第1コーナー部の近辺には第1の凹型状の切り欠き部5aが配設される。第3の辺の第2のコーナー部の近辺には第2の凸型状の張り出し部6aが配設される。第4の辺の第3のコーナー部の近辺には第2の凹型状の切り欠き部5bが配設されている。
【0043】
一方、第1の凸型状の張り出し部6bの両側面には接続端子8aおよび8bが配設される。第1の凹型状の切り欠き部5aの対向する両側面には接続端子4aおよび4bが配設される。第2の凸型状の張り出し部6aの両側面には接続端子8cおよび8dが配設される。第2の凹型状の切り欠き部5bの対向する両側面には接続端子4cおよび4dが配設される。
【0044】
上述したそれぞれの接続端子には、平面ユニット内部に埋め込まれた漏水検知線3,7が接続されている。すなわち、接続端子4a,4c,8a,8cには漏水検知線3が接続され、接続端子4b,4d,8b,8dには漏水検知線7が接続されている。
【0045】
図1(b)の正面概略図を参照すると、漏水検知線3,7は平面ユニット2の上下方向(厚さ方向)中央部に埋め込まれており、裏表を逆にしても漏水検知線3の位置が同じ位置になる構造になっている。漏水検知線3、7の間隔は3mm程度でよい。
【0046】
漏水検知線3を配線する場合、対で平行配線するので、それぞれ1箇所、合計2箇所で配線がオーバラップするが、その部分は漏水検知線3、7に予め絶縁処理を施しておく必要がある。
【0047】
平面ユニット2は、多孔性樹脂14で形成され、水分を吸収もしくは透過しうる材質を有する。厚さは30mm〜50mm程度、大きさは通常の合板タイルと同じ500mm×500mm程度である。
【0048】
多孔性樹脂14は硬質スポンジまたはウレタン樹脂等でできており、漏水検知帯の表面、または下面(床面)で漏水があった場合に、その漏水が毛細管現象によって中央の漏水検知線3,7に届くようになっている。
【0049】
平面ユニット2は、予め製作された配線の型枠で形を整えられた漏水検知線3,7を、サンドイッチ状に挟み込み接着して成型したものである。
【0050】
平面ユニット2の凸型状の張り出し部および凹型状の切り欠き部における接続端子の取り付け状態を示す外観部分拡大図を示した図3と、凸型状の張り出し部および凹型状の切り欠き部を嵌合させたときの状態を示す水平方向の断面図を示した図4と、接続端子4,8の取り付け部分における水平方向の断面の部分拡大図を示した図5とを併せて参照すると、この接続端子4a,4c,8a,8cおよび4b,4d,8b,8dはそれぞれ長方形である。
【0051】
接続端子4a,4c,8a,8cおよび4b,4d,8b,8dは弾力性があり、例えば、板厚が0.5mm、長辺が40〜80mm、短辺が20〜40mm程度であり、凸型状の張り出し部6bと隣接する平面パネルの凹型状の切り欠き部5bを嵌合させると、その弾力によって電気的接続を得られる様になっている。
【0052】
凸型状の張り出し部においては、例えば接続端子8bの場合、接続端子8bの板厚0.5mmに対し、約2mmの深さで接続端子8bの大きさに準ずる方形の穴が斜め方向に開口されており、この方形の穴に接続端子8bを円弧状に湾曲させて取り付けてある。湾曲させることにより、板バネとなる。
【0053】
一方、凹型切り欠き部においては、接続端子4(例えば4b)の場合、接続端子4bも円弧状に湾曲させた形状であるから、その板厚0.5mmに対し、円弧の高さに準じて約10mmの深さで接続端子4bの大きさに準ずる方形の穴が斜め方向に開口されており、この方形の穴に接続端子4bを取り付けてある。
【0054】
取り付け方法は、接続端子8bの場合は、折り曲げた両端の角度に合わせて嵌め込んである。接続端子4bの場合は、円弧の角度に合わせて接続端子4bの一端は固定され、他端は、深く切り込み穴が開口され、嵌合時に接続端子8bに押されて略フラット状態になるように切り込み穴の中を穴に沿って摺動する。
【0055】
接続端子に押されて略フラット状態になることにより接続端子4bおよび8bは電気的に接続するための接触が得られるようになっている。また、接続端子と漏水検知線との接続は、接続端子の少なくとも一端がハンダ付けされているものとする。
【0056】
次に、平面ユニットを組み合わせ漏水検知帯として床に敷く場合の一例を示した図6を参照すると、前述したように、平面ユニットは、裏表を逆にしても漏水検知線の上下位置が同じになる様になっている。
【0057】
従って、対角線上に同じ向きのものを並べて配置し、その対角線にクロスする他方の対角線上に沿って、表裏を逆にした平面ユニットを並べて配置し組み合わせると、図6のように、市松模様状の組み合わせで床に敷くことができる。
【0058】
平面ユニット同志は接続端子が板バネでできているので、その弾性によって固定される。
【0059】
また、図6には示していないが接続端子とは別の部分でテープ等の固定具を用いて固定するときの状態を示した図7を参照すると、ここでは例えば、面ファスナー式のテープを適用し、面ファスナーの材質はナイロンである。
【0060】
平面ユニット2の各コーナ部において、面ファスナー片のファスナー面を上向きにして裏面を例えば両面接着テープで平面ユニット表面に貼り付ける。図のようにコーナー部に4枚の面ファスナー片を貼り付けた後、これら4枚の面ファスナー片を覆う1枚の面ファスナーを被せて上下のファスナー面同士を密着させ、4枚の平面ユニット相互を固定する。
【0061】
または、平面ユニット2のコーナー部を除く周辺部では対向する両辺にそれぞれ面ファスナー片を貼り付けた後、これら2枚の面ファスナー片を覆う1枚の面ファスナーを被せて上下のファスナー面同士を密着させ、2枚の平面ユニット相互を固定する。
【0062】
上述したコーナ部のみの固定、または周辺部のみの固定、またはこれら両方の固定方法を適宜組み合わせても良い。
【0063】
さらに、周辺には接続端子がむき出しにならない様に端子の保護ユニット12、13を設けるとより安全である。図6のように、凸型張り出し部に保護ユニット12を配設し、凹型切り欠き部には保護ユニット13を配設してもよい。
【0064】
次に、再び図6を参照しながらその動作を説明する。
【0065】
平面ユニット2を組み合わせて漏水検知帯1を形成すると、例えば、平面ユニット2aおよび2cは図1と同じ向きでかつ表面が上のものであり、平面ユニット2bおよび2dは図2に示したものであり、図1を90度反時計方向に回転させ、さらに裏返えした状態で配置されている。
【0066】
したがって、例えば漏水検知盤9と漏水検知帯1の漏水検知線7とを接続する配線11は、平面ユニット2cの凸型張り出し部6bの接続端子8bから凹型切り込み部5aの4bに接続し、さらに内部の漏水検知線7を通り、凹型切り込み部5bの4dに接続するとともに、凸型張り出し部6aの接続端子8dから平面ユニット2bの凹型切り込み部5aの4bに接続する。
【0067】
平面ユニット2bでは凹型切り込み部5aの4bから分岐し、一方は内部の漏水検知線7を通り凸型張り出し部6aの接続端子8dに接続し、さらに、凹型切り込み部5bの4dに接続するとともに、分岐した他方は凸型張り出し部6bの接続端子8bから平面ユニット2aの凹型切り込み部5bの4dにも接続する。
【0068】
平面ユニット2aでは、凹型切り込み部5bの4dから凸型張り出し部6aの接続端子8dに接続し、さらに、平面ユニット2aの内部の漏水検知線7を通り凹型切り込み部5aの4bに接続するとともに、凸型張り出し部6bの接続端子8bから平面ユニット2dの凹型切り込み部5bの4dに接続する。
【0069】
平面ユニット2dでは、凹型切り込み部5bの4dから凸型張り出し部6aの8dに接続し、さらに、平面ユニット2dの内部の漏水検知線7を通り凹型切り込み部5aの4bに接続するとともに、凸型張り出し部6bの接続端子8bに接続する。
【0070】
一方、漏水検知盤9と漏水検知帯1の漏水検知線3とを接続するの他方の配線10は、凹型切り込み部および凸型張り出し部以外の内部では内部配線7と平行に配線される。すなわち、平面ユニット2cの凸型張り出し部6bの接続端子8aから凹型切り込み部5aの4aに接続し、さらに内部の漏水検知線3を通り、凹型切り込み部5bの4cに接続するとともに、凸型張り出し部6aの接続端子8cから平面ユニット2bの凹型切り込み部5aの4aに接続する。
【0071】
平面ユニット2bでは凹型切り込み部5aの4aから内部の漏水検知線3を通り凸型張り出し部6aの接続端子8cに接続し、さらに、凹型切り込み部5bの4cに接続するとともに、凹型切り込み部5aの4aは凸型張り出し部6bの接続端子8aから平面ユニット2aの凹型切り込み部5bの4cに接続する。
【0072】
平面ユニット2aでは、凹型切り込み部5bの4cから凸型張り出し部6aの接続端子8cに接続し、さらに、内部の漏水検知線3を通り凹型切り込み部5aの4aに接続するとともに、凸型張り出し部6bの接続端子8aから平面ユニット2dの凹型切り込み部5bの4cに接続する。
【0073】
平面ユニット2dでは、凹型切り込み部5bの4cから凸型張り出し部6aの8cに接続し、さらに、平面ユニット2dの内部の漏水検知線3を通り凹型切り込み部5aの4aに接続するとともに、凸型張り出し部6bの接続端子8aに接続する。
【0074】
上述した構成に基づき、漏水検知帯1の表面または床面のいずれかに漏水があると、この漏水が多孔性樹脂14に吸収され、中央部分に配線された漏水検知線3、7部分までしみ込み、漏水検知線3と漏水検知線7との間がショート状態になる。ショート状態になると、その間の絶縁抵抗値が低下する。これにより漏水検知帯1が漏水を検知し、漏水検知盤9で警報が発報される。
【0075】
前述した従来の技術では、漏水検知帯を漏水検知センサとして単純にユニット化した場合、ユニットごとに漏水検知盤まで配線を敷設しなければならないが、本発明の漏水検知帯1によれば、平面ユニット毎に内部の漏水検知線と接続する接続端子を設けているので、平面ユニットを簡単に結合でき、ユニット間に新たに配線を敷設する必要がない。
【0076】
また、漏水検知帯を敷設するフロアの形状に応じて平面ユニットを敷設することができる。
【0077】
また、図6に示したように、平面ユニット周辺に保護ユニットを設ければより安全になる。
【0078】
さらに、図1の正面図のように、上下(表裏)対称的な構造にしたので、1種類のユニットで、それぞれ表裏を逆に配置することにより、図6のような組み合わせで広い面積に対応できるので、低コストで広いフロアに対応できるという効果がある。
【0079】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0080】
第2の実施の形態における平面ユニットの構成を示した図8を参照すると、図1に示した平面ユニットとの相違点は、凹型切り込み部および凸型張り出し部をそれぞれ2組ずつ設けることにより、平面ユニットの表裏を逆にしなくとも複雑なフロア形状に対応できることである。
【0081】
すなわち、凹型切り込み部5aが形成された辺の他方のコーナー近辺に新たに凹型切り込み部5a′と接続端子4a′、4b′とを設け、その反対側の辺で、凹型切り込み部5bが形成された辺の他方のコーナー近辺に新たに凹型切り込み部5b′と接続端子4c′、4d′とを設ける。
【0082】
一方、凸型張り出し部6aが形成された辺の他方のコーナー近辺に新たに凸型張り出し部6a′と接続端子8c′、8d′とを設け、その反対側の辺で、凸型張り出し部6bが形成された辺の他方のコーナー近辺に新たに凸型張り出し部6b′と接続端子8a′、8b′とを設ける。
【0083】
漏水検知線3,7は次のように配線で構成される。
【0084】
すなわち、平面ユニット2′の凸型張り出し部6bの接続端子8bから凸型張り出し部6b′の接続端子8b′に接続し、さらに凹型切り込み部5aの4bに接続する。
【0085】
凹型切り込み部5aの4bから内部の漏水検知線7を通り、凹型切り込み部5b′の4d′に接続し、さらに漏水検知線7を通り、凹型切り込み部5bの4dに接続するとともに、凸型張り出し部6a′の接続端子8d′に接続し、かつ凸型張り出し部6aの接続端子8dに接続し、凹型切り込み部5a′の接続端子4a′に接続する。
【0086】
平面ユニット2′の凸型張り出し部6bの接続端子8aから凹型切り込み部5b′の4c′に接続し、凸型張り出し部6b′の接続端子8a′に接続し、さらに凹型切り込み部5aの4aに接続する。
【0087】
凹型切り込み部5aの4aから内部の漏水検知線7を通り、凹型切り込み部5a′の接続端子4b′に接続する。
【0088】
さらに漏水検知線7を通り、凹型切り込み部5bの4cに接続するとともに、凸型張り出し部6a′の接続端子8c′に接続し、かつ凸型張り出し部6aの接続端子8cに接続する。
【0089】
上述した第2の実施に形態においては、平面ユニット2′を複数個組み合わせて漏水検知帯1を構成する場合は、一方の平面ユニット2′の凸型張り出し部6aは隣接する他方の平面ユニット2′の凹型切り込み部5b′に接続し、一方の平面ユニット2′の凸型張り出し部6a′は他方の凹型切り込み部5bに接続する組み合わせと、一方の平面ユニット2′の凸型張り出し部6bを他方の平面ユニット2′の凹型切り込み部5a′に接続し、一方の平面ユニット2′の凸型張り出し部6b′を他方の平面ユニット2′の凹型切り込み部5aに接続する組み合わせの2通りである。
【0090】
この第2の実施形態によれば、隣接する平面ユニットとの組み合わせは2通りに制限されるものの、第1の実施の形態のように表裏を逆にして組み合わせる必要がないので、漏水検知線を平面ユニットの中心部分に配設する必要がなく、上下のどちらに偏ってもよいという自由度がある。
【0091】
また、嵌合部分が、8箇所あるので、第1の実施の形態における4箇所に比較して配置が安定する。
【0092】
【発明の効果】
上述したように、本発明の漏水検知帯およびその配設方法は、漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、平面ユニットそれぞれを表裏兼用として組み合わせるために平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、隣接する平面ユニットの表裏を逆にしたとき凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、凹型状の切り欠き部および凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを有するので、ユニットを簡単に結合でき配線を敷設する必要がない。
【0093】
また、フロアの形に応じてユニットを敷設することができる。
【0094】
また、漏水検知帯周辺に保護ユニットを設ければより安全になる。
【0095】
さらに、表裏を逆にして接続する対称的な構造にしたので、1種類のユニットで、それを表裏ひっくり返すことにより、広い面積に対応できるので、低コストで広い床に対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の第1の実施形態の漏水検知帯における平面ユニットの概要を示すための水平方向の断面図である。
(b)平面ユニットの正面図である。
【図2】図1の平面ユニットの裏面を上面としたときの水平方向の断面図である。
【図3】平面ユニット2の凸型状の張り出し部および凹型状の切り欠き部における接続端子の取り付け状態を示す外観部分拡大図である。
【図4】凸型状の張り出し部および凹型状の切り欠き部を嵌合させたときの状態を示す水平方向の断面図である。
【図5】接続端子4,8の取り付け部分における水平方向の断面の部分拡大図である。
【図6】平面ユニットを組み合わせ漏水検知帯として床に敷く場合の一例を示した図である。
【図7】テープ等の固定具を用いて固定するときの状態を示した図である。
【図8】第2の実施の形態における平面ユニットの構成を示した図である。
【図9】従来の漏水検知手段の構成を示した図である。
【図10】従来の他の漏水検知手段の構成を示した図である。
【符号の説明】
1 漏水検知帯
2,2′ 平面ユニット
3,7 漏水検知線
4a,4b,4c,4d,4a′,4b′,4c′,4d′,8a,8b,8c,8d,8a′,8b′,8c′,8d′ 接続端子
5a,5b,5a′,5b′ 凹型切り欠き部
6a,6b,6a′,6b′ 凸型張り出し部
9 漏水検知盤
10,11 配線
12,13 保護カバー
14 多孔性樹脂

Claims (19)

  1. 漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを表裏兼用として組み合わせるために平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、隣接する前記平面ユニットの表裏を逆にしたとき前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを有することを特徴とする漏水検知帯。
  2. 漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを組み合わせるために平面上の方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設けられ前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを有することを特徴とする漏水検知帯。
  3. 前記1対の漏水検知線が、前記1対の漏水検知線と前記1対の接続端子とを接続するための配線を兼ねている請求項1または2記載の漏水検知帯。
  4. 前記1対の接続端子は、前記凹型状の切り欠き部内の対向する側面および前記凸型状の張り出し部の両側面に設けられ、前記1対の接続端子の設定位置は凹凸双方の対応する端子同士が接触する位置とする請求項1または2記載の漏水検知帯。
  5. 前記平面ユニットの前記凸型状の張り出し部および前記凹型状の切り欠き部の両方に、またはどちらか一方には端子保護用カバーを備える請求項1または2記載の漏水検知帯。
  6. 漏水検知帯配置場所の複雑なレイアウトに対応する手段として、前記平面ユニットが、前記凹型状の切り欠き部と、前記凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設ける1対の接続端子とからなる嵌合手段を備え、前記嵌合手段を順次連結して前記漏水検知帯を構成する請求項1または2記載の漏水検知帯。
  7. 前記平面ユニットの構成は1種類のみとする請求項6記載の漏水検知帯。
  8. 前記平面ユニット同士の前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部を表裏が互いに逆になる組み合わせで嵌合させて配置したとき、配置された状態の全ての前記平面ユニット内部の前記1対の漏水検知線が、ユニット表面から同一距離となる内部位置に予め配設された表裏対称構造を有する請求項1記載の漏水検知帯。
  9. 前記1対の接続端子は弾力性があり、前記凹型状の切り欠き部または前記凸型状の張り出し部を嵌合させるとその弾力によって電気的接続を得られる構造を有する請求項1または2記載の漏水検知帯。
  10. 前記漏水検知帯の表面または床面で漏水があった場合に、その漏水が毛細管現象によって前記平面ユニット内部の中心部に埋め込まれた前記1対の漏水検知線に到達する構造を有する請求項1または2記載の漏水検知帯。
  11. 前記1対の接続端子が板バネ形成される請求項1または2記載の漏水検知帯。
  12. 前記1対の漏水検知線を内部の中心部に配設した前記平面ユニットは水分を吸収または透過する多孔性樹脂で形成される請求項1または2記載の漏水検知帯。
  13. 前記多孔性樹脂は硬質スポンジまたはウレタン樹脂を含んで形成される請求項12載の漏水検知帯。
  14. 漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを表裏兼用として組み合わせるために平面上の方形上下辺および左右辺とも中心線に対して逆対称のコーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、隣接する前記平面ユニットの表裏を逆にしたとき前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とを用いて、前記平面ユニット群の表裏を組み合わせながら順次連結することを特徴とする漏水検知帯の配設方法。
  15. 漏水を検知するための漏水検知帯を方形の平面ユニット群で構成し、前記平面ユニットは、その内部に予め定める所定の水平間隔で並行に張り巡らせた1対の漏水検知線と、前記平面ユニットそれぞれを組み合わせるために平面上の方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設ける凹型状の切り欠き部と、方形上下辺または左右辺とも中心線に対して対称で、かつ両コーナー近辺に設けられ前記凹型状の切り欠き部に嵌合する凸型状の張り出し部と、前記凹型状の切り欠き部および前記凸型状の張り出し部それぞれの側面に設けられ前記1対の漏水検知線を前記平面ユニット間で直列接続するための1対の接続端子とをもちいて、1種類の前記平面ユニット群を組み合わせながら順次連結することを特徴とする漏水検知帯の配設方法。
  16. 前記凹型状の切り欠き部または前記凸型状の張り出し部以外の部分で所定の固定具を用いて固定する請求項14または15記載の漏水検知帯の配設方法。
  17. 前記所定の固定具は着脱可能な面ファスナー式による材質がナイロン繊維のテープであり、前記平面ユニットを組み合わせた時の互いに対向接触する4つのコーナ部それぞれにおいて、ファスナー面を上向きにした面ファスナー片の裏面を接着手段で前記平面ユニット表面に貼り付けた後、これら4枚の面ファスナー片を覆う1枚の面ファスナーを被せて上下のファスナー面同士を密着させ、前記4つのコーナー部相互を固定する請求項16記載の漏水検知帯の配設方法。
  18. 前記漏水検知帯における隣接する前記平面ユニットは互いに表裏が逆の状態で接続し前記漏水検知帯全体が市松模様状に組み合わさって床に敷設される請求項14記載の漏水検知帯の配設方法。
  19. 前記平面ユニットの前記凸型状の張り出し部および前記凹型状の切り欠き部の両方に、またはどちらか一方には端子保護用カバーを配設する請求項14または15記載の漏水検知帯の配設方法。
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