JPH0248826Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0248826Y2
JPH0248826Y2 JP1986167755U JP16775586U JPH0248826Y2 JP H0248826 Y2 JPH0248826 Y2 JP H0248826Y2 JP 1986167755 U JP1986167755 U JP 1986167755U JP 16775586 U JP16775586 U JP 16775586U JP H0248826 Y2 JPH0248826 Y2 JP H0248826Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
liquid crystal
crystal display
electrodes
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986167755U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6373725U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986167755U priority Critical patent/JPH0248826Y2/ja
Publication of JPS6373725U publication Critical patent/JPS6373725U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0248826Y2 publication Critical patent/JPH0248826Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液晶表示パネルと回路基板との間に介
装される導電コネクタのずれ、変形、ねじれ等に
伴う異常状態を電気的に容易に検出できる液晶表
示装置に関する。
(従来技術) 一般に、液晶表示装置は、外部の電源に接続さ
れる電源端子、時・分を修正するスイツチ部、半
導体素子(LSI)等や、これらを結ぶ導電パター
ンを回路基板に備え、回路基板上に導電コネクタ
を介して液晶表示パネルが結合されており、この
導電コネクタにより、回路基板表面と液晶表示パ
ネル下面に設けられた双方の導電用電極の導通を
行なう構造となつている。
ところが、上述した如く、導電コネクタを介装
して液晶表示パネルを回路基板に結合する場合に
は、組込み時に、導電コネクタが位置ずれを生じ
たり、導電コネクタの一部(特に端部が多い)が
ねじれや変形し異常状態を生ずることがある。こ
のような場合には、液晶表示パネルに一部表示さ
れない不具合を生じ、組込み後に液晶表示パネル
の全ての表示を必ず確認する必要があり、非常に
手間がかかるという不具合があつた。また、この
ような導電コネクタの異常状態は、組付け時には
正常なものでも、外装に作用する外力や振動等に
よつて組込み後長時間経過後にも生ずる場合もあ
り、導電コネクタの異常状態を組込み後に外部か
ら容易に発見できない難点がある。
このような導電コネクタの位置ずれ等を電気的
に検出するものとして、特開昭60−209722号公報
に記載されたものがある。この発明においては、
液晶パネルと回路板の位置ずれ検出用の電極端
子、及びこれらに接続される測定端子を設け、測
定端子に点灯ランプ、スイツチ及び電源等の外部
装置を接続し、点灯ランプの点灯やその明るさに
より、導電コネクタの位置ずれが範囲内にあるか
を電気的に検出している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術においては、測定
端子や導電パターンを新たに設けなければなら
ず、高密度で余裕のない導電パターンを有する回
路基板に設ける場合には新たな導電パターンの作
成が非常に困難となる。また、位置検出時には、
ランプやスイツチ等の外部装置を必要とするた
め、製作工程上、負担となる欠点がある。
そこで、本考案は、導電パターンの作成が容易
で、ランプ等の外部装置を用いずに導電コネクタ
の位置ずれ、ねじれ、変形等を容易に検出できる
液晶表示装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の液晶表示装置は、複数の導電用電極、
半導体素子、スイツチ部、電源用端子及び電源用
端子とスイツチ部とを接続する導電のパターンを
有する回路基板と、この回路基板の導電用電極に
対応した複数の導電用電極を有する液晶表示パネ
ルと、これら回路基板と液晶表示パネルの双方の
導電用電極との間に介装され双方の導電用電極間
の導通を図る導通コネクタとを備えたものであ
り、更に、回路基板の少なくとも導電コネクタが
配設される必要箇所に二個の検出用電極が形成さ
れる一方、これら二個の検出用電極の双方に前記
導電コネクタを介して導通する幅広の検出用電極
が前記液晶表示パネルに形成されており、前記二
個の検出用電極、導電コネクタ及び幅広の検出用
電極を経由して前記スイツチ部が半導体素子の入
力端子に接続されて構成されている。
(作用) したがつて、電源用端子を電源に接続しスイツ
チ部をオン操作することにより、検出用電極及び
導電コネクタを経由する検出回路を通じて半導体
素子に電源が供給され、導電コネクタが正常状態
の場合には液晶表示パネルに表示がなされ、正常
状態が確認できる。これに対し、導電コネクタが
ねじれたり変形する異常状態の場合には、検出用
電極及び導電コネクタ間で不導通となり、検出回
路が形成されないため、液晶表示パネルには表示
がなされず、これによつて、導電コネクタの異常
状態を検出することができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本実施例の液晶表示装置1は、第1図の分解斜
視図に示すように、回路基板2と、この回路基板
2上に二つの導電コネクタ3a,3bを介装して
組込まれる液晶表示パネル4と、この液晶表示パ
ネル4を回路基板2に支持固定する枠状のフレー
ム5とから構成されている。
上記回路基板2は、第2図に示すように略長方
形状に形成され、中央部には長方形状の開口6が
形成されている。この開口6の図中右側には半導
体素子(以下、LSIという)7が搭載されるとと
もに、開口6の図中左側には電源用端子8a,8
bが設けられている。この電源用端子8a,8b
には図中破線のように電源VDが接続される。ま
た、開口6の左右両側には時間と分の修正用のス
イツチ部9aと9bが設けられており、これらの
スイツチ部9a,9bは導電ゴムの接触によりオ
ン動作を行なう。更に、開口6の上下両側には複
数の導電用電極10a…,10b…が回路基板2
の長手方向に沿つて夫々配列されており、回路基
板2の表面及び裏面に表示に必要な多数の導電パ
ターンが形成されている。
また、図中、上側に配列された導電用電極10
a…の両端側には二個一組の検出用電極11a,
11aと12a,12aが、図中、下側に配列さ
れた導電用電極10b…の両端側には二個一組の
検出用電極11b,11bと12b,12bが配
列されている。すなわち、本実施例においては、
後述する導電コネクタ3a,3bがその両端部で
異常状態を生じやすいので、導電コネクタ3a,
3bの両端部が位置する箇所に夫々二個一組の検
出用電極11a,11aと12a,12a,11
b,11bと12b,12bを設けたものであ
る。上記上側の検出用電極11a,11a,12
a,12aのうち、内側(導電用電極10a…に
隣接する電極)の検出用電極11aと12aとが
新設パターン13aにより互いに接続されてい
る。これらのうち最右端側の検出用電極12a
は、新設パターン14aによりLSI7の入力端子
に接続される一方、最左端側の検出用電極11a
は、新設パターン15a及び従来の導電パターン
16aを通じて時間修正用のスイツチ部9aに接
続されている。スイツチ部9aは従来の導電パタ
ーン17を通じて正側の電源端子8aに接続され
ている。
他方、第2図中の開口6の下側に設けられた検
出用電極11b,11bと12b,12bは、内
側の電極11bと12bが新設パターン13bに
より互いに接続されている。また、最右端側の検
出用電極12bは新設パターン14b及び従来の
導電パターン18を通じてLSI7の入力端子に接
続されている。最左端側の検出用電極11bは、
新設パターン15b及び導電パターン16bを通
じて分修正用のスイツチ部9bに接続され、この
スイツチ部9bは導電パターン19、LSI7及び
導電パターン20,17を通じて電源用端子8a
に接続されている。このように本実施例では配列
された夫々の導電用電極10a…,10b…の両
端側に夫々2個の検出用電極が設けられるととも
に、2個の検出用電極が直列接続され、これによ
り各スイツチ部により動作する検出回路が形成さ
れる。
上記液晶表示パネル4には、第3図の底面図に
示すように、回路基板2上の導電用電極10a…
と10b…に対応するように、二列に配列された
導電用電極22a…と22b…が設けられてお
り、これらの導電用電極22a…,22b…がパ
ネル内の各表示素子24…に接続されている。ま
た、液晶表示パネル4の裏面には上記回路基板2
の二個一組の検出用電極11a,11a,12
a,12a,11b,11b,12b,12bの
位置に対応するように、幅広の検出用電極25
a,26b,25b,26bが夫々設けられてい
る。そして、回路基板2上の、図中上側に配列さ
れた電極11a,11a,10a…,12a,1
2a上、及び図中下側に配列された電極11b,
11b,10b…,12b,12b上には、第1
図に示すように、直方体状の導電コネクタ3a,
3bを夫々介装し、支持フレーム5により液晶表
示パネル4が回路基板2に組込まれる。尚、第1
図中、27…は支持フレーム取付けのねじであ
る。上記導電コネクタ3a,3bは、直方体状の
長手方向に不導体間に導体を挾み込んだ積層構造
に形成され、組込み後には第4図aに示すように
上記回路基板2と液晶表示パネル4の各導電用電
極10a…と10b…を各々導通させるととも
に、回路基板2上の二個一組の夫々の検出用電極
11a,11a,12a,12a,11b,11
b,12b,12bとこれらに夫々対応する25
a,26a,25b,26bとを各々導通させる
構造となつている。
このような液晶表示装置1においては、電源用
端子8a,8bに電源を接続し、時間修正用のス
イツチ部9aをオン操作すると、電源用端子8
a、導電パターン16a,15a、と左端側双方
の検出用電極11a,11a,25a及び導電コ
ネクタ3a、新設パターン13a、右端側双方の
検出用電極12a,12a,26a及び導電コネ
クタ3a、新設パターン14aを結ぶ、検出回路
が形成され、これによりLSI7の入力端子に電源
が供給され、第4図aに示す如く導電コネクタ3
aが正常な状態で組込まれている場合には、液晶
表示パネル4上に時間表示が可能となり、第2図
中の上側の導電コネクタ3aが正常であることが
確認できる。
これに対し、導電コネクタ3aがねじれや変
形、また位置ずれを生じた場合、例えば、第4図
bに示す如く図中右端側の端部に変形を生じた場
合には、右端側の回路基板2上の検出用電極12
a,12aと液晶表示パネル4の検出用電極26
bとが不導通となり、スイツチ部9aをオン操作
しても液晶表示パネル4上には時間が表示なされ
ないことになり、ことによつて導電コネクタ3a
の組込みの異常を容易に検出できる。
他方、分修正用スイツチ部9bをオン操作する
と、電源用端子8a、導電パターン17,20、
LSI7、導電パターン19、スイツチ部9b、導
電パターン16b,15b、左端側双方の検出用
電極11b,11b,25b及び導電コネクタ3
6、新設パターン13b、右端側双方の検出用電
極12b,12b、26b及び導電コネクタ3
b、導電パターン14b,16aを結ぶ検出回路
が形成され、これによりLSI7の入力端子に電源
を供給され、上記同様にして下側の導電コネクタ
3bの異常を検出することができる。
また、本実施例では導電コネクタの端部に夫々
設けられる二組の検出用電極を直列接続すること
により検出回路が形成されるので、各スイツチ部
の一回の検出操作で一つの導電コネクタの異常を
一度に検出することができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、既製の導
電パターンを利用して検出回路が構成されるの
で、新設パターンが少なくて済み、高密度のパタ
ーンを有する回路基板にも対応できる。また、回
路基板上のスイツチ部を利用して液晶表示パネル
により確認できるので、導電コネクタの組込み後
でも容易に異常状態の検出が可能となるととも
に、従来の如きランプやスイツチ等の外部装置が
不要となり、これに伴う製作工程上の負担を軽減
することが可能となる。更に、各導電コネクタに
用いられる検出用電極を直列接続して検出回路を
構成することにより、各導電コネクタの異常を一
度の検出操作で検出できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図bは本考案の一実施例を示
し、第1図は液晶表示装置の分解斜視図、第2図
は回路基板の平面図、第3図は液晶表示パネルの
底面図、第4図a,bは導電コネクタの正常状態
及び異常状態を示す要部の断面図である。 1……液晶表示装置、2……回路基板、3a,
3b……導電コネクタ、4……液晶表示パネル、
7……半導体素子、8a,8b……電源用端子、
9a,9b……スイツチ部、10a,10b,2
2a,22b……導電用電極、11a,11b,
12a,12b,25a,25b,26a,26
b……検出用電極。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の導電用電極、半導体素子、スイツチ部、
    電源用端子、及びこの電源用端子とスイツチ部と
    を接続する導電パターンとを有する回路基板と、
    該回路基板の導電用電極に対応した複数の導電用
    電極を有する液晶表示パネルとを備え、前記回路
    基板と液晶表示パネルの双方の導電用電極との間
    にこれら双方の導電用電極間の導通を図る導電コ
    ネクタを介装して前記回路基板上に液晶表示パネ
    ルが組込まれる液晶表示装置において、前記回路
    基板の少なくとも導電コネクタが配設される必要
    箇所に二個の検出用電極を設ける一方、これら二
    個の検出用電極の双方に前記導電コネクタを介し
    て導通する幅広の検出用電極を前記液晶表示パネ
    ルに設け、前記二個の検出用電極、導電コネクタ
    及び幅広の検出用電極を経由して前記スイツチ部
    を半導体素子の入力端子に電気的に接続したこと
    を特徴とする液晶表示装置。
JP1986167755U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0248826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167755U JPH0248826Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167755U JPH0248826Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373725U JPS6373725U (ja) 1988-05-17
JPH0248826Y2 true JPH0248826Y2 (ja) 1990-12-21

Family

ID=31099984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986167755U Expired JPH0248826Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0248826Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2711616B2 (ja) * 1992-06-12 1998-02-10 スタンレー電気株式会社 液晶表示素子

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209722A (ja) * 1984-04-04 1985-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示モジユ−ル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60209722A (ja) * 1984-04-04 1985-10-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示モジユ−ル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6373725U (ja) 1988-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4721365A (en) Electronic device including panels with electrical alignment means
JPH1032064A (ja) 電気コネクタ
JPS5924507B2 (ja) 電気接続モジユ−ル
JP3689318B2 (ja) 液晶パネル及び液晶表示装置
JPH0248826Y2 (ja)
JP2003234547A (ja) 基板および基板ユニット
JP3713997B2 (ja) 表示パネルと回路基板の接続構造
JPH11218778A (ja) 液晶表示装置の実装方法
JPH066529Y2 (ja) 制御盤用プリント板
JP2685415B2 (ja) 分電盤
JPH0818292A (ja) プリント基板の支持方法
KR100504467B1 (ko) 피씨비 검사판 및 이를 이용한 검사장치
US20040246018A1 (en) TFT array inspection device
JP2002171641A (ja) ジャンクションボックス
JP2003037379A (ja) プリント基板の接続構造
JPH0745946A (ja) Lcdパネルの接続方法
JP2000082514A (ja) 電気配線板の接続構造
JPH08138775A (ja) コネクタ構造
JPH0239127A (ja) 液晶表示装置
JPH0935778A (ja) プログラマブルコントローラ用端子台
JPH07231181A (ja) 配線基板固定方法
JP2002329535A (ja) 回路装置
JPH0737648A (ja) 同軸コネクタ
JPS6143730B2 (ja)
JPH0878111A (ja) 電子部品の接続構造