JPH04301534A - 漏水検出装置 - Google Patents

漏水検出装置

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Publication number
JPH04301534A
JPH04301534A JP6656691A JP6656691A JPH04301534A JP H04301534 A JPH04301534 A JP H04301534A JP 6656691 A JP6656691 A JP 6656691A JP 6656691 A JP6656691 A JP 6656691A JP H04301534 A JPH04301534 A JP H04301534A
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JP
Japan
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water
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water leakage
conductive
resistance value
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Pending
Application number
JP6656691A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Mizue
水江 清一
Noriyuki Hiraoka
紀之 平岡
Akio Suefuji
末藤 安芸夫
Hiroshi Fujita
博司 藤田
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ARESU KK
Original Assignee
ARESU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は漏水検出装置、特に、建
築物の屋上に設けた防水層に最適な漏水検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの屋上には、漏水を防止す
るために防水層(例えば、アスファルト防水層,モルタ
ル)が設けられている。このような防水層は、その防水
性を高めるために、幾層にも積み重ねて設けられている
が、熱収縮の繰り返し,経時的劣化等によりクラックが
発生し、そのクラックが内部の防水層にまで及んでビル
内に漏水することがある。一方、ビル内には、給排水装
置,空調装置の外、コンピュータルーム等の漏水が重大
な事故につながるような箇所の床内に漏水検出装置、例
えば、一対の導体部材間に吸水により導通する材料を介
在させたものを蛇行させて設け、導体部材間の導通によ
り漏水が発生したことを検出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記漏
水検出装置では、ビルの屋上から漏水した場合、早期に
検出するのは困難であり、ビル内の壁,天井等が汚れる
ことになる。特に、水が天井からコンピュータルームに
落下する場合には、検出することができず、事故発生の
原因となる。
【0004】このため、前記漏水検出装置を、ビル屋上
の防水層に設けることも考えられるが、この漏水検出装
置では配線部分で漏水が生じていることは検出できるが
、漏水箇所を特定することはできない。したがって、仮
に、ビル屋上の全面に前記漏水検出装置を配設しても漏
水箇所を特定できず、かつ、これら漏水検出装置は屋上
の防水層下部に設置されるため、屋上の外表面からも漏
水箇所が特定できず、結局、屋上全体の防止層を順次掘
り起こさなければならない。そのため、従来、屋上のよ
うな広い場所には漏水検出装置は設置されていなかった
【0005】本発明は前記問題点に鑑み、安価で、しか
も、広範囲での漏水位置を検出できる漏水検出装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、対向する一対の導体部材間に、吸水により
前記導体部材間を導通する吸水感知素子を介在してなる
漏水検出部材と、一対の導通部材のうち、少なくとも一
方が所定値以上の抵抗値を有する抵抗を備えた電気接続
部材とから構成され、前記漏水検出部材と電気接続部材
とを複数個交互に直列に配設するとともに、直列接続さ
れた前記各導体部材で構成された導体ラインの各一端を
、電源と抵抗検出器とに接続したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、前記いずれかの吸水感知素子
が吸水して導体部材間が導通すると、その導通位置によ
って各ラインの端部間で検出される電気抵抗値が変化す
ることになる。
【0008】
【実施例】次に、本発明に係る漏水検出装置について添
付図面を参照して説明する。第1実施例に係る漏水検出
装置は、図1に示すように、大略、複数の漏水検出部材
1と電気接続部材2とからなる。
【0009】前記漏水検出部材1は、図2に示すように
、対向する一対の導体部材3,3間に吸水感知素子4を
挾持一体化したものである。導体部材3は、例えば、銅
の薄板5を導電性樹脂(ポリアセチレンにヨウ素等をド
ーピングしたもの等)6で被覆したものである。また、
吸水感知素子4は、例えば、紙,布等の絶縁材料に塩化
リチウム等の電解質を含浸し、乾燥させて形成する。そ
して、前記導体部材3および吸水感知素子4は、前述の
ように、サンドイッチ状に一体化された状態で合成樹脂
(例えば、塩化ビニール)からなる被覆材7により、両
端面から前記導体部材3を露出するように被覆されてい
る。なお、前記吸水感知素子4と外部とは被覆材7に設
けた複数の貫通孔8により連通されているが、前記被覆
材7を透水性樹脂とし、貫通孔8を省略してもよい。
【0010】前記電気接続部材2は、図1および図3に
示すように、上下一対の樹脂ケース10,11からなり
、その対向面の両端部には前記漏水検出部材1の導体部
材3の先端部が半分だけ位置する段付溝部12が設けて
あり、また、樹脂ケース10,11内には、抵抗17を
有する導通部材16をそれぞれインサート成形されてお
り、かつ、前記段付溝部12の小径部には前記導通部材
16と電気的に接続された接続片18が配設されている
。そして、前記抵抗17の抵抗値は、前記吸水感知素子
4が所定量の水を吸水し、導体部材3,3間が導通した
場合の吸水感知素子4の抵抗値よりも大きくなるように
設定されている。なお、13は鋸歯状の圧着部である。
【0011】前記漏水検出部材1と電気接続部2との連
結は、漏水検出部材1の先端部を樹脂ケース11の段付
溝部12に位置決めした後、樹脂ケース10を被せ、互
いの対向面に設けた凸部14と凹部15とを嵌合すれば
よい。これにより、各導通部材16,16は前記接続片
18を介して前記各導体部材3,3とそれぞれ直列接続
され別個のラインが形成される。なお、前記樹脂ケース
10,11の一体化は、ビス等の別部材により行なうよ
うにしてもよい。
【0012】このようにして複数個交互に直列に連結し
た前記漏水検出部材1および電気接続部材2は、図5お
よび図7に示すように、ビル屋上の躯体コンクリート2
0の上方に形成した第1防水層21の上面に所定間隔で
並設される。そして、各ラインの一端部はターミナル2
5を介してそれぞれ多芯ケーブル26でコントローラ2
7に接続される。このコントローラ27には1個の電源
が設けてあり、各ラインの一端部は前記電源に接続され
るとともに、各一対のラインには各々抵抗検出器が接続
され、かつ、各ラインの他端部の対向する導通部材16
,16は、適宜、接続されている。
【0013】前記コントローラ27では、各電気接続部
材2での総抵抗値(抵抗17,17の抵抗値の合計)を
Δrとすると、通常、各一対のラインでの全抵抗17の
抵抗値n×Δrが検出されており、これによって各ライ
ンでの断線の有無が分かるようになっている。そして、
漏水が生じて一対のラインのうち、ずれか1つの漏水検
出部材1が吸水して導通すると、この導通位置までの総
抵抗値Rが検出され、この検出信号に基づいて漏水箇所
を特定する。例えば、図6の位置k(k=1〜n)で防
水保護層23および第2防水層22にクラックが生じて
漏水が発生し、貫通孔8を介して吸水感知素子4に吸水
されて、この位置kの漏水検出部材1が導通すると(説
明上、漏水検出部材1での抵抗値が0(Ω)になった場
合を想定している。)、各ラインの端部a,b間の抵抗
値Rがk×Δrとなる。前記コントローラ32では、こ
の検出信号に基づいて、位置kをR/Δrに対応する位
置として検出し、図示しない表示パネルにその位置を表
示したり、警報を鳴らしたりする。したがって、補修工
事では、位置kでの防水保護層23,第2防水層22を
順次はがし、電気接続部材2の樹脂ケース10(上方側
)を取り外すことにより、漏水検出部材1を取り替え、
再び前記樹脂ケース10を取り付けた後、防水層を形成
すればよい。
【0014】また、例えば、同一ラインNの複数箇所で
同時に漏水が発生した場合(図5参照)には、図6に示
すように、前記コントローラ27から最も近い漏水検出
部材1aまでの総抵抗値が検出され、その位置が特定さ
れるので、まず、この位置の防水層を取り除き、前述の
ようにして漏水検出部材1aを取り替える(図8中、修
復(1)で示す。)。これにより、次に近い漏水検出部
材1bまでの総抵抗値Rが検出されることになるので、
今度は、この位置での防水層を取り除き、前記漏水検出
部材1bを取り替える(図8中、修復(2)で示す。)
。以下、同様にして防水層を取り除き、漏水検出部材1
を取り替えた後、補修箇所全ての防水層を新たに形成し
てこの補修作業を終了する。
【0015】第2実施例に係る漏水検出装置は、図9に
示すように、前記第1実施例の漏水検出部材1をシート
状にしたものである。すなわち、導体部材3を網状シー
トとし、この導体部材3,3間に、前記吸水感知素子4
を介在させ、全体を透水性を有する被覆材7でそれぞれ
被覆したもので、前記第1実施例に比べて広範囲での漏
水検出が可能となる。なお、前記被覆材7を塩化ビニー
ル等として多数の貫通孔を設けるようにしてもよい。
【0016】前記両実施例では、抵抗17を導通部材1
6,16の両方に設けるようにしたが、いずれか一方の
みとしてもよく、その設け方は各位置kまでの抵抗値が
他の位置と判別できれば自由である。なお、前記実施例
では、各ラインの最終端部を互いに電気的に接続したが
、漏水のみを検知するものであれば、接続することはな
く開放状態としてもよいことは勿論である。また、前記
吸水感知素子4は前述のものに限らず、吸水により導体
部材間を導通するものであればよい。さらに、前記両実
施例では、ビルの屋上に設ける場合について説明したが
、ビル内でOA機器等が複数箇所に渡って設置されてい
る等の広範囲で漏水箇所を検知する場合にも適用できる
ことは勿論である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
係る漏水検出装置によれば、漏水検出部材を複数箇所に
設け、その漏水箇所での導通により、その位置までの総
抵抗値を検出し、この検出信号に基づいて各場所を検出
するようにしているので、各場所に検出装置を別個に配
置しなくてもその位置を特定することができる。しかも
、各漏水検出部材間に抵抗を有する電気接続部材を設け
ただけの簡単な構造であるので、装置を安価に提供でき
るばかりか、補修工事を漏水箇所についてのみ行なうこ
とができるので、大幅なコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  漏水検出装置の斜視図である。
【図2】  漏水検出部材の断面図である。
【図3】  漏水検出部材と電気接続部材の接続状態を
示す断面図である。
【図4】  図3の平面図である。
【図5】  漏水検出装置のビル屋上での配置状態を示
す図である。
【図6】  漏水検出装置の回路図である。
【図7】  ビル屋上の防水層を示す断面図である。
【図8】  複数箇所で漏水があった場合の補修作業で
の抵抗値の変化を示す図である。
【図9】  他の実施例を示す漏水検出装置の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…漏水検出部材、2…電気接続部材、3…導体部材、
4…吸水感知素子、16…導通部材、17…抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  対向する一対の導体部材間に、吸水に
    より前記導体部材間を導通する吸水感知素子を介在して
    なる漏水検出部材と、一対の導通部材のうち、少なくと
    も一方が所定値以上の抵抗値を有する抵抗を備えた電気
    接続部材とから構成され、前記漏水検出部材と電気接続
    部材とを複数個交互に直列に配設するとともに、直列接
    続された前記各導体部材で構成された導体ラインの各一
    端を、電源と抵抗検出器とに接続したことを特徴とする
    漏水検出装置。
JP6656691A 1991-03-29 1991-03-29 漏水検出装置 Pending JPH04301534A (ja)

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JP6656691A JPH04301534A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 漏水検出装置

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JP6656691A JPH04301534A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 漏水検出装置

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JPH04301534A true JPH04301534A (ja) 1992-10-26

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ID=13319631

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JP6656691A Pending JPH04301534A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 漏水検出装置

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JP (1) JPH04301534A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173699A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 田島ルーフィング株式会社 漏水検知機能付き防水副資材、それを含む屋上防水構造物および漏水を検知する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021173699A (ja) * 2020-04-28 2021-11-01 田島ルーフィング株式会社 漏水検知機能付き防水副資材、それを含む屋上防水構造物および漏水を検知する方法

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