JP4060432B2 - スキ−ポ−ル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スキーに使用するスキーポールの改良に係り、殊に手首に捲回するストラップがシャフトの先端に構成されるグリップと着脱自在になると共に、大荷重が掛かったとき自動的にストラップが外れるようになるスキーポールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりスキーで使用されているスキーポールは、手首に捲回するストラップがシャフトの先端に構成されているグリップと一体的に成形されるか、またはネジ止によって取り付けられていた。
このため、滑走中にスキーポールが何かに引っかかった場合など、手首からストラップが容易に外れないため思わぬ事故になりかねないといった問題を有していたり、手袋の上からストラップを捲回しているため、なかなか外すことができないといった問題があった。
【0003】
このような問題を解消する目的で実公昭63−11988号公報に示すようなグリップに対してストラップを着脱自在とした実用新案登録がなされているが、この種のものでは、ストラップが余りにも簡単に外れてしまうため、スキーポールの紛失を阻止する目的から離れてしまうといった欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、シャフトの先端に構成したグリップと手首に捲回するストラップを必要時に着脱自在となる構造とすると共に、過大な荷重が掛かったとき、自動的にストラップがグリップから外れて危険防止となる機能を備えた新規構造のスキーポールを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明に係るスキーポールは、スキーポールのシャフト頂端に固設したグリップにおいて、前記グリップの頂端近傍に後方側からポールの軸芯に向かってストラップ着脱透孔を穿設すると共に、該ストラップ着脱透孔を横断するように軸芯部位置にスプリング内挿孔を穿設してなるグリップ本体と、前記グリップ本体の頂端に、前記ストラップ着脱透孔の上壁を構成するように配置され、該グリップ本体間に軸設したピン軸を介して上方向揺動可能に枢設すると共に、該クリップ本体との間に弾装した開放スプリングにより常時前記ストラップ着脱透孔を維持する方向に弾性付勢してなる安全蓋部材と、前記グリップ本体の頂部において安全蓋部材の両側から該グリップ本体のストラップ着脱透孔の下側まで延びると共に、該ストラップ着脱孔の孔壁から突出した係止突起を構成してなり、前記スプリング内挿孔に挿入したスプリングにより常時弾性付勢してなる釈放蓋部材と、前記ストラップ着脱孔に挿抜可能となり、先端に前記釈放蓋部材の係止突起と係合または釈放する係止鈎を構成したフック部材を先端に固設したストラップとから構成したことを要旨とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスキーポールの好ましい実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2はグリップ部の一部切欠した断面図である。
符号1はスキーポールのシャフト2の頂端に固設したグリップであり、該グリップ1の頂端近傍にはグリップ本体3の後方側からポールの軸芯に向かってストラップ着脱透孔4を穿設してなる。また符号5は、該ストラップ着脱透孔4を横断するように軸芯部位置に穿設したスプリング内挿孔である。
【0007】
符号6は、上記グリップ本体3の頂端に、ストラップ着脱透孔4の上壁を構成するように配置された安全蓋部材であり、該グリップ本体3の両壁間に軸設したピン軸7を介して上方向揺動可能(矢印A)に枢設すると共に、該グリップ本体3との間に板バネ状の開放スプリング8を弾装して常時前記ストラップ着脱透孔を維持する方向に該安全蓋部材6を弾性付勢してなる。
【0008】
また符号9は、上記グリップ本体3の頂部において安全蓋部材6の両側から該グリップ本体3のストラップ着脱透孔4の下側まで延びると共に、該ストラップ着脱孔4の下側で孔壁から孔内方に突出した係止突起10を構成してなる釈放蓋部材であり、該釈放蓋部材9は上記スプリング内挿孔5に挿入したコイルスプリング11により常時釈放蓋部材9を押し上げ、係止突起10をストラップ着脱透孔4の内方に突出するように弾性付勢してなる。
【0009】
スキーヤーの手首に捲回するか、または手袋の手首に取り付けるようにしたストラップ12の先端には、上記ストラップ着脱孔4に対して挿抜可能となり、先端に上記釈放蓋部材9の係止突起10と係合または釈放する係止鈎13を構成したフック部材14をネジ15により固設してなる。
【0010】
上記構成になるスキーポールは、図3に示すように釈放蓋部材9を押し下げることによってフック部材14をストラップ着脱透孔4から抜出してストラップ12をグリップ1から取り外すことができる。即ち、フック部材14はコイルスプリング11によって弾性付勢された釈放蓋部材9の係止突起10に対して係止鈎13を係合した状態になっている。
【0011】
該係止突起10と係止鈎13の係合状態は、フック部材14をストラップ着脱透孔4に挿入する方向にはコイルスプリング11の弾性に抗して押し込まれるが、抜出する方向には両構造が係合して釈放を阻止するように作用する。このときコイルスプリング11の弾性に抗して釈放蓋部材9が押し下げられると、係止突起10がストラップ着脱透孔4の孔壁から後退するため、フック部材14の係止鈎13が釈放されてストラップ着脱透孔4から抜出し、ストラップ12をグリップ1から取り外すことができる。
【0012】
また上記構成になるスキーポールは、例えば滑走中に何かに引っかかった場合など、手首側のストラップ12とグリップ1側に大きな荷重が掛かった場合、図4に示すように安全蓋部材6がピン軸7を中心として矢印A方向に45゜以上回動すると、自動的にストラップ12がグリップから外れるように作用する。
【0013】
即ち、安全蓋部材6は、常時開放スプリング8により安全蓋部材6がストラップ着脱透孔4の上側の孔壁を構成するように比較的強い弾性力によって弾性的に支承保持しているが、安全蓋部材6に矢印A方向の大きい力が掛かると、該開放スプリング8の強い弾性力に抗して図4に二点鎖線で示すようにピン軸7を回転軸として旋回し、ストラップ着脱透孔4の上側の孔壁を開くようになる。
【0014】
このため、該ストラップ着脱透孔4に挿入していたフック部材14は、フック部材14の傾きによって係止鈎13が係止突起10から釈放され、ストラップ12がグリップから外れる。
【0015】
【発明の効果】
以上述べたように本発明に係るスキーポールは、釈放蓋部材を押し下げることによってフック部材をストラップ着脱透孔から抜出してストラップをグリップから取り外すことができる構造になっている。このため、スキーポールの着脱操作が簡単になり、至便性に優れる特徴を有する。
【0016】
また、本発明に係るスキーポールは、安全蓋部材がピン軸を中心として所定角度以上回動すると、自動的にストラップがグリップから外れるように作用するため、例えば滑走中に何かに引っかかった場合など、手首側のストラップとグリップ側に大きな荷重が掛かった場合、自動的にストラップが外れて事故を回避することができる等の特徴を有するものであり、本発明の実施によって得られる効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスキーポールの一実施例を示すグリップ部の一部切欠した正断面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】同ストラップを取り外した状態の要部断面図である。
【図4】同安全蓋部材の作用を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 グリップ
2 シャフト
3 グリップ本体
4 ストラップ着脱透孔
5 スプリング内挿孔
6 安全蓋部材
7 ピン軸
8 開放スプリング
9 釈放蓋部材
10 係止突起
11 コイルスプリング
12 ストラップ
13 係止鈎
14 フック部材
15 ネジ

Claims (1)

  1. スキーポールのシャフト頂端に固設したグリップにおいて、
    前記グリップの頂端近傍に後方側からポールの軸芯に向かってストラップ着脱を穿設すると共に、該ストラップ着脱を横断するように軸芯部位置にスプリング内挿孔を穿設してなるグリップ本体と、
    前記グリップ本体の頂端に、前記ストラップ着脱の上壁を構成するように配置され、該グリップ本体間に軸設したピン軸を介して上方向揺動可能に枢設すると共に、該グリップ本体との間に弾装した開放スプリングにより常時前記ストラップ着脱を維持する方向に弾性付勢してなる安全蓋部材と、
    前記グリップ本体の頂部において安全蓋部材の両側から該グリップ本体のストラップ着脱の下側まで延びると共に、該ストラップ着脱孔の孔壁から突出した係止突起を構成してなり、前記スプリング内挿孔に挿入したスプリングにより常時弾性付勢してなる釈放蓋部材と、
    前記ストラップ着脱孔に挿抜可能となり、先端に前記釈放蓋部材の係止突起と係合または釈放する係止鈎を構成したフック部材を先端に固設したストラップ、
    とから構成したことを特徴とするスキーポール。
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