JP4059102B2 - 単相3線配線100v・200v共用コンセント - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の電圧極および一の中性極を持つ単相3線に配線され、取付枠を介して壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2に取付枠に取着された従来のコンセントの正面図(a)、右側面図(b)および背面図(c)を示す(特許文献1参照)。
図2に示すコンセント1は、一対の電圧極および一の中性極を持つ図示しない商用電源の単相3線に配線され、1個モジュール寸法の配線器具を3個分取付可能な取付枠9を介して、壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントである。
【0003】
取付枠9に取着される例えば絶縁樹脂製のハウジングは、前方に開口を有する箱状のボディ2と、このボディ2の開口を閉塞する箱状に形成されたカバー3とにより構成される。
【0004】
カバー3の正面上部には、200V用3極プラグ(図示せず)の各接触子挿入口として、一対の電圧極に対応する一対の接触子挿入口311,312および一の中性極に対応する接触子挿入口313が形成されている。一方、カバー3の正面下部には、100V用3極プラグ(図示せす)の各接触子挿入口として、一対の電圧極の一方に対応する接触子挿入口321、一の中性極に対応する接触子挿入口323および接地極に対応する接触子挿入口320が形成されている。
【0005】
接触子挿入口311,312,321,323は、挿入される接触子が通常栓刃であるので、栓刃に対応する例えば細長い矩形状に形成される。一方、接触子挿入口313,320は、挿入される接触子が通常ピン状であるので、そのピン状の接触子に対応する例えば半円状に形成される。
【0006】
また、接触子挿入口311〜313のうち、接触子挿入口311,312は、T字の頭部両端に位置してその頭部と平行になるように配置され、接触子挿入口313は、T字の足部先端側に位置するように配置される。一方、接触子挿入口321,323,320のうち、接触子挿入口321,323は、T字の頭部両端に位置してその頭部と直交して互いに平行になるように配置され、接触子挿入口320は、T字の足部先端側に位置するように配置される。
【0007】
ボディ2には、一対の電圧極および一の中性極からの配線ケーブルの各電線挿入口として、複数の電線挿入口21が形成されるが、接触子挿入口321,323,320に接地極付きの100V用3極プラグが接続される構成になっていることから、それら複数の電線挿入口21には、接地極からの電線に対する電線挿入口も含まれることになる。
【0008】
これらの各電線挿入口21直下のハウジング内には、その電線挿入口21に挿入された電線の導体線と電気的に接続する図略の速結端子が収容され、この速結端子による導体線の接続を解除するための解除釦5がその電線挿入口21近傍に設けられる。そして、速結端子は、導電部材を介して、カバー3における各接触子挿入口のうち対応する接触子挿入口直下のハウジング内に収容された図略の刃受けばねと電気的に接続される。
【0009】
これにより、接触子挿入口311,312直下の刃受けばねは、それぞれ一対の電圧極からの電線の導体線と接続された速結端子と接続され、接触子挿入口313直下の刃受けばねは、中性極からの電線の導体線と接続された速結端子と接続される。一方、接触子挿入口321直下の刃受けばねは、一対の電圧極の一方からの電線の導体線と接続された速結端子と接続され、接触子挿入口323直下の刃受けばねは、中性極からの電線の導体線と接続された速結端子と接続され、接触子挿入口320直下の刃受けばねは、接地極からの電線の導体線と接続された速結端子と接続される。なお、接地極からの電線は、例えばアース棒から分電盤を介してあるいはアース棒から直接配線される。
【0010】
なお、特許文献2には、図3に示すように、鎖状ばね40および端子板41により構成される速結端子と、この速結端子による導体線の接続を解除するための解除釦5と、導電部材6を介して速結端子と電気的に接続される刃受けばね7とを、ボディ2PAおよびカバー3PAにより構成されるハウジング内に収容したコンセントが開示されている。図3の例では、端子板41および刃受けばね7が導電部材6と一体となって刃受けばねブロックを形成している。また、ボディ2PAおよびカバー3PAは、これらの各凸部が取付枠9の各突出片91の孔に嵌入することにより固定されるようになっている。
【0011】
【特許文献1】
意匠登録第0807733号公報
【0012】
【特許文献2】
特開平11−135197号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図2のコンセントでは、各電線挿入口が2個単位で3組設けられ、それら3組がそれぞれ別々の箇所に配置されるため、一対の電圧極および一の中性極からの配線ケーブルを接続するのが手間であった。つまり、配線ケーブルの各電線を、対応する電線挿入口に挿入することができるように、配線ケーブルのシースを適当な長さ除去し、なおかつ各電線の長さを調整して絶縁被覆を所定長除去し、各電線を対応する電線挿入口に別々に挿入しなければならない。
【0014】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一対の電圧極および一の中性極からの配線ケーブルの接続が容易となる単相3線配線100V・200V共用コンセントを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、一対の電圧極および一の中性極を持つ単相3線に配線され、取付枠を介して壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントであって、前記取付枠に取着されるハウジングを、前方に開口を有する箱状のボディと、このボディの開口を閉塞する形状に形成されたカバーとにより構成し、200V用3極プラグの各接触子挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極接触子挿入口を前記カバーに形成するとともに、100V用プラグの各接触子挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極接触子挿入口を前記カバーに形成し、前記一対の電圧極および前記一の中性極からの平行ケーブルからなる第1配線ケーブルの各電線挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極電線挿入口を前記ボディに形成するとともに、前記一対の電圧極の一方および前記一の中性極からの第2配線ケーブルの各電線挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を前記ボディに形成し、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口を、前記第1配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、前記ボディの1箇所にまとめて並設して成り、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口が一の直線上に並設され、かつ、少なくとも、一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を、前記第2配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、ボディ1箇所にまとめて並設したことを特徴とする。
【0016】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の単相3線配線100V・200V共用コンセントにおいて、前記第1配線ケーブルの各電線の絶縁被覆には、互いに異なる色が着色され、前記ボディにおける前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口の各々に対して、前記第1配線ケーブルの対応する電線の絶縁被覆の色を示す表示を設けて成ることを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の単相3線配線100V・200V共用コンセントにおいて、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口のうち、2つの電線挿入口と1つの電線挿入口とに解除釦を別々に設けて成ることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による一実施形態の単相3線配線100V・200V共用コンセントを取付枠に取着した状態での、正面図(a)、右側面図(b)および背面図(c)である。
【0019】
本実施形態のコンセント1Aは、一対の電圧極および一の中性極を持つ図示しない商用電源の単相3線に配線され、1個モジュール寸法の配線器具を3個分取付可能な取付枠9Aを介して、壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントである。
【0020】
取付枠9Aに取着される例えば絶縁樹脂製のハウジングは、前方に開口を有する箱状のボディ2Aと、このボディ2Aの開口を閉塞する箱状に形成されたカバー3とにより構成される。
【0021】
カバー3の正面上部には、200V用3極プラグ(図示せず)の各接触子挿入口として、一対の電圧極に対応する一対の接触子挿入口311,312および一の中性極に対応する接触子挿入口313が形成されている。一方、カバー3の正面下部には、100V用3極プラグ(図示せす)の各接触子挿入口として、一対の電圧極の一方に対応する接触子挿入口321、一の中性極に対応する接触子挿入口323および接地極に対応する接触子挿入口320が形成されている。
【0022】
接触子挿入口311,312,321,323は、挿入される接触子が通常栓刃であるので、栓刃に対応する例えば細長い矩形状に形成される。一方、接触子挿入口313,320は、挿入される接触子が通常ピン状であるので、そのピン状の接触子に対応する例えば半円状に形成される。
【0023】
また、接触子挿入口311〜313のうち、接触子挿入口311,312は、T字の頭部両端に位置してその頭部と平行になるように配置され、接触子挿入口313は、T字の足部先端側に位置するように配置される。一方、接触子挿入口321,323,320のうち、接触子挿入口321,323は、T字の頭部両端に位置してその頭部と直交して互いに平行になるように配置され、接触子挿入口320は、T字の足部先端側に位置するように配置される。
【0024】
ボディ2Aの背面中央左部には、一対の電圧極および一の中性極からの配線ケーブルC1の各電線挿入口として、一対の電圧極に対応する一対の電線挿入口211,212および一の中性極に対応する電線挿入口213が形成されている。一方、ボディ2Aの背面中央右部には、一対の電圧極の一方および一の中性極からの配線ケーブルC2の各電線挿入口として、一対の電圧極の一方に対応する電線挿入口221および一の中性極に対応する電線挿入口223が形成されているとともに、接地極からの電線C0の電線挿入口220が一対形成されている。
【0025】
これらの各電線挿入口直下のハウジング内には、その電線挿入口に挿入された電線の導体線と電気的に接続する図略の速結端子が収容され、この速結端子による導体線の接続を解除するための解除釦5がその電線挿入口近傍に設けられる。そして、速結端子は、導電部材を介して、カバー3における各接触子挿入口のうち対応する接触子挿入口直下のハウジング内に収容された図略の刃受けばねと電気的に接続される。
【0026】
これにより、接触子挿入口311,312直下の刃受けばねは、それぞれ電線挿入口211,212直下の速結端子と接続され、接触子挿入口313直下の刃受けばねは、電線挿入口213直下の速結端子と接続される。一方、接触子挿入口321直下の刃受けばねは、電線挿入口221直下の速結端子と接続され、接触子挿入口323直下の刃受けばねは、電線挿入口223直下の速結端子と接続され、接触子挿入口320直下の刃受けばねは、電線挿入口220,220直下の速結端子と接続される。
【0027】
このように構成されるコンセント1Aにおいて、本実施形態の第1の特徴として、電線挿入口211〜213が、配線ケーブルC1の各電線の配列に対応するように、ボディ2Aの背面中央左部にまとめて並設される。より具体的には、図1(c)に示すように、配線ケーブルC1は平行ケーブル(フラットケーブル)であり、電線挿入口211〜213が一の直線上に並設される。
【0028】
この第1の特徴により、配線ケーブルC1のシースC10を適当な長さ除去し、電線C11〜C13の絶縁被覆をそれぞれ所定長除去するだけで、配線ケーブルC1の電線C11〜C13をそれぞれ電線挿入口211〜213に一括して挿入することができるから、一対の電圧極および一の中性極からの配線ケーブルC1の接続が極めて容易となる。
【0029】
また、第2の特徴として、配線ケーブルC1の各電線の絶縁被覆には、互いに異なる色が着色され、ボディ2Aにおける電線挿入口211〜213の各々に対して、配線ケーブルC1の対応する電線の絶縁被覆の色を示す表示がなされている。より具体的には、電線C11,C12,C13の絶縁被覆の色は、それぞれ黒色、赤色、白色であり、ボディ2Aにおける電線挿入口211,212,213に対して、それぞれ「黒」、「赤」、「白」の文字が印字または刻印されている。
【0030】
同様に、配線ケーブルC2の各電線の絶縁被覆にも、互いに異なる色が着色され、ボディ2Aにおける電線挿入口221,223の各々に対して、配線ケーブルC2の対応する電線の絶縁被覆の色を示す表示がなされている。具体的には、電線C21,C23の絶縁被覆の色は、それぞれ黒色、白色であり、ボディ2Aにおける電線挿入口221,223に対して、それぞれ「黒」、「白」の文字が印字または刻印されている。
【0031】
この第2の特徴により、各電線挿入口への各電線の誤結線を防止することができる。なお、文字に限らず、例えば対応する色を各電線挿入口に着色するようにしてもよい。
【0032】
さらに、第3の特徴として、電線挿入口211〜213のうち、2つの電線挿入口と1つの電線挿入口とに解除釦5を別々に設けてある。例えば、電線挿入口211,213と電線挿入口212とに解除釦5が別々に設けられる。これにより、電線挿入口211〜213の各々に対して解除釦5を個々に設ける構成に比べ、各電線挿入口を一箇所にまとめて並設しやすくなる。
【0033】
なお、本実施形態では、電線挿入口211〜213が、ボディ2Aの背面中央左部にまとめて並設される構成になっているが、これに限らず、ボディ2Aの背面の別の箇所にまとめて並設される構成でもよいことは言うまでもない。また、電線挿入口220,221,223についても同様である。
【0034】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明は、一対の電圧極および一の中性極を持つ単相3線に配線され、取付枠を介して壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントであって、前記取付枠に取着されるハウジングを、前方に開口を有する箱状のボディと、このボディの開口を閉塞する形状に形成されたカバーとにより構成し、200V用3極プラグの各接触子挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極接触子挿入口を前記カバーに形成するとともに、100V用プラグの各接触子挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極接触子挿入口を前記カバーに形成し、前記一対の電圧極および前記一の中性極からの平行ケーブルからなる第1配線ケーブルの各電線挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極電線挿入口を前記ボディに形成するとともに、前記一対の電圧極の一方および前記一の中性極からの第2配線ケーブルの各電線挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を前記ボディに形成し、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口を、前記第1配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、前記ボディの1箇所にまとめて並設して成り、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口が一の直線上に並設され、かつ、少なくとも、一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を、前記第2配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、ボディ1箇所にまとめて並設したので、例えば、第1配線ケーブルのシースを適当な長さ除去し、各電線の絶縁被覆をそれぞれ所定長除去するだけで、第1配線ケーブルの各電線を、一対の第1電圧極電線挿入口および第1中性極電線挿入口に一括して挿入することができるから、一対の電圧極および一の中性極からの第1配線ケーブルの接続が容易となる。
【0035】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の単相3線配線100V・200V共用コンセントにおいて、前記第1配線ケーブルの各電線の絶縁被覆には、互いに異なる色が着色され、前記ボディにおける前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口の各々に対して、前記第1配線ケーブルの対応する電線の絶縁被覆の色を示す表示を設けて成るので、一対の第1電圧極電線挿入口および第1中性極電線挿入口の各々への各電線の誤結線を防止することができる。
【0036】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の単相3線配線100V・200V共用コンセントにおいて、前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口のうち、2つの電線挿入口と1つの電線挿入口とに解除釦を別々に設けて成るので、一対の第1電圧極電線挿入口および第1中性極電線挿入口の各々に対して解除釦を個々に設ける構成に比べ、各電線挿入口を一箇所にまとめて並設しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施形態の単相3線配線100V・200V共用コンセントを取付枠に取着した状態での、正面図(a)、右側面図(b)および背面図(c)である。
【図2】 取付枠に取着された従来のコンセントの正面図(a)、右側面図(b)および背面図(c)である。
【図3】 別の従来のコンセントを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1A コンセント
2A ボディ
211,212,213 電線挿入口
220,221,223 電線挿入口
3 カバー
311,312,313 接触子挿入口
320,321,323 接触子挿入口
Claims (3)
- 一対の電圧極および一の中性極を持つ単相3線に配線され、取付枠を介して壁に埋設される単相3線配線100V・200V共用コンセントであって、
前記取付枠に取着されるハウジングを、前方に開口を有する箱状のボディと、このボディの開口を閉塞する形状に形成されたカバーとにより構成し、
200V用3極プラグの各接触子挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極接触子挿入口を前記カバーに形成するとともに、100V用プラグの各接触子挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極接触子挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極接触子挿入口を前記カバーに形成し、
前記一対の電圧極および前記一の中性極からの平行ケーブルからなる第1配線ケーブルの各電線挿入口として、前記一対の電圧極に対応する一対の第1電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第1中性極電線挿入口を前記ボディに形成するとともに、前記一対の電圧極の一方および前記一の中性極からの第2配線ケーブルの各電線挿入口として、少なくとも、前記一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および前記一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を前記ボディに形成し、
前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口を、前記第1配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、前記ボディの1箇所にまとめて並設して成り、
前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口が一の直線上に並設され、かつ、少なくとも、一対の電圧極の一方に対応する第2電圧極電線挿入口および一の中性極に対応する第2中性極電線挿入口を、前記第2配線ケーブルの各電線の配列に対応するように、ボディ1箇所にまとめて並設したことを特徴とする単相3線配線100V・200V共用コンセント。 - 前記第1配線ケーブルの各電線の絶縁被覆には、互いに異なる色が着色され、前記ボディにおける前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口の各々に対して、前記第1配線ケーブルの対応する電線の絶縁被覆の色を示す表示を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の単相3線配線100V・200V共用コンセント。
- 前記一対の第1電圧極電線挿入口および前記第1中性極電線挿入口のうち、2つの電線挿入口と1つの電線挿入口とに解除釦を別々に設けて成ることを特徴とする請求項1または2記載の単相3線配線100V・200V共用コンセント。
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