JP4058309B2 - 道路構築用枠ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路構築用枠ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
家庭等で排出されるゴミなどは、一般に、各自治体等のゴミ焼却場などで焼却され、埋め立て処分場で埋め立て処理されているが、埋め立て処分地のスペースにも問題があるとともに、焼却灰中の有害成分等の溶出等の問題もある。
そこで、本発明の発明者は、焼却灰をさらに処理することによってダイオキシン類や重金属類を除去する方法(特開2001−132930号公報参照)によって無害化された焙焼炉灰を路盤の固化材として使用することをすでに提案している(特願2001−373640)。
すなわち、この発明は、焼却灰を無害化した焙焼炉灰を固化材として用いることによって、従来の埋め立て処分していた焼却灰が有効利用でき、資源の無駄をなくすことができるとともに、埋め立て処分地の確保に掛けていた多大な費用も不要になる。
しかも、上記焙焼炉灰を用いれば、押し固めのみで強固な固化状態の路盤を形成できるようになる。しかも、モルタル化していないので、補修時等の掘削も容易に行うことができて、掘削した路盤材料を路盤等の土木材料としての再利用することもできる。
【0003】
ところで、上記焙焼炉灰の場合、上述のように無害化処理されて、現在の環境基準では、十分な安全性が確保されているものであるが、人為的ミス等により有害成分が混入し、これらの有害成分が路盤部にしみ込んだ雨水等により溶出して近隣の土壌を汚染する可能性もゼロであるという保証は決してない。
また、環境基準が改正され現在使用が可能な上記焙焼炉灰であっても回収の必要が生じることも考えられる。
しかしながら、一旦路盤材として敷設したのち、この路盤材を回収しようとしても、既存の土壌と混じり合ってしまうため、周りの土壌まで余分に回収しなければならず、ロスが大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みて、万一有害物質を含む路盤材料を使用した場合にも、隣接する土壌に路盤材料が混入したりすることがなく、路盤材料の管理を一元的に行うことができる道路構造を簡単に構築することができる道路構築用枠ユニットおよびこの枠ユニットを用いた道路構築方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の道路構築用枠ユニット(以下、「請求項1のユニット」と記す)は、得ようとする路盤部の深さ方向と略同じ高さを有する側壁部と、路盤部の底を受ける底部とを有し、底部側を対向させて配置される1対の側部材と、両側部材の底部とともに前記底を形成するように配置される少なくとも1枚の底部材とを備え、前記両側部材および底部材が組み立てられて内断面が路盤部の断面形状をした上部開口の枠が形成自在である道路構築用枠ユニットであって、側部材が、側壁部の外壁面に着脱自在でこの外壁面に沿って設けられる盛土の崩れを防止する崩れ防止部材を備えていることを特徴としている。
【0006】
本発明の請求項2に記載の道路構築用枠ユニット(以下、「請求項2のユニット」と記す)は、請求項1のユニットにおいて、側部材および底部材が再生材料または廃物を骨材として含むコンクリート成形品であることを特徴としている。
【0007】
本発明の請求項3に記載の道路構築用枠ユニット(以下、「請求項3のユニット」と記す)は、請求項1または請求項2のユニットにおいて、側部材が、側壁部の下端部に枠の外側に通じる排水路を備えていることを特徴としている
【0008】
本発明において、側部材および底部材の材質としては、鉄筋コンクリート、ガラス繊維強化樹脂、木質材料などが挙げられ、請求項2のユニットのように再生材料または廃物を骨材として含むコンクリート成形品を用いることが好ましい。すなわち、再生材料を用いることによって、廃棄物の廃棄処理コストを低減できるとともに、側部材および底部材の製造コストを低減できる。
【0009】
再生材料としては、特に限定されないが、たとえば、再生砕石、コンクリートの破砕物、アスファルトの破砕物、再生クラッシャーラン等のリサイクル品、溶融スラグなどが挙げられる。
【0010】
路盤材料に含まれる焙焼炉灰としては、酸化カルシウムを15重量%以上(より好ましくは20重量%以上)含んでいる焙焼炉灰がより好ましい。
すなわち、酸化カルシウムを含有していると、酸化カルシウムの働きにより、経時的に路盤強度が高まるが、酸化カルシウムの含有量が15重量%未満であると、その効果が不十分となるためである。
【0011】
また、路盤部は、特に限定されないが、たとえば、下側から順に路体、下層路盤、上層路盤の3つの層から形成されている場合、各層毎に使用される材料の配合が異なるが、たとえば、上層路盤の場合、酸化カルシウムを15重量%以上含む焙焼炉灰と、粗骨材と、細骨材と、水とが、混合された路盤材料が好適に用いられる。
なお、焙焼炉灰と、粗骨材と、細骨材との配合比は、特に限定されないが、容量比で、1.0〜2.5:0.5〜1.5:0.3〜1.0の割合で配合されていることが好ましく、1.5〜2.5:0.75〜1.25:0.3〜0.7がより好ましく、2.0:1.0:0.5がさらに好ましい。
【0012】
上記粗骨材とは、粒径3mm以上40mm以下、好ましくは5mm以上で15mm以下のもの、細骨材とは、粒径3mm未満、好ましくは0.1mm以上2mm以下のものを言う。
粗骨材および細骨材は、特に限定されず、たとえば、粗骨材として、砂利、再生砕石、コンクリートの破砕物、アスファルトの破砕物、再生クラッシャーラン等のリサイクル品、溶融スラグなどが挙げられ、細骨材として、砂、溶融スラグ等が挙げられ、粗骨材となる大きい粒度のものと、細骨材となる細かい粒度のものとが混合した砕石でも構わない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図3は、本発明にかかる道路構築用枠ユニットの第1の実施の形態をあらわしている。
【0014】
図1に示すように、この道路構築用枠ユニット(以下、「ユニット」とのみ記す)1aは、再生材料を骨材として含む鉄筋コンクリート製の側部材2aと、第1底部材3と、第2底部材4とを備えている。
側部材2aは、図1〜図3に示すように、得ようとする道路の路盤部の深さと略同じ高さを有する側壁部21と、この側壁部21の下端で、側壁部21に直交するように設けられた台座部22とを備える断面略逆T字形をしている。
【0015】
側壁部21は、その外壁面に溝受部23と、崩れ防止部材24とがボルトナットを介して着脱自在になっているとともに、側壁部21の上端部内壁面が階段状に切り欠かれ、この切欠部21aの中央部の側溝9を臨む位置に第1排水孔25が穿設されている。また、側壁部21の内壁面中央には、垂直方向排水溝26が穿設されている。
【0016】
台座部22は、側壁部21を挟んで一方が後述する路盤部を受ける底の一部を構成する底部27になっている。
台座部22の枠Aの外側にはみ出した部分の上面には、崩れ防止用突条22aが設けられている。
【0017】
底部27は、側壁部21とのコーナーに沿って水平方向排水溝28が穿設され、この水平方向排水溝28の第1排水孔25の直下部分には、後述する枠Aの外側に通じる排水路としての外側に向かって下り勾配の第2排水孔29が穿設されている。また、底部27の端部には、係合突条27bをその上面に有する係合部27aが設けられている。
第1排水孔25、第2排水孔29、垂直方向排水溝26、および、水平方向排水溝28には透水性の充填材12が充填され、雨水等の液体はスムーズに排水されるが、路盤材料等は排出されないようになっている。
【0018】
第1底部材3は、本体31の幅方向の一端に第1係合部32、本体31の他端に第2係合部33が設けられている。第1係合部32は、底部27の係合部27aに上方から重なるように配置され、下面に係合突条27bが嵌まり込む溝32aが穿設されている。一方、第2係合部33は、係合部27aと同様の構造になっている。
第2底部材4は、本体41の幅方向の両側に係合部42が設けられている。
【0019】
係合部42は、第1係合部32と同様の構造になっていて、第1底部材3の第2係合部33あるいは底部27の係合部27aに上方から重なるように配置されるようになっている。
また、側部材2a,第1底部材3および第2底部材4は、それぞれ長手方向の1端に図3に示すように、第1連結重合部20a、他端にこの第1連結重合部20aと重なり合う第2連結重合部20bが設けられている。すなわち、第1連結重合部20aを、隣接する側部材2a(第1底部材3および第2底部材4)の第2連結重合部20bと重合させることによって内面が平坦となった状態に側部材2a,第1底部材3および第2底部材4を後述する枠Aの長手方向に連結することができるようになっている。
【0020】
そして、このユニット1aを用いれば、たとえば、以下のようにして道路Rを構築することができるようになっている。
(1) 道路構築地盤Gの所定位置に、2つの側部材2aをその底部27が対面するとともに、側壁部21と側壁部21との間隔が得ようとする路盤部6の幅となるように配置する。
【0021】
(2) 第1底部材3の第1係合部32が一方の側部材2aの底部27の係合部27aに係合するように第1底部材3を道路構築地盤G上に敷設したのち、第2底部材4の両係合部42が第1底部材3の第2係合部33および他方の側部材2aの底部27の係合部27aにそれぞれ係合するように第2底部材4を道路構築地盤G上に敷設し、上部開口の枠Aを組み立てる。
(3) 必要に応じて、第1連結重合部20aと第2連結重合部20bとを重合させながら枠Aの長手方向に側部材2a、第1底部材3および第2底部材4を同様にして次々に組み立てて枠Aを延長する。
【0022】
(4) 側部材2aと側部材2a、第1底部材3と第1底部材3、第2底部材4と第2底部材4の重合箇所、側部材2aと第1底部材3、第1底部材3と第2底部材4、第2底部材4と側部材2aの係合箇所にそれぞれコーキング材7を充填する。
(5) 枠Aの底に枠Aの幅方向中央部から側部材2aの側壁部21と底部27とのコーナー部に向かって下降する傾斜を備えた非透水性層であるインバート61を敷設する。
【0023】
(6) インバート61の上に炉灰、建設汚泥、建設残土等を押し固めて路体62を形成する。
(7) 路体62の上に酸化カルシウムを15重量%以上含む焙焼炉灰と、粗骨材としての再生砕石と、細骨材としての溶融スラグと、水とを混合して得た路盤材料を押し固めて路盤63を形成する。
【0024】
(8) 路盤63の上にアスファルトやコンクリートによって非透水性層64を形成する。
(9) 非透水性層64の上に透水性舗装65を施す。
【0025】
(10) 側壁部21の外壁面に溝受部23と、崩れ防止部材24とを固定した状態で側壁部21の外壁面に沿って法面を形成するように盛土8を施すとともに、溝受部23の上にU字状の側溝9を受けさせる。
(11) 必要に応じて、盛土8上に植物を植えるとともに、歩道WRを敷設する。
【0026】
このユニット1aは、以上のように、側部材2a,第1底部材3および第2底部材4を組み合わせるだけで簡単に上部開口の内部が路盤部6の断面形状をした枠Aを簡単に形成することができる。
そして、この枠A内に路盤材料を充填し、押し固めるようにすれば、周囲が枠Aで囲まれているので、路盤材料を容易に押し固めることができる。
【0027】
また、側部材2a,第1底部材3および第2底部材4が再生材料または廃物を骨材として含む鉄筋コンクリート製であるので、製造コストが低減できるとともに、廃物埋め立てなどの処理コストも低減できる。
さらに、側部材2aが、第1排水孔25、垂直方向排水溝26、水平方向排水溝および第2排水孔29を備えているので、枠A内に入り込んだ水をスムーズに枠A外へ排水できる。しかも、第1排水孔25、垂直方向排水溝26、水平方向排水溝および第2排水孔29には、透水性の充填材12が充填されているので、枠A内に充填された路盤材料が枠A外に流出することがない。すなわち、水のみが排出される。
【0028】
一方、このユニット1aを用いた上記道路構築方法によれば、上記ユニット1aを組み合わせて形成した枠A内に従来埋め立て処分されていた焙焼炉灰や溶融スラグ等の廃物を含む路盤材料を充填し押し固めることによって路盤部6を形成するようにしたので、上記のよな廃物の埋め立て処分用地の確保が不要になる。しかも、焙焼炉灰を含むや溶融スラグ等を有効利用できるだけでなく、道路という公的管理が可能な場所に用いるため、焙焼炉灰や溶融スラグ等の管理の徹底を図ることができる。すなわち、上記のような焙焼炉灰を含む路盤材料が隣接する土壌と混ざり合うことがない。したがって、万一、路盤材料に有害物質等が含まれていることが判り、掘り起こして除去する必要が生じた場合でも、ユニット1a内の路盤材料のみを容易かつ確実に除去できる。すなわち、廃物を他所に拡散しないように一元管理した状態で廃物を安全に有効利用できる。
【0029】
また、路盤材料中に焙焼炉灰を用いるようにしたので、路盤材料を押し固めるだけで強固な路盤を形成でき、しかも、モルタル化しないので、路面補修時等の路盤掘削も容易に行うことができて、路盤材料としての再利用も図れる。
また、路盤63の上方に非透水性層64が設けられているので、通常、枠A内に雨水が浸透することがないが、非透水性層64に亀裂等が入り、雨水が枠A内に入り込んでも垂直方向排水溝26、水平方向排水溝および第2排水孔29を介して枠A外にスムーズに排水できる。
【0030】
さらに、万一路盤部6中の焙焼炉灰や溶融スラグ等から有害物質が溶出しても、盛土8に植物が植えられており、この植物が盛土8にしみ込んだ有害物質、たとえば、重金属を吸い上げ植物内でキレート化して無毒化する。また、有機化合物は、植物の根についた根粒菌等によって分解されて無毒化される。
なお、枠Aの長手方向の両端は、止水性の蓋状材料やコンクリートブロック等で封鎖しておくことが好ましい。
【0031】
図5は、本発明にかかる道路構築用枠ユニットの第2の実施の形態をあらわしている。
図5に示すように、このユニット1bは、側部材2bが断面略L字形をしていて、既存の地盤Gを溝状に堀り込み、この堀り込み部分Hに側部材2bと、第1底部材3および第2底部材4を用いて枠Bを形成するようになっている以外は、上記実施の形態と同様になっている。
【0032】
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記ユニット1aは底部材が2つであったが、底部材を1つにしても3つ以上にしても構わない。
また、上記の実施の形態では、枠Aの底にコンクリート製のインバート11を敷設するようになっているが、インバート11はゴムや合成樹脂製のものでも構わない。
【0033】
さらに、上記の実施の形態では、透水性の充填材12が第1排水孔25、第2排水孔29、垂直方向排水溝26、および、水平方向排水溝28に予め充填されていたが、枠施工時に充填するようにしても構わない。
また、本発明の道路構築用枠ユニットおよび道路構築方法道路構造は、新規の道路だけでなく、道路改修時に既存の道路構造を徐々に変更していく場合にも用いることができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明にかかる道路構築用ユニットは、以上のように構成されているので、有害物質を含む路盤材料を使用した場合に、隣接する土壌に路盤材料が混入したりすることのない道路を簡単に構築することができるとともに、盛土によって道路に沿って法面を形成しようとした場合盛土の崩れを防止することができる。すなわち、法面形成作業を安全にしかも 素早く行うことができる。
【0035】
請求項2のユニットのようにすれば、ユニットの製造コストを低減できるとともに、廃物の処理コストも低減できる。
請求項3のユニットのようにすれば、枠内の路盤材料が枠内に入り込んだ雨水等によって流出することがない。
【0036】
一方、本発明にかかる道路構築方法は、以上のように、各所で発生する焙焼炉灰を有効利用して埋立処分問題を解決することができるとともに、路盤材料中に、万一溶出するような有害物質が含まれていても、これら有害物質が道路周辺の土壌や水系を汚染することがない、安全性の高いものとすることができる。
しかも、道路という公的管理が可能な場所に用いるため、焙焼炉灰や溶融スラグ等廃物の一元管理を行うことができ、廃物の他所へ流出などを防止することができる。また、万一回収の必要が生じた場合でも、周囲の土壌と混じり合うことがないので、必要な部分だけ確実に回収でき、コストを最小限に止めることができる。
【0037】
また、路盤材料中に焙焼炉灰を用いるようにしたので、路盤材料を押し固めるだけで強固な路盤を形成でき、しかも、モルタル化しないので、路面補修時等の路盤掘削も容易に行うことができて、路盤材料としての再利用も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる道路構築用枠ユニットの第1の実施の形態であって、その施工状態をあらわす断面図である。
【図2】図1の道路構築用枠ユニットの要部拡大断面図である。
【図3】図2のX方向矢視図である。
【図4】図1のY方向矢視図である。
【図5】本発明にかかる道路構築用枠ユニットの第2の実施の形態であって、その施工状態をあらわす断面図である。
【符号の説明】
1a,1b 道路構築用枠ユニット
2a,2b 側部材
3 第1底部材
4 第2底部材
6 路盤部
8 盛土
12 充填材
21 側壁部
24 崩れ防止部材
27 底部
29 第2排水孔(排水路)
A,B 枠
G 地盤(道路構築位置)

Claims (3)

  1. 得ようとする路盤部の深さ方向と略同じ高さを有する側壁部と、路盤部の底を受ける底部とを有し、底部側を対向させて配置される1対の側部材と、両側部材の底部とともに前記底を形成するように配置される少なくとも1枚の底部材とを備え、前記両側部材および底部材が組み立てられて内断面が路盤部の断面形状をした上部開口の枠が形成自在である道路構築用枠ユニットであって、側部材が、側壁部の外壁面に着脱自在でこの外壁面に沿って設けられる盛土の崩れを防止する崩れ防止部材を備えていることを特徴とする道路構築用枠ユニット。
  2. 側部材および底部材が再生材料または廃物を骨材として含むコンクリート成形品である請求項1に記載の道路構築用枠ユニット。
  3. 側部材が、側壁部の下端部に枠の外側に通じる排水路を備えている請求項1または請求項2に記載の道路構築用枠ユニット。
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