JP4058015B2 - 自動車のインストルメントパネルの固定構造 - Google Patents

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本発明は、比較的に重量の大きいメータを支持するインストルメントパネルを車体に強固に固定するための自動車のインストルメントパネルの固定構造に関する。
道路地図情報のような情報量は多いが緊急性の低い情報を表示するエンターテイメントディスプレイを車幅方向中心位置に配置するとともに、経路誘導情報、緊急の道路交通情報、障害者接触警報のような情報量は少ないが緊急性の高い情報を表示するドライビングディスプレイを、エンターテイメントディスプレイよりもドライバー側であって、かつ高い位置に配置することで、ドライビングディスプレイの視認性を高めるものが、下記特許文献1により公知である。
またインストルメントパネルの内部に収納される空調用ダクトをブロー成形より製造するものが、下記特許文献2により公知である。
特開2000−168400号公報 特開2001−150550号公報
ところで、一般にインストルメントパネルは、その後部位置において車体左右方向に延びるパイプ材よりなる横梁に支持されるが、視認性を高めるためにドライバーの目の位置から遠いインストルメントパネルの前部にメータを配置すると、そのメータの重量によってインストルメントパネルの前部の支持剛性が不充分になる可能性がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、メータが設けられたインストルメントパネルの前部の支持剛性を、特別の補強部材を必要とせずに効果的に高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、インストルメントパネルの前部に第1メータを支持するとともに後部に第2メータを支持し、前記インストルメントパネルの後部を車体左右方向に延びる横梁に結合し、前記インストルメントパネルの前方に位置するダッシュボードロアと前記横梁とをブラケットを介して接続し、前記インストルメントパネルの前部と前記ブラケットとを車体左右方向に延びる空調用ダクトで接続したことを特徴とする、自動車のインストルメントパネルの固定構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記空調用ダクトとインストルメントパネルとを振動溶着したことを特徴とする自動車のインストルメントパネルの固定構造が提案される。
尚、実施例の上部メータ16は本発明の第1メータに対応し、実施例の下部メータ18は本発明の第2メータに対応し、実施例の第1空調用ダクト28は本発明の空調用ダクトに対応する。
請求項1の構成によれば、前部に第1メータを支持して後部に第2メータを支持するインストルメントパネルの後部を車体左右方向に延びる横梁に結合するだけでは、例え第2メータの重量が加わるインストルメントパネルの後部の支持剛性が充分になっても、第1メータの重量が加わるインストルメントパネルの前部の支持剛性が不充分になる可能性があります。しかしながら、インストルメントパネルの前方に位置するダッシュボードロアと横梁とをブラケットを介して接続し、かつインストルメントパネルの前部と前記ブラケットとを車体左右方向に延びる空調用ダクトで接続したことにより、横梁、ダッシュボードロア、ブラケットおよび空調用ダクトが相互に補強しあってインストルメントパネルの前部を強固に支持することができる。特に、従来よりインストルメントパネルの内部に配置されている空調用ダクトを補強に利用することにより、補強のための部品点数の増加を最小限に抑えることができる。
請求項2の構成によれば、空調用ダクトとインストルメントパネルとを振動溶着したので、空調用ダクトおよびインストルメントパネルを強固に一体化してインストルメントパネルの支持剛性を更に高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図11は本発明の一実施例を示すもので、図1は自動車のインストルメントパネルの斜視図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3方向矢視図、図4は上部パネルおよびメータバイザの分解斜視図、図5は図4の5−5線断面図、図6は図4の6−6線断面図、図7は図4の7−7線断面図、図8は下部左パネルおよびメータバイザの分解斜視図、図9は図8の9−9線断面図、図10は図8の10−10線断面図、図11は図9の11−11線断面図である。尚、本明細書における前後左右とは、車両の前後左右に対応するものとして定義される。
図1および図2に示すように、自動車の車室前部に配置されるインストルメントパネル11は、合成樹脂で一体成形されたインストルメントパネル本体12と、運転席の前方位置でインストルメントパネル本体12の後面に装着される、何れも合成樹脂製の上部パネル13、下部左パネル14および下部右パネル15とで構成される。インストルメントパネル本体12は前方から後方に向かって階段状に低くなる板状の部材であって、その前部の高い位置に上部メータ16がタッピングスクリュー17で後向きに固定されるとともに、その後部の低い位置に下部メータ18がタッピングスクリュー19で後向きに固定される。
上部メータ16はフロントガラス20の下縁に近い位置にあり、かつドライバーから遠い位置にあるため、フロントガラス20を通して前方を見つめるドライバーが視線を上部メータ16に移し、かつ目の焦点を上部メータ16に合わせることが比較的に容易である。このように視認性の高い上部メータ16に比較的に重要度および緊急度の高い走行情報系の表示手段、つまりスピードメータやタコメータが配置される。
一方、下部メータ18はフロントガラス20の下縁から遠い位置にあり、かつドライバーから近い位置にあるため、フロントガラス20を通して前方を見つめるドライバーが視線を下部メータ18に移し、かつ目の焦点を下部メータ18に合わせることが比較的に困難である。このように視認性の低い下部メータ18に比較的に重要度および緊急度の低い車両情報系の表示手段、つまり燃料計、水温計、警報ランプ、各種インジケータ等が配置される。
カウルトップ21の後端にフロントガラス20の下端、インストルメントパネル本体12の前端およびダッシュボードロア22の上端が固定され、ダッシュボードロア22の下端は車体左右方向に延びる横梁23にブラケット24を介して接続される。横梁23にはインストルメントパネル本体12の後部下面がボルト25で固定され、更に横梁23に接続されたステー26にステアリングコラムチューブ27が固定される。
またインストルメントパネル本体12の下面には合成樹脂でブロー成形した第1空調用ダクト28および第2空調用ダクト29が車体左右方向に配置されており、第1空調用ダクト28から前上方に延びる腕部28aがダッシュボードロア22およびインストルメントパネル本体12に振動溶着され、第1空調用ダクト28から後下方に延びる腕部28bがブラケット24にタッピングスクリュー30で固定される。また第2空調用ダクト29から後方に延びる腕部29aがインストルメントパネル本体12に振動溶着され、前記腕部29aから下方に延びる腕部29bがブラケット24にボルト31で固定される。
このように、インストルメントパネル本体12の前部および後部にはそれぞれ重量の大きい上部メータ16および下部メータ18が支持されるが、下部メータ18の近傍でインストルメントパネル本体12は強固な横梁23に結合されるため、インストルメントパネル本体12の後部の支持剛性は充分なものとなる。それに対して、上部メータ16の近傍でインストルメントパネル本体12はダッシュボードロア22に結合されるが、それだけではインストルメントパネル本体12の支持剛性が不足してしまう。
そこで本実施例では、ダッシュボードロア22の下部と横梁23とを強固なブラケット24で結合し、更に第1空調用ダクト28を利用してインストルメントパネル本体12の前部とブラケット24とを接続したので、横梁23、ダッシュボードロア22、ブラケット24および第1空調用ダクト28が相互に補強しあってインストルメントパネル本体12の前部を強固に支持することができる。特に、既存の第1空調用ダクト28を利用することにより、補強のための部品点数の増加を最小限に抑えることができる。しかも第1空調用ダクト28とインストルメントパネル本体12とを振動溶着したので、第1空調用ダクト28およびインストルメントパネル本体12を強固に一体化して支持剛性を更に高めることができる。
次に、図1および図4〜図7に基づいて上部メータ16の周辺の構造を説明する。
ドライバーの正面のインストルメントパネル本体12に上部パネル13の上縁が複数のクリップ13a…で着脱自在に係止されるとともに、その下縁に設けたクリップ13b…に下部左パネル14の上縁に設けたクリップ14a…が着脱自在に係止される。尚、下部右パネル15も同様にして上部パネル13の下縁に係止される。上部パネル13は心材41の表面を表皮42で覆った構造を有しており、その中央に上部メータ16の後面に臨む開口13cが形成される。上部メータ16と上部パネル13の開口13cとの間を接続するメータバイザ43は、上部メータバイザ44および下部メータバイザ45に2分割して構成される。
上部メータバイザ44は上部パネル13の開口13cの上縁に沿うように前方から後方に装着され、4本のタッピングスクリュー46で上部パネル13に固定される。このとき、上部パネル13の開口13cの上縁には下前方に向けてJ字状に折り返された縁部eが形成されており、この縁部eに、上部メータバイザ44の後縁に沿って形成した溝gが係合する。
このように、上部パネル13の開口13cに対して上部メータバイザ44を後方から前方に装着するのではなく、前方から後方に装着するので、その装着時に前記開口13cの上縁を上方に押し曲げる必要をなくして上部メータバイザ44の装着性を高めることができる。また上部メータバイザ44の後端に形成した溝gを、上部パネル13の開口13cの上縁を下前方に向けて折り返した縁部eに係合させるので、上部パネル13の開口13cの上縁に上部メータバイザ44の後端を取り付けるための取付座を設ける必要をなくし、これにより上部パネル13の開口13cの上縁の上方への盛り上がりを小さく抑えてドライバーの前方視界を確保することができる。
しかも上部メータバイザ44の後端の溝gを上部パネル13の開口13cの縁部eに係合させるので、上部パネル13の表皮42の折り返し部(耳部)を前記溝gで押さえ込んで外観を向上させることができる。また上部メータバイザ44が取り付けられる上部パネル13の開口13cの縁部eの内側には三角形をなす複数のリブ13d…(図6参照)が設けられているため、タッピングスクリュー46…が貫通するボス部を補強することができる。
下部メータバイザ45は上部パネル13の開口13cの下縁および左右両側縁に沿うように後方から前方に装着されるもので、下壁45aおよび左右の側壁45b,45cよりなるU字状のバイザ面と、上部パネル13の表面に滑らかに連なる化粧面45dとを備える。下部メータバイザ45の下壁45aおよび左右側壁45b,45cは、上部メータバイザ44と共同して上部メータ16の周囲を覆うことができる。上部メータバイザ44および下部メータバイザ45の継ぎ目は、上部メータバイザ44の左右の端部と、下部メータバイザ45の左右の側壁45b,45cの上端とが突き合わされる角部に位置し、かつが視線と平行にドライバーから離れる方向に延びるため、その継ぎ目を目立たなくして外観を向上させることができる。
上部メータバイザ44が上部パネル13に前方から後方に向けて装着されるのに対し、下部メータバイザ45は上部パネル13に後方から前方に向けて装着されるようになっており、その際に下部メータバイザ45に設けた複数のクリップ45e…が上部パネル13に設けた複数のクリップ13e…に係合し、下部メータバイザ45に設けた複数のリブ45f…が上部パネル13に設けた複数のスリット13f…に係合し、かつ下部メータバイザ45に設けた2本のピン45g,45gが上部メータバイザ44に設けたピン孔44a,44aに嵌合することで、上部パネル13に上部メータバイザ44および下部メータバイザ45が固定される。
このように、下部メータバイザ45に化粧面45dを設けたことにより、それを上部パネル13に固定するクリップ45e…やリブ45f…を設ける場所を容易に確保し、下部メータバイザ45の取付剛性を高めることができる。しかも下部メータバイザ45の後端で上部パネル13の開口13cの下縁を上方から押さえられるので、上部パネル13の開口13cの下縁が見えなくなって外観が向上する。
次に、図1および図8〜図11に基づいて下部メータ18の周辺の構造を説明する。
上部パネル13の下側に下部左パネル14および下部右パネル15が取り付けられており、下部左パネル14には逆U字状の開口14bと、その左側に位置する空調用吹き出し口14cとが形成される。また下部右パネル15にはナビゲーション装置のモニタの取付開口15aと、オーディオ装置の取付開口15bと、空調用吹き出し口15cとが形成される。また下部左パネル14の逆U字状の開口14bの上部前方には四角形の下部メータ18が位置しており、その開口14b内に上部メータバイザ51および下部メータバイザ52よりなるメータバイザ53が取り付けられる。上部メータバイザ51および下部メータバイザ52は共に逆U字状に形成されており、上部メータバイザ51の下部両端に設けたブラケット51a,51aが下部メータバイザ52の上部両端に向けたブラケット52a,52aに各2本のタッピングスクリュー54…で固定される。
組み立てられたメータバイザ53は、下部左パネル14の開口14bに前方から後方に装着され、上部メータバイザ51の上面に設けた2個のブラケット51b,51bを貫通する各2本のタッピングスクリュー55…で下部左パネル14に設けたボス部14d…に締結される。更に、下部左パネル14の開口14bの下部両側に突設した2個のリブ14e,14eが下部メータバイザ52に形成した2個のスリット52b,52bに係合するとともに、上部メータバイザ51のブラケット51b,51bに形成したピン孔51f,51fに下部左パネル14の開口14bの中央部両側に突設した2個のピン14f,14fが係合することで、メータバイザ53が下部左パネル14に対して正しく位置決めされる。
図9から明らかなように、下部左パネル14の開口14bに配置されたメータバイザ53の上壁51cおよび下壁52cは、下部メータ18に向けて、つまり前方に向けて角度αだけ先すぼまりになっている。シートに着座したドライバーの目の高さは身長によって大きく異なるが、メータバイザ53の開口53aから上壁51cおよび下壁52cの間隔が下部メータ18に向けて狭まっているので、下部メータ18の上下縁がメータバイザ53の開口53aの上下縁に隠されて見えなくなるのを防止することができる。
一方、ドライバーがシートに正しく着座している限り、ドライバーの身長が異なっても目の左右方向の位置は殆ど変化しない。従って、図11に示すように、メータバイザ53の左右の側壁51d,51eの間隔を開口53aから下部メータ18に向けて、つまり前方に向けて角度βだけ先広がりにしても、下部メータ18の左右の側縁がメータバイザ53の開口53aの左右の側縁に隠されて見えなくなる虞がない。これにより、メータバイザ53の開口53aの面積をできるだけ小さくし、下部メータ18の表面の光の反射を抑制して視認性を高めるとともに、下部左パネル14の表面の面積を大きく確保して有効利用することができる。
またメータバイザ53の上壁51cおよび下壁52cの間隔が前方に向けて狭まり、左右の側壁51d,51eの間隔が前方に向けて広がると、アンダーカットあるいは抜き勾配の関係でメータバイザ53を一部材で成形することが困難になるが、メータバイザ53を上部メータバイザ51および下部メータバイザ52に2分割したことでその成形が容易になる。
しかも上壁51cおよび左右の側壁51d,51eを有する上部メータバイザ51と、下壁52cを有する下部メータバイザ52とを結合してメータバイザ53を構成したので、その継ぎ目が矩形状断面のメータバイザ53の左右下側の角部に位置し、かつ視線と平行にドライバーから離れる方向に延びるために目立ち難くなる。更に、メータバイザ53を上部メータバイザ51および下部メータバイザ52で構成し、後端にステアリングハンドル56を有するステアリングシャフト57が貫通する開口52dの上面を下部メータバイザ52で区画したので、ステアリングシャフト57が貫通する開口52dの上面を区画するための特別の部材が不要になって部品点数が削減されるだけでなく、部品点数の削減により部品の継ぎ目の数が減少して外観が向上する。
更に、図3から明らかなように、インストルメントパネル本体12の前上部に設けた上部メータ16がステアリングハンドル56の上半部の上側に位置し、インストルメントパネル本体12の後下部に設けた下部メータ18がステアリングハンドル56の上半部の下側に位置するので、ステアリングハンドル56に邪魔されずに上部メータ16および下部メータ18を確実に視認することができる。また従来の上部メータはドライバーの正面からずれた位置、つまりインストルメントパネル本体の左右方向中央部に配置されていたが、本実施例では上部メータ16を有する上部パネル13の上縁をステアリングハンドル56の上半部に概ね沿う円弧形状としたことにより、その円弧形状部に上部メータ16をドライバーの正面に位置するように配置しても違和感がない。
またインストルメントパネル本体12に対して上部パネル13、下部左パネル14および下部右パネル15が着脱自在なので、これらのパネル13,14,15を取り外して上部メータ16や下部メータ18を容易にメンテナンスすることができるだけでなく、上部パネル13を表皮有り、下部左パネル14および下部右パネル15を表皮無しのように、構造や材料を変化させてデザイン性を高めることができる。しかもフロントガラス20を通してのドライバーの前方視界を確保するために上部メータ16を覆う上部パネル13の庇部の後縁を下向きに湾曲させても、上部メータ16をインストルメントパネル本体12に取り付ける際に邪魔になることがない。
更にまた、インストルメントパネル本体12の上部に上部メータ16を配置したので、フロントガラス20の前方の景色と上部メータ16との間で視線を移動させるときに視線の移動量が少なくて済み、上部メータ16の視認性が高められる。またインストルメントパネル本体12の前部に上部メータ16を配置したので、ドライバーから上部メータ16までの距離が大きくなって眼球のピント調整が容易になり、上部メータ16の視認性が更に高くなる。このように視認性の高い上部メータ16に重要度の高いスピードメータおよびタコメータを設けたことで、、そのスピードメータやタコメータを確実に読み取ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
自動車のインストルメントパネルの斜視図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3方向矢視図 上部パネルおよびメータバイザの分解斜視図 図4の5−5線断面図 図4の6−6線断面図 図4の7−7線断面図 下部左パネルおよびメータバイザの分解斜視図 図8の9−9線断面図 図8の10−10線断面図 図9の11−11線断面図
符号の説明
11 インストルメントパネル
16 上部メータ(第1メータ)
18 下部メータ(第2メータ)
22 ダッシュボードロア
23 横梁
24 ブラケット
28 第1空調用ダクト(空調用ダクト)

Claims (2)

  1. インストルメントパネル(11)の前部に第1メータ(16)を支持するとともに後部に第2メータ(18)を支持し、
    前記インストルメントパネル(11)の後部を車体左右方向に延びる横梁(23)に結合し、前記インストルメントパネル(11)の前方に位置するダッシュボードロア(22)と前記横梁(23)とをブラケット(24)を介して接続し、前記インストルメントパネル(11)の前部と前記ブラケット(24)とを車体左右方向に延びる空調用ダクト(28)で接続したことを特徴とする、自動車のインストルメントパネルの固定構造。
  2. 前記空調用ダクト(28)とインストルメントパネル(11)とを振動溶着したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のインストルメントパネルの固定構造。
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