JP4056130B2 - 電動補助自転車における駆動補助装置 - Google Patents

電動補助自転車における駆動補助装置 Download PDF

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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/55Rider propelled cycles with auxiliary electric motor power-driven at crank shafts parts

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電動補助自転車における駆動補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般の自転車は発進の際に大きな力でペダルを踏み込むことが必要であったり、坂道を登る場合には特に大きなペダルの踏み込みが必要である。そこでペダルの踏み込み力を低減できるように電動補助自転車が開発された。
【0003】
電動補助自転車は図24に示すように、自転車フレームに形成されたブラケット1にモータと減速装置を組み込んだ駆動補助装置2が取り付けられている。ペダル3でクランク軸4を駆動してチェーン5を介して後輪6を駆動する際に、駆動補助装置2が前記駆動を補助するように構成されている。7は駆動補助装置2を駆動する電源としてのバッテリーが格納されたバッテリーボックスである。
【0004】
駆動補助装置2の構成と後輪6との関係は図25に示すように構成されている。
ペダル3を踏み込んでクランク軸4を回転させると、一方向性クラッチ8を介して歯車9が回転し、歯車10,11,12を介して車輪駆動軸13を回転させ、チェーン5を介して後輪6が駆動される。
【0005】
この駆動補助装置2にはモータ14が内蔵されており、このモータ14の出力軸の回転は遊星歯車機構15を介して減速されている。この減速出力は一方向性クラッチ16を介して前記歯車10の回転軸17に連結されて前記クランク軸4の回転を補助している。モータ14は、クランク軸4の回転速度と回転トルクに応じて制御部18によって電力制御されている。
【0006】
なお、この種の電動補助自転車の駆動補助装置2は特開平8−282575号公報などに開示されている。
この駆動補助装置2を使用することによって、発進の際や、坂道を登る場合のペダルの踏み込み力を一般の自転車に比べて低減できて比較的に乗りやすくなったが、坂道を登る場合のペダルの踏み込み力の更なる低減が期待されている。
【0007】
そこで、図26に示すように後輪6に変速機19を設けて、坂道を登る場合のペダルの踏み込み力を低減させた電動補助自転車も存在している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図26に示すように後輪6に設けた変速機19は、利用者が手動操作で切り換える構造のものであるため操作性が悪い。
【0009】
また、電動機自転車を原動機付き自転車と区別するために、電動機自転車では走行速度が規定速度(例えば、24Km/時)に達するまでは駆動補助装置2から補助力を発生するが、規定速度を越えると補助力をオフするように構成されている。この場合に、図26に示した従来例の場合の駆動補助装置2は変速機19の減速比が1:1の状態での走行速度が規定速度になる回転数に車輪駆動軸13が達したことを検出してモータ14への通電をオフして補助力がオフされるように構成されているので、変速機19を使用して走行中には実際の走行速度が前記の規定速度に達していないにも係わらず補助力がオフされてしまって、適正なアシスト走行ができない問題がある。
【0010】
この問題を解決するためには、後輪6の実際の回転数から走行速度を計算して規定速度に達した時点で補助力をオフするように構成することが考えられるが、この場合には、後輪6の回転数を計数するセンサ(図示せず)の増設とこのセンサの実装の手間が発生する問題がある。
【0011】
本発明は、後輪に変速機を設けなくても坂道を登る場合などにペダルの踏み込み力を低減させることができる電動補助自転車における駆動補助装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の電動補助自転車における駆動補助装置は、ペダルで駆動されるクランク軸と車輪駆動軸の間に変速機構を設けたことを特徴とする。
【0013】
この構成によると、後輪に変速機を設けなくてもペダルの踏み込み力を低減させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、ペダルで駆動されるクランク軸の仕事量に応じてモータの電力制御を実行し、前記モータの回転を減速機構を介して車輪駆動軸に伝達して前記クランク軸の回転を補助する電動補助自転車であって、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に変速機構を設け、モータの回転を車輪駆動軸に伝達する減速機構を前記クランク軸の軸心と並行に配設し、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の軸心と同一の軸心上に配設し、クランク軸の回転を車輪駆動軸に伝達する変速機構を、クランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在で前記クランク軸の長さ方向に配列された複数枚の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成したことを特徴とする。
【0020】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、ペダルで駆動されるクランク軸の仕事量に応じてモータの電力制御を実行し、前記モータの回転を減速機構を介して車輪駆動軸に伝達して前記クランク軸の回転を補助する電動補助自転車であって、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に変速機構を設け、モータの回転を車輪駆動軸に伝達する減速機構を前記クランク軸の軸心と並行に配設し、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の軸心と同一の軸心上に配設し、クランク軸の回転を車輪駆動軸に伝達する変速機構を、クランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成したことを特徴とする。
【0021】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項または請求項において、クラッチ部を、クランク軸とこのクランク軸に被せられた中空軸との間に配設されてクランク軸に対してスライド自在で前記中空軸に穿設された貫通孔から変速歯の内周面に係合する位置に係合体を押し出すクラッチ切換体と、クランク軸の内側にこのクランク軸の軸芯方向にスライド自在に設けられ一端が前記クラッチ切換体に連結された連動軸と、中空軸の外側に被せられて前記クラッチの軸心方向にスライド自在で前記中空軸と前記クラッチに穿設された孔を介して前記連動軸の他端に連結された案内体と、前記クランク軸と中空軸の回転に伴って回転する前記案内体の回転を許すように前記案内体に係合し変速比の切り換えに際して前記クランク軸の軸芯方向にスライド駆動される作動体とで構成したことを特徴とする。
【0022】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0023】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速機構の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0024】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量と走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0025】
以下、本発明における各実施の形態を図1〜図23に基づいて説明する。
なお、従来例を示す図24と同様の作用を成すものには同一の符号を付けて説明する。
【0026】
(実施の形態1)
図1は本発明の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図2は断面図を示す。
図2に基づいて図1を説明する。
【0027】
自転車フレームに形成されたブラケット1に取り付けられる本発明の駆動補助装置2の外装ケース20には、ペダル3で駆動されるクランク軸4と、モータ14と、モータ14の回転を減速して車輪駆動軸13に伝達する減速機構21と、クランク軸4と車輪駆動軸13の間に設けた変速機構22などが内蔵されている。
【0028】
クランク軸4の回転を補助する補助力は、次のように伝達される。
外装ケース20には、モータ14の出力軸14aと同軸上に軸23が植設されている。軸23にはベアリング24を介してカップ状の従動体25が回転自在に取り付けられている。
【0029】
基端部がベアリング24を介して支持されたこの従動体25の先端側の外周には、一方向性クラッチ26,27を介して歯車28,29が取り付けられている。歯車29には、周方向に所定角度ごとに軸30,30,・・・が植設されており、軸30,30,・・・には前記モータ14の出力軸14aに噛合する歯車31がベアリング32を介して回転自在に取り付けられている。なお、歯車31の歯は外装ケース20の内周面に形成された歯33に噛合している。
【0030】
このように構成したため、従動体25はモータ14の回転を遊星歯車機構で減速した速度で回転する。
外装ケース20には、車輪駆動軸13がベアリング34を介して回転自在に支持されている。車輪駆動軸13の基端部には前記従動体25の基端部(外装ケース20の内側)の外周に形成された歯35に噛合する歯車36が形成されている。
【0031】
クランク軸4は、一端がベアリング37を介して外装ケース20に支持され、他端は車輪駆動軸13の中央の貫通孔13aに挿通されてベアリング38を介在させて回転自在に支持されている。
【0032】
このクランク軸4の外側には、図3に示す中空軸39が被せられ、中空軸39の基端部はクランク軸4の鍔部4aに係合して中空軸39はクランク軸4と一体に回転する。中空軸39の先端側には、クランク軸4の外径よりも内径が大きな大径部40と大径部40の基端の外周に支持鍔部41が形成されている。支持鍔部41の外周には一方向性クラッチ42を介して小径変速歯43が取り付けられている。歯43は前記歯車29に噛合している。
【0033】
中空軸39に形成された大径部40の外側には、変速機構22を形成する大径変速歯車44と中径変速歯車45が回動自在に挿入されている。大径変速歯車44は、大径中央部44aとこの外周に一方向性クラッチ46を介して取り付けられた歯44bとで形成されている。大径変速歯車44の歯44bは前記従動体25の基端部に形成された歯35に噛合している。
【0034】
中径変速歯車45は、従動体25の先端部に一方向性クラッチ26を介して取り付けられた前記歯28に噛合している。
この大径変速歯車44と中径変速歯車45の内周面には、中空軸39に形成された大径部40に穿設された貫通孔40a,40bに対応して凹部47が形成されており、中空軸39の貫通孔40a,40bには鋼球48が配置されている。
【0035】
中空軸39の貫通孔40a,40bからの鋼球48の突出状態を切り換えるために、クランク軸4には、クランク軸4に対してスライド自在の筒状のクラッチ切換体49が中空軸39との間に配設されており、このクラッチ切換体49の外周面には凸部49aが形成されている。
【0036】
このクラッチ切換体49は、次のようにしてクラッチ切換モータ50によって駆動されている。
図4に示すように、クランク軸4には中心に内部通路4bが穿設されており、この内部通路4bには連動軸51が挿入されている。クラッチ切換体49とこの連動軸51の先端との連結は、クラッチ切換体49に穿設された孔49bからクランク軸4に穿設された第1の長孔4cに向かって連結ピン52aを挿入して連動軸51と連結されている。
【0037】
クランク軸4には第1の長孔4cとは別に第2の長孔4dも穿設されており、中空軸39にはこのクランク軸4の第2の長孔4dに対応して長孔39aが穿設されている。中空軸39の長孔39aの外側にはスライド自在に環状の案内体53が被せられており、案内体53に穿設された孔53bから中空軸39の長孔39aとクランク軸4の第2の長孔4dに向かって連結ピン52bを挿入して、前記連動軸51と案内体53とが連結されている。
【0038】
なお、連結ピン52aが挿入されたクラッチ切換体49の孔49bならびに連結ピン52bが挿入された案内体53の孔53bは、図4では穴埋め処理して閉塞された状態が示されている。
【0039】
このようにクラッチ切換体49と案内体53が連動軸51を介して連結されており、案内体53をクランク軸4の長手方向にスライドさせることによって中空軸39の内側でクラッチ切換体49がスライドする。
【0040】
回転側であるクランク軸4に設けられた案内体53は、固定側(外装ケース20の側)に設けられたアクチュエータとしての切換用モータ50によって次のようにしてスライド駆動されている。
【0041】
切換用モータ50の出力軸に形成された送りネジ50aに作動体54の基端部が噛合しており、切換用モータ50を回転させるとその回転方向に応じてこの作動体54がクランク軸4の軸芯方向に移動する。この作動体54の先端には凹部54aが形成されており、この凹部54aは前記案内体53の外周に形成された凸部53aに、案内体53の回転を許すように係合している。
【0042】
したがって、クラッチ切換体49を図4に示すように前進させ、中空軸39の貫通孔40aに位置する鋼球48をクラッチ切換体49の凸部49aで外側に押し出して、この鋼球48を介して中空軸39と大径変速歯車44とを連結している。また、この状態では中空軸39と中径変速歯車45とは連結されていない。
【0043】
この図4に示すクラッチ切り換え状態では、ペダル3を踏み込むことによって発生するクランク軸4の回転は、大径変速歯車44を介して従動体25を駆動する。
【0044】
図1に示す制御部18は、車輪駆動軸13の回転数と中空軸39に作用しているトルクとに基づいてクランク軸4の仕事量を計算してモータ14の電力制御を実行して、モータ14による補助力の大きさを調整している。具体的には、車輪駆動軸13の歯に近接して配置した磁気センサ(図示せず)によって単位時間当たりに通過する歯数から回転速度を検出し、中空軸39に作用しているトルクは、この中空軸39の周面に非晶質磁性合金の薄帯を貼り付けておき、これに磁気センサ55を近接して配置してトルクの大きさを読み取る。
【0045】
さらに、この制御部18は走行開始からの経過時間と中空軸39に作用しているトルクと車輪駆動軸13の回転数に応じて切換用モータ50を運転して変速機構22の変速率の切り換え制御を実行している。
【0046】
具体的には、制御部18は図6の(a)(b)のプログラムテーブルに基づいて変速率の切り換え制御を実行している。
発進時の速度がゼロの状態では、変速機構の変速率は図4に示したように大径変速歯車44を中空軸39に連結して従動体25を駆動するギャー比が大きい低速ポジションに切り換えられている。
【0047】
発進の直後で速度が遅くてトルクが大きな状態では図6の(a)のテーブルのP1で示す前記の低速ポジションに維持されて楽なペダルの踏み込みで発進が開始することができる。
【0048】
そして速度が遅くてトルクが中ぐらいに減少すると、制御部18は図6の(a)のテーブルのP2で示す中速ポジション(ギャー比:中)に切り換える。この中ポジションは、クラッチ切換体49が図4に示す状態から右側に移動して、クラッチ切換体49の凸部49aが中空軸39の貫通孔40aにセットされている鋼球48の押し出しを解除して、クラッチ切換体49の凸部49aが中空軸39の貫通孔40bにセットされている鋼球48の押し出しを実施する。これによって、中径変速歯車45と中空軸39とが図5に示すように鋼球48で連結されて、クランク軸4の回転は中径変速歯車45を介して従動体25を駆動する。
【0049】
そして速度が中ぐらいに早くなってトルクが更に減少して小さくなると、制御部18は図6の(a)のテーブルのP3で示す高速ポジション(ギャー比:小)に切り換える。この高速ポジションは、クラッチ切換体49が中速ポジションの場合よりもさらにクラッチ切換体49が右側に移動して図2に示す位置に移動する。これによって、クラッチ切換体49の凸部49aは中空軸39の貫通孔40a,40bの何れにセットされている鋼球48も押し出さない状態になって、クランク軸4の回転は中空軸39の支持鍔部41の外周に一方向性クラッチ42を介して取り付けられた小径変速歯43を介して従動体25を駆動する。このように高速ポジション,中速ポジション,低速ポジションが自動的に適正に切り換えられて快適な走行性を実現している。
【0050】
さらに、この実施の形態では連続走行中には、例えば、発進から所定時間(約30分)が経過すると、制御部18は図6の(b)テーブルにしたがって切換用モータ50が運転されて、クランク軸4に作用している仕事量に応じて変速機構22のクラッチ部が切り換えられて高速ポジション,中速ポジション,低速ポジションが自動的に適正に切り換えられて、使用者の疲れを低減するように構成されている。
【0051】
このようにクランク軸4と車輪駆動軸13の間に変速機構22を設けたため、坂道を登る場合などにペダルの踏み込み力を低減させることができ、また、この位置に変速機構22を介装した場合には、実際の走行速度が前記の規定速度に達した場合に補助力がオフする適正なアシスト走行を実現できる。
【0052】
上記の実施の形態の制御部18は、クランク軸4の仕事量と走行開始からの時間経過に応じて変速機構22の変速率を切り換えるように構成したが、これはクランク軸4の仕事量または走行開始からの時間経過に応じて変速機構22の変速率を切り換えるように構成した場合であっても従来例に比べて効果があり有効である。
【0053】
上記の実施の形態の変速機構は、大径変速歯車44と中径変速歯車45と小径変速歯43の何れかを介して従動体25を駆動する3段階の切り換えで説明したが、大径変速歯車44と小径変速歯43の何れかを介して従動体25を駆動する2段階の切り換えの場合や、中径変速歯車45と小径変速歯43の何れかを介して従動体25を駆動する2段階の切り換えの場合や、3段階以上に切り換える場合などの場合も同様である。
【0054】
(実施の形態2)
図7は(実施の形態2)の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図8〜図10はその構成を示す。
【0055】
図8〜図10に基づいて図7を説明する。
モータ14の回転の補助力は、モータ軸14aより平歯車56へ伝達し、平歯車56から平歯車57、中空軸39の外周にワンウエイクラッチ59を介して中空軸39に設けられた平歯車60へ平歯車57から伝達されて3段減速される。
【0056】
中空軸39にはペダル3の回転力がクランク軸4を介して加えられており、3段減速された補助力が人力に合力される。
バッテリーの放電などでモータ14が回転しないときには、ワンウエイクラッチ59が空転して平歯車57,56が回転しないので人力だけの場合に利用者がペダル3を小さな力で漕ぐことができる。
【0057】
低速時には、中空軸39の歯61よりアイドル歯車62の回転体63にワンウエイクラッチ64を介して伝達する。回転体63の歯65は前歯車66を嵌合させた伝達体67の歯68と噛合している。
【0058】
トルク検出・変速機構は(実施の形態1)と同じであって、クラッチ切換体49が図11に示すように前ギヤ66から離間する方向に切り換えられた状態では、鋼球48が中空軸39の貫通孔40aから押し出されて、歯70を外周に有し内周面で通常は中空軸39の外周を空転している変速平ギヤ71の球状窪みに押し出された鋼球48が係合して中空軸39と変速平ギヤ71とが一体回転する。ここで歯70の径は歯61の径より大きく増速となる。なお、歯61はクラッチ64により噛み合っていても回転しない。
【0059】
この(実施の形態2)では、モータ軸14a,クランク軸4と平行に、切り換えギヤを有しており、前ギヤ66へ回転力を伝達する合力軸を配置されており、(実施の形態1)では減速機構が遊星歯車機構であったが、この(実施の形態2)のように減速機構が平ギヤの場合には構造が簡単で、安価に製造できる。
【0060】
(実施の形態3)
図11は(実施の形態3)の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図12と図13はその構成を示す。
【0061】
図12と図13に基づいて図11を説明する。
この(実施の形態3)はモータ軸とクランク軸は直交し、クランク軸と平行に切り換えギヤを有し、前ギヤへ回転力を伝達する合力軸を配置している。
【0062】
モータ軸14aの補助力は、平ギヤ72(ワンウェイクラッチ内蔵)、平ギヤ73、平ギヤ74、傘歯75と伝達される。傘歯75より中空軸39の傘歯76に伝達される。
【0063】
ペダル3の回転力はクランク軸4よりワンウェイクラッチ77を介して中空軸39へ伝達される。従って、停止時のペダル3は逆転は軽く、容易に踏込み位置に回転させやすい。
【0064】
中空軸39に形成された歯78は平ギヤ79に噛合している。
電動補助力と合力後、変速機構を経由して前ギヤ66に駆動力を伝達している。
【0065】
トルク検出・変速機構は(実施の形態1)と同じである。
平ギヤ79は外装ケース20に固定されたアイドル軸80とベアリング81により回転自在に軸支されている回転体82に、ワンウエイクラッチ83を介して回転を伝達する。この回転は歯車84と噛合している伝達体67の歯68に伝えられる。
【0066】
鋼球48が係合して中空軸39と変速平ギヤ71が一体回転した場合、回転体82の歯85に回転は伝達され、ワンウエイクラッチ83により平ギヤ79は空転する。
【0067】
(実施の形態4)
図14は(実施の形態4)の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図15と図16はその構成を示す。
【0068】
図15と図16に基づいて図14を説明する。
この(実施の形態4)はクランク軸4と前ギヤ66の合力軸91が別に構成されており、クランク軸4,合力軸91,モータ軸14a,アイドル軸100がそれぞれ平行に配置されている。モータの回転力は変速機構を介さずに直接に合力軸91に伝達されている。
【0069】
補助力は、モータ軸14a,平ギヤ92,平ギヤ93,平ギヤ94,ワンウェイクラッチ95,合力軸91,前ギヤ66へと伝達される。合力軸91はクランク軸4と平行で、モータ軸14aと同軸に配置されている。
【0070】
ペダル3の回転力はクランク軸4よりワンウェイクラッチ96を介して中空軸39へ伝達される。磁歪式センサ97により測定された人力トルクを一つの制御因子として位置制御したクラッチ切換体49により押し上げられた鋼球48により、平歯車98,99のいずれかが中空軸39と供回りする。
【0071】
アイドル軸100は径の異なる2組の歯101,102を有し平歯車99と噛み合う。アイドル軸100はケース2に固定され内歯体103の対応歯と噛み合っているので内歯体は増速回転し、回転速度の遅い側にワンウェイクラッチ104を取り付け、増速側シフト時は空回りする。
【0072】
内歯体103の外周の歯105は合力軸9の外周にワンウェイクラッチ106を介して歯車の歯107と連結している。
トルク検出・変速機構は(実施の形態1)と同じである。
【0073】
(実施の形態5)
図17は(実施の形態5)の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図18と図19はその構成を示す。
【0074】
図18と図19に基づいて図17を説明する。
モータの回転力は(実施の形態4)と同じように変速機構を介さずに直接に合力軸91に伝達されている。
【0075】
補助力はモータ軸14a,平ギヤ116,平ギヤ117,平ギヤ118,ワンウェイクラッチ119,合力軸91,歯121,伝達体67,前ギヤ66と伝達される。合力軸91に変速後の人力が合力される。
【0076】
ペダル3の回転力はクランク軸4よりワンウェイクラッチ122を介して中空軸39へ伝達される。磁歪式センサ97により測定された人力トルクを一つの制御因子として位置移動したクラッチ切換体49により押し上げられた鋼球48により変速歯123が供回りする。
【0077】
変速歯123で回転させられる中空軸39の回転面には、図19に示すように8個所の鋼球48の収納球状窪み及び案内溝となる凹部47が形成されており、高速時には変速歯123,歯124,合力軸91,伝達体67,前ギヤ66と伝達される。
【0078】
トルク検出・変速機構は(実施の形態1)と同じである。
歯126は中空軸39と一体回転し、低速時にはワンウェイクラッチ127を介して合力軸91に伝達する。
【0079】
(実施の形態6)
図20は(実施の形態6)の駆動補助装置の動力伝達図を示し、図21と図22はその構成を示す。
【0080】
図21と図22に基づいて図20を説明する。
この(実施の形態6)ではクランク軸4の外周に筒136を同軸に設け、磁歪式トルクセンサを配置し、前記筒136は変速機構部を兼ねている。
【0081】
モータの回転力はモータ軸14aよりサイクロ減速機(K−H−V型遊星歯車装置・・ハイポサイクロイド減速装置)137を経由し約1/40に減速され、ワンウェイクラッチ138を介して合力軸139,前ギヤ66に伝達される。合力軸139のサイクロ減速機137と前ギヤ66の間に人力合力部を配設している。
【0082】
ペダル3の回転力はクランク軸4,ワンウェイクラッチ140,案内体141,連動ピン142,平ギヤ143a,平ギヤ143b,ワンウェイクラッチ143cを経由し、合力軸139に伝達される。
【0083】
案内体141は、クランク軸4に沿って矢印A方向に回転力を伝達しつつ移動可能な構造であり、モータ50により駆動されて前記矢印A方向に移動する作動体54が案内体141に係合して、この案内体141を摺動させる。
【0084】
3枚の平ギヤ143a,144a,145aはベアリング146を介してクランク軸4に回転自在に装着されており、案内体141に固定された連動ピン142が各平ギヤの孔147に挿入されて一体に回転する。
【0085】
連動ピン142は低速、中速、高速の順にワンウェイクラッチ143c、144cによりそれまでの伝達歯車は順次空転していく。
(実施の形態7)
図23は(実施の形態7)の駆動補助装置の動力伝達図を示す。
【0086】
この(実施の形態7)では前ギヤ軸,変速ギヤ軸,モータ減速軸,モータ軸が同軸配置され、さらにこれらがクランク軸4と平行に配置されている。切換部はクランク軸部と変速ギヤ軸部に配置されている。
【0087】
モータ減速機構(平ギヤ減速)及びトルク検出機構(太陽固定遊星機構)で遊星歯車を2段とし変速機構で連結歯を切り替えて変速している。
補助力はモータ軸14a,平ギヤ155,ワンウェイクラッチ156,平ギヤ157,外歯158,内歯体159,前ギヤ66へと伝達される。
【0088】
ペダル3の回転力はクランク軸4,ワンウェイクラッチ160,遊星軸161,遊星歯162または163,内歯体159,前ギヤ66へと伝達される。
太陽軸164はアーム165,ポテンショメータ166,ばね167を介して固定し反力でトルクが測定される。
【0089】
遊星低速側はワンウェイクラッチ168,歯163で遊星回転ガイドしている。
高速側は機械式または電気式の変速機構169,歯162でガイドしている。
【0090】
【発明の効果】
請求項1記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、ペダルで駆動されるクランク軸の仕事量に応じてモータの電力制御を実行し、前記モータの回転を減速機構を介して車輪駆動軸に伝達して前記クランク軸の回転を補助する電動補助自転車であって、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に変速機構を設けたため、坂道を登る場合などにペダルの踏み込み力を低減させることができ、この位置に変速機構を介装した場合には、実際の走行速度が規定速度に達した場合に補助力がオフする適正なアシスト走行を実現できる。
【0091】
上記の制御部は、具体的には、クランク軸と車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の仕事量に応じて切り換えるように構成するか、クランク軸と車輪駆動軸の間に設けた変速機構を走行開始からの時間経過に応じて切り換えるように構成するか、クランク軸と車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の仕事量と走行開始からの時間経過に応じて切り換えるように構成して、適正な自動切り換えを実現できるため、操作性も良好である。
【0093】
上記の変速機構は、具体的には請求項または請求項に記載のように、クランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在で前記クランク軸の長さ方向に配列された複数枚の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成するか、またはクランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成する。
【0094】
さらに具体的には、請求項または請求項におけるクラッチ部を、クランク軸とこのクランク軸に被せられた中空軸との間に配設されてクランク軸に対してスライド自在で前記中空軸に穿設された貫通孔から変速歯の内周面に係合する位置に係合体を押し出すクラッチ切換体と、クランク軸の内側にこのクランク軸の軸芯方向にスライド自在に設けられ一端が前記クラッチ切換体に連結された連動軸と、中空軸の外側に被せられて前記クラッチの軸心方向にスライド自在で前記中空軸と前記クラッチに穿設された孔を介して前記連動軸の他端に連結された案内体と、前記クランク軸と中空軸の回転に伴って回転する前記案内体の回転を許すように前記案内体に係合し変速比の切換に際して前記クランク軸の軸芯方向にスライド駆動される作動体とで構成する。
【0095】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0096】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速機構の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0097】
請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置は、請求項において、クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量と走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けたことを特徴とする。
【0098】
このように本発明によると、快適なアシスト走行性能を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の駆動補助装置とその周辺の動力伝達図
【図2】同実施の形態の駆動補助装置の断面図
【図3】同実施の形態の変速機構部とクラッチ部の分解斜視図
【図4】同実施の形態の変速機構部とクラッチ部の全断面図
【図5】同実施の形態の中径変速歯とクラッチ部の断面図
【図6】同実施の形態の変速機構を切り換える制御部のテーブル図
【図7】(実施の形態2)の駆動補助装置の動力伝達図
【図8】(実施の形態2)の駆動補助装置の平面断面図
【図9】(実施の形態2)の駆動補助装置の要部の側面断面図
【図10】(実施の形態2)の駆動補助装置の要部の分解斜視図
【図11】(実施の形態3)の駆動補助装置の動力伝達図
【図12】(実施の形態3)の駆動補助装置の平面断面図
【図13】(実施の形態3)の駆動補助装置の要部の側面断面図
【図14】(実施の形態4)の駆動補助装置の動力伝達図
【図15】(実施の形態4)の駆動補助装置の平面断面図
【図16】(実施の形態4)の駆動補助装置の要部の側面断面図
【図17】(実施の形態5)の駆動補助装置の動力伝達図
【図18】(実施の形態5)の駆動補助装置の平面断面図
【図19】(実施の形態5)の駆動補助装置の要部の側面断面図
【図20】(実施の形態6)の駆動補助装置の動力伝達図
【図21】(実施の形態6)の駆動補助装置の平面断面図
【図22】(実施の形態6)の駆動補助装置の要部の側面断面図
【図23】(実施の形態7)の駆動補助装置の動力伝達図
【図24】電動補助自転車の正面図
【図25】従来の駆動補助装置とその周辺の動力伝達図
【図26】別の従来例の駆動補助装置とその周辺の動力伝達図
【符号の説明】
1 ブラケット
2 駆動補助装置
3 ペダル
4 クランク軸
4b クランク軸4の内部通路
4c クランク軸4の第1の長孔
4d クランク軸4の第2の長孔
13 車輪駆動軸
13a 車輪駆動軸13の貫通孔
14 モータ
14a モータ14の出力軸
18 制御部
20 外装ケース
21 減速機構
22 変速機構
23 軸
24 ベアリング
25 従動体
26,27 一方向性クラッチ
28,29 歯車
30,30,・・・ 軸
31 歯車
32 ベアリング
33 歯
34 ベアリング
35 歯
36 歯車
37 ベアリング
38 ベアリング
39 中空軸
39a 中空軸39の長孔
4a クランク軸4の鍔部
40 中空軸39の大径部
40a,40b 中空軸39に形成された貫通孔
41 中空軸39の支持鍔部
42 一方向性クラッチ
43 小径変速歯
44 変速機構22を形成する大径変速歯車
44a 大径変速歯車44の大径中央部
44b 大径変速歯車44の歯
45 変速機構22を形成する中径変速歯車
46 一方向性クラッチ
47 凹部
48 鋼球
49 クラッチ切換体
49a クラッチ切換体49の凸部
49b クラッチ切換体49の孔
50 クラッチ切換用モータ
50a 切換用モータ50の出力軸に形成された送りネジ
51 連動軸
52a 連結ピン
52b 連結ピン
53 案内体
53b 案内体53の孔

Claims (6)

  1. ペダルで駆動されるクランク軸の仕事量に応じてモータの電力制御を実行し、前記モータの回転を減速機構を介して車輪駆動軸に伝達して前記クランク軸の回転を補助する電動補助自転車であって、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に変速機構を設け
    モータの回転を車輪駆動軸に伝達する減速機構を前記クランク軸の軸心と並行に配設し、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の軸心と同一の軸心上に配設し、
    クランク軸の回転を車輪駆動軸に伝達する変速機構を、クランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在で前記クランク軸の長さ方向に配列された複数枚の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成した電動補助自転車における駆動補助装置。
  2. ペダルで駆動されるクランク軸の仕事量に応じてモータの電力制御を実行し、前記モータの回転を減速機構を介して車輪駆動軸に伝達して前記クランク軸の回転を補助する電動補助自転車であって、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に変速機構を設け、
    モータの回転を車輪駆動軸に伝達する減速機構を前記クランク軸の軸心と並行に配設し、前記クランク軸と前記車輪駆動軸の間に設けた変速機構を前記クランク軸の軸心と同一の軸心上に配設し、
    クランク軸の回転を車輪駆動軸に伝達する変速機構を、クランク軸に被せられて前記クランク軸と一体に回転する中空軸と、前記中空軸の外側にこの中空軸に対して回転自在の変速歯と、前記中空軸と前記変速歯とを選択的に連結するクラッチ部とで構成した電動補助自転車における駆動補助装置。
  3. クラッチ部を、クランク軸とこのクランク軸に被せられた中空軸との間に配設されてクランク軸に対してスライド自在で前記中空軸に穿設された貫通孔から変速歯の内周面に係合する位置に係合体を押し出すクラッチ切換体と、クランク軸の内側にこのクランク軸の軸芯方向にスライド自在に設けられ一端が前記クラッチ切換体に連結された連動軸と、中空軸の外側に被せられて前記クラッチの軸心方向にスライド自在で前記中空軸と前記クラッチに穿設された孔を介して前記連動軸の他端に連結された案内体と、前記クランク軸と中空軸の回転に伴って回転する前記案内体の回転を許すように前記案内体に係合し変速比の切り換えに際して前記クランク軸の軸芯方向にスライド駆動される作動体とで構成した請求項または請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置。
  4. クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けた請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置。
  5. クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速機構の変速率を切り換える制御部を設けた請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置。
  6. クランク軸に対する作動体の位置を変更するアクチュエータと、前記クランク軸の仕事量と走行開始からの時間経過に応じて前記アクチュエータを駆動して変速装置の変速率を切り換える制御部を設けた請求項記載の電動補助自転車における駆動補助装置。
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