JP4054620B2 - シート処理排出装置及び該装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理排出装置及び該装置を備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送られてきたシートに後処理を施して排出するシート処理排出装置と、このシート処理排出装置を装置本体に備えて画像を形成したシートをシート処理排出装置によって排出する画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、シートに画像を形成する装置として画像形成装置がある。画像形成装置には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。画像形成装置には、画像を形成したシートを排出するシート処理排出装置を装置本体に画像形成装置の構成要素の1つとして装備してある場合がある。
【0003】
シート処理排出装置は、画像形成装置の本体から受け取ったシートに後処理を施すようになっている。後処理には、シート束を整合する整合処理、整合処理したシート束を綴じる綴じ処理、シートに孔をあける孔あけ処理、糊付け処理等がある。
【0004】
そして、シート処理排出装置には、シート束に後処理を施した後、シート排出部でシート束を排出して、落下部で落下させるようになっているものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような、シート束に後処理を施した後、シート排出部でシート束を排出して、落下部で落下させるようになっているシート処理排出装置は、次の課題を有していた。
【0006】
(1)後処理が整合処理の場合、整合処理後のシート束と整合部材との摩擦により正常に排出を行えない場合があった。
【0007】
(2)シート束が停止してから落下動作が始まるので、シート束の落下が不安定になり、整合性良くシートを積載することができなかった。
【0008】
本発明は、シートに後処理を施してから、シート束を落下させたとき、シート束を所定の位置に確実に積載する積載性を向上させたシート処理排出装置を提供することを目的としている。
【0009】
本発明は、積載性を向上させたシート処理排出装置を備えて、画像を形成したシートを損傷しないようにした画像形成装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理排出装置は、送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理た後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートが束状で撓みにくい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを遅らせるようになっている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理排出装置は、送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理を施した後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートが束状で厚みが厚い程、前記シート排出手段のシート束排出開始タイミングを早くするようになっている。
上記目的を達成するため、本発明のシート処理排出装置は、送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理を施した後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートのサイズが大きい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを早くするようになっている。
【0011】
本発明のシート処理排出装置は、前記落下したシートを受け止める落下シート積載手段を前記シート落下手段の下方に備え、前記制御手段は、前記シート落下手段にシート落下動作を開始させ、シートが前記シート積載手段に接触した後、前記シート排出手段シート排出動作を完了させるようになっている。
【0015】
本発明のシート処理排出装置における、前記シート処理手段は、前記シートの搬送方向に沿った両側から前記シートに接近して前記シートの整合を行う1対の整合部を有するシート整合手段であり、前記載置部と前記整合部は、一体に形成された移動可能な移動部材であり、前記シート落下手段は、前記1対の移動部材の間隔を広げて前記1対の載置部に支持した前記シートを落下させ、かつ前記1対の移動部材の間隔を狭めて前記1対の載置部に支持した前記シートの整合を行う前記シート整合手段と兼用されている。
【0017】
本発明のシート排出処理装置における、前記1対の載置部は、シートが載置される載置面の互いに対向する端部が揺動可能である。
【0018】
本発明のシート処理排出装置における、前記シート処理手段は、前記シート積載手段に積載された束状のシートを綴じるステイプラである。
【0019】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート処理排出装置と、を備え、前記シート処理排出装置が上記いずれか1つのシート処理排出装置である。
【0020】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されて送り込まれたシートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理た後、前記シート落下手段を制御して前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作をさせるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段を制御して前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートのサイズが大きい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを早くするようになっている。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のシート処理排出装置、及びこのシート処理排出装置を装置本体に備えた画像形成装置とを説明する。
【0022】
シート処理排出装置は、例えば、画像形成装置の装置本体に画像形成装置の構成要素の1つとして設けられて、装置本体から受け取ったシートに後処理を施してから排出するようになっている。シート処理排出装置は、シート束を整合する整合処理、シート束を整合処理した後、綴じる綴じ処理、シートに孔をあける孔あけ処理、糊付け処理等の少なくとも1つの処置を行うようになっている。また、シート処理排出装置は、整合処理、綴じ処理を施さないで、単に、排出することもできるようになっている。
【0023】
本実施形態のシート処理排出装置は、整合処理、綴じ処理を行うようになっているが、この処理に限定されるものではない。また、本実施形態のシート処理排出装置には、シート束に後処理を施した後、シート束をフェイスダウン状態で落下させて排出するようになっている。
【0024】
シートには、普通紙、樹脂製の薄いもの、オーバヘッドプロジェクタ用の用紙、厚紙、はがき、封書等がある。
【0025】
画像形成装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリ、及びこれらの複合機等がある。本実施形態の画像形成装置は、プリンタであるが、これに限定されるものではない。
【0026】
なお、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0027】
(プリンタ)
図1は、プリンタのシート搬送方向に沿った断面図である。
【0028】
プリンタ110の画像形成動作を説明する。
【0029】
プリンタ110の装置本体100は、得られた画像情報に基づいたレーザを、レーザスキャナユニット102によって、プロセスカートリッジ103に内蔵された像担持体としての感光体101に照射する。感光体101は、あらかじめ、一様に帯電されている。このため、感光体101は、レーザによって潜像を形成される。この潜像は、プロセスカートリッジ103によって、トナー現像化される。
【0030】
一方、シート積載板120上に積載されたシートSは、給送ローラ121、および、分離パッド122によって1枚ずつに分離されながら給送されて、搬送ローラ123によって、さらに下流側に搬送される。この搬送されたシートに、感光体101上に形成されたトナー像が転写器104によって転写される。
【0031】
そして、この未定着のトナー像が形成されたシートは、さらに下流側に搬送されて、定着器105によってトナー像が定着され、その後、排出ローラ124によって、シート処理排出装置300に向かって排出される。
【0032】
(第1実施形態のシート処理排出装置)
図2は、第1実施形態のシート処理排出装置300を示す概略断面図である。
【0033】
図3は、シート処理排出装置300がシートSを排出している状態を示す概略断面図である。
【0034】
図4は、シート処理排出装置300が束状のシートSを整合するときの状態図である。図4(a)は、シート処理排出装置300の概略平面図である。図4(b)は、図4(a)に示すシート処理排出装置手を手前側から見た概略図である。
【0035】
図5は、シート処理排出装置300が束状のシートSを落下させるときの動作説明用の図である。図5(a)は、シート処理排出装置300の概略平面図である。図5(b)は、図5(a)に示すシート処理排出装置を手前側から見た概略図である。
【0036】
シート処理排出装置300は、プリンタ110の構成要素の1つとしてプリンタ110の装置本体100の上部に設けてある。
【0037】
シート処理排出装置300の全体の動作を概略説明する。
【0038】
シート処理排出装置300は、プリンタ110の装置本体100から排出されるシートを、画像面を下側にしたフェイスダウン状態で、搬送部を経由して中間積載部300Bに順次載置する。その後、シート排出装置300は、シート束を、後述するスライドガイド301,302によって整合し、所定のジョブ毎にシート処理手段である例えばステイプラHによって綴じて束ねた状態にする。最後に、シート処理排出装置300は、綴じたシート束を落下シート積載手段である例えば排出積載部325に排出して積載する。
【0039】
シート処理排出装置の構成、及びプリンタ本体110からシート処理排出装置に搬送されたシートの搬送動作、処理動作、排出動作等を説明する。
【0040】
図2に示すように、シート排出上ローラ330aとシート排出下ローラ330bで構成されるシート排出手段である例えばシート排出ローラ対330は、中間積載部300Bに積載されたシートSの搬送方向略中央領域に配設されて、搬送モータM1によって回転し、駆動モータM3によって離間動作と閉じ動作を行うようになっている。なお、シート排出ローラ対330は、シート搬送方向の中央領域から上流側にかけての領域に配設してもよい。
【0041】
搬送モータM1は、入口ローラ対363、ステイプルローラ対320、及びシート排出ローラ対330等を回転させて、これらのローラ対によってシートSを搬送させるモータである。ジョガーモータM2は、スライドガイド301,302を互いに接近離間移動させるモータであり、ステッピングモータを使用している。
【0042】
パドル322は、ゴムなどの可撓性材料で形成され、図4(a)に示すように、パドル軸350にシート搬送方向に対して直交する方向に複数個固定してある。パドル322は、プリンタ本体100からシートSが排出されると、駆動モータM3によって図2において時計方向に回転して、シートSをシート搬送方向とは反対方向に移動させ、基準壁323に当接させて、シートの後端(シート搬送方向の上流側端)を整合させるようになっている。なお、このようにパドル322を設けることにより、シートの後端の整合性を高めることができる。
【0043】
また、図4に示すように、本実施形態のシート処理排出装置300は、中間積載部300Bに積載されるシートSの先端側(シート側搬送方向の下流側)の領域において、シートSの幅方向の整合を行うスライドガイド301及びスライドガイド302を有している。
【0044】
スライドガイド301及びスライドガイド302を移動させる装置を説明する。ジョガーモータM2は、大径歯車331を回転させるようになっている。大径歯車331には、ピニオン332を一体に形成してある。ピニオン332の両側に、ラック333,334が噛み合っている。一方のラック334は、スライドガイド302に一体に設けてある。他方のラック333は、不図示の固定部材にスライドガイド301に対して交差する方向に往復動自在に設けてある。
【0045】
スライドガイド301には、圧縮ばね335を受け止める受け止め板336が一体に設けてある。受け止め板336に突設した突片337とラック333との間に圧縮ばね335を設けてある。受け止め板336は、固定の案内ピン338,339に案内されて移動するようになっている。案内ピン338は、スライドガイド301がスライドガイド302への接近位置を規制する規制ピンでもある。
【0046】
各スライドガイド301,302は、シート搬送方向下流からから見ると、図4(b)に示すように、シートSの両側を案内する各壁部313,314、シートSの下面を支持する載置部311,312、及びシートの浮き上がりを規制する規制部315,316によって、断面略コ字状に形成されている。各スライドガイド301,302は、中間積載部300Bの一部を構成し、中間積載部300Bに排出された各シートの中間部から先端部にかけて両側から載置部311,312で支持している。すなわち、載置部311,312は、シートの一部分を支持するようになっている。しかし、各スライドガイド301,302は、束状のシートSを落下させるため、シートSの幅方向の中央部を案内支持しないようになっている。スライドガイド301,302の各壁313,314の内側には、最終的に束状のシートの幅を整合する基準ピン303,303,304,304を設けてある。
【0047】
本実施形態では、スライドガイド301,302において、シートSの両サイドをガイドする各壁部313,314と、載置部311,312は、接続されて一体的に設けられているが、別体としてもよい。
【0048】
以上の構成の内、載置部311,312を備えた中間積載部300Bと後述するシート積載板305は、シート積載手段の一例である。
【0049】
整合部である例えば壁部313,314を有する移動部材である例えばスライトガイド301,302、スライドガイド301,302を移動するラック333,334、ピニオン332、ジョガーモータM2等によって構成された機構は、シート処理手段及びシート整合手段の一例である。
【0050】
載置部311,312を有する移動部材である例えばスライトガイド301,302、スライドガイド301,302を移動するラック333,334、ピニオン332、ジョガーモータM2等によって構成された機構は、シート落下手段の一例である。ラック333,334、ピニオン332、ジョガーモータM2等の機構はシート整合手段とシート落下手段に兼用されている。
【0051】
スライドガイド301,302の動作を説明する。スライドガイド301,302の載置部311,312に束状のシートが載置されているものとする。
【0052】
ジョガーモータM2が始動すると大径歯車331とピニオン332とが一体に回転して、図4において、ラック334がスライドガイド302と一体に右方向へ移動し、ラック333が圧縮ばね335を介して受け止め板336、スライドガイド301とともに、左方向へ移動する。スライトガイド301は、ある程度移動すると、案内ピン338に当接して移動を規制される。しかし、ラック333とスライドガイド302は、移動を継続して、スライドガイド302の壁部314がシート束の側端部を押して、シート束を他方のスライドガイド301に接近させる。
【0053】
一方、もう片方のラック333は、スライドガイド301の移動が規制されているため、圧縮ばね335を圧縮していく。最後、スライドガイド302は、停止しているスライドガイド301にシート束を押し付けて、スライドガイド302の壁部314とスライドガイド301の壁部313とでシート束の両側を規制して幅を揃える。最終的には、基準ピン303,303,304,304によってシート束の両側を規制して整合する。
【0054】
図4において、本実施形態のシート処理排出装置300は、シート束に針打ちしてシート束を綴じるステイプラHを有している。このステイプラHは、画像を形成された束状のシートSの画像面の左上コーナ部に針打ちを行って各シート束を綴じるようになっている。このため、ステイプラHは、一方のスライドガイド301側に固定配置してある。なお、図4(a)において、ステイプラHは、シート束の右上コーナに配設してある。これは、シートがフェイスダウン状態で送られてくるため、画像面が下側になっていることからシート束の右上コーナに配設してある。
【0055】
以上の構成のシート処理排出装置300は、コンピュータ等から出力されたコマンドに基づいてステイプル処理を行うようになっている。
【0056】
シート処理排出装置300は、プリンタの装置本体100から搬入されたシートSを、入口センサ390で検知して、入口ローラ対363により上方へ搬送した後、次に説明する、フェイスダウン状態でシートを排出積載部325に排出して積載する動作をする。
【0057】
この場合、図4において、シート搬入方向から見て左側のスライドガイド301及び右側のスライドガイド302の底面である載置部311,312が、搬入されてくるシートSに当接しない位置に、つまりシートSの幅方向より所定量だけ外側の位置に退避している。この位置を待機位置と言う。
【0058】
したがって、入口ローラ対363により搬送されたシートSは、ステイプルローラ対320を通過した後、ステイプラHの間口を通過してからシート排出ローラ対330により搬送され、図3に示すように排出積載部325に向けて落下して、排出積載部325に積載される。
【0059】
次に、ステイプラHで束状のシートSをステイプルしてから排出積載部325に排出積載する動作を説明する。
【0060】
スライドガイド301,302は、図4(a)に示すスライドガイド301,302の壁面に設けた基準ピン303,304が、搬入されてくるシートSに干渉しないように、シートSの幅方向より所定量だけ外側の位置に退避している。この位置を受取位置という。
【0061】
このとき、2つのスライドガイド301,302は、2つのスライドガイド301,302の載置部311,312の先端311a,312a同士の間隔が、シートSの幅より狭くなる位置にある。このため、中間積載部300Bは、進入してくるシートSを支持することができるようになっており、入口ローラ対363によって搬送されたシートSは、ステイプルローラ対320を通過した後、ステイプラHの間口を通過してからシート排出ローラ対330により搬送されて、スライドガイド301,302により構成される中間積載部300Bのガイド面である載置部311,312上へ搬送される。
【0062】
このように1枚目のシートがスライドガイド301,302の載置部311,312上に搬送された直後にシート排出上ローラ330aが駆動モータM3の回転によって、上方向に退避し、シート排出ローラ対330が離間される。これと同時に、シート排出上ローラ330a、及びシート排出下ローラ330bは、シート排出ローラ対330に接続されていた駆動を断たれて回転を停止する。この結果、シートSの後端がステイプルローラ対320を完全に抜けると、シートSは、中間積載部300Bのガイド面である載置部311,312上とシート積載板305上とを自重で搬送方向と反対方向に滑って戻り、基準壁323の方へ接近移動する。また、このとき、シートSは、パドル322の時計方向への回転によっても、シート搬送方向と反対方向に移動して基準壁323に当接させられて、整合させられる。
【0063】
次に、図4において左右のスライドガイド302,301が、ジョガーモータM2に駆動されて、互いに移動をし、途中から右側のスライドガイド301が案内ピン338によって移動を規制される。その後、左側のスライドガイド302が右側のスライドガイド301に接近移動して、中間積載部300B上に積載された束状のシートSの幅方向の整合動作が開始される。具体的には、スライドガイド302が図4の右側に移動することで、スライドガイド302に設けた基準ピン304が束状のシートSの左側面に当接してスライドガイド301側にシート束を押し込む。このスライドガイドの位置を整合位置と呼ぶ。
【0064】
そして、図4において、シートSの右側面がスライドガイド301に設けた基準ピン303に突き当たることで、束状のシートSの幅方向の整合が行われる。このように、シートSは、基準ピン303に当接して整合された位置に移動させられるので、ステイプル位置に移動したことになる。シートSを整合したスライドガイド302は、シートSの幅より広い受取位置に戻り、再び、次のシートが搬送されてくるのを待つ。
【0065】
そして、各スライドガイド301,302の載置部311,312に積載された束状のシートSは、ステイプラHにより綴じられる。
【0066】
シートの綴じ処理を終了した後、シート排出ローラ対330のシート排出上ローラ330aとシート排出下ローラ330bは、閉じて、綴じ処理後の束状のシートSを挟持する。その後、図5に示すようにスライドガイド301,302は、開き、待機位置に退避して、スライドガイド301,302の底面である載置部311,312で支持していた束状のシートSを排出積載部325上に落下させる(図5(b))。シート束の落下が開始されてからシート排出ローラ対330が、シート束の排出を開始する。
【0067】
次に、図6の制御ブロック図を用いて、CPU401と入出力要素との関連を説明する。
【0068】
シート処理排出装置300の制御基板400には、制御手段である例えばCPU401等を設けてある。プルアップ抵抗402は、入口センサ390の信号を入力するようになっている。搬送モータM1は、入口ローラ対363、ステイプルローラ対320、及びシート排出ローラ対330等を回転させるようになっており、シートの搬送、および、後処理後のシートを搬送する駆動源である。ジョガーモータM2は、スライドガイド301,302の駆動源である。駆動モータM3は、CW回転することによって、シート排出上ローラ330aを上方へ退避させて、シート排出下ローラ330bから離間させるようになっている。駆動モータM3は、さらに、CW回転を続行するとシート排出上ローラ330aが下降して、シート排出ローラ対330を閉じるようになっている。駆動モータM3はCCW回転して、パドル322を回転させ、シートSを基準壁323に引き込むようになっている。モータドライバ407,408,409は、各モータを制御するようになっている。通信インターフェース部410は、プリンタ本体100と信号を送受信するようになっている。
【0069】
次に、シート束を整合して綴じる後処理動作と、シート排出動作とを、シート処理排出装置の構成を示す図1乃至図5と、制御ブロック図である図6と、フローチャートである図7、図8とに基づいて説明する。
【0070】
シート処理排出装置300は、起動されると(S001,START)、プリンタ本体100からの後処理に関する命令を待つ(S002)。後処理命令が送られてくるとCPU401は、ジョガーモータM2を作動させて、スライドガイド301,302をシートSの受取位置へ移動させる(S003)。
【0071】
その後、CPU401は、搬送モータM1をONにして、シートSがシート処理排出装置300内に、何時送り込まれてきてもシートを搬送できるようにシート処理装置300を待機状態にする(S004)。そして、CPU401は、入口センサ390によって、1枚目のシートがシート処理装置300内に送り込まれたことが検知されると(S005)、1枚目のシートの先端(シート搬送方向の下流側)が中間積載部300Bに到達するまでの、シートの搬送速度に応じた時間だけ待つ(S006)。
【0072】
前記時間経過後、シートの先端が中間積載部300Bに到達すると、CPU401は、駆動モータM3をCW回転させてシート排出ローラ対330を離間させる(S007)。シート排出ローラ対330が完全に離間すると、シートSが自重でシート積載板305上と中間積載部300B上とを戻り始める。ここで、CPU401は、DELAY約200ミリ秒(msec)待つ(S008)。
【0073】
CPU401は、約200msec経過すると、駆動モータM3をCCW回転させて、パドル322を図1、図2において時計方向に回転させる。シートSは、パドル322に搬送されて基準壁323に当接してシートの後端を整合させられる(S009)。そして、CPU401は、ジョガーモータM2を始動させて、スライドガイド301,302を整合位置へ移動させる(S010)。CPU401は、シートSの整合のためにDELAY約100msec待つ(S011)。ジョガーモータM2は、スライドガイド301,302を受取位置へ移動させる(S012)。
【0074】
その後、中間処理が行われる(S013乃至S019)。中間処理とは、後処理をJOB単位で処理する場合、JOB単位で処理する場合の1枚目と最終枚目を除いたシートの処理のことをいう。なお、1枚目は、第1枚目を受け取るための特別処理が実行される(S002乃至S012)。また、最終枚目は、ステイプルが実行される(S013乃至S017、S020乃至S023)。
【0075】
CPU401は、シートの後端(シート搬送方向の上流端)が中間積載部300Bに到達するのを待つ(S014)。そして、CPU401は、シートの後端が中間積載部300Bに到達すると、駆動モータM3をCCW回転させてパドル322を図1において時計方向に回転させる(S015)。
【0076】
そして、ジョガーモータM2によりスライドガイド301,302を整合位置へ移動させる(S016)。CPU401は、当該シートがJOBの最終ページであれば後処理を実行する。JOBの最終ページでなければ、次のシートSの受取準備をする(S017)。CPU401は、(S017)においてJOBの最終ページでない場合には、シートSが整合するまで約100msec待つ(S018)。
【0077】
ジョガーモータM2は、スライドガイド301,302を受取位置へ移動させる(S019)。(S017)において、シートが、JOBの最終ページである場合には、後処理をスタートする(S020)。
【0078】
CPU401は、まず、搬送モータM1をOFFし(S021)、完全にシートSが安定して停止するまで約300msec待つ(S022)。そして、ステイプラHがステイプルを実行する(S023)。
【0079】
その後、CPU401は、駆動モータM3をCW回転させることによって、シート排出ローラ対330を閉じる(S024)。
【0080】
ジョガーモータM2は、スライドガイド301,302を待機位置へ移動し、後処理の終了した束状のシートSを排出積載部325へ落下させる(S032)。落下開始後、約100msec経過すると(S033)、CPU401は、搬送モータM1をONし、後処理を終了した束状のシートSを排出する(S034)。
【0081】
束状のシートは、スライドガイド301,302の載置部311,312と、シート積載板305とに積載されているので、全体が一度に落下するのではなく、載置部311,312に支持された部分から先に落下する。このため、束状のシートは、該束状のシートの一部分である中間部分から先端部が先に落下し、その後、シート積載板305に積載された部分が先に落下した部分に引っ張られるとともに、シート排出ローラ対330の排出動作によってシート積載板305から引き出されて落下する。
【0082】
以上説明した、第1実施形態のシート処理排出装置は、落下動作開始後に排出動作をスタートしているので、シート先端の落下が早まり、シート先端が排出積載部325に接触した後に、シート排出ローラ対330からのシート排出が完了するので、シート束を所定の位置に確実に積載して、積載性を向上させることができる。また、落下距離が長くても、安定した積載をすることができる。
【0083】
また、このように積載性の優れたシート処理排出装置を装備したプリンタ110は、画像を形成したシートを損傷するようなことが少なくなる。
【0084】
なお、(S033)のDELAY時間は、固定であるが、シートの情報として、例えば、シートのサイズ,JOB枚数、厚み等に応じて、変更するようにしてもよい。
【0085】
ここで、シートのサイズ,JOB枚数は、プリンタ本体100から入力されるものであってもよく、また、入口センサ390により検知させてもよい。
【0086】
JOBの枚数が多くなるとシート束の厚みが増して、落下スピードが速くなるので、シート排出落下開始タイミングを早くする。また、シートサイズが大きい場合にも同様に落下スピードが速くなるので、シート排出開始タイミングを早くする。
【0087】
また、シート束が撓みにくい程、シート排出落下タイミングを遅らせる。
【0088】
さらに、このDELAY時間は、搬送スピードに影響されるので、搬送スピードが変化する場合には、搬送スピードに基づいたタイミングテーブルを作成し、対応すればよい。
【0089】
このように、シートのサイズ、JOB枚数に応じて、落下スタートタイミングを変化させることにより、シートのサイズが変更したり、JOB枚数が変化したりしても、常に安定した積載性を確保することができる。
【0090】
(第2実施形態のシート処理排出装置)
第2実施形態のシート処理排出装置310は、第1実施形態のシート処理排出装置300と比較して、CPUと各要素との接続は全く同様であり、スライドガイドの構成が異なっている。このため、第1実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付して、その部分についての説明は省略する。
【0091】
図9(a)は、第2実施形態のシート処理排出装置310の概略平面図である。図9(b)は、図9(a)を装置手前側から見た概略図であり、載置面の傾斜角度を変更させた状態を示す図である。
【0092】
第2実施形態のシート処理排出装置310の移動部材である例えばスライドガイド431,432の底面である載置部411,412において、シートを載置する載置面421,421が揺動可能になっている。
【0093】
図9(b)に示すように、シート束の厚みが厚い場合には、載置面421は符号420で示す位置に下向きの状態にしておくことによって、スムーズに落下させることができる。
【0094】
そして、シート束の厚みが薄い場合には、載置面421は、符号421で示す位置に上向きの状態にしておくことによって、シートが必要以上に撓まないように保持させることができる。
【0095】
載置部は、シート処理排出装置を使用するユーザーが任意に切り替え可能な構成としてもよいし、シート処理排出装置を搬送されるシートの情報から、その情報に基づいて揺動して所定の位置をとるように制御手段により制御させてもよい。
【0096】
傾斜角度を調整する調整手段は、例えば揺動軸と係止手段とを備えるものなど、周知技術による様々な方法・構成とすることができる。
【0097】
以上説明したように、第2実施形態のシート処理排出装置310は、第1実施形態のシート処理排出装置と同様な特長を備えている他に、シート束の厚みに応じて、積載部の形状の傾きを変化させられるので、シート束の厚みが変化しても常に一定の積載性が確保できる。
【0098】
【発明の効果】
本発明のシート処理排出装置は、シート束の落下動作を開始してから、シート束の排出動作を開始するので、従来のようにシートが停止してから落下動作が始まることにより落下が不安定となるようなことはなく、より安定した積載が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置であるプリンタのシート搬送方向に沿った断面図である。
【図2】第1実施形態のシート処理排出装置を示す概略断面図である。
【図3】図2のシート処理排出装置がシートを排出している状態を示す概略断面図である。
【図4】図2のシート処理排出装置が束状のシートを整合するときの状態図である。
(a)は、シート処理排出装置の概略平面図である。
(b)は、(a)に示すシート処理排出装置を手前側から見た概略図である。
【図5】シート処理排出装置がシート束を落下させるときの動作説明用の図である。
(a)は、シート処理排出装置の概略平面図である。
(b)は、シート処理排出装置を手前側から見た概略図である。
【図6】制御ブロック図である。
【図7】第1実施形態のシート後処理装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図7の続きのフローチャートである。
【図9】本発明の第2実施形態のシート処理排出装置の図である。
(a)は、シート処理排出装置の概略平面図である。
(b)は、(a)を装置手前側から見た概略図であり、載置面の傾斜角度を変更させた状態を示す図である。
【符号の説明】
S シート
H ステイプラ(シート処理手段)
M1 搬送モータ
M2 ジョガーモータ
M3 駆動モータ
100 プリンタの装置本体
110 プリンタ(画像形成装置)
300 シート処理排出装置
300B 中間積載部(シート積載手段)
301 スライドガイド(移動部材)
302 スライドガイド(移動部材)
303 基準ピン
304 基準ピン
305 シート積載板(シート積載手段)
310 シート処理排出装置
311 載置部(シート落下手段)
311a 先端
312 載置部(シート落下手段)
312a 先端
313 壁部(整合部、シート整合手段、シート処理手段)
314 壁部(整合部、シート整合手段、シート処理手段)
315 規制部
316 規制部
322 パドル
323 基準壁
325 排出積載部(落下シート積載手段)
330 シート排出ローラ対(シート排出手段)
330a シート排出上ローラ
330b シート排出下ローラ
331 大径歯車
332 ピニオン
333 ラック
334 ラック
401 CPU(制御手段)
411 載置部(シート落下手段)
412 載置部(シート落下手段)
420 載置面
421 載置面
431 スライドガイド(移動部材)
432 スライドガイド(移動部材)

Claims (9)

  1. 送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、
    前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理た後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートが束状で撓みにくい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを遅らせることを特徴とするシート処理排出装置。
  2. 送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、
    前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理を施した後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートが束状で厚みが厚い程、前記シート排出手段のシート束排出開始タイミングを早くすることを特徴とするシート処理排出装置。
  3. 送り込まれたシートが束状に積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、
    前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理を施した後、前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートのサイズが大きい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを早くすることを特徴とするシート処理排出装置。
  4. 前記落下したシートを受け止める落下シート積載手段を前記シート落下手段の下方に備え、前記制御手段は、前記シート落下手段にシート落下動作を開始させ、シートが前記シート積載手段に接触した後、前記シート排出手段のシート排出動作を完了させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理排出装置。
  5. 前記シート処理手段は、前記シートの搬送方向に沿った両側から前記シートに接近して前記シートの整合を行う1対の整合部を有するシート整合手段であり、前記載置部と前記整合部は、一体に形成された移動可能な移動部材であり、前記シート落下手段は、前記1対の移動部材の間隔を広げて前記1対の載置部に支持した前記シートを落下させ、かつ前記1対の移動部材の間隔を狭めて前記1対の載置部に支持した前記シートの整合を行う前記シート整合手段と兼用されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理排出装置。
  6. 前記1対の載置部は、シートが載置される載置面の互いに対向する端部が揺動可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理排出装置。
  7. 前記シート処理手段は、前記シート積載手段に積載された束状のシートを綴じるステイプラであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理排出装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート処理排出装置と、を備え、
    前記シート処理排出装置が請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理排出装置であることを特徴とする画像形成装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されて送り込まれたシートが積載されるシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートのシート搬送方向長さの一部分を前記シートの搬送方向に沿った両側から支持して前記シート積載手段の一部を構成する1対の載置部の間隔を広げて、前記1対の載置部に支持された前記シートの一部分を落下させるシート落下手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートを排出するシート排出手段と、
    前記シート積載手段に積載された前記シートに処理を施すシート処理手段と、
    前記シート排出手段と前記シート処理手段と前記シート落下手段とを作動制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート処理手段によって前記シートに処理た後、前記シート落下手段を制御して前記シート落下手段に前記1対の載置部の間隔を広げさせて、前記シートの一部分を落下させるシート落下動作をさせるシート落下動作を開始させてから、前記シート排出手段を制御して前記シート排出手段にシート排出動作を開始させるとともに、前記シートのサイズが大きい程、前記シート排出手段のシート排出開始タイミングを早くすることを特徴とする画像形成装置。
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