JP6873709B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、シートに整合処理等の処理を施すシート処理装置、及びシート処理装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置によって画像を形成されたシートに整合処理及びステイプリング等の処理を施すシート処理装置は、一般的に、処理対象のシートを処理が行われる位置に整合するシート整合装置を備えている。シート整合装置には、シートの幅方向の端部に当接可能な当接面をそれぞれ有し、幅方向に相対移動することでシートの位置を整合する一対の整合部材を備えたものがある。
特許文献1には、幅方向に相対移動可能な一対の整合部と、これら一対の整合部の下方に配置された排紙トレイと、を備えたシート処理装置が記載されている。各整合部は、シートの下面を支持する支持部と、支持部から上方に立設された鉛直部とを有し、2つの鉛直部のそれぞれに設けられた突起部がシートの側端に当接することで、シートが幅方向に関して整合される。整合処理及びステイプリングの完了したシート束は、一対の整合部がシートの幅方向外方に退避することで、排紙トレイに積載される。
特開2013−82556号公報
しかしながら、シート処理装置において、処理対象のシートが搬送方向から視て湾曲した状態となることがあった。例えば、上記特許文献1に記載された構成では、一対の整合部によって保持されたシートが、シート自身の重量により、2つの支持部の間で下方へ向かって撓むことがあった。また、重力に起因するものだけでなく、シートのカールによって湾曲が形成されることもあった。このような湾曲が生じた場合、一対の整合部材を整合目標位置に合わせて移動させても、シートの湾曲によってシートの一方又は両方の端部が整合部材の当接面に当接しない状態となり、整合目標位置に対して位置ずれが生じることがあった。
そこで、本発明は、シートを精度よく整合可能なシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るシート処理装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によるシートの搬送方向に直交する幅方向に相対移動可能であり、前記幅方向におけるシートの位置を整合する一対の整合部材と、を備え、前記一対の整合部材の各々は、前記幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面と、前記当接面の上端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの上面に対向する上側対向面と、前記当接面の下端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの下面に対向する下側対向面と、前記下側対向面に設けられ、前記当接面に当接したシートの下面を支持する下面保持部と、前記上側対向面の前記当接面の上端に隣接する端部であって、前記当接面に当接したシートの上面を保持する上面保持部と、を有し、前記一対の整合部材の各々について、前記上側対向面は、前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜しており、前記搬送方向に垂直な平面において、前記下面保持部が前記当接面の下端より上方に位置し、かつ、上下方向における前記上面保持部と前記下面保持部との間隔が、上下方向における前記当接面の長さより小さい、ことを特徴とする。
また、本発明のさらに他の態様に係るシート処理装置は、シートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によるシートの搬送方向に直交する幅方向に相対移動可能であり、前記幅方向におけるシートの位置を整合する一対の整合部材と、を備え、前記一対の整合部材の各々は、前記幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面と、前記当接面の上端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの上面に対向する上側対向面と、前記当接面の下端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの下面に対向する下側対向面と、を有し、前記一対の整合部材の少なくとも一方は、前記下側対向面に設けられ、前記当接面に当接したシートの下面を支持する下面保持部と、前記上側対向面の前記当接面の上端に隣接する端部であって、前記当接面に当接したシートの上面を保持する上面保持部とを有し、前記一対の整合部材の前記少なくとも一方について、前記上側対向面は、前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜しており、前記搬送方向に直交する平面において、前記下面保持部が前記当接面の下端より上方に位置し、かつ、上下方向における前記上面保持部と前記下面保持部との間隔が、上下方向における前記当接面の長さより小さい、ことを特徴とする。
本発明に係るシート処理装置によれば、シートを精度よく整合することができる。
本開示に係る画像形成装置の斜視図。 本開示に係る画像形成装置の構成を示す概略図。 第1の実施例に係るシート整合装置の斜視図。 整合動作の第1段階にあるシート整合装置の平面図。 整合動作の第2段階にあるシート整合装置の平面図。 シートの搬送方向下流から視た幅方向整合部材の形状を示す側面図。 幅方向から視た幅方向整合部材の形状を示す側面図。 最大枚数のシートを保持した状態にある幅方向整合部材の側面図。 第2の実施例に係る幅方向整合部材を示す斜視図。 第2の実施例に係る幅方向整合部材をシートの搬送方向下流から視た側面図。 第3の実施例に係る幅方向整合部材を示す斜視図。 (a)、(b)はいずれも第3の実施例に係る幅方向整合部材の構成を示す断面図。 第3の実施例に係る幅方向整合部材をシートの搬送方向下流から視た側面図。 最大枚数のシートを保持した状態にある幅方向整合部材の側面図。 第4の実施例に係るシート整合装置を含む画像形成装置の構成を示す概略図。 第4の実施例に係るシート整合装置の要部を示す模式図。 第5の実施例に係るシート整合装置の斜視図。 第5の実施例に係る幅方向整合部材をシートの搬送方向下流から視た断面図。 第5の実施例に係る幅方向整合部材の一方を示す斜視図。 第5の実施例に係る幅方向整合部材の他方を示す斜視図。 第5の実施例に係るシート整合装置によってレターサイズのシートが整合された状態を示す上面図。 第5の実施例に係るシート整合装置によってA4サイズのシートが整合された状態を示す上面図。 第5の実施例に係るシート整合装置によってリーガルサイズのシートが整合された状態を示す上面図。 比較用のシート整合装置の構成を示す斜視図。 比較用のシート整合装置における幅方向整合部材の形状を示す側面図。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る画像形成装置について説明する。なお、画像形成装置とは、プリンター、複写機、ファクシミリ、及びこれらの機能を備えた複合機を含むものとする。
本実施例に係る画像形成装置1は、図1及び図2に示すように、電子写真方式の画像形成部102を備えた画像形成装置本体100と、画像形成されたシートSにステイプリング等の処理を施すシート処理装置200と、を備えた複合機である。ただし、図1は画像形成装置1の斜視図であり、図2は画像形成装置1の構成を示す概略図である。
図1に示すように、シート処理装置200は画像形成装置本体100の上部に取外し可能に装着され、シート処理装置200の上部には原稿から画像データを読取る画像読取装置300が設けられている。なお、以下の説明において、「正面側」、「奥側」とは、図1の視点における手前側、奥側に相当するものとする。
図2に示すように、画像形成装置本体100は、感光体である感光ドラム111に形成したトナー像をシートSに直接転写する直接転写方式の画像形成部102を備えている。なお、シートSとは、普通紙の他にも、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含む記録媒体を指すものとする。
画像形成部102に対して画像形成動作の開始が要求されると、画像形成部102の感光ドラム111が回転駆動される。感光ドラム111の表面は、帯電装置112によって一様に帯電させられた後、露光装置113によって露光される。露光装置113は、画像読取装置300によって読取った画像データや、ネットワークを介して接続されたホストコンピュータから入力された画像データに基づいてレーザ光を変調して出力し、感光ドラム111の表面に静電潜像を形成する。そして、現像装置114から供給されたトナーによって静電潜像が可視化(現像)されてトナー像が形成される。
このような画像形成動作に並行して、シート給送部101は画像形成部102へ向けてシートSを給送する給送動作を実行する。シート給送部101は、シートSを支持するカセット等のシート支持装置105と、シート支持装置105に支持されたシートSを給送する給送手段としての給送ローラ106とを含んでいる。給送ローラ106によってシート支持装置105から送り出されたシートSは、リタード分離方式や分離パッド方式等の分離機構によって1枚ずつ分離された状態でレジストレーション部109へ搬送される。
レジストレーション部109は、シートSの斜行補正を行うと共に、画像形成部102における画像形成動作の進行に合わせて転写装置115へ向けてシートSを搬送する。転写ローラによって構成される転写装置115は、転写ローラと感光ドラム111との間に形成される転写ニップ部において、静電バイアスにより、感光ドラム111に担持されたトナー像をシートSへと転写する。未定着のトナー像を転写されたシートSは、定着装置103へと受け渡されて、定着ローラ116及び加圧ローラ117に挟持されて加熱及び加圧される。これにより、トナーが溶融及び固着して定着画像を形成されたシートSは、排出ユニット104へと受け渡される。
排出ユニット104は、正転及び逆転可能な搬送ローラ対121と、本体排出部123に向かう経路及びシート処理装置200へ向かう経路の間でシートSの搬送方向を切換え可能なフラップ状の切換部材120を備えている。シート処理装置200による処理が不要である場合、切換部材120によってシートSは排出ローラ対122へ向けて案内される。排出ローラ対122は、シートSをフェイスダウン状態、即ちトナー像が形成された面を下方に向けた状態で、画像形成装置本体100の上部に設けられた本体排出部123に排出する。なお、本体排出部123の上方には、本体排出部123に積載されたシートSの量を検知可能な満載検知手段としてのシート量センサ124が配置されている。画像形成装置本体100は、シート量センサ124からの検知信号に基づき、シート積載量が一定値を超えた場合には画像形成動作を中断するように構成される。
一方、画像を形成されたシートSにステイプリング等の処理を行うように設定されている場合、切換部材120により、シートSが後述のシート処理装置200に向かって案内される。なお、切換部材120は、シートSに処理は施さないものの、シート処理装置200の排出トレイ209に排出するように設定されている場合にも、シートSをシート処理装置200へ向けて案内する。
また、シートSの両面に画像を形成する両面印刷を行う場合には、搬送ローラ対121の逆転によりシートSのスイッチバックが行われ、反転搬送部125を介してシートSがレジストレーション部109へと搬送される。そして、画像形成部102によって裏面に画像を形成されたシートSは、切換部材120によって適宜選択された経路を介して、本体排出部123又はシート処理装置200へと搬送される。
なお、上記画像形成部102はシートSに画像を形成する画像形成手段の一例であり、タンデム型中間転写方式のカラー画像形成部等の他の構成であってもよく、電子写真方式以外の画像形成エンジン(例えばインクジェット方式)であってもよい。
[シート処理装置]
次に、シート処理装置200について説明する。なお、本開示におけるシートの処理とは、ステイプリング等の綴じ処理、シート毎又は所定枚数毎の整合処理、パンチング、及び折り処理を含むものとする。
図2に示すように、シート処理装置200は、第1搬送ローラ対201と、第2搬送ローラ対202と、中間トレイ203と、搬送方向整合部205と、幅方向整合部材240と、排出ローラ対204と、排出トレイ209とを備えている。また、図3に示すように、シート処理装置200は、中間トレイ203に支持されたシートを処理する処理機構の一例として、ステイプリングを実行可能なステイプラ208を備えている。中間トレイ203、搬送方向整合部205、及び幅方向整合部材230,240は、シートSを整合するシート整合装置210を構成している。
第1搬送ローラ対201は、画像形成装置本体100から上方へ向かって排出されたシートSを受け取って第2搬送ローラ対202に受け渡す。搬送手段の一例である第2搬送ローラ対202は、シートSをさらにシート整合装置210に受け渡す。シート整合装置210は、中間トレイ203及び幅方向整合部材230,240によってシートSを保持するとともに、搬送方向整合部205及び幅方向整合部材230,240によってシートSを整合目標位置に整合する。ただし、整合目標位置とは、処理内容に応じて設定されるシート位置であり、例えばステイプリングが行われる場合にはステイプラ208の綴じ位置に合わせて設定される。
図3に示すように、搬送方向整合部205は、中間トレイ203の上方に配置されており、搬送方向(矢印Cv)に直交する方向、即ちシートSの幅方向に延びる軸線を中心に回転可能な摩擦ローラ206を備えている。搬送方向整合部205は、摩擦ローラ206が中間トレイ203に支持されたシートSの上面に当接する当接位置と、摩擦ローラ206がシートSから上方に離間する離間位置との間で移動可能である。
シート処理装置200の処理対象となるシートSを一時的に支持する中間支持部としての中間トレイ203は、搬送方向におけるシートSの上流部を支持する支持面213と、支持面213の上流端から上方に立設された第1基準壁212とを有する。幅方向における中間トレイ203の両側には、第2搬送ローラ対202及び排出ローラ対204のローラ軸を回転可能に支持する支持板211,211が立設されている。また、中間トレイ203の正面側には、第2基準壁221を有する突起部が設けられている(図4参照)。
幅方向整合部材230,240は、シート処理装置200の正面側、即ち幅方向の一方側に配置された第1の整合部材230と、装置の奥側、即ち幅方向の他方側に配置された第2の整合部材240からなる一対の整合部材である。各整合部材230,240は、搬送方向から見て、幅方向中央側へ向かって開放された断面C字状の形状を有している。言い換えれば、各整合部材230,240は、シートSの側端、即ち幅方向におけるシートSの端部に対向する側壁231,241を備えている。側壁231,241の上端、下端からは、幅方向中央側へ向かって支持下面232,242及び支持上面233,243が延出している。また、第1の整合部材230の側壁231には、壁面から奥側へ向かって突出する第3基準壁234(図4参照)が設けられている。
第1の整合部材230は、第3基準壁234においてシートSの一方の側端に当接し、第2の整合部材240は側壁241においてシートSの他方の側端に当接する。即ち、第3基準壁234及び側壁241は、シートSに当接可能な当接面に相当する。ただし、第1の整合部材230の側壁231がシートSの側端に当接する構成としてもよく、第2の整合部材240の側壁241に当接面となる突出部を設けてもよい。また、支持下面232,242は、当接面に当接した状態のシートSの下面に対向する下側対向面に相当し、支持上面233,243は、当接面に当接した状態のシートSの上面に対向する上側対向面に相当する。
幅方向整合部材230,240は、不図示のモータ及び駆動伝達ベルト等からなるアクチュエータにより、幅方向に関して相対移動可能である。具体的には、各整合部材230,240は、幅方向に関して排出トレイ209の外側に退避する退避位置(図3の位置)と、シートSの整合目標位置に対応する整合位置との間で移動可能である。ただし、整合位置とは、シートSのシート幅に合わせて、シートSが整合目標位置にある場合に各整合部材230,240の当接面(234,241)がシートSの側端に当接するように設定される位置を指す。
排出ローラ対204は、シート整合装置210によって整合されたシートを排出する排出手段の一例であり、搬送方向に関して中間トレイ203と幅方向整合部材230,240との間に配置されている。排出手段によって排出されたシートを支持するシート支持部の一例である排出トレイ209は、幅方向整合部材230,240の下方に配置されている。排出ローラ対204は、複数の上側ローラ214と複数の下側ローラ215とが幅方向に関して交互に配置され、幅方向から視てローラの外周が部分的に重なるように配置された、所謂櫛歯ローラ対である。上側ローラ214及び下側ローラ215は、上下方向に相対移動可能であり、シートSを挟持して搬送可能な閉状態と、上側ローラ214と下側ローラ215とが離間する開状態とに切換え可能である。
[シート整合動作]
上述の構成を備えたシート整合装置210によるシート整合動作について、図3及び図4を用いて説明する。図3及び図4は、シート処理装置200の要部を上方から視た平面図であり、説明の都合上、幅方向整合部材230,240の支持上面233,243の図示を省略している。また、図3及び図4は、リーガルサイズのシートSがシート整合装置210に搬入された場合を示している。
シート整合装置210による整合動作が要求された場合、幅方向整合部材230,240は、図3に示すように、支持下面232,242によってシートSの下面を支持可能な位置まで、幅方向中央側へと予め移動する。このとき、第1の整合部材230は、退避位置から、幅方向に関して第3基準壁234の位置が第2基準壁221と揃う位置まで移動する。また、第2の整合部材240は、支持下面232,242の幅方向の間隔がシートSの幅方向長さより小さくなる位置まで移動する。また、シート整合装置210は、搬送方向整合部205の摩擦ローラ206が離間位置に保持され、排出ローラ対204が開状態に保持された状態で、シートSの搬入を待機する。
第2搬送ローラ対202によってシートSが搬入されると、シートSは、中間トレイ203及び幅方向整合部材230,240によって支持される。即ち、シートSは、搬送方向の上流側において中間トレイ203の支持面213に支持され、搬送方向の下流側において幅方向の両側部を幅方向整合部材230,240の支持下面232,242に支持される。
この状態で、搬送方向整合部205の摩擦ローラ206が当接位置へと移動し、搬送方向とは逆方向へ向かって回転することで、シートSの後端E2を中間トレイ203の第1基準壁212に当接させる。その後、摩擦ローラ206が離間位置へと移動し、第1の整合部材230が固定された状態で、第2の整合部材240が幅方向に第1の整合部材20へ向かって移動する。これにより、図5に示すように、幅方向整合部材230,240の当接面(234,241)がシートSの両側の側端E3,E4に当接した状態となり、1枚のシートSに関する整合動作が完了する。なお、搬送方向整合部205及び幅方向整合部材230,240の動作順を入換えて、幅方向整合部材230,240によってシートSが幅方向に関して整合された状態で搬送方向整合部205によってシートSを搬送方向に関して整合する構成としてもよい。
シート整合装置210が複数枚のシートSを整合する場合には、上述の整合動作が繰り返される。即ち、先行シートの整合動作が完了すると、シート整合装置210は、第2の整合部材240を待機位置(図3参照)へと移動させ、後続シートの搬入を待機する。なお、第2基準壁221の近傍には、中間トレイ203の支持面213と共にシートSを挟持可能な保持部材が配置されており、第2の整合部材240が移動する際にシートSを整合状態に保持するように構成されている。第2搬送ローラ対202によって後続シートが搬入されると、まず摩擦ローラ206によって後続シートの搬送方向位置が整合され、次に幅方向整合部材230,240によって後続シートの幅方向位置が整合される。
このような整合動作は、シート処理装置200による処理単位として指定される所定枚数のシートSについて繰り返し実行される。所定枚数のシートSが整合されると、シート処理装置200は必要に応じてステイプラ208による綴じ処理を実行する。その後、排出ローラ対204が閉状態へと切換えられ、幅方向整合部材230が退避位置へと移動した状態で排出ローラ対204が回転することにより、処理の完了したシート束が排出トレイ209に積載される。
なお、ステイプリング等の処理は行わずにシート処理装置200の排出トレイ209に排出するように設定されている場合、シート処理装置200は、排出ローラ対204を閉状態とし、幅方向整合部材230,240を退避位置に保持する。この状態で、第2搬送ローラ対202によってシートSが送り込まれると、シートSは中間トレイ203に一時的に保持されることなく、排出ローラ対204によって排出トレイ209に排出される。
ここで、本実施例に係るシート整合装置210は、シート処理装置200の筐体207の外側に露出し、排出トレイ209の上方に位置する幅方向整合部材230,240(図1及び図2参照)によって、シートSの両側部を保持するように構成されている。そして、処理が完了したシート束は、幅方向整合部材230,240を幅方向に離間させた状態で、幅方向整合部材230,240の下方の排出トレイ209に排出される。このため、排出トレイ209の上部空間を、シートの整合処理及び綴じ処理等の処理を行うための空間として活用することができ、例えばシートが筐体内部に収容された状態でシートの整合を行う構成に比して装置を小型化することができる。
なお、上述した整合動作において、シートSはシート処理装置200の正面側(図4)に寄せるように整合される。このため、整合動作の後、排出ローラ対204によって排出トレイ209に排出されたシート束は、排出トレイ209の中で正面側の領域に積載された状態となり、ユーザーのシート束へのアクセス性を高めてユーザビリティを向上させることができる。また、図3及び図4に示すように、搬送方向における第1の整合部材230の長さは、第2の整合部材240に比して小さく設定されている。言い換えると、第2の整合部材240の搬送方向における下流端が第1の整合部材230よりも搬送方向の下流に延びており、第1の整合部材230が第2の整合部材240に比べて図4における上方に退避した配置となっている。この構成により、ユーザーの手がシート処理装置200の正面側に位置する第1の整合部材230が干渉することを防いで、ユーザビリティの向上を図ることができる。
[整合部材の詳細構成]
次に、幅方向整合部材によってシートの両側部を保持する構成において生じうる現象と、本実施例における幅方向整合部材230,240の詳細な構成について説明する。図24に比較用のシート整合装置910として示すように、幅方向整合部材930,940の支持下面932,942は、従来、幅方向に沿って略同一平面上に配置されていた。即ち、図25に示すように、搬送方向に垂直な平面において、2つの支持下面932,942が略同一直線上に並ぶような構成となっていた。
しかしながら、この構成では、シート自身の重量や、画像形成に伴うシートのカールにより、幅方向整合部材930,940の間でシートSの中央部が下方へと落ち込むようにシートSが撓んだ状態となることがあった。このような撓みが発生すると、シートの幅方向長さW0に基づいて幅方向整合部材930,940が整合位置まで移動したにも関わらず、シートSの側端E3が第1の整合部材930の整合基準壁934に当接しないことがある。その結果、シートSが整合目標位置から隙間W1の分ずれてしまい、シート整合装置910によるシートSの整合精度が低下してしまっていた。また、整合目標位置からシートSがずれた状態でステイプリングが行われると、綴じられたシート束の中でシート同士の位置ずれを生じさせる懸念があった。
そこで、本実施例においては、幅方向整合部材230,240の支持下面232,242に傾斜を設けることにより、シートSの下方への撓みを抑制するように構成されている。以下、図6乃至図8を用いて、幅方向整合部材230,240の形状及び作用について説明する。なお、図6及び図8は、搬送方向下流側(図1及び図2における矢印X1の方向)から視た幅方向整合部材230,240の側面図であり、図6は1枚のシートが、図8は最大枚数のシートが保持された状態を示している。ただし、最大枚数とは、幅方向整合部材230,240によって同時に整合可能なシート枚数の上限として設定される値であり、例えば、普通紙で30枚程度に設定される。図7は、幅方向の装置正面側から視た第2の整合部材240と第2搬送ローラ対202との位置関係を示す概略図である。
図6に示すように、幅方向整合部材230,240の支持下面232,242は、搬送方向に直交する平面において、幅方向の中央へ向かって上方へ傾斜している。また、幅方向整合部材230,240の支持上面233,243も同様に、対向する支持下面232,242と略平行となるように傾斜している。言い換えれば、一対の整合部材の各々について、下側対向面である支持下面232,242と、上側対向面である支持上面233,243とが、幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜している。
以下、支持下面232,242の中で、当接面である第3基準壁234又は側壁241に隣接する端部を第1端部A1,B1とし、支持下面232,242の幅方向内側の端部を第2端部A2,B2とする。また、支持上面233,243の中で、第3基準壁234又は側壁241に隣接する端部を第3端部A3,B3とし、支持上面233,243の幅方向内側の端部を第4端部A4,B4とする。
上述した支持下面232,242の傾斜の下で、1枚のシートSが幅方向整合部材230,240に保持される場合には、図6に示すように、シートSの下面が主に支持下面232,242の第2端部A2,B2によって支持される。一方、シートSの側端E3,E4は、支持上面233,243の第3端部A3,B3により、当接面である第3基準壁234及び側壁241の上端位置の高さ以下に保持される。従って、第2端部A2,B2は、整合部材の当接面に当接したシートの下面を支持する下面保持部として作用する。また、第3端部A3,B3は、幅方向において下面保持部と当接面との間に位置し、当接面に当接したシートの上面を保持する上面保持部として作用する。
そして、本実施例に係る幅方向整合部材230,240は、搬送方向に垂直な平面において、下面保持部と上面保持部とが略直線状に並ぶように構成されている。言い換えると、一対の整合部材の各々について、上下方向における下面保持部と上面保持部との間隔が、少なくとも、当接面の上下方向の長さより小さくなるように配置されている。つまり、第1の整合部材230について、上下方向における第2端部A2と第3端部A3との間隔は、第3基準壁234の上下方向の長さL3に比べて、第2端部A2と第1端部A1の高さの差L1の分小さく設定される。また、第2の整合部材240について、上下方向における第2端部B2と第3端部B3との間隔は、側壁241の上下方向の長さL4に比べて、第2端部B2と第1端部B1の高さの差L2の分小さく設定される。
このような構成により、幅方向整合部材230,240に保持されるシートSは、下面を第2端部A2,B2に支持される一方で、その幅方向外側で、上面を第3端部A3,B3によって保持される。このため、シートSの側端E3,E4の、第2端部A2,B2に対する上方への変位が制限されることになり、シートSの下方への撓みが抑制される。これにより、シート整合装置210の整合精度を向上させることができる。
また、図7に示すように、第2の整合部材240の支持上面243は、第2搬送ローラ対202のニップ部N1よりも上方に位置しており、幅方向から視てニップ部N1における接線T1が支持上面243に交差するように配置されている。即ち、第2搬送ローラ対202は、支持上面243へ向けて下方側からシートSを送り出すように配置されている。これに合わせて、搬送方向における支持下面242及び支持上面243の上流部には、搬送方向下流へ向かって上方に傾斜した傾斜面246,247が設けられ、支持下面242の下流部は、上流の傾斜面246と水平方向に対して異なる角度で延出している。即ち、支持下面242は、傾斜面246とその下流部との間で湾曲した湾曲部248を有し、幅方向から視て搬送方向下流へ向かって下方に湾曲した状態のシートを支持可能である。なお、図7では第2の整合部材240を図示しているが、第1整合部材230の支持上面233も、同様にニップ部N1より上方に位置し、幅方向から視てニップ部N1における接線T1が支持上面233に交差するように配置されている。
このような構成により、搬送ローラ対202から接線T1に沿って送り出されたシートSの前端E1は、幅方向から視た接線T1と支持上面233,243との交点P0の付近で支持上面233,243に当接する。そして、支持上面233,243から下方へ向かう反力を受けることにより、シートSは、交点P0よりも下流側で水平方向に近い角度となるように湾曲した状態で搬送される。このような湾曲により、幅方向に垂直な平面におけるシートSの断面二次モーメントが増大するため、シートSの下方への撓みをより効果的に抑制することができる。
また、図8に示すように、幅方向整合部材230,240の支持上面233,243は、搬送方向に垂直な平面において、対応する支持下面232,242の傾斜角度に沿って傾斜している。また、当接面である第3基準壁234及び側壁241の上下方向における長さL3,L4は、幅方向整合部材230,240が整合可能な最大枚数のシート束の厚さより大きな値に設定されている。このため、最大枚数に近い数のシートSが幅方向整合部材230,240に保持された状態では、シートSの側部が支持下面232,242及び支持上面233,243の傾斜角度に沿うように、シートSが上方へ緩く撓んだ状態となる。
ここで、本実施例のように支持下面232,242及び支持上面233,243を傾斜させずに、搬送方向から視て略同一平面上に配置すると共に、上下方向における支持下面及び支持上面の間隔を小さくした比較構成が考えられる。このような構成によっても、上下方向における下面保持部(第2端部A2,B2)と上面保持部(第3端部A3,B3)との間隔が小さくなるため、シートSの下方への撓みを抑制する効果が期待できる。しかしながら、この構成では、本実施例に比して支持下面と支持上面との間隔が小さくなることから、幅方向整合部材によって整合可能なシートの最大枚数が少なくなってしまう。
また、他の比較構成として、本実施例に比して支持下面を幅方向に延長することで、シートSの撓みが生じうる範囲を小さくすることが考えられる。しかしながら、この構成では、幅方向整合部材を整合の完了したシート束から離間させるための移動距離が大きくなってしまい、シート処理装置の処理速度向上の妨げとなる。また、排出トレイの上方に、本実施例に比して幅方向のサイズが大きな幅方向整合部材が配置されることから、排出トレイへのアクセス性が低下する可能性がある。
対照的に、本実施例の構成によれば、支持下面232,242及び支持上面233,243の傾斜により、幅方向整合部材によって整合可能なシートの最大枚数を確保しつつシートSの下方への撓みを抑制することができる。また、幅方向整合部材230,240の幅方向への延長を必要としないことから、シートSの下方への撓みを抑制する上で、処理速度及び排出トレイへのアクセス性への影響を回避することができる。
なお、本実施例では下面保持部である第2端部A2,B2が、上面保持部である第3端部A3,B3のやや下方に位置する(図6参照)ものとして説明したが、第2端部A2,B2が第3端部A3,B3の高さ以上の位置に配置される構成であってもよい。即ち、幅方向整合部材230,240が1枚目のシートSを保持した状態において、シートSに上方への撓みを形成させる構成であってもよい。
また、本実施例では、各整合部材230,240について、上下方向における上面保持部(A3,B3)と下面保持部(A2,B2)との間隔が上下方向における当接面の長さより小さくなるように構成されている。しかしながら、一対の整合部材の一方がこのような構成を有していれば、シートSの下方への撓みを抑制することが期待できる。ただし、本実施例のように、両方の整合部材230,240をこのような構成とすることで、シートSの下方への撓みを効果的に抑制できる。
また、第2端部A2,B2と、第3端部A3,B3との位置関係は、シート整合装置210が対応するシート幅の最大値及びシート種類に応じて設定される撓み量の許容値に基づいて設定される。即ち、搬送方向に垂直な平面において、第3端部A3,B3から、対応する第2端部A2,B2へ向かって引いた直線の交点位置が高くなるほど、シートSの下方への撓みが強く制限される。本実施例の構成を適用したシート整合装置の一例では、シートSの撓み量(側端E3,E4と中央部との上下方向における距離)が5mm以下となるように設定すると好適であった。
次に、本開示における第2の実施例について、図9及び図10を用いて説明する。本実施例に係るシート整合装置は、一対の整合部材である幅方向整合部材250,260の形状が上記実施例1と異なっている。その他の実施例1と共通する要素には、実施例1と同符号を付して説明を省略する。
図9及び図10に示すように、本実施例に係る幅方向整合部材250,260は、シート処理装置200の正面側に配置される第1の整合部材250と、奥側に配置される第2の整合部材260とを含む。各整合部材250,260は、シートSの側端E3,E4に対向する側壁251,261と、側壁251,261の上端、下端から幅方向中央側へ向かって延出する支持下面252,262及び支持上面253,263と、を備えている。第1の整合部材250の側壁251には、壁面から奥側へ向かって突出する第3基準壁254が設けられている。第3基準壁254及び側壁261はシートSに当接する当接面に相当する。支持下面252,262は、当接面に当接した状態のシートSの下面に対向する下側対向面に相当し、支持上面253,263は、当接面に当接した状態のシートSの上面に対向する上側対向面に相当する。
ここで、各整合部材250,260には、支持下面252,262から上方へ向かって突出する突出部として、リブ255,265が配置されている。そして、図10に示すように、搬送方向に垂直な平面において、各リブ255,265の上端部A5,B5が、支持上面253,263の幅方向外側の端部である第3端部A3,A4と直線状に並ぶように配置されている。つまり、第1の整合部材250について、上下方向におけるリブ255の上端部A5と第3端部A3との間隔は、第3基準壁254の上下方向の長さL3に比べて、上端部A5と第1端部A1の高さの差L1の分小さく設定される。また、第2の整合部材260について、上下方向におけるリブ265の上端部B5と第3端部B3との間隔は、側壁261の上下方向の長さL4に比べて、上端部B5と第1端部B1の高さの差L2の分小さく設定される。
このような構成により、幅方向整合部材230,240に保持されるシートSは、下面をリブ255,265の上端部A5,B5に支持される一方で、その幅方向外側で、上面を第3端部A3,B3に保持される。このため、シートSの側端E3,E4の、上端部A5,B5に対する上方への変位が制限されることになり、シートSの下方への撓みが抑制される。これにより、シート整合装置の整合精度を向上させることができる。
また、図10に示すように、各整合部材250,260の支持上面253,263は、幅方向の中央側へ向かって上方に傾斜している。このため、支持上面253,263が支持下面252,262と略平行に形成される構成に比して、リブ255,265の上端部と第4端部A4,B4との間隔が確保される。これにより、幅方向整合部材によって整合可能なシートの最大枚数を確保しつつ、シートSの下方への撓みを抑制することができる。
続いて、本開示における第3の実施例について、図11乃至図14を用いて説明する。本実施例に係るシート整合装置は、一対の整合部材である幅方向整合部材270,280に、可動部材である支持板275,285が配置される点で上記実施例1と異なっている。その他の実施例1と共通する要素には、実施例1と同符号を付して説明を省略する。
図11に示すように、本実施例に係る幅方向整合部材270,280は、シート処理装置200の正面側に配置される第1の整合部材270と、奥側に配置される第2の整合部材280とを含む。各整合部材270,280は、シートSの側端E3,E4に対向する側壁271,281と、側壁271,281の上端、下端から幅方向中央側へ向かって延出する支持下面272,282及び支持上面273,283と、を備えている。第1の整合部材270の側壁271には、壁面から奥側へ向かって突出する第3基準壁274(図13参照)が設けられている。第3基準壁274及び側壁281はシートSに当接する当接面に相当する。支持下面272,282は、当接面に当接した状態のシートSの下面に対向する下側対向面に相当し、支持上面273,283は、当接面に当接した状態のシートSの上面に対向する上側対向面に相当する。
各整合部材270,280には、支持下面272,282に対して上下方向に移動可能な支持板275,285が取付けられている。図12(a)に示すように、支持板285は、搬送方向上流側の端部を中心として回動可能な板状部材であり、ねじりコイルバネ286によって支持上面283へ向けて付勢されている。また、図12(b)に幅方向から視た断面図として示すように、下方への外力が作用した場合、支持板285は、ねじりコイルバネ286の弾発力に抗して支持下面282と面一となる位置まで移動可能である。なお、図12(a)、(b)には第2の整合部材280のみを図示しているが、第1の整合部材270の支持板275に対しても同様のねじりコイルバネが配置されている。
図13に示すように、搬送方向に垂直な平面において、各支持板285の遠端部A6,B6は、一定数以下のシートSを支持した状態では、支持上面273,283の幅方向外側の端部である第3端部A3,A4と略直線状に並ぶように配置されている。つまり、第1の整合部材270について、上下方向における支持板275の遠端部A6と第3端部A3との間隔は、第3基準壁274の上下方向の長さL3に比べて、遠端部A6と第1端部A1の高さの差L1の分小さく設定される。また、第2の整合部材280について、上下方向における支持板285の遠端部B6と第3端部B3との間隔は、側壁281の上下方向の長さL4に比べて、遠端部B6と第1端部B1の高さの差L2の分小さく設定される。
このような構成により、幅方向整合部材270,280に比較的少数のシートSが保持される場合には、シートSの下面が支持板275,285の遠端部A6,B6に支持される一方で、その幅方向外側で、上面を第3端部A3,B3に保持される。このため、シートSの側端E3,E4の、遠端部A6,B6に対する上方への変位が制限されることになり、シートSの下方への撓みが抑制される。これにより、シート整合装置の整合精度を向上させることができる。
また、図14に示すように、ねじりコイルバネのバネ圧は、一定数のシートSの重量が支持板275,285に作用した場合に、支持板275,285が支持下面272,282の位置まで下降するように設定されている。このため、支持板275,285の位置が固定される構成に比して、支持下面272,282と支持上面273,283との間の空間をシートSの支持領域として活用できる。即ち、幅方向整合部材270,280によって整合可能なシートの最大枚数を容易に確保することができる。
なお、ねじりコイルバネは可動部材を上側対向面へ向かって付勢する付勢手段の一例であり、他の付勢手段によって可動部材を付勢してもよい。例えば、板バネによって可動部材が付勢手段を兼ねる構成としてもよい。
次に、第4の実施例に係るシート処理装置200B及び画像形成装置1Bについて、図15及び図16を用いて説明する。本実施例に係るシート整合装置410は、中間トレイ403によってシートの幅方向中央部が支持された状態でシートの整合動作が行われる点で上記実施例1と異なっている。
図15に示すように、本実施例に係る画像形成装置1Bは、例えば上記実施例1と同様の構成からなる画像形成部を備えた画像形成装置本体100Bと、画像形成装置本体100Bの側部に取外し可能に取付けられるシート処理装置200Bとを有する。
シート処理装置200Bは、画像形成装置本体100Bから受け取ったシートを整合するシート整合装置410を備える。シート整合装置410は、中間支持部としての中間トレイ403と、上下方向において中間トレイ403に対向する上側ガイド402と、搬送手段としての搬送ローラ対400と、幅方向整合部材401とを備える。搬送ローラ対400は、画像形成装置本体100Bからシート処理装置200Bに送り込まれたシートを受取り、中間トレイ403に排出する。幅方向整合部材401は、搬送ローラ対400によるシートの搬送方向に直交する幅方向の両側に配置された一対の整合部材であり、中間トレイ403に支持されたシートの幅方向位置を整合する。
搬送方向における中間トレイ403の下流には、シートを排出する排出手段としての排出ローラ対404が配置されている。排出ローラ対404は、シートを挟持して搬送可能な閉状態と、シートから離間する開状態とに切換え可能である。排出ローラ対404は、シート整合装置410によって整合され、不図示の処理機構によって適宜ステイプリング等の処理を施されたシート束を排出トレイ409に排出する。
ところで、上記シート整合装置410のように、中間トレイ403に幅方向中央部を支持された状態のシートを整合する場合であっても、シートの下方への湾曲によって整合精度が低下する場合がある。即ち、シートに形成された画像を構成する樹脂成分の収縮や、定着装置によってシートが加熱された際の水分量の変化等の要因により、中間トレイ403に支持されたシートが湾曲した状態となる場合があった。そして、シートが湾曲した状態では、幅方向整合部材401が整合位置へ移動してもシートの両側端に当接した状態とならず、シートが整合目標位置からずれてしまうことがあった。
そこで、本実施例では、図15及び図16に示すように、中間トレイ403に上方へ向けて突出する上方突出部405を配置すると共に、上側ガイド402に下方へ向けて突出する下方突出部406を配置している。搬送方向に垂直な平面において、上方突出部405の上端部C1,C2は、中間トレイ403の支持面の位置(破線)より上方に位置し、下方突出部406の下端部D1,D2は、中間トレイ403の支持面より下方に突出している。
上方突出部405は、幅方向において一対の幅方向整合部材401の間に配置される。下方突出部406,406は、上方突出部405に対して幅方向の一方側と他方側とに配置される。上方突出部405の上端部C1,C2は、幅方向における一対の整合部材の間において、シートの下面を支持する下面保持部に相当する。また、下方突出部406,406の下端部D1,D2は、幅方向における下面保持部の外側においてシートの上面を保持する一対の上面保持部に相当する。
このような構成により、シートSは、図16に示すように上方突出部405の上端部C1,C2によって下面を支持される一方で、下方突出部406,406の下端部D1,D2によって上面を押え付けられた状態となる。このため、外力が作用していない状態で中央部が下方へ向かって湾曲するシートSがシート整合装置410に搬入された場合であっても、上方突出部405及び下方突出部406,406の作用により、シートSが搬送方向から視て一定の形状に保持される。そして、幅方向整合部材401の整合位置を、上方突出部405及び下方突出部406,406によって保持されるシート形状に合わせて設定することにより、幅方向に関するシートSの整合精度を向上させることができる。
なお、本実施例では上面保持部及び下面保持部が、上側ガイド402及び中間トレイ403に配置されるものとして説明したが、上面保持部及び下面保持部の具体的構成は、シートSを一定の形状に保持可能な構成であれば上述したものに限らない。例えば、下方突出部406,406が中間トレイ403の支持面より下方に突出する構成(図16参照)であれば、上記上方突出部405を省略して、中間トレイ403の支持面を上面保持部としてもよい。また、中間トレイ403を搬送方向から視て上方へ凸な湾曲形状とし、上側ガイド402をこれに合わせた湾曲形状としてもよい。さらに、図15及び図16においては、上方突出部405及び下方突出部406を模式的に矩形の部材として図示したが、例えば、搬送方向の上流側に、シートSの前端を上記端部C1,C2,D1,D2の位置まで案内する斜面を設けてもよい。
次に、図17乃至図23を参照して第5の実施例に係るシート処理装置について説明する。本実施例は、幅方向整合部材310,320の形状が上記実施例1に係る幅方向整合部材230,240と異なっている。その他、実施例1と共通する要素には、実施例1と同符号を付して説明を省略する。
図17に示すように、シート整合装置210には、幅方向の両側に配置された一対の整合部材として、第1の整合部材310及び第2の整合部材320が設けられている。図18に示すように、各整合部材310,320は、側壁311,321と、支持下面312,322と、支持上面313,323とによって形成された断面C字状の形状を有する。第1の整合部材310の側壁311には、シートSの一方の側端E3に当接可能な当接面として第3基準壁314が設けられ、第2の整合部材320は側壁321がシートSの他方の側端E4に当接可能な当接面として機能する。
実施例1と同様に、幅方向整合部材310,320は、幅方向に相対移動することでシートSの両側端E3,E4に当接し、幅方向におけるシート位置を整合する。また、本実施例においても、実施例1と同様に、幅方向整合部材310,320の支持下面312,322及び支持上面313,323が幅方向の内側へ向かって上方に傾斜している。このため、下面保持部に相当する第2端部A2,B2と、上面保持部に相当する第3端部A3,B3とによってシートSが保持され、シートSの下方への撓みが抑制される。ただし、図18は、幅方向整合部材310,320のシートSの搬送方向における上流部の断面形状を示している。
ここで、図19及び図20に示すように、幅方向整合部材310,320は、搬送方向における支持下面312,322の最下流部に、搬送方向下流へ向かって上方に傾斜した傾斜面(312b,322b)を備えている。図19及び図20に示すように、第1の整合部材310の支持下面312は、支持上面313に対向する第1下面部312aと、支持上面313より搬送方向下流に位置する第2下面部312bとを備えている。また、第2の整合部材320の支持下面322は、支持上面323に対向する第1下面部322aと、支持上面323より搬送方向下流に位置する第2下面部322bとを備えている。そして、これらの第2下面部312b,322bは、搬送方向の下流に向かって上方に傾斜するように、対応する第1下面部312a,322aに対して傾斜した方向に延びている。
第2下面部312b,322bの作用について、図21乃至図23を用いて説明する。ただし、図21、図22、及び図23は、シート整合装置210によってレターサイズのシートS1、A4サイズのシートS2、及びリーガルサイズのシートS3が整合された状態を示す上面図である。また、便宜上、第2の整合部材320の支持上面323の図示を省略している。
図21及び図22に示すように、搬送方向に関して比較的短いシートであるレターサイズ又はA4サイズのシートS1,S2が整合された状態では、シートS1,S2の前端E1は第1下面部322aによって支持される。一方、図23に示すように、搬送方向に関して比較的長いシートであるリーガルサイズのシートS3が整合された状態では、シートS3の前端E1が幅方向整合部材310,320から搬送方向(矢印Cv)の下流に突出した状態となる。
ここで、本実施例では、中間トレイ203に積載されたシートの下流部が第2下面部312b,322bによって持ち上げられる。特に、比較的長尺なシートS3の下流部が第2下面部322bによって持ち上げられることにより、シートS3の自重による前端E1の垂れ下がりが抑制される。そして、前端E1の垂れ下がりが抑制されることから、排出ローラ対204によってシート束を搬送する際に、搬送されつつあるシート束の前端と排出トレイ209に既に積載されたシートとが接触する可能性が低減される。このため、排出トレイ209に積載されたシートが排出トレイ209の外方に押し出されたり、位置ずれしたりすることを回避することができる。即ち、本実施例に係る幅方向整合部材310,320の形状によれば、シートを排出する際のシートの垂れ下がりを低減することで、排出トレイ209におけるシート束の積載性を向上することができる。
なお、シート束を排出する際のシートの押し出し等を低減する構成として、幅方向整合部材310,320と排出トレイ209の上下方向の間隔を広げることも考えられるが、このような構成は装置の小型化の妨げとなってしまう。一方、本実施例では第2下面部322bを設けることでシートの押し出しの低減を図るため、装置の小型化が可能となる。
図22及び図23に示すように、本実施例において、第2の整合部材320の第2下面部322bは、搬送方向(矢印Cv)に関してA4サイズのシートS2の前端位置とリーガルサイズのシートS3の前端位置との間に配置されている。このような配置により、整合動作の過程でシートS2,S3の前端E1と第2下面部322bとが擦れることを防ぐことができる。即ち、仮に第2下面部322bがリーガルサイズのシートS3の前端位置と重なる場合には、第2の整合部材320が整合動作において図中下方へ向かって移動する際に、シートS3の前端E1が第2下面部322bの表面に強く擦れる可能性がある。一方、本実施例の配置によれば、レターサイズ、A4サイズ、リーガルサイズのいずれの場合であっても、前端E1が第2下面部322bに当接することが回避される。これにより、第2下面部322bの耐久性を向上させると共に、シートがダメージを受ける可能性を低減することができる。
なお、第1の整合部材310は、第2の整合部材320と異なり整合動作において移動しない部材であるため、シートの擦れによる影響が小さい。このため、第1の整合部材310に関しては、シートの前端位置に拘らずに第2下面部312bの配置を決定してもよい。例えば、必要以上に第2下面部312bを延長せず、搬送方向に関する第1の整合部材310の全長を可能な限り短くすることで、排出トレイ209へのアクセス性を確保することができる。また、上記のA4サイズ及びリーガルサイズはシート整合装置210が対応している第1の規格サイズ及び第2の規格サイズの一例であり、他の規格サイズに対応させるように第2下面部322bの配置を適宜変更してもよい。例えば、第2下面部322bが搬送方向に関してB4サイズのシートの前端位置とA3サイズのシートの前端位置との間に位置する構成としてもよい。
さらに、本実施例において、支持上面313,323には、第1上面部313a,323aと、第1上面部313a,323aに対して傾斜した第2上面部313b,323bとが設けられている(図19、図20参照)。第1上面部313a,323aは、幅方向から視た場合に、第2搬送ローラ対202のニップ部を通る接線T1(図7参照)の上方に位置し、実質的に接線T1に沿った方向に延びている。第2上面部313b,323bは、第1上面部313a,323aからシート搬送方向の下流に向かって、接線T1に交差するように傾斜した方向に延びている。そして、各第2上面部313b,323bは、対応する支持下面312,322の第2下面部312b,322bよりも搬送方向の上流に配置され、上下方向における支持下面312,322との間隔が搬送方向の下流へ向かって小さくなるように傾斜している。
このような構成により、搬送ローラ対202から送り出されたシートは、前端が第2上面部313b,323bに当接することにより、又は自重により、前端側が下方へ向かって撓むように湾曲する。この湾曲により、幅方向に垂直な平面におけるシートの断面二次モーメントが増大するため、シートSの下方への撓みをより効果的に抑制することができる。また、比較的長尺なシートの場合、シート束は第2上面部313b,323bによって上面を保持された状態で第2下面部312b,322bに下面を支持されることになる。このため、第2下面部312b,322bによるシート束の垂れ下がりの低減効果を高めることができる。
1,1B…画像形成装置/102…画像形成手段(画像形成部)/200,200B…シート処理装置/202,400…搬送手段(搬送ローラ対)/203,403…中間支持部(中間トレイ)/204,404…排出手段(排出ローラ対)/209…シート支持部(排出トレイ)/230,240,250,260,270,280,310,320,401…整合部材/234,241,254,261,274,281,314,321…当接面/232,242,252,262,272,282,312,322…下側対向面/233,243,253,263,273,283,313,323…上側対向面/248…湾曲部/255,265…突出部(リブ)/275,285…可動部材(支持板)/322a…第1下面部/322b…第2下面部/402…上側ガイド/405…上方突出部/406…下方突出部/A2,A5,A6,B2,B5,B6,C1,C2…下面保持部/A3,B3,D1,D2…上面保持部

Claims (11)

  1. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によるシートの搬送方向に直交する幅方向に相対移動可能であり、前記幅方向におけるシートの位置を整合する一対の整合部材と、を備え、
    前記一対の整合部材の各々は、
    前記幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面と、
    前記当接面の上端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの上面に対向する上側対向面と、
    前記当接面の下端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの下面に対向する下側対向面と、
    前記下側対向面に設けられ、前記当接面に当接したシートの下面を支持する下面保持部と、
    前記上側対向面の前記当接面の上端に隣接する端部であって、前記当接面に当接したシートの上面を保持する上面保持部と、を有し、
    前記一対の整合部材の各々について、前記上側対向面は、前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜しており、前記搬送方向に垂直な平面において、前記下面保持部が前記当接面の下端より上方に位置し、かつ、上下方向における前記上面保持部と前記下面保持部との間隔が、上下方向における前記当接面の長さより小さい、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記一対の整合部材の各々について、前記下側対向面は、前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜しており、
    前記下面保持部は、前記下側対向面の前記幅方向に関して前記当接面から遠い側の端部である、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  3. 前記一対の整合部材の各々について、前記下面保持部は、前記下側対向面から上方へ向かって突出する突出部である、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  4. 前記一対の整合部材の各々について、前記下面保持部は、前記下側対向面に対して上下方向に移動可能であり、前記上側対向面へ向かって付勢された可動部材からなる、
    ことを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  5. 前記搬送手段は搬送ローラ対であり、
    前記一対の整合部材の前記上側対向面は、前記搬送ローラ対のニップ部より上方に位置し、
    前記幅方向から視て、前記搬送ローラ対の前記ニップ部における接線が、前記一対の整合部材の前記上側対向面に交差する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記一対の整合部材の各々について、前記下側対向面は、前記搬送方向の下流へ向かって下方に湾曲した湾曲部を有し、前記幅方向から視て湾曲した状態のシートを支持可能である、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 前記搬送方向における前記一対の整合部材の上流に配置され、前記一対の整合部材によって整合されるシートの前記搬送方向における上流部を支持する中間支持部と、
    前記搬送方向において前記中間支持部と前記一対の整合部材との間に配置され、前記一対の整合部材によって整合されたシートを排出する排出手段と、
    前記一対の整合部材の下方に配置され、前記排出手段によって排出されたシートを支持するシート支持部と、を備え、
    前記排出手段は、前記一対の整合部材によって整合されたシートを前記搬送方向に搬送することにより、シートを前記シート支持部へ排出する、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 前記一対の整合部材は、第1の整合部材と、前記搬送方向における下流端が前記第1の整合部材よりも前記搬送方向の下流に延びる第2の整合部材とによって構成され、
    前記第2の整合部材の前記下側対向面は、
    前記第2の整合部材の前記上側対向面に対向する第1下面部と、
    前記第2の整合部材の前記上側対向面より前記搬送方向の下流に配置され、前記幅方向から視て、前記第1下面部から前記搬送方向の下流に向かって上方に傾斜した方向に延びる第2下面部と、を含む、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート処理装置。
  9. 前記一対の整合部材は、第1の規格サイズのシートと、前記搬送方向の長さが前記第1の規格サイズより大きい第2の規格サイズのシートと、をそれぞれ整合可能であり、
    前記第2下面部は、前記搬送方向に関して、前記第1の規格サイズのシートが前記中間支持部に支持された場合のシートの下流端と、前記第2の規格サイズのシートが前記中間支持部に支持された場合のシートの下流端との間に位置する、
    ことを特徴とする、請求項に記載のシート処理装置。
  10. シートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によるシートの搬送方向に直交する幅方向に相対移動可能であり、前記幅方向におけるシートの位置を整合する一対の整合部材と、を備え、
    前記一対の整合部材の各々は、
    前記幅方向におけるシートの端部に当接可能な当接面と、
    前記当接面の上端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの上面に対向する上側対向面と、
    前記当接面の下端から前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって延出し、前記当接面に当接したシートの下面に対向する下側対向面と、を有し、
    前記一対の整合部材の少なくとも一方は、
    前記下側対向面に設けられ、前記当接面に当接したシートの下面を支持する下面保持部と、
    前記上側対向面の前記当接面の上端に隣接する端部であって、前記当接面に当接したシートの上面を保持する上面保持部とを有し、
    前記一対の整合部材の前記少なくとも一方について、前記上側対向面は、前記幅方向に関して他方の整合部材へ向かって上方へ傾斜しており、前記搬送方向に直交する平面において、前記下面保持部が前記当接面の下端より上方に位置し、かつ、上下方向における前記上面保持部と前記下面保持部との間隔が、上下方向における前記当接面の長さより小さい、
    ことを特徴とするシート処理装置。
  11. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを処理する請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート処理装置と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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