JP4054340B2 - ガラスレンズの成形金型 - Google Patents

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Description

本発明は、光学レンズなどの型成形に用いられる成形金型に関する。
図1、2は、一般の光学ガラスレンズを型成形するときに用いられる金型を概略示す断面図である。金型9は、内孔910が画成されたほぼ円筒状の案内型91に、後述のキャビティの一方となる所定形状の面92aを有し、下端部より径方向につば部92bが張り出た下型92が挿入され、面92aとキャビティの他方となる所定形状の面93aを有し、上端部より径方向につば部93bが張り出た上型93が挿入され、それらの型によって画成されたキャビティ95内において下型92上にレンズ硝子材94をセットし、下型92は案内型11と共に固定し、それらを加熱し上型93を押し込む。次いで、後工程の冷却を経ることによって、ガラスレンズ96が成形される。なお、上型93の下端部は、面93aが形成された部分が上型93の本体部分より径小にされて環状段差部93cが形成されていることにより、上型93を押し込んだとき案内型91の上側に逃げ場を形成し、例えばおす面である面93aの外周面にダメージを与えることを避けることができる。
しかしながら、このような構成をする金型9によってガラスレンズ96を製造するとき、図2、3に示すように、中心部963は上型93の面93aにより押されているが、外周部961は、レンズ硝子材94をキャビティ95内にどの程度充填するかにもよるが、上型93の面93aのみによって制限することができないので、レンズの製造工程における冷却による収縮の歪み、案内型への噛みつきなどから、レンズ面の面精度が低下し、最終的に十分な性能を有するレンズの歩留りが低い問題がある。
さらに、レンズ硝子材94は、図4に示すように、キャビティ95内上型93又は下型92に中心軸とずれてセットされた時、そのまま上型93を押し込んだとき、図5に示すように、成形されたレンズ97の光学面も大きく偏ってしまい、最終的にレンズに十分な精度が得られない問題がある。
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、良好な光学面が得られるガラスレンズの成形金型を提供することを目的とする。
上記目的を達成するべく、本発明のガラスレンズの成形金型は、セットされたレンズ硝子材を加熱、加圧してガラスレンズを成形する成形金型で、第1の内孔を画成する第1の環状壁を有し、第1の環状壁に第1の接触面が形成されている筒状下案内型と、下案内型の上端と向い合って相対移動できるように第2の内孔を画成する第2の環状壁を有し、第2の環状壁は第1の接触面と対応して突き合される第2の接触面と、第2の内孔側の内周面から第2の接触面にいくように末広がりの円錐台環面を有する規制部が形成されている筒状上案内型と、下案内型の第1の内孔に嵌挿され、硝子材加圧端に第1の面が形成された下型と、下型上方から前記下型と所定距離おいた近接位置の間に摺動可能に上案内型の第2の内孔に嵌挿され、対向の硝子材加圧端に第2の面が形成された上型とからなり、下案内型の第1の接触面と上案内型の第2の接触面とを接触させ、上型が上案内型内に近接位置まで移動されることにより、下型の第1の面と、上型の第2の面と、規制部(以下、規範部ともいう。)の円錐台環面とによりガラスレンズを成形するためのキャビティを画成することができるように構成される。
この構成によれば、下型の第1の面と、上型の第2の面と、規範部の円錐台環面とにより画成してなるキャビティによって、成形されるガラスレンズ全体の外周面を据え込み成形することができるので、肉厚の偏りが少なくなり、後の冷却工程において肉厚が異なることによる収縮歪みを抑制することができ、レンズ面の変形を有効に抑えることができる効果を有する。
なお、下案内型の第1の内孔は、上案内型側の大径部と、上案内型と対向する側の小径部とを有し、第1の接触面は、大径部と小径部の間に設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、案内型の摺動距離を有効に制御することができるので、成形されるガラスレンズの厚みを効率的に制御することができる効果を有する。
また、上案内型の第2の環状壁は、下案内型と反対の側の径大部と、下案内型側の、第1の内孔の大径部と対応して形成された径小部とを有し、第2の接触面は、径小部寄りの第2の環状壁下端に形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、より一層有効に案内型の摺動距離を制御することができる効果を有する。
また、上案内型の第2の内孔は、上型が挿入される側の第1のスリーブ部と、該第1のスリーブ部との間に第1の環状面部を介在して第1のスリーブ部の孔径より小である第2のスリーブ部と、該第2のスリーブ部との間に第2の環状面部を介在して第2のスリーブ部の孔径より小さい規範部の孔径が最小である上端部周縁と連続した第3のスリーブ部と、第2の接触面から円環状に所定高さだけ立上るように、第3のスリーブ部との間に規範部を介在して規範部の孔径が最大である下端部周縁と連続した第4のスリーブ部とが形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、上型の上案内型内の摺動距離を有効に制御することができる効果を有する。
さらに、下型は、下案内型の第1の内孔の小径部内に嵌挿されて大径部内にやや突出るサイズとする。これにより、下型は、下、上案内型の第1、2の接触面が互いに接触したとき、上案内型の第2の内孔の第4のスリーブ部内に伸入し、第2の面が第4のスリーブ部内にくるように形成された下ブロックと、該下ブロック下端部から張り出してその突出縁が第1の環状壁の下端面に接触するつば部とが形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、下型は、下案内型内に所定深さしか嵌入されず制止されることによって、ガラスレンズの厚みを有効に制御する効果を有する。
さらに、上型は、第2の内孔の第1のスリーブ部に嵌入されて第1の環状面部に接触する第1の嵌入部と、該第1の嵌入部より延伸して第2の内孔の第2のスリーブ部に嵌入されて第2の環状面部に接触する第2の嵌入部と、該第2の嵌入部より延伸して第2の内孔の第3のスリーブ部にくる第3の嵌入部と、第2の面が第1の面に対して所定の間をおいて臨むよう該第3の嵌入部よりさらに第4のスリーブ部内にまで伸入する上ブロックとが形成されている構成としてもよい。
この構成によれば、上型は、上案内型内に摺動して所定高さの位置に制止されることによって、ガラスレンズの厚みを有効に制御する効果を有する。
また、上案内型の第2の環状壁の内周面は、第2の内孔の第3のスリーブ部を画成する第1の環状部と、第2の内孔の第4のスリーブ部を画成する第2の環状部とを有し、円錐台環面は、第1の環状部と第2の環状部の間に設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、上記構成と同様な効果を有する。
さらに、本発明の成形金型においては、上案内型の第2の環状壁の内周面に、保護膜が好ましくは摩擦係数が低く、耐摩耗性と耐高温酸化性に優れた材料により第1の環状部、円錐台環面及び第2の環状部に至るように被覆されている構成にしてもよい。
この構成によれば、成形されるガラスレンズの上案内型への噛みつきを防止することができ、ガラスレンズの案内型からの取り出しを容易に行うことができる効果を有する。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
図6A、6Bにおいて、100は、セットされたレンズ硝子材70を加熱、加圧(プレス)成形してガラスレンズ80を成形する成形金型であり、上型4、下型3を上案内型2、下案内型1内に挿入し、例えば下型3を下案内型1と共に固定側とし、上型4を上案内型2と共に可動側として上案内型2を下案内型1に挿入し下向きに摺動する構成となっている。
下案内型1は、ほぼ筒状をして第1の環状壁11が第1の内孔12を画成している。さらに、第1の内孔12は、上部の大径部121と下部の小径部122とにされ、間に上案内型2を挿入して所定深さに制止するよう例えば縮径し第1の接触面111を有する突環部113が形成される。
上案内型2は、ほぼ筒状をして下端を下案内型1の上端から内孔12内に挿入し、所定ストロークの上下動できるようにされる。そして、第2の環状壁21が第2の内孔22を画成し、また第2の環状壁21は、下端部に第1の接触面111と対応して形成される第2の接触面211と、第2の内孔22側の内周面212から張り出して末広がりなじょうご形円錐台環面2111を有する規範部226が形成されている。上案内型2の第2の環状壁21はさらに、上部の径大部213と、下部の第1の内孔12の大径部121に挿入できる径小部214とに形成されている。なお、第2の接触面211としては、この例においては第2の環状壁21の径小部214側の下端面に設けられる。
また、この例においては、上案内型2の第2の内孔22は、上型4が挿入される上部の第1のスリーブ部221と、環状壁21の内周面212から内径が縮小して第1のスリーブ部221との間に第1の環状面部223を介して第2のスリーブ部222と、第2のスリーブ部222との間に第2の環状面部225を介し、第2の環状壁21の内周面212より張り出る第1の環状部2112により画成され第2のスリーブ部222の孔径より小で規範部226の孔径が最小の上周縁2261と連続した第3のスリーブ部224と、第3のスリーブ部224との間に円錐台環面2111を介し、第2の環状壁21の内周面212の第2の環状部2113により画成され第2の接触面211から円環状に所定高さだけ立上るように、規範部226の孔径が最大の下周縁2262と連続した第4のスリーブ部227とが形成されている。規範部226の円錐台環面2111は、図示のように、第1の環状部2112と第2の環状部2113の間に設けられる。
下型3は、上端に成形キャビティの下面となる第1の面33が形成され、下案内型1の第1の内孔12に滑り嵌挿される構成をする。この例においては、下型3として案内型の第1の内孔の小径部内に嵌挿されて大径部内にやや突出るサイズとする。嵌挿側の下ブロック31が、下案内型1の第1の内孔12の小径部122内に嵌挿され、上昇して大径部121内にやや突出ると共に、下、上案内型1、2の第1、2の接触面111、211が互いに接触したとき、第1の面33が上案内型2の第2の内孔22の第4のスリーブ部227内にくる程度に構成される。また、下ブロック31は、下案内型1内に所定高さ嵌入されれば停止するよう下ブロック31下部からつば部32が張り出し形成され、その突出縁322が第1の環状壁11の下端面112に接触する。
上型4は、上案内型2の第2の内孔22内に挿入し、下型3の上方から下型3へ向いて所定距離(レンズの厚さ)まで降下した近接位置(図9のII)までの間に摺動する構成をし、下端部に成形キャビティの上面となる第2の面45が形成されている。この例においては、上型4はさらに、上案内型2の第2の内孔22の第1のスリーブ部221に嵌入され第1の環状面部223に接触する第1の嵌入部41と、第1の嵌入部41とは連続して第2の内孔22の第2のスリーブ部222に嵌入され第2の環状面部225に接触する第2の嵌入部42と、第2の嵌入部42よりさらに連続して第2の内孔22の第3のスリーブ部224までに至る第3の嵌入部43と、第3の嵌入部43より突出して第2の面45が第1の面33と対向して臨むように第4のスリーブ部227内までに来ている上ブロック44とに形成されている。
この例においては、成形されるガラスレンズの上案内型2への噛みつきなどを低減し、ガラスレンズ80の型内からの取り出しを容易に行うために、上案内型2の第2の環状壁21の内周面212に、保護膜23が、好ましくは摩擦係数が低く、耐摩耗性と耐高温酸化性に優れた材料により、第1の環状部2112、円錐台環面2111及び第2の環状部2113にくるように被覆される。
次いで、以上のように構成された成形金型の操作について説明する。
図6Bに示すように、下型3の第1の面33上に、加熱して後述する成形キャビティ内に充満可能である大きさをしたレンズ硝子材70を置き、下案内型1内に挿入し、上型4は上案内型2内に挿入し、図7に示すように、上案内型2の径小部214が下案内型1の第1の内孔12の大径部121内に嵌合して、上型4が上案内型2と共に、第1の内孔12内下型3の面33上にセットされたレンズ硝子材70と接触し、これに押し当てて下型3の面33からレンズ厚さの分だけおいた位置(図8のI)に止るよう下降される。図8、9に示すように、上案内型2は、成形されるガラスレンズ80の有効厚みを規制するよう上案内型2の接触面211が下案内型1の小径部122の接触面111と接触して制止される。このとき、上案内型2は、上型3の第1の面33が第2の内孔22の第4のスリーブ部227内に至ると共に、下型3の下ブロック31が上案内型2の第2の環状部2113内までくるように下降される。このとき、下型3上のレンズ硝子材70の上周縁が上案内型2の第2の内孔22内における規範部226の円錐台環面2111に押し付けられることになる。そして、図9に示すように、金型100全体を加熱しながらさらに上型4の上ブロック44は上案内型2の第2の内孔22における第3のスリーブ部224即ち第1の環状部2112内に嵌合されると共に、ガラスレンズ80が有効厚みを有するように下向き押圧する。このとき、第1の面33と、第2の面45と、円錐台環面2111とによりガラスレンズを成形するための密閉されたキャビティ50が画成される。レンズ硝子材70は、加圧され、キャビティ50内に所定の形状をするガラスレンズ80に成形することができる。このように、ガラスレンズ80全体の周囲を密閉状に封止して成形することができるので、後の冷却工程において肉厚が偏ったガラスレンズの収縮歪みを抑制することができ、レンズの変形を有効に抑えることができる。
また、上記構成を有する成形金型100内に、たとえ図10のように、レンズ硝子材70が下型3の中心軸とずれるように下型3の面33上にセットされたとしても、上記のように上型4を加圧すると、図11に示すように、初めはレンズ硝子材70の上周縁の一部だけが規範部226の円錐台環面2111に当るが、密閉したキャビティ50内にレンズ硝子材70が下型3の面33のほぼ中央位置にくる、即ち、レンズ硝子材70の上周囲すべてが円錐台環面2111に当たるまで推される(図12)。次いで上記の操作と同様にして、最終的に図9に示すように全キャビティ50に充満することができる。このように、レンズ硝子材70を面33上の真ん中にセットしなくても、真ん中の位置にあるように自動的に調整することができる。
本発明の成形金型によれば、金型内にセットされたレンズ硝子材が加熱押圧されると、第1、2の面と円錐台環面により画成された成形キャビティ内に充満されるガラスレンズが成形される。このため、中心部と周縁部の厚さが異なるガラスレンズは、冷却されながら、第1、2の面と円錐台環面とに画成されたキャビティ内に規制され成形されるので、冷却工程による収縮の偏りを低減し、収縮による歪みを均等にすることができる。
さらに、本発明の成形金型によれば、レンズ硝子材をキャビティの真ん中にセットしなくても、真ん中の位置にあるように自動的に調整することができるので、所定形状のガラスレンズを歩留りよくつくることができる。従って、生産性向上を図ることができる。
従来のガラスレンズの成形金型の構成を概略示す側断面図。 図1のガラスレンズ成形完了時の状態を示す図。 図2の成形されたガラスレンズの形状を示す側断面図。 図1の金型中レンズ硝子材が中心軸から偏ってセットされた時の状態を示す。 図4の状態のままガラスレンズの成形完了時の状態を示す。 本発明の実施例のガラスレンズの成形金型の構成及びレンズ硝子材を概略示す側断面図。 本発明の実施例のガラスレンズの成形金型の構成及びレンズ硝子材を概略示す側断面図。 図6の金型がガラスレンズを成形するときの状態1を示す。 同金型によるガラスレンズを成形するときの状態2を示す。 同金型によるガラスレンズを成形するときの状態3を示す。 図6の金型中のレンズ硝子材が中心軸から偏ってセットされた時の状態を示す。 図10の状態よりガラスレンズを成形するときの状態1を示す。 図11よりガラスレンズを成形したときの状態2を示す。
符号の説明
1...下案内型
100...成形金型
11...第1の環状壁
111...第1の接触面
112...下端面
113...突環部
12...第1の内孔
121...大径部
122...小径部
2...上案内型
21...第2の環状壁
211...第2の接触面
2111...円錐台環面
2112...第1の環状部
2113...第2の環状部
212...内周面
213...径大部
214...径小部
22...第2の内孔
221...第1のスリーブ部
222...第2のスリーブ部
223...第1の環状面部
224...第3のスリーブ部
225...第2の環状面部
226...規範部
2262...下周縁
227...第4のスリーブ部
23...保護膜
3...下型
31...下ブロック
32...つば部
322...突出縁
33...第1の面
4...上型
41...第1の嵌入部
42...第2の嵌入部
43...第3の嵌入部
44...上ブロック
45...第2の面
50...キャビティ
70...レンズ硝子材
80...ガラスレンズ

Claims (6)

  1. セットされたレンズ硝子材を加熱、加圧してガラスレンズを成形する成形金型で、
    第1の内孔を画成する第1の環状壁を有し、該第1の環状壁に第1の接触面が形成されている筒状下案内型と、
    前記下案内型の上端と向い合って相対移動できるように第2の内孔を画成する第2の環状壁を有し、該第2の環状壁は前記第1の接触面と対応して突き合される第2の接触面と、前記第2の内孔側の内周面から前記第2の接触面にいくように末広がりの円錐台環面を有する規制部が形成されている筒状上案内型と、
    前記下案内型の第1の内孔に嵌挿され、硝子材加圧端に第1の面が形成された下型と、
    前記下型上方から前記下型と所定距離おいた近接位置の間に摺動可能に前記上案内型の第2の内孔に嵌挿され、対向の硝子材加圧端に第2の面が形成された上型とからなり、
    前記下案内型の前記第1の接触面と前記上案内型の前記第2の接触面とを接触させ、前記上型が前記上案内型内に前記近接位置まで移動されることにより、前記下型の第1の面と、前記上型の第2の面と、前記規制部の円錐台環面とによりガラスレンズを成形するためのキャビティを画成することができるように構成され、
    前記下案内型の第1の内孔は、前記上案内型側の大径部と、前記上案内型と対向する側の小径部とを有し、
    前記第1の接触面は、前記大径部と前記小径部の間に設けられており、
    前記上案内型の第2の環状壁は、前記下案内型と反対の側の径大部と、前記下案内型側の、前記第1の内孔の大径部と対応して形成された径小部とを有し、
    前記第2の接触面は、前記径小部寄りの第2の環状壁下端に形成されているガラスレンズの成形金型。
  2. 前記上案内型の第2の内孔は、
    前記上型が挿入される側の第1のスリーブ部と、
    該第1のスリーブ部との間に第1の環状面部を介在して前記第1のスリーブ部の孔径より小である第2のスリーブ部と、
    該第2のスリーブ部との間に第2の環状面部を介在して前記第2のスリーブ部の孔径より小さい規制部の孔径が最小である上端部周縁と連続した第3のスリーブ部と、
    前記第2の接触面から円環状に所定高さだけ立上るように、前記第3のスリーブ部との間に前記規制部を介在して前記規制部の孔径が最大である下端部周縁と連続した第4のスリーブ部とが形成されている請求項1に記載のガラスレンズの成形金型。
  3. 前記下型は、
    前記下、上案内型の第1、2の接触面が互いに接触したとき、前記上案内型の第2の内孔の第4のスリーブ部内に伸入し、前記第2の面が前記第4のスリーブ部内にくるように形成された下ブロックと、
    該下ブロック下端部から張り出してその突出縁が前記第1の環状壁の下端面に接触するつば部とが形成されている請求項2に記載のガラスレンズの成形金型。
  4. 上型は、
    前記第2の内孔の第1のスリーブ部に嵌入されて前記第1の環状面部に接触する第1の嵌入部と、
    該第1の嵌入部より延伸して前記第2の内孔の第2のスリーブ部に嵌入されて前記第2の環状面部に接触する第2の嵌入部と、
    該第2の嵌入部より延伸して第2の内孔の第3のスリーブ部にくる第3の嵌入部と、
    前記第2の面が前記第1の面に対して所定の間をおいて臨むよう該第3の嵌入部よりさらに前記第4のスリーブ部内にまで伸入する上ブロックとが形成されている請求項3に記載のガラスレンズの成形金型。
  5. 前記上案内型の第2の環状壁の内周面は、前記第2の内孔の第3のスリーブ部を画成する第1の環状部と、前記第2の内孔の第4のスリーブ部を画成する第2の環状部とを有し、
    前記円錐台環面は、前記第1の環状部と前記第2の環状部の間に設けられている請求項2に記載のガラスレンズの成形金型。
  6. 前記上案内型の第2の環状壁の内周面に、保護膜が、前記第1の環状部、前記円錐台環面及び前記第2の環状部に至るように被覆されている請求項5に記載のガラスレンズの成形金型。
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