JP4052749B2 - シール付部品の剥離装置および剥離方法 - Google Patents

シール付部品の剥離装置および剥離方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶パネルを機器に取り付ける際に機器と液晶パネルとの間のクッションとなるシール付クッションシートなどのシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離する剥離装置および剥離方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶パネルを備えた機器においては、図3に示すように、機器の筐体1と液晶パネル2との間に四角枠状のシール付クッションシート3を介装させたものがあり、このシール付クッションシート3は、筐体1における液晶パネル2の表示窓1aの周部内面に貼り付けられる。
【0003】
上記のような機器の生産ラインにおいて、この種のシール付クッションシート3は、図4に示すように、テープ状の台紙4に所定間隔毎に貼り付けられて納入され、自動貼付け機などにより台紙4から剥離された後、順次貼り付けられるようになっている。
【0004】
従来のシール付クッションシートの剥離装置について図5を参照しつつ説明する。図5は従来のシール付クッションシートの剥離装置の要部構成とその動作ステップの概要を模式的に示す側面図である。
【0005】
図5において、5は、シール付クッションシート3に貼り付けられた台紙4を載せる搬送プレートで、台紙4は、図5を記載している紙面に対して直交する前後方向に順次搬送されるようになっている。また、6は、搬送プレート5に対して上方から昇降自在に配置され、吸引部6aから真空吸着できるようになった吸着プレート、7は搬送プレート5に対して上方から昇降自在とされ、吸着プレート6よりも外周側に配置されて、搬送プレート5に載せられた台紙4を挟み込む四角枠状の台紙押え、8は、搬送プレート5に対して下方から昇降自在に配置され、搬送プレート5に設けられた貫通孔5aを通して台紙4を突上げる複数の突上げ針8aを有する突上げプレートである。
【0006】
その剥離動作は、以下のようにして行われる。まず、図5(a)に示すように、シール付クッションシート3を粘着した台紙4を搬送プレート5上における突上げプレート8の上方位置に搬送し、停止させる。次に、図5(b)に示すように、台紙押え7を下降させることで、シール付クッションシート3を粘着した台紙4を、台紙押え7と搬送プレート5とによって、挟み込む。この状態で、図5(c)に示すように、吸着プレート6を下降させ、図5(d)に示すように、台紙4に粘着されているシール付クッションシート3を、突上げプレート8に取り付けられた複数の突上げ針8aで突上げて、図5(e)に示すように、シール付クッションシート3を台紙4より剥離させると同時に吸着プレート6に真空吸着させ、最終的には、図5(f)に示すように、突上げプレート8を下降させるとともに、シール付クッションシート3を吸着した吸着プレート6を上昇させてシール付クッションシート3を保持するように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成では、台紙4からシール付クッションシート3を剥離する際や台紙4を突上げ針8aで突き破る際の衝撃により、台紙4がずれることがあり、この結果、シール付クッションシート3を吸着プレート6で吸着した時の位置の精度が低下するという問題を生じていた。また、台紙4からシール付クッションシート3を剥離して吸着プレート6に吸着する過程においてはシール付クッションシート3は突上げ針8aの上に置かれただけの状態であって、位置を保持する拘束力が何ら作用していないため、これによっても、シール付クッションシート3を吸着プレート6で吸着した時の位置の精度が低下するという問題を生じていた。
【0008】
また、台紙4からシール付クッションシート3を剥離する際に、突上げ針8aでシール付クッションシート3に大きな圧縮力が加わるため、突上げた箇所が損傷したり永久変形してクッション性が低下するという問題もあった。
【0009】
本発明は上記従来の問題を解決するものであり、シール付クッションシートなどのシール付き部材を台紙上での位置精度を維持したまま、かつクッション性を損なったりすることなく、吸着プレートなどの吸着部材に吸着させることができ、次工程での機器への正確な貼付けをすることができるシール付部品の剥離装置および剥離方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本発明のシール付クッションシートの剥離装置は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離させるシール付部品の剥離装置であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載せる載置部と、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、載置部に載せられた台紙を挟み込む台紙押えと、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、台紙に貼り付けられたシール付部品を吸着する吸着部材と、載置部に対して下方から昇降自在に配置され、載置部に設けられた穴を通して台紙を突上げる突上げ針を有する突上げ部材と、この突上げ部材に設けられ、台紙に形成された位置決め穴に挿通自在とされて、突上げ針により台紙を貫通する前に台紙を位置決めする位置決めピンとを備えたものである。
【0011】
また、本発明のシール付クッションシートの剥離方法は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離するシール付部品の剥離方法であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載置部に載せる工程と、昇降自在の吸着部材を下降させてこの吸着部材により載置部との間にシール付部品および台紙を挟む工程と、昇降自在の台紙押えを下降させてこの台紙押えと載置部との間に台紙を挟む工程と、吸着部材でシール付部品を吸着しながら、突上げ用の針と位置決め用のピンとが設けられている突上げ部材を上昇させて、位置決め用のピンが、台紙に設けた位置決め穴に挿通して台紙が移動しないように予め位置決めした状態で、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させる工程とを有するものである。
【0012】
上記構成や方法によれば、シール付クッションシートなどのシール付き部材を台紙上での位置精度を維持したまま、吸着プレートなどの吸着部材に吸着させることができ、次工程での機器への正確な貼付けをすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1記載の発明は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離させるシール付部品の剥離装置であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載せる載置部と、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、載置部に載せられた台紙を挟み込む台紙押えと、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、台紙に貼り付けられたシール付部品を吸着する吸着部材と、載置部に対して下方から昇降自在に配置され、載置部に設けられた穴を通して台紙を突上げる突上げ針を有する突上げ部材と、この突上げ部材に設けられ、台紙に形成された位置決め穴に挿通自在とされて、突上げ針により台紙を貫通する前に台紙を位置決めする位置決めピンとを備えたものである。
【0014】
本発明の請求項2記載の発明は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離させるシール付部品の剥離装置であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載せる載置部と、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、載置部に載せられた台紙を挟み込む台紙押えと、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、台紙に貼り付けられたシール付部品を吸着する吸着部材と、載置部に対して下方から昇降自在に配置され、載置部に設けられた穴を通して台紙を突上げる突上げ針を有する突上げ部材と、突上げ部材または吸着部材に設けられ、突上げ部材を上昇させた際に、吸着部材または突上げ部材に当接して、突上げ部材の突上げ針と吸着部材との間の寸法が一定間隔になった際に吸着部材を同期させて上昇させ、突上げ針がシール付部品に圧縮力を加えることを防止する規制部材とを備えたものである。
【0015】
本発明の請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載のシール付部品の剥離装置において、シール付部品は、シール付クッションシートであるものである。
【0016】
本発明の請求項4記載の発明は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離するシール付部品の剥離方法であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載置部に載せる工程と、昇降自在の吸着部材を下降させてこの吸着部材により載置部との間にシール付部品および台紙を挟む工程と、昇降自在の台紙押えを下降させてこの台紙押えと載置部との間に台紙を挟む工程と、吸着部材でシール付部品を吸着しながら、突上げ用の針と位置決め用のピンとが設けられている突上げ部材を上昇させて、位置決め用のピンが、台紙に設けた位置決め穴に挿通して台紙が移動しないように予め位置決めした状態で、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させる工程とを有するものである。
【0017】
本発明の請求項5記載の発明は、裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離するシール付部品の剥離方法であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載置部に載せる工程と、昇降自在の吸着部材を下降させてこの吸着部材により載置部との間にシール付部品および台紙を挟む工程と、昇降自在の台紙押えを下降させてこの台紙押えと載置部とにより台紙を挟む工程と、吸着部材でシール付部品を吸着した状態で突上げ用の針が設けられている突上げ部材を上昇させて、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させる剥離工程とを有し、突上げ部材または吸着部材に設けた規制部材を、前記剥離工程において突上げ部材を上昇させた際に、吸着部材または突上げ部材に当接して、突上げ部材と吸着部材との間の寸法が一定間隔になった際に吸着部材を同期させて上昇させ、突上げ針がシール付部品に圧縮力を加えることを防止したものである。
【0018】
本発明の請求項6記載の発明は、請求項4または5に記載のシール付部品の剥離方法において、シール付部品は、シール付クッションシートであるものである。
【0019】
上記請求項1記載の構成ならびに請求項4記載の方法によれば、吸着部材でシール付部品を吸着しながら、突上げ用の針と位置決め用のピンとが設けられている突上げ部材を上昇させる際に、位置決め用のピンが、台紙に設けた位置決め穴に挿通して台紙が移動しないように予め位置決めした状態で、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させるため、シール付き部材を台紙上での位置精度を維持したまま吸着部材に吸着させることができる。
【0020】
上記請求項2記載の構成ならびに請求項5記載の方法によれば、剥離工程において突上げ部材を上昇させる時に、吸着部材または突上げ部材が規制部材に当接して、突上げ部材と吸着部材との間の寸法が一定間隔になった後、吸着部材が同期して上昇され、突上げ針がシール付部品に圧縮力を加えることが防止されるため、クッション性を損なったりすることなく、吸着部材に吸着させることができる。
【0021】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態にかかるシール付クッションシートの剥離装置および剥離方法について説明する。なお、前記従来のものとの同一部分については同一の符号を用いるものとする。
【0022】
図1は本発明の実施の形態にかかるシール付クッションシートの剥離装置の要部構成とその動作ステップの概要を模式的に示す側面図、図2はシール付クッションシートが貼り付けられた台紙の斜視図である。
【0023】
図1、図2に示すように、シール付クッションシートの剥離装置には、シール付部品としての四角枠形状のシール付クッションシート3が貼り付けられた台紙4を載せる載置部としての搬送プレート5と、搬送プレート5に対して上方から昇降自在に配置され、搬送プレート5に載せられた台紙4を挟み込む四角枠状の台紙押え7と、搬送プレート5に対して上方から昇降自在に配置され、台紙4に貼り付けられたシール付クッションシート3を吸引部6aから真空吸着する吸着部材としての吸着プレート6と、搬送プレート5に対して下方から昇降自在に配置され、搬送プレート5に設けられた貫通穴5aを通して台紙4を突上げる突上げ針8aを有する突上げプレート8と、この突上げプレート8に設けられ、突上げプレート8を上昇させた際に、吸着プレート6に当接して同期させて上昇させ、突上げプレート8の突上げ針8aと吸着プレート6との間の寸法がシール付クッションシート3の厚み間隔になるように規制する高さ相関保持部材9と、突上げプレート8に設けられ、搬送プレート5に設けられた挿通穴5bならびに台紙4に形成された位置決め穴4aに挿通自在とされて、突上げ針8aにより台紙4を貫通する前に台紙4を位置決めする位置決めピン10とが備えられている。なお、吸着プレート6にも位置決めピン10に対応する位置に挿通穴6bが設けられている。
【0024】
次に、この剥離装置によりシール付クッションシート3を台紙4から剥離する方法について説明する。
【0025】
まず、図1(a)に示すように、シール付クッションシート3を粘着した台紙4を搬送プレート5上における突上げプレート8の上方位置に搬送し、停止させる。なお、この搬送方向は図1における紙面に直交する前後方向となる。次に、図1(b)に示すように、吸着プレート6をシール付クッションシート3と接触する高さまで下降させる。
【0026】
この後、図1(c)に示すように、突上げプレート8を上昇させて、台紙4の位置決め穴4aに位置決めピン10を挿入して、台紙4の位置ずれを防止した後に、図1(d)に示すように、台紙押え7を下降させることで、シール付クッションシート3を粘着した台紙4を台紙押え7と搬送プレート5とによって、挟み込む。そして、この状態で、突上げプレート8を更に上昇させる。この一連の上昇動作によって、図1(e)に示すように、複数の突上げ針8aがシール付クッション3の下面と同一の高さになった時に、高さ相関保持部材9が吸着プレート1と接触し、この後、図1(f)に示すように、突上げ針8aと吸着プレート6との間に一定の間隔(シール付クッションシート3の厚み間隔)を維持しながら、突上げプレート8と同期して上昇する。従って、シール付クッションシート3のようなスポンジ状の弾性部材に対して圧縮力を加えることがないので、突上げ針8aがシール付クッションシート3に突き刺さることはなく、また、台紙4からシール付クッションシート3が剥離される過程のすべてにおいて、シール付クッションシート3は位置決めされた姿勢で、吸着プレート6の真空吸着力によって、吸着保持されながら剥離される。
【0027】
このようにして、シール付クッションシート3を台紙4から剥離することで、シール付クッションシート3を台紙4上での位置精度を維持したまま吸着プレート6に吸着させることができ、次工程でのシール付クッションシート3の機器への正確な貼付けが可能となる。また、突上げ針8aがシール付クッションシート3に圧縮力を加えることが防止されるため、クッション性を損なったりすることが防止されて、良好なクッション性が維持されることとなる。
【0028】
そして最後に、図1(g)に示すように、このシール付クッションシート3を吸着して保持した状態で吸着プレート6を上昇させるととともに台紙押え7を上昇させ、また、突上げ針8a、位置決めピン10、および高さ相関部材9が設けられている突上げプレート8を下降させ、次の剥離動作に備えられる。
【0029】
なお、上記実施の形態においては、規制部材としての高さ相関部材9を突上げプレート8から上方に延びるように配置したが、これに代えて吸着プレート6から下方に延びるように規制部材を設けて、突上げプレート8に対して当接するようにしても同様の作用効果が得られる。また、剥離対象物がシール付クッションシート3である場合を述べたが、これに限るものではなく、その他の種類のシール付部材に対しても適用できることはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シール付部材を、台紙上での位置精度を維持した状態で、吸着部材にて的確に吸着できるので、シール付部材の台紙からの剥離の正確な位置精度を保証し、次工程でのシール付クッションシートの機器への正確な貼付けを可能にすることができる。また、クッション性を損なったりすることが防止されて、良好なクッション性が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)はそれぞれ本発明の実施の形態にかかるシール付クッションシートの剥離装置の要部構成とその動作ステップの概要を模式的に示す側面図
【図2】同本発明の実施の形態にかかるシール付クッションシートが貼り付けられた台紙の斜視図
【図3】シール付クッションシートを使用した状態を概略的に示す図
【図4】従来のシール付クッションシートが貼り付けられた台紙の斜視図
【図5】(a)〜(f)はそれぞれ従来のシール付クッションシートの剥離装置の要部構成とその動作ステップの概要を模式的に示す側面図
【符号の説明】
3 シール付クッションシート(シール付部材)
4 台紙
4a 位置決め穴
5 搬送プレート(載置部)
6 吸着プレート(吸着部材)
7 台紙押え
8 突上げプレート(突上げ部材)
8a 突上げ針
9 高さ相関保持部材(規制部材)
10 位置決めピン

Claims (6)

  1. 裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離させるシール付部品の剥離装置であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載せる載置部と、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、載置部に載せられた台紙を挟み込む台紙押えと、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、台紙に貼り付けられたシール付部品を吸着する吸着部材と、載置部に対して下方から昇降自在に配置され、載置部に設けられた穴を通して台紙を突上げる突上げ針を有する突上げ部材と、この突上げ部材に設けられ、台紙に形成された位置決め穴に挿通自在とされて、突上げ針により台紙を貫通する前に台紙を位置決めする位置決めピンとを備えたシール付部品の剥離装置。
  2. 裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離させるシール付部品の剥離装置であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載せる載置部と、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、載置部に載せられた台紙を挟み込む台紙押えと、載置部に対して上方から昇降自在に配置され、台紙に貼り付けられたシール付部品を吸着する吸着部材と、載置部に対して下方から昇降自在に配置され、載置部に設けられた穴を通して台紙を突上げる突上げ針を有する突上げ部材と、突上げ部材または吸着部材に設けられ、突上げ部材を上昇させた際に、吸着部材または突上げ部材に当接して、突上げ部材の突上げ針と吸着部材との間の寸法が一定間隔になった際に吸着部材を同期させて上昇させ、突上げ針がシール付部品に圧縮力を加えることを防止する規制部材とを備えたシール付部品の剥離装置。
  3. シール付部品は、シール付クッションシートである請求項1または2に記載のシール付部品の剥離装置。
  4. 裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離するシール付部品の剥離方法であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載置部に載せる工程と、昇降自在の吸着部材を下降させてこの吸着部材により載置部との間にシール付部品および台紙を挟む工程と、昇降自在の台紙押えを下降させてこの台紙押えと載置部との間に台紙を挟む工程と、吸着部材でシール付部品を吸着しながら、突上げ用の針と位置決め用のピンとが設けられている突上げ部材を上昇させて、位置決め用のピンが、台紙に設けた位置決め穴に挿通して台紙が移動しないように予め位置決めした状態で、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させる工程とを有するシール付部品の剥離方法。
  5. 裏面に粘着剤が付けられたシール付部品を、このシール付部品が貼り付けられた台紙から剥離するシール付部品の剥離方法であって、シール付部品が貼り付けられた台紙を載置部に載せる工程と、昇降自在の吸着部材を下降させてこの吸着部材により載置部との間にシール付部品および台紙を挟む工程と、昇降自在の台紙押えを下降させてこの台紙押えと載置部とにより台紙を挟む工程と、吸着部材でシール付部品を吸着した状態で突上げ用の針が設けられている突上げ部材を上昇させて、突上げ用の針により台紙を貫通して台紙を突上げて台紙からシール付部品を剥離させる剥離工程とを有し、突上げ部材または吸着部材に設けた規制部材を、前記剥離工程において突上げ部材を上昇させた際に、吸着部材または突上げ部材に当接して、突上げ部材と吸着部材との間の寸法が一定間隔になった際に吸着部材を同期させて上昇させ、突上げ針がシール付部品に圧縮力を加えることを防止したシール付部品の剥離方法。
  6. シール付部品は、シール付クッションシートである請求項4または5に記載のシール付部品の剥離方法。
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