JP3886353B2 - フィルム貼付方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム貼付方法及び装置に関し、特に、プラズマディスプレイのドライフィルム貼付工程や液晶パネルの偏光板貼付工程等において、接着層を有するフィルムをパネルに貼り付けるためのフィルム貼付方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、接着層を有するフィルムをパネルに貼り付けるにあたって、例えば、特開平10−34476号公報に記載の薄板貼付装置では、図6に示すように、液晶パネル51を保持して水平方向(矢印A方向)に移動可能な第1スライダ52と、第1スライダ52の上方に設置され、偏光板53を液晶パネル51の上方で非接触の状態を保ちながら吸着保持する吸着部54と、偏光板53を液晶パネル51に押圧して貼付するローラ55と、吸着部54及びローラ55を保持するブロック56と、ブロック56を支える第2スライダ57とで構成されている。
【0003】
また、吸着部54は、その下面が液晶パネル51の貼付面から離れて向かい合う形で固定された吸着プレート58と、この吸着プレート58の下面に固定された複数の吸着パッド59と、貼付方向(矢印A方向)に偏光板53の未貼付の端部を吸着保持しながら移動する吸着スライダ60とで構成され、吸着プレート58のローラ55から最も近い端部上面には、吸着スライダ60の吸着停止位置を検出するセンサ61が設置され、ローラ55から最も遠い端部上面には吸着スライダ60を貼付方向とは逆方向に一定の荷重で引っ張って所定の初期位置にまで弾性復元力で引き戻すコンストンバネ31が設けられている。
【0004】
次に、上記構成を有する薄板貼付装置の動作について説明する。
【0005】
まず、ローラ55が液晶パネル51から十分離れた位置で、吸着パッド59と吸着スライダ60とによって偏光板53を吸着保持する。第2スライダ57を駆動し、ブロック56に固定されているローラ55と吸着プレート58とを下降させ、偏光板53を第1スライダ52の上に固定された液晶パネル51とローラ55との間に挟み込み、吸着パッド59の吸着を解除し、第1スライダ52を貼付方向に移動させると、ローラ55が順方向に回転し、偏光板53を液晶パネル51に常に押しつけながら貼付を行う。
【0006】
ここで、貼付動作中は、偏光板53が吸着スライダ60によって常に吸着保持されているため、貼付途中で偏光板53の後部が液晶パネル51に垂れ下がることなく貼付動作を行うことができる。また、吸着スライダ60によって偏光板53の移動に同期して吸着部54も移動し、センサ61の検出により貼り終わりを確認して吸着の解放を行っているため、吸着によって偏光板53に傷を付けるおそれがない。
【0007】
次に、従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置のもう一つの例について、図7を参照しながら説明する。
【0008】
この液晶表示素子用フィルム貼付装置では、スクリーン71に吸着保持した偏光板72を、その下方に位置する吸着テーブル73に吸着保持された液晶パネル74に対してある高さまで下降させる。そして、この状態から貼付ローラ75と、プッシュバー76とを各々駆動源であるローラ用アクチュエータ77と、プッシュバー用アクチュエータ78とによって下降させることで、偏光板72の一端と液晶パネル74の一端が接合される。
【0009】
また、液晶パネル74の貼付面と同等の高さまでプッシュバー76が下降してスクリーン71を押圧することで、貼付ローラ75とプッシュバー76との間のスクリーン71は、液晶パネル72の貼付面と同一の高さになる。その後、ローラ用スライダ79によって貼付ローラ75を液晶パネル74の貼付面の他端方向に平行に移動させると、この間、スクリーン71は貼り付けられた偏光板72に密着し、偏光板72を吸引保持した状態から変動することがなく、偏光板72の吸引力が低下しない。そのため、貼付途中で偏光板72が液晶パネル74に先着することがなくなり、気泡を発生させることなく貼付を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の特開平10−34476号公報に記載の薄板貼付装置では、機構上、ある一定の強さの押圧力でローラ55を偏光板53に押圧する必要があるため、偏光板53の端面側接着層の接着剤が下降してくるローラ55の押圧力で偏光板53の外に漏れ出してしまい、線状の気泡(糊抜け)が発生する(以下、「線状気泡」と呼ぶ)。また、貼付終端部になると、吸着スライダ60による偏光板53の吸着保持力が低下し、ローラ55と液晶パネル51との間に挟み込まれる前に液晶パネル51側へ落ちてしまい(先着してしまい)、気泡が発生する(以下、「先着気泡」と呼ぶ)。また、図7に示した上記従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置では、貼付ローラ75の下降にアクチュエータ77を使用しているため、偏光板72の液晶パネル74への押圧力の調整が難しく、上記と同じような線状気泡が発生するおそれがある。
【0011】
また、第2の問題点として、上記従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置では、表面に多格子(メッシュ)状のスクリーン71を張ったスクリーン枠80によって偏光板72の全面を吸着しているため、真空圧により弾性のあるスクリーン71が撓んでしまい、吸着している偏光板72もスクリーン71にならって撓み、偏光板72に応力が加わり、スクリーン71及び偏光板72が撓んだ状態で貼付動作を行うと、貼り付け時に位置ずれが発生したり、気泡が混入するおそれがある。ここで、真空圧を下げると、偏光板72の表面に貼着されている保護フィルムを剥離させる工程で、剥離させるための引張力に偏光板72の吸着力が負けてしまい、偏光板72の位置ずれやめくれが発生してしまうという問題があった。
【0012】
そこで、本発明は、上記従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置等における問題点に鑑みてなされたものであって、液晶パネル等のパネルと偏光板等のフィルムとの間に気泡が閉じこめられるのを防止することができるとともに、フィルムの位置ずれを生じさせることなく、スクリーン上でも容易にフィルムの接着層を覆う保護フィルムを剥離させることのできるフィルム貼付方法及び装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、パネルに接着層を有するフィルムを貼り付ける方法であって、前記パネルの前記フィルムを貼付する面に対して平行にスクリーンを配置し、該スクリーンを介して吸引することにより、前記接着層を有する面を前記パネルに対向させながら前記フィルムを保持し、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能な貼付ローラによって前記スクリーンを前記パネル側に押圧しながら、前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの前方において、前記スクリーンのテンションを一定の状態に保つための補正ローラを、前記貼付ローラと同期して前記フィルムの一端から他端まで回転移動させるとともに、前記貼付ローラを前記フィルムの一端から他端まで回転移動させることにより、前記フィルムの前記一端から前記他端までを前記パネルに貼り付けることを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフィルム貼付方法において、前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの後方において最上部が前記貼付ローラの最上部と略々同一高さに配置された支持ローラを、前記貼付ローラと同期して前記フィルムの前記一端から前記他端まで回転移動させることを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のフィルム貼付方法において、前記フィルムは、前記接着層を保護するフィルムを備え、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面をプレート状支持手段によって支持しながら、前記フィルムの前記保護フィルムを剥離させることを特徴とする。
【0016】
請求項4記載の発明は、請求項3記載のフィルム貼付方法において、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側から前記フィルムを部分的に吸着しながら、前記フィルムの前記保護フィルムを剥離させることを特徴とする。
【0017】
請求項5記載の発明は、パネルに接着層を有するフィルムを貼り付けるフィルム貼付装置において、前記パネルの前記フィルムを貼付する面に対して平行に配置されたスクリーンと、該スクリーンを介して前記接着層を有する面を前記パネルに対向させながら前記フィルムを保持する吸引手段と、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能に備えられるとともに、前記スクリーンを前記パネル側に押圧しながら移動可能な貼付ローラと、該貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの前方において、前記スクリーンのテンションを一定の状態に保ちながら、前記貼付ローラと同期して回転移動する補正ローラとを備えたことを特徴とする。
【0018】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のフィルム貼付装置において、さらに、前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの後方において、最上部が前記貼付ローラの最上部と略々同一高さに配置され、前記貼付ローラと同期して回転移動する支持ローラとを備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項7記載の発明は、請求項5または6記載のフィルム貼付装置において、さらに、上面が前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能に備えられるプレート状支持手段を備えたことを特徴とする。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項5、6または7記載のフィルム貼付装置において、さらに、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側に配置され、前記フィルムの端部を部分的に吸着可能な吸着手段を備えたことを特徴とする。
【0021】
そして、請求項1または5記載の発明によれば、吸引により撓んだスクリーンのテンションを補正ローラによって補正しながらパネルにフィルムを貼付することにより、スクリーンに吸着されているフィルムの撓みを防止することができるため、フィルムのパネルへの貼付時における位置ずれ及び気泡の混入を防止することができる。また、スクリーンの寸法を変更することにより、使用するフィルムの大きさの変化や、同時に貼付を行う枚数に容易に対応することができる。
【0022】
請求項2または6記載の発明によれば、フィルムがパネルに貼り付けられることでフィルムとスクリーンとの間に隙間が生じ、貼付動作中にスクリーン内部の真空圧が低下してフィルムの吸着保持力が低下することを支持ローラによって防止することができるため、フィルムの反り、撓みによって貼付ローラでパネルに押しつけられる前にフィルムがパネルに貼り付いてしまうことを回避することができ、フィルムのパネルへの貼付時における位置ずれ及び気泡の混入を防止することができる。
【0023】
請求項3または7記載の発明によれば、プレート状支持手段によってスクリーンのフィルムを保持する側の反対側の面を支持しているため、スクリーン表面で保護フィルムを剥離するときにフィルムの位置ずれ、めくれを防止するために真空圧をある程度高くした場合でも、スクリーン及びフィルムに撓みが生じることを防止することができ、保護フィルム剥離時におけるフィルムの位置ずれ及びめくれを回避することができる。
【0024】
請求項4または8記載の発明によれば、保護フィルム剥離工程において、保護フィルムの剥離始めの位置を部分的に強く吸着することができるため、剥離時のフィルムの位置ずれをより確実に防止することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明にかかるフィルム貼付方法及び装置の実施の形態の具体例を図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明においては、片面に接着層を有し、接着層を保護フィルムで保護したフィルムを液晶パネル等のパネルに貼付する場合を例にとって説明する。
【0026】
図1は、本発明にかかるフィルム貼付装置の一実施例を示し、このフィルム貼付装置は、パネル1をフィルム2からある一定の高さ(貼付位置)で吸着保持するための上下機構を有するパネル吸着テーブル3と、多格子(メッシュ)状でフィルムに対して平行に配置されたスクリーン4を有したスクリーン枠5と、スクリーン枠5を固定するとともに、真空吸引によりフィルム2を吸着保持する吸引手段としての吸着ボックス6とを備える。
【0027】
吸着ボックス6の内部には、フィルム2をスクリーン枠5に位置決めセットし、保護フィルムを剥離するときにスクリーン4の撓みを防ぐため、スクリーン4の内側からフィルム2のテンションを補正するプレート状支持手段としてのスクリーン補正プレート7と、スクリーン補正プレート7内に位置し、保護フィルムの剥離時にフィルム2が位置ずれしないようにフィルム2の剥離開始位置を個別に吸着固定する吸着パッド8と、スクリーン補正プレート7及び吸着パッド8を上下させるためのスクリーン補正用アクチュエータ9と、フィルム2をスクリーン枠5の内側からパネル1に押圧して貼り付ける貼付ローラ10と、貼付ローラ10を固定する第1ブロック11を昇降させるための第1パルスモータ12と、貼付方向に対して貼付ローラ10より前方に位置し、フィルム貼り付け時にスクリーン枠5の内側からスクリーン4の撓みを補正するため、最上部がスクリーン4の裏面と略々同一高さに配置された補正ローラ13と、貼付ローラ10及び補正ローラ13を固定するスライドプレート14と、貼付方向に対して貼付ローラ10の後方に位置し、貼付動作中のフィルム2の保持力(吸着力)の低下を防止するため、スクリーン4を内側からパネル1に貼付後のフィルム2に押し当てるための支持ローラ15と、支持ローラ15を固定する第2ブロック16と、支持ローラ15と貼付ローラ10とを繋ぐ蛇腹状の接続具17と、各ローラを貼付方向に移動させるための第2パルスモータ18と、各ローラの貼付方向に対するガイド19とが配置されている。
【0028】
また、吸着ボックス6の底面には、吸着ボックス6の内部を真空吸引するための吸引ポート20が設けられ、吸着ボックス6の側面には一部に窓が開設され、真空圧の調整をするための真空圧調整アクチュエータ21が取り付けられている。
【0029】
次に、上記構成を有するフィルム貼付装置の動作について、図2〜図5の状態遷移図を参照しながら説明する。
【0030】
図2に示すように、スクリーン補正プレート7がスクリーン枠5の内側からスクリーン4のテンションを補正している状態で、フィルム2をスクリーン4の上面にセットする。次に、吸引ポート20によりフィルム2の全面を吸着する。また、同時にスクリーン補正プレート7内の吸着パッド8により、保護フィルム剥離開始位置を吸着して保護フィルムを剥離させる。この状態で保護フィルムの剥離を行うことにより、最も引張力が加わる剥離開始部分を吸着パッド8により個別に吸着しているため、フィルム2の位置ずれを防止することができる。
【0031】
次に、吸着テーブル3に吸着保持されたパネル1をスクリーン枠5の上のフィルム2に対して貼付位置まで移動(図示のB方向)させ、その位置で固定する。スクリーン補正プレート7及び吸着パッド8は、スクリーン補正アクチュエータ9により吸着ボックス6の底面に下降し、貼り付け動作を開始する。また、貼付動作中は、真空圧調整アクチュエータ21により真空圧を調整し、スクリーン4のテンション(撓み)を軽減している。
【0032】
図3に示すように、貼り付け動作は、貼付ローラ10の手前に位置する補正ローラ13によってスクリーン4のテンションを一定の状態に保ちながら、第1パルスモータ12により貼付ローラ10の押圧力を調整し、フィルム2がパネル1に当接する位置まで上昇させ、その一端を貼り付け、その後他端まで第2パルスモータ18によって送り速度を調節しながら補正ローラ13及び貼付ローラ10を回転移動させて貼り付ける。ここで、貼付ローラ10は、第1パルスモータ12によって個別に上下駆動するため、スクリーン4上で多数枚を貼る場合には、一枚目の貼り終わり後にそのまま貼付ローラ10を移動させるとフィルム2が貼付ローラ10によってパネル1に貼り付ける前に先着して先着気泡が発生するおそれがあるため、図4に示すように、1枚目の貼付終了後に一度貼付ローラ10を下降させ、次の貼付開始位置に移動してまた上昇させるようにする。
【0033】
また、貼付ローラ10に接続具17で繋がれ、貼付ローラ10が移動するのに牽引されて移動する支持ローラ15は、貼付ローラ10と同じ高さでスクリーン4を内側から貼り付け後のフィルム2に押し当てることで吸着ボックス6内の真空がリークして、残りのフィルム2(貼付前)の吸着保持力が低下してしまうのを防止している。
【0034】
尚、上記各実施例において、使用するフィルムの大きさや同時に貼付を行う枚数に応じて開口部の異なったスクリーン枠と交換することで多様な大きさのフィルム及び複数枚の同時貼付にも対応できるようになる。また、吸着パッドの配置を前記スクリーン枠に応じて変更可能な機構にすることにより、保護フィルムの剥離においてもスクリーン枠に配置したフィルムの大きさ及びその数に関係なく対応できるようになる。
【0035】
尚、上記実施例においては、パネルが液晶パネルであって、フィルムが偏光板の場合について説明したが、本発明はこれらに限定されることなく、パネルはガラス等であっても良く、フィルムが接着層を有するものであれば、本発明を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかるフィルム貼付方法及び装置によれば、液晶パネル等のパネルと偏光板等のフィルムとの間に気泡が閉じこめられるのを防止し、フィルムの位置ずれを生じさせることなく、スクリーン上でも容易にフィルムの接着層を覆う保護フィルムを剥離させること等が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフィルム貼付装置の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のフィルム貼付装置の状態遷移図である。
【図3】図1のフィルム貼付装置の状態遷移図である。
【図4】図1のフィルム貼付装置の状態遷移図である。
【図5】図1のフィルム貼付装置の状態遷移図である。
【図6】従来の薄板貼付装置の一例を示す断面図である。
【図7】従来の液晶表示素子用フィルム貼付装置の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パネル
2 フィルム
3 吸着テーブル
4 スクリーン
5 スクリーン枠
6 吸着ボックス
7 スクリーン補正プレート
8 吸着パッド
9 スクリーン補正用アクチュエータ
10 貼付ローラ
11 第1ブロック
12 第1パルスモータ
13 補正ローラ
14 スライドプレート
15 支持ローラ
16 第2ブロック
17 接続具
18 第2パルスモータ
19 ガイド
20 吸引ポート
21 真空圧調整アクチュエータ
Claims (8)
- パネルに接着層を有するフィルムを貼り付ける方法であって、
前記パネルの前記フィルムを貼付する面に対して平行にスクリーンを配置し、該スクリーンを介して吸引することにより、前記接着層を有する面を前記パネルに対向させながら前記フィルムを保持し、
前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能な貼付ローラによって前記スクリーンを前記パネル側に押圧しながら、前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの前方において、前記スクリーンのテンションを一定の状態に保つための補正ローラを、前記貼付ローラと同期して前記フィルムの一端から他端まで回転移動させるとともに、前記貼付ローラを前記フィルムの一端から他端まで回転移動させることにより、前記フィルムの前記一端から前記他端までを前記パネルに貼り付けることを特徴とするフィルム貼付方法。 - 前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの後方において最上部が前記貼付ローラの最上部と略々同一高さに配置された支持ローラを、前記貼付ローラと同期して前記フィルムの前記一端から前記他端まで回転移動させることを特徴とする請求項1記載のフィルム貼付方法。
- 前記フィルムは、前記接着層を保護する保護フィルムを備え、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面をプレート状支持手段によって支持しながら、前記フィルムの前記保護フィルムを剥離させることを特徴とする請求項1または2記載のフィルム貼付方法。
- 前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側から前記フィルムを部分的に吸着しながら、前記フィルムの前記保護フィルムを剥離させることを特徴とする請求項3記載のフィルム貼付方法。
- パネルに接着層を有するフィルムを貼り付けるフィルム貼付装置において、
前記パネルの前記フィルムを貼付する面に対して平行に配置されたスクリーンと、
該スクリーンを介して前記接着層を有する面を前記パネルに対向させながら前記フィルムを保持する吸引手段と、
前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能に備えられるとともに、前記スクリーンを前記パネル側に押圧しながら移動可能な貼付ローラと、
該貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの前方において、前記スクリーンのテンションを一定の状態に保ちながら、前記貼付ローラと同期して回転移動する補正ローラとを備えたことを特徴とするフィルム貼付装置。 - さらに、前記貼付ローラの移動方向に対して該貼付ローラの後方において、最上部が前記貼付ローラの最上部と略々同一高さに配置され、前記貼付ローラと同期して回転移動する支持ローラとを備えたことを特徴とする請求項5記載のフィルム貼付装置。
- さらに、上面が前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側の面に当接可能に備えられるプレート状支持手段を備えたことを特徴とする請求項5または6記載のフィルム貼付装置。
- さらに、前記スクリーンの前記フィルムを保持する側の反対側に配置され、前記フィルムの端部を部分的に吸着可能な吸着手段を備えたことを特徴とする請求項5、6または7記載のフィルム貼付装置。
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