JP4051817B2 - 織機における同期合わせ制御方法及び装置 - Google Patents

織機における同期合わせ制御方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機における同期合わせ制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平4−222255号公報では、1枚の綜絖枠と1つの専用の駆動モータとを1対1で連結し、複数枚の綜絖枠を専用モータで別々に駆動する開口装置が開示されている。このような開口装置を備えた織機では、専用モータと織機駆動モータとを同期して作動させる必要がある。そのため、専用モータの作動は、織機の主軸の回転位置(即ち、織機回転角度)を検出する織機回転角度検出手段から得られる織機回転角度情報に基づいて制御される。
【0003】
前記織機回転角度検出手段がインクリメンタル型のエンコーダである場合、織機の電源がOFFになる毎に織機回転角度情報が失われる。織機の電源のOFF状態のときに織機が回転してしまうと、前記専用モータと織機駆動モータとの同期がずれる。そこで、織機の電源をONして製織を開始する際には専用モータと織機駆動モータとの同期合わせを行なう必要がある。この同期合わせを行なうには、失われていた織機回転角度情報を再び得る必要がある。そのためには織機1回転に対して織機回転角度検出手段から1回出力される回転原点信号を取り出す必要がある。織機駆動モータをスロー作動させて織機回転角度検出手段から回転原点信号を取り出せば、失われていた織機回転角度情報が再び得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
失われていた織機回転角度情報を再び得るために織機駆動モータをスロー作動した場合、織機駆動モータから駆動力を得る筬は動く。製織中における筬打ちでは、筬打ち時点において経糸が筬打ちされる緯糸を把持する状態にある。織機の運転を停止したときには、織機の運転停止中の経糸の伸びを防止するために経糸が閉口状態となるようにするのが一般的である。この閉口状態では経糸が緯糸を把持している状態にはない。失われていた織機回転角度情報を再び得るために織機駆動モータをスロー作動したときの筬打ちが前記のような閉口状態で行われる可能性がある。織機駆動モータのスロー作動時の筬の動きによって前記閉口状態で筬打ちが行われると、織前上の緯糸が緩み、織り段を生じるおそれがある。
【0005】
本発明は、前記した同期合わせ時の筬打ちに起因する織段発生を防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために本発明は、織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機を対象とし、請求項1の発明では、織機の電源OFFの直前にインクリメンタル型の織機回転角度検出手段によって検出された織機回転角度を記憶しておき、電源ON後の前記開口駆動モータの回転位置と織機回転角度との同期合わせの際には、前記記憶された織機回転角度と、回転位置検出手段によって検出された前記開口駆動モータの回転位置とを用いて前記開口駆動モータのみを回転させて前記同期合わせを行なうようにした。
【0007】
請求項2の発明では、請求項1において、前記同期合わせの前に、前記開口駆動モータのみを回転させて前記綜絖枠の基準高さ位置に対応する前記開口駆動モータの基準回転位置を測定するようにした。
【0008】
請求項3の発明では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、前記同期合わせの後に、起動準備のために前記開口駆動モータと前記織機駆動モータとを同期して回転させ、記織機回転角度検出手段から最初の原点信号出力された以後の前記織機回転角度検出手段からの織機回転角度情報に基づいて把握される織機回転角度と、前記記憶された織機回転角度との差が所定角度差以下の場合には織機の運転を許可し、前記差が前記所定角度差を越える場合には織機の運転を禁止するようにした。
【0009】
請求項4の発明では、請求項3において、織機の運転が許可された場合には、織機の運転と共に前記差を解消するように前記開口駆動モータの回転位置に対応する織機回転角度を実際の織機回転角度に合わせるようにした。
【0010】
請求項5の発明では、請求項3及び請求項4のいずれか1項において、織機の運転が禁止された場合には、再度同期合わせを行なうようにした。
請求項6の発明では、織機の回転角度を検出するインクリメンタル型の織機回転角度検出手段と、前記織機回転角度検出手段によって検出された織機回転角度を記憶するバックアップ記憶手段と、前記開口駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出手段と、前記バックアップ記憶手段に記憶された織機回転角度と、前記回転位置検出手段によって検出された前記開口駆動モータの回転位置とを用いて、前記開口駆動モータのみを回転させて前記開口駆動モータの回転位置と織機回転角度との同期合わせを行なう同期合わせ手段とを備えた同期合わせ制御装置を構成した。
【0011】
請求項7の発明では、請求項6において、前記同期合わせの前に、前記開口駆動モータのみを回転させて前記綜絖枠の基準高さ位置に対応する前記開口駆動モータの基準回転位置を測定する基準位置測定手段を備えた同期合わせ制御装置を構成した。
【0012】
請求項8の発明では、請求項6及び請求項7のいずれか1項において、前記同期合わせ手段による前記同期合わせ後に、起動準備のために前記開口駆動モータと前記織機駆動モータとを同期して回転させて前記織機回転角度検出手段から最初の原点信号を出力させる回転原点位置検出制御手段と、前記原点信号出力された以後の前記織機回転角度検出手段からの織機回転角度情報に基づいて把握される織機回転角度と、前記記憶された織機回転角度との差が所定角度差以下の場合には織機の運転を許可し、前記測定差が前記所定角度差を越える場合には織機の運転を禁止する織機運転禁止制御手段を備えた同期合わせ制御装置を構成した。
【0013】
請求項1及び請求項6の発明において、記憶された織機回転角度を用いた同期合わせでは織機駆動モータが作動されることはないため、経糸が織布の織前上の緯糸を把持していない状態での筬打ちが回避される。
【0014】
請求項3及び請求項8の発明において、織機の電源OFFの間に織機が回転した場合、実際の織機回転角度と記憶された織機回転角度とがずれる。前記ずれが大きすぎる場合には製織に悪影響が出る。実際の織機回転角度と記憶された織機回転角度との差が前記所定角度差を越える場合に織機の運転を禁止することは、前記悪影響を防止することになる。
【0015】
請求項4及び請求項8の発明において、実際の織機回転角度と記憶された織機回転角度との差が小さい場合には、前記差を解消するように前記開口駆動モータの回転位置に対応する織機回転角度を実際の織機回転角度に合わせても悪影響は生じない。
【0016】
請求項5の発明において、再度の同期合わせでは前記差はなくなり、再度の同期合わせ後では織機の運転が許可される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
【0018】
綜絖枠11の下方にはスイングレバー12,13が回動可能に支持されている。スイングレバー12の揺動は伝達ロッド14を介してスイングレバー13に伝達され、両スイングレバー12,13が同期揺動する。スイングレバー12,13にはリンク15,16が連結されており、リンク15,16の上端には綜絖枠11が連結されている。スイングレバー12,13の揺動はリンク15,16を介して綜絖枠11の上下動に変換される。
【0019】
スイングレバー12の側方には支軸17が配設されており、支軸17には被動ギヤ18が回動可能に支持されている。被動ギヤ18の側面には偏心軸181が一体形成されており、偏心軸181には連結輪19が嵌合連結されている。被動ギヤ18の回動は偏心軸181と連結輪19との嵌合連結を介して連結輪19の往復運動に変換され、連結輪19の往復運動がスイングレバー12に伝達される。
【0020】
被動ギヤ18の側方には開口駆動モータ20が配設されており、開口駆動モータ20の駆動ギヤ201が被動ギヤ18に噛合されている。開口駆動モータ20はサーボモータ型の変速駆動モータである。開口駆動モータ20の回転は、駆動ギヤ201、被動ギヤ18、偏心軸181、連結輪19、スイングレバー12,13、伝達ロッド14及びリンク15,17からなる駆動力伝達経路を介して綜絖枠11の上下動に変換される。開口駆動モータ20は駆動回路21を介して制御回路22の指令制御を受ける。制御回路22には開口パターンが入力設定されている。図5の曲線Dは綜絖枠11の高さ位置の変化によって表される開口パターンの一例である。
【0021】
制御回路22は、織機の主軸(図示略)の回転位置を検出するインクリメンタル型のロータリエンコーダ23から得られる織機の回転角度情報に基づいて前記開口パターンに従った開口駆動モータ20の駆動を駆動回路21に指令する。駆動回路21は開口駆動モータ20に組み込まれたインクリメンタル型のロータリエンコーダ202から得られる回転位置情報に基づいて開口駆動モータ20をフィードバック制御する。製織時には開口駆動モータ20は正転する。織機制御コンピュータCoは、織機回転角度検出手段となるロータリエンコーダ23から得られる織機回転角度情報に基づいて織機駆動モータMoの作動を制御する。
【0022】
駆動回路21、記憶回路24と共に開口制御装置C1を構成する制御回路22には回転位置検出手段となるロータリエンコーダ202が信号接続されている。制御回路22にはロータリエンコーダ202から得られる回転位置情報が送られる。又、制御回路22には規定量測定指令スイッチ25が信号接続されている。
【0023】
スイングレバー12の出力アーム121の揺動軌跡の近傍には近接スイッチ27が配設されている。近接スイッチ27は、スイングレバー12の出力アーム121の先端が所定距離まで接近するとONし、出力アーム121の先端が所定距離より遠ざかるとOFFする。近接スイッチ27は、図1の上側の鎖線で示す綜絖枠11の最上位位置と下側の鎖線で示す綜絖枠11の最下位位置との中間位置に対応する出力アーム121の先端の揺動位置に対向するように配置されている。近接スイッチ27は制御回路22に信号接続されている。
【0024】
本実施の形態における駆動力伝達経路の構成によれば、図3に示す連結輪19が鎖線位置K1にある場合には綜絖枠11が図1及び図3の上側の鎖線で示す最上位位置にある。連結輪19が鎖線位置K2にある場合には綜絖枠11が図1及び図3の下側の鎖線で示す最下位位置にある。なお、鎖線位置K1,K2では連結輪19の先端部を省略している。連結輪19が実線位置J1及び鎖線位置J2にある場合には綜絖枠11は、最上位位置と最下位位置との中間位置Y1にある。図1及び図3の連結輪19の実線位置は中間位置Y1を示す。連結輪19が鎖線位置K1で示す往復運動の一方の死点位置にあるときには綜絖枠11は最上位位置にあり、連結輪19が鎖線位置K2で示す往復運動の他方の死点位置にあるときには綜絖枠11は最下位位置にある。
【0025】
図5における回転位置α1,α2,α3,α4,α5,α6,α7は、開口駆動モータ20の1回転中の回転原点位置を表す。この回転原点位置αn(nは1〜7までの整数)は、開口駆動モータ20の1回転(360°)に対してロータリエンコーダ202から1回出力される原点信号の出力に基づいて把握される。回転原点位置αnは、開口駆動モータ20への給電が停止されても失われることのない機械的な原点である。本実施の形態では、開口駆動モータ20が5回転すると、綜絖枠11が上下に1往復する。図5の横軸tは開口駆動モータ20の回転位置を表す。開口駆動モータ20が正転すると、回転位置は横軸tの右側へ移行してゆく。回転位置γ1,γ2は、綜絖枠11が最上位位置にあるときの開口駆動モータ20の回転位置を表す。回転位置β4は、綜絖枠11が最下位位置にあるときの開口駆動モータ20の回転位置を表す。
【0026】
次に、綜絖枠11の高さ位置と開口駆動モータ20の回転位置との位置関係を把握するために必要な規定量設定制御を説明する。
織機の組み立てが完了した後、綜絖枠11は予め最下位位置付近に配置しておく。織機の電源(図示略)をONして規定量測定指令スイッチ25をON操作すると、制御回路22は、開口駆動モータ20に規定量設定用動作を行わせる。この規定量設定用動作は、綜絖枠11を最上位位置と最下位位置との間の中間位置Y1に2回到達するように開口駆動モータ20を低速で往復回転させ、かつ綜絖枠11を最下位位置に停止させる動作である。この動作により綜絖枠11が最下位位置を通過するように中間位置Y1に2回到達し、近接スイッチ27が2回ONする。制御回路22は、近接スイッチ27の2回のON時の開口駆動モータ20の回転位置(図5のδ1,δ2)を記憶回路24に一時記憶させる。
【0027】
制御回路22は、第1の回転位置δ1と第2の回転位置δ2とから綜絖枠11が最下位位置にあるときの開口駆動モータ20の第3の回転位置を算出して記憶回路24に一時記憶させる。この第3の回転位置(図5においてβ4で示される)は(δ1+δ2)/2の演算で求められる。制御回路22は、開口駆動モータ20の回転位置が第3の回転位置β4となるように、即ち綜絖枠11が基準高さ位置となる最下位位置にくるように開口駆動モータ20を作動させる。そして、制御回路22は、開口駆動モータ20の作動途中にロータリエンコーダ202から出力される原点信号に基づいて把握される回転原点位置(図5の例ではα4)と第3の回転位置(δ1+δ2)/2=β4とのずれ量を算出する。図5の例のように開口駆動モータ20の低速逆転の途中に原点信号が1回のみ出力された場合には、制御回路22はずれ量(α4−β4)=Xoを規定量として記憶回路24に記憶させる。開口駆動モータ20の低速逆転の途中に原点信号が複数回出力された場合には、各原点信号に対応する回転原点位置と第3の回転位置β4とのずれ量を算出する。そして、制御回路22は、これらのうちの最小のずれ量を規定量Xoとして記憶回路24に記憶させる。
【0028】
図5における回転位置βn(は1〜7までの整数)は、回転原点位置αnから規定量Xoだけずれた位置を表す。規定量Xoは、開口駆動モータ20から綜絖枠11に至る駆動力伝達経路の組み付け状態に左右される。
【0029】
図4(a),(b)は、開口駆動モータ20の回転位置、綜絖枠11の高さ位置及び近接スイッチ27の配置位置の間の関係を説明する図である。円Eは、綜絖枠11の高さ位置及び開口駆動モータ20の回転位置を表す。本実施の形態では、円E上を左回りに移動することは開口駆動モータ20を正転することとし、円E上を右回りに移動することは開口駆動モータ20を逆転することとする。従って、製織時における開口駆動モータ20の正転に対し、円Eの右側半分は綜絖枠11を最下位位置から最上位位置へ移動する片道側であり、円Eの左側半分は綜絖枠11を最上位位置から最下位位置へ移動する片道側である。1点鎖線は、出力アーム121が近接スイッチ27に対して接離するときの綜絖枠11の高さ位置、即ち中間位置Y1を表す。図4(a),(b)に近接スイッチ27を図示したのは、綜絖枠11が中間位置Y1に到達したときにONすることを表現しようとしたものである。破線の半径方向線と円Eとの交点α2,α3,α4,α5,α6は開口駆動モータ20の回転原点位置を表し、実線の半径方向線と円Eとの交点β2,β3,β4,β5,β6は回転原点位置α2,α3,α4,α5,α6から規定量Xoずれた開口駆動モータ20の回転位置を表す。交点β4は第3の回転位置及び綜絖枠11の最下位位置を表す。交点β2,β3,β4,β5,β6は、交点β4で表される最下位位置を基点として綜絖枠11の1往復動範囲を開口駆動モータ20の1回転の回転位置範囲(以下、1回転範囲という)で分割した位置を表す。図4(a)の矢印R1,R2,R3は、規定量測定指令スイッチ25のON操作に伴って開口駆動モータ20に規定量設定用動作を行わせたときの開口駆動モータ20の低速作動の状態を示す。
【0030】
以上のような規定量設定制御は規定量測定指令スイッチ25をONしたときにのみ行われる。
製織中に緯入れミス検出器、経糸切れ検出器等の停止信号発生器28が停止信号を出力すると、織機制御コンピュータCoは、製織停止信号を開口制御装置C1に出力すると共に、織機駆動モータMoの作動停止を指令して織機の運転を停止させる。織機駆動モータMoから駆動力を得る筬29は、図2(a)に示す位置で停止する。制御回路22は製織停止信号の入力に基づいて開口駆動モータ20の作動制御、即ち開口制御を停止する。織機の運転を停止するときには綜絖枠11は、図2(a)に示すように経糸Tが閉口状態となるように中間位置Y1付近に配置される。図4(b)の2点鎖線の半径方向線H1と円Eとの交点L1は、中間位置Y1付近に配置された綜絖枠11の高さ位置及び開口駆動モータ20の回転位置(図5においてL1で示す)を表す。図4(b)の2点鎖線の半径方向線H2と円Eとの交点L2は、中間位置Y1付近に配置された綜絖枠11の高さ位置及び開口駆動モータ20の回転位置(図5においてL2で示す)を表す。
【0031】
織機の電源ON状態では、織機制御コンピュータCoは、ロータリエンコーダ23から得られる織機回転角度情報に基づいて織機回転角度を逐次更新記憶している。織機の電源OFF状態では、織機制御コンピュータCoは織機の電源がOFFする直前の織機回転角度θi(以下、バックアップ角度という)を継続記憶する。
【0032】
起動スイッチ26をONすると、バックアップ記憶手段となる織機制御コンピュータCo及び開口制御装置C1は図6〜図9のフローチャートで示す同期合わせ制御プログラムを遂行する。織機制御コンピュータCoは起動スイッチ26のONに基づいて基準位置測定指令信号を開口制御装置C1に出力し、開口制御装置C1は基準位置測定指令信号の入力に応答して以下のような基準位置測定制御を遂行する。
【0033】
制御回路22は、開口駆動モータ20を低速で半回転逆転させた後に低速で1回転正転させるように駆動回路21に指令を出力する。駆動回路21はこの指令に基づいて開口駆動モータ20を低速で半回転逆転させた後に低速で1回転正転させる。
【0034】
綜絖枠11を中間位置Y1付近に配置しておいた場合の開口駆動モータ20の回転位置及び綜絖枠11の高さ位置が図4(b)のL1で示された位置、即ち綜絖枠11が最下位位置に向かって下降中の位置にあるとすると、図4(b)の矢印Q1は開口駆動モータ20を低速で半回転逆転させた状態を示し、矢印Q2は開口駆動モータ20を低速で1回転正転させた状態を示す。この開口駆動モータ20の低速の正逆転によりロータリエンコーダ202が原点信号を少なくとも1回出力すると共に、近接スイッチ27が少なくとも1回ONする。
【0035】
綜絖枠11を中間位置Y1付近に配置しておいた場合の開口駆動モータ20の回転位置及び綜絖枠11の高さ位置が図4(b)のL2で示された位置、即ち綜絖枠11が最上位位置に向かって上昇中の位置にあるとすると、図4(b)の矢印Q3は開口駆動モータ20を低速で半回転逆転させた状態を示し、矢印Q4は開口駆動モータ20を低速で1回正転させた状態を示す。この開口駆動モータ20の低速の正逆転によりロータリエンコーダ202が原点信号を少なくとも1回出力すると共に、近接スイッチ27が少なくとも1回ONする。
【0036】
制御回路22は、原点信号の入力及び近接スイッチ27のON信号の入力に基づいてON信号の立ち上がりと立ち下がりとの中間位置の値を演算して近接スイッチ27のON信号の入力時の回転位置δ1又はδ2を把握する。近接スイッチ27のON信号の入力時の回転位置は、図4(b)では1点鎖線と円Eとの交点δ1又はδ2で示される。開口駆動モータ20の1回転範囲は第3の回転位置β4を基点として決めるものとする。図4(a),(b)では隣合う実線の半径方向線の一方から他方までの範囲が開口駆動モータ20の1回転範囲となる。図4(b)のA,Bは1回転範囲の例であり、1回転範囲A,Bは中間位置Y1に対応している。制御回路22は、織機の電源の再度のON時の回転原点位置の検出及び近接スイッチ27のONに基づいて中間位置Y1に対応する1回転範囲A,Bを特定する。開口駆動モータ20が正転しているときの1回転範囲を前半と後半とに分けた場合、1回転範囲Aの前半はA1で示してあり、1回転範囲Aの後半はA2で示してある。1回転範囲Bの前半はB1で示してあり、1回転範囲Bの後半はB2で示してある。
【0037】
把握された回転位置が1回転範囲Aの後半A2に含まれるとすると、制御回路22は、近接スイッチ27のON信号の入力時に綜絖枠11が下降中である、即ちそのときの回転位置がδ1であると特定する。把握された回転位置が1回転範囲Bの前半B1に含まれるとすると、制御回路22は、近接スイッチ27のON信号の入力時に綜絖枠11が上昇中である、即ちそのときの回転位置がδ2であると特定する。即ち、制御回路22は、検出された回転位置δ1又はδ2が開口駆動モータ20の1回転範囲A又はBにおける前半及び後半のいずれの範囲に含まれるかを特定する。
【0038】
制御回路22によって把握された回転位置δ1又はδ2が開口駆動モータ20の1回転範囲の後半に含まれる場合には、綜絖枠11は円Eの左側半分にある。即ち、開口駆動モータ20の正転に対して綜絖枠11は最上位位置から最下位位置へ移行する片道上にある。制御回路22によって把握された回転位置δ1又はδ2が開口駆動モータ20の1回転範囲の前半に含まれる場合には、綜絖枠11は円Eの右側半分にある。即ち、開口駆動モータ20の正転に対して綜絖枠11は最下位位置から最上位位置へ移行する片道上にある。
【0039】
制御回路22は、近接スイッチ27がONしたときの回転位置δ1又はδ2に基づいて第3の回転位置β4を基準回転位置として記憶する。例えば、近接スイッチ27がONしたときの回転位置がδ1のときには、回転原点位置α2から開口駆動モータ20が2回正転した位置から規制量Xoを引いた位置を開口駆動モータ20の基準回転位置として記憶する。記憶回路24に記憶された開口駆動モータ20の基準回転位置β4は、開口駆動モータ20の回転位置と綜絖枠11の高さ位置との相対的位置関係を特定するために使われる。
【0040】
開口制御装置C1、ロータリエンコーダ202及び近接スイッチ27は、開口駆動モータ20のみを回転させて綜絖枠11の基準高さ位置に対応する開口駆動モータ20の基準回転位置を測定する基準位置測定手段を構成する。開口駆動モータ20のみを作動させる以上のような基準位置測定制御が終了すると、開口制御装置C1の制御回路22は測定完了信号を織機制御コンピュータCoに出力する。織機制御コンピュータCoは、測定完了信号の入力に応答してバックアップ角度θiの情報を制御回路22に送る。制御回路22は、バックアップ角度θi情報の入力に基づいて同期合わせを行なう。この同期合わせは、開口駆動モータ20のロータリエンコーダ202から得られる回転位置情報に基づいて開口駆動モータ20の回転位置に対応した織機回転角度をバックアップ角度θiに合わせることである。この同期合わせでは開口駆動モータ20のみが作動され、織機駆動モータMoが作動されることはない。
【0041】
同期合わせが完了すると、同期合わせ手段となる開口制御装置C1の制御回路22は同期合わせ完了信号を織機制御コンピュータCoに出力する。織機制御コンピュータCoは同期合わせ完了信号の入力に基づいて起動準備用逆転制御を行なう。起動準備用逆転制御は、織機駆動モータMoと開口駆動モータ20とを同期させながら織機を1回転以上スロー逆転して図2(b)に鎖線で示すように筬29を最後退位置へ配置させる制御である。この起動準備用逆転制御は、初期の筬打ち力を高めるために行われる。織機を1回転以上スロー逆転させればロータリエンコーダ23が原点信号を出力する。この原点信号の出力に基づいて把握されるロータリエンコーダ23の織機回転角度は、織機駆動モータMoへの給電が停止されても失われることのない機械的な原点である。織機制御コンピュータCo及び制御回路22は、原点信号の出力以後ではロータリエンコーダ23からの織機回転角度情報に基づいて織機回転角度θを把握する。又、織機制御コンピュータCoは原点信号の出力以後の織機回転角度を更新記憶する。起動準備用逆転制御は、織機回転角度θが筬29を最後退位置に配置した状態に対応する織機回転角度θ1となるまで行われる。
【0042】
ロータリエンコーダ23が原点信号を出力したときの織機回転角度θoとバックアップ角度θiとの差|θi−θo|が所定角度差Δθを越えない場合には、織機制御コンピュータCoは、製織開始信号を開口制御装置C1に出力すると共に、織機駆動モータMoを起動させる。制御回路22は製織開始信号の入力に基づいて開口駆動モータ20の作動制御、即ち開口制御を開始する。前記差|θi−θo|が所定角度差Δθを越える場合には、織機制御コンピュータCoは製織禁止信号を開口制御装置C1に出力する。
【0043】
製織禁止信号の出力後、織機運転禁止制御手段となる織機制御コンピュータCoは起動スイッチ26のON操作に伴うON信号の入力に待機する。起動スイッチ26をON操作すると、織機制御コンピュータCo及び開口制御装置C1は前記した同期合わせ制御プログラムを再度遂行する。
【0044】
第1の実施の形態では以下の効果が得られる。
(1-1)織機の電源をOFFした状態では、インクリメンタル型のロータリエンコーダ23の回転位置情報が失われ、織機回転角度がわからなくなる。織機の電源をONしたときに織機回転角度を把握するにはロータリエンコーダ23から原点信号を出力させて織機回転角度を把握する方法もあるが、そのためには織機駆動モータMoを作動させる必要がある。ロータリエンコーダ23から原点信号を出力させるためには織機を1回転させることもあり、織機を1回転させれば筬29が織布Wの織前W1を叩く。図2(b)では経糸Tが織前W1上の緯糸Yを把持しているが、経糸Tが織前W上の緯糸Yを把持していないとすると織前W上の緯糸Yが緩み、織段が発生するおそれがある。
【0045】
本実施の形態では、記憶されたバックアップ角度θiを用いて同期合わせを行なっている。この同期合わせ後に回転原点位置検出制御手段を構成する織機制御コンピュータCo及び開口制御装置C1は、開口駆動モータ20と織機駆動モータMoとを同期させながら織機駆動モータMoをスロー逆転してロータリエンコーダ23から原点信号を出力させるようにしている。従って、原点信号を出力させるために織機駆動モータMoのみが作動されることはない。その結果、経糸Tが織布Wの織前W1上の緯糸Yを把持していない状態での筬打ちが回避される。
【0046】
(1-2)織機の電源OFFの間に織機が回転した場合、実際の織機回転角度と記憶されたバックアップ角度θiとがずれる。主軸にかかっている荷重がアンバランスな状態にあるような場合には前記ずれが生じることがある。前記ずれ、即ち差|θi−θo|が所定角度差Δθを越えない場合には織布に悪影響がでないように所定角度差Δθが設定されている。差|θi−θo|が所定角度差Δθを越えるように大きすぎる場合には織布に悪影響が出るおそれがある。本実施の形態では、|θi−θo|が所定角度差Δθを越える場合には織機の運転が禁止される。従って、|θi−θo|が所定角度差Δθを越えた状態で製織が開始されてしまうことはなく、前記悪影響は回避される。
【0047】
(1-3)差|θi−θo|が所定角度差Δθを越えない場合には、製織が行われるが、所定角度差Δθ以内の差|θi−θo|は製織開始後の同期制御を含む開口制御によって修正される。即ち、開口駆動モータ20の回転位置がこの回転位置に対応する織機回転角度を実際の織機回転角度θに合わせるように修正される。このときの修正量は所定角度差Δθ以内であるため、織布に悪影響は生じない。
【0048】
(1-4)最初の同期合わせ後にロータリエンコーダ23からの原点信号の出力が行われると、織機制御コンピュータCoは原点信号出力以後の織機回転角度をバックアップ角度θiとして更新記憶する。従って、再度の同期合わせ後にロータリエンコーダ23から原点信号が出力されたときの実際の織機回転角度θoとバックアップ角度θiとは一致する。その結果、再度の同期合わせ後の差|θi−θo|はなくなり、再度の同期合わせ後では織機の運転が許可される。差|θi−θo|が所定角度差Δθを越えた場合の差|θi−θo|の修正は、織布に影響を与えることなく簡便に修正される。
【0049】
本発明では以下のような実施の形態も可能である。
(1)織機の電源ON後に、織機駆動モータMoをインチング作動するための正転インチングスイッチあるいは逆転インチングスイッチをON操作したときにも、第1の実施の形態の起動スイッチ26をONしたときと同様の同期合わせ及び原点信号出力を行なうようにすること。
(2)差|θi−θo|の大小に関係なく|θi−θo|≠0の場合には全て再度同期合わせを行なうようにすること。
(3)再度の同期合わせをロータリエンコーダ23から得られる織機回転角度情報に基づいて行なうようにすること。
(4)再度の同期合わせを自動遂行するようにすること。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明では、織機の電源OFFの直前にインクリメンタル型の織機回転角度検出手段によって検出された織機回転角度を記憶しておき、電源ON後の前記開口駆動モータの回転位置と織機回転角度との同期合わせの際には、前記記憶された織機回転角度と、回転位置検出手段によって検出された前記開口駆動モータの回転位置とを用いて前記開口駆動モータのみを回転させて前記同期合わせを行なうようにしたので、同期合わせ時の筬打ちに起因する織り段発生を防止し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す開口装置と制御ブロック図との組合せ図。
【図2】(a)は織機の運転を停止したときの経糸の開口状態を示す要部断面図。(b)は筬打ち時点の経糸の開口状態を示す要部断面図。
【図3】駆動力伝達経路の一部を示す正面図。
【図4】(a),(b)は基準位置測定を説明する説明図。
【図5】綜絖枠の高さ位置と開口駆動モータ20の回転位置との関係を示すグラフ。
【図6】同期合わせ制御プログラムを表すフローチャート。
【図7】同期合わせ制御プログラムを表すフローチャート。
【図8】同期合わせ制御プログラムを表すフローチャート。
【図9】同期合わせ制御プログラムを表すフローチャート。
【符号の説明】
11…綜絖枠。20…開口駆動モータ。202…回転位置検出手段となると共に、基準位置測定手段を構成するロータリエンコーダ。23…織機回転角度検出手段となるロータリエンコーダ。27…基準位置測定手段を構成する近接スイッチ。Co…バックアップ記憶手段及び織機運転禁止制御手段となると共に、回転原点位置検出制御手段を構成する織機制御コンピュータ。C1…同期合わせ手段となると共に、回転原点位置検出制御手段を構成する開口制御装置。

Claims (8)

  1. 織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機において、
    織機の電源OFFの直前にインクリメンタル型の織機回転角度検出手段によって検出された織機回転角度を記憶しておき、電源ON後の前記開口駆動モータの回転位置と織機回転角度との同期合わせの際には、前記記憶された織機回転角度と、回転位置検出手段によって検出された前記開口駆動モータの回転位置とを用いて前記開口駆動モータのみを回転させて前記同期合わせを行なう織機における同期合わせ制御方法。
  2. 前記同期合わせの前に、前記開口駆動モータのみを回転させて前記綜絖枠の基準高さ位置に対応する前記開口駆動モータの基準回転位置を測定する請求項1に記載の織機における同期合わせ制御方法。
  3. 前記同期合わせの後に、起動準備のために前記開口駆動モータと前記織機駆動モータとを同期して回転させ、記織機回転角度検出手段から最初の原点信号出力された以後の前記織機回転角度検出手段からの織機回転角度情報に基づいて把握される織機回転角度と、前記記憶された織機回転角度との差が所定角度差以下の場合には織機の運転を許可し、前記差が前記所定角度差を越える場合には織機の運転を禁止する請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の織機における同期合わせ制御方法。
  4. 織機の運転が許可された場合には、織機の運転と共に前記差を解消するように前記開口駆動モータの回転位置に対応する織機回転角度を実際の織機回転角度に合わせる請求項3に記載の織機における同期合わせ制御方法。
  5. 織機の運転が禁止された場合には、再度同期合わせを行なう請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の織機における同期合わせ制御方法。
  6. 織機駆動モータから独立した開口駆動モータによって綜絖枠を駆動する開口装置を備えた織機において、
    織機の回転角度を検出するインクリメンタル型の織機回転角度検出手段と、
    前記織機回転角度検出手段によって検出された織機回転角度を記憶するバックアップ記憶手段と、
    前記開口駆動モータの回転位置を検出する回転位置検出手段と、
    前記バックアップ記憶手段に記憶された織機回転角度と、前記回転位置検出手段によって検出された前記開口駆動モータの回転位置とを用いて、前記開口駆動モータのみを回転させて前記開口駆動モータの回転位置と織機回転角度との同期合わせを行なう同期合わせ手段とを備えた織機における同期合わせ制御装置。
  7. 前記同期合わせの前に、前記開口駆動モータのみを回転させて前記綜絖枠の基準高さ位置に対応する前記開口駆動モータの基準回転位置を測定する基準位置測定手段を備えている請求項6に記載の織機における同期合わせ制御装置。
  8. 前記同期合わせ手段による前記同期合わせ後に、起動準備のために前記開口駆動モータと前記織機駆動モータとを同期して回転させて前記織機回転角度検出手段から最初の原点信号を出力させる回転原点位置検出制御手段と、
    前記原点信号出力された以後の前記織機回転角度検出手段からの織機回転角度情報に基づいて把握される織機回転角度と、前記記憶された織機回転角度との差が所定角度差以下の場合には織機の運転を許可し、前記測定差が前記所定角度差を越える場合には織機の運転を禁止する織機運転禁止制御手段とを備えている請求項6及び請求項7のいずれか1項に記載の織機における同期合わせ制御装置。
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