JP4051477B2 - アームレストの着脱機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車シートに取り付けられるアームレストの着脱性を向上させることのできるアームレストの着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
欧州市場を皮切りに、シートを着脱させるニーズが高い。今日、ミニバン、ワンボックスカーでは、ベンチシートからセパレートシートへ移行する傾向にある。従来のアームレストの取付構造では、一般的にシートバックフレームにアームレストフレームをボルトによる締結により固着し、取り外しできない構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、ミニバン、ワンボックスカーのセカンド、サードのベンチ風セパレートシートにおいては、予めアームレストを内蔵しようとすれば、フルフラットなどの要件が満足されず、外観上の見栄えが損なわれるという問題があった。
【0004】
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的は、ベンチ風セパレートシートにおいて、センターシートを取り外した時に、サイドシートにアームレストを取り付けることのできるアームレストの着脱機構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明によるアームレストの着脱機構は、シートバックフレームの側面に取り付けられたアームレスト取付ブラケットにアームレストアッセンブリを着脱自在に取り付けるアームレストの着脱機構であって、前記アームレストアッセンブリは、前記アームレスト取付ブラケットにアームレストフレームを取り付ける取付部材と、操作により取付状態のロックおよびロックの解除を行うロック手段と、を備え、前記ロック手段は、前記取付部材の一部を構成し、前記アームレスト取付ブラケットにフック係合するフックと、前記取付部材内に貫通して設けられるシャフトと、前記シャフトの端部に軸方向と直角方向に取り付けられるピンと、前記ピンを一方向の回転付勢によりフックに係止するコイルばねと、を備え、前記アームレスト取付ブラケットには、前記シャフトの端部および前記ピンを貫挿させる貫挿孔と、前記フックを貫挿させるフック孔と、を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
アームレスト取付ブラケットにアームレストアッセンブリを取り付ける場合、アームレスト取付ブラケットに取付部材を側方から接近させて、そのフックをアームレスト取付ブラケットのフック孔に臨ませる。次いで、シャフトをコイルばねの付勢力に抗して回転させる操作により、ピンを貫挿孔に位置させて臨ませる。そして、フック孔にフックを、貫挿孔にシャフトの端部およびピンをそれぞれ貫挿させて、ロック操作を休止すると、コイルばねの付勢力によりピンは逆回転してフックに係止される。これにより、取り付け部材は抜け止めされるとともに、回転が拘束されて取付状態がロックされ、アームレストアッセンブリの取付けが完了する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1〜図3は、本発明の実施形態に係るアームレストの着脱機構を示す図である。このアームレストの着脱機構1は、ベンチ風セパレートシートにおいて、センターシートを取り外した時、サイドシートにアームレストを取り付けることができるものであって、シートバックフレーム2の側面に取り付けられたアームレスト取付ブラケット3にアームレストアッセンブリ4を着脱自在に取り付ける構造となっている。
【0008】
前記アームレストアッセンブリ4においては、アームレストフレーム5の基部に固着された支持部6には、アームレストフレーム5をアームレスト取付ブラケット3に取り付ける取付部材7がその取付筒8を介してアームレストフレーム5と直角方向に支持され、取付筒8の端部の外周には、フック14が4個等間隔に一体に形成され、アームレストフレーム5と直角方向に延びてアームレスト取付ブラケット3にフック係合する機能を有する。
【0009】
前記取付筒8内には、コイルばね9が挿入され、このコイルばね9内にシャフト10が挿入され、その端部にフランジ11付きノブ12が形成されている。取付筒8の開口端部から突出したシャフト10の端部にピン13が圧入により取り付けられ、前記フランジ11とでシャフト10およびコイルばね9の抜止めを行う構造となっている。また、コイルばね9においては、一端が取付筒8の開口端部に形成したノッチ18に係止され、他端がピン13の外周面に係止され、これにより、ピン13が一方向に回転付勢され、4個のフック14のうち、互いに対向する一対のフック14の側縁に形成したノッチ15に係止される構造となっている。
【0010】
一方、前記アームレスト取付ブラケット3には、シャフト10の端部およびピン13を貫挿させる貫挿孔16が形成され、この貫挿孔16の周囲には、フック14を貫挿させるフック孔17が4個等間隔に形成されている。
【0011】
次に、アームレストの着脱機構1の作用を説明する。アームレスト取付ブラケット3にアームレストアッセンブリ4を取り付ける場合、アームレスト取付ブラケット3に取付部材7を側方から接近させて、そのフック14をアームレスト取付ブラケット3のフック孔17に臨ませる。次いで、ノブ12にてシャフト10をコイルばね9の付勢力に抗して回転させる操作により、ピン13を回転させて貫挿孔16に臨ませる。そして、フック孔17にフック14を、貫挿孔16にシャフト10の端部およびピン13をそれぞれ貫挿させて、ノブ12の回転操作を休止すると、コイルばね9の付勢力によりピン13は逆回転してフック14のノッチ15に係止される。これにより、取付部材7は抜け止めされるとともに、回転が拘束されて取付状態がロックされ、アームレストアッセンブリ4の取付けが完了する。
【0012】
アームレスト取付ブラケット3に取り付けられたアームレストアッセンブリ4を取り外す場合、ノブ12にてシャフト10をコイルばね9の付勢力に抗して回転させる操作により、フック14のノッチ15に係止されているピン13を回転させて貫挿孔16の位置に保持すると、抜止めが解除されるので、アームレストアッセンブリ4を側方に引き寄せて取り外す。
【0013】
このように、アームレストアッセンブリ4の取付け・取外しを容易に行うことができるので、シートの外観上の見栄えを変更させることなく、アームレストの着脱性を向上させることができる。また、ノブ12でシャフト10を回転させない限り、ロックが解除されない構造であるので、衝突時にアームレストが外れることがない。
【0014】
【発明の他の実施形態】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものでなく、種々の改変が可能であることは勿論である。例えば、前記実施の形態では、アームレストフレームに取付部材を支持部を介して固着して高さ位置を固定し、高さ調整できないアームレストに適用して説明したが、これに限らず、段階的あるいは無段階に高さ調整可能なアームレストに本発明を適用することもできる。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、アームレストアッセンブリが、アームレスト取付ブラケットにアームレストフレームを取り付ける取付部材と、操作により取付状態のロックおよびロックの解除を行うロック手段とを備えた構造としたので、シートの外観上の見栄えを変更させることなく、アームレストの取付け・取外しを可能にし、着脱性を向上させることができる。また、ロック手段は、ノブでシャフトを回転させない限り、ロックが解除されない構造としたので、衝突時にアームレストが外れることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係るアームレストの着脱機構を示す分解斜視説明図である。
【図2】アームレストの着脱機構を示す正面説明図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面説明図である。
【符号の説明】
1 アームレストの着脱機構
2 シートバックフレーム
3 アームレスト取付ブラケット
4 アームレストアッセンブリ
5 アームレストフレーム
6 支持部
7 取付部材
8 取付筒
9 コイルばね
10 シャフト
11 フランジ
12 ノブ
13 ピン
14 フック
15 ノッチ
16 貫挿孔
17 フック孔
18 ノッチ
Claims (1)
- シートバックフレームの側面に取り付けられたアームレスト取付ブラケットにアームレストアッセンブリを着脱自在に取り付けるアームレストの着脱機構であって、
前記アームレストアッセンブリは、前記アームレスト取付ブラケットにアームレストフレームを取り付ける取付部材と、操作により取付状態のロックおよびロックの解除を行うロック手段と、を備え、
前記ロック手段は、前記取付部材の一部を構成し、前記アームレスト取付ブラケットにフック係合するフックと、前記取付部材内に貫通して設けられるシャフトと、前記シャフトの端部に軸方向と直角方向に取り付けられるピンと、前記ピンを一方向の回転付勢によりフックに係止するコイルばねと、を備え、
前記アームレスト取付ブラケットには、前記シャフトの端部および前記ピンを貫挿させる貫挿孔と、前記フックを貫挿させるフック孔と、を形成したことを特徴とするアームレストの着脱機構。
Priority Applications (1)
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JP26154698A JP4051477B2 (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | アームレストの着脱機構 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP26154698A JP4051477B2 (ja) | 1998-09-16 | 1998-09-16 | アームレストの着脱機構 |
Publications (2)
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---|---|
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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-
1998
- 1998-09-16 JP JP26154698A patent/JP4051477B2/ja not_active Expired - Fee Related
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