JP4050398B2 - 枚葉輪転印刷機における吸引装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、枚葉輪転印刷機の排紙装置に設けられ搬送紙を摺接させながら吸引することにより、紙の速度を減速させるために使用される枚葉輪転印刷機における吸引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
枚葉輪転印刷機において、印刷ユニットで印刷された紙は、圧胴の爪から排紙チェーンの爪にくわえ替えられて搬送され、搬送終端部で爪のくわえから解放されて落下して紙積台上に積載される。このような排紙装置において、搬送される紙は先端を爪でくわえられているだけであるから、紙尻がばたついたりあるいは紙がくわえから解放されて落下するときに走行慣性が残ったりして積載時に紙端が揃わないので、これを防止するために搬送終端部近傍に吸引面を備えた複数個の吸引車を紙幅方向に並設し、爪のくわえから解放された紙を周面に吸着させることにより、紙の走行を減速させることが行われている。この吸引装置には、排紙装置の紙搬送方向の上流側に印刷紙の搬送速度よりも遅い周速度で回転する吸引車が備えられ、この吸引車の周面には吸引エア源に接続されて紙を摺接させながら吸引する吸引面が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の枚葉輪転印刷機における吸引装置では、図7に示すように、吸引車60A,60B間において、紙7の自重によって紙7の中央部がたるむ、いわゆるだれが発生する。このだれが発生すると、排紙装置での紙揃いが悪くなるばかりではなく、紙の幅方向の中央部分に設けられた吸引車60Aの周端縁のエッジ部61,61に紙のだれた部分が摺接したり、また、紙のだれた部分と吸引車60A,60Bを支持するシャフトとが干渉するため傷が付く。特に、両面印刷機においては、吸引車に摺接することによって発生する印刷面の傷を低減させるために、印刷面の余白部分にのみ吸引車を設置しているため、吸引車の数が極力少なくなってしまうので、吸引車間の間隔が大きくなっているとともに、印刷面のない余白部に合わせて吸引車の幅を小さく形成している。このため、片面刷の場合よりも紙のだれが大きくなり、印刷された裏面に傷が付きやすく、品質を低下させていた。
【0004】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、排紙装置での紙揃えを良好にするとともに、品質の向上を図った枚葉輪転印刷機における吸引車装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る枚葉輪転印刷機における吸引装置は、シート状物を排紙する排紙装置と、この排紙装置の紙搬送方向の上流側であって前記シート状物の下側においてシート状物の幅方向に設けられ、吸引エア源に接続され前記シート状物を摺接させながら吸引する複数の吸引面が設けられた枚葉輪転印刷機における吸引装置において、前記複数の吸引面のうち両端に位置する一対の吸引面のみを、これら吸引面の紙搬送方向の下流側の端部が上流側の端部より互いに離間するように設けたものである。
したがって、シート状物の両端部が両端側に位置する一対の吸引面によってシート状物の幅方向に拡げられるように引っ張られる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の枚葉輪転印刷機の排紙装置の側面図、図2は同じく吸引装置の平面図、図3(a)は図2におけるIII(a)-III(a) 線断面図、同図(b)は図2におけるIII(b)-III(b) 線断面図である。図4(a)は図2におけるIV(a)-IV(a) 線断面図、(b)は同図(a)におけるIV(b)-IV(b) 線断面図、図5は図2におけるV-V 線断面図、図6は同じく紙の吸着状態を模式的に示した平面図である。
【0007】
図1において、符号1で示すものは排紙装置であって、この排紙装置1の相対向する一対のフレーム2a,2bの前後には、それぞれ一対のスプロケット3,3、スプロケット4,4(フレーム2a側のスプロケット3,4は図示せず)が回転自在に設けられている。これらスプロケット3,3とスプロケット4,4間には、それぞれ一対の排紙チェーン5,5(フレーム2a側の排紙チェーン5は図示せず)が張架されている。
【0008】
これら一対の排紙チェーン5,5間には、爪竿6が一定の間隔で掛け渡され、各爪竿6には、図示を省略した爪と爪台とからなるくわえ爪装置が設けられている。このような構成において、図示しない印刷装置本体により印刷された紙7は、くわえ爪装置にくわえられた状態で排紙チェーン5の走行により図中矢印A方向に搬送され、搬送終端部でくわえ爪装置から解放されて紙積台8上に落下し積載される。紙積台8上に落下して積載される紙7は、前端を紙当て9に当接させて天地方向が揃えられ、左右方向を横寄せ板10によって揃えられる。このような排紙装置1の搬送終端部の上流側には、搬出され紙積台8へと移される紙7の走行慣性を低減するための吸引装置12が設けられている。
【0009】
以下、図2に基づいて吸引装置12を説明する。
吸引装置12には、相対向する一対のフレーム15,16が備えられ、これらフレーム15,16間には、一対のステー17,18が掛け渡され、図示を省略した駆動装置によって吸引装置12を紙7の天地方向への移動を伝える軸19が横架されている。20は両フレーム15,16間に回転自在に支持された駆動軸であって、この駆動軸20のフレーム16から突出した突出端部には、フレーム16に固定されたモータ21の軸22がカップリング23を介して連結されている。
【0010】
ステー17には、吸引車30A,30B,30Cがそれぞれ設けられた3個の吸引車ユニット25A,25B,25Cが支持されている。まず、これら吸引車ユニットのうち、中央に位置する吸引車ユニット25Aについて、図3(a)に基づいて説明する。
吸引車ユニット25Aは、吸引車30Aと、この吸引車30Aを回転自在に支持するとともに吸引エアの通路を形成する一対のダクト部材31,31と、これらダクト部材31と吸引車30Aとの間に介在する一対の蓋部材32,32とによって構成されている。
【0011】
吸引車30Aには、両側面および周端面が開口したスリット状の多数のエア通路30aが吸引車30Aの回転方向に等ピッチに形成され、周端面の開口は吸引孔30bを形成し、この吸引孔30bも吸引車30Aの周方向に等ピッチに多数設けられている。蓋部材32は平板状部材によって外径が吸引車30Cの外径と略同じに形成され、上部側に側面視半円形の窓32aが穿設されている。ダクト部材31は一方の側面が開口した中空部31aが形成され、この中空部31aの下部側に、図示しないエア管に一端側が接続されたホース40の他端が接続されている。
【0012】
このような構成において、一対の蓋部材32,32は、一対のダクト部材31,31のそれぞれに止ねじ33によって固定されている。吸引車30Aはこれら一対の蓋部材32,32に挟持されるようにして、一対のダクト部材31,31の中心孔に嵌挿され止ねじ35によってダクト部材31に固定された軸34Aに、ベアリングを介して回転自在に支持されている。このような構成の吸引車ユニット25Aは、一対のダクト部材31,31がボルト37によって取付台38に固定されることによって、この取付台38を介してステー17に取り付けられている。また、吸引車30Aのエア通路30a、蓋部材32の窓32a、ダクト部材31の中空部31aが連通され、この吸気孔30b周辺の外気は、エア通路30a、窓32a、中空部31aおよびホース40を介して吸引エア源に吸引され、紙7が吸引車30Aの周面に吸着されるように構成されている。このようにして取り付けられた吸引車ユニット25Aの吸引車30Aは、図2に示すように、紙搬送方向の上流側と下流側の両端部とが紙の紙搬送方向Aと同じ方向に位置付けられている。
【0013】
吸引車ユニット25Bと吸引車ユニット25Cとは、紙搬送方向の下流側の端部の傾き方向が異なるように左右対称に組み付けられているだけで他の構造は同じであるので、以下、吸引車ユニット25Cについてのみ、図3(b)に基づいて説明する。
吸引車ユニット25Cは、吸引車30Cと、上述したダクト部材31と、これらダクト部材31と吸引車30Cとの間に介在する上述した蓋部材32とによって構成されている。吸引車30Cには、一方の側面と周端面とが開口したスリット状の多数のエア通路30aが吸引車30Cの回転方向に等ピッチに形成され、周端面の開口は吸引孔30bを形成し、この吸引孔30bも吸引車30Cの周方向に等ピッチに多数設けられている。
【0014】
このような構成において、蓋部材32は、窓32aが中空部31aに対向するようにして、ダクト部材31に止ねじ33によって固定されている。ダクト部材31の中心孔には軸34Cが嵌挿され、この軸34Cは止ねじ35によってダクト部材31に固定されており、この軸34Cにベアリングを介して吸引車30Cは回転自在に支持されている。このような構造の吸引車ユニット25Cは、ダクト部材31がボルト37によって取付台38に固定されることによって、この取付台38を介してステー17に取り付けられている。また、吸引車30Cのエア通路30a、蓋部材32の窓32a、ダクト部材31の中空部31aが連通され、吸引車30Cの吸気孔30b周辺の外気は、エア通路30a、窓32a、中空部31aおよびホース40を介して吸引エア源に吸引され、紙7が吸引車30Cの周面に吸着されるように構成される。そして、このようにして取り付けられた吸引車30Cは、図2に示すように、紙7の紙搬送方向Aの下流側の端部が、紙7の紙搬送方向Aに対して角度αだけ紙の幅方向の外側に傾けられている。
【0015】
図2中左側に設けられた吸引車ユニット25Bの吸引車30Bは、紙7の紙搬送方向Aの下流側の端部が、紙7の紙搬送方向Aに対して角度αだけ紙の幅方向の搬送方向の下流側に向かって拡がるように外側に傾けられている。すなわち、左右の吸引車ユニット25B,25Cの吸引車30Bと吸引車30Cとは、紙7の紙搬送方向Aの下流側の両端部が、紙7の紙搬送方向Aに対して互いに離間する方向に傾けられている。
【0016】
次に、図3(b)、図4、図5に基づいて吸引車30B,30Cを回転駆動する構造を説明する。
図3(b)に示すように、吸引車ユニット25Cに近接して取付台38には、ボルト43によって支持部材42が取り付けられ、この支持部材42は、図2に示すように、紙7の紙搬送方向Aと反対方向に駆動軸20まで延設されている。この延設部には、図4(a)に示すように、貫通孔42aが形成され、この貫通孔42aの内径は、駆動軸20の外径よりも大きく形成されており、この内周部にベアリング46が設けられている。
【0017】
図4において、47は駆動軸20に嵌挿されたスリーブであって、大径部と小径部とからなり係合部47aが形成され、小径部の端部の互いに対向する部位の一部が切り欠かれて二股状に形成され、同図(b)に示す正面視において互いに対向する円弧状の一対の回転伝達部47b,47bが形成されている。このスリーブ47の小径部は、上述した支持部材42の貫通孔42aにベアリング46を介して嵌挿され、貫通孔42aがスリーブ47の係合部47aと抜け止めリング部材48とで挟持されることによって、貫通孔42aに対するスリーブ47の軸方向の移動が規制されている。
【0018】
スリーブ47の回転伝達部47b,47b間には、一対の円弧状の保持部材49,49が介装され、この保持部材49の外径は回転伝達部47bの外径よりもわずかに大きく形成されている。この保持部材49の外周部には、両端部に一対の把持部50a,50aが設けられたコイルスプリング50が巻回され、保持部材49はこのコイルスプリング50の締付力によって駆動軸20に圧接されている。したがって、このコイルスプリング50の締付力によって、保持部材49は駆動軸20の回転に追従して一体的に回転し、一対の保持部材49,49間に設けられた一対の回転伝達部47b,47bも回転するので、駆動軸20の回転はスリーブ47に伝達される。
【0019】
スリーブ47の大径部には、図5に示すように、スリーブ47と一体的に回転するギア51が嵌合固定され、このギア51の歯は吸引車30Cの吸引孔30bと同じピッチで形成され、この吸引孔30bに噛合している。したがって、駆動軸20がモータ21によって回転すると、保持部材49,スリーブ47を介してギア51が回転するので、吸引車30cもダクト部材31の軸34Cを回転中心として回転する。この場合、ギア51と吸引車30Cの回転軸である駆動軸20と軸34Cとが平行ではなく、角度αだけ傾いてはいるが、吸引孔30bが長方形の開口であり、かつギア51の歯の先端が面取りされていることにより、吸引車30Cを回転させるのに支障をきたすようなことはない。
【0020】
他方の吸引車30Bも、吸引車30Cを回転駆動させる構造と同じ構造によってギア51を介して回転伝達される。中央の吸引車30Aの吸引孔30bには、駆動軸20に直接軸着したスリーブ52に嵌合固定されたギア51の歯が噛合し、吸引車30Aが回転駆動されるように構成されている。
【0021】
このように、紙7の搬送方向Aに対して角度αだけ傾いた吸引車30Cを回転駆動させるのに、駆動軸20と一体的に回転するギア51の歯を、吸引車30Cの吸引孔30bに直接噛合させるようにしたことにより、部品点数が削減され構造が簡素化される。また、1本の駆動軸20によって、紙7の搬送方向Aに対して傾いた吸引車30B,30Cと傾いていない吸引車30Aとの両方を回転駆動させることができるので、装置の小型化を図ることができる。
【0022】
次に、このような構成枚葉輪転印刷機の吸引車装置における搬送される紙7の吸引動作を説明する。
印刷後、爪竿6に支架された図示を省略したくわえ爪装置にくわえられて排紙紙積台8方向(図中矢印A方向)へ搬送される紙7は、くわえ端が吸引車30A,30B,30Cを過ぎると紙7はこれら吸引車30A,30B,30Cに摺接して走行する。このとき、モータ21が回転しており、駆動軸20も回転し、スリーブ47,47,52を介して3個のギア51,51,51が回転するので、3個の吸引車30A,30B,30Cが回転する。また、図示を省略した吸引エア源が始動されていて、吸引車30A,30B,30Cの周辺の外気が吸引孔30bに吸引されるので、紙7は吸引車30A,30B,30Cの周面に吸着されながら搬送される。したがって、紙の速度がくわえ側の搬送速度よりも遅くなり、紙7が緊張して走行慣性が減衰するので、紙積台8上への落下積載時の紙揃いが良好になる。
【0023】
ここで、図6に示すように、両端の一対の吸引車30B,30Cの紙搬送方向Aの下流側の端部が互いに離間するように設けられているので、これら吸引車30B,30Cの周面に吸着されながら搬送される紙7の両端部は、図中矢印B方向に搬送される。したがって、紙7は紙7の幅方向である矢印C方向に引っ張られながら搬送されることになり、紙7の中央部のだれが矯正されて、紙7は略水平状態を保って3個の吸引車30A,30B,30Cに吸着される。したがって、搬送中に中央の吸引車30Aの周端縁のエッジ部もしくは吸引車30A,30B,30Cを支持するシャフトと紙のだれた印刷面との干渉による紙7の裏面に付く傷の量が大幅に低減され、印刷品質が向上する。
【0024】
【実施例】
角度αを5°としているが、わずかでも傾斜すればよく、また、角度αを大きくすればするほど紙7に緊張を与えることが可能である。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、両端側の一対の吸引車によって、シート状物の両端部がシート状物の幅方向に拡がるように引っ張られることにより、シート状物の中央部が緊張し水平状態になるので、中央に設けた吸引車の周端縁によって、もしくは吸引車30A,30B,30Cを支持するシャフトと紙のだれた印刷面との干渉によってシート状物に傷が付くのを防止でき、シート状物の品質が向上するとともに、排紙装置におけるシート状物の揃いも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る枚葉輪転印刷機の排紙装置の側面図である。
【図2】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における吸引装置の平面図である。
【図3】 (a)は図2におけるIII(a)-III(a) 線断面図、(b)は図2におけるIII(b)-III(b) 線断面図である。
【図4】 (a)は図2におけるIV(a)-IV(a) 線断面図、(b)は同図(a)におけるIV(b)-IV(b) 線断面図である。
【図5】 図2におけるV-V 線断面図である。
【図6】 本発明に係る枚葉輪転印刷機における吸引装置の吸引車上で搬送される印刷物の状態を模式的に示した平面図である。
【図7】 従来の枚葉輪転印刷機における吸引装置の吸引車上で搬送される印刷物の状態を示す模式図で、(a)は斜視図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1…排紙装置、7…紙、12…吸引装置、20…駆動軸、25A,25B,25C…吸引車ユニット、30A,30B,30C…吸引車、30b…吸引孔、31…ダクト部材、40…ホース、42…支持部材、47…スリーブ、50…コイルスプリング、51…ギア。
Claims (4)
- シート状物を排紙する排紙装置と、この排紙装置の紙搬送方向の上流側であって前記シート状物の下側においてシート状物の幅方向に設けられ、吸引エア源に接続され前記シート状物を摺接させながら吸引する複数の吸引面が設けられた枚葉輪転印刷機における吸引装置において、前記複数の吸引面のうち両端に位置する一対の吸引面のみを、これら吸引面の紙搬送方向の下流側の端部が上流側の端部より互いに離間するように設けたことを特徴とする枚葉輪転印刷機における吸引装置。
- シート状物の幅方向に延設されたステーと、
このステーに支持され前記吸引面を支持する取付台と、
シート状物の幅方向に延設された駆動軸と、
この駆動軸の駆動を前記吸引面に伝達するスリーブと、
このスリーブと前記取付台とを連結する支持部材とを備えたことを特徴とする請求項1記載の枚葉輪転印刷機における吸引装置。 - 前記吸引面は前記取付台に回転可能に支持された吸引車の吸引面であり、
この吸引面に開口する複数の吸引孔が前記吸引車の周方向に等ピッチで形成され、
前記駆動軸の回転により前記スリーブを介して回転し前記吸引車を回転させるギアを設け、
このギアの歯は前記複数の吸引孔と同じピッチで形成され、このギアの歯が前記吸引車の吸引孔に直接噛合することを特徴とする請求項2記載の枚葉輪転印刷機における吸引装置。 - 前記吸引孔が長方形の開口であり、
前記ギアの歯の先端が面取りされていることを特徴とする請求項3記載の枚葉輪転印刷機における吸引装置。
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