JP4050347B2 - カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents

カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4050347B2
JP4050347B2 JP29064896A JP29064896A JP4050347B2 JP 4050347 B2 JP4050347 B2 JP 4050347B2 JP 29064896 A JP29064896 A JP 29064896A JP 29064896 A JP29064896 A JP 29064896A JP 4050347 B2 JP4050347 B2 JP 4050347B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
color filter
substrate
liquid crystal
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29064896A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10133194A (ja
Inventor
光敏 宮坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP29064896A priority Critical patent/JP4050347B2/ja
Publication of JPH10133194A publication Critical patent/JPH10133194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4050347B2 publication Critical patent/JP4050347B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパーソナルコンピュータやプロジェクターやビューファインダー等の機器に用いられるカラー液晶表示装置、それに使用可能なカラーフィルター、およびこのカラーフィルターの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
2枚の透明基板の間に封入した液晶を各透明基板に形成した共通電極と画素電極との間で駆動する液晶表示装置のうち、たとえばアクティブマトリックス型のカラー液晶表示装置では、多結晶シリコン、アモルファスシリコン等から構成した薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor/以下、TFTという。)やMIM(Metal-Insulator-Metal )素子等の非線形素子を介して液晶の駆動を行う。カラー液晶表示装置では、図9に示すように、液晶30を封入した2枚の透明基板10、20のうち透明基板10上には、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の着色層からなるカラーフィルター層13R、13G、13Bによってカラーフィルター130Qが構成されている。3色のカラーフィルター層13R、13G、13Bの間には色と色の隙間を遮光するためのブラックマトリックス120Qが形成され、カラーフィルター層13R、13G、13B上には共通電極11QとなるスパッタITO膜が形成されている。一方、透明基板20上には画素電極22と、画素電極22への信号電圧の供給を制御するTFT22などの駆動素子が形成されている。
【0003】
上記カラー液晶装置の構成要素のうち、カラーフィルター130Qを製造する際には、透明基板10上に例えばクロム等の金属からなる遮光膜を形成した後、周知のフォトリソグラフィー技術を用いてこれを格子状にパターニングし、ブラックマトリックス120Qとする。次にカラーフィルター層13R、13G、13Bを形成するが、カラーフィルター層13R、13G、13Bの代表的な形成法としては、染色法、顔料分散法等がある。染色法は、染色基材となるレジストを塗布、パターニング後、染色液中に浸漬してレジストを染色する方法である。顔料分散法は、予め着色した顔料レジストを塗布、パターニングする方法である。
【0004】
しかしながら、従来のいずれの方法を用いてカラーフィルター130Qを製造してもカラーフィルター層13R、13G、13Bの形成には各色分、すなわち3回のフォトリソグラフィー工程が必要であり、ブラックマトリックス120Qの形成も合わせると4回のフォトリソグラフィー工程が必要である。従って、この方法ではカラーフィルター130Qの製造に多大な手間や時間がかかると同時に、フォトリソグラフィー工程の設備コストが莫大なものとなる。
【0005】
そこで、インクジェット法を用いてカラーフィルター層13R、13G、13Bを形成する方法が特開平1−217302号公報、特開平7−72325号公報、特開平7−146406号公報等に開示されている。インクジェット法とは、カラー印刷に広く用いられるインクジェットプリンタをカラーフィルター130Qの製造に応用したものであって、ノズル毎に異なる色のインクを噴出することで3色のカラーフィルター層13R、13G、13Bの形成が同時に行なえるという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインクジェット法によるカラーフィルター130Qの形成は、例えば各種の樹脂等からなるインク受容層を3色のインクで着色するものであるため、各色毎の着色部を微細に加工することが不可能であり、色にじみが避けられないという問題点がある。
【0007】
そこで本発明の課題は、上記の問題点を解消することにあり、インクジェット法を用いて色素材を定着させてカラーフィルター層とするタイプのカラーフィルターにおいて、色にじみの発生しない構成を提供することにある。また、本発明の課題は、このようなカラーフィルターを用いた液晶表示装置およびカラーフィルターの製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のカラーフィルターは、基板上で有色領域を区画形成する、遮光性導電膜と前記遮光性導電膜の下層に形成された酸化膜とを有する線状の突条部と、前記有色領域内にインクジェット法により定着された色素材と、該色素材および前記突条部を覆うように前記基板の表面側に塗布成膜された導電性透明塗布膜とを有し、前記突条部がテーパを有することを特徴とする。
【0009】
本発明では、基板上に突条部で区画形成された有色領域内に色素材を定着させているため、この色素材(インク)をインクジェット法で注入する際に突条部がダムとして機能する。従って、色素材が透光領域内からはみ出ないので、色にじみのないカラーフィルターを製造できる。また、突条部は遮光性導電膜から構成されているので、そのままブラックマトリックスとして用いることができる。ここで、突条部を色素材に対するダムとして用いる以上、所定の高さが必要である。従って、カラーフィルターを形成した後、その表面にスパッタ法でITO膜などを共通電極として形成すると、突条部に起因する凹凸がそのまま共通電極の表面に現れてしまう。しかるに本発明では、カラーフィルターの表面に形成する共通電極を塗布成膜法で形成した導電性透明塗布膜から構成する。このような塗布成膜法で形成した共通電極であれば段差被覆性と平坦性に優れているため、ダムとして機能するのに十分な高さの突条部を形成しても、表面が平坦な共通電極を形成できる。それ故、セルギャップが小さくて表示品位が高い液晶表示装置を実現できる。但し、導電性透明塗布膜は段差被覆性に優れている代わりに、スパッタ法で成膜した導電膜と比較するとシート抵抗が高い。それでも本発明では、導電性透明塗布膜の下層側に遮光性導電膜が形成されているので、導電性透明塗布膜を共通電極として用いたときにシート抵抗が高いことを十分に補うことができる。
【0010】
本発明では、前記色素材の下層はシリコン酸化膜が形成されていることが好ましい。このように構成すると、色素材をインクジェット法で塗布する際の下地は親水性のシリコン酸化膜である。これに対して、突条部として用いられるドープト半導体膜や表面を導電性撥水膜で覆われた金属膜は撥水性である。従って、突条部で区画形成された透光領域から水性の色素材がはみ出ようとするのを確実に防止できるので、カラーフィルターの色にじみをより確実に防止できる。
【0011】
本発明では、前記導電性透明塗布膜は塗布ITO膜から構成されていることを特徴とする。
【0012】
本発明では、前記遮光性導電膜は、不純物が導入されたドープト半導体膜から構成されているか、又は金属膜から構成されていることを特徴とする。
【0013】
本発明の液晶表示装置は、上記のいずれかに規定するカラーフィルターを備える第1の基板と、前記有色領域に対応する領域に画素電極が形成された第2の基板と、該第2の基板と前記第1の基板との隙間内に充填された液晶層とを有し、前記突条部をブラックマトリックスとして用いるとともに、前記導電性透明塗布膜を前記画素電極との間で前記液晶層を駆動するための共通電極として用いることを特徴とする。
【0014】
本発明のカラーフィルターは、透明基板上に少なくとも酸化膜と前記酸化膜の上層に形成された導電膜とを有し、テ−パ形状を有する突条部を形成する第一工程と、該突条部で区画形成された透光領域内にインクジェット法を用いて色素材を注入し乾燥させて該色素材を定着させる第二工程と、前記色素材および前記突条部を覆うように前記透明基板の表面側に導電性透明塗布膜を形成する第三工程とを有することを特徴とする。
【0015】
この場合に前記第三工程では、前記導電性透明塗布膜を形成するための前駆体を前記色素材および前記突条部を覆うように前記透明基板の表面側に塗布成膜した後、前記前駆体に化学反応を生じさせて前記導電性透明塗布膜を形成することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の代表的な実施の形態を説明する。
【0017】
図1は、本発明を適用したカラーフィルターを備えた液晶表示装置の概略構成図、図2は、この液晶表示装置の概略断面図である。なお、本形態に係るカラーフィルターおよび液晶表示装置の説明において、図9に示した従来のカラーフィルターおよび液晶表示装置と共通する機能を有する部分には同一の符号を付して、説明の重複を避けてある。
【0018】
図1に示す液晶表示装置1は、アクティブマトリックス型のカラー液晶表示装置であり、溶融石英基板や無アルカリガラス等からなる第1の透明基板10および第2の透明基板20の間に封入した液晶30を各透明基板10、20に形成した共通電極11と画素電極21との間で駆動するタイプのものである。この液晶表示装置1では、第2の透明基板20上で多結晶シリコン等から構成したTFT22を介して液晶30の駆動を行う。
【0019】
この液晶表示装置1では、図2に示すように、第1の透明基板10上には下地層としてのシリコン酸化膜16が形成されている。このシリコン酸化膜16の表面には、線状にパターニングされた複数条のP型ドープト半導体膜(遮光性導電膜)からなる格子状の突条部12と、これらの突条部12で区画形成された透光領域19(有色領域)内に定着された赤(R)、緑(G)、青(B)の3色のインク(色素材)からなるカラーフィルター層13R、13G、13Bとが形成され、これらのカラーフィルター層13R、13G、13Bによって第1の透明基板10にはカラーフィルター130が構成されている。
【0020】
突条部12を構成する半導体膜は、膜厚が1μm以上あって可視光に対して遮光性を有しており、黒く見えることから、3色のカラーフィルター層13R、13G、13Bの間において色と色の隙間を遮光するためのブラックマトリックス120として用いられる。突条部12を構成する半導体膜は、可視光を遮光できる膜厚であればよい。但し、本形態では、後述するように、カラーフィルター層13R、13G、13Bを構成するためのインクをインクジェット法により透光領域19内に注入する際に、突条部12をインクが透光領域19から流れ出すのを防止するためのダムとしても利用することから、1μm程度から5μmの厚さに設定してある。
【0021】
第1の透明基板10の表面側全体には、カラーフィルター層13R、13G、13Bおよび突条部12を覆う共通電極11として用いられるITO膜が形成されている。このITO膜は従来と違い、塗布成膜法で形成した導電性透明塗布膜(塗布ITO膜)である。
【0022】
第2の透明基板20上には、第1の透明基板10の透光領域19に対応する領域に形成されたITO膜からなる画素電極21と、画素電極21への信号電圧の供給を制御するTFT22(駆動素子)が形成されている。このTFT22としては周知の構造のものを用いることができる。従って、TFT22については、その詳細な説明を省略するが、TFT22は、第2の透明基板20の表面側にシリコン酸化膜からなる下地保護膜23を形成した後、この下地保護膜23の表面にアモルファスシリコン膜を形成し、このアモルファスシリコン膜にレーザアニールや急速加熱処理などを施して多結晶化したものなどから構成される。
【0023】
このような構成の液晶表示装置1の製造方法のうち、第1の透明基板10にカラーフィルター130、ブラックマトリックス120、および共通電極11を形成するまでの工程を、図3を参照して説明する。
【0024】
図3は、ブラックマトリックス一体型カラーフィルターの製造方法を示す工程断面図である。
【0025】
[下地膜形成工程]
まず、図3(A)に示すように、第1の透明基板10の表面にPECVD(Plasma-Enhanced Chemical Vapor Deposition )法を用いて膜厚が3600オングストローム程度のシリコン酸化膜16を形成する。この際のPECVDの条件は、原料ガスをSiH4 /N2 Oとし、平行平板型PECVD装置を用い、RF周波数13.56MHz 、RFパワー900W 、電極間間隔24mm、圧力1.5Torr、SiH4 ガス流量250sccm、N2 Oガス流量7000sccm、デポレート1200オングストローム/分、デポ時間3分とする。なお、シリコン酸化膜16の膜厚は2000オングストローム〜2μm程度の範囲とすることができる。
【0026】
[突条部形成工程/第一工程]
次にシリコン酸化膜16表面全体にドープト半導体膜121を形成した後、周知のフォトリソグラフィー技術を用いてドープト半導体膜121の表面に突条部形成用のレジストマスク41を形成する。ドープト半導体膜121の形成にあたっては、PECVD法を用いて膜厚3μm程度のドープトアモルファスシリコン膜を形成し、それにレーザアニールまたは急速加熱処理を施して多結晶化したり、あるいはN型若しくはP型の不純物イオンをアモルファスシリコン膜に対して打ち込んでドープトシリコン膜を形成し、しかる後に結晶化を進める。この際のPECVDの条件としては、たとえば、原料ガスをSiH4 /Arとし、平行平板型PECVD装置を用い、RF周波数13.56MHz 、RFパワー600W 、電極間間隔12mm、圧力1.0Torr、SiH4 ガス流量500sccm、水素中に1%希釈されたB26 ガス500sccm、Arガス流量7000sccm、デポレート1800オングストローム/分とする。
【0027】
しかる後にドープト半導体膜121に対してエッチングを行って、図3(B)に示すように、ドープト半導体膜121を格子状に残して突条部12を形成する。その結果、突条部12によって透光領域19が区画形成される。その後、フォトレジスト41を除去する。
【0028】
この際には、ドープト半導体膜121のエッチングにCDE(Chemical Dry Etching)法を用い、テーパエッチングを行ってもよい。この際のCDEの条件としては、エッチングガスをCF4 /O4 とし、マイクロ波プラズマエッチング装置を用い、周波数2.54GHz 、マイクロ波パワー700W 、圧力30Pa、CF4 ガス流量990sccm 、O2 ガス流量90sccm、エッチングレート2500オングストローム/分、エッチング時間12分とする。この条件でエッチングを行うと、図4(A)に示すように、突条部12はテーパ角が60°〜80°程度のテーパエッチングされた形状となる。このようにしてテーパエッチングを行うと、突条部12で区画形成された透光領域19は、底面側から開口側に向かって幅が拡張された形状となる。それ故、後述する色素材定着工程でインクを注入する際に透光領域19内にインク51R、51G、51Bを注入しやすいという利点がある。
【0029】
また、図3(B)に示す工程では、ドープト半導体膜121をエッチングして突条部12を形成する際、ドープト半導体膜121だけでなく、下地のシリコン酸化膜16をもエッチングしてよい。この場合には、図4(B)に示すように、深くエッチングした分だけ、突条部12が相対的に高くなる。従って、後述する色素材定着工程においてインクを注入する際に、突条部12で区画形成された透光領域19内に注入したインク51R、51G、51Bがさらにはみ出しにくいという利点がある。
【0030】
さらに、図3(B)に示す工程では、ドープト半導体膜121をエッチングして突条部12を形成する際、図4(C)に示すように、ドープト半導体膜121およびシリコン酸化膜16に加えて、第1の透明基板10の表面をもエッチングして、突条部12をより相対的に高くし、後述する色素材定着工程においてインクを注入する際に、突条部12で区画形成された透光領域19内に注入したインク51R、51G、51Bがそこからよりはみ出しにくくしてもよい。このような構成は、突条部12を特にドープトシリコン膜から構成した場合に有利である。すなわち、アモルファスシリコン膜は、厚くなると剥がれやすくなるという性質をもっている。また、アモルファスシリコン膜は、成膜に比較的長い時間を要する。しかるに突条部12を形成する際に、その下地にあるシリコン酸化膜16、さらには第1の透明基板10をもエッチングすると、突条部12を相対的に高くできる分、ドープトシリコン膜(アモリファスシリコン膜)を薄くしてもよい。たとえば、4μm〜7μmの突条部12を形成するのに、シリコン酸化膜16と第1の透明基板10とを合わせて3μm〜6μmエッチングすると、アモルファスシリコン膜の膜厚を1μm程度に抑えることができ、このような膜厚であれば、アモルファスシリコン膜の剥がれを防止できるとともに成膜時間を短縮できる。しかも、ドープトシリコン膜は1μmあるので、遮光機能を充分に果たす。
【0031】
[色素材定着工程/第二工程]
次に図3(C)に示すように、突条部12によって区画形成されている透光領域19内にR、G、Bの各インク51R、51G、51Bをそれぞれ注入する。この際には、一般のインクジェットプリンタを用いることができるが、プリンタヘッド50のR、G、Bの各ノズル52R、52G、52Bの間隔は、隣接する透光領域19の中心間の距離に一致するように調整しておく。
【0032】
すなわち図5に、突条部12で区画形成された透光領域19の平面構造を拡大して示すように、透光領域19の寸法はたとえば250μm×80μm程度であり、突条部12の幅は5μm〜20μm程度である。従って、プリンタヘッド50の各ノズル52R、52G、52Bの間隔は85μm〜100μm程度とすればよい。また、使用するインクジェットプリンタの解像度が360dpi の場合、インク1ドットの径は70μm〜100μm程度であるから、平面的な寸法だけから見ると、1つの透光領域19内にインク51R、51G、51Bを3ドットずつ注入することができる。ここで、インク1ドットの占める体積は通常決まっているが、透光領域19の平面寸法も液晶表示装置毎にたとえば250μm×80μmと定まっている。従って、インクが多過ぎたり、少な過ぎたりしないように、突条部12の高さとインクの注入ドット数を適宜最適条件に設定する。但し、突条部12からインク51R、51G、51Bがはみ出ると、カラーフィルター130に色にじみが発生するため、本形態では、突条部12を数μmとやや厚めに形成してインク51R、51G、51Bのはみ出しを防止してある。
【0033】
ここで用いることのできるインクの種類としては、たとえば表1に示すようなものがあげられる。
【0034】
【表1】
Figure 0004050347
【0035】
この表1に示すように、顔料系インク、染料系インクのいずれを用いてもよいが、インクに色素材として求められる特性としては、カラーフィルター層13R、13G、13Bとなった時にその機能を満たすことは勿論、インクジェットプリンタに適応できるように、粘度が10cps 以下、表面張力が30dyne/cm 前後の特性を有する必要がある。なお、表1中の「湿潤剤」、「浸透剤」とは、インクの表面張力を低下させて濡れ性を高めるために含有させるものである。
【0036】
図3(C)に示すようにインク51R、51G、51Bの注入を終えた後には、第1の透明基板10全体をオーブン内で加熱して、インク51R、51G、51Bを乾燥、定着させる。その条件としては、空気中雰囲気、温度110℃、時間10分とする。なお、雰囲気は窒素雰囲気でもよく、温度は80℃〜140℃程度、時間は10分〜1時間程度でよい。この工程を経てインク51R、51G、51Bが乾燥すると、図3(D)に示すように、表面が平坦化した3色のカラーフィルター層13R、13G、13Bが形成される。
【0037】
[導電性透明塗布膜形成工程/第三工程]
次に図3(E)に示すように、カラーフィルター層13R、13G、13Bおよび突条部12を覆うように第1の透明基板10の表面側全体に塗布ITO膜からなる共通電極11を塗布成膜する。
【0038】
この塗布成膜にあたっては、各種の液状またはペースト状の塗布材(透明導電膜の前駆体)を用いることができる。これらの塗布材のうち、液状のものであればディップ法やスピンコート法などを用いることができ、ペースト状のものであればスクリーン印刷法などを用いることができる。本形態で用いた塗布材は、有機インジウムと有機スズとがキシロール中に97:3の比率で8%配合された液状のもの(たとえば、旭電化工業株式会社製の商品名:アデカITO塗布膜/ITO−103L)であり、第1の透明基板10の表面側全体にスピンコート法で塗布できる。ここで、塗布材としては、有機インジウムと有機スズとの比が99/1から90/10までの範囲にあるものを使用することができる。
【0039】
本形態では、第1の透明基板10の表面側に塗布した液状またはペースト状の塗膜については、溶剤を乾燥、除去した後、熱処理装置内で熱処理を行う。このとき熱処理条件としては、たとえば、温度が250℃〜500℃、好ましくは250℃〜400℃の空気中あるいは酸素含有雰囲気中で30分から60分の第1の熱処理(焼成/化学反応)を行った後、温度が200℃以上、好ましくは200℃〜350℃の水素含有の非酸化性雰囲気中で30分から60分の第2の熱処理を行う。いずれの場合でも、第1の熱処理で安定化した皮膜が熱劣化しないように、第2の熱処理での処理温度は第1の熱処理での処理温度よりも低く設定する。このような熱処理を行うと、有機成分が除去されるとともに、塗膜はインジウム酸化物と錫酸化物の混合膜(塗布ITO膜)となる。その結果、膜厚が約500オングストローム〜約2000オングストロームの塗布ITO膜は、シート抵抗が102 Ω/□〜104 Ω/□で、光透過率が90%以上となり、共通電極11を構成することができる。
【0040】
しかる後には基板温度が200℃以下になるまで第1の透明基板10を第2の熱処理を行った非酸化性雰囲気中、あるいはその他の非酸化性雰囲気中に保持し、基板温度が200℃以下になった以降、第1の透明基板10を熱処理装置から大気中に取り出す。このように第1の透明基板10の温度が約200℃以下に低下した後に大気にさらすのであれば、水素含有雰囲気下での第2の熱処理での還元により低抵抗化した皮膜が再び酸化してしまうことを防止できるので、シート抵抗の小さな塗布ITO膜を得ることができる。
【0041】
このようにして、第1の透明基板10の表面側に、カラーフィルター層13R、13G、13Bからなるカラーフィルター130、突条部12からなるブラックマトリックス120、および塗布ITO膜からなる共通電極11を形成する。しかる後、図2に示すように、第1の透明基板10と、すでにTFT22や画素電極21を形成した第2の透明基板20とを微小な隙間(セルギャップ)を保持して張り合わせ、その隙間に液晶30を注入すると、液晶表示装置1が完成する。
【0042】
以上詳述した本形態に係るカラーフィルター130およびその製造方法は、次のような利点を有している。
【0043】
(1) カラーフィルター130の製造にインクジェット法を用い、しかも、プリンタヘッド50の各ノズル52R、52G、52Bの間隔を、隣接する透光領域19の中心間の距離に一致させたため、透光領域19内にインクインク51R、51G、51Bを高速で注入することができる。従って、カラーフィルター130全体の製造に要する時間を見ても、4回のフォトリソグラフィー工程を要した従来の方法と比べて格段に短縮することができる。また、完成したカラーフィルター130にインク51R、51G、51Bが注入されていない部分、いわゆる欠陥があったような場合、インクジェット法であれば、その個所にのみ再度インク51R、51G、51Bを注入することができ、欠陥を補修することが可能である。さらに、カラーフィルター層13R、13G、13Bの形成に関しては、使用する装置がインクジェットプリンタとインク乾燥用のオーブンのみで済むため、設備コストを低く抑えることが可能となる。すなわち、本形態によれば、カラーフィルター130の製造にインクジェット法を応用した際の製造上の大きな利点を最大限活かすことができる。
【0044】
(2) インク51R、51G、51Bの注入を行う際に突条部12が、いわゆるインクを収容するための槽を構成し、このインク収容槽内にインクを注入するようになっているので、インク51R、51G、51Bが他の透光領域19にはみ出ない。従って、インク51R、51G、51B(カラーフィルター層13R、13G、13B)が所定の透光領域19内に各々閉じ込められた状態にあるため、色にじみのないカラーフィルター130を実現することができる。それ故、表示品位の高い液晶表示装置1を実現することができる。
【0045】
(3) インク51R、51G、51Bの注入を行う際のはみ出しを確実に防止するために突条部12を高くしても、その表面側は段差被覆性や平坦性に優れた導電性透明塗布膜である塗布ITO膜(共通電極11)で覆われる。従って、共通電極11の表面には突条部12に起因する凹凸がない。それ故、セルギャップが5μm以下の液晶表示装置1にも適応することができる。
【0046】
(4) 但し、導電性透明塗布膜(塗布ITO膜)は段差被覆性に優れている代わりに、スパッタ法で成膜したITO膜と比較するとシート抵抗が高い。それでも本形態では、導電性透明塗布膜から構成した共通電極11の下層側にドープト半導体膜(遮光性導電膜)からなる突条部12が形成されているので、塗布ITO膜を共通電極11として用いたときにシート抵抗が高いのを十分に補うことができる。
【0047】
(5) インク51R、51G、51Bの成分の多くは溶媒である水であるが、インク51R、51G、51Bをインクジェット法で注入する際の下地(底面側)は親水性のシリコン酸化膜16である。これに対して、突条部12として用いられるドープトシリコン膜は撥水性である。従って、突条部12で区画形成された透光領域19にはインク51R、51G、51Bが入りやすく、かつ、一旦入るとそのまま保持され、他の透光領域19にインク51R、51G、51Bがはみ出ることがない。それ故、カラーフィルター130の色にじみをより確実に防止できる。
【0048】
(6) カラーフィルター層13R、13G、13Bは、ドープト半導体膜からなる突条部12や塗布ITO膜からなる共通電極11に覆われ、外気と隔絶されているため、カラーフィルター層13R、13G、13Bの変色を防ぐことができる。
【0049】
[その他の実施の形態]
なお、突条部12については、その全体あるいは一部にクロム膜などの金属膜(導電性遮光膜)を用いてもよい。このような金属膜も可視光に対して遮光性を有しているから、3色のカラーフィルター層13R、13G、13Bの間において色と色の隙間を遮光するためのブラックマトリックス120として用いることができる。
【0050】
ここで、カラーフィルター130の配列には、図6(A)〜(E)にそれぞれ示すように、縦ストライプ型、横ストライプ型、モザイク型、トライアングル型(カラーローテーション有り)、トライアングル型(カラーローテーション無し)の5つの方式があり、本発明のカラーフィルターはこれら5つの方式をそれぞれ実現することができる。具体的には、図6(A)〜(E)にそれぞれ示すように、本発明における突条部を、縦方向に長く延びた形状の突条部12A、横方向に長く延びた形状の突条部12B、格子状の突条部12C、(縦方向が横1列毎に交互に延びる突条部12D、突条部12Eとし、これらの突条部で区画形成された各領域のそれぞれに、R、G、Bの色素材を定着させればよい。
【0051】
前記の実施の形態では、インク51R、51G、51Bのはみ出し防止と、複数の突条部12の第1の透明基板10への密着性を高めることを目的に、第1の透明基板10と突条部12との間にシリコン酸化膜16を設けたが、このシリコン酸化膜16を省略することも可能である。
【0052】
また、図7(A)に示すように、第1の透明基板20の方に形成する画素スイッチング用の駆動素子としては、TFTに代えて、MIM素子22Aを形成してもよい。この場合の第1の透明基板10には、第2の透明基板20に形成してある信号線S(または走査線)と直交する方向に帯状に延びる複数本の共通電極11Aを形成する必要があり、第1の透明基板10全面に共通電極を形成することができない。従って、この場合には、帯状に延びる各共通電極11Aの下層側に、図7(B)に示すように、隙間126Fにより共通電極毎に電気的に分離している突条部12F(遮光性導電膜/ブラックマトリックス120F)を形成した後、突条部12Fで区画形成されている各透光領域19内にインクジェット法により各色のインク51R、51G、51Bを注入してカラーフィルター130を形成する。
【0053】
これに対して、図8(A)に示すように、単純マトリックスタイプの液晶表示装置を構成する場合には、第2の透明基板20に帯状に形成してある画素電極21Aと直交する方向に帯状に延びる複数本の共通電極11Bを第1の透明基板10に形成する必要があり、第1の透明基板10全面に共通電極を形成することができない。従って、この場合にも、帯状の各共通電極11Bの下層側に、図8(B)に示すように、隙間126Gによって共通電極毎に電気的に分離している突条部12G(遮光性導電膜/ブラックマトリックス120G)を形成した後、突条部12Gで区画形成されている各透光領域19内にインクジェット法により各色のインク51R、51G、51Bを注入してカラーフィルター130を形成する。
【0054】
なお、カラーフィルター130や液晶表示装置1を構成する各膜の膜厚や突条部12の寸法等の具体的な数値、あるいは各製造工程における具体的な製造条件等に関しては、上記実施の形態に限らず、適宜設計変更が可能なことは勿論である。また、本発明の液晶表示装置1については、例えばパーソナルコンピュータ、プロジェクター、ビューファインダー等の機器に適用することができ、その用途に限定がないことも勿論である。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るカラーフィルターでは、透明基板上に形成された線状の遮光性導電膜からなる複数条の突条部と、該突条部で区画形成された透光領域内に定着された色素材と、該色素材および前記突条部を覆うように前記透明基板上に形成された導電性透明塗布膜とを有することを特徴とする。従って、本発明によれば、色素材(インク)をインクジェット法で各透光領域に注入する際に突条部がダムとして機能し、色素材が透光領域内からはみ出ないので、色にじみのないカラーフィルターを製造できる。また、突条部は遮光性導電膜から構成されているので、そのままブラックマトリックスとして用いることができる。さらに、突条部をダムとして十分に機能するように厚くしてもその表面には、段差被覆性に優れた導電性透明塗布膜からなる共通電極が形成され、表面が平坦化されるので、セルギャップが小さくて表示品位が高い液晶表示装置を実現できる。しかも、導電性透明塗布膜の下層側に遮光性導電膜が形成されているので、導電性透明塗布膜を共通電極として用いたときにシート抵抗が高いことを十分に補うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーフィルターを備えた液晶表示装置の概略構成図である。
【図2】本発明を適用した液晶表示装置の概略断面図である。
【図3】(A)ないし(E)は、本発明を適用したブラックマトリックス一体型カラーフィルターの製造方法を示す工程断面図である。
【図4】(A)ないし(C)は、それぞれ本発明の別の実施の形態に係るカラーフィルターに構成される突条部の説明図である。
【図5】本発明を適用したブラックマトリックス一体型カラーフィルターの製造工程において、突条部で区画形成された各透光領域へのインク注入の様子を示す説明図である。
【図6】(A)ないし(E)は、それぞれ本発明の別の実施の形態に係るカラーフィルターに構成されるカラーフィルター層の配置を示す説明図である。
【図7】(A)は、MIMを駆動素子に用いた液晶表示装置に本発明を適用したときの説明図、(B)はこの液晶表示装置にカラーフィルターを構成するときに用いる突条部の平面形状を示す説明図である。
【図8】(A)は、単純マトリックスタイプの液晶表示装置に本発明を適用したときの説明図、(B)はこの液晶表示装置にカラーフィルターを構成するときに用いる突条部の平面形状を示す説明図である。
【図9】従来の液晶表示装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置
10 第1の透明基板
11、11A、11B 共通電極
12、12A〜12G 突条部
13R、13G、13B カラーフィルター層
16 シリコン酸化膜
19 透光領域
20 第2の透明基板
21 画素電極
22 TFT
22A MIM素子
23 下地保護膜
30 液晶
41 レジストマスク
50 プリンタヘッド
51R、51G、51B インク
52R、52G、52B ノズル
120、120F,120G ブラックマトリックス
121 クロム膜
120F、120G 突条部の隙間
130 カラーフィルター
S 信号線

Claims (7)

  1. 基板上で有色領域を区画形成する、遮光性導電膜と前記遮光性導電膜の下層に形成された酸化膜とを有する線状の突条部と、
    前記有色領域内にインクジェット法により定着された色素材と、
    該色素材および前記突条部を覆うように前記基板の表面側に塗布成膜された導電性透明塗布膜とを有し、
    前記突条部がテーパを有することを特徴とするカラーフィルター。
  2. 請求項1おいて、前記導電性透明塗布膜は塗布ITO膜から構成されていることを特徴とするカラーフィルター。
  3. 請求項1ないし2のいずれかにおいて、前記遮光性導電膜は不純物が導入されたドープト半導体膜から構成されていることを特徴とするカラーフィルター。
  4. 請求項1ないし2のいずれかにおいて、前記遮光性導電膜は金属膜から構成されていることを特徴とするカラーフィルター。
  5. 請求項1ないしのいずれかに規定するカラーフィルターを備える
    第1の基板と、前記有色領域に対応する領域に画素電極が形成された第2の基板と、該第2の基板と前記第1の基板との隙間内に充填された液晶層とを有し、
    前記突条部をブラックマトリックスとして用いるとともに、前記導電性透明塗布膜を前記画素電極との間で前記液晶層を駆動するための共通電極として用いることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 透明基板上に少なくとも酸化膜と前記酸化膜の上層に形成された導電膜とを有し、テ−パ形状を有する突条部を形成する第一工程と、
    該突条部で区画形成された透光領域内にインクジェット法を用いて色素材を注入し乾燥させて該色素材を定着させる第二工程と、
    前記色素材および前記突条部を覆うように前記透明基板の表面側に導電性透明塗布膜を形成する第三工程とを有することを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
  7. 請求項6において、前記第三工程では、前記導電性透明塗布膜を形成するための前駆体を前記色素材および前記突条部を覆うように前記透明基板の表面側に塗布成膜した後、前記前駆体に化学反応を生じさせて前記導電性透明塗布膜を形成することを特徴とするカラーフィルターの製造方法。
JP29064896A 1996-10-31 1996-10-31 カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法 Expired - Fee Related JP4050347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29064896A JP4050347B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29064896A JP4050347B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10133194A JPH10133194A (ja) 1998-05-22
JP4050347B2 true JP4050347B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=17758697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29064896A Expired - Fee Related JP4050347B2 (ja) 1996-10-31 1996-10-31 カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4050347B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000003181A (ko) * 1998-06-26 2000-01-15 김영환 박막 트랜지스터 액정표시소자
JP4507286B2 (ja) * 1998-10-02 2010-07-21 凸版印刷株式会社 表示装置用カラーフィルタ及び反射型表示装置
JP2001272527A (ja) * 2000-03-27 2001-10-05 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタおよびその製造方法
JP4247704B2 (ja) 2001-09-11 2009-04-02 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置とその液体充填方法、およびデバイス製造装置とデバイス製造方法
JP2003177232A (ja) * 2001-10-02 2003-06-27 Seiko Epson Corp カラーフィルタ及びその製造方法及び表示装置並びに電子機器
JP3787839B2 (ja) * 2002-04-22 2006-06-21 セイコーエプソン株式会社 デバイスの製造方法、デバイス及び電子機器
JP2006078859A (ja) * 2004-09-10 2006-03-23 Future Vision:Kk 表示装置用の基板およびこの基板を用いた表示装置
JP4857743B2 (ja) * 2005-12-05 2012-01-18 セイコーエプソン株式会社 カラーフィルタ基板の製造方法、電気光学装置、電子機器
JP2007163927A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Seiko Epson Corp カラーフィルタ、電気光学装置、電子機器、およびカラーフィルタの製造方法
JP2006195479A (ja) * 2006-01-23 2006-07-27 Toppan Printing Co Ltd 表示装置用カラーフィルタ及び表示装置
WO2011077479A1 (ja) * 2009-12-22 2011-06-30 パナソニック株式会社 表示装置とその製造方法
JP5677448B2 (ja) 2010-10-15 2015-02-25 パナソニック株式会社 有機発光パネルとその製造方法、および有機表示装置
WO2012049716A1 (ja) 2010-10-15 2012-04-19 パナソニック株式会社 有機発光パネルとその製造方法、および有機表示装置
WO2012049719A1 (ja) * 2010-10-15 2012-04-19 パナソニック株式会社 有機発光パネルとその製造方法、および有機表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10133194A (ja) 1998-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4050347B2 (ja) カラーフィルター、液晶表示装置およびその製造方法
JP3721682B2 (ja) アクティブマトリクス基板の製造方法
KR100433229B1 (ko) 액정표시장치 및 그 제조방법
CN101452893B (zh) 显示装置及其制造法
US7643123B2 (en) Liquid crystal display device comprising bubble traps and method of fabricating the same
JP4235432B2 (ja) 液晶表示装置のカラーフィルター基板及びその製造方法
KR19990028928A (ko) 도포막을 가지는 박막 디바이스, 액정 패널 및 전자 기기 및 박막 디바이스의 제조 방법
US8665401B2 (en) Liquid crystal display panel having hydrophobic planarization with hydrophilic regions and fabricating method and apparatus thereof
US20050151898A1 (en) Liquid crystal display device with an ink-jet color filter and process for fabricating the same
US6909477B1 (en) Liquid crystal display device with an ink-jet color filter and process for fabricating the same
US7180237B2 (en) Active matrix substrate, free of a spacer layer in a pixel region
CN101030586B (zh) 薄膜晶体管阵列基板结构及其制造方法
CN1879055B (zh) 液晶显示器件及其制造方法
JPH0667210A (ja) アクティブマトリクス液晶表示装置とその作製方法
JP3843485B2 (ja) カラーフィルター、カラー表示装置、カラー液晶装置
US8951949B2 (en) Composition for stripping color filter and regeneration method of color filter using the same
JP4049194B2 (ja) カラーフィルター
JP4737971B2 (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の作製方法
US7727577B2 (en) Apparatus and method for fabricating a liquid crystal display panel
KR100686494B1 (ko) 금속막 증착을 위한 스퍼터와 스퍼터를 이용한 액정 표시장치의 제조법
JP3915740B2 (ja) カラーフィルターの製造方法およびカラー表示装置の製造方法
JP2001142064A (ja) カラーフィルタを備えた液晶表示パネル用基板の製造方法
KR100546701B1 (ko) 액정표시장치의 칼라필터 제조방법
KR100774258B1 (ko) 액정표시장치용 잉크젯 방식 스페이서
JP2008233451A (ja) カラーフィルタ、液晶表示装置、及び、カラーフィルタの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050308

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050314

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050408

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071129

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees