JP4050282B2 - ディスクチェンジャ - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1によるディスクチェンジャのメカ駆動系を示す全体斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図2中のセンサユニットの拡大分解斜視図である。
図1に示すディスクチェンジャは、前面にディスク挿排口を有して内部にディスク駆動系メカ(ディスク駆動機構)が組み付けられる筐体1と、この筐体1底部のベース(以下、筐体ベースという)1a上に回転可能に軸支されたメカ駆動系の円板形状のカムギア2(図2参照)と、このカムギア2を介して駆動されるメカモード検知用のセンサユニット3(メカモード検知手段)とを備えており、前記カムギア2は動力伝達機構4を介してモータ(駆動手段)5で正逆回動方向に駆動されるようになっている。なお、前記動力伝達機構4は、前記モータ5の出力軸となるウォーム5aが噛合した複数の噛合ギア連からなっている。
図4はこの発明の実施の形態1によるディスクチェンジャのディスク挿入状態を示す斜視図、図5は図4のディスク挿入状態から遷移したシャッタ閉状態を示す斜視図、図6は図5のシャッタ閉状態から遷移したディスクチェンジ状態を示す斜視図、図7は図6のディスクチェンジ状態から遷移した再生ディスクシーティング状態を示す斜視図、図8は図7の再生ディスクシーティング状態から遷移した再生ディスクチャッキング状態を示す斜視図、図9は図8の再生ディスクチャッキング状態から遷移したディスク再生状態を示す斜視図である。
モータ5が起動すると、そのウォーム5aからの回転出力が動力伝達機構4を介してカムギア2に伝達され、当該カムギア2が回動することにより、そのカム溝2a〜2cに沿ってメカ駆動レバー6A〜6CのガイドピンP4〜P6が移動する。これにより、前記メカ駆動レバー6A〜6Cが支軸P1〜P3を中心に回動し、それらのメカ駆動レバー6A〜6Cによってディスク駆動系メカが駆動される。
図11はこの発明の実施の形態2によるディスクチェンジャの要部となる光センサを部分的に示す斜視図である。
前記実施の形態1では光透過式の光センサ8を適用したが、この実施の形態2では光反射式の光センサ8を適用したものである。すなわち、この実施の形態2では、前記実施の形態1における光センサ8が備えるセンサ検知体80のスリット80aに変えて当該センサ検知体80の片面に周方向へ沿った複数の凸部80eを突設することで、前記センサ検知体80の同一面上に光反射率が異なる高所反射面80fと低所反射面80gとを形成したものである。このようなセンサ検知体80を備えた光センサ8を適用した場合でも前記実施の形態1と同様の効果が得られる。なお、前記凸部80eは必ずしも設ける必要はなく、前記センサ検知体80の同一面上に光反射率が異なる光反射塗料を前記センサ検知体80の周方向へ交互に塗布してもよく、この場合も前記実施の形態1と同様の効果が得られる。
図12はこの発明の実施の形態3によるディスクチェンジャの要部となる光センサを部分的に示す斜視図である。
前記実施の形態1では、可変抵抗器7の回転子71と光センサ8のセンサ検知体80とを同期回動可能に組付けてセンサユニット3を構成したが、この実施の形態3では、前記可変抵抗器7と光センサ8のセンサ検知体80とをスライド可能に組み付けてセンサユニット3を構成したものである。すなわち、この実施の形態3において、可変抵抗器7は、平板状の抵抗体(抵抗器本体)72と、この抵抗体72に形成された直線状のガイドスリット72aと、このガイドスリット72aにスライド自在に挿入された抵抗検出用のノブ73とを備えた構成となっている。また、光センサ8は、一側縁部にスリット82aを有して他側縁部にラックギヤ82bが形成され、かつ前記ノブ73との対応位置に切欠部82cが設けられて前記抵抗体72上にスライド可能に配置された平板状のセンサ検知体82を備えた構成となっている。そして、前記センサ検知体82のラックギヤ82bを図3中のアイドラギア11に噛合させると共に、前記センサ検知体82におけるスリット82a側の縁部に信号検知体81を非接触状態に配置したものである。
図3中のアイドラギア11の回動によって平板状のセンサ検知体80が直線移動することにより、当該センサ検知体80の切欠部82cが可変抵抗器7系統のノブ73を抵抗体82のガイドスリット72aに沿って引っ掛け移動させる。このようにして前記ガイドスリット72a内を前記ノブ73がスライドすることにより、そのスライド抵抗(摺動抵抗)が信号検知体81によって検知されると共に、その信号検知体81は、前記センサ検知体82のスリット82aからの透過光を検知する。
Claims (5)
- ディスク駆動系メカのモード検知手段を備えたディスクチェンジャにおいて、前記ディスク駆動系メカに連動して摺動抵抗を検出する第1のセンサと、前記ディスク駆動系メカの動作状態を検出する第2のセンサとを同期動作可能なユニット化状態に組合せ配置すると共に、前記第1および第2のセンサとによる異種の検出信号を両センサ共通の1つの検知手段で検知するように構成したことを特徴とするディスクチェンジャ。
- 第1のセンサは回転子を有する可変抵抗器からなり、第2のセンサは、光透過用の複数のスリットを有して前記回転子に同軸上で同期回動可能に連結され、かつディスク駆動系に連動して回動するセンサ検知体と、前記スリットからの透過光を検知する位置に配置され、かつ前記可変抵抗器から前記回転子の回動抵抗検出値信号を入力する信号検知体とからなっていることを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャ。
- 第1のセンサは回転子を有する可変抵抗器からなり、第2のセンサは、同一面上に光反射率が異なる光反射面を交互に有して前記回転子に同軸上で同期回動可能に連結され、かつディスク駆動系に連動して回動するセンサ検知体と、前記光反射面からの反射光を検知する位置に配置され、かつ前記可変抵抗器から前記回転子の回動抵抗検出値信号を入力する信号検知体とからなっていることを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャ。
- 第1のセンサは、直線状のガイドスリットを有する抵抗体と、そのガイドスリットに摺動可能に挿入されたノブとを備えた可変抵抗器からなり、第2のセンサは、前記抵抗体に対してスライド可能に組合せ配置され、そのスライド方向に複数の光透過用のスリットを有し、ディスク駆動系に連動して前記ノブをスライドさせるセンサ検知体と、このセンサ検知体の前記スリットからの透過光を検知する位置に配置され、かつ前記可変抵抗器による前記ノブの摺動抵抗検出値信号を入力する信号検知体とを備えた光センサからなっていることを特徴とする請求項1記載のディスクチェンジャ。
- センサ検知体および信号検知体はセンサカバーで覆われており、そのセンサカバーは、前記センサ検知体の回転中心部に設けられた中心孔に挿入されて当該センサ検知体の回動許容する突出軸と、前記信号検知体を嵌合させるセンサ嵌合凹部と、このセンサ嵌合凹部に嵌合された前記信号検知体に設けられている位置決め孔に挿入される位置決め突起とを有してセンサ取付ベースに取り付け固定されるようになっていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のディスクチェンジャ。
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