JP4048672B2 - 温水コンセント - Google Patents
温水コンセント Download PDFInfo
- Publication number
- JP4048672B2 JP4048672B2 JP2000011234A JP2000011234A JP4048672B2 JP 4048672 B2 JP4048672 B2 JP 4048672B2 JP 2000011234 A JP2000011234 A JP 2000011234A JP 2000011234 A JP2000011234 A JP 2000011234A JP 4048672 B2 JP4048672 B2 JP 4048672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- hot water
- horizontal
- socket
- water outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、温水コンセントに係わり、とくに、漏れ水の飛び出し防止に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、温水コンセントは、図4に示すように、プラグケース3と、同プラグケース3に取り付けられ、図示しない放熱器に配管されるゴムホース4でなる温水往復管を接続する垂直プラグ5aと、同垂直プラグ5aと内通して逆止弁5b1を有し、先端部周縁にOリング5b2を備え、水平ソケット7に嵌着される水平プラグ5bとを有し、同水平プラグ5bに図示しない給湯器に接続された前記水平ソケット7を有する温水ソケット2を接続するプラグ本体5と、同プラグ本体5の前面を覆うプラグカバー6とでなる温水プラグ1と、前記水平プラグ5bを嵌入する筒体7aと逆止弁7bを有し、前記給湯器に接続された水平ソケット7と、同水平ソケット7の前面を覆い下部に漏水受皿8aを備えたソケットカバー8とでなる前記温水ソケット2とで構成されている。
しかし、この構成では、図5に示すように、壁に配設した前記温水ソケット2から前記温水プラグ1を抜く時、強く引っ張り過ぎると、漏れて水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が、勢いよく飛び出して、室内の床を濡らしてしまうという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上述べた問題点を解決し、温水ソケットから温水プラグを抜く時に、漏水が勢いよく飛び出すことのない温水コンセントを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するため、プラグケースと、同プラグケースに取り付けられ、放熱器に配管される温水往復管を接続する垂直プラグと、同垂直プラグと内通して逆止弁を有し、先端部周縁にOリングを備え、水平ソケットに嵌着される水平プラグとを有し、同水平プラグに給湯器に接続された前記水平ソケットを有する温水ソケットを接続するプラグ本体と、同プラグ本体の前面を覆うプラグカバーとでなる温水プラグと、前記水平プラグを嵌入する筒体と逆止弁を有し、給湯器に接続された水平ソケットと、同水平ソケットの前面を覆い下部に漏水受皿を備えたソケットカバーとでなる前記温水ソケットとで構成された温水コンセントにおいて、前記筒体の上部に通気孔を、下部に排水孔を設けた温水コンセントとしている。
【0005】
前記通気孔および排水孔が、前記水平ソケットと水平プラグの逆止弁が開放の状態では前記Oリングの外側に配置され、閉じた状態では内側に配置されて成る温水コンセントとしている。
【0006】
前記筒体の下部、前記排水孔の外側に遮水板を垂下した温水コンセントとしている。
【0007】
前記排水孔を下に下がるに従って内側に傾斜させた温水コンセントとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明による温水コンセントを詳細に説明する。
図1は本発明による温水コンセントの一実施例を示す一部切欠外観斜視図、図2は同要部側断面図である。
図に示すように、本発明による温水コンセントは、プラグケース3と、同プラグケース3に取り付けられ、図示しない放熱器に配管されるゴムホース4でなる温水往復管を接続する垂直プラグ5aと、同垂直プラグ5aと内通して逆止弁5b1を有し、先端部周縁にOリング5b2を備え、水平ソケット7に嵌着される水平プラグ5bとを有し、同水平プラグ5bに図示しない給湯器に接続された前記水平ソケット7を有する温水ソケット2を接続するプラグ本体5と、同プラグ本体5の前面を覆うプラグカバー6とでなる温水プラグ1と、前記水平プラグ5bを嵌入する筒体7aと逆止弁7bを有し、前記給湯器に接続された水平ソケット7と、同水平ソケット7の前面を覆い下部に漏水受皿8aを備えたソケットカバー8とでなる前記温水ソケット2とで構成されている。
前記筒体7aの上部に通気孔7a1を、下部に排水孔7a2を設けており、壁に配設した前記温水ソケット2から前記温水プラグ1を抜く時、図2−(a)に示すように、漏れて水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が、図2−(b)の状態では前記排水孔7a2から排水すると共に、通気孔7a1から空気を補給して内部が負圧になるのを防止して、前記溜まった漏水が勢いよく飛び出さないようにしている。
【0009】
また、この通気孔7a1および排水孔7a2が、前記水平ソケット7と水平プラグ5bの逆止弁7b、5b1が開放の状態では前記Oリング5b2の外側に配置され、Oリング5b2により漏れて水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が漏れださないようにシールし、前記逆止弁7b、5b1が閉じた状態では前記Oリング5b2の内側に配置されるようにし、上述のように、漏水を前記排水孔7a2から排水すると共に、通気孔7a1から空気を補給して内部が負圧になるのを防止して、溜まった漏水が勢いよく飛び出さない構造にしている。
【0010】
図3は、本発明による温水コンセントの他の実施例を示す要部側断面図である。
図3−(a)に示すように、水平プラグ5bを嵌入する筒体7aの下部、前記排水孔7a2の外側に遮水板7a3を垂下したので、水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が前記排水孔7a2から排水される際、抜き方向に飛び散るのを防止することができる。
また、図3−(b)に示すように、前記排水孔7a2を下に下がるに従って内側に傾斜させたので、溜まった漏水が前記排水孔7a2から前記漏水受皿8aの奥側に排水されるので、抜き方向に飛び散るのを防止することができる。
【0011】
以上の構成において、つぎにその動作を説明する。
図示しないが、前記温水ソケット2に前記温水プラグ1を嵌着した状態では前記両逆止弁7b、5b1は開放され、温水が温水ソケット2側若しくは温水プラグ1側から温水プラグ1側若しくは温水ソケット2側に流通することができ、温水プラグ1に備えるOリング5b2により温水ソケット2から外部に温水が漏れないようにしている。
前記放熱器を別の部屋に移動する場合等のように、前記温水プラグ1を温水ソケット2から外したい場合、温水プラグ1を温水ソケット2から抜いていくと、両逆止弁71b、5b1が閉塞されるが、図2−(a)に示すように、水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に温水が漏れて溜まる。
さらに、温水プラグ1を温水ソケット2から抜いていくと、図2−(b)に示すように、Oリング5b2が通気孔7a1と排水孔7a2の外側の位置になると、前記水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に漏れて溜まった漏水が前記排水孔7a2から排水されると共に、通気孔7a1から空気が補給され内部が負圧になるのを防止するので、溜まった漏水が勢いよく飛び出さない。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による温水コンセントによれば、温水プラグと温水ソケットとの隙間に漏れて溜まった漏水が前記排水孔から排水されると共に、通気孔から空気が補給され内部が負圧になるのを防止するので、前記水平プラグと水平ソケットとの隙間に漏れて溜まった漏水が勢いよく抜き方向に飛び出すことのない温水コンセントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水コンセントの一実施例を示す一部切欠斜視図である。
【図2】本発明による温水コンセントの一実施例を示す要部側断面図である。
【図3】本発明による温水コンセントの他の実施例を示す要部側断面図である。
【図4】従来の温水コンセントを示す要部側断面図である。
【符号の説明】
1 温水プラグ
2 温水ソケット
3 プラグケース
4 ゴムホース(温水往復管)
5 プラグ本体
5a 垂直プラグ
5b 水平プラグ
5b1 逆止弁
5b2 Oリング
6 プラグカバー
7 水平ソケット
7a 筒体
7a1 通気孔
7a2 排水孔
7a3 遮水板
7b 逆止弁
8 ソケットカバー
8a 漏水受皿
Claims (4)
- プラグケースと、同プラグケースに取り付けられ、放熱器に配管される温水往復管を接続する垂直プラグと、同垂直プラグと内通して逆止弁を有し、先端部周縁にOリングを備え、水平ソケットに嵌着される水平プラグとを有し、同水平プラグを水平ソケットに接続するプラグ本体と、同プラグ本体の前面を覆うプラグカバーとでなる温水プラグと、前記水平プラグを嵌着する筒体と逆止弁を有し、給湯器に接続された前記水平ソケットと、同水平ソケットの前面を覆い下部に漏水受皿を備えたソケットカバーとでなる温水ソケットとで構成された温水コンセントにおいて、
前記筒体の上部に通気孔を、下部に排水孔を設けたことを特徴とする温水コンセント。 - 前記通気孔および排水孔が、前記水平ソケットと水平プラグの逆止弁が開放の状態では前記Oリングの外側に配置され、閉じた状態では内側に配置されて成ることを特徴とする請求項1記載の温水コンセント。
- 前記筒体の下部、前記排水孔の外側に遮水板を垂下したことを特徴とする請求項1記載の温水コンセント。
- 前記排水孔を下に下がるに従って内側に傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の温水コンセント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011234A JP4048672B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 温水コンセント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000011234A JP4048672B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 温水コンセント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001201064A JP2001201064A (ja) | 2001-07-27 |
JP4048672B2 true JP4048672B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=18539125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000011234A Expired - Fee Related JP4048672B2 (ja) | 2000-01-20 | 2000-01-20 | 温水コンセント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4048672B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20110035U1 (it) * | 2011-04-15 | 2012-10-16 | Eltek Spa | Dispositivo di sicurezza antiallagamento per elettrodomestici, in particolare macchine di lavaggio |
JP6456067B2 (ja) * | 2014-07-30 | 2019-01-23 | 株式会社藤井合金製作所 | 流路接続装置 |
-
2000
- 2000-01-20 JP JP2000011234A patent/JP4048672B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001201064A (ja) | 2001-07-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN206285036U (zh) | 清洁机器人 | |
CN213268186U (zh) | 一种带有防虹吸装置的进水机构 | |
JP4048672B2 (ja) | 温水コンセント | |
JP2019044522A (ja) | トラップ | |
KR102251978B1 (ko) | 양변기 악취 제거 장치 | |
JP3911588B2 (ja) | 吸気弁付き排水トラップ | |
KR20100033034A (ko) | 욕실의 배수시스템 | |
JP2008267026A (ja) | 洋風便器本体及び洋風水洗式便器 | |
JP2023511341A (ja) | 超節水型洋式便器 | |
JP6303091B2 (ja) | 排水配管構造 | |
JP2002322703A (ja) | 浴槽排水栓装置 | |
JP7052962B2 (ja) | 排水構造 | |
KR20080022966A (ko) | 물통 연결장치 | |
KR20080004557U (ko) | 오버 플로워관 | |
JP7093146B2 (ja) | 床置き式便器 | |
KR200389173Y1 (ko) | 외부 배수구를 장착한 욕조 | |
JP2023018870A (ja) | 水洗大便器の排水トラップの加工方法及び閉鎖装置 | |
JP5907438B1 (ja) | エアベント手段を有する冷温水機 | |
JPH072873Y2 (ja) | ユニットルーム | |
JP3095387U (ja) | ペット用飲料水器の給水容器 | |
JPS6026894B2 (ja) | 排水トラツプ | |
JP2004298173A (ja) | 自動給水器 | |
JP4683379B2 (ja) | 洗面化粧台 | |
JP2004197479A (ja) | 排水配管用ソケット | |
JP2005009250A (ja) | 排水トラップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061031 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |