JP2001201064A - 温水コンセント - Google Patents

温水コンセント

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JP2001201064A
JP2001201064A JP2000011234A JP2000011234A JP2001201064A JP 2001201064 A JP2001201064 A JP 2001201064A JP 2000011234 A JP2000011234 A JP 2000011234A JP 2000011234 A JP2000011234 A JP 2000011234A JP 2001201064 A JP2001201064 A JP 2001201064A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水ソケットから温水プラグを抜く時に、漏
水が勢いよく飛び出すことのない温水コンセントを提供
すること。 【解決手段】 プラグケース3と、同プラグケースに取
り付けられ、放熱器に配管される温水往復管(4)を接
続する垂直プラグ5aと、同垂直プラグと内通して逆止
弁5b1を有し、先端部周縁にOリング5b2を備えた
水平プラグ5bとを有し、同水平プラグに給湯器に接続
された水平ソケット7を有する温水ソケット2を接続す
るプラグ本体5と、同プラグ本体の前面を覆うプラグカ
バー6とでなる温水プラグ1と、前記水平プラグを嵌入
する筒体7aと逆止弁7bを有し、給湯器に接続された
前記水平ソケットと、同水平ソケットの前面を覆い下部
に漏水受皿8あを備えたソケットカバー8とでなる前記
温水ソケットとで構成された温水コンセントにおいて、
前記筒体の上部に通気孔7a1を、下部に排水孔7a2
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温水コンセントに
係わり、とくに、漏れ水の飛び出し防止に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温水コンセントは、図4に示すよ
うに、プラグケース3と、同プラグケース3に取り付け
られ、図示しない放熱器に配管されるゴムホース4でな
る温水往復管を接続する垂直プラグ5aと、同垂直プラ
グ5aと内通して逆止弁5b1を有し、先端部周縁にO
リング5b2を備え、水平ソケット7に嵌着される水平
プラグ5bとを有し、同水平プラグ5bに図示しない給
湯器に接続された前記水平ソケット7を有する温水ソケ
ット2を接続するプラグ本体5と、同プラグ本体5の前
面を覆うプラグカバー6とでなる温水プラグ1と、前記
水平プラグ5bを嵌入する筒体7aと逆止弁7bを有
し、前記給湯器に接続された水平ソケット7と、同水平
ソケット7の前面を覆い下部に漏水受皿8aを備えたソ
ケットカバー8とでなる前記温水ソケット2とで構成さ
れている。しかし、この構成では、図5に示すように、
壁に配設した前記温水ソケット2から前記温水プラグ1
を抜く時、強く引っ張り過ぎると、漏れて水平プラグ5
bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が、勢いよ
く飛び出して、室内の床を濡らしてしまうという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、温水ソケットから温水プラグを抜く時
に、漏水が勢いよく飛び出すことのない温水コンセント
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、プラグケースと、同プラグケースに取り付
けられ、放熱器に配管される温水往復管を接続する垂直
プラグと、同垂直プラグと内通して逆止弁を有し、先端
部周縁にOリングを備え、水平ソケットに嵌着される水
平プラグとを有し、同水平プラグに給湯器に接続された
前記水平ソケットを有する温水ソケットを接続するプラ
グ本体と、同プラグ本体の前面を覆うプラグカバーとで
なる温水プラグと、前記水平プラグを嵌入する筒体と逆
止弁を有し、給湯器に接続された水平ソケットと、同水
平ソケットの前面を覆い下部に漏水受皿を備えたソケッ
トカバーとでなる前記温水ソケットとで構成された温水
コンセントにおいて、前記筒体の上部に通気孔を、下部
に排水孔を設けた温水コンセントとしている。
【0005】前記通気孔および排水孔が、前記水平ソケ
ットと水平プラグの逆止弁が開放の状態では前記Oリン
グの外側に配置され、閉じた状態では内側に配置されて
成る温水コンセントとしている。
【0006】前記筒体の下部、前記排水孔の外側に遮水
板を垂下した温水コンセントとしている。
【0007】前記排水孔を下に下がるに従って内側に傾
斜させた温水コンセントとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明によ
る温水コンセントを詳細に説明する。図1は本発明によ
る温水コンセントの一実施例を示す一部切欠外観斜視
図、図2は同要部側断面図である。図に示すように、本
発明による温水コンセントは、プラグケース3と、同プ
ラグケース3に取り付けられ、図示しない放熱器に配管
されるゴムホース4でなる温水往復管を接続する垂直プ
ラグ5aと、同垂直プラグ5aと内通して逆止弁5b1
を有し、先端部周縁にOリング5b2を備え、水平ソケ
ット7に嵌着される水平プラグ5bとを有し、同水平プ
ラグ5bに図示しない給湯器に接続された前記水平ソケ
ット7を有する温水ソケット2を接続するプラグ本体5
と、同プラグ本体5の前面を覆うプラグカバー6とでな
る温水プラグ1と、前記水平プラグ5bを嵌入する筒体
7aと逆止弁7bを有し、前記給湯器に接続された水平
ソケット7と、同水平ソケット7の前面を覆い下部に漏
水受皿8aを備えたソケットカバー8とでなる前記温水
ソケット2とで構成されている。前記筒体7aの上部に
通気孔7a1を、下部に排水孔7a2を設けており、壁
に配設した前記温水ソケット2から前記温水プラグ1を
抜く時、図2−(a)に示すように、漏れて水平プラグ
5bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が、図2
−(b)の状態では前記排水孔7a2から排水すると共
に、通気孔7a1から空気を補給して内部が負圧になる
のを防止して、前記溜まった漏水が勢いよく飛び出さな
いようにしている。
【0009】また、この通気孔7a1および排水孔7a
2が、前記水平ソケット7と水平プラグ5bの逆止弁7
b、5b1が開放の状態では前記Oリング5b2の外側
に配置され、Oリング5b2により漏れて水平プラグ5
bと水平ソケット7との隙間に溜まった漏水が漏れださ
ないようにシールし、前記逆止弁7b、5b1が閉じた
状態では前記Oリング5b2の内側に配置されるように
し、上述のように、漏水を前記排水孔7a2から排水す
ると共に、通気孔7a1から空気を補給して内部が負圧
になるのを防止して、溜まった漏水が勢いよく飛び出さ
ない構造にしている。
【0010】図3は、本発明による温水コンセントの他
の実施例を示す要部側断面図である。図3−(a)に示
すように、水平プラグ5bを嵌入する筒体7aの下部、
前記排水孔7a2の外側に遮水板7a3を垂下したの
で、水平プラグ5bと水平ソケット7との隙間に溜まっ
た漏水が前記排水孔7a2から排水される際、抜き方向
に飛び散るのを防止することができる。また、図3−
(b)に示すように、前記排水孔7a2を下に下がるに
従って内側に傾斜させたので、溜まった漏水が前記排水
孔7a2から前記漏水受皿8aの奥側に排水されるの
で、抜き方向に飛び散るのを防止することができる。
【0011】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図示しないが、前記温水ソケット2に前記温水
プラグ1を嵌着した状態では前記両逆止弁7b、5b1
は開放され、温水が温水ソケット2側若しくは温水プラ
グ1側から温水プラグ1側若しくは温水ソケット2側に
流通することができ、温水プラグ1に備えるOリング5
b2により温水ソケット2から外部に温水が漏れないよ
うにしている。前記放熱器を別の部屋に移動する場合等
のように、前記温水プラグ1を温水ソケット2から外し
たい場合、温水プラグ1を温水ソケット2から抜いてい
くと、両逆止弁71b、5b1が閉塞されるが、図2−
(a)に示すように、水平プラグ5bと水平ソケット7
との隙間に温水が漏れて溜まる。さらに、温水プラグ1
を温水ソケット2から抜いていくと、図2−(b)に示
すように、Oリング5b2が通気孔7a1と排水孔7a
2の外側の位置になると、前記水平プラグ5bと水平ソ
ケット7との隙間に漏れて溜まった漏水が前記排水孔7
a2から排水されると共に、通気孔7a1から空気が補
給され内部が負圧になるのを防止するので、溜まった漏
水が勢いよく飛び出さない。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による温水
コンセントによれば、温水プラグと温水ソケットとの隙
間に漏れて溜まった漏水が前記排水孔から排水されると
共に、通気孔から空気が補給され内部が負圧になるのを
防止するので、前記水平プラグと水平ソケットとの隙間
に漏れて溜まった漏水が勢いよく抜き方向に飛び出すこ
とのない温水コンセントを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による温水コンセントの一実施例を示す
一部切欠斜視図である。
【図2】本発明による温水コンセントの一実施例を示す
要部側断面図である。
【図3】本発明による温水コンセントの他の実施例を示
す要部側断面図である。
【図4】従来の温水コンセントを示す要部側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 温水プラグ 2 温水ソケット 3 プラグケース 4 ゴムホース(温水往復管) 5 プラグ本体 5a 垂直プラグ 5b 水平プラグ 5b1 逆止弁 5b2 Oリング 6 プラグカバー 7 水平ソケット 7a 筒体 7a1 通気孔 7a2 排水孔 7a3 遮水板 7b 逆止弁 8 ソケットカバー 8a 漏水受皿

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラグケースと、同プラグケースに取り
    付けられ、放熱器に配管される温水往復管を接続する垂
    直プラグと、同垂直プラグと内通して逆止弁を有し、先
    端部周縁にOリングを備え、水平ソケットに嵌着される
    水平プラグとを有し、同水平プラグを水平ソケットに接
    続するプラグ本体と、同プラグ本体の前面を覆うプラグ
    カバーとでなる温水プラグと、前記水平プラグを嵌着す
    る筒体と逆止弁を有し、給湯器に接続された前記水平ソ
    ケットと、同水平ソケットの前面を覆い下部に漏水受皿
    を備えたソケットカバーとでなる温水ソケットとで構成
    された温水コンセントにおいて、 前記筒体の上部に通気孔を、下部に排水孔を設けたこと
    を特徴とする温水コンセント。
  2. 【請求項2】 前記通気孔および排水孔が、前記水平ソ
    ケットと水平プラグの逆止弁が開放の状態では前記Oリ
    ングの外側に配置され、閉じた状態では内側に配置され
    て成ることを特徴とする請求項1記載の温水コンセン
    ト。
  3. 【請求項3】 前記筒体の下部、前記排水孔の外側に遮
    水板を垂下したことを特徴とする請求項1記載の温水コ
    ンセント。
  4. 【請求項4】 前記排水孔を下に下がるに従って内側に
    傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の温水コンセ
    ント。
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WO2012140598A3 (en) * 2011-04-15 2013-04-18 Eltek S.P.A. Anti-flooding safety device for household appliances, in particular washing machines
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