JP4047688B2 - タイヤ加硫機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタイヤ加硫機に関する。
【0002】
【従来の技術】
下金型と上金型とにより生タイヤを加硫する従来のタイヤ加硫機は、上金型が上昇して、上下金型間において完成タイヤの取り出しと生タイヤの挿入が行われている。
即ち、加硫機により生タイヤの加硫が終了すると、上金型が上昇して開型し、タイヤ取出装置が上下金型の間に移動し、上昇して上金型に接近し、上金型に保持された加硫済の完成タイヤを取り出し、加硫位置から次工程側へ移動し、また、タイヤは別の搬出コンベアに移載され、さらに次工程まで搬出されるものがある。そして、生タイヤの金型への挿入は、生タイヤ装入装置が金型間に移動してきて行われている。
また、生タイヤを上下金型の所定位置に装着させる手段として、生タイヤを上下金型の間に配置し、生タイヤの内周部側において、押込爪を上昇させて生タイヤの上ビード部を上金型の上ビードリングに押し込んで装着させ、次に、その押込爪を降下させて生タイヤの下ビード部を下金型の下ビードリングに押し込んで装着させるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平2−155614号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の加硫機では、昇降するタイヤ取出装置を考慮すると上金型の上昇ストロークがさらに大きくなって装置が巨大化するとともに、金型の開閉時間、及び、生タイヤの装入、完成タイヤの取り出しに時間が多くかかり生産性の向上を妨げる要素となっている。
そして、生タイヤの装着において、押込爪にて順次上下のビード部を押し込む手段では、押し込みに時間がかかり、生タイヤを挿入してから加硫開始までに時間ロスが発生し、一工程に多くの時間がかかるという欠点がある。
また、生タイヤ装入装置の精度が長期使用により損なわれることがあった。
【0005】
そこで本発明は、生産性を向上させると共に、正確に生タイヤを金型に装着できるタイヤ加硫機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、下金型と昇降移動する上金型とにより生タイヤを加硫するタイヤ加硫機に於て、上記下金型をタイヤ供給位置とタイヤ加硫位置とに水平方向往復動させる移動装置と、該タイヤ供給位置において生タイヤを該下金型に装着するタイヤ供給装置と、該タイヤ加硫位置において上昇位置にある上記上金型から加硫済のタイヤの下ビード部を押し下げて該タイヤを落下させる押さえ部材を有するタイヤ取外装置と、該上金型から落下した該タイヤを載置して次工程へ搬出する搬出装置と、を備え、上記下金型と上記搬出装置とが一体的に移動可能に連結された移動ユニットとされ、上記移動装置により該移動ユニットを水平方向往復動させるように構成し、さらに、上記タイヤ取外装置の上記押さえ部材が、上記生タイヤが装着された上記下金型と上記上金型との閉型動作の際に該生タイヤの上ビード部を該上金型の上型ビードリングに押し込んで着座させる上型ビードセット手段として動作するものである。
また、上記押さえ部材が、鉛直軸心を中心軸として放射状に拡径縮径作動自在の分割式の円環状部材とされ、かつ、拡径状態で、上記生タイヤ及び加硫済のタイヤの上下ビード部の内径寸法よりも大きい外径寸法であり、縮径状態で、上記生タイヤ及び加硫済のタイヤの上下ビード部の内径寸法よりも小さい外径寸法として、上記拡径縮径作動し、しかも、下面が上記下ビード部を押し下げる水平面状の押し下げ面部を有し、上面が上記上ビード部を上記上型ビードリングに押し込んで着座させる押し込み面部を備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態に基づき、本発明を詳説する。
【0008】
図1は、本発明に係るタイヤ加硫機の実施の一形態を示す正面図であり、図2〜図7は、このタイヤ加硫機の各種工程を順に説明するタイヤ加硫機の正面図である。なお、上下金型2,1からなる金型M部は断面図としている。
このタイヤ加硫機は、下金型1と、昇降駆動手段15により昇降移動する上金型2とにより生タイヤRを加硫する装置である。
【0009】
この加硫機は図1に示すように、下金型1をタイヤ供給位置Aとタイヤ加硫位置Bとに水平方向往復動させる移動装置3を備え、さらに、加硫済のタイヤTを載置して次工程(タイヤ取出位置C)まで搬出する搬出装置7を下金型1に連結している。
即ち、下金型1がタイヤ加硫位置Bに配置された状態(図1)で、搬出装置7が次工程側に配置され、図4に示すように、下金型1がタイヤ供給位置Aに配置された状態で、搬出装置7がタイヤ加硫位置B側に配置される。
【0010】
そして、図4に示すように、タイヤ供給位置Aにおいて後述するタイヤ供給装置4により生タイヤRを下金型1に装着させる際に、後述するタイヤ取外装置5の押さえ部材6によりタイヤ加硫位置Bにおいて上昇位置にある上金型2から加硫済のタイヤTを押し下げて搬出装置7に落下させるようにしている。
【0011】
具体的に加硫機の構成について図1により説明すると、この加硫機は、下金型1をタイヤ供給位置Aとタイヤ加硫位置Bとに水平方向往復動させる移動装置3と、タイヤ供給位置Aにおいて生タイヤRを下金型1に装着するタイヤ供給装置4と、タイヤ加硫位置Bにおいて上昇位置にある上金型2から加硫済のタイヤTの下ビード部11を押し下げて、タイヤTを落下させる押さえ部材6を有するタイヤ取外装置5と、上金型2から落下したタイヤTを載置して次工程へ搬出する搬出装置7と、を備えている。
そして、下金型1と搬出装置7とが一体的に移動可能に連結された移動ユニット8とされ、移動装置3により、下金型1を搬出装置7と共に移動ユニット8として水平方向往復動させるようにしている。
【0012】
金型Mのうち下金型1は、タイヤの一方側サイドウォール部に対応する下サイドプレート17と、下ビード部に対応する下型ビードリング9とから成り、この下金型1が、水平状の下ベース盤16に固定されている。
そして、上金型2は、タイヤの他方側サイドウォール部に対応する上サイドプレート18と、上ビード部に対応する上型ビードリング10と、トレッド部に対応するトレッドセグメント19と、トレッドセメント19を外嵌するセクターシュー20と、を備えている。そして、この上金型2は、ベース板部材22に閉状態(図1)乃至開状態(図3)となるよう接続されている。そして、アクチュエーター部材21を有する水平状の上ベース盤23に上金型2を駆動手段により接近・離間させることで、アクチュエーター部材21の勾配状内周面とセクターシュー20の勾配状外周面とにより、上金型2が閉状態・開状態となる。
【0013】
移動装置3は下金型1を載置して固定する下ベース盤16を直線的に往復移動させる駆動手段であり、ネジ式や伸縮シリンダ式等としている。
搬出装置7はベース盤16の次工程(タイヤ取出位置C)側の端縁部に一端部側が接続固定されたもので、図示省略の回転駆動手段により駆動する水平状ベルトコンベアとしている。
【0014】
図8と図9はタイヤ供給装置4の正面図であり、このタイヤ供給装置4は、生タイヤRを図外の生タイヤ載置部より吊り上げて搬送するローダー、若しくは、図示省略するが、生タイヤ載置部を省略し、生タイヤRを自動搬送装置やコンベアで搬送しながら、直接、生タイヤRを拾い上げ、加硫機(タイヤ供給位置A)にセットするローダーとしている。タイヤ供給装置4は、タイヤ供給位置Aにおいて図示省略の昇降駆動手段により鉛直方向に往復移動するもので、図1及び図8のように生タイヤRを吊り下げ、下降し図4及び図9のようにその生タイヤRを下金型1に装着させるものである。
【0015】
タイヤ供給装置4は、図8と図9に示すように、水平面状の基板25bの同心円上に下方突出状の複数本(例えば4本)の鉛直アーム部材25aを備え、複数本のアーム部材25aが、生タイヤRの内周面側に挿入状となり、駆動手段24の作動により拡径・縮径状態となるものである。
さらに、アーム部材25aの外径側面には、外径方向に突出する掛止爪26を形成し、掛止爪26の上部が上ビード部用掛止部27となる。そして、鉛直アーム部材25aが縮径状態で、生タイヤRの内周面側に挿入状となり、その後、鉛直アーム部材25aが拡径方向に動作して、生タイヤRの上ビード部12を掛止爪26により掛止する。
【0016】
さらに、タイヤ供給装置4は図4のように降下し、図9に示すように、生タイヤRの下ビード部11を下金型1の下型ビードリング9に押し込んで強制的に着座させる下型ビードセット手段13を有している。つまり、下型ビードセット手段13は、伸縮シリンダー等により、夫々のアーム部材25aの下端よりさらに突出状に延伸し生タイヤRの下ビード部11を下方向きへ押圧する押し込み片28を有している。この押し込み片28は夫々のアーム部材25aに接続されており、押し込み片28は、平面視一つの間欠円形状となって、下ビード部11の上面部をその円周形状に沿って押圧することができる。
【0017】
図10はタイヤ取外装置5を説明する正面図であり、このタイヤ取外装置5が有する押さえ部材6は、加硫機の鉛直軸心Lを中心軸として放射状に拡径縮径作動自在の分割式の円環状部材とされ、押さえ部材6は拡径状態で、生タイヤRの(又は加硫済のタイヤTの)上下ビード部12,11の内径寸法より大きい外径寸法となって、押さえ部材6が生タイヤRの上下ビード部12,11に当接可能となり、押さえ部材6が縮径状態で、生タイヤRの(又は加硫済のタイヤTの)上下ビード部12,11の内径寸法より小さい外径寸法となって、押さえ部材6が生タイヤRの内周面側を挿通可能となる。
【0018】
従って、上述のとおりタイヤ加硫位置Bでのタイヤ取出工程において、図12及び図4に示すように、縮径状態の押さえ部材6が加硫済のタイヤT内周側において拡径状態となって降下し、タイヤTの下ビード部11を押し下げて、上昇位置にある上金型2から上金型2に保持されていたタイヤTを落下させることができる。さらに、図11及び図6に示すように、生タイヤRが装着された下金型1と、上金型2との閉型動作の際に(閉型工程において)、縮径状態の押さえ部材6が加硫前の生タイヤR内周側において拡径状態となって上昇し、生タイヤRの上ビード部12を上金型2の上型ビードリング10に押し込んで強制的に着座させることができる。
即ち、タイヤ取外装置5の押さえ部材6は、加硫後のタイヤTを取り出すタイヤ取出手段として動作すると共に、加硫前の生タイヤRを上型ビードリング10に着座させる上型ビードセット手段14として動作する。
【0019】
タイヤ取外装置5の押さえ部材6は、一面(下面)が下ビード部11を押し下げる水平面状の押し下げ面部を有し、他面(上面)が上ビード部12を上型ビードリング10に強制的に押し上げて着座させる水平面状の押し込み面部とを有する。
【0020】
この押さえ部材6の作動について具体的に説明すると、タイヤ取外装置5は、図10に示すように、加硫機の鉛直軸心L(タイヤTの軸心)を中心軸とし、図外の第一鉛直駆動手段により昇降移動する軸状ラム部材29と、軸状ラム部材29に隙間を持って外嵌し図外の第二鉛直駆動手段により昇降移動する筒部材30と、を有し、分割円環状の押さえ部材6はその内周面側において、リンク機構31を介在させて、筒部材30の下端部と接続されている。リンク機構31は、略レ字型の第一揺動片32を有しており、第一揺動片32の一端部が、軸状ラム部材29の直管部34の外周面に当接・摺動し、又は、直管部34の下端縁の凹周溝35に挿入状となる。そして、図10に示すように、ラム部材29の直管部34と筒部材30とが略同高さ位置となって、第一揺動片32の一端部が凹周溝35に挿入状となると押さえ部材6は縮径状態となり、図11と図12に示すように、直管部34が筒部材30より下方側へ突出した位置となって、第一揺動片32の一端部が凹周溝35から脱して直管部34の外周面に当接状態となると押さえ部材6は拡径状態となる。なお、この第一揺動片32は、その一辺が直線状の第二揺動片33と平行状態を保ったまま揺動運動することで、押さえ部材6は常時水平面状態を保つこととなる。
【0021】
次に、本発明に係る加硫機を用いて生タイヤRを加硫する方法について説明する。図1は、閉状態の金型Mによる加硫工程を示している。この工程の際、タイヤ供給位置Aにおいて、タイヤ供給装置4は、次に加硫を行う生タイヤRを吊り下げ状として準備している。
そして、図2は加硫工程が終了し、加硫機の金型開動作開始状態を示しており、上下金型2,1のチャックが解除される。そして、図3は、上金型2が上昇した金型開状態を示しており、加硫済のタイヤTは、上金型2に保持されている。そして、移動装置3が自動的に作動し、図4のように移動ユニット8を加硫準備位置に移動させ、タイヤ加硫位置Bにおいてタイヤ取外装置5の押さえ部材6がタイヤTの内周面側で開いて拡径状態となって下降し、タイヤTは搬出装置7の上に落下する(タイヤ取出工程)。そして、この工程中において、タイヤ供給位置Aにて、タイヤ供給装置4の下型ビードセット手段13が作動し、次に加硫を行う生タイヤRの下ビード部11が、下金型1の下型ビードリング9に装着される(生タイヤ装着工程)。
【0022】
その後、移動装置3が自動的に作動し、図5(金型閉動作開始状態)に示すように、移動ユニット8を加硫作業位置に移動させ、生タイヤRが装着された下金型1に、上金型2を降下させ接近させる準備状態となる。また、搬出装置7の自動運転により加硫済のタイヤTを次工程まで搬出する(搬出工程)。
そして、図6(金型閉工程)に示すように、下金型1と上金型2とが全閉するまでに(閉型動作中に)、タイヤ取外装置5の押さえ部材6が生タイヤRの内周面側で開いて上昇し、生タイヤRの上ビード部12を上金型2の上型ビードリング10に強制的にセットする。そして、図7に示すように、生タイヤRのシェーピングが行われ、加硫待機状態となる。その後、金型Mが完全に閉となり、生タイヤRの加硫が開始され、さらに次に加硫される生タイヤRがタイヤ供給位置Aに準備される。
【0023】
本発明のタイヤ取外装置5の押さえ部材6によれば、図10〜図12に示すように、加硫後のタイヤTを上金型2から取り外す装置を別途単独で設ける必要がなく、押さえ部材6が、生タイヤRの上ビード部12の装着を行うと共に、加硫済のタイヤTを上金型2から取り外すエジェクター装置として兼用されるため、設備費の低減と共に、取り外し時間の短縮が行え、生産性の向上が望める。
【0024】
このタイヤ加硫機は、下金型1をタイヤ加硫位置Bから空間部となるタイヤ供給位置Aに水平方向に引き出す構成とするため、図示省略の金型クランプ装置を用いることで、金型の交換が迅速かつ簡単に行える。
さらに、この加硫機によれば生タイヤRが適切な位置に装着でき、かつ、精度維持が容易なため、ユニフォーミティの良いタイヤTを生産することができる。
また、本発明に係るタイヤ加硫機は、図に示したバグエルタイプのみではなく、図示省略するが、センターポストがあってもブラダーが中に引き込まれるタイプの加硫機であってもよい。
【0025】
【発明の効果】
本発明は上述の構成により次のような効果を奏する。
【0026】
成が簡素であるため、加硫機の精度の維持が容易で、金型Mの開閉及び移動ユニット8の作動のスピードアップが図れ、かつ、タイヤTの精度向上が望める。
【0027】
イヤ取外装置5の押さえ部材6によりタイヤTの下ビード部11を押し下げてタイヤTを搬出装置7上に落下させるため、構成が簡素でありながら取り出しが確実かつ容易である。
【0028】
台のタイヤ取外装置5により、異なる工程で、上金型2へ保持された加硫済のタイヤTの取り外しと、生タイヤRの上金型2への装着が可能となって装置の高効率化が図れると共に、生タイヤRの上・下ビード部12,11を夫々上型・下型ビードリング10,9に適切に着座させることができ、精度の良いタイヤTが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のタイヤ加硫機の加硫工程を示す正面図である。
【図2】 金型開動作開始状態にあるタイヤ加硫機の正面図である。
【図3】 金型開状態にあるタイヤ加硫機の正面図である。
【図4】 タイヤ取出工程及び生タイヤ装着工程を示すタイヤ加硫機の正面図である。
【図5】 金型閉動作開始状態及びタイヤ搬出工程を示すタイヤ加硫機の正面図である。
【図6】 金型閉工程を示すタイヤ加硫機の正面図である。
【図7】 加硫待機状態にあるタイヤ加硫機の正面図である。
【図8】 タイヤ供給装置の正面図である。
【図9】 タイヤ供給装置の下型ビードセット手段による生タイヤ装着動作を説明する正面図である。
【図10】 タイヤ取外装置の正面図である。
【図11】 タイヤ取外装置の上型ビードセット手段の正面図である。
【図12】 上型ビードセット手段によるタイヤ取り外し工程を説明する正面図である。
【符号の説明】
1 下金型
2 上金型
3 移動装置
4 タイヤ供給装置
5 タイヤ取外装置
6 押さえ部材
7 搬出装置
8 移動ユニット
9 下型ビードリング
10 上型ビードリング
11 下ビード部
12 上ビード部
13 下型ビードセット手段
14 上型ビードセット手段
A タイヤ供給位置
B タイヤ加硫位置
L 鉛直軸心
T タイヤ
R 生タイヤ

Claims (2)

  1. 下金型(1)と昇降移動する上金型(2)とにより生タイヤ(R)を加硫するタイヤ加硫機に於て、上記下金型(1)をタイヤ供給位置(A)とタイヤ加硫位置(B)とに水平方向往復動させる移動装置(3)と、該タイヤ供給位置(A)において生タイヤ(R)を該下金型(1)に装着するタイヤ供給装置(4)と、該タイヤ加硫位置(B)において上昇位置にある上記上金型(2)から加硫済のタイヤ(T)の下ビード部(11)を押し下げて該タイヤ(T)を落下させる押さえ部材(6)を有するタイヤ取外装置(5)と、該上金型(2)から落下した該タイヤ(T)を載置して次工程へ搬出する搬出装置(7)と、を備え、上記下金型(1)と上記搬出装置(7)とが一体的に移動可能に連結された移動ユニット(8)とされ、上記移動装置(3)により該移動ユニット(8)を水平方向往復動させるように構成し、さらに、上記タイヤ取外装置(5)の上記押さえ部材(6)が、上記生タイヤ(R)が装着された上記下金型(1)と上記上金型(2)との閉型動作の際に該生タイヤ(R)の上ビード部( 12 )を該上金型(2)の上型ビードリング( 10 )に押し込んで着座させる上型ビードセット手段( 14 )として動作するよう構成したことを特徴とするタイヤ加硫機。
  2. 上記押さえ部材(6)が、鉛直軸心(L)を中心軸として放射状に拡径縮径作動自在の分割式の円環状部材とされ、かつ、拡径状態で、上記生タイヤ(R)及び加硫済のタイヤ(T)の上下ビード部 (12)(11) の内径寸法よりも大きい外径寸法であり、縮径状態で、上記生タイヤ(R)及び加硫済のタイヤ(T)の上下ビード部 (12)(11) の内径寸法よりも小さい外径寸法として、上記拡径縮径作動し、しかも、下面が上記下ビード部( 11 )を押し下げる水平面状の押し下げ面部を有し、上面が上記上ビード部( 12 )を上記上型ビードリング( 10 )に押し込んで着座させる押し込み面部を備えている請求項1記載のタイヤ加硫機。
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