JP2008260232A - タイヤ加硫方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 タイヤ取下し装置に昇降機能を持たせる必要がなくなり、或いは昇降させる場合でも昇降ストロークを短くさせ、これによりタイヤ加硫装置の全体を低くさせ、装置のコンパクト化を図ることができるようにしたタイヤ加硫方法の提供。
【解決手段】 グリーンタイヤGを加硫成形させた加硫済タイヤTをタイヤ加硫位置Yで上部コンテナ30により上昇位置Dに上昇させるステップ(S2)と、タイヤ取下し装置20をタイヤ加硫位置に移動させるステップ(S3)と、上部コンテナを上昇位置Dからタイヤ受け渡し位置Bに下降させて加硫済タイヤをタイヤ取下し装置で保持させるステップ(S4)と、上部コンテナをタイヤ受け渡し位置で開放させるステップ(S5)と、加硫済タイヤを開放させた上部コンテナをタイヤ受け渡し位置から待機位置Cに上昇させるステップ(S6)を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 グリーンタイヤGを加硫成形させた加硫済タイヤTをタイヤ加硫位置Yで上部コンテナ30により上昇位置Dに上昇させるステップ(S2)と、タイヤ取下し装置20をタイヤ加硫位置に移動させるステップ(S3)と、上部コンテナを上昇位置Dからタイヤ受け渡し位置Bに下降させて加硫済タイヤをタイヤ取下し装置で保持させるステップ(S4)と、上部コンテナをタイヤ受け渡し位置で開放させるステップ(S5)と、加硫済タイヤを開放させた上部コンテナをタイヤ受け渡し位置から待機位置Cに上昇させるステップ(S6)を備えている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、グリーンタイヤ(生タイヤ)を連続的に加硫成形させるためのタイヤ加硫方法に関し、特に、加硫済タイヤをタイヤ加硫位置で上部コンテナからタイヤ取下し装置に取り下すための技術に関する。
従来、グリーンタイヤを連続的に加硫成形させるためのタイヤ加硫方法が知られている(特許文献1参照)。
この従来のタイヤ加硫方法は、水平方向に移動する下部プレートに下部コンテナ及びタイヤ取下し装置を設け、上下方向に昇降する上部プレートに上部コンテナを設け、タイヤ加硫位置において下部コンテナと上部コンテナとの間でグリーンタイヤを加硫成形させ、このタイヤ加硫位置で前記タイヤ取下し装置を昇降させることで、下部コンテナから加硫済タイヤを取下するようなっていた。
即ち、グリーンタイヤを加硫成形させた後、その加硫済タイヤを保持させまま上部コンテナをタイヤ加硫位置で上昇位置に上昇させるステップと、
次に、タイヤ取下し装置をタイヤ加硫位置に移動させ、ここでタイヤ受け渡し位置に上昇させるステップと、
このタイヤ受け渡し位置で前記上昇位置の上部コンテナから加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に受け渡して保持させるステップと、
次に、加硫済タイヤを保持させた前記タイヤ取下し装置を元の位置に下降させるステップとを備えていた。
次に、タイヤ取下し装置をタイヤ加硫位置に移動させ、ここでタイヤ受け渡し位置に上昇させるステップと、
このタイヤ受け渡し位置で前記上昇位置の上部コンテナから加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に受け渡して保持させるステップと、
次に、加硫済タイヤを保持させた前記タイヤ取下し装置を元の位置に下降させるステップとを備えていた。
即ち、この従来のタイヤ加硫方法では、上部コンテナから加硫済タイヤをタイヤ取下し装置で取り下す際に、上昇位置に移動した上部コンテナまでタイヤ取下し装置を上昇させ、ここをタイヤ受け渡し位置として上部コンテナからタイヤ取下し装置に加硫済タイヤを受け渡して保持させたのちタイヤ取下し装置を元の位置に下降させるようになっている。
このようにタイヤ受け渡し位置を上部コンテナの上昇位置に設定させると、タイヤ取下し装置の昇降ストロークが長くなり、それだけタイヤ加硫装置の全体が高くなり、コンパクト化が難しくなるという問題があった。
特許公開2000−158447号公報
本発明は、上部コンテナから加硫済タイヤを取り下す際に、タイヤ取下し装置を上部コンテナの上昇位置まで上昇させるのではなく、上部コンテナをタイヤ取下し装置まで下降させ、ここをタイヤ受け渡し位置として上部コンテナからタイヤ取下し装置に加硫済タイヤを受け渡すようにする。
即ち、上部コンテナはもともと昇降機能を備えており、この上部コンテナの昇降機能を利用して上部コンテナを上昇位置からタイヤ受け渡し位置に下降させ、ここで上部コンテナから加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に受け渡すようにする。
これにより、上部コンテナの上昇位置をタイヤ受け渡し位置とし、ここで加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に渡すようにした従来技術に比べてタイヤ受け渡し位置を下方に下げることができる。
これによりタイヤ取下し装置に昇降機能を持たせる必要がなくなり、或いは昇降させる場合でも昇降ストロークを短くさせ、これによりタイヤ加硫装置の全体を低くさせ、装置のコンパクト化を図ることができるようにしたタイヤ加硫方法を提供することを課題としている。
これにより、上部コンテナの上昇位置をタイヤ受け渡し位置とし、ここで加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に渡すようにした従来技術に比べてタイヤ受け渡し位置を下方に下げることができる。
これによりタイヤ取下し装置に昇降機能を持たせる必要がなくなり、或いは昇降させる場合でも昇降ストロークを短くさせ、これによりタイヤ加硫装置の全体を低くさせ、装置のコンパクト化を図ることができるようにしたタイヤ加硫方法を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明のタイヤ加硫方法は、
水平方向に移動する下部プレート(1)に下部コンテナ(10)及びタイヤ取下し装置(20)を設け、上下方向に昇降する上部プレート(3)に上部コンテナ(30)を設け、
タイヤ加硫位置(Y)において前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させ、
このタイヤ加硫位置(Y)において前記上部コンテナ(30)から前記タイヤ取下し装置(20)に加硫済タイヤ(T)を受け渡すようにしたタイヤ加硫方法であって、
前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させた後、その加硫済タイヤ(T)を保持させままタイヤ加硫位置(Y)で前記上部コンテナ(30)を上昇位置(D)に上昇させるステップ(S2)と、
次に、タイヤ取下し装置(20)をタイヤ加硫位置(Y)に移動させるステップ(S3)と、
次に、上部コンテナ(30)を上昇位置(D)からタイヤ受け渡し位置(B)に下降させて、その上部コンテナ(30)に保持された加硫済タイヤ(T)を前記タイヤ取下し装置(20)で保持させるステップ(S4)と、
次に、上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)に位置させたまま、この上部コンテナ(30)による加硫済タイヤ(T)の保持を開放させるステップ(S5)と、
次に、加硫済タイヤ(T)を開放させた上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)から待機位置(C)に上昇させるステップ(S6)とを備えている構成とした。
水平方向に移動する下部プレート(1)に下部コンテナ(10)及びタイヤ取下し装置(20)を設け、上下方向に昇降する上部プレート(3)に上部コンテナ(30)を設け、
タイヤ加硫位置(Y)において前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させ、
このタイヤ加硫位置(Y)において前記上部コンテナ(30)から前記タイヤ取下し装置(20)に加硫済タイヤ(T)を受け渡すようにしたタイヤ加硫方法であって、
前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させた後、その加硫済タイヤ(T)を保持させままタイヤ加硫位置(Y)で前記上部コンテナ(30)を上昇位置(D)に上昇させるステップ(S2)と、
次に、タイヤ取下し装置(20)をタイヤ加硫位置(Y)に移動させるステップ(S3)と、
次に、上部コンテナ(30)を上昇位置(D)からタイヤ受け渡し位置(B)に下降させて、その上部コンテナ(30)に保持された加硫済タイヤ(T)を前記タイヤ取下し装置(20)で保持させるステップ(S4)と、
次に、上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)に位置させたまま、この上部コンテナ(30)による加硫済タイヤ(T)の保持を開放させるステップ(S5)と、
次に、加硫済タイヤ(T)を開放させた上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)から待機位置(C)に上昇させるステップ(S6)とを備えている構成とした。
このタイヤ加硫方法において、上部コンテナ(30)は上昇位置(D)からタイヤ受け渡し位置(B)に下降するものであり、従って、タイヤ受け渡し位置(B)が上昇位置(D)よりも低い位置に設定されていることは自明である。
なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施例に記載した具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明は、上部コンテナを上昇位置からタイヤ受け渡し位置に下降させ、ここで上部コンテナからタイヤ取下し装置に加硫済タイヤを受け渡す点に特徴がある。
即ち、加硫済タイヤの受け渡しに際し、上部コンテナの上昇位置までタイヤ取下し装置を上昇させるのではなく、もともと昇降機能を備えている上部コンテナをタイヤ受け渡し位置に下降させ、ここで上部コンテナから加硫済タイヤをタイヤ取下し装置に受け渡すものである。
従って、上部コンテナの上昇位置までタイヤ取下し装置を上昇させるようにした従来技術とは異なり、本発明では上部コンテナを上昇位置からタイヤ受け渡し位置に下降させるため、タイヤ取下し装置に必ずしも昇降機能を持たせる必要がなくなる。
この場合、タイヤ取下し装置に昇降機能を持たせない場合には、タイヤ取下し装置は、その高さで上部コンテナから加硫済タイヤが受け渡されることになる。又、タイヤ取下し装置に必要最小限の昇降機能を持たせる場合であっても、タイヤ受け渡し位置は上部コンテナの上昇位置よりも低い位置に設定されているため、タイヤ加硫装置の全体を低くさせることが可能になり、装置のコンパクト化を図ることができる。
図1は本発明の実施例であるタイヤ加硫方法を示す工程説明図である。
本実施例のタイヤ加硫方法では、水平方向に移動する下部プレート1と、上下方向に昇降する上部プレート3を備えている。
なお、前記下部プレート1を水平方向に移動させるための手段としては、自走台車のように、任意に移動できる形態のものが好ましい。
又、前記上部プレート3は、図示省略したメインシリンダによって昇降する。
本実施例のタイヤ加硫方法では、水平方向に移動する下部プレート1と、上下方向に昇降する上部プレート3を備えている。
なお、前記下部プレート1を水平方向に移動させるための手段としては、自走台車のように、任意に移動できる形態のものが好ましい。
又、前記上部プレート3は、図示省略したメインシリンダによって昇降する。
前記下部プレート1には下部コンテナ10が設けられ、この下部コンテナ10が水平方向に配置されたタイヤ供給位置(図示省略)と、タイヤ取出位置(図示省略)と、タイヤ加硫位置Yと間を水平方向に移動するように形成されている。
又、この下部コンテナ10の中心には、拡縮可能な筒状ゴムにより形成されたブラダー11が中心機構に設けられ、蒸気により拡大したブラダー11がグリーンタイヤGの内面に密着してシェーピングさせることによりグリーンタイヤGの変形を防止させるようになっている。
又、この下部コンテナ10の中心には、拡縮可能な筒状ゴムにより形成されたブラダー11が中心機構に設けられ、蒸気により拡大したブラダー11がグリーンタイヤGの内面に密着してシェーピングさせることによりグリーンタイヤGの変形を防止させるようになっている。
又、前記下部プレート1にはタイヤ取下し装置20が設けられ、実施例のタイヤ取下し装置20は昇降機能を持っておらず、そのままの高さで加硫済タイヤTが受け渡されるように設定されている。
前記上部プレート3には上部コンテナ30が設けられ、この上部コンテナ30は前記タイヤ加硫位置Yにおいて、最下方の下降位置A(ステップS1)と、その上方のタイヤ受け渡し位置B(ステップS4、S5)と、その上方の待機位置C(ステップS6、S7)と、最上方の上昇位置D(ステップS2、S3)の間を移動する。
前記上部コンテナ30は複数に分割されたセグメントモールドによって形成され、上部プレート3に固定したシリンダ31の伸縮により拡縮ガイド32に沿って放射方向に拡縮開閉するように形成されている。
本実施例のタイヤ加硫方法を図1により説明する。
このタイヤ加硫方法では、図示省略したタイヤ供給位置で下部コンテナ10にグリーンタイヤGが挿入セットされ、このグリーンタイヤGが挿入セットされた下部コンテナ10が下部プレート1の移動によってタイヤ加硫位置Yに移動する。
そして、このタイヤ加硫位置Yに移動した下部コンテナ10と、このタイヤ加硫位置Yで下降位置Aに移動した上部コンテナ30との間で前記グリーンタイヤGが加硫成形される(ステップS1)。
このタイヤ加硫方法では、図示省略したタイヤ供給位置で下部コンテナ10にグリーンタイヤGが挿入セットされ、このグリーンタイヤGが挿入セットされた下部コンテナ10が下部プレート1の移動によってタイヤ加硫位置Yに移動する。
そして、このタイヤ加硫位置Yに移動した下部コンテナ10と、このタイヤ加硫位置Yで下降位置Aに移動した上部コンテナ30との間で前記グリーンタイヤGが加硫成形される(ステップS1)。
このようにして下部コンテナ10と上部コンテナ30との間でグリーンタイヤGが加硫成形された後、その加硫済タイヤTを保持させままタイヤ加硫位置Yで前記上部コンテナ30が上昇位置Dに上昇する(ステップS2)。
このとき、下部コンテナ10の中心機構に設けたブラダー11は筒状に伸長し、加硫済タイヤTから離反する。
このとき、下部コンテナ10の中心機構に設けたブラダー11は筒状に伸長し、加硫済タイヤTから離反する。
次に、下部プレート1の移動によって下部コンテナ10はタイヤ加硫位置Yから図外のタイヤ取出位置に移動すると共に、タイヤ取下し装置20がタイヤ加硫位置Yに移動してくる(ステップS3)。
次に、図外のメインシリンダの作動により上部プレート3が上部コンテナ30を伴って下降し、この上部コンテナ30が上昇位置Dからタイヤ受け渡し位置Bに下降すると共に、ここで上部コンテナ30から前記タイヤ取下し装置20に加硫済タイヤTが受け渡されて保持される(ステップS4)。
このとき、タイヤ取下し装置20に設けた係止爪21が外方に開いて加硫済タイヤTの内周に係合する。
このとき、タイヤ取下し装置20に設けた係止爪21が外方に開いて加硫済タイヤTの内周に係合する。
この加硫済タイヤTの受け渡しに際し、前記上部コンテナ30は、タイヤ受け渡し位置Bを維持したまま拡大して加硫済タイヤTから離れるもので、このとき上部コンテナ30はシリンダ31の伸長により拡縮ガイド32に沿って下降することにより拡大するため、上部コンテナ30が下降する分だけ図外のメインシリンダによって上部プレート3が上昇し、これにより上部コンテナ30がタイヤ受け渡し位置Bを維持するようになっている(ステップS5)。
次に、上記のようにして上部コンテナ30が拡大しながら、図外のメインシリンダによって上部プレート3が上昇し、これに伴い上部コンテナ30が待機位置Cに上昇する(ステップS6)。
この際、タイヤ取下し装置20の位置が固定されているため、加硫済タイヤTの位置が変わらないように、上部コンテナ30の上昇動作と、上部コンテナ30の拡大動作をほぼ同期させている。
この際、タイヤ取下し装置20の位置が固定されているため、加硫済タイヤTの位置が変わらないように、上部コンテナ30の上昇動作と、上部コンテナ30の拡大動作をほぼ同期させている。
その後、加硫済タイヤTを保持したタイヤ取下し装置20がタイヤ加硫位置Yから図外のタイヤ取出位置に移動すると共に、図外のタイヤ供給位置でグリーンタイヤGが挿入セットされた下部コンテナ10が下部プレート1の移動によりタイヤ加硫位置Yに移動し(ステップS7)、以後は前記のステップ繰り返して順次にグリーンタイヤGを加硫成形させ、その加硫成形させた加硫済タイヤTを取り出すようにしている。
なお、前記タイヤ取下し装置20に保持されてタイヤ取出位置に移動した加硫済タイヤTは、引き続きPCI装置(加圧冷却装置)に受け渡され、ここで成形状態が安定するように処理される。
又、この実施例では、グリーンタイヤGをそのまま下部コンテナ10に挿入セットさせ、この下部コンテナ10内で中心機構に設けたブラダー11によりシェーピングさせる例で説明したが、これに限らずシェーピングユニットを用いることもできる。
シェーピングユニットは、拡縮可能な筒状ゴムにより形成されたブラダーを備え、タイヤ加硫装置の外部で挿入セットされたグリーンタイヤを、このシェーピングユニット内でシェーピングさせておくものである。
このように、シェーピングユニットを使用する場合には、下部コンテナの中心機構にブラダーを装備させる必要はなく、グリーンタイヤをシェーピングさせた状態のシェーピングユニットを下部コンテナに挿入させることになる。
このように、シェーピングユニットを使用する場合には、下部コンテナの中心機構にブラダーを装備させる必要はなく、グリーンタイヤをシェーピングさせた状態のシェーピングユニットを下部コンテナに挿入させることになる。
従って、シェーピングユニットを使用した場合、本発明で言うグリーンタイヤはシェーピングユニットにセットされた状態のグリーンタイヤを意味し、又、加硫済タイヤはシェーピングユニットにセットされた状態の加硫済タイヤを意味する。
1 下部プレート
3 上部プレート
10 下部コンテナ
11 ブラダー
20 タイヤ取下し装置
21 係止爪
30 上部コンテナ
31 シリンダ
32 拡縮ガイド
A 下降位置
B タイヤ受け渡し位置
C 待機位置
D 上昇位置
G グリーンタイヤ
T 加硫済タイヤ
Y タイヤ加硫位置
3 上部プレート
10 下部コンテナ
11 ブラダー
20 タイヤ取下し装置
21 係止爪
30 上部コンテナ
31 シリンダ
32 拡縮ガイド
A 下降位置
B タイヤ受け渡し位置
C 待機位置
D 上昇位置
G グリーンタイヤ
T 加硫済タイヤ
Y タイヤ加硫位置
Claims (1)
- 水平方向に移動する下部プレート(1)に下部コンテナ(10)及びタイヤ取下し装置(20)を設け、上下方向に昇降する上部プレート(3)に上部コンテナ(30)を設け、
タイヤ加硫位置(Y)において前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させ、
このタイヤ加硫位置(Y)において前記上部コンテナ(30)から前記タイヤ取下し装置(20)に加硫済タイヤ(T)を受け渡すようにしたタイヤ加硫方法であって、
前記下部コンテナ(10)と上部コンテナ(30)との間でグリーンタイヤ(G)を加硫成形させた後、その加硫済タイヤ(T)を保持させままタイヤ加硫位置(Y)で前記上部コンテナ(30)を上昇位置(D)に上昇させるステップ(S2)と、
次に、タイヤ取下し装置(20)をタイヤ加硫位置(Y)に移動させるステップ(S3)と、
次に、上部コンテナ(30)を上昇位置(D)からタイヤ受け渡し位置(B)に下降させて、その上部コンテナ(30)に保持された加硫済タイヤ(T)を前記タイヤ取下し装置(20)で保持させるステップ(S4)と、
次に、上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)に位置させたまま、この上部コンテナ(30)による加硫済タイヤ(T)の保持を開放させるステップ(S5)と、
次に、加硫済タイヤ(T)を開放させた上部コンテナ(30)をタイヤ受け渡し位置(B)から待機位置(C)に上昇させるステップ(S6)とを備えていることを特徴とするタイヤ加硫方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
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Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3961700B2 (ja) * | 1998-11-30 | 2007-08-22 | 株式会社市丸技研 | タイヤ加硫装置 |
JP4047688B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2008-02-13 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ加硫機 |
-
2007
- 2007-04-13 JP JP2007105459A patent/JP2008260232A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2175642A1 (en) | 2008-10-07 | 2010-04-14 | Victor Company Of Japan Limited | Broadcast program display apparatus and method |
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WO2008129737A1 (ja) | 2008-10-30 |
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