JP4046099B2 - 車両用シートの物品保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートの物品保持構造に関する。
従来、車両用シートには、非着座時にノートやバインダー等の物品を保持しておく保持構造を備えたものが提案されている(特許文献1参照)。
この保持構造は、シートバックと、シートバックの前面に設けられたバンドとを備えている。このバンドは左右に延在して形成されており、前記シートバックの前面との間に物品を挟んで保持するように、ぴんと張られて左右端部が前記シートバックの前面に縫い付けられて固定されている。
実開平4−18043号公報
しかしながら、このような車両用シートの物品保持構造においては、シートバックの前面にバンドを重ねて設けていることから、着座時でもバンドはシートバックの前面から出っ張った状態になっている。したがって、乗員は背中に違和感を感じてしまうため、シートの座り心地が低下してしまう問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、シートの座り心地を低下させることなく物品を保持することができる車両用シートの物品保持構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の請求項1記載の車両用シートの物品保持構造においては、車両用シートのシートバックと、このシートバックの前面に取り付けられるバンドとを備え、このバンドは左右に延在して形成されて、前記シートバックの前面との間に物品を挟んで保持するように、ぴんと張られて左右端部が前記シートバックの前面に固定される車両用シートの物品保持構造において、前記シートバックの前面に、前記バンドの形状および厚さに合わせて凹部を形成し、この凹部内に前記バンドを収容して取り付け、前記バンドのバンド本体の上端部と下端部をシートバック側へ折り返して形成した上下端部内に芯材を設け、この芯材は前記上下端部全体にわたって左右に延在して形成されたことを特徴としている。
かかる構成においては、着座時にシートバックからバンドが出っ張らないため、乗員は背中に違和感を感じることはない。
また、この車両用シートの物品保持構造では、バンドの上下端部は芯材によってシートバック前面に沿って張り渡されて撓まないため、非使用時にはバンドをシートバックの凹部内にきちんと収容することができる
また請求項2記載の車両用シートの物品保持構造において、前記凹部は、前記バンド本体の上下端部に対応する部分が、当該バンド本体の他の部位に対応する部分よりも深く形成されていることを特徴とする。
かかる構成において、凹部のうちバンド本体の上下端部に対応する部分がその他の部位に対応する部分よりも深いため、芯材が設けられて厚みが厚くなった前記上下端部を、非使用時にこの凹部内にきちんと収容することができる。
以上説明したように本発明の請求項1記載の車両用シートの物品保持構造においては、バンドがシートバック前面の凹部内に収容されていることにより着座時にはシートバックからバンドが出っ張らないため、乗員は背中に違和感を感じることはない。よって、シートの座り心地を低下させることなく物品を保持することができる。
また、本発明の車両用シートの物品保持構造では、バンドの上下端部は芯材によってシートバック前面に沿って張り渡されて撓まないため、非使用時にはバンドをシートバックの凹部内にきちんと収容することができる。よって、非使用時におけるシートの見栄えを良くすることができる
また請求項2記載の車両用シートの物品保持構造においては、シートバックに形成された凹部のうちバンド本体の上下端部に対応する部分がその他の部位に対応する部分よりも深いため、芯材が設けられて厚みが厚くなった前記上下端部を、非使用時にこの凹部内にきちんと収容することができる
以下、本発明の実施の形態を図にしたがって説明する。
図1は、本発明の一実施の形態を示す車両用シート1の斜視図である。この車両用シート1は、シートクッション2と、シートクッション2の後端部21に設けられたシートバック3とを中心にして構成されている。
そして、このシートバック3には、上端部31にヘッドレスト4が取り付けられている一方、前面32の下部にはバンド5が取り付けられており、このバンド5とシートバック3とで本発明の物品保持構造を構成している。
またこのシートバック3は、図2に示すように、左右一対のバックフレーム33、33と、両バックフレーム33、33に巻き付けて取り付けられたバックパッド34と、バックパッド34を覆って取り付けられた表皮35とから構成されている。
そして、図3に示すように、このシートバック3の前面32の下部には、バンド5の形状および厚さに合わせてバックパッド34と表皮35を凹ませて凹部36が形成されており、この凹部36内にバンド5が収容されて取り付けられている。
このバンド5は、バンド本体51と、バンド本体51の上端部511と下端部512に設けられた芯材52、52とから構成されている。
バンド本体51はシートバック3の表皮35と同じ素材により左右に延在して形成されている。またバンド本体51の上端部511と下端部512はシートバック3側へ折り返されており、芯材52はこの折り返された上下端部511、512内にそれぞれ設けられている。また芯材52は、バンド本体51よりも硬い可撓性を有する合成樹脂によって上下端部511、512全体にわたって左右に延在して形成されている。
そして、バンド5は芯材52、52を内包した状態で、シートバック3の前面32との間にノートやバインダー等の物品10(図5参照)を挟んで保持するように、ぴんと張られて左右端部5a、5bがシートバック3の前面32の表皮35に縫い付けられて固定されている。
かかる構成においては、図3に示したようにバンド5がシートバック前面32の凹部36内に収容されていることにより着座時(非使用時)にはシートバック3からバンド5が出っ張らない状態になっている。
このため、乗員はシート1に着座しても背中に違和感を感じることはない。よって、本実施の形態の車両用シート1の物品保持構造においては、シート1の座り心地を低下させることなく物品10を保持することができる。
また、バンド5の上下端部511、512は、芯材52、52によってシートバック前面32に沿って張り渡されて撓まないため、図1に示すように非使用時にはバンド5をシートバック3の凹部36内にきちんと収容することができる。よって、本実施の形態の車両用シート1の物品保持構造においては、非使用時におけるシート1の見栄えを良くすることができる。
さらに、この芯材52はバンド5の上下端部511、512に内包された状態で設けられているので芯材52が外部へ露出してしまうことがない。よって、非使用時におけるシート1の見栄えをさらに良くすることができる。
本発明の一実施の形態を示す車両用シートの斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図3の上部の拡大図である。 バンド使用時における車両用シートの斜視図である。
符号の説明
1 車両用シート
3 シートバック
5 バンド
5a 左端部
5b 右端部
10 物品
32 前面
36 凹部
52 芯材
511 上端部
512 下端部

Claims (2)

  1. 車両用シートのシートバックと、このシートバックの前面に取り付けられるバンドとを備え、このバンドは左右に延在して形成されて、前記シートバックの前面との間に物品を挟んで保持するように、ぴんと張られて左右端部が前記シートバックの前面に固定される車両用シートの物品保持構造において、
    前記シートバックの前面に、前記バンドの形状および厚さに合わせて凹部を形成し、この凹部内に前記バンドを収容して取り付け
    前記バンドのバンド本体の上端部と下端部をシートバック側へ折り返して形成した上下端部内に芯材を設け、この芯材は前記上下端部全体にわたって左右に延在して形成された
    ことを特徴とする車両用シートの物品保持構造。
  2. 請求項1に記載の車両用シートの物品保持構造であって、
    前記凹部は、前記バンド本体の上下端部に対応する部分が、当該バンド本体の他の部位に対応する部分よりも深く形成されている
    ことを特徴とする車両用シートの物品保持構造
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