JP2010124922A - サポートパッドの組み付け構造 - Google Patents

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Yoshinori Yanagida
良則 柳田
Hitoshi Yasuda
仁司 安田
Nao Watanabe
奈緒 渡邉
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Abstract

【課題】車両用シートのパッドと、このパッド側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバーとの間にサポートパッドが挟みこまれている場合であっても、着座者にとって快適に感じさせるサポートパッドの組み付け構造を提供することを課題とする。
【解決手段】車両用シート1のパッド12と、このパッド12側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバー16との間に挟み込まれるサポートパッド22の組み付け構造であって、シートカバー16には、その裏面にガイド部20が組み付けられており、このガイド部20にサポートパッド22を保持させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、サポートパッドの組み付け構造に関し、詳しくは、車両用シートのパッドと、このパッド側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバーとの間に挟み込まれるサポートパッドの組み付け構造に関する。
従来より、車両用シートにおけるシートクッションのパッドの表面をカバーリングする構造として、例えば、特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、まず、シートクッションのパッドの表面をベースカバーでカバーリングしておき、このカバーリングしたベースカバーの表面を、さらに、シートカバーでカバーリングする2重のカバーリング構造となっている。これにより、例えば、シートカバーをベースカバーに対して異なる素材、異なる色のシートカバーに取り替えることができる。そのため、車両用シートの意匠性を向上させることができる。
特開2008−183403号公報
しかしながら、上述した技術では、ベースカバーは、パッドの表面の形状に沿って強いテンションを掛けられた状態でパッド側の表面をカバーリングしている。一方、シートカバーは、自身の取り替えを容易に行えるようにするため、ファスナ(登録商標)を介してベースカバーの表面をカバーリングしている。このようにファスナを介すると、シートカバーのテンションは弱くなるため、例えば、パッドの表面における乗員の着座面に凹みが生じていると(パッドの表面に凹み状の天板メイン部が存在していると)、ベースカバーとシートカバーとの間にスキが生じてしまうといった問題が発生していた。この問題を解決するために、このスキにサポートパッド(例えば、厚みを有するウレタン部材)を挟み込むことが考えられた。しかしながら、単に、サポートパッドを挟み込むだけでは、乗降の繰り返しに伴ってサポートパッドにズレが生じることがあり、結果として、乗員を不快に感じさせることがあった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両用シートのパッドと、このパッド側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバーとの間にサポートパッドが挟みこまれている場合であっても、着座者にとって快適に感じさせるサポートパッドの組み付け構造を提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。請求項1に記載の発明は、車両用シートのパッドと、このパッド側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバーとの間に挟み込まれるサポートパッドの組み付け構造であって、シートカバーには、その裏面にガイド部が組み付けられており、このガイド部にサポートパッドを保持させることを特徴とする。
この構成によれば、サポートパッドは、ガイド部に保持される格好でシートカバーの裏面に組み付けられている。そのため、乗降の繰り返しに伴ってサポートパッドにズレが生じることがなく、結果として、着座者にとって快適に感じさせることができる。
また、この構成によれば、サポートパッドをシートカバーから取り外すことができる。そのため、シートカバー側のクッション層(例えば、ウレタンラミ)を廃止することができる。したがって、シートカバーの洗濯が可能となる。すなわち、通常のシートカバーには、クッション層が設けられているため、このクッション層の変形を防止する観点からシートカバーの洗濯ができなかった。しかし、本発明の構造を適用すると、サポートパッドの取り外しが可能であるため、シートカバー単体で洗濯が可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、本発明の実施例1を、図1〜5を用いて説明する。図1は、本発明の実施例に係るサポートパッドの組み付け構造を適用した車両用シートの全体斜視図である。図2は、図1のシートクッションの分解斜視図である。
図3は、図2のシートカバーを下側から見た斜視図である。図4は、図3のサポートパッドを取り外した状態の斜視図である。図5は、図1のシートクッションのA−A線断面図である。なお、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、車両用シートを基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1を参照して、本発明の実施例に係る車両用シート1を説明する。この車両用シート1は、乗員の着座部となるシートクッション2と、乗員の背凭れ部となりシートクッション2に対して傾動可能なシートバック3と、このシートバック3の頂部に組み付けられてシートクッション2に着座した乗員の後頭部を支承するヘッドレスト4とから構成されている。これらの構成部材2、3、4のうち、シートバック3とヘッドレスト4とは、公知の構成であるため、以下に、図2を参照して、シートクッション2の構成のみを説明することとする。
シートクッション2は、その骨格を成す矩形状に形成されたクッションフレーム10と、このクッションフレーム10に対し包着状に取り付けられるパッド12と、このパッド12の表面をカバーリングするベースカバー14と、このベースカバー14の表面を、さらに、カバーリングするシートカバー16とから主として構成されている。
これらの構成部材10、12、14、16のうち、クッションフレーム10とパッド12とは、公知の構成であるため、以下に、ベースカバー14とシートカバー16の構成のみを説明することとする。
まず、ベースカバー14の構成から説明する。ベースカバー14は、パッド12の表面をカバーリングできるように、パッド12の表面の形状に沿って矩形状に形成されたカバー部材である。このベースカバー14の前後左右の4辺の縁には、自身をクッションフレーム10に掛け止めするフック14aがそれぞれ縫着されている。また、このベースカバー14には、後述するシートカバー16に縫着されたファスナ16bと噛み合い可能なファスナ14bがそれぞれ縫着されている。このようにして、ベースカバー14は構成されている。
次に、シートカバー16の構成を説明する。シートカバー16は、パッド12の表面をカバーリングしたベースカバー14の表面を、さらに、カバーリングできるように、ベースカバー14の表面の形状に沿って矩形状に形成されたカバー部材である。このシートカバー16の4辺の縁のうち、前側の縁には、自身をパッド12の前縁に引っ掛け可能な袋形状の引っ掛け部16aが形成されている。また、シートカバー16の4辺の縁のうち、左右側と後側の3辺の縁には、自身をベースカバー14に掛け止めする上述したファスナ16bがそれぞれ縫着されている。
また、図3に示すように、このシートカバー16の裏面のうち、パッド12の着座面(天板部)と向かい合う部位には、その前後にポケット状に形成された一対のガイド部20がそれぞれ縫着されている。このとき、両ガイド部20は、そのポケットの開口20aが互いに向かい合う格好となるように、それぞれ縫着されている。そして、この両ガイド部20には、サポートパッド22が橋渡す格好となるように挿入されている。
これにより、両ガイド部20にサポートパッド22を保持させることができる。なお、両ガイド部20にサポートパッド22を挿入させる方法として、例えば、サポートパッド22の中央部を折り曲げておき、この折り曲げ状態でサポートパッド22の挿入が完了すると、その折り曲げを戻すといった挿入方法が考えられている。図4において、想像線が、折り曲げ状態のサポートパッド22を示している。なお、両ガイド部20は、着座者に異物感を与えることがないように、例えば、布等によって形成されている。
このサポートパッド22の幅長(左右方向の長さ)L1は、両ガイド部20の幅長(左右方向の長さ)L2と略一致するように設定されている。これと同様に、このサポートパッド22の奥行き長(前後方向の長さ)L3は、両ガイド部20の奥行き長(前後方向の長さ)L4と略一致するように設定されている。そのため、上述したように両ガイド部20にサポートパッド22を挿入すると、両ガイド部20に対してサポートパッド22にズレが生じることなく、また、両ガイド部20からサポートパッド22の脱落が生じることがない。したがって、両ガイド部20によってサポートパッド22を確実に保持させることができる。このようにサポートパッド22が組み付けられた状態で、シートカバー14は構成されている。
続いて、図2、5を参照して、上述した構成10、12、14、16から成るシートクッション2の組み立て方法を説明する。まず、クッションフレーム10にパッド12を取り付けた状態でパッド12の表面をベースカバー14でカバーリングし、そのカバーリング状態で4箇所のフック14aをクッションフレーム10に形成された矩形状のワイヤ10aにそれぞれ引っ掛ける。
このとき、ベースカバー14にテンションを掛けなければ、4箇所のフック14aを各ワイヤ10aにそれぞれ引っ掛けることができないように設定されているため、カバーリングした後のベースカバー14には強いテンションが掛けられた状態となっている。すなわち、カバーリングした後のベースカバー14はパッド12の表面に密着状態となっている。
次に、上述したように、パッド12の表面にベースカバー14をカバーリングした状態で、さらに、ベースカバー14の表面をシートカバー16でカバーリングし、そのカバーリング状態で引っ掛け部16aをベースカバー14の前縁(パッド12の前縁)に引っ掛けると共に、3箇所のファスナ16bをベースカバー14の3箇所のファスナ14bに噛み合わせる。このようにして、シートクッション2は組み立てられている。
本発明の実施例1に係るサポートパッドの組み付け構造は、上述したように構成されている。この構成によれば、サポートパッド22は、両ガイド部20に保持される格好でシートカバー16の裏面に組み付けられている。そのため、乗降の繰り返しに伴ってサポートパッド22にズレが生じることがなく、結果として、着座者にとって快適に感じさせることができる。
また、この構成によれば、サポートパッド22をシートカバー16から取り外すことができる。そのため、シートカバー16側のクッション層(例えば、ウレタンラミ)を廃止することができる。したがって、シートカバー16の洗濯が可能となる。すなわち、通常のシートカバーには、クッション層が設けられているため、このクッション層の変形を防止する観点からシートカバーの洗濯ができなかった。しかし、本発明の構造を適用すると、サポートパッドの取り外しが可能であるため、シートカバー単体で洗濯が可能となる。
(実施例2)
続いて、本発明の実施例2を説明する。この実施例2は、既に説明した実施例1と比較すると、両ガイド部20は、シートカバー14の裏面にマジックテープ(登録商標)によって組み付けられた実施形態である。そして、その他の構成は、実施例2も実施例1と同様である。そのため、この実施例2では、両ガイド部20の着脱を容易に行うことができる。このように、両ガイド部20の着脱を容易に行うことができると、例えば、現状のサポートパッド22を、その厚みや大きさが異なる新たなサポートパッド22に取り替えたい場合、その取り替えたいサポートパッド22に対応するように両ガイド部20も合わせて取り替えることができる。そのため、色々なサポートパッド22の取り替えにも容易に対応することができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
また、実施例1、2では、シートクッション2のカバーリング構造は、ベースカバー14とシートカバー16とによる2重構造を例に説明した。そして、これら両カバー14、16のうち、シートカバー16には、その裏面に両ガイド部20を組み付けた構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、シートクッション2のカバーリング構造は、1重構造または3重構造等であっても構わない。いずれの場合でも、一番外側のカバー(乗員と接するカバー)の裏面に両ガイド部20を組み付けて、その組み付けた両ガイド部20にサポートパッド22を保持させる構成であれば構わない。
また、実施例1、2では、車両用シート1のシートクッション2側にサポートパッド22を挟み込んだ構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、シートバック3側にサポートパッド22を挟み込んだ構成であっても構わない。その場合でも、シートクッション2側にサポートパッド22を挟み込んだ構成と同様に、シートバック3側にもサポートパッド22を挟み込むことができる。
また、実施例1、2では、サポートパッド22は、厚みを有するウレタン部材を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、ゼリー状の保冷材、保温材(カイロ)等であっても構わない。
また、実施例1、2では、シートカバー16の裏面の前後にポケット状に形成された一対のガイド部20がそれぞれ組み付けられている構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、シートカバー16の裏面の左右にポケット状に形成された一対のガイド部20がそれぞれ組み付けられている構成であっても構わない。
また、実施例2では、両ガイド部20は、シートカバー14の裏面にマジックテープ(登録商標)によって組み付けられている構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、ボタン等によって組み付けられている構成であっても構わない。
図1は、本発明の実施例に係るサポートパッドの組み付け構造を適用した車両用シートの全体斜視図である。 図2は、図1のシートクッションの分解斜視図である。 図3は、図2のシートカバーを下側から見た斜視図である。 図4は、図3のサポートパッドを取り外した状態の斜視図である。 図5は、図1のシートクッションのA−A線断面図である。
符号の説明
1 車両用シート
12 パッド
16 シートカバー
20 ガイド部
22 サポートパッド

Claims (1)

  1. 車両用シートのパッドと、このパッド側に対して着脱可能にカバーリングされたシートカバーとの間に挟み込まれるサポートパッドの組み付け構造であって、
    シートカバーには、その裏面にガイド部が組み付けられており、このガイド部にサポートパッドを保持させることを特徴とするサポートパッドの組み付け構造。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112986A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 テイ・エス テック株式会社 機能付表皮材及びこれを備えた乗物用シート

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