JP4045039B2 - 媒体処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は現金の取り扱い、公共料金の支払い等に対する明細書やチケットを発行する媒体処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、金融機関、流通機構等に設置される現金自動取扱機には、現金の取り扱い、公共料金の支払い等に対する明細書を発行する媒体処理装置が備えてある。
媒体処理装置は、上位装置から印刷データを受信し、媒体供給部に装填されたロール状媒体を媒体繰出機構により回転させて媒体先端部を搬送路に繰り出し、印刷部により印刷データを印刷し、媒体切断部により所定の位置で切断して印刷された媒体を搬送部により顧客受取口(以後受取口と記す)に排出している。
【0003】
媒体は頻繁に発行されるので複数の媒体供給部が設けられ、いずれかの媒体が無くなると、予備用媒体が自動的に搬送路に繰り出されるようになっている。従って、媒体繰出部を備えた媒体供給部が複数必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の媒体処理装置にあっては、媒体繰出部を備えた媒体供給部を複数必要とするので、装置が大型化してしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は一つの媒体供給部に予備用媒体をも備えて小型化し得る媒体処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の媒体処理装置においては、ロール状媒体を回転させて媒体の先端を繰り出す媒体繰出機構と、ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面を有する第1のガイド部材と、ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面と一端部に回動支軸とを有し、媒体繰出機構に装填されたロール状媒体を第1のガイド部材と挟んでガイドを形成するガイド位置と、媒体装填口を形成するとともに予備用のロール状媒体をガイド面に搭載して待機する待機位置との間を回動する第2のガイド部材とを媒体供給部に備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
【0008】
第1の実施の形態
図1は実施の形態による媒体処理装置の概略構成を示す模式図、図2は媒体供給部の詳細を示す断面図、図3は媒体供給部の外観斜視図である。
【0009】
媒体処理装置は、図1に示すように、媒体搬送路1の端部に媒体供給部2、受取口3、取り忘れ媒体取込箱4(以後媒体取込箱4と記す)が設けられ、媒体供給部2側から印刷部5、媒体切断部6、搬送切替ブレード7が配置してある。
【0010】
媒体搬送路1は破断部で一部のみを示すようにアッパーガイド8とロアーガイド9とから構成され、第1搬送路1aと第2搬送路1bとを有する。第1搬送路1aは媒体供給部2から受取口3までであり、第2搬送路1bは搬送切替ブレード7で切り替えられた部分から取り忘れ媒体取込口までである。
【0011】
第1搬送路1aには搬送切替ブレード7と受取口3との間に取り忘れ媒体を保留する媒体保留部1cと、印刷部5の手前側に媒体のたるみを保護する空間を備えたガイド保留部1dとが設けてある。搬送切替ブレード7は後述するロータリソレノイドにより回転駆動する。
【0012】
媒体搬送路1に沿って媒体搬送機構10が設けてある。媒体搬送機構10は第1搬送機構11と第2搬送機構12とからなる。第1搬送機構11は搬送ローラ14a〜14e,15と、張り車としてのローラ16と、モータ軸にモータギヤ17aを固着したモータ17と、歯付きベルト18等からなる。搬送ローラ14b〜14e、15は媒体搬送路1を挟んで配置され、アッパーガイド8、ロアーガイド9に設けた穴を介して圧接している。
【0013】
搬送ローラ14a〜14cの軸にはそれぞれギヤ19が固着してあり、歯付きベルト18がローラ16を介してギヤ19とモータギヤ17aとの間に巻き掛けてある。また、搬送ローラ14c、14eの軸間には図示せぬギヤ列が設けてある。従って、モータ17の回転駆動により搬送ローラ14a〜14e、15は一体に回転する。
【0014】
第2搬送機構12はプラテン13、搬送ローラ20a、20b、アイドルギヤ21、張り車としてのローラ22、モータ軸にモータギヤ23aを固着したモータ23と、歯付きベルト24等からなる。搬送ローラ20a、20bは媒体搬送路1を挟んで配置され、アッパーガイド8、ロアーガイド9に設けた穴を介して圧接している。
【0015】
プラテン13の軸には図示せぬプラテンギヤが固着してあり、アイドルギヤ21、歯付きベルト24がローラ16、22を介してプラテンギヤとアイドルギヤ21とモータギヤ23aとの間に巻き掛けてある。また、搬送ローラ20a、20b、アイドルギヤ21の軸間には図示せぬギヤ列が設けてある。従って、モータ23の回転駆動により、プラテン13、搬送ローラ20a、20b、は一体に回転する。
【0016】
第1搬送機構11は媒体供給部2からロール紙Pを繰り出し、繰り出されたロール紙Pが媒体切断部6により切断されるまで搬送し、第2搬送機構12は切断された媒体(以後単票と記す)を受取口3、あるいは媒体取込箱4まで搬送する。 媒体搬送路1には、媒体供給部2側から受取口3に向かってセンサD1〜D5が設けてあり、搬送切替ブレード7から媒体取込箱4に向かってセンサD6、D7が設けてある。
【0017】
センサD1、D2はロール紙先端の通過チェック用であり、センサD3はロール紙先端を最初に切断する際の頭出し用である。センサD4は切断された媒体を媒体保留部1cに保留する際の位置出し用であり、センサD5は媒体保留部1cから繰り出された媒体が顧客によって抜き取られたか否かを検出する。
【0018】
印刷部5は、例えばサーマルプリンタであり、ブラケット5aに固着されて、図示せぬ付勢部材によりプラテン13に押圧されている。媒体切断部6は、モータ6aにより矢印A方向に移動するカッタと固定カッタとにより、ロール紙を所定の長さに切断して単票化する。
【0019】
媒体供給部2には、図3に示すように、並行に立設するフレーム30、31に媒体繰出機構32、第1のガイド部材33、第2のガイド部材34、ガイドロック部35が配置されてあり、図1、図2に示すように、センサD8〜D11が配置されてある。第1のガイド部材33は分離爪37とガイド38とからなり、第2のガイド部材34はアーム39とレバー40とからなる。図2ではフレーム31は省略されている。
【0020】
媒体繰出機構32はフレーム30、31に回転自在に軸支された軸41、42に固着されたローラ43、44とベルト45とを有し、ロール紙Pを矢印E方向に繰り出す。軸41の一端部には図示せぬギヤが固着してあり、第2搬送機構12の搬送ローラ20bの軸に固着してある図示せぬギヤとギヤ列により連結されている。従って、モータ23の回転駆動により、ベルト45は回転する。
【0021】
分離爪37はフレーム30、31に支持された支軸46に回動自在に取り付けられており、支軸46に設けられて一端部を軸47に当接させ、他端部を分離爪37に当接させたトーションスプリング48により矢印G方向に付勢されている。従って、分離爪37の先端部37aはロール紙Pに接触している。
【0022】
ガイド38は、図2に示すように、フレーム30、31に支持された支軸49に回動自在に取り付けられており、内側にロール紙Pの外周に沿った弧状のガイド面38aを有する。ガイド38は支軸49に対し一端側が長い。従って自重で矢印I方向に回動するので短い他端側が支軸46に当接している。
【0023】
アーム39は一端部を媒体繰出機構32の軸42に回動自在に取り付けられており、内側にロール紙Pの外周に沿った弧状のガイド面39aを有する。アーム39の他端側にはピン50が圧入して設けてあり、図3に示すように、フレーム30、31に設けた弧状のスロット30a、31aからフレーム30,31の外側に飛び出ている。
【0024】
支軸49の端部にはU状に形成された外周を有するローラ51が固着してあり、フレーム30,31にはスプリング掛け52が設けてあり、ピン50、スプリング掛け52間に張設したコイルスプリング51により、アーム39を矢印K方向に付勢し、ピン50をスロット30a、31aの一端部(ストッパ)に当接させている(以後ガイド位置と記す)。
【0025】
レバー40は一端部を媒体繰出機構32の軸42に回動自在に取り付けられており、内側にロール紙Pの外周に沿った弧状のガイド面40aを有する。軸42には図示せぬトーションスプリングが設けてあり、一端部をアーム39に引掛け、他端部をレバー40に引掛けてある。従ってレバー40を矢印K方向に付勢し、ピン52をアーム39に当接させている。
【0026】
ガイドロック部35は、図3に示すように、フレーム31に設けられている。ガイドロック部35はソレノイド53と、フレーム31に支持された支軸54に回動自在に取り付けられるとともに支軸54に設けられたトーションスプリング55により矢印M方向に付勢され、矢印L方向に回動させたアーム39のピン50に係合する溝56aを有したストッパ56とからなる。ソレノイド53のコア53aにはピン57が圧入されてあり、ストッパ56の一端に設けた切り込み56bに係合している。
【0027】
従って、図1に一点鎖線で示すように、アーム39を矢印L方向に回動すると、分離爪37はトーションスプリング48により矢印G方向に付勢され、ガイド38は矢印J方向に回動し、ロール紙Pの装填口が形成される。ピン50をストッパ56の溝56aに噛み合わせてロックし、ロール紙Pを弧状のガイド面39aに搭載して待機させる(以後待機位置と記す)。
【0028】
ソレノイド53に通電すると、コア53aが吸引されてストッパ56を矢印N方向に回動し、ピン50が溝56aから外れ、アーム39はコイルスプリング51の付勢力により矢印K方向に回動してロール紙Pを装填口から媒体繰出機構32に装填する。
【0029】
アーム39の他端部はガイド38の一端側に当接し、ガイド38を矢印I方向に回動してガイド位置に停止し、ガイド38、レバー40とともにロール紙Pのガイドを形成する。
【0030】
センサD8はロール紙Pが媒体繰出機構32に装填されていることを検出し、センサD9はアーム39がガイド位置にあることを検出し、センサD10は予備のロール紙Pが第2のガイド部材34に搭載されていることを検出し、図1に示したセンサD11は媒体繰出機構32に装填されているロール紙Pの有無を検出している。センサD8〜D11はフレーム30に固着して設けてある。
【0031】
図4は図1に示した媒体処理装置の制御ブロック図である。制御部60はマイクロプロセッサ60a(以後MPU60aと記す)、メモリ60bを有し、MPU60aはメモリ60bに格納している制御プログラムを読み込んで、媒体装填処理部61、印刷データ受信処理部62、印刷処理部63、媒体切断処理部64、媒体排出処理部65、取り忘れ媒体処理部66等を構成する。
【0032】
制御部60には装填スイッチ67、ランプ68、ソレノイド駆動回路69a、ソレノイド駆動回路69b、モータ駆動回路70、モータ駆動回路71、センサ群72、印刷駆動回路73、カッタ駆動回路74、上位装置75等がラインで接続されている。制御部60は上位装置75から印刷データを受信すると、メモリ60bに格納する。
【0033】
装填スイッチ67はロール紙Pを装填する際に操作し、ランプ68は点灯、あるいは点滅してオペレータにロール紙Pの装填状況を知らせる。
【0034】
ソレノイド駆動回路69a、ソレノイド駆動回路69b、モータ駆動回路70、モータ駆動回路71、センサ群72、印刷駆動回路73、カッタ駆動回路74はそれぞれソレノイド53、前述したロータリソレノイド76、モータ17、モータ23、センサD1〜D11、印刷部5、カッタモータ6a、を駆動する。上位装置75は本媒体処理装置に印刷データを送信してくる。
【0035】
図5は媒体装填動作を説明する状態図(1)、図6は媒体装填動作を説明する状態図(2)、図7は媒体装填動作のフローチャート、図8は媒体処理装置の動作を示すフローチャートである。
【0036】
次に動作について説明する。図5〜図7に基づいて媒体装填動作を説明する。ステップS1 でMPU60aはセンサD11を通じて繰り出しするロール紙Pがあるか否かをチェックしており、否の場合にはステップS2 に分岐する。
【0037】
ステップS2 でMPU60aは予備用のロール紙Pが第2のガイド部材34に搭載されてあるか否かをセンサD10を通じてチェックし、予備用のロール紙Pが第2のガイド部材34に搭載されてある場合にはステップS3 に分岐し、否の場合にはステップS10に分岐する。
【0038】
ステップS3 でMPU60aはランプ70を点滅させ、上位装置75に本装置の停止を通知する。
【0039】
ステップS4 でMPU60aはソレノイド駆動回路71を駆動してソレノイド53に通電し、図5(B)に示すように、ストッパ56を矢印N方向に回動させて第2のガイド部材34のロックを解除し、図5(C)〜(E)に示すように、予備用のロール紙Pを媒体繰出機構32に装填する。
【0040】
ステップS5 でMPU60aはセンサD8、D9を通じて媒体繰出機構32にロール紙Pが装填されたか否かチェックし、装填されたならばステップS6 に分岐する。
【0041】
ステップS6 でMPU60aは、図1に示すように、モータ駆動回路73を駆動してモータ23を矢印D方向に回転させ、媒体繰出機構32によりロール紙Pを矢印E方向に回転させる。ロール紙Pには分離爪37が押圧しているので、ロール紙Pの先端はロール紙Pから分離して媒体搬送路1に繰り出される。MPU60aはロール紙Pの先端通過をセンサD1、D2を通じて検知し、センサD3で先端を検知するとモータ23を停止させ、媒体切断部6により切断し、切断された媒体を受取口3に排出するとともにモータ23を逆転させてロール紙Pを印刷開始位置に戻す。
【0042】
このとき、媒体はプラテン13と搬送ローラ20a、20bとの間でたるみを発生させるが、ガイド保留部1dの空間に保留される。
【0043】
ステップS7 でMPU60aは上位装置75に媒体装填完了を通知するとともに、ランプ70を点滅から点灯にし、予備用のロール紙Pが媒体供給部2に無いことをオペレータに報知する。オペレータはランプ70が点灯したことにより、媒体供給部2にロール紙Pを装填するために、図5(A)に示すように、第2のガイド部材34を矢印L方向に待機位置まで回動させてピン50をストッパ56の溝56aにロックさせる。この間、MPU60aはステップS8でセンサD9、D10を通じて予備用のロール紙Pがアーム39に搭載されたか否かをチェックし、搭載された場合にはステップS9に分岐する。
【0044】
ステップS9 でMPU60aはランプ70を消灯して処理を終了する。
【0045】
ステップS2 からステップS10に分岐した場合には、ランプ70を点灯して予備用のロール紙Pが媒体供給部2に無いことをオペレータに報知するとともに上位装置75に本装置の停止を通知する。オペレータはランプ70が点灯したことにより、媒体供給部2にロール紙Pを装填するために、図5(A)に示すように、第2のガイド部材34を矢印L方向に待機位置まで回動させてピン50をストッパ56の溝56aにロックさせる。この間、ステップS11でMPU60aはセンサD9、D10を通じてロール紙Pが第2のガイド部材34に搭載されたか否かをチェックし、搭載された場合にはステップS12に分岐する。
【0046】
ステップS12でMPU60aは装填スイッチ67が押下されたか否かをチェックし、押下された場合にはステップS13に分岐する。
【0047】
ステップS13でMPU60aはランプ69を点滅させ、ソレノイド駆動回路71を駆動してソレノイド53に通電し、図5(B)に示すように、ストッパ56を矢印N方向に回動させてアーム39のロックを解除し、図5(C)〜(E)に示すように、ロール紙Pを媒体繰出機構32に装填し、ステップS5に移る。
【0048】
次に図8に基づいて媒体処理装置の動作を説明する。ステップS20でMPU60aは上位装置75から印刷データの受信をチェックしており、印刷データをメモリ60bに受信すると、ステップS21でモータ駆動回路70、71を駆動させてモータ17、23をそれぞれ矢印B、D方向に回転させ、ロール紙Pを繰り出しながら、印刷駆動回路73を駆動させて印刷部5により印刷を開始する。
【0049】
ステップS22でMPU60aは印刷データを全て印刷したか否かをチェックし、全て印刷した場合には、ステップS23でロール紙Pを所定量繰り出し、一旦モータ17、23を停止させたのち、カッタ駆動回路74を駆動させ、モータ6aにより移動カッタを矢印A方向に移動させてロール紙Pを所定の長さに切断して単票化する。
【0050】
ステップS24でMPU60aはモータ23を逆転させてロール紙Pを印刷開始位置に戻す。また、ステップS25でモータ17を矢印B方向に回転させ、媒体保留部1cに搬送する。
【0051】
ステップS25でMPU60aは所定のタイミングをとって単票を媒体保留部1cから受取口3に繰り出し、顧客に受け取られたか否かをセンサD5を通じて検知するとともに所定時間経過したか否かをステップS26でチェックし、否の場合にはステップS25に分岐し、所定時間以内に受け取られた場合には処理を終了し、所定時間経過した場合にはステップS28に分岐する。
【0052】
ステップS28でMPU60aは媒体取込箱4が満杯か否かをセンサD7を通じてチェックし、媒体取込箱4が満杯であればステップS29に分岐し、否であればステップS30に分岐する。
【0053】
ステップS29でMPU60aはモータ27を矢印C方向に回転させて取り忘れ媒体を媒体保留部1cに取り込んで処理を終了する。
【0054】
ステップS30でMPU60aはソレノイド駆動回路69bを駆動させ、ロータリソレノイドに通電して搬送切り替えブレード7を切り替え、モータ27を矢印C方向に回転させて媒体取込箱4に取り込んで処理を終了する。
【0055】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏する。
媒体供給部には、ロール状媒体を回転させて媒体の先端を繰り出す媒体繰出機構と、ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面を有する第1のガイド部材と、ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面と一端部に回動支軸とを有し、媒体繰出機構に装填されたロール状媒体を第1のガイド部材と挟んでガイドを形成するガイド位置と、媒体装填口を形成するとともに予備用のロール状媒体をガイド面に搭載して待機する待機位置との間を回動する第2のガイド部材とを備えたことにより、媒体供給部を複数設けることなく予備用の媒体をも収め得るので、媒体供給部を必要最小限のスペースに収めることができ、装置全体を小型化できる。
【0056】
また、媒体繰出機構にロール状媒体が無くなったことを検知して、第2のガイド部材に搭載してある予備用のロール状媒体を媒体繰出機構に装填して上位装置に装填完了を通知する媒体自動装填処理手段を備えたことにより、マシンダウンの時間を短縮できる。
【0057】
搬送切替ブレードと受取口との間の搬送路に媒体保留部を設け、取り忘れ媒体を媒体保留部に取り込むようにしたことにより、媒体取込箱が取り忘れ媒体で満杯になった場合にも装置を停止させることなく、次の取り忘れ媒体が発生するまで運用を続行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による媒体処理装置の概略構成を示す模式図ある。
【図2】媒体供給部の詳細を示す断面図である。
【図3】媒体供給部の外観斜視図である。
【図4】図1に示した媒体処理装置の制御ブロック図である。
【図5】媒体装填動作を説明する状態図(1)である。
【図6】媒体装填動作を説明する状態図(2)である。
【図7】媒体装填動作のフローチャートである。
【図8】媒体処理装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 媒体搬送路
2 媒体供給部
3 受取口
4 媒体取込箱
5 印刷部
6 媒体切断部
7 搬送切替ブレード
10 媒体搬送部
33 第1のガイド部材
34 第2のガイド部材
35 ガイドロック機構
Claims (1)
- 媒体供給部に装填されたロール状媒体の先端を媒体搬送路に繰り出し、上位装置から受信した印刷データを印刷部により印刷した後、所定の位置で切断し、印刷された媒体を受取口に排出する媒体処理装置において、
前記媒体供給部には、
ロール状媒体を回転させて媒体の先端を繰り出す媒体繰出機構と、
ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面を有し、前記媒体繰出機構の上方にあって、一端側が自重により前記媒体繰出機構の方向に回動可能に構成された第1のガイド部材と、
ロール状媒体の外周面に沿ったガイド面と一端部に回動支軸とを有し、媒体繰出機構に装填されたロール状媒体を第1のガイド部材と挟んでガイドを形成するガイド位置と、媒体装填口を形成するとともに予備用のロール状媒体をガイド面に搭載して待機する待機位置との間を回動する第2のガイド部材とを備え、
前記第2のガイド部材は回動して前記予備用のロール状媒体を前記待機位置から前記ガイド位置まで押し上げると前記第1のガイド部材は前記予備用のロール状媒体と接して退避した後、該媒体が前記第1及び第2のガイド部材により挟持されることを特徴とする媒体処理装置。
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