JPH063473Y2 - 円柱状物のバーコード読取装置 - Google Patents

円柱状物のバーコード読取装置

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JPH063473Y2
JPH063473Y2 JP1988154257U JP15425788U JPH063473Y2 JP H063473 Y2 JPH063473 Y2 JP H063473Y2 JP 1988154257 U JP1988154257 U JP 1988154257U JP 15425788 U JP15425788 U JP 15425788U JP H063473 Y2 JPH063473 Y2 JP H063473Y2
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JP
Japan
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bar code
paper
rollers
columnar object
code reader
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JP1988154257U
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JPH0277765U (ja
Inventor
和男 丸山
茂勝 瀧野
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、軸を水平方向に向けた円柱状物(紙、布、金
属のようなシート状のものが巻取られたものが普通であ
る。)に具えられたバーコードを読み取るための、バー
コード読取装置に関する。
従来技術及びその課題 従来、円柱状物のバーコードは、実開昭62−1792
59に記載のように、その端面に貼り付けられ、これと
対向する読取装置によって読み取られている。
ところが、このようにバーコードを円柱状物の端面に貼
り付けると、長手方向に搬送される機会の多い円柱状物
においては、読み取りが困難になるという問題点を有し
ている。
課題を解決するための手段 本考案は、少なくとも一方が回転駆動される一対のロー
ラを有し、該一対のローラの間に軸を水平方向に向けた
円柱状物を搬送するコンベヤ手段から該円柱状物を押し
上げて回転させる押上回転手段と、押し上げられた円柱
状物の側方に設置され前記円柱状物の外周に具えられた
バーコードを読み取るバーコード読取装置とを有してな
るバーコード読取装置により、前記の課題を解決したも
のである。
作用 円柱状物は、押上回転手段の一対のローラによってコン
ベヤ手段から押し上げられる。そして、円柱状物は、一
対のローラに支持されながら回転させられる。この作用
により、円柱状物が仮に斜めになっていたとしても、真
直ぐの位置に修正される。
円柱状物が、一定の短い時間、回転する間にバーコード
読取手段によりバーコードが読み取られる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
バーコード読取装置10は、この実施例では、外装紙で
包装された新聞紙の巻取紙Wの外周に貼り付けられたバ
ーコードラベル12のバーコード12aを読み取るため
のもので、巻取紙押上回転手段13と、バーコード読取
手段14とで構成されている。
コンベヤ11は駆動モータ20によって搬送ベルト21
が循環移動するようになっている。
コンベヤ11の途中に、巻取紙押上回転手段13が設置
されている。
巻取紙押上回転手段13は、コンベヤ11の両側に平行
に設けられた一対のローラ30,30と、ローラ30,
30を回転する回転駆動機構31と、ローラ30を昇降
する昇降機構32とで構成されている。
この巻取紙押上回転手段13は、巻取紙Wをコンベヤ1
1から上方に昇降機構32で押し上げ、ローラ30,3
0上で支持しながら回転駆動機構31により回転させ、
バーコード12aをバーコード読取手段14に読み取ら
せるものである。
なお、巻取紙押上回転手段13は巻取紙の外装紙開封切
断装置の一部で、且つ、コンベヤ11は巻取紙の外装紙
開封切断工程におけるコンベヤである。
ローラ30,30は昇降フレーム33に回転自在に設け
られている。
回転駆動機構31は、床Gに設置された駆動モータ35
と、昇降フレーム33に具えられた回転伝達スプロケッ
ト36と、各ローラ30,30の一端に具えられた従動
スプロケット37,37とを主に有している。駆動モー
タ35と回転伝達スプロケット36には駆動チェーン3
8が張り渡されている。駆動チェーン38は張力調節ロ
ーラ39によって弛みが除かれている。小径回転伝達ス
プロケット36aと従動スプロケット37,37には従
動チェーン40が張り渡されている。従動チェーン40
は、中間スプロケット41,41によって従動スプロケ
ット37,37に対する巻き付き距離を長くさせられ、
且つ、張力調節スプロケット42によって弛みが除去さ
れている。中間スプロケット41,41、張力調節スプ
ロケット42は、何れも昇降フレーム33に具えられて
いる。
昇降機構32は、油圧シリンダ50,50と、屈曲リン
ク51,連結バー52とで構成されている。
油圧シリンダ50は、昇降フレーム33の昇降にともな
って傾動できるように、床Gに固定されているブラケッ
ト53にピン54によって具えられている。
屈曲リンク51は2つのリンク片55,55からなるも
ので、「く」の字状に屈曲可能に連結ピン56により連
結されている。さらに、屈曲リンク51は、一端が昇降
フレーム33に、多端が床Gに固定のブラケット58に
夫々ピン57,59によって枢着され、中間の連結ピン
56には前記油圧シリンダ50と連結バー52が接続さ
れている。
巻取紙押上回転手段13の近くには、バーコード読取手
段14が、押し上げられた巻取紙Wに対向するように設
置してある。
なお、バーコード12aには、巻取紙の製造製紙会社
名、製造機械番号、製造年月日、巻取紙の種類、色、紙
質等が記録されている。
次に動作を説明する。
トラック(図示省略)から降ろされた巻取紙Wは、バー
コードラベル12が搬送方向(第図中矢印A方向)後側
にくるように向きを統一されて搬送ベルト21で搬送さ
れてくる。巻取紙押上回転手段13の傍まで搬送される
と、図示しない検知手段により検知され、油圧シリンダ
51,51が作動を開始する。すると、リンク片55,
55が第4図の想像線の「く」の字の状態から実線の真
直ぐな状態になり、昇降フレーム33が昇降させられ
る。
昇降フレーム33の上昇にともない、ローラ30,30
も上昇し、巻取紙Wを押し上げて搬送ベルト21から浮
き上がらせる(第5図、Waの巻取紙)。巻取紙Wがや
や斜めになって搬送ベルト21によって搬送されてきて
も、ローラ30,30によって両側から押し上げられる
ので、巻取紙Wの軸は必ずローラ30と平行になる。
そして、バーコード12aを読み取るために、駆動モー
タ35が回転を開始する。駆動モータ35の回転力は駆
動、従動チェーン38,40によって従動スプロケット
37,37に伝達され、ローラ30,30が回転する。
すると、巻取紙Wはローラ30,30上でローラ30,
30に支えられながら第5図において例えば周速度3
2.5m/minで左回転し、その回転の間に、バーコー
ド12aがバーコード読取手段14に読み取られる。バ
ーコード読み取りOKの信号が出ると、ローラ30,3
0は停止し、それ以上の無駄な回転は止められる。
このように、バーコード11の読み取りが完了すると、
油圧シリンダ50,50は自動的に屈曲リンク片51,
51を想像線の「く」の字状に屈曲させ昇降フレーム3
3を下降させる。
これにともない、ローラ30,30も下降し、巻取紙W
を搬送ベルト21に降ろす。
その後、巻取紙Wは再度搬送ベルト21により搬送され
て行く。
なお、バーコードラベル12が汚れている場合は、巻取
紙Wはローラ30,30上で所定時間回転しても読み取
りOKの信号が出ないことによって警報が出され、その
場合は、作業員により読取内容が手動でインプットされ
る。
また、巻取紙Wが逆向きに送られてくる場合もバーコー
ド12aは読み取り不能となり警報が出るが、この場合
は、第1図のコンベヤ11の左端にあるスラットコンベ
ヤ60を有するターンテーブル61まで送られ、ターン
テーブル61の180度水平回転により向きを換えられ
た後、搬送ベルト21で逆搬送され読取が行なわれる。
なお、ローラ30,30は両方に回転力が伝達されてい
るが、一方のみに回転力を伝達し、他方は巻取紙Wによ
って追従回転するようにしてもよい。
また、バーコード読取装置は、第5図のように、種々の
径の巻取紙Wに対応できるものである。
考案の効果 以上のように、本考案によると、円柱状物の外周に貼り
付けたバーコードを読み取ることができるので、搬送途
中でのバーコードの読み取りが容易になる。
又、バーコード読取時、円柱状物はローラで押し上げら
れて支持されるため、仮に最初は斜めの状態であったと
しても、円柱状物の外周面が常にローラと平行になり、
バーコードの面がバーコード読取装置に対し常に一定と
なり、読取が正確且つ確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバーコード読取装置とコンベヤとの概
略平面図、第2図は第1図の正面図、第3図はバーコー
ド読取装置の概略平面図、第4図は第3図中の4−4矢
視図、第5図は第3図の左側面図、第6図は巻取紙の斜
視図である。 W…巻取紙(円柱状物) 10…バーコード読取装置 12a…バーコード 13…押上回転手段 14…バーコード読取手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方が回転駆動される一対のロ
    ーラを有し、該一対のローラの間に軸を水平方向に向け
    た円柱状物を搬送するコンベヤ手段から該円柱状物を押
    し上げて回転させる押上回転手段と、 押し上げられた円柱状物の側方に設置され前記円柱状物
    の外周に具えられたバーコードを読み取るバーコード読
    取手段とを有してなる、 円柱状物のバーコード読取装置。
JP1988154257U 1988-11-29 1988-11-29 円柱状物のバーコード読取装置 Expired - Lifetime JPH063473Y2 (ja)

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JP1988154257U JPH063473Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 円柱状物のバーコード読取装置

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JPH0277765U JPH0277765U (ja) 1990-06-14
JPH063473Y2 true JPH063473Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31430829

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JP1988154257U Expired - Lifetime JPH063473Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 円柱状物のバーコード読取装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4837927B2 (ja) * 2005-02-18 2011-12-14 株式会社寺岡精工 空容器回収装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59160365U (ja) * 1983-04-11 1984-10-27 川崎製鉄株式会社 円柱状製品端面のラベル読み取り装置
JPS61228584A (ja) * 1985-04-01 1986-10-11 Toshiba Corp バ−コ−ド自動読取装置

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JPH0277765U (ja) 1990-06-14

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