JP4044326B2 - 遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法 - Google Patents

遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機を制御するための制御装置に用いる遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ機等の遊技機は、当該遊技機における遊技動作等を制御するための制御装置を備えている。この制御装置は、図8に示すように、配線基板52上にCPU、ROM、RAM等の機能を備えたチップセット、抵抗およびコンデンサ等の部品53や、ICメモリ54を装着するためのDIP(Dual Inline Package)ソケット55等が半田付けされた制御基板51により構成されている。
【0003】
この制御基板51のDIPソケット55には、マスクROMからなるICメモリ54が装着され、ICメモリ54に記憶されたプログラムに従ってCPUが動作することにより遊技機における遊技動作等を制御するとともに、ICメモリ54に記憶された画像データや音声データに基づいて画像制御や音声制御が行われる。そして、特に液晶表示パネル等を用いて画像表示を行う場合には画像データの格納用に大容量のメモリが必要となる。
【0004】
また、ICメモリ54が着脱されて、ICメモリ54に記憶されたプログラムやデータが改竄されるのを防止するため、ICメモリ54をDIPソケット55に装着後に、封印紙56等による封印が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年の遊技機では、遊技機における遊技性や装飾効果を高めるために、大量の画像データや音声データを記憶して処理する必要が生じている。
【0006】
しかしながら、一般にDIPソケットに装着される汎用型のICメモリはその記憶容量が予め所定値に決められているから、大量のデータ等を記憶するためには、制御基板に実装するICメモリの数を増やさなければならない。
したがって、制御基板の設計変更に多大な時間を要するとともに、再度、制御基板上の各素子の装着や、メモリ素子封印作業等に手間を要し、コストが上昇するという問題があった。
【0007】
さらに、上述したように、汎用型のICメモリとしてマスクROMを使用していたため、開発期間が長くなるとともに、メモリ内容の書き換えが困難で不人気機種における過剰在庫の解消が問題となっていた。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、メモリ素子の変更に際して、作業効率が高く製造コストを低減することができるとともに、開発期間の短縮化および不人気機種における過剰在庫の解消を図りうる遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法は、遊技に関する制御を行うプログラムおよびデータが書込み可能なフラッシュメモリと、遊技機に設けられる制御基板上のコネクタ部に対して差込装着するためのコネクタ部とが備えられた配線基板、および該配線基板の前記コネクタ部を外部に臨ませた状態で該配線基板を収容する回路基板ケースからなる遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換え方法であって、
前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域へのプログラムおよびデータの書込み毎に、その書込みが行われた回数を特定可能なリサイクル情報を、前記遊技機用メモリカートリッジ装置における所定の記憶領域に記憶し、
前記所定の記憶領域に記憶された前記リサイクル情報に基づいてリサイクル回数を判定し、所定回数リサイクルされたと判定した場合には、これ以上の書込みが不可であることを、所定の警告手段により報知し、
前記所定の記憶領域は複数個設けられており、前記所定のメモリ領域へのプログラムおよびデータの書込みが行われる毎に、予め定められた順序で前記記憶領域を更新し、この更新された記憶領域に新たなリサイクル情報を記憶するとともに、既に使用された記憶領域に対し書換不可の保護処理を行うことを特徴とするものである。
【0011】
さらに、前記記憶領域には、前記リサイクル情報とともに、該リサイクル情報によって定まる補数を記憶することも可能である
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、本発明に係る遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法の一実施形態を説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機用メモリカートリッジ装置を示すものである。
本発明の一実施形態に係る遊技機用メモリカートリッジ装置は、例えば、パチンコ機、パチスロ遊技機、スロットマシン等における遊技制御を行うための制御装置の一部として用いるものである。
【0016】
メモリボード1は複数個のフラッシュメモリ(例えば、東芝製TC58FVT641/B641)2が配線基板6上に表面実装(SOPタイプ)されてなり、PC(ポリカーボネート)等の透光性を有する材料により形成されたメモリボードケース3に収容された状態で、制御基板101上のコネクタ4に垂直に差込装着されてなる。制御基板101には、CPU、ROMおよびRAM等の機能を有するチップセット、電源、抵抗、コンデンサ等が配列、接続されており、CPUはフラッシュメモリ2から、プログラムや各種データを読み出して遊技機の各種制御を実行するようになっている。なお、制御基板101には、VDP(Video Display Processor)が搭載されており、このVDPがフラッシュメモリ2に記憶されている映像データを読み出して遊技機の表示画面上に映像表示を行うようになっている。
【0017】
本実施形態においては、フラッシュメモリ2を配線基板6上に表面実装するように構成しているので、メモリ実装スペースがDIPタイプのものに比べて1/3程度に小さくすることができる。
また、上記メモリボード1を構成する配線基板6の一辺には、制御基板101に設けた雌コネクタ4と接続するための雄コネクタ5が設けられている。
【0018】
なお、メモリボードケース3は必ずしも全体が透明である必要はなく、内部に収容されたメモリボード1を視認できれば、その一部のみが透明となっていてもよいし、不透明な部材に微細な透孔を多数設けて内部を視認できるようにしてもよい。さらに、メモリボードケース3は、図1に示すように、左右に二分割可能となっており、下面には雄コネクタ5をメモリボードケース3の外部に臨ませるための開口部が設けられている。
【0019】
このように構成されたメモリボードケース3により、フラッシュメモリ2が静電気等から保護される。また、メモリボードケース3の外部からメモリボード1を視認可能とすることで、不正改造の確認が容易となり、特に、製品出荷後の製品改造およびプログラムやデータのコピー防止や改竄防止を容易に図ることが可能である。
【0020】
フラッシュメモリ2に記憶されたプログラムやデータの改竄をさらに防止するためには、例えば、メモリボードケース3の内部にメモリボード1を収容した後、メモリボードケース3を一体に組み付け、さらに接合部を跨ぐようにしてメモリボードケース3の外周面に図示されない封印部材を貼り付ける。この封印部材は、例えば紙帯から形成し、メモリボードケース3を再分割すると、破れて再び使用できないようになっている。なお、封印部材が破れたメモリボードケース3は、内部に収容されたフラッシュメモリに記憶されたプログラムやデータの正当性が保証されない。
【0021】
ところで、パチンコ機等の遊技機では、遊技内容の主要部が共通し、画像表示部に表示する画像やスピーカから発生する音声のみが異なるマイナーチェンジが行われることがある。このようなマイナーチェンジに対しては、共通の制御基板101を使用し、画像データや音声データを記憶したメモリボード1のみをメーカーにおいて交換すればよい。メモリ容量の増加が要求される場合も同様である。
【0022】
本実施形態に係る遊技機用メモリボードカートリッジ装置では、このようなマイナーチェンジやメモリ容量増加にあたって、メモリボード1を容易に交換することができるため、作業工程を短縮することができるとともに、マイナーチェンジやメモリ容量増加の費用を低減することができる。
【0023】
また、当該遊技機においてメモリボード1が不要となった場合には、制御基板101から容易にメモリボード1を取り外すことができるため、メモリボード1を損傷させることなく、容易に再利用することができる。
【0024】
また、このようにメモリボード1をカートリッジ化したことにより、メモリボード1をメモリボードケース3内に収容したまま、ソフトウエア変更に伴うデータ修正を即時かつ容易に行うことが可能である。このようなデータ修正は、例えばマスクROMを用いた場合に比べて大幅に修正時間を短縮することができ、機種変更を行う際のカートリッジのリサイクル化が容易である。このリサイクル回数は所定のメモリ領域に記憶させておくとともに、メーカー側でもその回数を管理しておくことにより生産管理に有効に活用することが可能である。
【0025】
ところで、上述したようにメモリボード1は、複数個のフラッシュメモリ2が配線基板6上に表面実装されてなる。このフラッシュメモリ2は、上述したように、記憶の更新(データの書き換え)が可能なタイプであって、その個数、容量および種類は、接続される制御基板101の仕様に応じて適宜変更することができる。
【0026】
また、このフラッシュメモリ2は、通常のメモリ領域とは別に、例えば容量が64Kバイトの隠しメモリ領域(書換不可の保護セクタ)を備えている。この隠しメモリ領域は、書換不可の保護がなされる前においては、エントリコマンドを用いれば通常のメモリ領域と同様にデータの書き換え、読み出しの各操作が可能であるが、所定の操作によって書換不可の保護がなされた後は、保護解除することができないためにデータ読み出しの操作のみが可能である。この隠しメモリ領域の使用は、特に、プログラムやデータの改竄防止機能を強化したい場合に有効であり、逆にカートリッジのリサイクル機能が要求される場合においては、この隠しメモリ領域の書換不可の保護設定を回避することが望ましい。ただし、後述するように隠しメモリ領域を複数個用いることにより、上記改竄防止機能を確保しつつ上記リサイクル機能を確保することが可能である。
【0027】
このフラッシュメモリ2へのデータ書込みあるいはデータ書換えの操作は、メモリボード1をメモリボードケース3に収容したカートリッジの状態のまま専用のROMライタを用いて行なうことが可能である。すなわち、図2に示すように、メモリボードケース3に収容されたメモリボード1を変換ソケット10を介してROMライタ20のソケット接続部20aに接続する。図3は、このROMライタ20を上方からみた図であり、ソケット接続部20aの他、書込むデータを入力するためのキーボード操作部20b、およびこの入力されたデータを表示するためのデータ表示部20cが示されている。
【0028】
このフラッシュメモリ2の隠しメモリ領域へのアクセスは、上記ROMライタ20によって、所定の隠しメモリ領域エントリコマンドを入力することによって有効となる。これにより、隠しメモリ領域に対して、データ読出し、データ書込み、データ消去、データ書換不可の保護の各操作を行うことができる。なお、通常のメモリ領域にアクセスするためには、上記ROMライタ20によって、所定の隠しメモリ領域エグジットコマンドを入力する。
【0029】
なお、データ書込み等に専用のROMライタを用いることで不正防止効果を奏することができる。
【0030】
図4に示すように、隠しメモリ領域30は、大別して生産管理情報記憶領域およびチェックサム値記憶領域からなり、例えば、著作権情報記憶領域31、ゲームタイトル記憶領域32、ROM管理番号記憶領域33に続いて、通常メモリ領域における各ブロック(図4ではA〜Q)のチェックサム値記憶領域34、通常メモリ領域全体のチェックサム値記憶領域35、当該遊技機のシリアル番号とその1の補数を記憶する領域36、およびリサイクル情報とその1の補数を記憶する領域37が所定のアドレス領域に設けられている。なお、この隠しメモリ領域30について書換え不可の保護設定を行う場合には、特に、上記リサイクル情報とその1の補数を記憶する領域37を通常メモリ領域に設定しておくことが考えられる。
【0031】
なお、上記補数は16進数における補数であって、例えば、当該遊技機のシリアル番号が0236hであるとすれば、その補数はFDC9hとなる。その場合、上述した、当該遊技機のシリアル番号とその1の補数を記憶する領域36には、図4において、その右方に示された領域36aの如く記憶されることになる。
【0032】
このように、1の補数をも記憶させておくことで、チェック時には、チェックすべきデータをこの1の補数と加算するだけでよく、結果が正しい場合には、常にFFFFhとなることからチェック処理の時間が短縮される。
【0033】
このような処理は、全てのカートリッジにおいて共通であり、シリアル番号やリサイクル情報が異なっても、その1の補数との和は一定となる。すなわち、チェックサム値はそのチェックが正常と判断される場合はカートリッジによらず一定である。
なお、本明細書で「一致する」という場合には、上記加算結果がFFFFhとなる場合も含むものとする。
【0034】
また、この隠しメモリ領域30の最重要機能は、上述したように、プログラムやデータの改竄防止機能にある。これは、例えば、通常メモリ領域に記憶されているデータの一部が改竄された場合、これを容易に検出し得る機能である。メーカーにおいて通常メモリ領域へのプログラムやデータの書き込みと同時に、隠しメモリ領域30にも、図4に示す如き各チェックサム値等が書き込まれているので、遊技機の電源がON状態となる毎に、その直後等の所定のタイミングにおいて通常メモリ領域に書き込まれているプログラムやデータから、各ブロックのチェックサム値や通常メモリ領域全体のチェックサム値を算出し、既に隠しメモリ領域30に書き込まれている各ブロックのチェックサム値や通常メモリ領域全体のチェックサム値と各々比較し、全ての比較において、互いに一致するとの結果が得られればデータ等の改竄が行われていないと判断することになる。逆に、一つの比較において、互いに一致しないとの結果が得られればデータ等の改竄が行われた可能性ありと判断することになる。
【0035】
なお、各ブロックについてもチェックサム値の比較照合が可能とされているのは、データ異常が発生したプログラムあるいはデータの部分を特定容易とするためである。
【0036】
次に、上記機能について、図5のフローチャートを用いて説明する。
まず、遊技機の電源がON状態とされると、制御基板101上のCPUは、上記カートリッジに収容されたフラッシュメモリ2に記憶されているプログラムを読み出し、プログラム実行を開始する(S1)。プログラム実行を開始した時点ではセキュリティモードに設定される。
【0037】
次に、上述したフラッシュメモリ2の通常メモリ領域における各ブロックおよび全体のチェックサム値を算出し、上記隠しメモリ領域30に既に記憶されていた、各ブロックあるいは全体のチェックサム値と各々比較照合する(S2)。
【0038】
次に、その比較照合結果が互いに一致するか否かを判断する(S3)。この判断は、対応する領域の比較照合結果が全て一致すると判定された場合にのみYESの判断となってステップ4(S4)に進み、本プログラム実行を開始することになり、この時点でセキュリティモードから通常モードに移行する。その他の場合は、NOの判断となってステップ5(S5)に進み、プログラム実行を停止し、異常が生じたことを表示する。この表示は遊技機の遊技盤面に配設された液晶表示画面上に、異常が生じたことが認識できる文字や画像を表示させるものであってもよいし、遊技機筐体の外壁面に配設されたランプやLEDを点灯または点滅させることによって、上記異常を表示させるものであってもよい。
なお、スピーカからの音声によって異常を報知することも勿論可能である。
【0039】
以後、異常の原因の究明および後処理を行うことになる。まず、上記不一致の原因の調査を行い(S6)、フラッシュメモリ2の通常メモリ領域においてプログラムやデータに改竄された形跡が認められるか否かが判断される(S7)。改竄された形跡が認められた場合には、その対策をたてることになる(S8)。一方、改竄された形跡が認められない場合には、その不一致がその遊技機にのみ生じた問題か否かが判断される(S9)。その遊技機にのみ生じた問題(個別問題)とされた場合には、そのメモリボード1を廃棄するか、フラッシュメモリ2の通常メモリ領域のプログラムおよびデータを書き換えて再使用することになる(S10)。一方、上記不一致が同一機種の遊技機についての共通問題であれば、同一管理番号のメモリボード1を全て回収してその対策を講じることになる(S11)。この場合の管理番号は上述したROM管理番号記憶領域33に記憶されたROM管理番号を参照すればよい。
【0040】
また、上記隠しメモリ領域30は複数個設けておくことが可能である。隠しメモリ領域30を複数個設けておくことで、リサイクル使用するたびにチェックサム値等を記憶する領域を更新することが可能となり、これによりチェックサム値等の情報改竄保護機能を確保しつつフラッシュメモリ2のリサイクル使用が可能となる。
【0041】
以下、隠しメモリ領域30を複数個設けた場合の使用例を図6を用いて説明する。また、以下の説明においては、本プログラムの実行や通常メモリ領域におけるデータの読込み、書込み、消去等の処理は説明の便宜上省略する。なお、この使用例では同じフラッシュメモリ2を5回使用する(4回リサイクル使用する)ものとし、1から5までのアドレスが付された5つの隠しメモリ領域30が設けられているものとする。
【0042】
まず、フラッシュメモリ2を最初に使用する場合には、隠しメモリ領域30はアドレス1のものを使用する(S21)。フラッシュメモリ2の最初の使用において、その使用態様に応じて、アドレス1の隠しメモリ領域30に前述したようにして各チェックサム値等の所定事項を書き込む(S22)。また、この隠しメモリ領域30のリサイクル情報とその1の補数を記憶する領域37にリサイクル情報として0001hを、その補数としてFFFEhをそれぞれ書き込む(S23)。
【0043】
次に、上記隠しメモリ領域30が保護されるように指定されているか否かが判断される(S24)。指定されていると判定されれば、隠しメモリ領域30のブロック保護処理を行うこととなる(S25)。
【0044】
次に、新たなリサイクル処理を行うか否かが判断され(S26)、リサイクル処理を行うとの判定がなされれば、この後リサイクル情報が0005以下であるか否かが判断される(S27)。
なお、次のリサイクル使用がなされない間は、上記ステップ26(S26)の判断処理が所定間隔毎に繰り返し行われることになる。
【0045】
上記ステップ27(S27)の判定により、リサイクル情報が0005以下とされれば隠しメモリ領域30の指定アドレスがインクリメントされ、使用する隠しメモリ領域30がアドレス2のものに更新される(S28)。なお、既に使用されたアドレス1の隠しメモリ領域30は、その後使用されないまま放置されることとなる。
【0046】
さらに、メモリの新たな使用態様に応じて、上記アドレス2の隠しメモリ領域30に上述したように各チェックサム値等の所定事項が書き込まれる(S29)。
また、アドレス2の隠しメモリ領域30のリサイクル情報と、その1の補数を記憶する領域37に、インクリメントされたリサイクル情報である0002hが書き込まれる(S30)。このとき、その補数であるFFFDhも書き込まれる。
【0047】
この後、ステップ24(S24)の処理に戻り、ステップ24からステップ30(S24〜S30)の処理が繰り返し行われ、ステップ27(S27)の判断においてリサイクル情報が0005よりも大きいと判断されれば、リサイクル回数が予定された数となり、これ以上のリサイクル使用は不可であることを警告する処理が行われ(S31)、リサイクル処理のプログラムが終了する。
【0048】
なお、上記ステップ31(S31)における警告処理は、遊技機の遊技盤面に配設された液晶表示画面上に、リサイクル使用が予定回数に達したことを認識できる文字や画像を表示させるものであってもよいし、遊技機筐体の外壁面に配設されたランプやLEDを点灯または点滅させることによって、その旨を表示させるものであってもよい。また、スピーカからの音声によってその旨を報知するものであってもよい。
【0049】
また、上述した使用例は、遊技機内のコンピュータにより自動的に処理されるようになっていてもよいし、その一部または全てをROMライタ等を用い手動的に処理するようになっていてもよい。
【0050】
また、上述した使用例においては、隠しメモリ領域30に書き込む情報(以下、隠しメモリ領域情報と称する)が、図4に示す各情報(著作権情報、ゲームタイトル、ROM管理番号、通常メモリ領域における各ブロックのチェックサム値、通常メモリ領域全体のチェックサム値、当該遊技機のシリアル番号とその1の補数、およびリサイクル情報とその1の補数)とされているが、このうちリサイクル情報とその1の補数は隠しメモリ領域30ではなく、通常メモリ領域の所定領域に書き込むようにしておくことも可能である。すなわち、図7に示すように、リサイクル情報とその1の補数は通常メモリ領域の所定領域に、その他の隠しメモリ領域情報は、上記使用例と同様にアドレス1〜5の各隠しメモリ領域30に書き込むようにすることが可能である。これにより隠しメモリ領域情報の改竄防止機能とリサイクル機能を確保しつつ、リサイクル情報とその1の補数の書替えを可能とすることができる。
【0051】
なお、本発明の遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機としては上記実施形態のものに限られるものではなく、上記フラッシュメモリ2のパッケージやメモリボードケース3としてはその他の種々の形態のものを採用することが可能である。また、データ照合情報としては上記チェックサム値以外の情報、例えば通信分野で用いられているパリティやCRCの態様に類似した情報を採用することが可能である。要は、メモリにおけるプログラムやデータの記憶領域について、遊技機製造時における状態と遊技機使用時における状態が一致しているか否かを容易に判定しうる情報であればよい。また、上記隠しメモリ領域に記憶させる生産管理情報としても、生産管理に必要なその他の種々の情報を記憶させるように構成することが可能である。
【0052】
また、上記メモリボード1は制御基板101に対して垂直に差込装着されているが、メモリボード1を制御基板101に対して斜めあるいは平行に装着するように構成することも勿論可能である。
【0053】
【発明の効果】
本発明に係るプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法を適用した遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機は、上述した構成を備えているため、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0054】
すなわち、本発明に係る遊技機用メモリカートリッジ装置は、遊技機を制御するための制御装置に用いるフラッシュメモリをケース内に収容するように構成されている。そして、上記フラッシュメモリは配線基板に実装された状態で上記ケース内に収容されており、この配線基板は外部に臨ませたコネクタ部が制御基板上のコネクタ部に差込装着されるようになっており、また上記ケースは内部の収容物を視認できる構成とされている。
【0055】
したがって、制御装置のメモリの数を増加させる場合等においても、所望の容量のメモリが実装されたメモリボードのみを交換すればよく、制御基板を直接変更する必要がないので、制御基板の設計変更、各素子の再装着作業あるいはメモリ素子封印作業に要する手間や製造工数を低減することができ、製造コストを低減することができる。
【0056】
また、メモリボードが不要となった場合には、制御基板からメモリボードを容易に取り外すことができるので、メモリボードを損傷させることなく有効に再利用することが可能となる。
【0057】
また、上記メモリとしてフラッシュメモリを使用しているため、マスクROMと比べて開発期間の短縮化が可能であり、メモリ内容の書き換えが可能である。メモリ内容の書き換えが可能であることから、例えば不人気機種については、プログラムを他の機種のものに書き換えることが容易であり、従来において問題となっていた不人気機種の過剰在庫の解消を図ることが可能である。
【0058】
また、上記フラッシュメモリは、通常のメモリ領域とは別に、書換不可の保護機能を有する隠しメモリ領域(書換不可の保護セクタ)を備えており、所定の操作によって書換不可の保護がなされた後は、保護解除することができずデータ読み出しの操作のみが可能とされているため、この領域に予めデータ照合情報を記憶させておき、その後の所定のタイミングにおいて通常メモリ領域に書き込まれているプログラムやデータに基づく所定の数値と比較し、その一致、不一致の結果に基づいてデータ等の改竄が行われているか否かを判断することが可能である。
【0059】
また、上記データ照合情報として、記憶されているプログラムやデータのチェックサム値を用いればその一致、不一致の判断が容易である。
さらに、上記隠しメモリ領域を複数個設けておき、リサイクル使用するたびにチェックサム値等を記憶する領域を更新することが可能である。これにより、チェックサム値の保護機能を確保しつつフラッシュメモリのリサイクル使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遊技機用メモリカートリッジ装置および制御基板の概略構成を示す斜視図
【図2】メモリボードとROMライタの接続手法を示す概略図
【図3】ROMライタを上方からみた概略図
【図4】隠しメモリ領域のI/Oマップを示す模式図
【図5】本実施形態の異常検知機能および異常が検知された場合における対処手法を示すフローチャート
【図6】本実施形態において、複数の隠しメモリ領域を有する構成とした場合の使用例を説明するためのフローチャート
【図7】図6に示す使用例の一部変更例における、複数の隠しメモリ領域を示す概念図
【図8】従来の遊技機用制御装置の制御基板の概略構成を示す斜視図
【符号の説明】
1 メモリボード
2 フラッシュメモリ
3 メモリボードケース
4 雌コネクタ
5 雄コネクタ
6、52 配線基板
10 変換ソケット
20 ROMライタ
20a ソケット接続部
20b 操作部
20c 表示部
30 隠しメモリ領域
31 著作権情報記憶領域
32 ゲームタイトル記憶領域
33 ROM管理番号記憶領域
34 各ブロックのチェックサム値記憶領域
35 メモリ領域全体のチェックサム値記憶領域
36 遊技機のシリアル番号とその1の補数を記憶する領域
37 リサイクル情報とその1の補数を記憶する領域
51、101 制御基板
53 抵抗等の部品
54 ICメモリ
55 DIPソケット
56 封印紙

Claims (2)

  1. 遊技に関する制御を行うプログラムおよびデータが書込み可能なフラッシュメモリと、遊技機に設けられる制御基板上のコネクタ部に対して差込装着するためのコネクタ部とが備えられた配線基板、および該配線基板の前記コネクタ部を外部に臨ませた状態で該配線基板を収容する回路基板ケースからなる遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法であって、
    前記フラッシュメモリの所定のメモリ領域へのプログラムおよびデータの書込み毎に、その書込みが行われた回数を特定可能なリサイクル情報を、前記遊技機用メモリカートリッジ装置における所定の記憶領域に記憶し、
    前記所定の記憶領域に記憶された前記リサイクル情報に基づいてリサイクル回数を判定し、所定回数リサイクルされたと判定した場合には、これ以上の書込みが不可であることを、所定の警告手段により報知し、
    前記所定の記憶領域は複数個設けられており、前記所定のメモリ領域へのプログラムおよびデータの書込みが行われる毎に、予め定められた順序で前記記憶領域を更新し、この更新された記憶領域に新たなリサイクル情報を記憶するとともに、既に使用された記憶領域に対し書換不可の保護処理を行うことを特徴とする遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法。
  2. 前記記憶領域には、前記リサイクル情報とともに、該リサイクル情報によって定まる補数を記憶することを特徴とする請求項1記載の遊技機用メモリカートリッジ装置におけるプログラムおよびデータの書換えに係るリサイクル情報の記憶並びに報知方法。
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