JP2002159705A - 遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載したマザーボード - Google Patents
遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載したマザーボードInfo
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- JP2002159705A JP2002159705A JP2000361333A JP2000361333A JP2002159705A JP 2002159705 A JP2002159705 A JP 2002159705A JP 2000361333 A JP2000361333 A JP 2000361333A JP 2000361333 A JP2000361333 A JP 2000361333A JP 2002159705 A JP2002159705 A JP 2002159705A
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Abstract
ても、作業効率が高く製造コストを低減することができ
るとともに、容易に検査を行うことができ、さらにIC
メモリの再利用に際して作業性を向上させることが可能
な遊技機のメモリボードおよびマザーボードを提供す
る。 【解決手段】 ICメモリを実装するための配線基板8
と、配線基板8上に、所望の容量となるように実装され
た表面実装型のICメモリ9と、配線基板8をマザーボ
ード1上に装着するためのコネクタ(雄コネクタ10)
と、表面実装型のICメモリ9が実装された配線基板8
を収容するとともに、コネクタを外部に臨ませることが
可能で、かつ内部の収容物を視認可能なメモリボードケ
ース7とを備える。メモリボードケース7は、配線基板
8を収容後にメモリボードケース7が開封されていない
ことを証明するための未開封証明手段(封印部材12)
を備える。
Description
ための制御装置に用いるメモリボード、および該メモリ
ボードを搭載したマザーボードに関する。
該遊技機における遊技動作等を制御するための制御装置
を備えている。この制御装置は、図2に示すように、配
線基板52上にCPU、ROM、RAM等の機能を備え
たチップセット、抵抗およびコンデンサ等の部品53
や、ICメモリ54を装着するためのDIP(Dual
Inline Package)ソケット55等が半田
付けされたマザーボード51により構成されている。
5には、汎用型のフラッシュメモリ等のICメモリ54
が装着され、ICメモリ54に記憶されたプログラムに
従ってCPUが動作することにより遊技機における遊技
動作等を制御するとともに、ICメモリ54に記憶され
た画像データや音声データに基づいて画像制御や音声制
御が行われる。
メモリ54に記憶されたプログラムやデータが改竄され
るのを防止するため、ICメモリ54をDIPソケット
55に装着後に、封印紙56等による封印が行われる。
機では、遊技機における遊技性や装飾効果を高めるめ
に、大量の画像データや音声データを用いるようになっ
てきた。
着される汎用型のICメモリは、その記憶容量が予め決
まっており、大量のデータ等を記憶するためには、マザ
ーボードに実装するICメモリの数を増やさなければな
らない。したがって、ICメモリの装着に手間を要する
とともに、各ICメモリに対して封印を行わなければな
らず、製造工数が増加してコストが上昇するという問題
があった。
やデータに対して改竄が行われていないかどうかを検査
するためには、各ICメモリ毎に封印紙を視認しなけれ
ばならず、検査の手間が増大するという問題があった。
際には、DIPソケットに装着されたICメモリを取り
外さなければならないが、ICメモリを取り外すために
は、ICメモリが有する極細かつ複数の接続脚をDIP
ソケットから引き抜かなければならない。このため、細
かな手作業が必要となって作業性が悪く、再利用コスト
が上昇するという問題があった。また、慎重に作業を進
めたとしても、接続脚を損傷してしまうおそれがあり、
この場合にはICメモリを再利用できなくなるという問
題もあった。
もので、大容量のICメモリを必要とする場合であって
も、作業効率が高く製造コストを低減することができる
とともに、容易に検査を行うことができ、さらにICメ
モリの再利用に際して作業性を向上させることができる
遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載した
マザーボードを提供することを目的とする。
モリボードおよびマザーボードは、上述した目的を達成
するため、以下の特徴点を備えている。
ードは、遊技機を制御するための制御装置に用いるメモ
リボードであって、ICメモリを実装するための配線基
板と、前記配線基板上に、所望の容量となるように実装
された表面実装型のICメモリと、前記配線基板をマザ
ーボード上に装着するためのコネクタと、前記ICメモ
リが実装された前記配線基板を収容するとともに、前記
コネクタを外部に臨ませることが可能で、かつ内部の収
容物を視認可能なメモリボードケースとを備え、前記メ
モリボードケースは、前記配線基板を収容後に前記メモ
リボードケースが開封されていないことを証明するため
の未開封証明手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
未開封証明手段は、前記メモリボードケース内に収容さ
れた前記メモリボードに関する管理情報を含むことが可
能である。
技機を制御するための制御装置に用いるメモリボードを
搭載したマザーボードであって、該マザーボードは、内
部の収容物を視認可能なマザーボードケース内に収容さ
れ、前記マザーボードケースは、前記メモリボードを挿
通可能な着脱開口部と、前記メモリボードを装着後に前
記メモリボードが着脱されていないことを証明するため
の未着脱証明手段とを備え、前記メモリボードは、IC
メモリを実装するための配線基板と、前記配線基板上
に、所望の容量となるように実装された表面実装型のI
Cメモリと、前記配線基板をマザーボード上に装着する
ためのコネクタと、前記ICメモリが実装された前記配
線基板を収容するとともに、前記コネクタを外部に臨ま
せることが可能で、かつ内部の収容物を視認可能なメモ
リボードケースとを備え、前記メモリボードケースは、
前記配線基板を収容後に前記メモリボードケースが開封
されていないことを証明するための未開封証明手段を備
えたことを特徴とするものである。
未着脱証明手段は、前記マザーボードケース内に収容さ
れた前記マザーボードに関する管理情報を含むことが可
能である。
記未着脱証明手段は、一旦剥がすと再装着不能な封印紙
等により構成する。また、前記未開封証明手段および前
記未着脱証明手段に含まれる管理情報は、メモリボード
あるいはマザーボードが装着される遊技機の型式番号、
製品番号、製造年月日、記憶されたプログラムまたはデ
ータの内容に対応する符号等からなる。
係る遊技機のメモリボードおよびマザーボードの一実施
形態を説明する。
のメモリボードおよびマザーボードの構造を示すもの
で、図1(A)はメモリボードの斜視図、図1(B)は
メモリボードケースの斜視図、図1(C)はマザーボー
ドの斜視図である。
は、例えば、パチンコ機、パチスロ遊技機、スロットマ
シン等における遊技制御を行うための制御装置として用
いるものである。
ように、PC(ポリカーボネート)等の透光性を有する
材料により形成されたマザーボードケース2に収容され
ており、詳細には図示しないが、配線基板3上に、CP
U、ROMおよびRAM等の機能を有するチップセッ
ト、抵抗、コンデンサ等を装着することにより構成され
ている。
能となっており、上側ケースの上面には、配線基板3上
の雌コネクタ4に対向する位置に、メモリボード5を着
脱するための着脱開口部6が設けられている。
全体が透明である必要はなく、内部に収容されたマザー
ボード1を視認できれば、その一部のみが透明となって
いてもよいし、不透明な部材に微細な透孔を多数設けて
内部を視認できるようにしてもよい。
5は、図1(A)に示すように、PC(ポリカーボネー
ト)等の透明な材料により形成されたメモリボードケー
ス7に収容されており、配線基板8上に複数の表面実装
型のICメモリ9を搭載するとともに、配線基板8の一
辺に、マザーボード1に設けた雌コネクタ4と接続する
ための雄コネクタ10が設けられている。
全体が透明である必要はなく、内部に収容されたメモリ
ボード5を視認できれば、その一部のみが透明となって
いてもよいし、不透明な部材に微細な透孔を多数設けて
内部を視認できるようにしてもよい。
ICメモリ9は、どのような容量および種類であっても
よく、例えば、記憶の更新が可能なフラッシュメモリを
使用することができる。なお、表面実装型のICメモリ
9の個数、容量および種類は、適用するマザーボード1
に応じて適宜変更することができる。
すように、左右に二分割可能となっており、下面には雄
コネクタ10をメモリボードケース7の外部に臨ませる
ための開口部11が設けられている。このメモリボード
ケース7は、表面実装型のICメモリ9を静電気等から
保護するとともに、表面実装型のICメモリ9に記憶さ
れたプログラムやデータの改竄を防止するためのもので
ある。
ログラムやデータの改竄を防止するためには、図1
(B)に示すように、メモリボードケース7を二分割
し、内部にメモリボード5を収容した後、メモリボード
ケース7を一体に組み付けて、接合部を跨ぐようにして
メモリボードケース7の外周面に封印部材12を貼り付
ける。この封印部材12は、例えば紙帯からなり、メモ
リボードケース7を再分割すると、破れて再び使用でき
ないようになっている。なお、封印部材12が破れたメ
モリボードケース7は、内部に収容された表面実装型の
ICメモリ9に記憶されたプログラムやデータの正当性
が保証されない。
リボード5を着脱開口部6から引き抜いて、表面実装型
のICメモリ9に記憶されたプログラムやデータが改竄
されたメモリボード5を新たに取り付けることができな
いようにするため、図1(C)に示すように、マザーボ
ード1にメモリボード5を装着した後、着脱開口部6を
跨ぐようにしてマザーボードケース2の外周面に封印部
材13を貼り付ける。
り、着脱開口部6からメモリボードケース7を引き抜く
と、破れて再び使用できないようになっている。なお、
封印部材13が破れたマザーボードケース2は、装着さ
れたメモリボード5において表面実装型のICメモリ9
に記憶されたプログラムやデータの正当性が保証されな
い。
て、表面実装型のICメモリ9に記憶されたプログラム
やデータが改竄されたメモリボード5を新たに取り付け
ることができないようにするため、図1(C)に示すよ
うに、マザーボードケース2を一体に組み付けた後、接
合部を跨ぐようにしてマザーボードケース2の外周面に
封印部材14を貼り付ける。
り、マザーボードケース2を再分割すると、破れて再び
使用できないようになっている。なお、封印部材14が
破れたマザーボードケース2は、装着されたメモリボー
ド5において表面実装型のICメモリ9に記憶されたプ
ログラムやデータの正当性が保証されない。
報として、メモリボード5あるいはマザーボード1が装
着される遊技機の型式番号、製品番号、製造年月日、記
憶されたプログラムまたはデータの内容に対応する符号
等を印字することができる。このように管理情報を印字
することにより、メモリボード5あるいはマザーボード
1の適応機種、耐用期限等を容易に把握することができ
る。
は紙帯のみに限られず、一旦剥がすと印字が被接着面に
残存し、再接着が不能となるプラスチックテープ等によ
り構成することも可能である。
技内容の主要部が共通し、画像表示部に表示する画像や
スピーカから発生する音声のみが異なるマイナーチェン
ジが行われることがある。このようなマイナーチェンジ
に対しては、共通のマザーボード1を使用し、画像デー
タや音声データを記憶したメモリボード5のみを交換す
ればよい。
モリボード5では、このようなマイナーチェンジにあた
って、メモリボード5を容易に交換することができるた
め、作業工程を短縮することができるとともに、マイナ
ーチェンジの費用を低減することができる。
には、マザーボード1から容易にメモリボード5を取り
外すことができるため、メモリボード5を損傷させるこ
となく、容易に再利用することができる。
びマザーボードは、上述した構成を備えているため、以
下に説明するような効果を奏することができる。
ードは、基板上に、所望の容量となるように実装された
表面実装型のICメモリを備えている。
要がある場合には、マザーボードに対して複数のICメ
モリをそれぞれ装着することなく、所望の容量のICメ
モリが実装されたメモリボードをマザーボードに装着す
ればよいので、マザーボードを製造するための工程が簡
便なものとなり、遊技機の製造コストを低減することが
可能となる。
は、マザーボードからメモリボードを容易に取り外すこ
とができるので、メモリボードを損傷させることなく有
効に再利用することが可能となる。
ムやデータの改竄を防止するために、メモリボードを収
容するためのメモリボードケースには未開封証明手段を
備え、マザーボードを収容するためのマザーボードケー
スには未着脱証明手段を備えている。
される汎用型のICメモリのように、各ICメモリ毎に
改竄を防止するための封印紙等を貼り付ける手間が省け
るとともに、封印紙等の検査を容易に行うことができる
ので、遊技機の製造コストを低減することが可能である
とともに、検査のコストも低減することができる。
ドおよびマザーボードの構造を示すもので、(A)はメ
モリボードの斜視図、(B)はメモリボードケースの斜
視図、(C)はマザーボードの斜視図
Claims (4)
- 【請求項1】 遊技機を制御するための制御装置に用い
るメモリボードであって、 ICメモリを実装するための配線基板と、 前記配線基板上に、所望の容量となるように実装された
表面実装型のICメモリと、 前記配線基板をマザーボード上に装着するためのコネク
タと、 前記ICメモリが実装された前記配線基板を収容すると
ともに、前記コネクタを外部に臨ませることが可能で、
かつ内部の収容物を視認可能なメモリボードケースとを
備え、 前記メモリボードケースは、前記配線基板を収容後に前
記メモリボードケースが開封されていないことを証明す
るための未開封証明手段を備えたことを特徴とする遊技
機のメモリボード。 - 【請求項2】 前記未開封証明手段は、前記メモリボー
ドケース内に収容された前記メモリボードに関する管理
情報を含むことを特徴とする請求項1記載の遊技機のメ
モリボード。 - 【請求項3】 遊技機を制御するための制御装置に用い
るメモリボードを搭載したマザーボードであって、 該マザーボードは、内部の収容物を視認可能なマザーボ
ードケース内に収容され、 前記マザーボードケースは、前記メモリボードを挿通可
能な着脱開口部と、前記メモリボードを装着後に前記メ
モリボードが着脱されていないことを証明するための未
着脱証明手段とを備え、 前記メモリボードは、ICメモリを実装するための配線
基板と、 前記配線基板上に、所望の容量となるように実装された
表面実装型のICメモリと、 前記配線基板をマザーボード上に装着するためのコネク
タと、 前記ICメモリが実装された前記配線基板を収容すると
ともに、前記コネクタを外部に臨ませることが可能で、
かつ内部の収容物を視認可能なメモリボードケースとを
備え、 前記メモリボードケースは、前記配線基板を収容後に前
記メモリボードケースが開封されていないことを証明す
るための未開封証明手段を備えたことを特徴とする遊技
機のマザーボード。 - 【請求項4】 前記未着脱証明手段は、前記マザーボー
ドケース内に収容された前記マザーボードに関する管理
情報を含むことを特徴とする請求項3記載の遊技機のマ
ザーボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361333A JP2002159705A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載したマザーボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000361333A JP2002159705A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載したマザーボード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002159705A true JP2002159705A (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=18832784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000361333A Pending JP2002159705A (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 遊技機のメモリボードおよび該メモリボードを搭載したマザーボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002159705A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2010125267A (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | Kyoraku Sangyo Kk | 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機 |
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-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000361333A patent/JP2002159705A/ja active Pending
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