JP2003164635A - 遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機 - Google Patents

遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機

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JP2003164635A JP2001365564A JP2001365564A JP2003164635A JP 2003164635 A JP2003164635 A JP 2003164635A JP 2001365564 A JP2001365564 A JP 2001365564A JP 2001365564 A JP2001365564 A JP 2001365564A JP 2003164635 A JP2003164635 A JP 2003164635A
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淳 富士本
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誠之 野中
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武治 得丸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリ素子の変更に際して、作業効率が高く
製造コストを低減することができるとともに、開発期間
の短縮化および不人気機種における過剰在庫の解消を図
りうる遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機を
提供する。 【解決手段】 メモリボード1は、複数個のフラッシュ
メモリ2が配線基板6上に表面実装されてなり、PC等
の透光性を有する材料により形成されたメモリボードケ
ース3に収容された状態で、制御基板101上のコネク
タ4に垂直に差込装着されてなる。制御基板101に
は、CPU、ROMおよびRAM等の機能を有するチッ
プセット、電源、抵抗、コンデンサ等が配列されてお
り、CPUはフラッシュメモリ2から、プログラムや各
種データを読み出して遊技機の各種制御を実行するよう
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機を制御する
ための制御装置に用いる遊技機用メモリカートリッジ装
置およびこれを搭載した遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機等の遊技機は、当
該遊技機における遊技動作等を制御するための制御装置
を備えている。この制御装置は、図8に示すように、配
線基板52上にCPU、ROM、RAM等の機能を備え
たチップセット、抵抗およびコンデンサ等の部品53
や、ICメモリ54を装着するためのDIP(Dual Inl
ine Package)ソケット55等が半田付けされた制御基
板51により構成されている。
【0003】この制御基板51のDIPソケット55に
は、マスクROMからなるICメモリ54が装着され、
ICメモリ54に記憶されたプログラムに従ってCPU
が動作することにより遊技機における遊技動作等を制御
するとともに、ICメモリ54に記憶された画像データ
や音声データに基づいて画像制御や音声制御が行われ
る。そして、特に液晶表示パネル等を用いて画像表示を
行う場合には画像データの格納用に大容量のメモリが必
要となる。
【0004】また、ICメモリ54が着脱されて、IC
メモリ54に記憶されたプログラムやデータが改竄され
るのを防止するため、ICメモリ54をDIPソケット
55に装着後に、封印紙56等による封印が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の遊技
機では、遊技機における遊技性や装飾効果を高めるため
に、大量の画像データや音声データを記憶して処理する
必要が生じている。
【0006】しかしながら、一般にDIPソケットに装
着される汎用型のICメモリはその記憶容量が予め所定
値に決められているから、大量のデータ等を記憶するた
めには、制御基板に実装するICメモリの数を増やさな
ければならない。したがって、制御基板の設計変更に多
大な時間を要するとともに、再度、制御基板上の各素子
の装着や、メモリ素子封印作業等に手間を要し、コスト
が上昇するという問題があった。
【0007】さらに、上述したように、汎用型のICメ
モリとしてマスクROMを使用していたため、開発期間
が長くなるとともに、メモリ内容の書き換えが困難で不
人気機種における過剰在庫の解消が問題となっていた。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みなされたも
ので、メモリ素子の変更に際して、作業効率が高く製造
コストを低減することができるとともに、開発期間の短
縮化および不人気機種における過剰在庫の解消を図りう
る遊技機用メモリカートリッジ装置および遊技機を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遊技機用メ
モリカートリッジ装置は、遊技機を制御するための制御
装置に用いるメモリをケース内に収容してなる遊技機用
メモリカートリッジ装置であって、前記メモリは少なく
とも1つのフラッシュメモリからなり、制御基板上のコ
ネクタ部に対して差込装着するためのコネクタ部を有
し、前記少なくとも1つのフラッシュメモリが実装され
た配線基板と、該配線基板を収容するとともに、該配線
基板のコネクタ部を外部に臨ませることが可能で、かつ
内部の収容物を視認可能な回路基板ケースとを備えてな
ることを特徴とするものである。
【0010】また、前記フラッシュメモリは、生産管理
情報およびデータ照合情報を記憶する所定のメモリ領域
を有することが好ましい。
【0011】さらに、前記所定のメモリ領域は書替防止
機能を有する隠しメモリ領域とすることも可能である。
また、前記隠しメモリ領域は複数個設けておくことが好
ましい。
【0012】また、前記データ照合情報は、前記フラッ
シュメモリに記憶されたプログラムまたはデータについ
てのチェックサム情報とすることが可能である。
【0013】また、本発明に係る遊技機は、前記遊技機
用メモリカートリッジ装置を搭載してなり、前記所定の
メモリ領域には前記フラッシュメモリに当初記憶された
データについてのデータ照合情報が記憶されており、前
記遊技機における所定の遊技のタイミングで、そのタイ
ミングにおける前記フラッシュメモリに記憶されている
データについてのデータ照合用の数値を算出し、該算出
されたデータ照合用の数値を前記データ照合情報と照合
し、照合結果がデータ変更ありとされた場合にその旨報
知するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る遊技機用メモリカートリッジ装置およびこれを搭載
した遊技機の一実施形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機
用メモリカートリッジ装置を示すものである。本発明の
一実施形態に係る遊技機用メモリカートリッジ装置は、
例えば、パチンコ機、パチスロ遊技機、スロットマシン
等における遊技制御を行うための制御装置の一部として
用いるものである。
【0016】メモリボード1は複数個のフラッシュメモ
リ(例えば、東芝製TC58FVT641/B641)
2が配線基板6上に表面実装(SOPタイプ)されてな
り、PC(ポリカーボネート)等の透光性を有する材料
により形成されたメモリボードケース3に収容された状
態で、制御基板101上のコネクタ4に垂直に差込装着
されてなる。制御基板101には、CPU、ROMおよ
びRAM等の機能を有するチップセット、電源、抵抗、
コンデンサ等が配列、接続されており、CPUはフラッ
シュメモリ2から、プログラムや各種データを読み出し
て遊技機の各種制御を実行するようになっている。な
お、制御基板101には、VDP(VideoDisplay Proce
ssor)が搭載されており、このVDPがフラッシュメモ
リ2に記憶されている映像データを読み出して遊技機の
表示画面上に映像表示を行うようになっている。
【0017】本実施形態においては、フラッシュメモリ
2を配線基板6上に表面実装するように構成しているの
で、メモリ実装スペースがDIPタイプのものに比べて
1/3程度に小さくすることができる。また、上記メモ
リボード1を構成する配線基板6の一辺には、制御基板
101に設けた雌コネクタ4と接続するための雄コネク
タ5が設けられている。
【0018】なお、メモリボードケース3は必ずしも全
体が透明である必要はなく、内部に収容されたメモリボ
ード1を視認できれば、その一部のみが透明となってい
てもよいし、不透明な部材に微細な透孔を多数設けて内
部を視認できるようにしてもよい。さらに、メモリボー
ドケース3は、図1に示すように、左右に二分割可能と
なっており、下面には雄コネクタ5をメモリボードケー
ス3の外部に臨ませるための開口部が設けられている。
【0019】このように構成されたメモリボードケース
3により、フラッシュメモリ2が静電気等から保護され
る。また、メモリボードケース3の外部からメモリボー
ド1を視認可能とすることで、不正改造の確認が容易と
なり、特に、製品出荷後の製品改造およびプログラムや
データのコピー防止や改竄防止を容易に図ることが可能
である。
【0020】フラッシュメモリ2に記憶されたプログラ
ムやデータの改竄をさらに防止するためには、例えば、
メモリボードケース3の内部にメモリボード1を収容し
た後、メモリボードケース3を一体に組み付け、さらに
接合部を跨ぐようにしてメモリボードケース3の外周面
に図示されない封印部材を貼り付ける。この封印部材
は、例えば紙帯から形成し、メモリボードケース3を再
分割すると、破れて再び使用できないようになってい
る。なお、封印部材が破れたメモリボードケース3は、
内部に収容されたフラッシュメモリに記憶されたプログ
ラムやデータの正当性が保証されない。
【0021】ところで、パチンコ機等の遊技機では、遊
技内容の主要部が共通し、画像表示部に表示する画像や
スピーカから発生する音声のみが異なるマイナーチェン
ジが行われることがある。このようなマイナーチェンジ
に対しては、共通の制御基板101を使用し、画像デー
タや音声データを記憶したメモリボード1のみをメーカ
ーにおいて交換すればよい。メモリ容量の増加が要求さ
れる場合も同様である。
【0022】本実施形態に係る遊技機用メモリボードカ
ートリッジ装置では、このようなマイナーチェンジやメ
モリ容量増加にあたって、メモリボード1を容易に交換
することができるため、作業工程を短縮することができ
るとともに、マイナーチェンジやメモリ容量増加の費用
を低減することができる。
【0023】また、当該遊技機においてメモリボード1
が不要となった場合には、制御基板101から容易にメ
モリボード1を取り外すことができるため、メモリボー
ド1を損傷させることなく、容易に再利用することがで
きる。
【0024】また、このようにメモリボード1をカート
リッジ化したことにより、メモリボード1をメモリボー
ドケース3内に収容したまま、ソフトウエア変更に伴う
データ修正を即時かつ容易に行うことが可能である。こ
のようなデータ修正は、例えばマスクROMを用いた場
合に比べて大幅に修正時間を短縮することができ、機種
変更を行う際のカートリッジのリサイクル化が容易であ
る。このリサイクル回数は所定のメモリ領域に記憶させ
ておくとともに、メーカー側でもその回数を管理してお
くことにより生産管理に有効に活用することが可能であ
る。
【0025】ところで、上述したようにメモリボード1
は、複数個のフラッシュメモリ2が配線基板6上に表面
実装されてなる。このフラッシュメモリ2は、上述した
ように、記憶の更新(データの書き換え)が可能なタイ
プであって、その個数、容量および種類は、接続される
制御基板101の仕様に応じて適宜変更することができ
る。
【0026】また、このフラッシュメモリ2は、通常の
メモリ領域とは別に、例えば容量が64Kバイトの隠し
メモリ領域(書換不可の保護セクタ)を備えている。こ
の隠しメモリ領域は、書換不可の保護がなされる前にお
いては、エントリコマンドを用いれば通常のメモリ領域
と同様にデータの書き換え、読み出しの各操作が可能で
あるが、所定の操作によって書換不可の保護がなされた
後は、保護解除することができないためにデータ読み出
しの操作のみが可能である。この隠しメモリ領域の使用
は、特に、プログラムやデータの改竄防止機能を強化し
たい場合に有効であり、逆にカートリッジのリサイクル
機能が要求される場合においては、この隠しメモリ領域
の書換不可の保護設定を回避することが望ましい。ただ
し、後述するように隠しメモリ領域を複数個用いること
により、上記改竄防止機能を確保しつつ上記リサイクル
機能を確保することが可能である。
【0027】このフラッシュメモリ2へのデータ書込み
あるいはデータ書換えの操作は、メモリボード1をメモ
リボードケース3に収容したカートリッジの状態のまま
専用のROMライタを用いて行なうことが可能である。
すなわち、図2に示すように、メモリボードケース3に
収容されたメモリボード1を変換ソケット10を介して
ROMライタ20のソケット接続部20aに接続する。
図3は、このROMライタ20を上方からみた図であ
り、ソケット接続部20aの他、書込むデータを入力す
るためのキーボード操作部20b、およびこの入力され
たデータを表示するためのデータ表示部20cが示され
ている。
【0028】このフラッシュメモリ2の隠しメモリ領域
へのアクセスは、上記ROMライタ20によって、所定
の隠しメモリ領域エントリコマンドを入力することによ
って有効となる。これにより、隠しメモリ領域に対し
て、データ読出し、データ書込み、データ消去、データ
書換不可の保護の各操作を行うことができる。なお、通
常のメモリ領域にアクセスするためには、上記ROMラ
イタ20によって、所定の隠しメモリ領域エグジットコ
マンドを入力する。
【0029】なお、データ書込み等に専用のROMライ
タを用いることで不正防止効果を奏することができる。
【0030】図4に示すように、隠しメモリ領域30
は、大別して生産管理情報記憶領域およびチェックサム
値記憶領域からなり、例えば、著作権情報記憶領域3
1、ゲームタイトル記憶領域32、ROM管理番号記憶
領域33に続いて、通常メモリ領域における各ブロック
(図4ではA〜Q)のチェックサム値記憶領域34、通
常メモリ領域全体のチェックサム値記憶領域35、当該
遊技機のシリアル番号とその1の補数を記憶する領域3
6、およびリサイクル情報とその1の補数を記憶する領
域37が所定のアドレス領域に設けられている。なお、
この隠しメモリ領域30について書換え不可の保護設定
を行う場合には、特に、上記リサイクル情報とその1の
補数を記憶する領域37を通常メモリ領域に設定してお
くことが考えられる。
【0031】なお、上記補数は16進数における補数で
あって、例えば、当該遊技機のシリアル番号が0236
hであるとすれば、その補数はFDC9hとなる。その
場合、上述した、当該遊技機のシリアル番号とその1の
補数を記憶する領域36には、図4において、その右方
に示された領域36aの如く記憶されることになる。
【0032】このように、1の補数をも記憶させておく
ことで、チェック時には、チェックすべきデータをこの
1の補数と加算するだけでよく、結果が正しい場合に
は、常にFFFFhとなることからチェック処理の時間
が短縮される。
【0033】このような処理は、全てのカートリッジに
おいて共通であり、シリアル番号やリサイクル情報が異
なっても、その1の補数との和は一定となる。すなわ
ち、チェックサム値はそのチェックが正常と判断される
場合はカートリッジによらず一定である。なお、本明細
書で「一致する」という場合には、上記加算結果がFF
FFhとなる場合も含むものとする。
【0034】また、この隠しメモリ領域30の最重要機
能は、上述したように、プログラムやデータの改竄防止
機能にある。これは、例えば、通常メモリ領域に記憶さ
れているデータの一部が改竄された場合、これを容易に
検出し得る機能である。メーカーにおいて通常メモリ領
域へのプログラムやデータの書き込みと同時に、隠しメ
モリ領域30にも、図4に示す如き各チェックサム値等
が書き込まれているので、遊技機の電源がON状態とな
る毎に、その直後等の所定のタイミングにおいて通常メ
モリ領域に書き込まれているプログラムやデータから、
各ブロックのチェックサム値や通常メモリ領域全体のチ
ェックサム値を算出し、既に隠しメモリ領域30に書き
込まれている各ブロックのチェックサム値や通常メモリ
領域全体のチェックサム値と各々比較し、全ての比較に
おいて、互いに一致するとの結果が得られればデータ等
の改竄が行われていないと判断することになる。逆に、
一つの比較において、互いに一致しないとの結果が得ら
れればデータ等の改竄が行われた可能性ありと判断する
ことになる。
【0035】なお、各ブロックについてもチェックサム
値の比較照合が可能とされているのは、データ異常が発
生したプログラムあるいはデータの部分を特定容易とす
るためである。
【0036】次に、上記機能について、図5のフローチ
ャートを用いて説明する。まず、遊技機の電源がON状
態とされると、制御基板101上のCPUは、上記カー
トリッジに収容されたフラッシュメモリ2に記憶されて
いるプログラムを読み出し、プログラム実行を開始する
(S1)。プログラム実行を開始した時点ではセキュリ
ティモードに設定される。
【0037】次に、上述したフラッシュメモリ2の通常
メモリ領域における各ブロックおよび全体のチェックサ
ム値を算出し、上記隠しメモリ領域30に既に記憶され
ていた、各ブロックあるいは全体のチェックサム値と各
々比較照合する(S2)。
【0038】次に、その比較照合結果が互いに一致する
か否かを判断する(S3)。この判断は、対応する領域
の比較照合結果が全て一致すると判定された場合にのみ
YESの判断となってステップ4(S4)に進み、本プ
ログラム実行を開始することになり、この時点でセキュ
リティモードから通常モードに移行する。その他の場合
は、NOの判断となってステップ5(S5)に進み、プ
ログラム実行を停止し、異常が生じたことを表示する。
この表示は遊技機の遊技盤面に配設された液晶表示画面
上に、異常が生じたことが認識できる文字や画像を表示
させるものであってもよいし、遊技機筐体の外壁面に配
設されたランプやLEDを点灯または点滅させることに
よって、上記異常を表示させるものであってもよい。な
お、スピーカからの音声によって異常を報知することも
勿論可能である。
【0039】以後、異常の原因の究明および後処理を行
うことになる。まず、上記不一致の原因の調査を行い
(S6)、フラッシュメモリ2の通常メモリ領域におい
てプログラムやデータに改竄された形跡が認められるか
否かが判断される(S7)。改竄された形跡が認められ
た場合には、その対策をたてることになる(S8)。一
方、改竄された形跡が認められない場合には、その不一
致がその遊技機にのみ生じた問題か否かが判断される
(S9)。その遊技機にのみ生じた問題(個別問題)と
された場合には、そのメモリボード1を廃棄するか、フ
ラッシュメモリ2の通常メモリ領域のプログラムおよび
データを書き換えて再使用することになる(S10)。
一方、上記不一致が同一機種の遊技機についての共通問
題であれば、同一管理番号のメモリボード1を全て回収
してその対策を講じることになる(S11)。この場合
の管理番号は上述したROM管理番号記憶領域33に記
憶されたROM管理番号を参照すればよい。
【0040】また、上記隠しメモリ領域30は複数個設
けておくことが可能である。隠しメモリ領域30を複数
個設けておくことで、リサイクル使用するたびにチェッ
クサム値等を記憶する領域を更新することが可能とな
り、これによりチェックサム値等の情報改竄保護機能を
確保しつつフラッシュメモリ2のリサイクル使用が可能
となる。
【0041】以下、隠しメモリ領域30を複数個設けた
場合の使用例を図6を用いて説明する。また、以下の説
明においては、本プログラムの実行や通常メモリ領域に
おけるデータの読込み、書込み、消去等の処理は説明の
便宜上省略する。なお、この使用例では同じフラッシュ
メモリ2を5回使用する(4回リサイクル使用する)も
のとし、1から5までのアドレスが付された5つの隠し
メモリ領域30が設けられているものとする。
【0042】まず、フラッシュメモリ2を最初に使用す
る場合には、隠しメモリ領域30はアドレス1のものを
使用する(S21)。フラッシュメモリ2の最初の使用
において、その使用態様に応じて、アドレス1の隠しメ
モリ領域30に前述したようにして各チェックサム値等
の所定事項を書き込む(S22)。また、この隠しメモ
リ領域30のリサイクル情報とその1の補数を記憶する
領域37にリサイクル情報として0001hを、その補
数としてFFFEhをそれぞれ書き込む(S23)。
【0043】次に、上記隠しメモリ領域30が保護され
るように指定されているか否かが判断される(S2
4)。指定されていると判定されれば、隠しメモリ領域
30のブロック保護処理を行うこととなる(S25)。
【0044】次に、新たなリサイクル処理を行うか否か
が判断され(S26)、リサイクル処理を行うとの判定
がなされれば、この後リサイクル情報が0005以下で
あるか否かが判断される(S27)。なお、次のリサイ
クル使用がなされない間は、上記ステップ26(S2
6)の判断処理が所定間隔毎に繰り返し行われることに
なる。
【0045】上記ステップ27(S27)の判定によ
り、リサイクル情報が0005以下とされれば隠しメモ
リ領域30の指定アドレスがインクリメントされ、使用
する隠しメモリ領域30がアドレス2のものに更新され
る(S28)。なお、既に使用されたアドレス1の隠し
メモリ領域30は、その後使用されないまま放置される
こととなる。
【0046】さらに、メモリの新たな使用態様に応じ
て、上記アドレス2の隠しメモリ領域30に上述したよ
うに各チェックサム値等の所定事項が書き込まれる(S
29)。また、アドレス2の隠しメモリ領域30のリサ
イクル情報と、その1の補数を記憶する領域37に、イ
ンクリメントされたリサイクル情報である0002hが
書き込まれる(S30)。このとき、その補数であるF
FFDhも書き込まれる。
【0047】この後、ステップ24(S24)の処理に
戻り、ステップ24からステップ30(S24〜S3
0)の処理が繰り返し行われ、ステップ27(S27)
の判断においてリサイクル情報が0005よりも大きい
と判断されれば、リサイクル回数が予定された数とな
り、これ以上のリサイクル使用は不可であることを警告
する処理が行われ(S31)、リサイクル処理のプログ
ラムが終了する。
【0048】なお、上記ステップ31(S31)におけ
る警告処理は、遊技機の遊技盤面に配設された液晶表示
画面上に、リサイクル使用が予定回数に達したことを認
識できる文字や画像を表示させるものであってもよい
し、遊技機筐体の外壁面に配設されたランプやLEDを
点灯または点滅させることによって、その旨を表示させ
るものであってもよい。また、スピーカからの音声によ
ってその旨を報知するものであってもよい。
【0049】また、上述した使用例は、遊技機内のコン
ピュータにより自動的に処理されるようになっていても
よいし、その一部または全てをROMライタ等を用い手
動的に処理するようになっていてもよい。
【0050】また、上述した使用例においては、隠しメ
モリ領域30に書き込む情報(以下、隠しメモリ領域情
報と称する)が、図4に示す各情報(著作権情報、ゲー
ムタイトル、ROM管理番号、通常メモリ領域における
各ブロックのチェックサム値、通常メモリ領域全体のチ
ェックサム値、当該遊技機のシリアル番号とその1の補
数、およびリサイクル情報とその1の補数)とされてい
るが、このうちリサイクル情報とその1の補数は隠しメ
モリ領域30ではなく、通常メモリ領域の所定領域に書
き込むようにしておくことも可能である。すなわち、図
7に示すように、リサイクル情報とその1の補数は通常
メモリ領域の所定領域に、その他の隠しメモリ領域情報
は、上記使用例と同様にアドレス1〜5の各隠しメモリ
領域30に書き込むようにすることが可能である。これ
により隠しメモリ領域情報の改竄防止機能とリサイクル
機能を確保しつつ、リサイクル情報とその1の補数の書
替えを可能とすることができる。
【0051】なお、本発明の遊技機用メモリカートリッ
ジ装置および遊技機としては上記実施形態のものに限ら
れるものではなく、上記フラッシュメモリ2のパッケー
ジやメモリボードケース3としてはその他の種々の形態
のものを採用することが可能である。また、データ照合
情報としては上記チェックサム値以外の情報、例えば通
信分野で用いられているパリティやCRCの態様に類似
した情報を採用することが可能である。要は、メモリに
おけるプログラムやデータの記憶領域について、遊技機
製造時における状態と遊技機使用時における状態が一致
しているか否かを容易に判定しうる情報であればよい。
また、上記隠しメモリ領域に記憶させる生産管理情報と
しても、生産管理に必要なその他の種々の情報を記憶さ
せるように構成することが可能である。
【0052】また、上記メモリボード1は制御基板10
1に対して垂直に差込装着されているが、メモリボード
1を制御基板101に対して斜めあるいは平行に装着す
るように構成することも勿論可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明に係る遊技機用メモリカートリッ
ジ装置および遊技機は、上述した構成を備えているた
め、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0054】すなわち、本発明に係る遊技機用メモリカ
ートリッジ装置は、遊技機を制御するための制御装置に
用いるフラッシュメモリをケース内に収容するように構
成されている。そして、上記フラッシュメモリは配線基
板に実装された状態で上記ケース内に収容されており、
この配線基板は外部に臨ませたコネクタ部が制御基板上
のコネクタ部に差込装着されるようになっており、また
上記ケースは内部の収容物を視認できる構成とされてい
る。
【0055】したがって、制御装置のメモリの数を増加
させる場合等においても、所望の容量のメモリが実装さ
れたメモリボードのみを交換すればよく、制御基板を直
接変更する必要がないので、制御基板の設計変更、各素
子の再装着作業あるいはメモリ素子封印作業に要する手
間や製造工数を低減することができ、製造コストを低減
することができる。
【0056】また、メモリボードが不要となった場合に
は、制御基板からメモリボードを容易に取り外すことが
できるので、メモリボードを損傷させることなく有効に
再利用することが可能となる。
【0057】また、上記メモリとしてフラッシュメモリ
を使用しているため、マスクROMと比べて開発期間の
短縮化が可能であり、メモリ内容の書き換えが可能であ
る。メモリ内容の書き換えが可能であることから、例え
ば不人気機種については、プログラムを他の機種のもの
に書き換えることが容易であり、従来において問題とな
っていた不人気機種の過剰在庫の解消を図ることが可能
である。
【0058】また、上記フラッシュメモリは、通常のメ
モリ領域とは別に、書換不可の保護機能を有する隠しメ
モリ領域(書換不可の保護セクタ)を備えており、所定
の操作によって書換不可の保護がなされた後は、保護解
除することができずデータ読み出しの操作のみが可能と
されているため、この領域に予めデータ照合情報を記憶
させておき、その後の所定のタイミングにおいて通常メ
モリ領域に書き込まれているプログラムやデータに基づ
く所定の数値と比較し、その一致、不一致の結果に基づ
いてデータ等の改竄が行われているか否かを判断するこ
とが可能である。
【0059】また、上記データ照合情報として、記憶さ
れているプログラムやデータのチェックサム値を用いれ
ばその一致、不一致の判断が容易である。さらに、上記
隠しメモリ領域を複数個設けておき、リサイクル使用す
るたびにチェックサム値等を記憶する領域を更新するこ
とが可能である。これにより、チェックサム値の保護機
能を確保しつつフラッシュメモリのリサイクル使用が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遊技機用メモリカー
トリッジ装置および制御基板の概略構成を示す斜視図
【図2】メモリボードとROMライタの接続手法を示す
概略図
【図3】ROMライタを上方からみた概略図
【図4】隠しメモリ領域のI/Oマップを示す模式図
【図5】本実施形態の異常検知機能および異常が検知さ
れた場合における対処手法を示すフローチャート
【図6】本実施形態において、複数の隠しメモリ領域を
有する構成とした場合の使用例を説明するためのフロー
チャート
【図7】図6に示す使用例の一部変更例における、複数
の隠しメモリ領域を示す概念図
【図8】従来の遊技機用制御装置の制御基板の概略構成
を示す斜視図
【符号の説明】
1 メモリボード 2 フラッシュメモリ 3 メモリボードケース 4 雌コネクタ 5 雄コネクタ 6、52 配線基板 10 変換ソケット 20 ROMライタ 20a ソケット接続部 20b 操作部 20c 表示部 30 隠しメモリ領域 31 著作権情報記憶領域 32 ゲームタイトル記憶領域 33 ROM管理番号記憶領域 34 各ブロックのチェックサム値記憶領域 35 メモリ領域全体のチェックサム値記憶領域 36 遊技機のシリアル番号とその1の補数を記憶する
領域 37 リサイクル情報とその1の補数を記憶する領域 51、101 制御基板 53 抵抗等の部品 54 ICメモリ 55 DIPソケット 56 封印紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 誠之 東京都江東区有明3−1−25 (72)発明者 得丸 武治 東京都江東区有明3−1−25 Fターム(参考) 2C088 AA36 BC45 BC47 DA07 EA10 EB55

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機を制御するための制御装置に用い
    るメモリをケース内に収容してなる遊技機用メモリカー
    トリッジ装置であって、 前記メモリは少なくとも1つのフラッシュメモリからな
    り、 制御基板上のコネクタ部に対して差込装着するためのコ
    ネクタ部を有し、前記少なくとも1つのフラッシュメモ
    リが実装された配線基板と、 該配線基板を収容するとともに、該配線基板のコネクタ
    部を外部に臨ませることが可能で、かつ内部の収容物を
    視認可能な回路基板ケースとを備えてなることを特徴と
    する遊技機用メモリカートリッジ装置。
  2. 【請求項2】 前記フラッシュメモリは、生産管理情報
    およびデータ照合情報を記憶する所定のメモリ領域を有
    することを特徴とする請求項1記載の遊技機用メモリカ
    ートリッジ装置。
  3. 【請求項3】 前記所定のメモリ領域は書替防止機能を
    有する隠しメモリ領域であることを特徴とする請求項2
    記載の遊技機用メモリカートリッジ装置。
  4. 【請求項4】 前記隠しメモリ領域が複数個設けられて
    なることを特徴とする請求項3記載の遊技機用メモリカ
    ートリッジ装置。
  5. 【請求項5】 前記データ照合情報は、前記フラッシュ
    メモリに記憶されたプログラムまたはデータについての
    チェックサム情報であることを特徴とする請求項2から
    4のうちいずれか1項記載の遊技機用メモリカートリッ
    ジ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2から5のうちいずれか1項記載
    の遊技機用メモリカートリッジ装置を搭載してなり、前
    記所定のメモリ領域には前記フラッシュメモリに当初記
    憶されたデータについてのデータ照合情報が記憶されて
    おり、前記遊技機における所定の遊技のタイミングで、
    そのタイミングにおける前記フラッシュメモリに記憶さ
    れているデータについてのデータ照合用の数値を算出
    し、該算出されたデータ照合用の数値を前記データ照合
    情報と照合し、照合結果がデータ変更ありとされた場合
    にその旨報知するように構成されていることを特徴とす
    る遊技機。
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