JP4043039B2 - 現像方法及び現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液晶カラーディスプレイにおけるカラーフィルタ用の基板を現像する現像装置に関する。
液晶カラーディスプレイにおけるカラーフィルタでは、ガラス基板上にR,G,Bの着色パターンを形成する必要がある。このような着色パターンは、例えばフォトリソグラフィ法によって形成される。その一例として、R,G,Bそれぞれについて感光性樹脂からなる着色樹脂が用いられ、塗布−露光−現像の処理工程をR,G,Bについて3回繰り返してパターンが形成される。
ところで、上記の現像処理工程においては、感光性樹脂のうち未露光部分を現像液で除去してパターンを形成する、ネガタイプの現像処理が行われるため、化学的な反応による処理に加えて機械的な衝撃、例えば基板に対して現像液を高圧で噴出することが要求される。このため、基板上に現像液を供給する方法として、ポンプ等で加圧した現像液を噴霧状にして基板上に吹き付けるシャワー方式を用いることが考えられる。
そして、このような現像液を供給した後に、洗浄液を高圧でガラス基板の表面に吐出するが、その際にガラス基板が変形する、という問題がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、基板の変形を抑えながら現像液の洗浄を十分に行うことができる現像方法及び現像装置を提供することを目的としている。
かかる課題を解決するため、本発明に係る現像方法は、矩形基板を保持しつつ回転する保持回転手段と、この保持回転手段で保持された基板を支持する複数の支持ピンとを有し、前記保持回転手段に保持された基板を回転させた状態で、少なくとも前記矩形基板の中心部と周縁の一部との間に現像液を連続的に所定の圧力で供給して現像処理を行う工程と、前記保持回転手段で及び前記複数の支持ピンで支持された前記矩形基板を静止した状態で、前記矩形基板の短手方向を覆うようにかつ前記矩形基板の長手方向に走査するように洗浄液を連続的に前記現像液を供給する圧力より大きい圧力で供給して洗浄処理を行う工程とを有する。
本発明の一の形態は、前記支持ピンは、前記現像処理を行う工程では前記矩形基板を支持せず、前記洗浄処理を行う工程では前記矩形基板を支持する。

本発明の一の形態は、前記現像処理を行う工程と前記洗浄処理を行う工程とで前記矩形基板の側方に面する容器が異なる。
本発明の別の観点に係る現像装置は、矩形基板を回転可能に保持しつつ上下動可能に構成された保持手段と、前記保持手段により保持された矩形基板が下降されたときに当該矩形基板の裏面に当接して支持する位置に配置された複数の支持ピンと、前記保持手段により保持された矩形基板が上昇され回転されたときに当該矩形基板の表面に第1の圧力で現像液を吐出する現像液ノズルと、前記保持手段により保持された矩形基板が下降されて当該矩形基板の裏面が支持ピンにより支持され、且つ、当該矩形基板が回転されないで静止状態にあるときに当該矩形基板の表面に第1の圧力よりも大きい第2の圧力で洗浄液を吐出する洗浄液ノズルとを具備することを特徴とする。
本発明の一の形態に係る現像装置では、前記現像液ノズルは、前記矩形基板の中心部と周縁の一部との間に現像液を連続的に吐出し、前記洗浄液ノズルは、前記矩形基板の短手方向を覆うようにかつ前記矩形基板の長手方向に走査するように洗浄液を連続的に吐出することを特徴とする。
本発明の一の形態に係る現像装置では、前記保持手段は、スピンチャックを有し、前記支持ピンは、前記スピンチャックの周囲に配置されていることを特徴とする。
本発明の一の形態に係る現像装置では、前記保持手段により保持された矩形基板が上昇され回転されている前記矩形基板の表面から外縁に飛び散る液を回収する第1の容器と、前記保持手段により保持された矩形基板が下降されて当該矩形基板の裏面が支持ピンにより支持されている矩形基板の表面から飛び散る液を回収する第2の容器とを更に具備することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、基板の変形を抑えながら現像液の洗浄を十分に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る塗布・現像処理システムの斜視図である。
図1に示すように、この塗布・現像処理システム1の前方には、基板、例えばカラーフィルタ用のガラス基板Gを、塗布・現像処理システム1に対して搬出入するローダ・アンローダ部2が設けられている。このローダ・アンローダ部2には、ガラス基板Gを例えば25枚ずつ収納したカセットCを所定位置に整列させて載置させるカセット載置台3と、各カセットCから処理すべきガラス基板Gを取り出し、また塗布・現像処理システム1において処理の終了したガラス基板Gを各カセットCへ戻すローダ・アンローダ4が設けられている。図示のローダアンローダ4は、本体5の走行によってカセットCの配列方向に移動し、本体5に搭載された板片状のピンセット6によって各カセットCからガラス基板Gを取り出し、また各カセットCへガラス基板Gを戻すようになっている。また、ピンセット6の両側には、ガラス基板Gの四隅を保持して位置合わせを行う基板位置合わせ部材7が設けられている。
塗布・現像処理システム1の中央部には、長手方向に配置された廊下状の搬送路10、11が第1の受け渡し部12を介して一直線上に設けられており、この搬送路10、11の両側には、ガラス基板Gに対する各処理を行うための各種処理装置が配置されている。
図示の塗布・現像処理システム1にあっては、搬送路10の一側方に、ガラス基板Gをブラシ洗浄すると共に、高圧ジェット水により洗浄を施すスクラバユニット16が例えば2台並設されている。また、搬送路10を挟んで反対側に、二基の現像装置17が並設され、その隣りに二基の加熱装置18が積み重ねて設けられている。
また、搬送路11の一側方に、冷却用のクーリング装置20が2段に配置されている。また、これらクーリング装置20の隣には加熱装置22が二列に二個ずつ積み重ねて配置されている。また、搬送路11を挟んで反対側に、ガラス基板Gに感光性樹脂からなる着色樹脂を塗布することによってガラス基板Gの表面に感光性樹脂からなる着色樹脂膜を形成する2台の塗布装置23が並設されている。図示はしないが、これら塗布装置23の側部には、第2の受け渡し部28を介し、ガラス基板G上に形成された感光性樹脂からなる着色樹脂膜に所定の微細パターンを露光するための露光装置等が設けられる。第2の受け渡し部28は、ガラス基板Gを搬入および搬出するための搬出入ピンセット29および受け渡し台30を備えている。
以上の各処理装置15〜18および20〜23は、何れも搬送路10、11の両側において、ガラス基板Gの出入口を内側に向けて配設されている。第1の搬送装置25がローダ・アンローダ部2、各処理装置15〜18および第1の受け渡し部12との間でガラス基板Gを搬送するために搬送路10上を移動し、第2の搬送装置26が第1の受け渡し部12、第2の受け渡し部28および各処理装置20〜23との間でガラス基板Gを搬送するために搬送路26上を移動するようになっている。各搬送装置25、26は、それぞれ上下一対のアーム27、27を有しており、各処理装置15〜18および20〜23にアクセスするときは、一方のアーム27で各処理装置のチャンバから処理済みのガラス基板Gを搬出し、他方のアーム27で処理前のガラス基板Gをチャンバ内に搬入するように構成されている。
図2は上記現像装置17の正面図、図3はその平面図である。
図2及び図3に示すように、現像装置17の中心部には、駆動モータ31によって回転可能でかつ上下動可能に構成されたスピンチャック32が設けられている。このスピンチャック32の上面は、真空吸着等によってガラス基板Gを水平状態に吸着保持するように構成されている。
このスピンチャック32の下方には下容器33が配置されている。また、スピンチャック32の外周を囲うように外カップ34が配置され、下容器33と外カップ34の間には内カップ35が配置されている。
外カップ34と内カップ35とは連結部材36により連結され、これら外カップ34及び内カップ35は制御部37の指令に基づき昇降シリンダ38により昇降されるようになっている。外カップ34及び内カップ35の上部はそれぞれ上に行くに従って狭くなるように内側に傾斜して設けられており、外カップ34の上端開口部の直径は内カップ35のそれよりも大きく、かつ、これらの上端開口部の直径はガラス基板Gを水平状態にしたままでカップ内に下降させて収容できる大きさに形成されている。
下容器33は、中心部から外に向かって下方向に傾斜する傾斜部39と、その外周に配置された受け皿部40とを備える。傾斜部39には、ガラス基板Gの裏面を保持するための支持ピン41が複数、例えば4本配置されている。支持ピン41の先端の高さは、スピンチャック32に保持されたガラス基板Gが最も低い位置に下降されたときに、支持ピン41の先端がガラス基板Gの裏面に当接する位置とされている。また、受け皿部40の底面には筒状の起立壁42が設けられており、起立壁42は外カップ34と内カップ35との間に介在される。また、内カップ35の傾斜部は起立壁42を超えて起立壁42の外周に延在している。これにより、内カップ35の傾斜部を流れる流体は受け皿部40の起立壁42で仕切られた外側室43に流れ込むようになっている。
下容器33の傾斜部39の裏面側には、カップ内を排気するための排気口44が設けられており、排気口44には排気ポンプ((図示を省略))が接続されている。受け皿部40の起立壁42で仕切られた内側室45の下部には排液口46が形成されており、外側室43の下部にドレイン口47が形成されている。そして、排液口46に回収管48を介して使用済み現像液を再生処理する再生処理機構49が接続されている。再生処理機構49は、気液分離する気液分離機構50と使用済み現像液中の不純物を除去する不純物除去機構51とで構成され、現像液収容タンク52に接続されている。ドレイン口47は図示しない回収タンクに接続されている。
カップの上部一側方にはガラス基板G表面に対し現像液を吐出するための現像液吐出機構53が配置され、他側方にはガラス基板G表面に対して洗浄液を高圧で噴出するための高圧洗浄機構54及びガラス基板G表面に対しリンス液を供給するためのリンス液供給機構55が配置されている。また、カップの上部の手前及び背後には搬送用レール56、57が設けられている。現像液吐出機構53及び高圧洗浄機構54にはそれぞれ搬送用モータ58、59が取り付けられており、制御部37による制御の基で搬送モータ58、59の駆動により現像液吐出機構53及び高圧洗浄機構54が搬送用レール56、57に沿ってカップ内上部に搬送されるようになっている。
現像液吐出機構53には、制御部37の制御の基、ポンプ62を介して現像液収容タンク52より現像液が供給される。現像液吐出機構53とポンプ62との間には、現像液を加温する加温装置63が介挿されている。加温装置63は、例えば雰囲気が23(°C)である場合には現像液を25〜27(°C)に加温する。これにより、現像速度を向上させることができる。また、高圧洗浄機構54には、制御部37の制御の基、ポンプ64を介して洗浄液タンク65より洗浄液が供給される。同様に、リンス液供給機構55にも、制御部37の制御の基、ポンプ66を介してリンス液タンク67よりリンス液が供給される。
図4は上記現像液吐出機構53の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面的概念図である。
図4に示すように、現像液吐出機構53では、水平方向に配置された保持棒68に複数、例えば5〜7個程度のスプレーノズル69が取り付けられている。各スプレーノズル69は、図5に示すように、吐出口70から水平に吐出された現像液が対向面に設けられた傾斜壁面71に当り、下方向にカーテン状に連続する流形を描き、かつ、円錐状に広がるように現像液を吐出するものである。また、これらスプレーノズル69より吐出された現像液が隣接するスプレーノズル69間で相互に重なり、かつ、現像液が吐出される範囲が、一方がガラス基板Gのほぼ角部丸1(図中丸で囲まれた数字の1)に及び、他方がガラス基板Gの長辺のほぼ中央部丸2(図中丸で囲まれた数字の2)に及ぶように、スプレーノズル69、69間の間隔が設けられている。このようなスプレーノズル69の構成により、回転される基板全面に均一に現像液を吐出することができるので、現像不良を防止できるとともに現像液の無駄を防止できる。
各スプレーノズル69は、1.5〜2.5(kg/cm・cm)、より好ましくは2.0(kg/cm・cm)の吐出圧で現像液を吐出する。例えば、スプレーノズルの吐出圧が0.8(kg/cm・cm)の時には30秒を経過してもガラス基板G全面の剥離ができなかたものが、2.0(kg/cm・cm)とすることでこの時間内で全面剥離が可能となった。また、各スプレーノズル69とガラス基板Gとの間隔hは、50〜100(mm)、より好ましくは75〜100(mm)の範囲にされている。このような設定により現像速度を速めることができる。さらに、現像時には、現像液吐出機構53はガラス基板Gのほぼ中央で静止し、スピンチャック32により保持されたガラス基板Gは200〜300(rpm)の速度で回転される。これにより、現像液によってガラス基板Gに対して十分な衝撃力を与えることができる。
図6は上記高圧洗浄機構54の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面的概念図である。
図6に示すように、高圧洗浄機構54では、水平方向に配置された保持棒72に複数、例えば5〜7個程度の高圧洗浄ノズル73が取り付けられている。各高圧洗浄ノズル73は、円錐状に広がり、かつ、高圧洗浄ノズル73より吐出された洗浄液が隣接する高圧洗浄ノズル73間で相互に重なりるように洗浄液を吐出するものである。
高圧スプレーノズル73からは例えば5(kg/cm・cm)の吐出圧で洗浄液が吐出される。これにより、現像後のガラス基板G上の残さ等を十分に除去することができる。洗浄時に、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gは静止状態にあり、高圧洗浄機構54はガラス基板Gの長手方向に走査される。これにより、高圧洗浄機構54を短い長さとすることができる。
図7は上記リンス液供給機構55の説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面的概念図である。
図7に示すように、リンス液供給機構55では、図示しない回動機構によりアーム74が回動されることで、アーム74の先端に取り付けられたリンス液供給ノズル75がスピンチャック32によって保持されたガラス基板Gのほぼセンタに位置するようになっている。リンス処理時に、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gは200〜300(rpm)程度で回転され、リンス液供給ノズル75はガラス基板Gのほぼセンタで静止状態にある。
次に動作について説明する。
図8は現像装置17における処理フローを示している。
図9に示すように、現像装置17内に搬入され、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gは支持ピン41と当接しない位置まで下降され、外カップ34及び内カップ35は最も高い位置まで上昇され、現像液吐出機構53はガラス基板Gのほぼ中央まで搬送されて静止する。そして、スピンチャック32により保持されたガラス基板Gが回転され、現像液吐出機構53よりガラス基板Gに対して現像液が吐出される(ステップ801)。なお、ガラス基板Gの外周より飛び散る現像液は内カップ35の内側に当り排液口46より回収され、再利用される。
次に、図10に示すように、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gは支持ピン41と当接する位置まで下降され、外カップ34及び内カップ35は最も低い位置まで下降される。そして、スピンチャック32により保持されたガラス基板Gが静止状態とされ、高圧洗浄機構54がガラス基板Gの長手方向に走査され、かつ、高圧洗浄機構54よりガラス基板Gに対して洗浄液が吐出される(ステップ802)。なお、ガラス基板Gの外周より飛び散る洗浄液は内カップ35と外カップ34との間を通ってドレイン口47より廃棄される。また、高圧洗浄の際に、支持ピン41によってガラス基板Gを裏面より支持しているので、ガラス基板Gが変形するようなことはない。
次に、図11に示すように、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gは支持ピン41と当接しない位置まで上昇され、外カップ34及び内カップ35は最も低い位置まで下降して状態とされ、リンス液供給機構55がガラス基板Gのほぼセンタに搬送される。そして、スピンチャック32により保持されたガラス基板Gが回転され、リンス液供給機構55よりガラス基板Gに対してリンス液が供給される(ステップ803)。なお、ガラス基板Gの外周より飛び散るリンス液は内カップ35と外カップ34との間を通ってドレイン口47より廃棄される。
最後に、図11の状態からリンス液供給機構55がカップ外へ搬送され、スピンチャック32によって保持されたガラス基板Gが高速回転されて振り切り乾燥が行われる(ステップ804)。
以上のように、この実施の形態によれば、ガラス基板Gに対してカーテン状に連続する流形を描くように現像液を吐出しているので、現像液が雰囲気中に霧状に漂うようなことはなくなり、ミストの発生を抑えることができる。また、その際、ガラス基板Gを回転させながら現像液を吐出しているので、現像液によってガラス基板Gに対して十分な衝撃力を与えることができ、現像不良やガラス基板G表面に残さ等が残るようなことはなくなる。
さらに、本実施の形態のスプレーノズル69は、その現像液が吐出される範囲が、一方が基板Gのほぼ角部に及び、他方が基板Gの一辺のほぼ中央部に及ぶようにしているので、回転される基板全面に均一に現像液を吐出することができ、現像不良を防止できるとともに現像液の無駄を防止できる。また、これによりミストの発生を極力抑えることができる。
なお、本発明は上述した実施の形態には限定されない。
例えば、基板としてはカラーフィルタ用のガラス基板Gばかりでなく、他のLCD基板、その他現像が必要な基板についても本発明を当然適用できる。
本発明の一実施形態に係る塗布・現像処理システムの斜視図である。 図1に示した現像装置の正面図である。 図1に示した現像装置の平面図である。 図2及び図3に示した現像液吐出機構の説明図である。 図4に示したスプレーノズルの断面図である。 図2及び図3に示した高圧洗浄機構の説明図である。 図2及び図3に示したリンス液供給機構の説明図である。 本実施形態での現像装置における処理フローである。 図8に示したステップ801に対応する現像装置の状態図である。 図8に示したステップ802に対応する現像装置の状態図である。 図8に示したステップ803に対応する現像装置の状態図である。
符号の説明
17 現像装置
31 駆動モータ
32 スピンチャック
53 現像液吐出機構
54 高圧洗浄機構
55 リンス液供給機構
63 加温装置
69 スプレーノズル
G ガラス基板G

Claims (7)

  1. 矩形基板を保持しつつ回転する保持回転手段と、この保持回転手段で保持された基板を支持する複数の支持ピンとを有し、
    前記保持回転手段に保持された基板を回転させた状態で、少なくとも前記矩形基板の中心部と周縁の一部との間に現像液を連続的に所定の圧力で供給して現像処理を行う工程と、
    前記保持回転手段で及び前記複数の支持ピンで支持された前記矩形基板を静止した状態で、前記矩形基板の短手方向を覆うようにかつ前記矩形基板の長手方向に走査するように洗浄液を連続的に前記現像液を供給する圧力より大きい圧力で供給して洗浄処理を行う工程と
    を具備することを特徴とする現像方法。
  2. 請求項1に記載の現像方法であって、
    前記支持ピンは、前記現像処理を行う工程では前記矩形基板を支持せず、前記洗浄処理を行う工程では前記矩形基板を支持することを特徴とする現像方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の現像方法であって、
    前記現像処理を行う工程と前記洗浄処理を行う工程とで前記矩形基板の側方に面する容器が異なることを特徴とする現像方法。
  4. 矩形基板を回転可能に保持しつつ上下動可能に構成された保持手段と、
    前記保持手段により保持された矩形基板が下降されたときに当該矩形基板の裏面に当接して支持する位置に配置された複数の支持ピンと、
    前記保持手段により保持された矩形基板が上昇され回転されたときに当該矩形基板の表面に第1の圧力で現像液を吐出する現像液ノズルと、
    前記保持手段により保持された矩形基板が下降されて当該矩形基板の裏面が支持ピンにより支持され、且つ、当該矩形基板が回転されないで静止状態にあるときに当該矩形基板の表面に第1の圧力よりも大きい第2の圧力で洗浄液を吐出する洗浄液ノズルと
    を具備することを特徴とする現像装置。
  5. 請求項4に記載の現像装置であって、
    前記現像液ノズルは、前記矩形基板の中心部と周縁の一部との間に現像液を連続的に吐出し、
    前記洗浄液ノズルは、前記矩形基板の短手方向を覆うようにかつ前記矩形基板の長手方向に走査するように洗浄液を連続的に吐出する
    ことを特徴とする現像装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の現像装置であって、
    前記保持手段は、スピンチャックを有し、
    前記支持ピンは、前記スピンチャックの周囲に配置されている
    ことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の現像装置であって、
    前記保持手段により保持された矩形基板が上昇され回転されている前記矩形基板の表面から外縁に飛び散る液を回収する第1の容器と、
    前記保持手段により保持された矩形基板が下降されて当該矩形基板の裏面が支持ピンにより支持されている矩形基板の表面から飛び散る液を回収する第2の容器と
    を更に具備することを特徴とする現像装置。
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