JP4042089B2 - 遠隔出力システムおよび該遠隔出力方法、ならびにこれらをコンピュータで実現するためのプログラム - Google Patents

遠隔出力システムおよび該遠隔出力方法、ならびにこれらをコンピュータで実現するためのプログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリント要求データのうち秘匿性を有する情報(コンテンツに関する秘匿性を有する情報)を端末の操作者に対して閲覧不可能にして改竄などの不正を防止するようにした安全性の高い遠隔出力システムおよび遠隔出力方法、ならびにそれをコンピュータで実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の情報入出力システムについて説明する。近年、ノートパソコンおよびPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯情報端末、および携帯電話などの移動体通信端末の普及により、使用場所に左右されることなく、文書の作成処理や、電子メールなどの通信処理を容易に行えるようになった。また、これらの端末においては、備えられた通信機能を利用することにより、ネットワーク(通信回線)を介してネットワーク上のコンテンツを閲覧することができる。
【0003】
しかしながら、従来の携帯情報端末では、ネットワーク上のコンテンツの印刷出力を行うデバイスを装備することは難しく、印刷出力を容易に行うことができなかった。そこで、最近では、携帯情報端末の使用者が、任意の出力デバイスに、所望の情報を出力するための情報入出力システムが提案されている。
【0004】
このような情報入出力システムとしては、例えば、本出願人が先に出願した特願平2000−216600号に開示したものがある。特願平2000−216600号に開示した情報入出力システムは、端末101から、印刷すべきコンテンツのID、出力先IDなどを含むプリント要求データを、プリント要求管理サーバへ送出することにより、ネットワーク上のコンテンツを、プリンタやファクシミリなど、任意の出力デバイスへ容易に印刷可能としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の情報入出力システムにおいては、コンテンツに対する課金情報など、秘匿性を有する情報をプリント要求データに含めて端末から送出している。このため端末の操作者は、プリント要求データを送出する前に、プリント要求に含まれる課金情報を閲覧することが可能である。さらに、プリント情報に含まれる課金情報などを閲覧した後に、その課金情報を不正に改竄し、プリント要求管理サーバへ送出するといった行為が可能である。これにより、プリント要求管理の安全性(セキュリティ)について信頼性を確保できない、という問題があった。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、プリント要求データのうち秘匿性を有する情報を端末の操作者に閲覧不可能にした安全性の高い遠隔出力システム(請求項1〜10)および遠隔出力方法(請求項11〜20)、ならびにそれをコンピュータで実現するためのプログラム(請求項21)を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、端末が、プリント要求データにコンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を直接的に送出せずに、コンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を取得するための情報(例えば、コンテンツ情報管理サーバの識別情報)を送出するようにし、プリント要求管理サーバが、端末から受取ったコンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報(例えば、コンテンツ情報管理サーバの識別情報)に基づき、コンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を取得するようにしたことを特徴としている。これにより、端末の操作者が秘匿性の高い情報を入手または改竄することが不可能となり、システムの安全性を高めることができる。
【0008】
また、プリント要求管理サーバとコンテンツ情報管理サーバ間の通信を、暗号化して行うようにするようにしたことを特徴としている。これにより、傍聴される可能性を低くすることができ、システムの安全性をより高めることができる。
【0009】
さらに具体的に述べると、請求項1および12記載の発明は、インターネット(106)に接続でき、出力すべきコンテンツを特定するコンテンツIDと出力先のプリンタまたはファクシミリを特定する出力先IDを少なくとも含むプリント要求データ(図3)を送出する端末(101)と、インターネット(106)に接続されたプリント要求管理サーバ(105)と、インターネット(106)に接続されたプリンタサーバまたはファクシミリサーバ(107)と、プリンタサーバまたはファクシミリサーバ(107)に接続されたプリンタまたはファクシミリ(110)と、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保管し管理する前記インターネットに接続されたコンテンツ情報管理サーバ(108)とを具備し、端末(101)が、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報をプリント要求管理サーバ(105)へ送出し、プリント要求管理サーバ(105)が、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報に従って、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するようにしたことを特徴としている。
【0010】
また、請求項2および13記載の発明は、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するために必要となる情報を、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持するコンテンツ情報管理サーバ(108)のサーバ識別情報(ID)とし、プリント要求管理サーバ(105)が、端末(101)から受信したサーバ識別情報(ID)により特定されるコンテンツ情報管理サーバ(108)からコンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を取得するようにしたことを特徴としている。
【0011】
請求項3および14記載の発明は、コンテンツ情報管理サーバ(108)が、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を暗号化した後にプリント要求管理サーバ(105)へ送信するようにしたことを特徴とし、請求項4および15記載の発明は、さらに暗号化の方式をSSL(Secure Socket Layer)プロトコルを用いた方式にしたことを特徴としている。
【0012】
請求項5および16記載の発明は、プリント要求管理サーバ(105)が、コンテンツ情報管理サーバ(108)から取得したコンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)に基づいて課金額を生成し、該課金額を端末(101)に送出し、端末(101)が、コンテンツ要求管理サーバから受信した課金額を表示するようにしたことを特徴とし、請求項6および17記載の発明は、さらに課金額をテキスト形式で表記するようにしたことを特徴としている。
【0013】
請求項7および18記載の発明は、端末(101)に表示された課金額に対して端末操作者が承諾した場合にのみ、コンテンツデータを出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリ(110)に出力するようにしたことを特徴とし、請求項8および19記載の発明は、コンテンツIDで特定されるコンテンツデータの取得を、端末(101)に表示された課金額に対する端末操作者の承諾処理の前または後に行うことを特徴としている。
【0014】
請求項9および20記載の発明は、プリント要求管理サーバ(105)、または、プリントサーバとファクシミリサーバ(107)の少なくともいずれか一方でコンテンツデータのデータ変換を行って出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリ(110)に出力するようにしたことを特徴としている。
【0015】
請求項10および21記載の発明は、上記データ変換を、コンテンツデータをG3またはG4ファクシミリデータ形式に変換するようにしたことを特徴としている。
請求項11および22記載の発明は、上記データ変換を、コンテンツデータをMH方式、MR方式、MMR方式、JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮するようにしたことを特徴としている。
【0016】
請求項23記載の発明は、プリント要求データを管理するためのプログラムであって、コンピュータを、ネットワークに接続された端末から送出されるプリント要求データを受信する手段と、プリント要求データに含まれるコンテンツIDで特定されるコンテンツに関する秘匿性を有する情報を、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持管理するコンテンツ情報管理サーバに対して問い合わせを行う手段と、前記コンテンツ情報管理サーバから送出されるコンテンツに関する秘匿性を有する情報を受信する手段と、前記ネットワークに接続された出力サーバへプリント要求データの一部を送出する手段として機能させるようにしたプログラムである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の遠隔出力システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
【0018】
(第1の実施例)
図1は、本発明に係る遠隔出力システムの実施形態の構成を示す図である。図1において、端末101は表示画面の操作により、指定したファクシミリまたはプリンタに指定したドキュメントを出力させるコマンダとして機能する携帯電話やPDAなどの移動体通信端末(以降、単に端末101と呼ぶ)である。102は無線パケット網、103はゲートウェイ、104はISP(Internet Service Provider)、105はプリント要求管理サーバ、106はインターネットなどのネットワーク、107はファクシミリサーバ、108はコンテンツ情報管理サーバ、109は公衆電話回線やISDN(Integrated Service Digital Network)、110はファクシミリである。
【0019】
なお、図中には出力装置としてファクシミリ110を示しているが、出力装置はインターネットに接続されたインターネットファクシミリやプリンタなどであっても構わない。同様に、ファクシミリサーバ107は出力装置をファクシミリと想定した場合であるが、出力装置がインターネットファクシミリやプリンタである場合は、これらの出力装置用のサーバとなる。また、以降の実施の形態の説明では、端末101として上述した移動体通信端末を利用した例を示しているが、端末としては無線パケット網に接続された移動体通信端末には限らず、ISP104に接続されるパーソナルコンピュータやワークステーション、モデムで接続されたPDAなどの端末であっても構わない。
【0020】
本実施の形態においては、端末101の表示画面を操作(データ入力/表示項目の選択など)し、コンテンツID,出力先IDなどを含むプリント要求データをインターネットに送出することによって、特定のコンテンツ(ドキュメント)を、出力先IDから得られた適当な出力先(プリンタ,ファクシミリ,あるいはディスプレイなど)に出力を行う。
【0021】
以下、図面を用いて本実施の形態を詳細に説明する。
図2は、本実施例に係るプリント要求管理サーバ105の一構成例を示す図である。同図において、1051はインターネット106を介してデータ(ドキュメント)や制御信号を入出力するための入出力部、1052は制御部、1053はデータ変換部、1054はハードディスクやRAMなどの作業用記憶装置、1055は各種ドキュメントなどのデータを保持するディスクやキャッシュなどのデータ保持部である。なお、後述するように、ファクシミリサーバ107にデータ変換部1073を設け、コンテンツのデータ変換をファクシミリサーバ側で行うようにした場合は、プリント要求管理サーバ105にデータ変換部1053を設ける必要はない。
【0022】
制御部1052は、端末101からインターネット106を介して受信したプリント要求データに基づいて、ユーザを識別するためのユーザIDの管理、端末101から送出されたプリント要求データの管理、時刻の管理、課金の管理、ユーザインタフェースの表示、プリント要求の入力、プリント要求送信先の決定、プリント要求の送信、状態(ステータス)やログデータの受信などの制御を行う。また、印刷出力先IDから求められたファクシミリサーバに該プリント要求データを送信する。
【0023】
データ変換部1053では、例えば、出力デバイスがファクシミリであれば、得られたHTMLファイル、画像ファイルなどをデータ変換部1073でG3/G4などのファクシミリデータ形式に変換する。あるいは、画像ファイルをMH方式、MR方式、MMR方式、 JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮する。出力デバイスがプリンタであれば、PCLやPostscriptなどのプリンタ言語に変換する。
【0024】
図3は、ユーザID毎のプリント要求データの構成例を説明するための図である。同図に示すように、ユーザID1(131)のプリント要求データ1(1311)としては、“ドキュメントID”、“印刷出力先ID”、“印刷時刻”、・・などを含む「プリント要求データ」と、そのプリント要求データが、待機状態にあるものなのか、取り消しされたものなのか、送信中のものなのか、成功したものものなのか失敗したものなのかを示す「状態」と、プリント要求データの「ログ」などからなる。なお、説明を省略するが、同一ユーザの他のユーザ要求データ2、ユーザ要求データ3・・についても同様であり、また他のユーザIDについてもユーザID1の場合と同様である。データ構造は様々な形態を取り得る。例えばユーザIDを個々のプリント要求1311や1312に含めてしまうこともできる。
【0025】
図4は、本実施例に係るファクシミリサーバ107の一構成例を示す図である。同図に示すように、ファクシミリサーバ107は、インターネットからの入出力を行う入出力部1071と、制御部1072と、コンテンツデータを変換するデータ変換部1073と、ハードディスクやRAMなどの作業用記憶装置1074と、ドキュメントなどのデータを保持するディスクやキャッシュなどからなるデータ保持部1075と、公衆回線網などからの入出力を行うFAXモデム1076からなる。なお、コンテンツのデータ変換をプリント要求管理サーバ105のデータ変換部1053で行うようにした場合は、ファクシミリサーバ107にデータ変換部1073を設ける必要はない。また、インターネットファクシミリ等ではFAXモデム1076を設ける必要はない。
【0026】
図5は、プリント要求管理サーバ105の制御部1052が行う処理フローチャートである。本実施例は、コンテンツのデータ変換をプリント要求管理サーバ105側で行うようにした場合である。
本実施例において、まず、プリント要求管理サーバ105の制御部1052は、インターネット106を介して端末101からのプリント要求データ(図3参照)を受信した場合(ステップS101)、該プリント要求データに含まれているコンテンツID(ドキュメントID)を解析する(ステップS102)。
【0027】
コンテンツIDの解析の結果、要求するコンテンツがローカルデータであるか否かを判定する(ステップS103)。その判定結果に従って以下のようにしてコンテンツデータを取得する。
例えば、コンテンツIDがそのコンテンツのインターネット上の位置を示すURL(Uniformed Resource Locator)で表されている場合は、“file:”で始まれば(ステップS103:Y)、コンテンツはプリント要求管理サーバ105自身のもつデータ保持部1055(ディスクやキャッシュ)にあると判定でき、データ保持部1055に存在する場合はそこからコンテンツを取得する(ステップS104)。
【0028】
また、URLが“http:”あるいは“ftp:”で始まれば(ステップS103:N)、コンテンツはURLで示される位置に存在していると判定でき、当URLで示されるインターネット上のコンテンツデータを適切なプロトコルを用いて取得する(ステップS105)。
【0029】
次に、上記の如く取得したコンテンツに対する“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得について説明する。
本発明における“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”としては、例えばそのコンテンツの著作権に対する使用料、あるいはそのコンテンツを閲覧したり出力するためにかかる課金情報などがある。前述した特願平2000−216600号に開示された方法では、課金情報などの“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”は一旦端末へ送信された後、端末からプリント要求データの一部として追加されプリント要求管理サーバへ送信されるようになっていた。あるいは、プリント要求データに含まれているコンテンツIDから検索される出力用代替データ内に書かれていた。
【0030】
この方法によれば、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”がプリント要求データ内に含まれる場合でも、出力用代替データに書かれている場合でも、端末の操作者は“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を比較的容易に取得することが可能である。そのため端末の操作者が“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を取得して改竄した後にプリント要求データに含ませてプリント要求管理サーバへ送信することにより、コンテンツ情報を不正な料金で取得してしまうことが可能になる、という問題が生じる。
【0031】
本発明のシステムにおいては、著作権使用料や通信料等の課金情報などの秘匿性の高い情報(すなわち、本発明でいう“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”)自体はプリント要求データに含めずに、その情報を取得するための情報すなわち“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”のみをプリント要求データに含める。ここでいう“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”とは、例えばコンテンツ情報管理サーバの識別情報(ID)などである。
【0032】
プリント要求管理サーバ105において、制御部1052は、端末101から送出されたプリント要求データを入出力部1051を介して受信し、その中に含まれている“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”(例えばコンテンツ情報管理サーバの識別情報(ID))を解析し(ステップS107)、その“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”に従って“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”そのものを取得する(ステップS108)。“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を取得できた場合(ステップS109:Y)、該取得した“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”をプリント要求データに追加する。
【0033】
本発明のシステムにおいては、このように、 “コンテンツに関する秘匿性を有する情報”、すなわち秘匿性の高い著作権使用料や通信料等の課金情報などの取得およびこれらの情報のプリント要求データへの追加を全てプリント要求管理サーバ105によって行うようにしている。従って、プリント要求管理サーバ105は、操作者の端末101を介することなくコンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を取得することができるので、端末101の操作者自身が“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”自体を端末101で取得しその表示画面に表示して見ることは不可能となる。その結果、端末101の操作者自身による“コンテンツに関する秘匿性を有する情報(著作権使用料や通信料等の課金情報など)”の改竄などの不正を防止することができる。
【0034】
その後、得られた課金額を端末101に送信して端末の表示手段に表示し(ステップS110)、端末101の操作者に対して表示された課金額に対する承諾を得る(ステップS111)。
【0035】
端末101の操作者から表示された課金額に対する承諾が得られた場合は(ステップS111:Y)、コンテンツデータ(ドキュメントなど)をデータ変換部1053で変換する。例えば、出力デバイスがファクシミリであれば、得られたHTMLファイル、画像ファイルなどをデータ変換部1053でG3/G4などのファクシミリデータ形式に変換したり、画像データ等をMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等によりデータ圧縮する(ステップS112)。
エラーがなければ(ステップS113:N)、次にプリント要求データ内の印刷出力先IDを解析して印刷出力先を求め(ステップS114)、求めた印刷出力先を担当する適切な出力サーバ(例えば、出力先が電話番号である場合はファクシミリサーバ、URLやIPアドレスである場合はプリントサーバなど)へプリント要求データの一部あるいは全部、およびデータ変換部1053で変換されたデータを送信する(ステップS115)。
【0036】
その後、出力サーバ(ファクシミリサーバやプリントサーバなど)から、受信成功(ステップS116:N)、あるいは失敗の状態(ステータス)が返信されたら(ステップS116:Y)、その結果やログをプリント要求データ内に書き込む(ステップS117)。以上により、プリント要求管理サーバ105は、返信された送信の成功と不成功の通知に基づいて、課金の管理を行うことが可能となる。
【0037】
また、上記フローチャートにおいて、要求されたドキュメント(コンテンツ)がローカルデータであるにもかかわらず、自サーバに存在しない場合(ステップS104:N)、データ変換部1053におけるデータ変換においてエラーが生じた場合(ステップS113:N)、要求されたドキュメントがローカルデータでなく(ステップS103:N)、かつ該ドキュメントがインターネットから取得できなかった場合(ステップS106:Y)、コンテンツに関する秘匿性を有する情報が取得できなかった場合(ステップS109:N)は、送信不成功の状態(ステータス)やログをプリント要求データ内に書き込む(ステップS117)。なお、課金に対する承諾を得られなかった場合(ステップS111:N)は、ステップS117において課金に対する承諾を得られなかった旨を示すログをプリント要求データ内に書き込む。
【0038】
プリント要求管理サーバ105から印刷指示を受けたファクシミリサーバ107は、プリント要求データ内のコンテンツIDで示されるコンテンツデータ(ドキュメントなど)をプリント要求データ内の出力先IDで指定されたファクシミリへ送信して出力(プリントアウト)する。以上により、端末101から遠隔地にある指定された出力装置に出力(遠隔出力)することが可能になる。
【0039】
なお、上述した図5の説明では、コンテンツデータのデータ変換をプリント要求管理サーバ105において行う場合を示したが、上述したようにファクシミリサーバにデータ変換部を設けておくことにより(図4参照)、コンテンツデータのデータ変換をファクシミリサーバ側で行うようにしてもよい。
【0040】
(第2の実施例)
図6は、本願発明に係る第2の実施例を説明するためのフローチャートである。本実施例は、コンテンツデータのデータ変換をプリント要求管理サーバ105側で行うようにした場合であるが、コンテンツデータのデータ変換をファクシミリサーバ側で行うようにしてもよいことは図5と同様である。
【0041】
次に、図6を用いて第2の実施例に係る発明の詳細について説明する。図6において、ステップS206までは、図5のステップS106までと同様であるため、説明を省略する。
【0042】
本実施例においては、著作権使用料や課金情報などの“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を保持し管理する“コンテンツ情報管理サーバ108”を用意しておき、端末101が送信するプリント要求データ内に“コンテンツ情報を取得するための情報”として“コンテンツ情報管理サーバ108”の識別情報(ID)を入れておく。
【0043】
端末101は、課金情報などの“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を間接的に取得するための“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”である前述のコンテンツ情報管理サーバ108の識別情報(ID)を送信する。コンテンツ情報管理サーバ108の識別情報(ID)としては、例えばURL(Uniformed Resource Locator)などを利用できる。HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)で表記した例を以下に挙げる。
【0044】
HTML(Hyper Text Markup Language)で表記されたページ中に、次のようなリンクを作成しておく。
<A href="http://req.server/receive.cgi?cid=0001&qserver=http://cnt.server/query.cgi">印刷</A>
【0045】
この例において、
・req.serverはプリント要求管理サーバ名、
・receive.cgiはプリント要求管理サーバreq.server上で動作する受信用CGI(Command Gateway Interface)名、
・ 変数cidはコンテンツID、
・ cnt.serverはコンテンツ情報管理サーバ名、
・ query.cgiはコンテンツ情報管理サーバcnt.server上で動作する問い合わせ用CGI(query.cgi)名、
・変数qserverはコンテンツ情報管理サーバcnt.server上で動作する問い合わせ用CGI(query.cgi)のURL、
である。端末101の表示手段の画面上ではこのリンクは「印刷」と表示される。
なお、この例では端末から出力されるプリント要求データの他の情報(出力先ID等)の記述については省略する。
【0046】
操作者が、端末101の表示手段の画面上に表示されている「印刷」を選択すると(すなわち上記リンクを選択すると)、プリント要求データとして、コンテンツIDであるcidとコンテンツ情報管理サーバ名上で動作している問い合わせ用CGIのURLであるqserverがプリント要求管理サーバreq.serverへ送信される。
【0047】
コンテンツIDであるcidと問い合わせ用CGIのURLであるqserverを受信したプリント要求管理サーバ105は、qserverに記述されたコンテンツ情報管理サーバcnt.serverをインターネット106上で検索する(ステップS207)。この検索において、コンテンツ情報管理サーバが見つかった場合(ステップS208:Y)、プリント要求サーバ105は、次に、コンテンツ情報管理サーバcnt.server上で動作するCGIであるquery.cgiへコンテンツIDであるcid=0001を送信し、コンテンツID=0001に関する秘匿性を有する情報の問い合わせを実行する(ステップS209)。この問い合わせは、例えばHTTP(プロトコル)では、コンテンツ情報管理サーバcnt.serverとの接続の後に、「GET /query.cgi?cid=0001 HTTP/1.0」を送信するなどして行われる。
【0048】
コンテンツ情報管理サーバcnt.server上で動作するCGIであるquery.cgiは、コンテンツID cidで表される“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”(例えば、課金情報など)を結果として送信するCGIである。
【0049】
query.cgiは、コンテンツID cidで指定される“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”すなわち本例ではコンテンツID 0001の“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”(例えば、課金情報など)をプリント要求管理サーバ105へ送信する。仮にコンテンツ0001の課金額が100円だとすると、このときプリント要求管理サーバ105へ送信される“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”は、「charge=100」などとなる。chargeは変数名の例である。
【0050】
“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”が「課金情報」の他に「コンテンツの名前」など複数であれば、「charge=100&name=cntname&…」のようにセパレータで区切って送信したり、あるいは複数行で送信したりすることもできる。この例で、chargeは課金情報を示す変数名、nameはコンテンツの名前を示す変数名である。プリント要求管理サーバ105は、これら“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を受信し(ステップS210)、受信した結果に基づき、プリント要求データを完成させる。例えばこの例では、課金額は100円、コンテンツの名前はcntnameというデータをプリント要求データに付加する。
【0051】
ステップS207での検索の結果、コンテンツ情報管理サーバ108が見つからなかった場合(ステップS208:N)、またはコンテンツIDの送信やコンテンツ情報の受信においてエラーが生じた場合(ステップ211:N)、送信不成功の状態(ステータス)やログをプリント要求データ内に書き込む(ステップS219)。
これ以降のステップS212〜ステップS218の動作は図5と同様であるので、説明は省略する。
【0052】
上記実施例によれば、課金情報などの改竄されては困る“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”は、コンテンツ情報管理サーバとプリント要求管理サーバとの間でのみ通信が行われるため、端末101の操作者は秘匿性の高い情報を取得することが不可能となり、結果的に課金情報改竄などの不正を防止することが可能とある。
【0053】
(第3の実施例)
本発明の第3の実施例は、プリント要求管理サーバ105とコンテンツ情報管理サーバ108間のデータの送受信を暗号化して行うようにしたものである。プリント要求管理サーバ105とコンテンツ情報管理サーバ108間のデータの送受信を暗号化して行うことにより、通信途中における傍受、情報改竄などの危険性を軽減することが可能となり、システムの安全性を飛躍的に向上させることができる。利用できる暗号化の方式としては、例えばSSL(Secure Socket Layer)プロトコルなどがある。
【0054】
なお、上述した表記はあくまでも一例を示したものであり、各サーバが理解し処理できる形であれば、如何なるプロトコル、通信方法、表記方法を用いても構わない。
【0055】
また、上述した実施例では、課金情報などの改竄されては困る“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得を、コンテンツデータの取得後に行っているが、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得後にコンテンツデータを取得するようにすることも可能である。
【0056】
そして、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得後にコンテンツデータを取得するようにした場合、コンテンツデータの取得はファクシミリサーバなどで行うことも可能であり、さらに、ファクシミリサーバ107にデータ変換部1073を設けておくことによりコンテンツのデータ変換(例えば、G3/G4形式のデータ変換やMH/MR/MMR/JBIG/JPEG方式等のデータ圧縮)を全てファクシミリサーバ107側で行うようにすることも可能であり、その場合はプリント要求管理サーバ105のデータ変換部1053は使用する必要がなくなり省略してもよい。
【0057】
さらに、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得後にコンテンツデータを取得するようにすれば、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得に際して発生するエラーを先に検知できるため、エラーが発生する場合のコンテンツデータの取得に係わるコンピュータリソースの消費を節約することが可能である。
【0058】
なお、上記実施例における図5または図6で説明したプリント要求管理サーバにおける処理をプログラムコード化して作成したプログラムは、CD−ROM,DVDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して流通させたり、ネットワークを介して配布することが可能である。本発明を実現しようとする者は、記録媒体やネットワークから本発明に係るプログラムを入手してプリント要求管理サーバにロードすることによって本発明の遠隔出力システムや遠隔出力方法を容易に実現することが可能になる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、プリント要求データのうち秘匿性を有する情報を端末の操作者に閲覧不可能にした安全性の高い遠隔出力システム(請求項1〜11)および遠隔出力方法(請求項12〜22)、ならびにそれをコンピュータで実現するためのプログラム(請求項23)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔出力システムの実施形態の構成を示す図である。
【図2】本発明に係るプリント要求管理サーバの一構成例を示す図である。
【図3】本発明に係るユーザID毎のプリント要求データの構成例を説明するための図である。
【図4】本発明に係るファクシミリサーバの一構成例を示す図である。
【図5】本発明に係るプリント要求管理サーバの制御部が行う処理フローチャートである(第1の実施例)。
【図6】本発明に係るプリント要求管理サーバの制御部が行う処理フローチャートである(第2の実施例)。
【符号の説明】
101:端末、
102:無線パケット網、
103:ゲートウェイ、
104:ISP(Internet Service Provider)、
105:プリント要求管理サーバ、
1051:入出力部、
1052:制御部、
1053:データ変換部、
1054:作業用記憶装置、
1055:データ保持部、
106:インターネットなどのネットワーク、
107:ファクシミリサーバ、
1071:入出力部、
1072:制御部、
1073:データ変換部、
1074:作業用記憶装置、
1075:データ保持部1075、
1076:FAXモデム、
108:コンテンツ情報管理サーバ、
109:公衆電話回線やISDN(Integrated Service Digital Network)、
110:ファクシミリ。

Claims (23)

  1. インターネットに接続でき、出力すべきコンテンツを特定するコンテンツIDと出力先のプリンタまたはファクシミリを特定する出力先IDを少なくとも含むプリント要求データを送出する端末と、
    前記インターネットに接続されたプリント要求管理サーバと、
    前記インターネットに接続されたプリンタサーバまたはファクシミリサーバと、
    前記プリンタサーバまたはファクシミリサーバに接続されたプリンタまたはファクシミリと、
    コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保管し管理する前記インターネットに接続されたコンテンツ情報管理サーバと
    を具備し、前記端末から送出される前記プリント要求データに含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツを前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに遠隔出力する遠隔出力システムであって、
    前記端末は、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報を前記プリント要求管理サーバへ送出する手段を有し、
    前記プリント要求管理サーバは、前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報に従って、前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する手段を有することを特徴とする遠隔出力システム。
  2. 前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するために必要となる情報は、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持するコンテンツ情報管理サーバのサーバ識別情報であり、
    前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する手段は、前記端末から受信した前記サーバ識別情報に基づいて該当するコンテンツ情報管理サーバを特定し、該特定したコンテンツ情報管理サーバへコンテンツに関する秘匿性を有する情報を問い合わせ、前記コンテンツ情報管理サーバから前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する手段であることを特徴とする請求項1記載の遠隔出力システム。
  3. 前記コンテンツ情報管理サーバは、前記取得したコンテンツに関する秘匿性を有する情報を暗号化した後に前記プリント要求管理サーバへ送信することを特徴とする請求項1または2記載の遠隔出力システム。
  4. 前記暗号化の方式は、SSL(Secure Socket Layer)プロトコルを用いた方式であることを特徴とする請求項3記載の遠隔出力システム。
  5. 前記プリント要求管理サーバは、前記コンテンツ情報管理サーバから取得した前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報に基づいて課金額を生成し、該課金額を前記端末に送出する手段を有し、
    前記端末は、前記コンテンツ要求管理サーバから受信した課金額を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔出力システム。
  6. 前記課金額はテキスト形式で表記されることを特徴とする請求項5に記載の遠隔出力システム。
  7. 前記コンテンツIDで特定されたコンテンツデータを取得するとともに、前記端末の表示手段に表示された課金額に対して端末操作者が承諾した場合にのみ、前記コンテンツデータを前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする請求項5または6に記載の遠隔出力システム。
  8. 前記コンテンツIDで特定されるコンテンツデータの取得は、前記端末の表示手段に表示された課金額に対する端末操作者の承諾処理の前または後に行うことを特徴とする請求項7記載の遠隔出力システム。
  9. 前記プリント要求管理サーバ、または、前記プリントサーバと前記ファクシミリサーバの少なくともいずれか一方に前記コンテンツデータを変換するデータ変換部を有し、該データ変換部により前記コンテンツデータを変換した後に前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする請求項7または8記載の遠隔出力システム。
  10. 前記データ変換部によるデータ変換は、前記コンテンツデータをG3またはG4ファクシミリデータ形式に変換するものであることを特徴とする請求項9記載の遠隔出力システム。
  11. 前記データ変換部によるデータ変換は、前記コンテンツデータを、MH方式、MR方式、MMR方式、 JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮するものであることを特徴とする請求項9記載の遠隔出力システム。
  12. インターネットに接続でき、出力すべきコンテンツを特定するコンテンツIDと出力先プリンタまたは出力先ファクシミリを特定する出力先IDを少なくとも含むプリント要求データを送出する端末と、
    前記インターネットに接続されたプリント要求管理サーバと、
    前記インターネットに接続されたプリンタサーバまたはファクシミリサーバと、
    前記プリンタサーバまたはファクシミリサーバに接続されたプリンタまたはファクシミリと、
    コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保管し管理する前記インターネットに接続されたコンテンツ情報管理サーバと
    を具備し、前記端末から送出される前記プリント要求データに含まれる前記コンテンツIDで特定されるコンテンツを前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに遠隔出力する遠隔出力方法であって、
    前記端末が、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報を前記プリント要求管理サーバへ送出するステップと、前記プリント要求管理サーバが、前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情報を受信し、それに基づいて前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するステップを有することを特徴とする遠隔出力方法。
  13. 前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するために必要となる情報は、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持するコンテンツ情報管理サーバのサーバ識別情報であり、
    前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するステップは、前記端末から受信した前記サーバ識別情報に基づいて該当するコンテンツ情報管理サーバを特定し、該特定したコンテンツ情報管理サーバへコンテンツに関する秘匿性を有する情報を問い合わせ、前記コンテンツ情報管理サーバから前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するステップであることを特徴とする請求項12記載の遠隔出力方法。
  14. 前記コンテンツ情報管理サーバは、前記取得したコンテンツに関する秘匿性を有する情報を暗号化した後に前記プリント要求管理サーバへ送信することを特徴とする請求項12または13記載の遠隔出力方法。
  15. 前記暗号化の方式は、SSL(Secure Socket Layer)プロトコルを用いた方式であることを特徴とする請求項14記載の遠隔出力方法。
  16. 前記プリント要求管理サーバは、前記コンテンツ情報管理サーバから取得した前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報に基づいて課金額を生成し、該課金額を前記端末に送出し、
    前記端末は、前記コンテンツ要求管理サーバから受信した課金額を表示するようにしたことを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の遠隔出力方法。
  17. 前記課金額はテキスト形式で表記されることを特徴とする請求項16に記載の遠隔出力方法。
  18. 前記コンテンツIDで特定されたコンテンツデータを取得するとともに、前記端末に表示された課金額に対して端末操作者が承諾した場合にのみ、前記コンテンツデータを前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする請求項16または17に記載の遠隔出力方法。
  19. 前記コンテンツIDで特定されるコンテンツデータの取得は、前記端末に表示された課金額に対する端末操作者の承諾処理の前または後に行うことを特徴とする請求項18記載の遠隔出力方法。
  20. 前記プリント要求管理サーバ、または、前記プリントサーバと前記ファクシミリサーバの少なくともいずれか一方で前記コンテンツデータを変換した後に前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする請求項18または19記載の遠隔出力方法。
  21. 前記データ変換は、前記コンテンツデータをG3またはG4ファクシミリデータ形式に変換するものであることを特徴とする請求項20記載の遠隔出力方法。
  22. 前記データ変換は、前記コンテンツデータを、MH方式、MR方式、MMR方式、JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮するものであることを特徴とする請求項20記載の遠隔出力方法。
  23. プリント要求データを管理するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    ネットワークに接続された端末から送出されるプリント要求データを受信する手段と、
    プリント要求データに含まれるコンテンツIDで特定されるコンテンツに関する秘匿性を有する情報を、コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持管理するコンテンツ情報管理サーバに対して問い合わせを行う手段と、
    前記コンテンツ情報管理サーバから送出されるコンテンツに関する秘匿性を有する情報を受信する手段と、
    前記ネットワークに接続された出力サーバへプリント要求データの一部を送出する手段
    として機能させるためのプログラム。
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