JP2002259092A - 遠隔出力システムおよび該遠隔出力方法、ならびにこれらをコンピュータで実現するためのプログラム - Google Patents

遠隔出力システムおよび該遠隔出力方法、ならびにこれらをコンピュータで実現するためのプログラム

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JP2002259092A
JP2002259092A JP2001050936A JP2001050936A JP2002259092A JP 2002259092 A JP2002259092 A JP 2002259092A JP 2001050936 A JP2001050936 A JP 2001050936A JP 2001050936 A JP2001050936 A JP 2001050936A JP 2002259092 A JP2002259092 A JP 2002259092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント要求データのうち秘匿性を有する情
報を端末の操作者に閲覧不可能にした安全性の高い遠隔
出力システムおよび遠隔出力方法、ならびにそれをコン
ピュータで実現するためのプログラムを提供すること。 【解決手段】 コンテンツIDと出力先IDを含むプリ
ント要求データを送出する端末101と、プリント要求
管理サーバ105と、ファクシミリサーバ107と、フ
ァクシミリ110と、コンテンツに関する秘匿性を有す
る情報(以下、課金情報という)を管理するコンテンツ
情報管理サーバ108を備え、端末101が、の情報を
プリント要求管理サーバ105へ送出し、プリント要求
管理サーバ105が、課金情報を取得するための情報に
従って、課金情報を取得するようにし、端末101では
課金情報を直接見れないようにしテキスト形式の課金額
だけを表示するようにし、課金情報については改竄でき
ないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント要求デー
タのうち秘匿性を有する情報(コンテンツに関する秘匿
性を有する情報)を端末の操作者に対して閲覧不可能に
して改竄などの不正を防止するようにした安全性の高い
遠隔出力システムおよび遠隔出力方法、ならびにそれを
コンピュータで実現するためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の情報入出力システムについ
て説明する。近年、ノートパソコンおよびPDA(Pers
onal Digital Assistant)などの携帯情報端末、および
携帯電話などの移動体通信端末の普及により、使用場所
に左右されることなく、文書の作成処理や、電子メール
などの通信処理を容易に行えるようになった。また、こ
れらの端末においては、備えられた通信機能を利用する
ことにより、ネットワーク(通信回線)を介してネット
ワーク上のコンテンツを閲覧することができる。
【0003】しかしながら、従来の携帯情報端末では、
ネットワーク上のコンテンツの印刷出力を行うデバイス
を装備することは難しく、印刷出力を容易に行うことが
できなかった。そこで、最近では、携帯情報端末の使用
者が、任意の出力デバイスに、所望の情報を出力するた
めの情報入出力システムが提案されている。
【0004】このような情報入出力システムとしては、
例えば、本出願人が先に出願した特願平2000−21
6600号に開示したものがある。特願平2000−2
16600号に開示した情報入出力システムは、端末1
01から、印刷すべきコンテンツのID、出力先IDな
どを含むプリント要求データを、プリント要求管理サー
バへ送出することにより、ネットワーク上のコンテンツ
を、プリンタやファクシミリなど、任意の出力デバイス
へ容易に印刷可能としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
情報入出力システムにおいては、コンテンツに対する課
金情報など、秘匿性を有する情報をプリント要求データ
に含めて端末から送出している。このため端末の操作者
は、プリント要求データを送出する前に、プリント要求
に含まれる課金情報を閲覧することが可能である。さら
に、プリント情報に含まれる課金情報などを閲覧した後
に、その課金情報を不正に改竄し、プリント要求管理サ
ーバへ送出するといった行為が可能である。これによ
り、プリント要求管理の安全性(セキュリティ)につい
て信頼性を確保できない、という問題があった。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、プリント要求データのうち秘匿性を有する情報を
端末の操作者に閲覧不可能にした安全性の高い遠隔出力
システム(請求項1〜10)および遠隔出力方法(請求
項11〜20)、ならびにそれをコンピュータで実現す
るためのプログラム(請求項21)を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、端末が、プリント要求データにコンテン
ツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を直接
的に送出せずに、コンテンツに関する秘匿性を有する情
報(課金情報など)を取得するための情報(例えば、コ
ンテンツ情報管理サーバの識別情報)を送出するように
し、プリント要求管理サーバが、端末から受取ったコン
テンツに関する秘匿性を有する情報を取得するための情
報(例えば、コンテンツ情報管理サーバの識別情報)に
基づき、コンテンツに関する秘匿性を有する情報(課金
情報など)を取得するようにしたことを特徴としてい
る。これにより、端末の操作者が秘匿性の高い情報を入
手または改竄することが不可能となり、システムの安全
性を高めることができる。
【0008】また、プリント要求管理サーバとコンテン
ツ情報管理サーバ間の通信を、暗号化して行うようにす
るようにしたことを特徴としている。これにより、傍聴
される可能性を低くすることができ、システムの安全性
をより高めることができる。
【0009】さらに具体的に述べると、請求項1および
12記載の発明は、インターネット(106)に接続で
き、出力すべきコンテンツを特定するコンテンツIDと
出力先のプリンタまたはファクシミリを特定する出力先
IDを少なくとも含むプリント要求データ(図3)を送
出する端末(101)と、インターネット(106)に
接続されたプリント要求管理サーバ(105)と、イン
ターネット(106)に接続されたプリンタサーバまた
はファクシミリサーバ(107)と、プリンタサーバま
たはファクシミリサーバ(107)に接続されたプリン
タまたはファクシミリ(110)と、コンテンツに関す
る秘匿性を有する情報を保管し管理する前記インターネ
ットに接続されたコンテンツ情報管理サーバ(108)
とを具備し、端末(101)が、出力すべきコンテンツ
に関する秘匿性を有する情報を取得するための情報をプ
リント要求管理サーバ(105)へ送出し、プリント要
求管理サーバ(105)が、コンテンツに関する秘匿性
を有する情報を取得するための情報に従って、コンテン
ツに関する秘匿性を有する情報を取得するようにしたこ
とを特徴としている。
【0010】また、請求項2および13記載の発明は、
コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得するため
に必要となる情報を、出力すべきコンテンツに関する秘
匿性を有する情報を保持するコンテンツ情報管理サーバ
(108)のサーバ識別情報(ID)とし、プリント要
求管理サーバ(105)が、端末(101)から受信し
たサーバ識別情報(ID)により特定されるコンテンツ
情報管理サーバ(108)からコンテンツに関する秘匿
性を有する情報(課金情報など)を取得するようにした
ことを特徴としている。
【0011】請求項3および14記載の発明は、コンテ
ンツ情報管理サーバ(108)が、コンテンツに関する
秘匿性を有する情報を暗号化した後にプリント要求管理
サーバ(105)へ送信するようにしたことを特徴と
し、請求項4および15記載の発明は、さらに暗号化の
方式をSSL(Secure Socket Layer)プロトコルを用いた
方式にしたことを特徴としている。
【0012】請求項5および16記載の発明は、プリン
ト要求管理サーバ(105)が、コンテンツ情報管理サ
ーバ(108)から取得したコンテンツに関する秘匿性
を有する情報(課金情報など)に基づいて課金額を生成
し、該課金額を端末(101)に送出し、端末(10
1)が、コンテンツ要求管理サーバから受信した課金額
を表示するようにしたことを特徴とし、請求項6および
17記載の発明は、さらに課金額をテキスト形式で表記
するようにしたことを特徴としている。
【0013】請求項7および18記載の発明は、端末
(101)に表示された課金額に対して端末操作者が承
諾した場合にのみ、コンテンツデータを出力先IDで特
定されるプリンタまたはファクシミリ(110)に出力
するようにしたことを特徴とし、請求項8および19記
載の発明は、コンテンツIDで特定されるコンテンツデ
ータの取得を、端末(101)に表示された課金額に対
する端末操作者の承諾処理の前または後に行うことを特
徴としている。
【0014】請求項9および20記載の発明は、プリン
ト要求管理サーバ(105)、または、プリントサーバ
とファクシミリサーバ(107)の少なくともいずれか
一方でコンテンツデータのデータ変換を行って出力先I
Dで特定されるプリンタまたはファクシミリ(110)
に出力するようにしたことを特徴としている。
【0015】請求項10および21記載の発明は、上記
データ変換を、コンテンツデータをG3またはG4ファ
クシミリデータ形式に変換するようにしたことを特徴と
している。請求項11および22記載の発明は、上記デ
ータ変換を、コンテンツデータをMH方式、MR方式、MMR
方式、JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮するように
したことを特徴としている。
【0016】請求項23記載の発明は、プリント要求デ
ータを管理するためのプログラムであって、コンピュー
タを、ネットワークに接続された端末から送出されるプ
リント要求データを受信する手段と、プリント要求デー
タに含まれるコンテンツIDで特定されるコンテンツに
関する秘匿性を有する情報を、コンテンツに関する秘匿
性を有する情報を保持管理するコンテンツ情報管理サー
バに対して問い合わせを行う手段と、前記コンテンツ情
報管理サーバから送出されるコンテンツに関する秘匿性
を有する情報を受信する手段と、前記ネットワークに接
続された出力サーバへプリント要求データの一部を送出
する手段として機能させるようにしたプログラムであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の遠隔出力システ
ムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。な
お、この実施の形態により本発明が限定されるものでは
ない。
【0018】(第1の実施例)図1は、本発明に係る遠
隔出力システムの実施形態の構成を示す図である。図1
において、端末101は表示画面の操作により、指定し
たファクシミリまたはプリンタに指定したドキュメント
を出力させるコマンダとして機能する携帯電話やPDA
などの移動体通信端末(以降、単に端末101と呼ぶ)
である。102は無線パケット網、103はゲートウェ
イ、104はISP(Internet ServiceProvider)、1
05はプリント要求管理サーバ、106はインターネッ
トなどのネットワーク、107はファクシミリサーバ、
108はコンテンツ情報管理サーバ、109は公衆電話
回線やISDN(Integrated Service Digital Networ
k)、110はファクシミリである。
【0019】なお、図中には出力装置としてファクシミ
リ110を示しているが、出力装置はインターネットに
接続されたインターネットファクシミリやプリンタなど
であっても構わない。同様に、ファクシミリサーバ10
7は出力装置をファクシミリと想定した場合であるが、
出力装置がインターネットファクシミリやプリンタであ
る場合は、これらの出力装置用のサーバとなる。また、
以降の実施の形態の説明では、端末101として上述し
た移動体通信端末を利用した例を示しているが、端末と
しては無線パケット網に接続された移動体通信端末には
限らず、ISP104に接続されるパーソナルコンピュ
ータやワークステーション、モデムで接続されたPDA
などの端末であっても構わない。
【0020】本実施の形態においては、端末101の表
示画面を操作(データ入力/表示項目の選択など)し、
コンテンツID,出力先IDなどを含むプリント要求デ
ータをインターネットに送出することによって、特定の
コンテンツ(ドキュメント)を、出力先IDから得られ
た適当な出力先(プリンタ,ファクシミリ,あるいはデ
ィスプレイなど)に出力を行う。
【0021】以下、図面を用いて本実施の形態を詳細に
説明する。図2は、本実施例に係るプリント要求管理サ
ーバ105の一構成例を示す図である。同図において、
1051はインターネット106を介してデータ(ドキ
ュメント)や制御信号を入出力するための入出力部、1
052は制御部、1053はデータ変換部、1054は
ハードディスクやRAMなどの作業用記憶装置、105
5は各種ドキュメントなどのデータを保持するディスク
やキャッシュなどのデータ保持部である。なお、後述す
るように、ファクシミリサーバ107にデータ変換部1
073を設け、コンテンツのデータ変換をファクシミリ
サーバ側で行うようにした場合は、プリント要求管理サ
ーバ105にデータ変換部1053を設ける必要はな
い。
【0022】制御部1052は、端末101からインタ
ーネット106を介して受信したプリント要求データに
基づいて、ユーザを識別するためのユーザIDの管理、
端末101から送出されたプリント要求データの管理、
時刻の管理、課金の管理、ユーザインタフェースの表
示、プリント要求の入力、プリント要求送信先の決定、
プリント要求の送信、状態(ステータス)やログデータ
の受信などの制御を行う。また、印刷出力先IDから求
められたファクシミリサーバに該プリント要求データを
送信する。
【0023】データ変換部1053では、例えば、出力
デバイスがファクシミリであれば、得られたHTMLフ
ァイル、画像ファイルなどをデータ変換部1073でG
3/G4などのファクシミリデータ形式に変換する。あ
るいは、画像ファイルをMH方式、MR方式、MMR方式、 JB
IG方式、JPEG方式によりデータ圧縮する。出力デバイス
がプリンタであれば、PCLやPostscriptなどのプリンタ
言語に変換する。
【0024】図3は、ユーザID毎のプリント要求デー
タの構成例を説明するための図である。同図に示すよう
に、ユーザID1(131)のプリント要求データ1
(1311)としては、“ドキュメントID”、“印刷
出力先ID”、“印刷時刻”、・・などを含む「プリン
ト要求データ」と、そのプリント要求データが、待機状
態にあるものなのか、取り消しされたものなのか、送信
中のものなのか、成功したものものなのか失敗したもの
なのかを示す「状態」と、プリント要求データの「ロ
グ」などからなる。なお、説明を省略するが、同一ユー
ザの他のユーザ要求データ2、ユーザ要求データ3・・
についても同様であり、また他のユーザIDについても
ユーザID1の場合と同様である。データ構造は様々な
形態を取り得る。例えばユーザIDを個々のプリント要
求1311や1312に含めてしまうこともできる。
【0025】図4は、本実施例に係るファクシミリサー
バ107の一構成例を示す図である。同図に示すよう
に、ファクシミリサーバ107は、インターネットから
の入出力を行う入出力部1071と、制御部1072
と、コンテンツデータを変換するデータ変換部1073
と、ハードディスクやRAMなどの作業用記憶装置10
74と、ドキュメントなどのデータを保持するディスク
やキャッシュなどからなるデータ保持部1075と、公
衆回線網などからの入出力を行うFAXモデム1076
からなる。なお、コンテンツのデータ変換をプリント要
求管理サーバ105のデータ変換部1053で行うよう
にした場合は、ファクシミリサーバ107にデータ変換
部1073を設ける必要はない。また、インターネット
ファクシミリ等ではFAXモデム1076を設ける必要
はない。
【0026】図5は、プリント要求管理サーバ105の
制御部1052が行う処理フローチャートである。本実
施例は、コンテンツのデータ変換をプリント要求管理サ
ーバ105側で行うようにした場合である。本実施例に
おいて、まず、プリント要求管理サーバ105の制御部
1052は、インターネット106を介して端末101
からのプリント要求データ(図3参照)を受信した場合
(ステップS101)、該プリント要求データに含まれ
ているコンテンツID(ドキュメントID)を解析する
(ステップS102)。
【0027】コンテンツIDの解析の結果、要求するコ
ンテンツがローカルデータであるか否かを判定する(ス
テップS103)。その判定結果に従って以下のように
してコンテンツデータを取得する。例えば、コンテンツ
IDがそのコンテンツのインターネット上の位置を示す
URL(Uniformed Resource Locator)で表されている場合
は、“file:”で始まれば(ステップS103:Y)、
コンテンツはプリント要求管理サーバ105自身のもつ
データ保持部1055(ディスクやキャッシュ)にある
と判定でき、データ保持部1055に存在する場合はそ
こからコンテンツを取得する(ステップS104)。
【0028】また、URLが“http:”あるいは“ft
p:”で始まれば(ステップS103:N)、コンテンツ
はURLで示される位置に存在していると判定でき、当URL
で示されるインターネット上のコンテンツデータを適切
なプロトコルを用いて取得する(ステップS105)。
【0029】次に、上記の如く取得したコンテンツに対
する“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の取得
について説明する。本発明における“コンテンツに関す
る秘匿性を有する情報”としては、例えばそのコンテン
ツの著作権に対する使用料、あるいはそのコンテンツを
閲覧したり出力するためにかかる課金情報などがある。
前述した特願平2000−216600号に開示された
方法では、課金情報などの“コンテンツに関する秘匿性
を有する情報”は一旦端末へ送信された後、端末からプ
リント要求データの一部として追加されプリント要求管
理サーバへ送信されるようになっていた。あるいは、プ
リント要求データに含まれているコンテンツIDから検
索される出力用代替データ内に書かれていた。
【0030】この方法によれば、“コンテンツに関する
秘匿性を有する情報”がプリント要求データ内に含まれ
る場合でも、出力用代替データに書かれている場合で
も、端末の操作者は“コンテンツに関する秘匿性を有す
る情報”を比較的容易に取得することが可能である。そ
のため端末の操作者が“コンテンツに関する秘匿性を有
する情報”を取得して改竄した後にプリント要求データ
に含ませてプリント要求管理サーバへ送信することによ
り、コンテンツ情報を不正な料金で取得してしまうこと
が可能になる、という問題が生じる。
【0031】本発明のシステムにおいては、著作権使用
料や通信料等の課金情報などの秘匿性の高い情報(すな
わち、本発明でいう“コンテンツに関する秘匿性を有す
る情報”)自体はプリント要求データに含めずに、その
情報を取得するための情報すなわち“コンテンツに関す
る秘匿性を有する情報を取得するための情報”のみをプ
リント要求データに含める。ここでいう“コンテンツに
関する秘匿性を有する情報を取得するための情報”と
は、例えばコンテンツ情報管理サーバの識別情報(I
D)などである。
【0032】プリント要求管理サーバ105において、
制御部1052は、端末101から送出されたプリント
要求データを入出力部1051を介して受信し、その中
に含まれている“コンテンツに関する秘匿性を有する情
報を取得するための情報”(例えばコンテンツ情報管理
サーバの識別情報(ID))を解析し(ステップS10
7)、その“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を
取得するための情報”に従って“コンテンツに関する秘
匿性を有する情報”そのものを取得する(ステップS1
08)。“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”を
取得できた場合(ステップS109:Y)、該取得した
“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”をプリント
要求データに追加する。
【0033】本発明のシステムにおいては、このよう
に、 “コンテンツに関する秘匿性を有する情報”、す
なわち秘匿性の高い著作権使用料や通信料等の課金情報
などの取得およびこれらの情報のプリント要求データへ
の追加を全てプリント要求管理サーバ105によって行
うようにしている。従って、プリント要求管理サーバ1
05は、操作者の端末101を介することなくコンテン
ツに関する秘匿性を有する情報(課金情報など)を取得
することができるので、端末101の操作者自身が“コ
ンテンツに関する秘匿性を有する情報”自体を端末10
1で取得しその表示画面に表示して見ることは不可能と
なる。その結果、端末101の操作者自身による“コン
テンツに関する秘匿性を有する情報(著作権使用料や通
信料等の課金情報など)”の改竄などの不正を防止する
ことができる。
【0034】その後、得られた課金額を端末101に送
信して端末の表示手段に表示し(ステップS110)、
端末101の操作者に対して表示された課金額に対する
承諾を得る(ステップS111)。
【0035】端末101の操作者から表示された課金額
に対する承諾が得られた場合は(ステップS111:
Y)、コンテンツデータ(ドキュメントなど)をデータ
変換部1053で変換する。例えば、出力デバイスがフ
ァクシミリであれば、得られたHTMLファイル、画像
ファイルなどをデータ変換部1053でG3/G4など
のファクシミリデータ形式に変換したり、画像データ等
をMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等によりデータ圧縮する
(ステップS112)。エラーがなければ(ステップS
113:N)、次にプリント要求データ内の印刷出力先
IDを解析して印刷出力先を求め(ステップS11
4)、求めた印刷出力先を担当する適切な出力サーバ
(例えば、出力先が電話番号である場合はファクシミリ
サーバ、URLやIPアドレスである場合はプリントサーバ
など)へプリント要求データの一部あるいは全部、およ
びデータ変換部1053で変換されたデータを送信する
(ステップS115)。
【0036】その後、出力サーバ(ファクシミリサーバ
やプリントサーバなど)から、受信成功(ステップS1
16:N)、あるいは失敗の状態(ステータス)が返信
されたら(ステップS116:Y)、その結果やログを
プリント要求データ内に書き込む(ステップS11
7)。以上により、プリント要求管理サーバ105は、
返信された送信の成功と不成功の通知に基づいて、課金
の管理を行うことが可能となる。
【0037】また、上記フローチャートにおいて、要求
されたドキュメント(コンテンツ)がローカルデータで
あるにもかかわらず、自サーバに存在しない場合(ステ
ップS104:N)、データ変換部1053におけるデ
ータ変換においてエラーが生じた場合(ステップS11
3:N)、要求されたドキュメントがローカルデータで
なく(ステップS103:N)、かつ該ドキュメントが
インターネットから取得できなかった場合(ステップS
106:Y)、コンテンツに関する秘匿性を有する情報
が取得できなかった場合(ステップS109:N)は、
送信不成功の状態(ステータス)やログをプリント要求
データ内に書き込む(ステップS117)。なお、課金
に対する承諾を得られなかった場合(ステップS11
1:N)は、ステップS117において課金に対する承
諾を得られなかった旨を示すログをプリント要求データ
内に書き込む。
【0038】プリント要求管理サーバ105から印刷指
示を受けたファクシミリサーバ107は、プリント要求
データ内のコンテンツIDで示されるコンテンツデータ
(ドキュメントなど)をプリント要求データ内の出力先
IDで指定されたファクシミリへ送信して出力(プリン
トアウト)する。以上により、端末101から遠隔地に
ある指定された出力装置に出力(遠隔出力)することが
可能になる。
【0039】なお、上述した図5の説明では、コンテン
ツデータのデータ変換をプリント要求管理サーバ105
において行う場合を示したが、上述したようにファクシ
ミリサーバにデータ変換部を設けておくことにより(図
4参照)、コンテンツデータのデータ変換をファクシミ
リサーバ側で行うようにしてもよい。
【0040】(第2の実施例)図6は、本願発明に係る
第2の実施例を説明するためのフローチャートである。
本実施例は、コンテンツデータのデータ変換をプリント
要求管理サーバ105側で行うようにした場合である
が、コンテンツデータのデータ変換をファクシミリサー
バ側で行うようにしてもよいことは図5と同様である。
【0041】次に、図6を用いて第2の実施例に係る発
明の詳細について説明する。図6において、ステップS
206までは、図5のステップS106までと同様であ
るため、説明を省略する。
【0042】本実施例においては、著作権使用料や課金
情報などの“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”
を保持し管理する“コンテンツ情報管理サーバ108”
を用意しておき、端末101が送信するプリント要求デ
ータ内に“コンテンツ情報を取得するための情報”とし
て“コンテンツ情報管理サーバ108”の識別情報(I
D)を入れておく。
【0043】端末101は、課金情報などの“コンテン
ツに関する秘匿性を有する情報”を間接的に取得するた
めの“コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得す
るための情報”である前述のコンテンツ情報管理サーバ
108の識別情報(ID)を送信する。コンテンツ情報
管理サーバ108の識別情報(ID)としては、例えば
URL(Uniformed Resource Locator)などを利用できる。H
TTP(Hyper Text Transfer Protocol)で表記した例を
以下に挙げる。
【0044】HTML(Hyper Text Markup Language)で表記
されたページ中に、次のようなリンクを作成しておく。 <A href="http://req.server/receive.cgi?cid=0001&qs
erver=http://cnt.server/query.cgi">印刷</A>
【0045】この例において、・req.serverはプリント
要求管理サーバ名、 ・receive.cgiはプリント要求管理サーバreq.server上
で動作する受信用CGI(Command Gateway Interface)名、 ・ 変数cidはコンテンツID、 ・ cnt.serverはコンテンツ情報管理サーバ名、 ・ query.cgiはコンテンツ情報管理サーバcnt.server
上で動作する問い合わせ用CGI(query.cgi)名、 ・変数qserverはコンテンツ情報管理サーバcnt.server
上で動作する問い合わせ用CGI(query.cgi)のURL、 である。端末101の表示手段の画面上ではこのリンク
は「印刷」と表示される。なお、この例では端末から出
力されるプリント要求データの他の情報(出力先ID
等)の記述については省略する。
【0046】操作者が、端末101の表示手段の画面上
に表示されている「印刷」を選択すると(すなわち上記
リンクを選択すると)、プリント要求データとして、コ
ンテンツIDであるcidとコンテンツ情報管理サーバ名
上で動作している問い合わせ用CGIのURLであるqserver
がプリント要求管理サーバreq.serverへ送信される。
【0047】コンテンツIDであるcidと問い合わせ用C
GIのURLであるqserverを受信したプリント要求管理サー
バ105は、qserverに記述されたコンテンツ情報管理
サーバcnt.serverをインターネット106上で検索する
(ステップS207)。この検索において、コンテンツ
情報管理サーバが見つかった場合(ステップS208:
Y)、プリント要求サーバ105は、次に、コンテンツ
情報管理サーバcnt.server上で動作するCGIであるquer
y.cgiへコンテンツIDであるcid=0001を送信し、コン
テンツID=0001に関する秘匿性を有する情報の問い合
わせを実行する(ステップS209)。この問い合わせ
は、例えばHTTP(プロトコル)では、コンテンツ情報管
理サーバcnt.serverとの接続の後に、「GET /query.cgi
?cid=0001HTTP/1.0」を送信するなどして行われる。
【0048】コンテンツ情報管理サーバcnt.server上で
動作するCGIであるquery.cgiは、コンテンツID cidで
表される“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”
(例えば、課金情報など)を結果として送信するCGIで
ある。
【0049】query.cgiは、コンテンツID cidで指定
される“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”すな
わち本例ではコンテンツID 0001の“コンテンツに関
する秘匿性を有する情報”(例えば、課金情報など)を
プリント要求管理サーバ105へ送信する。仮にコンテ
ンツ0001の課金額が100円だとすると、このときプリン
ト要求管理サーバ105へ送信される“コンテンツに関
する秘匿性を有する情報”は、「charge=100」などとな
る。chargeは変数名の例である。
【0050】“コンテンツに関する秘匿性を有する情
報”が「課金情報」の他に「コンテンツの名前」など複
数であれば、「charge=100&name=cntname&…」のように
セパレータで区切って送信したり、あるいは複数行で送
信したりすることもできる。この例で、chargeは課金情
報を示す変数名、nameはコンテンツの名前を示す変数名
である。プリント要求管理サーバ105は、これら“コ
ンテンツに関する秘匿性を有する情報”を受信し(ステ
ップS210)、受信した結果に基づき、プリント要求
データを完成させる。例えばこの例では、課金額は100
円、コンテンツの名前はcntnameというデータをプリン
ト要求データに付加する。
【0051】ステップS207での検索の結果、コンテ
ンツ情報管理サーバ108が見つからなかった場合(ス
テップS208:N)、またはコンテンツIDの送信や
コンテンツ情報の受信においてエラーが生じた場合(ス
テップ211:N)、送信不成功の状態(ステータス)
やログをプリント要求データ内に書き込む(ステップS
219)。これ以降のステップS212〜ステップS2
18の動作は図5と同様であるので、説明は省略する。
【0052】上記実施例によれば、課金情報などの改竄
されては困る“コンテンツに関する秘匿性を有する情
報”は、コンテンツ情報管理サーバとプリント要求管理
サーバとの間でのみ通信が行われるため、端末101の
操作者は秘匿性の高い情報を取得することが不可能とな
り、結果的に課金情報改竄などの不正を防止することが
可能とある。
【0053】(第3の実施例)本発明の第3の実施例
は、プリント要求管理サーバ105とコンテンツ情報管
理サーバ108間のデータの送受信を暗号化して行うよ
うにしたものである。プリント要求管理サーバ105と
コンテンツ情報管理サーバ108間のデータの送受信を
暗号化して行うことにより、通信途中における傍受、情
報改竄などの危険性を軽減することが可能となり、シス
テムの安全性を飛躍的に向上させることができる。利用
できる暗号化の方式としては、例えばSSL(Secure Sock
et Layer)プロトコルなどがある。
【0054】なお、上述した表記はあくまでも一例を示
したものであり、各サーバが理解し処理できる形であれ
ば、如何なるプロトコル、通信方法、表記方法を用いて
も構わない。
【0055】また、上述した実施例では、課金情報など
の改竄されては困る“コンテンツに関する秘匿性を有す
る情報”の取得を、コンテンツデータの取得後に行って
いるが、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”の
取得後にコンテンツデータを取得するようにすることも
可能である。
【0056】そして、“コンテンツに関する秘匿性を有
する情報”の取得後にコンテンツデータを取得するよう
にした場合、コンテンツデータの取得はファクシミリサ
ーバなどで行うことも可能であり、さらに、ファクシミ
リサーバ107にデータ変換部1073を設けておくこ
とによりコンテンツのデータ変換(例えば、G3/G4
形式のデータ変換やMH/MR/MMR/JBIG/JPEG方式等の
データ圧縮)を全てファクシミリサーバ107側で行う
ようにすることも可能であり、その場合はプリント要求
管理サーバ105のデータ変換部1053は使用する必
要がなくなり省略してもよい。
【0057】さらに、“コンテンツに関する秘匿性を有
する情報”の取得後にコンテンツデータを取得するよう
にすれば、“コンテンツに関する秘匿性を有する情報”
の取得に際して発生するエラーを先に検知できるため、
エラーが発生する場合のコンテンツデータの取得に係わ
るコンピュータリソースの消費を節約することが可能で
ある。
【0058】なお、上記実施例における図5または図6
で説明したプリント要求管理サーバにおける処理をプロ
グラムコード化して作成したプログラムは、CD−RO
M,DVDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に記録して流通させたり、ネットワークを介して配布す
ることが可能である。本発明を実現しようとする者は、
記録媒体やネットワークから本発明に係るプログラムを
入手してプリント要求管理サーバにロードすることによ
って本発明の遠隔出力システムや遠隔出力方法を容易に
実現することが可能になる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、プリント要求データの
うち秘匿性を有する情報を端末の操作者に閲覧不可能に
した安全性の高い遠隔出力システム(請求項1〜11)
および遠隔出力方法(請求項12〜22)、ならびにそ
れをコンピュータで実現するためのプログラム(請求項
23)を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔出力システムの実施形態の構
成を示す図である。
【図2】本発明に係るプリント要求管理サーバの一構成
例を示す図である。
【図3】本発明に係るユーザID毎のプリント要求デー
タの構成例を説明するための図である。
【図4】本発明に係るファクシミリサーバの一構成例を
示す図である。
【図5】本発明に係るプリント要求管理サーバの制御部
が行う処理フローチャートである(第1の実施例)。
【図6】本発明に係るプリント要求管理サーバの制御部
が行う処理フローチャートである(第2の実施例)。
【符号の説明】
101:端末、 102:無線パケット網、 103:ゲートウェイ、 104:ISP(Internet Service Provider)、 105:プリント要求管理サーバ、 1051:入出力部、 1052:制御部、 1053:データ変換部、 1054:作業用記憶装置、 1055:データ保持部、 106:インターネットなどのネットワーク、 107:ファクシミリサーバ、 1071:入出力部、 1072:制御部、 1073:データ変換部、 1074:作業用記憶装置、 1075:データ保持部1075、 1076:FAXモデム、 108:コンテンツ情報管理サーバ、 109:公衆電話回線やISDN(Integrated Service
Digital Network)、 110:ファクシミリ。
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 HH03 HJ08 HK03 HK04 HN05 HN15 HQ14 HQ17 5B017 AA07 BA06 BB09 5B021 AA04 AA05 BB02 BB12 EE04 5C062 AA02 AA05 AA13 AA29 AB38 AC41 AC42 AC43 AF00 BA00 BC02 5C075 AB90 CA14 EE01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続でき、出力すべき
    コンテンツを特定するコンテンツIDと出力先のプリン
    タまたはファクシミリを特定する出力先IDを少なくと
    も含むプリント要求データを送出する端末と、 前記インターネットに接続されたプリント要求管理サー
    バと、 前記インターネットに接続されたプリンタサーバまたは
    ファクシミリサーバと、 前記プリンタサーバまたはファクシミリサーバに接続さ
    れたプリンタまたはファクシミリと、 コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保管し管理す
    る前記インターネットに接続されたコンテンツ情報管理
    サーバとを具備し、前記端末から送出される前記プリン
    ト要求データに含まれる前記コンテンツIDで特定され
    るコンテンツを前記出力先IDで特定されるプリンタま
    たはファクシミリに遠隔出力する遠隔出力システムであ
    って、 前記端末は、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有
    する情報を取得するための情報を前記プリント要求管理
    サーバへ送出する手段を有し、 前記プリント要求管理サーバは、前記コンテンツに関す
    る秘匿性を有する情報を取得するための情報に従って、
    前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する
    手段を有することを特徴とする遠隔出力システム。
  2. 【請求項2】 前記コンテンツに関する秘匿性を有する
    情報を取得するために必要となる情報は、出力すべきコ
    ンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持するコンテ
    ンツ情報管理サーバのサーバ識別情報であり、 前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する
    手段は、前記端末から受信した前記サーバ識別情報に基
    づいて該当するコンテンツ情報管理サーバを特定し、該
    特定したコンテンツ情報管理サーバへコンテンツに関す
    る秘匿性を有する情報を問い合わせ、前記コンテンツ情
    報管理サーバから前記コンテンツに関する秘匿性を有す
    る情報を取得する手段であることを特徴とする請求項1
    記載の遠隔出力システム。
  3. 【請求項3】 前記コンテンツ情報管理サーバは、前記
    取得したコンテンツに関する秘匿性を有する情報を暗号
    化した後に前記プリント要求管理サーバへ送信すること
    を特徴とする請求項1または2記載の遠隔出力システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記暗号化の方式は、SSL(Secure Sock
    et Layer)プロトコルを用いた方式であることを特徴と
    する請求項3記載の遠隔出力システム。
  5. 【請求項5】 前記プリント要求管理サーバは、前記コ
    ンテンツ情報管理サーバから取得した前記コンテンツに
    関する秘匿性を有する情報に基づいて課金額を生成し、
    該課金額を前記端末に送出する手段を有し、 前記端末は、前記コンテンツ要求管理サーバから受信し
    た課金額を表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれかに記載の遠隔出力システム。
  6. 【請求項6】 前記課金額はテキスト形式で表記される
    ことを特徴とする請求項5に記載の遠隔出力システム。
  7. 【請求項7】 前記コンテンツIDで特定されたコンテ
    ンツデータを取得するとともに、前記端末の表示手段に
    表示された課金額に対して端末操作者が承諾した場合に
    のみ、前記コンテンツデータを前記出力先IDで特定さ
    れるプリンタまたはファクシミリに出力することを特徴
    とする請求項5または6に記載の遠隔出力システム。
  8. 【請求項8】 前記コンテンツIDで特定されるコンテ
    ンツデータの取得は、前記端末の表示手段に表示された
    課金額に対する端末操作者の承諾処理の前または後に行
    うことを特徴とする請求項7記載の遠隔出力システム。
  9. 【請求項9】 前記プリント要求管理サーバ、または、
    前記プリントサーバと前記ファクシミリサーバの少なく
    ともいずれか一方に前記コンテンツデータを変換するデ
    ータ変換部を有し、該データ変換部により前記コンテン
    ツデータを変換した後に前記出力先IDで特定されるプ
    リンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする
    請求項7または8記載の遠隔出力システム。
  10. 【請求項10】 前記データ変換部によるデータ変換
    は、前記コンテンツデータをG3またはG4ファクシミ
    リデータ形式に変換するものであることを特徴とする請
    求項9記載の遠隔出力システム。
  11. 【請求項11】 前記データ変換部によるデータ変換
    は、前記コンテンツデータを、MH方式、MR方式、MMR方
    式、 JBIG方式、JPEG方式によりデータ圧縮するもので
    あることを特徴とする請求項9記載の遠隔出力システ
    ム。
  12. 【請求項12】 インターネットに接続でき、出力すべ
    きコンテンツを特定するコンテンツIDと出力先プリン
    タまたは出力先ファクシミリを特定する出力先IDを少
    なくとも含むプリント要求データを送出する端末と、 前記インターネットに接続されたプリント要求管理サー
    バと、 前記インターネットに接続されたプリンタサーバまたは
    ファクシミリサーバと、 前記プリンタサーバまたはファクシミリサーバに接続さ
    れたプリンタまたはファクシミリと、 コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保管し管理す
    る前記インターネットに接続されたコンテンツ情報管理
    サーバとを具備し、前記端末から送出される前記プリン
    ト要求データに含まれる前記コンテンツIDで特定され
    るコンテンツを前記出力先IDで特定されるプリンタま
    たはファクシミリに遠隔出力する遠隔出力方法であっ
    て、 前記端末が、出力すべきコンテンツに関する秘匿性を有
    する情報を取得するための情報を前記プリント要求管理
    サーバへ送出するステップと、前記プリント要求管理サ
    ーバが、前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を
    取得するための情報を受信し、それに基づいて前記コン
    テンツに関する秘匿性を有する情報を取得するステップ
    を有することを特徴とする遠隔出力方法。
  13. 【請求項13】 前記コンテンツに関する秘匿性を有す
    る情報を取得するために必要となる情報は、出力すべき
    コンテンツに関する秘匿性を有する情報を保持するコン
    テンツ情報管理サーバのサーバ識別情報であり、 前記コンテンツに関する秘匿性を有する情報を取得する
    ステップは、前記端末から受信した前記サーバ識別情報
    に基づいて該当するコンテンツ情報管理サーバを特定
    し、該特定したコンテンツ情報管理サーバへコンテンツ
    に関する秘匿性を有する情報を問い合わせ、前記コンテ
    ンツ情報管理サーバから前記コンテンツに関する秘匿性
    を有する情報を取得するステップであることを特徴とす
    る請求項12記載の遠隔出力方法。
  14. 【請求項14】 前記コンテンツ情報管理サーバは、前
    記取得したコンテンツに関する秘匿性を有する情報を暗
    号化した後に前記プリント要求管理サーバへ送信するこ
    とを特徴とする請求項12または13記載の遠隔出力方
    法。
  15. 【請求項15】 前記暗号化の方式は、SSL(Secure So
    cket Layer)プロトコルを用いた方式であることを特徴
    とする請求項14記載の遠隔出力方法。
  16. 【請求項16】 前記プリント要求管理サーバは、前記
    コンテンツ情報管理サーバから取得した前記コンテンツ
    に関する秘匿性を有する情報に基づいて課金額を生成
    し、該課金額を前記端末に送出し、 前記端末は、前記コンテンツ要求管理サーバから受信し
    た課金額を表示するようにしたことを特徴とする請求項
    12〜15のいずれかに記載の遠隔出力方法。
  17. 【請求項17】 前記課金額はテキスト形式で表記され
    ることを特徴とする請求項16に記載の遠隔出力方法。
  18. 【請求項18】 前記コンテンツIDで特定されたコン
    テンツデータを取得するとともに、前記端末に表示され
    た課金額に対して端末操作者が承諾した場合にのみ、前
    記コンテンツデータを前記出力先IDで特定されるプリ
    ンタまたはファクシミリに出力することを特徴とする請
    求項16または17に記載の遠隔出力方法。
  19. 【請求項19】 前記コンテンツIDで特定されるコン
    テンツデータの取得は、前記端末に表示された課金額に
    対する端末操作者の承諾処理の前または後に行うことを
    特徴とする請求項18記載の遠隔出力方法。
  20. 【請求項20】 前記プリント要求管理サーバ、また
    は、前記プリントサーバと前記ファクシミリサーバの少
    なくともいずれか一方で前記コンテンツデータを変換し
    た後に前記出力先IDで特定されるプリンタまたはファ
    クシミリに出力することを特徴とする請求項18または
    19記載の遠隔出力方法。
  21. 【請求項21】 前記データ変換は、前記コンテンツデ
    ータをG3またはG4ファクシミリデータ形式に変換す
    るものであることを特徴とする請求項20記載の遠隔出
    力方法。
  22. 【請求項22】 前記データ変換は、前記コンテンツデ
    ータを、MH方式、MR方式、MMR方式、JBIG方式、JPEG方
    式によりデータ圧縮するものであることを特徴とする請
    求項20記載の遠隔出力方法。
  23. 【請求項23】 プリント要求データを管理するための
    プログラムであって、 コンピュータを、 ネットワークに接続された端末から送出されるプリント
    要求データを受信する手段と、 プリント要求データに含まれるコンテンツIDで特定さ
    れるコンテンツに関する秘匿性を有する情報を、コンテ
    ンツに関する秘匿性を有する情報を保持管理するコンテ
    ンツ情報管理サーバに対して問い合わせを行う手段と、 前記コンテンツ情報管理サーバから送出されるコンテン
    ツに関する秘匿性を有する情報を受信する手段と、 前記ネットワークに接続された出力サーバへプリント要
    求データの一部を送出する手段として機能させるための
    プログラム。
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JP2017201491A (ja) * 2016-05-06 2017-11-09 コニカミノルタ株式会社 印刷システム、印刷管理サーバ、通信中継装置およびプログラム

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