JP2006135890A - データ処理システム、データ処理システムの制御方法、情報処理装置、画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

データ処理システム、データ処理システムの制御方法、情報処理装置、画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 クライント側に負荷を掛けずに、クライント側から、複数の画像処理装置に保持されるデータに関する情報の一覧を容易に閲覧することができるデータ処理システムを提供する。
【解決手段】 データ処理システムにおいては、Webサーバ機能およびパーソナルボックスを管理、保持する機能を有する複数のMFP101〜103と、Webブラウザを備えるPC104と、PC2401とがネットワーク105を介して接続される。PC2401は、PC104らのHTTPコマンドに応じて、MFP101〜103のそれぞれからそれぞれに保持されているパーソナルボックスのデータに関する情報を取得し、取得されたデータに関する情報の一覧を表すHTML文書を生成してPC104へ送信する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置と、端末装置からの要求に対応する処理を複数の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを備えるデータ処理システム、その制御方法、情報処理装置、画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来、デジタル複写機などの複数の機能を有する画像処理装置(以下、MFPという)は、スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、データ通信機能などの複数の機能を実現するために、スキャナ、プリンタ、モデム、ネットワークインタフェースなどの各手段を備える。MFPの機能の1つとして、スキャナで読み取った原稿の画像データやホストコンピュータから送信されたデータなどをハードディスクなどの記憶手段に記憶するボックス機能が知られている。このボックス機能は、記憶手段に記憶されたデータを必要に応じて自装置のプリンタから出力し、またネットワークを介して上記データを送信するなど、ユーザの意図に応じたデータの利用を可能にし、非常に便利な機能である。ここで、記憶手段として用いられるハードディスクは、複数の領域を有し、各領域がパーソナルボックスとして扱われる。各パーソナルボックスは、他人と共有することも、個人のみで扱うことも可能であり、個人のみで扱う場合は、通常、セキュリティの点から、パーソナルボックスにID(識別番号)とパスワードのようなアクセス権が設定、登録される。また、パーソナルボックスのアクセス権の設定は、MFPの操作部から設定することが可能である。
また、複数のMFPとホストコンピュータがネットワークを介して接続されるシステムにおいて、MFPにWebサーバ機能を持たせ、ホストコンピュータから汎用的なWebクライアントソフトウェアを利用してMFPに指示を与えるリモートUI(リモートユーザインタフェース)と呼ばれる機能が提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2002‐007095号公報
ここで、上記のようなシステムを考えた場合、1人のユーザが複数のMFPにそれぞれデータを保有する場合、どのMFPにどのようなデータが格納されているかなどの管理を行う必要があるが、この管理は困難なものである。MFP毎に格納されているデータを確かめる方法として、MFP1台、1台順に確かめる方法があるが、これは、非常に手間が掛かり、効率的ではない。
そこで、1台のホストコンピュータまたは任意の1台のMFPのユーザインタフェースから、どのMFPにどのようなデータが格納されているかを確認するための方法として、ホストコンピュータまたはMFPにインストールされた独自のアプリケーションソフトウェア(ボックス閲覧プログラム)を用いて、各MFPに格納されているデータを確認する方法が考えられるが、この方法では、独自のアプリケーションソフトウェアが必要であり、アプリケーションソフトウェアにより、複数のハードディスクからパーソナルボックス内のデータ(各種ページ情報やサムネイル画像)を取得し、保存する必要があるので、これらのデータを閲覧するための機器(ホストコンピュータやMFP)に負荷が掛かる。
本発明の目的は、クライント側に負荷を掛けずに、クライント側から、複数の画像処理装置に保持されるデータに関する情報の一覧を容易に閲覧することができるデータ処理システム、データ処理システムの制御方法、情報処理装置、画像処理装置、プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを備え、前記仲介装置は、前記画像処理装置と前記端末装置とにネットワークを介して接続されるデータ処理システムであって、前記仲介装置は、前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とするデータ処理システムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能であって、ウエブサーバ機能及びデータを管理可能に保持する機能を有する画像処理装置であって、ウェブクライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置とネットワークを介して接続され、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介機能を有する情報処理装置であって、前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の他の画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処理装置であって、ウェブクライアント機能装置と、前記ウェブクライアント機能装置からの要求に対応する処理を前記複数の他の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを内蔵し、
前記仲介装置は、前記クライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを備え、前記仲介装置は、前記画像処理装置と前記端末装置とにネットワークを介して接続されるデータ処理システムの制御方法であって、前記仲介装置は、前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得工程と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成工程と、前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信工程とを備えることを特徴とするデータ処理システムの制御方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置がネットワークを介して接続され、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つは、ウェブクライアント機能装置と、前記ウェブクライアント機能装置からの要求に対応する処理を、前記ネットワークを介して接続される2つ以上の他の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを内蔵するデータ処理システムの制御方法であって、前記仲介装置は、前記クライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得工程と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成工程と、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信工程とを備えることを特徴とするデータ処理システムの制御方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置とネットワークを介して接続される情報処理装置上に、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介機能を構築するためのプログラムであって、前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得モジュールと、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成モジュールと、前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信モジュールとを備えることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の他の画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処理装置上で実行されるプログラムであって、ウェブクライアント機能モジュールと、前記ウェブクライアント機能モジュールからの要求に対応する処理を前記複数の他の画像処理装置に対して依頼する仲介モジュールとを備え、前記仲介モジュールは、前記クライアント機能モジュールからの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得モジュールと、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成モジュールと、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能モジュールへ送信する送信モジュールとを有することを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、クライント側に負荷を掛けずに、クライント側から、複数の画像処理装置に保持されるデータに関する情報の一覧を容易に閲覧することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。
データ処理システムは、図1に示すように、ネットワーク通信機能を有する複数の画像処理装置(以下、MFPという)101〜103と複数のホストコンピュータ(以下、PCという)104,2401とがネットワーク105を介して接続されているシステムであって、該システムは、PC上のユーザインタフェース(以下、UIという)に、複数のMFP101〜103のハードディスクに格納されている複数の画像データを表示することができる。ここで、PC2401は、後述する拡張UIを実現するための仲介装置として利用されるものであり、その詳細については後述する。
次に、MFP101の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のMFP101の構成を示すブロック図である。ここで、MFP102,103は、MFP101と同じ構成および機能を有するものとし、それらの構成についての説明は省略する。
MFP101は、図2に示すように、画像入力デバイスであるスキャナ部201、画像出力デバイスであるプリンタ部202、装置全体を制御する制御ユニット204、ユーザインタフェースである操作部203などを有する。
制御ユニット204は、スキャナ部201およびプリンタ部202を接続するとともに、LAN219(図1のネットワーク105に相当)および公衆回線(WAN)220を接続することによって、画像データやデバイス情報の入出力を行うためのものである。制御ユニット204は、CPU205を有する。CPU205は、ROM210に格納されているブートプログラムに従ってシステムを立ち上げ、HDD(ハードディスク装置)211に格納されているプログラムを読み出して実行することによって、装置全体の制御および各種の個別処理を行う。CPU205の作業領域は、RAM206により提供される。また、RAM206には、画像データなどが一時的に記憶される。HDD211には、上記プログラムの他に、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などが格納される。
CPU205には、システムバス221を介して、RAM206、ROM210、HDD211とともに、操作部I/F207、ネットワークI/F(Network)208、モデム(MODEM)209、およびイメージバスI/F(Image Bus I/F)212が接続される。操作部I/F207は、操作部203とのインタフェースであり、操作部203に表示する画像データを操作部203に対して出力する。また、操作部I/F207は、ユーザが操作部203から入力した情報をCPU205に送出する。ネットワークI/F208は、LAN219と接続され、LAN219を介して情報の入出力を行う。モデム209は、公衆回線220と接続され、公衆回線220を介して情報の入出力を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス221と、画像データを高速で転送可能な画像バス222とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス222は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス222には、RIP(ラスターイメージプロセッサ)213、スキャナ画像処理部215、プリンタ画像処理部216、画像回転部217、画像圧縮部218、およびデバイスI/F214が接続される。
RIP213は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。スキャナ画像処理部215は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部216は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換などを行う。画像回転部217は、画像データの回転を行う。画像圧縮部218は、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データに対してはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。デバイスI/F214は、スキャナ部201およびプリンタ部202とコントローラユニット204とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行うためのインタフェースである。デバイスI/F214は、スキャナ部201、プリンタ部202のそれぞれと信号線223,224をかいして接続される。
次に、上記制御ユニット204に実装されるソフトウェア構成について図3を参照しながら説明する。図3は図2の制御ユニット204に実装されるソフトウェア構成を示すブロック図である。
制御ユニット204には、図3に示すように、ユーザインタフェース(以下、UIという)301が実装されている。UI301は、ユーザが操作部203を用いてMFPに対する各種操作および設定を行う際の、MFPとユーザ操作との仲介を行うモジュールである。UI301は、ユーザの操作に従い、後述の各種モジュールに入力情報を転送して処理の依頼またはデータの設定などを行う。また、UI301は、アドレスブック(Address -Book)302を有する。
アドレスブック302は、データの送付先、通信先などを管理するためのデータベースモジュールである。アドレスブック302のデータに関しては、ユーザの操作部203を介して操作により、追加、削除、取得が可能であり、ユーザの操作により後述の各モジュールにデータの送付および通信先情報を与えるものとして使用されるものである。
上記各種モジュールとしては、Webサーバモジュール(Web-Serverモジュール)303、統合送信部(Universal-Sendモジュール)304、リモートコピースキャンモジュール(Remote-Copy-Scanモジュール)309、リモートコピープリントモジュール(Remote-Copy-Printモジュール)310、ボックスモジュール(BOX)311がある。
Webサーバモジュール303は、Webクライアント(例えば、PC104)からの要求により、本装置の管理情報を通知するために使用される。この管理情報は、統合送信部304、リモートコピースキャンモジュール309、リモートコピープリントモジュール310、後述の制御API(Control-API)318を介して読み取られ、後述のHTTPモジュール312、TCP/IP通信モジュール316、ネットワークドライバ(Network-Driver)317を介してWebクライアントに通知される。Webサーバモジュール303は、Webクライアントに渡すべき情報を、HTML形式などのいわゆるWebページ(ホームページ)形式のデータとして作成する。必要に応じてJava(登録商標)やCGIプログラムなどが用いられる。
統合送信部304は、すなわちデータの配信を司るモジュールであり、UI301を介してユーザによって指定されたデータを、指示された通信(出力)先に配布するものである。また、統合送信部304は、ユーザにより、本装置のスキャナ機能を使用して配布データの生成が指示された場合は、制御API318を介して本装置のスキャナ部201を動作させ、データの生成を行う。統合送信部304は、統合送信部304内で出力先にプリンタが指定された際に実行されるプリンタモジュール(P550)305、統合送信部304内で通信先にE-mailアドレスが指定された際に実行されるE-mailモジュール(E-mail)306、統合送信部304内で出力先にデータベースが指定された際に実行されるデータベースモジュール(DB)307、統合送信部304内で出力先に本装置と同様のMFPが指定された際に実行されるモジュール(DP)308を含む。
リモートコピースキャンモジュール309は、本装置(MFP101)のスキャナ機能を使用してスキャナ部201で読み取られた画像情報の出力先を、ネットワーク105を介して接続された他のMFP(例えばMFP102またはMFP103)のプリンタで出力し、本装置単体で実現するコピー機能と同等の処理を行うモジュールである。
リモートコピープリントモジュール310は、ネットワーク105を介して接続された他のMFP(例えばMFP102またはMFP103)のスキャナ部で読み取られた画像情報を入力し、この入力された画像情報を本装置のプリンタ機能を使用して出力することにより、同様に本装置単体で実現するコピー機能と同等の処理を行うモジュールである。
ボックスモジュール311は、スキャン画像もしくはPDLプリント画像をHDD211に格納し、格納した画像のプリンタ機能による印刷、統合送信(Universal-Send)機能による送信、HDD211に格納した文書の削除、グルーピング(個別BOXへの格納)、BOX間移動、BOX間コピーなどの管理機能を提供する。また、ボックスモジュール311には、HTTPモジュール312およびTCP/IPモジュール316によって通信機能が提供される。また、ボックスモジュール311は、パラレルポートドライバ(Parallel)328を介して、パラレルポートに接続される出力機器(図示せず)にデータを出力することが可能である。
HTTPモジュール312は、本装置がHTTPにより通信を行う際に使用され、Webサーバモジュール303、ボックスモジュール311に対して、TCP/IP通信モジュール316を用いた通信機能を提供する。
TCP/IP通信モジュール316を用いた通信機能は、lprモジュール313により、統合送信部304内のプリンタモジュール305に、SMTPモジュール314により、統合送信部304内のE-mailモジュール306にそれぞれ提供される。また、TCP/IP通信モジュール316を用いた通信機能は、SLMモジュール(Salutation-Managerモジュール)315により、統合送信部304内のDBモジュール307およびDPモジュール308と、リモートコピースキャンモジュール309およびリモートコピープリントモジュール310とのそれぞれに提供される。
TCP/IP通信モジュール316は、ネットワーク105に物理的に接続される部分を制御するネットワークドライバ317を用いて、上記各モジュールに対してネットワーク105を介した通信機能を提供する。
制御API308は、統合送信部304などの上流モジュールに対し、後述のジョブマネージャ(Job-Manager)319などの下流モジュールとのインタフェースを提供するものであり、上流および下流のモジュール間の依存関係を軽減し、それぞれの流用性を高めるものである。ジョブマネージャ319は、各モジュールから制御API318を介して指示される処理を解釈し、各モジュール320,321,322に指示を与える。また、ジョブマネージャ319は、FAXジョブの制御も含め本装置内で実行される各種ジョブを一元管理する。
モジュール320は、コーデックマネージャ(CODEC-Manager)であり、ジョブマネージャ319が指示する処理の中で、データの各種圧縮および伸長を、管理し、制御するものである。データの圧縮および伸長には、対応するモジュール323,324,325が用いられる。モジュール323は、FBEエンコーダモジュール(FBE-Encoder)であり、ジョブマネージャ319、後述のスキャナマネージャ(Scanner-Manager)321により実行されるスキャン処理により読み込まれたデータをFBEフォーマットにより圧縮するものである。モジュール324は、JPEGコーデックモジュール(JPEG-CODEC)であり、ジョブマネージャ319、スキャナマネージャ321により実行されるスキャン処理、および後述のプリンタマネージャ(Printer-Manager)322により実行される印刷処理において、読み込まれたデータのJPEG圧縮および印刷データのJPEG展開処理を行うものである。モジュール325は、MMRコーデックモジュール(MMR-CODEC)であり、ジョブマネージャ319、スキャナマネージャ324により実行されるスキャン処理、およびプリンタマネージャ326により実行される印刷処理において、スキャナ部201から読み込まれたデータのMMR圧縮およびプリンタ部202へ出力すべき印刷データのMMR伸長処理を行うものである。
モジュール321は、スキャナマネージャ(Scan-Manager)であり、ジョブマネージャ319が指示するスキャン処理を管理、制御するものである。スキャナマネージャ321は、SCSIドライバ326を介して、本装置が内部接続するスキャナ部201と通信を行う。
モジュール322は、プリントマネージャ(Print Manager)であり、ジョブマネージャ319が指示する印刷処理を管理、制御するものである。プリントマネージャ322は、エンジンインターフェース(Engine-I/F)327を介して、プリンタ部202と通信を行う。
次に、アドレスブック(Address Book)302の詳細について説明する。
このアドレスブック302は、MFP101内のHDD211に保存されており、アドレスブック302には、ネットワーク105に接続された他の機器の特徴を示す情報が記述されている。この記述されている情報としては、例えば、以下のようなものがある。
1)機器の正式名やエイリアス名
2)機器のネットワークアドレス
3)機器の処理可能なネットワークプロトコル
4)機器の処理可能なドキュメントフォーマット
5)機器の処理可能な圧縮タイプ
6)機器の処理可能なイメージ解像度
7)プリンタ機器の場合の給紙可能な紙サイズ、給紙段情報
8)サーバ(コンピュータ)機器の場合のドキュメントを格納可能なフォルダ名
MFP101は、上記アドレスブック302に記述された情報により配信先の特徴を判別することが可能となり、アドレスブック302を参照して、送信先が処理可能なデータを送信先に送信することができる。例えば、リモートコピースキャンモジュール309は、アドレスブック302を参照して、データ送信先に指定されたプリンタ機能を有する機器の処理可能な解像度情報を判別し、その解像度情報に従い、スキャナ部201により読み込まれた2値画像を、MMR圧縮を用いて圧縮し、その圧縮画像を所定のフォーマットであるTIFF(Tagged Image File Format)形式のデータに変換する。このTIFF形式のデータは、SLM315を介して、ネットワーク105上のプリンタ機能を有する機器に送信される。
本実施の形態においては、HDD211(図2に示す)内に複数のパーソナルボックスが設けられており、各パーソナルボックスは、ボックスモジュール311により管理される。このパーソナルボックスについて図4を参照しながら説明する。図4はHDD211におけるパーソナルボックスの格納構造を模式的に示す図である。
HDD211は、図4に示すように、テンポラリ領域901と、パーソナルボックス領域902とを含む。テンポラリ領域901は、画像データを一時的に格納する領域であり、この領域に格納された画像は、ジョブ終了後に消去される。パーソナルボックス領域902には、複数のパーソナルボックス903,904,…に対応する領域が設けられている。本実施の形態においては、100個のパーソナルボックスが用意され、各パーソナルボックスには、順番に、ボックス番号として00〜99の番号が付与されている。例えば、Aさん所有のパーソナルボックス903には、ボックス番号「00」が付与され、また、アクセス権としてID「XXXA」およびパスワード「XXXA」が登録されている。
ここで、Aさんが、MFP101のパーソナルボックスにデータを保存する操作について説明する。
Aさんは、まず、UI(MFP101またはPC104のUI)からMFP101のボックス番号00に対してアクセス権の登録を行う。アクセス権の登録は、上述したように、IDおよびパスワードを登録することである。他のボックス番号のパーソナルボックスに対しても、同様にサクセス権の登録を行うことが可能である。
上記アクセス権の登録により、MFP101のボックス番号00の所有者はAさんとなり、Aさんは、ボックス番号00のパーソナルボックス903へのデータの格納、またデータの閲覧、印刷などの権限を有することになる。すなわち、ボックス番号00のパーソナルボックス903へのデータの格納、そのデータの閲覧または印刷を行うときは、IDとパスワードを上記UI(MFP101またはPC104のUI)に入力する必要がある。入力されたIDとパスワードは、MFP101のROM210などに格納されている認証プログラムによって先に登録したIDおよびパスワードと照合される。
次に、Aさんは、ボックス番号00のパーソナルボックス903にデータを入れる。このパーソナルボックス903にデータを入れる方法としては、MFP101の操作部203からの指示により、スキャナ部201で読み取られた原稿をパーソナルボックス903へ入れる方法やPC104上の電子データを、ネットワーク105を介して入れる方法などがあるが、その詳細については省略する。
次に、パーソナルボックス903(ボックス番号00)内のデータ構成について図5を参照しながら説明する。図5は図4のパーソナルボックス903内のデータ構成を模式的に示す図である。
ボックス番号00のパーソナルボックス903には、図5に示すように、パーソナルボックス903にアクセスするためのアクセス権情報であるID1001およびパスワード1002と、複数のファイル1006とが格納される。各ファイル1006には、それぞれ、各種ページ情報1003、サムネイル画像1004、原画像1005が格納されている。各種ページ情報1003は、文書名、日付、時刻、ページ数、サイズ、カラー/白黒、解像度などの情報である。サムネイル画像1004は、ユーザがパーソナルボックスにデータを入れた際に、そのデータから生成されたものである。ここでは、サムネイル画像生成の過程の詳細については省略する。原画像1005は、ユーザがパーソナルボックスに入れたデータそのものであり、ラスターデータでもアプリケーションデータでもよい。以上のように、パーソナルボックスは、複数のファイル1006を管理することが可能である。
次に、本実施の形態におけるリモートUI(リモートユーザインタフェース)について図6〜図8を参照しながら説明する。図6(a)は図1のPC104からMFP101に対するリモートUIを実行する際のPC104のWebブラウザによる処理の手順を示すフローチャート、図6(b)は図1のPC104からMFP101に対するリモートUIを実行する際のMFP101のWebサーバによる処理の手順を示すフローチャート、図7はPC104に表示されるリモートUIのトップページの一例を示す図、図8はPC104に表示されるボックスページの一例を示す図である。
リモートUIは、外部から装置の状態などの情報を取得、設定し、またはプリントや送信(Universal-Send)などの動作を装置に行わせるための機能である。ユーザはネットワーク105に接続された装置例えばPC104から、Webブラウザを利用してMFP101にアクセスすることにより、リモートUIの機能を使用することができる。これにより、MFP101の操作部203から行うべき操作を、遠隔のPC104上で行うことができるようになる。
MFP101(MFP102またはMFP103)においては、Webサーバ303が稼動しており、これにより、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)による通信が可能である。Webサーバ303は、クライアントからの要求により、CGI(Common Gateway Interface)プログラムを起動させることができる。
HDD211中には、リソースファイル群、ページのテンプレートファイル群が格納されており、これらがリモートUIにおいて使用される。リソースファイルは、ページ表示に用いられるHTML(Hyper Text Makeup Language)ファイルや画像ファイルなどである。テンプレートファイルは、CGIプログラムから参照され、ページを作成するのに用いられるファイルである。
MFP101にアクセスするために、ユーザは、クライント(例えばPC104)上で、URL(Uniform Resource Locator)を直接Webブラウザに入力するか、該URLが埋め込まれたリンクを選択する。Webブラウザは、所望のURLを指定するHTTPコマンドを、ネットワーク105を介して送信する。Webサーバ303は、このHTTPコマンドを受け取り、そのHTTPコマンドを解析し、それに応じた動作を行う。
クライアントのWebブラウザからの要求がCGIの要求でなければ、Webサーバ303は、上記リソース群の中から指定されたリソースをWebブラウザに送信して処理を終了する。
Webブラウザからの要求がCGIプログラムである場合、対応するCGIプログラムが起動される。CGIプログラムは、起動時にクエリーパラメータを受け取ることができ、CGIプログラムには、ユーザによりWebブラウザを介して指定された値が渡される。
CGIプログラムは、Webブラウザからの要求に応じて装置情報の取得や設定、またはプリント出力などの動作を本体に要求する。また、CGIプログラムは、そのページに対応したテンプレートファイルを使用して送信するページを作成する。このテンプレートファイルの中には、取得された情報を用いて記述を変更する部分があり、この部分を用いて、そのときの状態に応じたページの内容を作成することができる。
クライアントのWebブラウザは、MFP101から返されたページをクライアントのディスプレイ上に表示する。Webブラウザに返信される上述のページにおいて、ユーザの入力をチェックし、適切でない場合(許容されていない値が入力された場合など)、再度、入力を促すためのスクリプトコードが含まれている。
このようにして、ユーザは、PC104から、Webブラウザを利用してMFPにアクセスし、MFPの機能、状態、保持情報を取得し、設定し、または装置を操作することが可能となる。すなわち、PC104からMFPに対してリモートUIが実施される。ここで、リモートUIによって取得、設定可能な情報は、例えば利用可能な紙サイズや残量などの装置情報、投入されたジョブの情報、HDD211に蓄積されている文書情報、E-mailやFAXなどのアドレス情報、ネットワークに関する設定情報などである。また、リモートUIによって実行させることが可能な動作としては、MFP内に保持されている文書情報のプリントアウトや送信などがある。
次に、PC104(クライアント側)とMFP101〜MFP103(サーバ側)とのそれぞれで行われる処理について図6を参照しながら説明する。図6(a)のフローチャートで示される手順は、PC104のCPU(図示せず)により実行されるものであり、図6(b)のフローチャートで示される手順は、MFP101のCPU205により実行されるものである。
PC104(CPU)は、図6(a)に示すように、まずステップS2101において、ユーザからのURLの入力を待ち、URLが入力されると、ステップS2102において、MFP101(サーバ側)へHTTPコマンドを送信する。そして、PC104は、ステップS2103において、MFPからのレスポンスの受信を待ち、このレスポンスを受信すると、ステップS2104において、HTML文書を整形して表示し、本処理を終了する。
これに対し、サーバ側のMFP101(CPU205)は、図6(b)に示すように、ステップS2105において、PC104からのHTTPコマンドの受信を待ち、HTTPコマンドを受信すると、ステップS2106において、CGIの起動が要求されているか否かを判定する。CGIの起動が要求されている場合、MFP101は、ステップS2107において、CGIパラメータを解析し、続くステップS2108で、CGIプログラムを起動し、本処理を終了する。
上記ステップS2106においてCGIの起動が要求されていないと判定された場合、MFP101は、ステップS2109において、指定されたリソースファイルをレスポンスとして返信し、本処理を終了する。
ここで、多くのページにおいて、表示内容はその時々の状態に応じて変わるので、起動されたCGIプログラムにより、機器情報を取得し、テンプレートファイルからHTMLを生成し、それをレスポンスとして返信するという処理が行われる。また、上記ステップS2109においては、HTMLファイルに対する加工は行われず、指定されたHTMLファイルがそのまま返信される。
MFP101のWebサーバ303から送信されたページ(HTML文書)は、PC104のWebブラウザにより整形されて表示される(ステップS2104)。例えば、所望のMFPのURL(http://に続けて画像処理装置のIPアドレスを入力)がWebブラウザで指定されてMFPのWebサーバ303と接続されると、図7に示すような一般的なWebブラウザで表示されるデフォルトのトップページが表示される。このページ画面は、インデックス領域2201とメイン領域2202の2つのフレームから構成されている。インデックス領域2201には、主なサイトマップが表示され、マップ上のボタンを押す(マウスなどのポインティングデバイスでクリックする)と、対応する画面がメイン領域2202に表示される。ページの表示に際しては、図6(a),(b)に示されるセッションが複数回繰り返され、その過程においてステップS2108およびステップS2109が実行されることになる。PC104は、ステップS2104において、Webブラウザによって受信したHTMLファイルを図7に示すように表示する。
インデックス領域2201においては、具体的には、デバイスボタン2203、ジョブステータスボタン2204、メールボックスボタン2205、アドレスボタン2206が表示される。ここで、デバイスボタン2203は、デバイス情報ページの表示、ジョブステータスボタン2204は、ジョブステータスの表示、メールボックスボタン2205は、ボックスページの表示、アドレスボタン2206は、アドレスページの表示を、それぞれ行うためのものである。
ここで、例えばメールボックスボタン2205が押下されると、メイン領域2202には、図8に示すボックスページが表示される。ここでは、MFP101において、Aさんが所有者であるボックス番号00のパーソナルボックスに格納されているファイルの一覧が表示されるものとする。ファイル毎に、文書名2302、用紙サイズ2303、ページ2304、時刻2305の各情報が表示される。
このように、各MFP101〜103にWebサーバモジュール303を用いてサーバ機能を持たせ、PC104のWebブラウザから所望のMFPのURLを指定することによって、指定されたURLに対応するMFPが保持するパーソナルボックス内のファイルの一覧を閲覧することができる。
AさんがMFP101以外の他のMFP102またはMFP103にパーソナルボックスを所有する場合において、MFP101のパーソナルボックス内のファイルの一覧と、他のMFPのパーソナルボックス内のファイルの一覧とを同一のブラウザ画面上で閲覧可能にすることが望まれる。
そこで、本実施の形態においては、Webクライアントソフトウェアを用いて上述したリモートUIを拡張した拡張リモートUIが実現され、この拡張リモートUIによりPC104から複数のMFP101〜103がそれぞれ保持するパーソナルボックス内のデータを同一画面上で閲覧することを可能にする。
拡張リモートUIを用いて、各MFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合について図9〜図16を参照しながら説明する。図9は図1のシステムにおいて拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のHTTPリクエストとそれに対応するHTTPレスポンスの流れを模式的に示す図、図10は各MFP101〜103のパーソナルボックスの格納構造を模式的に示す図、図11は拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のPC104の処理の手順を示すフローチャート、図12は拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のPC2401の処理の手順を示すフローチャート、図13は拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のMFP101(MFP102,103)の処理の手順を示すフローチャート、図14はMFPとIPアドレスの対応テーブルの一例を示す図、図15は拡張リモートUIを利用してAさん所有のパーソナルボックス内のファイルの一覧を表示した画面の一例を示す図、図16はパーソナルボックス毎にそのファイルのサムネイル画像を表示した画面の一例を示す図である。
ここで、図11のフローチャートに示す手順は、PC104のハードディスクに格納されているWebクラインアントモジュールに従ってPC104のCPUにより実行されるものであり、図12のフローチャートに示す手順は、PC2401のハードディスクに格納されているプログラムに従ってPC2401のCPUにより実行されるものである。また、図13のフローチャートに示す手順は、MFP101(MFP102,103)のHDD211に格納されているWebサーバモジュールに従ってCPU205により実行されるものである。
各MFP101〜103には、ぞれぞれ、例えば図10に示すように、複数のパーソナルボックスが格納されているとし、各MFP101〜103のパーソナルボックスのうち、Aさんは、MFP101のボックス番号00のパーソナルボックス、MFP102のボックス番号00のパーソナルボックス、MFP103のボックス番号03のパーソナルボックスに対するアクセス権を所有する。
ここで、AさんがPC104を使用してAさん所有のアクセス権を用いてアクセス可能なパーソナルボックスを閲覧する場合、図9に示すように、Aさんは、PC104からPC2401にアクセスし、PC104からPC2401に対して、HTTPコマンドが発行される。このHTTPコマンドを受けたPC2401は、各MFP101〜103に対してAさん所有のパーソナルデータの取得を要求するHTTPコマンドを発行する。各MFP101〜103は、PC2401からのHTTPコマンドに応答して対応するHTML文書を含むHTTPレスポンスをPC2401へ返す。PC2401は、各MFP101〜103からのHTTPレスポンスに含まれるHTML文書を編集して単一のHTML文書を生成し、この単一のHTML文書を含むHTTPレスポンスをPC104へ送信する。これにより、Aさんは、PC104を使用して、各MFP101〜103におけるAさん所有のアクセス権を用いてアクセス可能なパーソナルボックスのデータを同一のブラウザ画面上で閲覧することができる。
上記拡張リモートUIが実施される場合、PC2401は、Webサーバ機能を有する各MFP101〜1032対してクライアントとして動作し、PC104に対してサーバとして動作することになる。
次に、PC104、PC2401、各MFP101〜103の処理の詳細について説明する。
PC104(CPU)は、図11に示すように、まずステップS2501において、ユーザ(例えばAさん)からのURLの入力を待ち、URLが入力されると、ステップS2502において、PC2401(サーバ側)へHTTPコマンドを送信する。そして、PC104は、ステップS2503において、PC2401からのレスポンスの受信を待ち、このレスポンスを受信すると、ステップS2504において、HTML文書を整形して表示し、本処理を終了する。
PC2401(CPU)は、図12に示すように、ステップS2505において、PC104からのHTTPコマンドの受信を待ち、HTTPコマンドを受信すると、IDおよびパスワード要求画面をPC104に送信する。ここで、ユーザがIDとパスワードをブラウザ画面上で入力すると、入力されたIDおよびパスワードがPC2401へ送信される。PC2401は、IDおよびパスワードを受信すると、ステップS2506へ移行する。
上記ステップS2506においては、PC2401上で動作するCGIプログラムなどによりサーバ側の処理が行われる。ここでは、複数のMFPのURLが指定され、各MFPに対してHTTPコマンドが発行される。そして、HTTPコマンドに応答して返された複数のHTTPレスポンスから、単一のHTML文書が生成される。
具体的には、PC2401は、ステップS2507において、ネットワーク105上の全てのMFPに対してボックスデータの取得要求を送信する。また、図14に示すようなMFPとIPアドレスの対応テーブルを利用して、選択欄1401において「Yes」を入力したMFPへボックスデータの取得要求を送信するようにしてよい。この取得要求は、先にブラウザ上で入力されたIDとパスワードを含む情報を含み、入力されたIDおよびパスワードと一致するIDおよびパスワードを有するパーソナルボックスを保持するMFPをネットワーク105上から探すために行われる。また、ボックスデータとは、図5の各種ページ情報1003、サムネイル画像1004に関連する情報である。
次いで、PC2401は、ステップS2508において、上記ステップS2507の取得要求に対する応答が一定時間以内にあるか否かを判定する。一定時間内に応答がない場合、PC2401は、本処理を終了する。その際、その旨がPC104に送信され、上記ステップS2504において表示される。
これに対し、上記ステップS2508において一定時間内に応答があると判定された場合、PC2401は、ステップS2509において、応答をしたMFP101〜103に対してHTTPコマンドを送信する。ここでは、全てのMFP101〜103が一定時間内に応答したものとし、それぞれに対して例えば応答順にHTTPコマンドの送信が行われる(図中のループバックS2512で表す)。
次いで、PC2401は、ステップS2510において、HTTPレスポンスの受信を順に行う。具体的には、MFP101のボックス番号00のパーソナルボックスのデータに関する情報を含むHTML文書、MFP102のボックス番号00のパーソナルボックスのデータに関する情報を含むHTML文書、MFP103のボックス番号03のパーソナルボックスのデータに関する情報を含むHTML文書のそれぞれの受信が順に行われる。そして、PC2401は、ステップS2511において、これらのHTML文書を編集し、単一のHTML文書を生成する。この生成されたHTML文書は、PC104のHTTPコマンド(ステップS2502)に対するHTTPレスポンスとしてPC104へ返される。PC104は、上記HTTPレスポンスを受信すると(ステップS2503)、このHTTPレスポンスであるHTML文書を整形して表示する(ステップS2504)。
各MFP101〜103(CPU205)においては、図13に示す処理が実行される。具体的には、MFPは、ステップS2513において、PC2401からのボックスデータの取得要求の受信を待ち、これを受信すると、ステップS2514において、PC2401の上記ステップS2508の基準を満足させるように応答の送信を行う。
次いで、MFPは、ステップS2515において、PC2401からのHTTPコマンドの受信を待ち、これを受信すると、ステップS2517において、IDとパスワードの認証を行う。このIDとパスワードは、前述したようにユーザがブラウザ上で入力したものであり、ステップS2509で送信されるHTTPコマンドに含まれる。上記認証においては、入力されたIDおよびパスワードと、図5に示すようにパーソナルボックスに格納されているIDおよびパスワードとの照合が行われる。
ここで、上記認証の結果、入力されたIDおよびパスワードと一致するIDおよびパスワードのパーソナルボックスがない場合、MFPは、本処理を終了する。これに対し、入力されたIDおよびパスワードと一致するIDおよびパスワードのパーソナルボックスがある場合、正確には、複数のパーソナルボックスのうち、入力されたIDおよびパスワードと一致するIDおよびパスワードのパーソナルボックスが1つ以上ある場合、MFPは、ステップS2518において、CGIの起動が要求されているか否かを判定する。
上記ステップS2518においてCGIの起動が要求されていると判定された場合、MFPは、ステップS2519において、CGIパラメータを解析し、続くステップS2520において、CGIプログラムを起動する。起動されたCGIプログラムは、対応するパーソナルボックスのデータに関する情報を取得し、テンプレートファイルを用いてHTML文書を生成し、レスポンスとして返信するという処理を行う。そして、MFPは、本処理を終了する。これに対し、上記ステップS2518においてCGIの起動が要求されていないと判定された場合、MFPは、ステップS2521において、指定されたリソースファイルをレスポンスとして返信し、本処理を終了する。
PC2401は、各MFP101〜103においてそのCGIプログラムにより生成された3つのHTML文書を受信すると(ステップS2510)、受信した各HTML文書を編集し、また必要に応じて加工し、単一のHTML文書を生成する(ステップS2511)。そして、生成された単一のHTML文書は、PC104上で整形された表示される。その結果、ユーザはPC104から各MFP101〜103のそれぞれにおける対応するパーソナルボックス(ユーザが所有するアクセス権に対応するパーソナルボックス)内のファイルの一覧を同一の画面上で閲覧することが可能となる。
各MFP101〜103の例えばAさん所有のアクセス権を用いてアクセス可能なパーソナルボックス内のファイルの一覧を表示する画面は、例えば図15に示すように構成される。この画面においては、ファイル毎に、文書名2601、用紙サイズ2602、ページ2603、時刻2604、所在2605が表示される。ここで、所在2605は、ファイルの所在(どのMFPのパーソナルボックスのファイルか)を示す。例えば、文書名File001のファイルは、MFP101に、File004のファイルはMFP102にそれぞれ格納されていることが示される。また、ファイル毎にそれが格納されているパーソナルボックスの番号を表示するようにしてもよい。また、「Thumbnail」ボタン2606は、サムネイル画像を表示するためのボタンであり、「Thumbnail」ボタン2606を押下すると、例えば図16に示すような画面が表示される。
図16に示す画面においては、各MFPの対応するパーソナルボックス(Aさん所有のパーソナルボックス)毎に、ファイルのサムネイル画像の一覧2701〜2703が表示される。一覧2701は、MFP101のボックス番号00のパーソナルボックスに格納されているファイルのサムネイル画像の一覧表示であり、一覧2702は、MFP102のボックス番号00のパーソナルボックスに格納されているファイルのサムネイル画像の一覧表示であり、一覧2703は、MFP103のボックス番号03のパーソナルボックスに格納されているファイルのサムネイル画像の一覧表示である。
ここで、サムネイル画像自体は、各MFP101〜103またはPC2401に保存されており、PC104は、HTMLの画像参照タグなどの記述によって画像をブラウザで表示することが可能であるため、PC104には、サムネイル画像の一覧を表示する際に大きな負荷が掛からないという利点がある。
以上により、複数のMFPのパーソナルボックスのデータを同一の画面(ユーザインタフェース)上に表示することが可能になり、個人が所有するファイルおよびそのサムネイル画像の閲覧を容易に行うことが可能になる。また、ファイルの一覧を閲覧するクライアント側のPC104は、汎用的なWebクライアントソフトウェアを使用しているため、ユーザにとって面倒がなく、さらには、画像表示のための情報取得もWebクライアントソフトウェアによって容易に実現することができるため、クライアント側となるPC104に掛かる負荷を軽減することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図17を参照しながら説明する。図17は本発明の第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示すブロック図である。
上記第1の実施の形態においては、各MFP101〜103のパーソナルボックスのファイルの一覧を閲覧するための拡張リモートUIが、PC104のブラウザと、PC2401のプログラムと、各MFP101〜103のWebサーバモジュール303とを用いて構成されている。これに対し、本実施の形態においては、図17に示すように、Webサーバモジュールがインストールされた複数のMFP2801〜2803がネットワーク105に接続され、各MFP2801〜2803のうちの少なくとも1つのMFP例えばMFP2801に、ブラウザとPC2401のプログラムがインストールされている。これにより、拡張リモートUIを利用して、MFP2801の操作部上で、他のMFP2802またはMFP2803のパーソナルボックスのファイルの一覧を閲覧することが可能になる。
なお、上記第1の実施の形態においては、ユーザがアクセス可能なパーソナルボックスのファイルの一覧を表示する場合を説明したが、例えば共有のパーソナルボックスに対しても、同様に、そのファイルの一覧を表示することができる。
また、LANなどのネットワーク105を介して接続された複数のMFPのパーソナルボックスのデータを表示する例を示したが、各MFPが、コンビニなどの遠隔地に点在するような場合でも、同様に、各MFPのパーソナルボックスのデータを表示することが可能である。
また、上記第1の実施の形態においては、複数のMFPのパーソナルボックスのファイルの一覧を同一ブラウザ上で表示する例を示したが、各MFPのジョブの実行状況を含むステータスなどの一覧を表示させるようにすることも可能である。この場合も、同様の手順で表示を行うことができる。
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す図である。 図1のMFP101の構成を示すブロック図である。 図2の制御ユニット204に実装されるソフトウェア構成を示すブロック図である。 HDD211におけるパーソナルボックスの格納構造を模式的に示す図である。 図4のパーソナルボックス903内のデータ構成を模式的に示す図である。 (a)は図1のPC104からMFP101に対するリモートUIを実行する際のPC104のWebブラウザによる処理の手順を示すフローチャート、(b)は図1のPC104からMFP101に対するリモートUIを実行する際のMFP101のWebサーバによる処理の手順を示すフローチャートである。 PC104に表示されるリモートUIのトップページの一例を示す図である。 PC104に表示されるボックスページの一例を示す図である。 図1のシステムにおいて拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のHTTPリクエストとそれに対応するHTTPレスポンスの流れを模式的に示す図である。 各MFP101〜103のパーソナルボックスの格納構造を模式的に示す図である。 拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のPC104の処理の手順を示すフローチャートである。 拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のPC2401の処理の手順を示すフローチャートである。 拡張リモートUIを利用して複数のMFPのパーソナルボックスのデータを閲覧する場合のMFP101(MFP102,103)の処理の手順を示すフローチャートである。 MFPとIPアドレスの対応テーブルの一例を示す図である。 拡張リモートUIを利用してAさん所有のパーソナルボックス内のファイルの一覧を表示した画面の一例を示す図である。 パーソナルボックス毎にそのファイルのサムネイル画像を表示した画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示すブロック図である。
符号の説明
101,102,103,2801,2802,2803 MFP
104,2401 PC
105 ネットワーク
203 操作部
204 コントローラユニット
205 CPU
210 ROM
211 HDD
303 Webサーバモジュール

Claims (14)

  1. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを備え、前記仲介装置は、前記画像処理装置と前記端末装置とにネットワークを介して接続されるデータ処理システムであって、
    前記仲介装置は、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、
    前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記仲介装置の前記取得手段は、前記端末装置からの要求に応じて、前記画像処理装置のそれぞれに対して前記要求により取得が依頼されたデータに関する情報の取得要求を発行し、
    前記画像処理装置のそれぞれは、前記取得要求に対応するデータに関する情報を前記取得手段に送信することを特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 前記画像処理装置のそれぞれは、前記取得要求に対応するデータに関する情報を表すウェブページを生成し、該生成されたウェブページを前記取得手段に送信し、
    前記取得手段は、前記画像処理装置のそれぞれにより生成されたウェブページを取得し、
    前記生成手段は、前記取得された前記画像処理装置のそれぞれのウェブページを編集して前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成することを特徴とする請求項2記載のデータ処理システム。
  4. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能であって、ウエブサーバ機能及びデータを管理可能に保持する機能を有する画像処理装置であって、
    ウェブクライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、
    前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記ウェブクライアント機能装置からの要求に応じて、前記他の画像処理装置のそれぞれに対して、前記要求により取得が依頼されたデータに関する情報の取得要求を発行し、
    前記他の画像処理装置のそれぞれは、前記取得要求に対応するデータに関する情報を前記取得手段に送信することを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記他の画像処理装置のそれぞれは、前記取得要求に対応するデータに関する情報を表すウェブページを生成し、該生成されたウェブページを前記取得手段に送信し、
    前記取得手段は、前記他の画像処理装置のそれぞれにより生成されたウェブページを取得し、
    前記生成手段は、前記取得された前記他の画像処理装置のそれぞれのウェブページを編集して前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置のそれぞれは、パーソナルボックスを有し、前記保持されているデータは、前記パーソナルボックスに格納されているデータであることを特徴とする請求項1または4記載の画像処理装置。
  8. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置とネットワークを介して接続され、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介機能を有する情報処理装置であって、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、
    前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  9. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の他の画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処理装置であって、
    ウェブクライアント機能装置と、前記ウェブクライアント機能装置からの要求に対応する処理を前記複数の他の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを内蔵し、
    前記仲介装置は、前記クライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得手段と、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成手段と、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  10. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置と、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを備え、前記仲介装置は、前記画像処理装置と前記端末装置とにネットワークを介して接続されるデータ処理システムの制御方法であって、
    前記仲介装置は、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成工程と、
    前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信工程と
    を備えることを特徴とするデータ処理システムの制御方法。
  11. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置がネットワークを介して接続され、前記複数の画像処理装置の少なくとも1つは、ウェブクライアント機能装置と、前記ウェブクライアント機能装置からの要求に対応する処理を、前記ネットワークを介して接続される2つ以上の他の画像処理装置に対して依頼する仲介装置とを内蔵するデータ処理システムの制御方法であって、
    前記仲介装置は、
    前記クライアント機能装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得工程と、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成工程と、
    前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能装置へ送信する送信工程と
    を備えることを特徴とするデータ処理システムの制御方法。
  12. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の画像処理装置と、ウェブクライアント機能を有する端末装置とネットワークを介して接続される情報処理装置上に、前記端末装置からの要求に対応する処理を前記複数の画像処理装置に対して依頼する仲介機能を構築するためのプログラムであって、
    前記端末装置からの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得モジュールと、
    前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成モジュールと、
    前記ネットワークを介して、前記生成されたウェブページを前記端末装置へ送信する送信モジュールと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  13. ウエブサーバ機能およびデータを管理可能に保持する機能を有する複数の他の画像処理装置とネットワークを介して接続される画像処理装置上で実行されるプログラムであって、
    ウェブクライアント機能モジュールと、前記ウェブクライアント機能モジュールからの要求に対応する処理を前記複数の他の画像処理装置に対して依頼する仲介モジュールとを備え、
    前記仲介モジュールは、前記クライアント機能モジュールからの要求に応じて、前記ネットワークを介して、前記他の画像処理装置のそれぞれからそれぞれに保持されているデータのうち、前記要求に対応するデータに関する情報を取得する取得モジュールと、前記取得された前記データに関する情報の一覧を表すウェブページを生成する生成モジュールと、前記生成されたウェブページを前記ウェブクライアント機能モジュールへ送信する送信モジュールとを有することを特徴とするプログラム。
  14. 請求項12または13記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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