JP4041272B2 - 溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置に関し、詳しくは、金属めっきがなされた金属めっき板の側端面に付着する余剰めっき液を良好に処理しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、めっき浴1を通過して上方に引き上げられる金属めっき板2の側端面2aに付着した余剰めっき液を除去する溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置は、図7に示すように、固定レールAに対して移動自在に設けられた基体Bに金属めっき板2の側端面に当接する略V字状の追随ローラCと、金属めっき板2の側端部に付着した余剰めっき液を吸引して除去するノズルNが付設され、基体Bにワイヤー11が係着され、ワイヤー11の先端にウエイト13が係着され、基体B側のガイドロール9が固定レールAに係合され、しかして、ウエイト13により重力付勢された基体Bを金属めっき板2側に付勢し、追随ローラCが金属めっき板2の側端面に当接し、めっき浴1を通過して上方に引き上げられる金属めっき板2が板面と略平行な方向へ蛇行することに追随し、金属めっき板2の側端部に付着した余剰めっき液をノズルNにて例えば吸引除去するようにしてある。図中イはエアー供給路、7はシンクロールであり、金属板を誘導している。16はエアーノズルであり、金属めっき板2の両面に配設されて、板面の余剰めっき液をいわゆるエアーナイフのようにして除去するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の構成のものにおいては、金属めっき板2の板面に沿う方向の蛇行には追随するが、板厚方向の移動には追随し難く、このため、金属めっき板2の側端面に付着した余剰めっき液を良好に除去することができないものとなっていた。即ち、従来の金属めっき板2の側端面2aにおいては、図7(c)に示すように、余剰のめっき液が滴下玉状体(メタル玉)Dとなって連続して形成されることになるものである。
【0004】
このように、余剰めっき液が除去されることなく側端面2aに滴下玉状体(メタル玉)Dが連続して形成されると、金属めっき板2自体が格落ち品となり、側端面における金属めっき板2の厚みが厚くなり、金属めっき板2(ストリップ)をコイル状に巻き取るのに、所定長さの金属めっき板2の巻き取りが不能となり重量・長さ不足となる。また、形状不良等にもなるため、これらを矯正する工程が増すことにもなる。更に、側端面2aに滴下玉状体(メタル玉)Dが連続して形成される場合には、金属めっき板2を例えばロール成形するのに際して、連続する滴下玉状体(メタル玉)D…によって成形型を損傷しやすくなるものである。そこで、金属めっき板2の両端の耳部をスリッター等により切断して予め除去することがおこなわれるのであり、歩留まりが大きく低下することになるものである。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、金属めっきがなされた金属めっき板の側端面に付着する余剰めっき液を良好に除去することができる溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置を提供しようとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1においては、めっき浴1を通過して上方に引き上げられる金属めっき板2の側端面2aに付着した余剰めっき液aを処理する処理装置であって、金属めっき板2の側端部に係合して金属めっき板2の板厚方向に追随する追随具4を設け、追随具4の下方に金属めっき板2の側端面2aに付着した余剰めっき液aをエアーの吹き出しによって均すとともに冷却して固着するエアー吹き出し手段3を追随具4に設けてあることを特徴とするものである。このような構成によれば、追随具4は金属めっき板2の側端部に係合して板厚方向に追従することができ、追随具4に設けているエアー吹き出し手段3を金属めっき板2の側端面2aに常に追随させることができ、金属めっき板2の側端面2aに付着した余剰めっき液をエアーの吹き出しによって均すとともに冷却して側端面2aに滑面状に定着させることができるのであり、従来のように、側端面2aにおいて余剰めっき液が滴下玉状体(メタル玉)に連続的に形成されることがなく、滴下玉状体(メタル玉)によってロール成形機の成形型を損傷することがなく、又、金属めっき板2の耳部を切断して除去する必要もなく、歩留まりを高め、金属めっき板2をコイル状に巻いたフープ材の商品の格を高めることができる。
【0007】
請求項2においては、請求項1の構成に加えて、追随具4は、V溝4bにおいて金属めっき板2の側端部に係合するV形プーリ4aであり、エアー吹き出し手段3は筒形のノズル3aを備え、ノズル3aの開口形状は、追随具4のV溝4bに略合致する山形先端縁3bと、山形先端縁3bに略平行となる山形後端縁3cとを備え、山形先端縁3bと山形後端縁3cとを結ぶノズル開口縁3dを金属めっき板2の側端面2aに略平行にしていることを特徴とするものである。このような構成によれば、ノズル3aの先端縁の山形先端縁3cは、金属めっき板2の側端部に追随するV形プーリ4aのV溝4bの形状に略一致していて、V形プーリ4aにエアー吹き出し手段3のノズル3aを充分に近接させることができ、V形プーリ4aの追随具4を金属めっき板2に追随させるのと同様に金属めっき板2の側端面2aにノズル3aを追随させて所定の位置に位置させることができ、ノズル3aから所定の風量及び風速にてエアーを金属めっき板2の側端面2aに吹き付けることができ、エアーの吹き付けによって側端面2aの余剰めっき液aを滑面に均して、従来のように滴下玉状体(メタル玉)を形成するのを確実に防止することを、一層、確実におこなうことができる。
【0008】
更に、ノズル3aの山形先端縁3bと山形後端縁3cとが略平行となって山形先端縁3bを備えたノズル3aからのエアーの吹き出しを安定化させ、かつ、ノズル開口縁3dを金属めっき板2の側端面2aに略平行にしていることから、金属めっき板2の側端面2aに対して、一層、安定的にエアーの吹き付けをおこなうことができる。
【0009】
請求項3においては、エアー吹き出し手段3は、めっき浴1の液面1aとは間隔dを隔てて上方に設置し、ノズル3aを金属めっき板2の側端面2aに近接・離間自在に、かつ、回動自在に構成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、エアー吹き出し手段3はめっき浴1の液面1aから間隔dが隔てられた位置に設けてあることから、めっき浴1より上昇されて放熱されてやや冷却された金属めっき板2の側端面2aの余剰めっき液aに対してエアーを吹き付けることができ、ノズル3aを良好な位置及び向きに調整することができ、請求項1又は2の作用を、一層、高めるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1(a)は概略正面図、同図(b)は概略側面図である。図2(a)は拡大正面図である。図3は拡大側面図である。図4は拡大側面図である。図5は分解斜視図である。
【0011】
長尺な金属板がシンクロール7にガイドされて、めっき浴1に浸漬され、金属めっきが施され、金属めっき板2がめっき浴1を通過して上方に引き上げられ、乾燥工程等を終えて巻取りロールに巻取られる。この場合、めっき浴1から引上げられる金属めっき板2には、中央部はもちろん側端部にもめっき液が付着している。金属めっき板2の板面に付着しているめっき液は、金属めっき板2の両面に設けられていて、板面に対して一列状に配設されたエアーノズル16からの圧力エアーの吹き出しによるいわゆるエアーナイフによって、めっき液を除去してめっき浴1に流下させることができるようにしてある。ところで、金属めっき板2の側端面2aに付着している余剰めっき液aを処理するのであり、以下その構成を詳述する。
【0012】
金属めっき板2の移動経路の両側部には、固定レール8,8が設けられている。移動基体10には上下にガイドロール9…が設けられ、ガイドロール9…が固定レール8に係合されて移動基体10を金属めっき板2の板面に沿う方向に移動できるようにしてある。固定レール8の上縁部は逆V字状に形成されていて、上縁部にごみが堆積するのを回避している。
【0013】
移動基体10には側端面2aの余剰めっき液aをエアーの吹き出しにて処理するエアー吹き出し手段3と、金属めっき板2の所定の移動軌跡から外れるのに追随する追随具4が設けられている。また、移動基体10にはワイヤー11が係着され、ワイヤー11はローラ12に巻回されて端部にはウエイト13が係着されている。しかして、ウエイト13の重力がワイヤー11を介して移動基体10に掛かり、移動基体10を金属めっき板2側に付勢し、追随具4のV形プーリ4aのV溝4bが金属めっき板2の側端部に係合し、このように、金属めっき板2の両側からV形プーリ4a,4aが係合してエアー吹き出し手段3,3を金属めっき板2の板面に沿う方向の移動に追随することができるようにしている。
【0014】
金属めっき板2の板厚方向の揺れに対しては以下のような構成にて追随することができるようにしている。以下、詳述する。
【0015】
移動基体10の背面側にはステーを介して軸6が、その軸芯を金属めっき板2の板面に沿う方向と略平行になるように取付けられ、この軸6に揺動バー5が揺動自在に吊下げ保持されている。このように、軸6を移動基体10に保持する構成は種々設計変更可能である。揺動バー5の下端部にステー22、22を対向して取付け、ステー22、22間に追随具4のV形プーリ4aが挟持されるように取付けられている。ステー22、22の先端部には、一対のガイド板4c,4cが形成されていて、金属めっき板2の端部のガイドを容易におこなえるようにしている。また、V形プーリ4aにはエアー経路からエアーが吹き付けられてV形プーリ4aの冷却を図るようにしてある。図1において、矢印イはエアー供給路を示している。
【0016】
図2に示すように、ステー22には、ブラケット23が取付けられ、対向するブラケット23、23にエアー吹き出し手段3が取付けられている。エアー吹き出し手段3は立方体状の取付けベース24に筒形のノズル3aを一体的に付設し、ホース17からの圧力エアーが取付けベース24の内部経路をへてノズル3aからエアーを吹き出すようにしたものである。ノズル3aの開口形状は、追随具4のV溝4bに略合致する山形先端縁3bと、山形先端縁3bに略平行となる山形後端縁3cとを備えていて、ノズル3aの長さ方向における任意の位置における横断面形状は略等しくなっている。更に、山形先端縁3bと山形後端縁3cとを結ぶノズル開口縁3dは一つの面内に形成されるものであり、このノズル開口縁3dを金属めっき板2の側端面2aに略平行になるように固定している。このような固定は取付け軸26の端部のナットの緩め及び締め付けによっておこなわれる。
【0017】
しかして、揺動バー5は軸6の廻りに回動して金属めっき板2の板厚方向に揺動し、揺動バー5に付設されているV形プーリ4a及びエアー吹き出し手段3は金属めっき板2の板厚方向の移動に対して充分に追随するのである。このように、エアー吹き出し手段3を金属めっき板2の側端部に常に追随させることができ、金属めっき板2の側端面に付着した余剰めっき液aを良好に処理することができるのである。かかる場合、V形プーリ4aにエアー吹き出し手段3が近接して、より一層追随性を高めるのである。
【0018】
又、ノズル3aの先端縁の山形先端縁3cは、金属めっき板2の側端部に追随するV形プーリ4aのV溝4bの形状に略一致していて、V形プーリ4aにエアー吹き出し手段3のノズル3aを充分に近接させることができるのである。しかして、V形プーリ4aの追随具4を金属めっき板2に追随させるのと同様に金属めっき板2の側端面2aにノズル3aを追随させて所定の位置に位置させることができ、ノズル3aから所定の風量及び風速にてエアーを金属めっき板2の側端面2aに吹き付けることができ、エアーの吹き付けによって側端面2aの余剰めっき液aを滑面に均して、従来のように滴下玉状体(メタル玉)を形成するのを確実に防止するものである。更に、滴下玉状体(メタル玉)によってロール成形機の成形型を損傷することがなく、又、金属めっき板2の耳部を切断して除去する必要もなく、歩留まりを高め、金属めっき板2をコイル状に巻いたフープ材の商品の格を高めることができるものである。又、エアーはノズル3aから斜め上方(例えば、45°の角度)に向けて吹き出されるのであり、滴下玉状体(メタル玉)が生じるのを、一層、効果的に抑制するものである。図6において、金属めっき板2の巻き取り初期Xにおいて滴下玉状体(メタル玉)Dが多く連続しているのが判る。本発明の処理装置を使用したY域においては、滴下玉状体(メタル玉)が生じていなくてめっき液が側端面に定着しているのが判る。
【0019】
更に、ノズル3aの山形先端縁3bと山形後端縁3cとが略平行となって山形先端縁3bを備えたノズル3aからのエアーの吹き出しを安定化させるのであり、かつ、ノズル開口縁3dを金属めっき板2の側端面2aに略平行にしていることから、金属めっき板2の側端面2aに対して、一層、安定的にエアーの吹き付けをおこなうことができるものである。
【0020】
ところで、エアー吹き出し手段3は、めっき浴1の液面1aとは間隔dを隔てて上方に設置してあり、かつ、ノズル3aを付設した取付けベース24は、ブラケット23における長孔25において前後移動及び取付け軸26の周りに回動自在に構成してあって、ノズル3aを金属めっき板2の側端面2aに近接・離間自在に、かつ、回動自在に構成しているのである。
【0021】
しかして、エアー吹き出し手段3はめっき浴1の液面1aから間隔dが隔てられた位置に設けてあることから、めっき浴1より上昇されて放熱されてやや冷却された金属めっき板2の側端面2aの余剰めっき液aに対してエアーを吹き付けることができるものである。
【0022】
更に、V形プーリ4aに対して、ノズル3aを付設した取付けベース24を長孔25の範囲で前後に移動及び取付け軸26の周りに回動させることで、ノズル3aの適正位置に位置調整をおこなうことができるものである。
【0023】
【発明の効果】
請求項1においては、めっき浴を通過して上方に引き上げられる金属めっき板の側端面に付着した余剰めっき液を処理する処理装置であって、金属めっき板の側端部に係合して金属めっき板の板厚方向に追随する追随具を設け、追随具の下方に金属めっき板の側端面に付着した余剰めっき液をエアーの吹き出しによって均すとともに冷却して固着するエアー吹き出し手段を追随具に設けてあるから、追随具は金属めっき板の側端部に係合して板厚方向に追従することができ、追随具に設けているエアー吹き出し手段を金属めっき板の側端面に常に追随させることができ、金属めっき板の側端面に付着した余剰めっき液をエアーの吹き出しによって均すとともに冷却して側端面に滑面状に定着させることができるのであり、従来のように、側端面において余剰めっき液が滴下玉状体(メタル玉)に連続的に形成されることがなく、滴下玉状体(メタル玉)によってロール成形機の成形型を損傷することがなく、又、金属めっき板の耳部を切断して除去する必要もなく、歩留まりを高め、金属めっき板をコイル状に巻いたフープ材の商品の格を高めることができるという利点がある。
【0024】
請求項2においては、請求項1の構成に加えて、追随具は、V溝において金属めっき板の側端部に係合するV形プーリであり、エアー吹き出し手段は筒形のノズルを備え、ノズルの開口形状は、追随具のV溝に略合致する山形先端縁と、山形先端縁に略平行となる山形後端縁とを備え、山形先端縁と山形後端縁とを結ぶノズル開口縁を金属めっき板の側端面に略平行にしているから、請求項1の効果に加えて、ノズルの先端縁の山形先端縁は、金属めっき板の側端部に追随するV形プーリのV溝の形状に略一致していて、V形プーリにエアー吹き出し手段のノズルを充分に近接させることができ、V形プーリの追随具を金属めっき板に追随させるのと同様に金属めっき板の側端面にノズルを追随させて所定の位置に位置させることができ、ノズルから所定の風量及び風速にてエアーを金属めっき板の側端面に吹き付けることができ、エアーの吹き付けによって側端面の余剰めっき液を滑面に均して、従来のように滴下玉状体(メタル玉)を形成するのを確実に防止することを、一層、確実におこなうことができるという利点がある。
【0025】
更に、ノズルの山形先端縁と山形後端縁とが略平行となって山形先端縁を備えたノズルからのエアーの吹き出しを安定化させ、かつ、ノズル開口縁を金属めっき板の側端面に略平行にしていることから、金属めっき板の側端面に対して、一層、安定的にエアーの吹き付けをおこなうことができるという利点がある。
【0026】
請求項3においては、請求項1又は2の構成に加えて、エアー吹き出し手段は、めっき浴の液面とは間隔を隔てて上方に設置し、ノズルを金属めっき板の側端面に近接・離間自在に、かつ、回動自在に構成しているから、請求項1又は2の効果に加えて、エアー吹き出し手段はめっき浴の液面から間隔が隔てられた位置に設けてあることから、めっき浴より上昇されて放熱されてやや冷却された金属めっき板の側端面の余剰めっき液に対してエアーを吹き付けることができ、ノズルを良好な位置及び向きに調整することができ、請求項1又は2の効果を、一層、高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略側面図である。
【図2】(a)は同上の部分拡大正面図、(b)は説明図である。
【図3】同上の部分拡大側面図である。
【図4】同上の説明図である。
【図5】同上の分解斜視図である。
【図6】同上の滴下玉状体(メタル玉)が生じている従来の状態と滴下玉状体(メタル玉)が生じていない状態を示す写真データをプリントアウトしたものの複写物である。
【図7】従来例を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略側面図、(c)は説明図である。
【符号の説明】
1 めっき浴
2 金属めっき板
2a 側端面
3 エアー吹き出し手段
3a ノズル
3b 山形先端縁
3c 山形後端縁
3d ノズル開口縁
4 追随具
4a V形プーリ
4b V溝

Claims (3)

  1. めっき浴を通過して上方に引き上げられる金属めっき板の側端面に付着した余剰めっき液を処理する処理装置であって、金属めっき板の側端部に係合して金属めっき板の板厚方向に追随する追随具を設け、追随具の下方に金属めっき板の側端面に付着した余剰めっき液をエアーの吹き出しによって均すとともに冷却して固着するエアー吹き出し手段を追随具に設けて成ることを特徴とする溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置。
  2. 追随具は、V溝において金属めっき板の側端部に係合するV形プーリであり、エアー吹き出し手段は筒形のノズルを備え、ノズルの開口形状は、追随具のV溝に略合致する山形先端縁と、山形先端縁に略平行となる山形後端縁とを備え、山形先端縁と山形後端縁とを結ぶノズル開口縁を金属めっき板の側端面に略平行にして成ることを特徴とする請求項1記載の溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置。
  3. エアー吹き出し手段は、めっき浴の液面とは間隔を隔てて上方に設置し、ノズルを金属めっき板の側端面に近接・離間自在に、かつ、回動自在に構成して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の溶融金属めっきの余剰めっき液の処理装置。
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