JP4523855B2 - ウェブ巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カセットテープ、ビデオテープまたはコンピュータ用データテープの磁気テープなどに使用するウェブの巻取装置に関する。
この種のウェブ巻取装置としては、特許文献1に示すように、ウェブを第1の巻取芯に搬送して第1の巻取芯で所定長さだけ巻き取ったのちに、切断手段でウェブを幅方向に切断して、該切断箇所より搬送方向の上流側のウェブを第2の巻取芯で巻き取るものが知られている。特許文献1では、切断したウェブの端部に空気を吹き付けることで、エアー圧によって前記切断箇所より搬送方向の上流側のウェブを第2の巻取芯の外周面に押し付けて、ウェブを第2の巻取芯に巻き取らせている。
特開2002−362798号公報(図1−3) 特開昭61−178353号公報(第2−3頁)
前記ウェブ巻取装置においては、生産効率の向上の観点から巻き取り速度の高速化が要求されており、また磁気テープなどでは、記録容量を多くするために厚さ寸法を小さくする傾向にある。ところが、特許文献1のウェブ巻取装置では、厚さ寸法の小さいウェブを高速で巻き取る場合、空気が巻き込まれ易いことでウェブに皺が生じ易く、またエアー圧によってウェブの幅方向の切断終端部に生じる張力でウェブが引きちぎられて、ウェブが捲れたりするといった問題がある。
しかも、片面のみに塗布層を設けたウェブでは、ウェブが塗布面側にカールし易いために、エアー圧でウェブを第2の巻取芯の外周面に完全に押し付けることが困難であり、ウェブの捲れなどが生じ易いことになる。特に厚さ寸法が6μm以下のウェブや、ウェブの搬送速度が250m/min以上にした場合には、ウェブの皺や捲れを生じないようにするのは困難であった。
これに対して、特許文献2では、界面活性剤水溶液を布やスポンジなどに含ませてウェブに塗布し、塗布後のウェブを第2の巻取芯の外周面に押し付けることで、ウェブを第2の巻取芯に密着させて巻き取らせている。
特許文献2では、空気の巻き込みがほとんどなく、またウェブの幅方向の切断終端部に張力が生じにくいが、布やスポンジなどが巻取芯やウェブに接触するためにドロップアウト等の品質欠陥が生じ易い。しかも、界面活性剤水溶液をウェブに付着させたまま製品化すると環境などに悪影響を与えるため、巻き取り後に界面活性剤水溶液を無害化する処理などが必要になる。
そこで本発明の目的は、ウェブにドロップアウト等の品質欠陥が生じ難いうえに、巻き取り後に無害化の処理などを必要としないウェブ巻取装置を提供することにある。
本発明が対象とするウェブ巻取装置は、図1に示すように、ウェブ2を第1の巻取芯3に搬送して第1の巻取芯3で所定長さだけ巻き取ったのちに、切断手段9でウェブ2を幅方向に切断して、該切断箇所より搬送方向の上流側のウェブ2を第2の巻取芯5で巻き取っている。
本発明は、ウェブ2での前記切断箇所の近傍であって該切断箇所より搬送方向の上流側に水34を吹き付ける噴射手段10を有しており、噴射手段10がウェブ2に水34を吹き付ける時間としては、ウェブ2において水34の付着した部分の長さ寸法が第2の巻取芯5の外周の数周分の寸法になる時間に設定されており、ウェブ2において第2の巻取芯5と接する側に水34を付着させた状態で、該ウェブ2を第2の巻取芯5に巻き付けることを特徴とする。水34は、前記切断箇所より搬送方向の下流側にも付着してもよい。
具体的には、噴射手段10は、霧状の水34をウェブ2の幅方向に扇状に広げた状態で吹き付けるスプレーノズル37からなる。ここでのスプレーノズル37は、ウェブ2の幅寸法に応じてウェブ2の幅方向に1又は複数個配される。スプレーノズル37を複数個配する場合には、ウェブ2上で水34が弾かれることを考慮して、塗布を均一にするためにウェブ2に吹き付けられる水34の範囲が隣り合うスプレーノズル37どうしで重なり合うように、スプレーノズル37間の間隔が設定される。
上記の構成に加えて、本発明ではさらに、噴射手段10での水34の吹き付けと、切断手段9でのウェブ2の切断とのタイミングをウェブ2の搬送速度に合わせて制御する制御手段50を設ける。この制御手段50はウェブ2の搬送速度に基づいて、前記水が吹き付けられたウェブ2の箇所が切断手段9の切断ナイフ25(図3参照)の対向位置に到達するまでの到達時間を求め、前記到達時間が経過した時に、切断ナイフ25でウェブ2を切断するように、ウェブ2の切断タイミングを制御する。水34は純水であることが好ましい。
本発明によれば、第2の巻取芯5の外周面に付着した水34によって第2の巻取芯5の外周面へのウェブ2の密着が良好に行われて、ウェブ2を滑らせることなく第2の巻取芯5に確実に巻き取らせることができる。第2の巻取芯5への水34の付着は吹き付けによって非接触で行われるために、布やスポンジなどに水34を含ませてウェブ2に塗布する場合に比べてウェブ2にドロップアウト等の品質欠陥が生じ難い。しかも、水34を使うので環境への悪影響がない。
スプレーノズル37によって霧状の水34をウェブ2の幅方向に扇状に広げた状態で吹き付けると、ウェブ2の幅方向に水34をムラなく付着させることができる。
水34の吹き付けとウェブ2の切断とのタイミングをウェブ2の搬送速度に合わせて制御すると、ウェブ2の切断箇所に水34を的確に吹き付けることができて、第2の巻取芯5の外周面へのウェブ2の密着を確実に行うことができる。
図面は、本発明が対象とするウェブ巻取装置の実施例を示している。図1に示すようにウェブ巻取装置1は、コーティングやキュアリングなどの処理後のウェブ2を第1の巻取芯3で予め設定した所定長さだけ巻き取ったのちに、ウェブ2を幅方向に切断して、該切断箇所より搬送方向の上流側のウェブ2を第2の巻取芯5で巻き取っている。
つまり、ウェブ巻取装置1は、第1の巻取芯3および第2の巻取芯5を回転自在に支持するターレットアーム6と、ウェブ2を切断する際に第2の巻取芯5にウェブ2を押し当てて密着させる押し当て手段7と、ウェブ2を切断する切断手段9と、ウェブ2に霧状の純水を吹き付ける噴射手段10とを有する。押し当て手段7は、第2の巻取芯5よりもウェブ2の搬送方向の上流側に位置しており、切断手段9は、第2の巻取芯5よりもウェブ2の搬送方向の下流側に位置する。噴射手段10は、押し当て手段7よりもウェブ2の搬送方向の上流側に位置する。
ターレットアーム6は、その中央部にガイドアーム11が直交状に配されるとともに、中央寄りに一対の押圧用アーム12・12が配される。ガイドアーム11の両端には、ウェブ2をガイドするためのガイドローラ13がそれぞれ配される。押圧用アーム12・12には、ウェブ2を巻取芯3・5の外周面側に押し付けるためのタッチローラ15がそれぞれ設けられており、タッチローラ15によって巻き取り中のウェブ2に空気が巻き込まれないようにしている。ターレットアーム6の中央部は、図外のターレット支持台に回転可能に支持される。押圧用アーム12・12は、ターレットアーム6に揺動可能に支持される。タッチローラ15・15は、図外の圧力調節部材で押圧力が調節される。
押し当て手段7は、支持体16に揺動可能に支持した揺動アーム17と、第2の巻取芯5にウェブ2を押し当てて密着させるタッチローラ19と、タッチローラ19の押し当て力を調節する空気圧または油圧式の圧力調節部20と、ウェブ2をガイドするためのガイドローラ21・22とを有し、タッチローラ19と圧力調節部20とガイドローラ21・22とが揺動アーム17に支持される。
揺動アーム17は、図外の駆動機構で揺動駆動される。圧力調節部20は、アーム20aを介してタッチローラ19に接続される。第2の巻取芯5は、タッチローラ19でウェブ2を第2の巻取芯5に押し当てたときには、ウェブ2の搬送に伴って回転する。
切断手段9は、支持体16に揺動可能に支持された揺動アーム23と、図3に示すように刃部をくの字状に形成した切断ナイフ25と、切断ナイフ25の基端を支持する台座26と、台座26が取り付けられたエンドレスベルト27と、エンドレスベルト27が掛け渡されてエンドレスベルト27を正方向あるいは逆方向に回転駆動する一対の駆動用プーリ29・29と、ウェブ2をガイドするためのガイドローラ30・31と、切断ナイフ25の往復移動を正確に行わせるために台座26をガイドするレール32とを有する。一方の駆動用プーリ29は、駆動モータ33によって駆動される。
駆動用プーリ29・29とガイドローラ30・31と駆動モータ33とレール32とが揺動アーム23に支持される。エンドレスベルト27とレール32とは、第2の巻取芯5の軸心に対して平行になるよう配されており、切断ナイフ25は、第2の巻取芯5の軸方向すなわちウェブ2の幅方向に往復移動してウェブ2を切断する(図4参照)。切断ナイフ25は、台座26に対して着脱自在になっている。揺動アーム23は、図外の駆動機構で揺動駆動される。
噴射手段10は、図2に示すように、純水34を貯蔵する水タンク35と、エアーコンプレッサなどからなる圧縮空気の供給源36と、純水34をウェブ2に噴射する複数個のスプレーノズル37と、圧縮空気を各スプレーノズル37に供給する第1・2の空気通路39・40と、圧縮空気を水タンク32に供給する第3の空気通路41と、水タンク35内の純水34を各スプレーノズル37に圧送する水通路42とを有する。
純水34は、不純物がきわめて少ないものが好ましいが、ウェブ2を磁気テープなどに加工したときにドロップアウトなどの不良が生じない程度の不純物であれば含まれていてもよい。
水通路42は、その中間に純水の流量を調節するバルブ43を配しており、スプレーノズル37内の不図示のニードル弁を介して水噴射口37aに接続される。第1の空気通路39は、その中間に減圧弁44と、圧縮空気の送給制御を行う電磁弁45とを配しており、前記ニードル弁を駆動する不図示の空気シリンダに接続される。第2の空気通路40は、その中間に圧縮空気の送給制御を行う電磁弁46と、減圧弁47と、圧縮空気の流量を調節するバルブ48とを配しており、水噴射口37aに接続される。第3の空気通路41には減圧弁49を配している。電磁弁45・46は制御部50に接続される。
そして、電磁弁45・46が開かれることで、前記ニードル弁が開かれて純水34が水噴射口37aへ圧送され、その純水34が水噴射口37aにおいて圧縮空気で粉砕されて水噴射口37aから微細な霧状の粒子となって噴出する。水噴射口37aから噴出した霧状の純水34は、ウェブ2に吹き付けられて付着する。断面メガホン形状のカバー51がスプレーノズル37の先端部に配されており、カバー51によって霧状の純水34がウェブ2の搬送方向に広がり過ぎることが防がれる。カバー51の内面に飛び散った純水34は、カバー51の開口部の下端に設けた堰51bで受け止められて排水口51aから排水される。
各スプレーノズル37は、霧状の純水34がウェブ2の幅方向に扇状に広がった状態でウェブ2に吹き付けられるよう設定してあり、またウェブ2の幅方向に所定間隔をあけて直線状に並べて設けてある。これにより、純水34は、ウェブ2の幅方向に満遍なく吹き付けられる。スプレーノズル37の配置数は、ウェブ2の幅寸法に合わせて設定される。各スプレーノズル37間の間隔は、塗布を均一にするためにウェブ2に吹き付けられる純水34の範囲が隣り合うスプレーノズル37どうしで重なり合うように設定するのが好ましい。
支持体16は、図1に示すように、スプレーノズル37よりウェブ2の搬送方向の上流側に4個のガイドローラ52・53・55・56が配され、スプレーノズル37よりウェブ2の搬送方向の下流側にガイドローラ57が配される。
制御部50は、不図示のセンサによってウェブ2の搬送速度や第1の巻取芯3でのウェブ2の巻き取り量などを検出しており、第1の巻取芯3での巻き取り量が所定長さになったときに電磁弁45・46を開いて、各スプレーノズル37から純水34を所定時間だけ噴出させる。前記所定時間は、ウェブ2において純水34の付着した部分の長さ寸法が第2の巻取芯5の外周の数周分の寸法になるよう設定してある。これによって、第2の巻取芯5の外周面全体に純水34が確実に付着して、第2の巻取芯5でのウェブ2の良好な巻き取りが行われる。
制御部50は、噴射手段10での純水34の吹き付けと、切断手段9でのウェブ2の切断とのタイミングをウェブ2の搬送速度に合わせて制御する。つまり、制御部50は、ウェブ2の搬送速度に基づいて、純水34が吹き付けられたウェブ2の箇所が切断ナイフ25の対向位置に到達するまでの到達時間を求め、前記到達時間が経過した時に切断手段9の駆動用プーリ29を駆動して、切断ナイフ25でウェブ2を切断する。
すなわち、制御部50は、切断ナイフ25によるウェブ2の切断箇所の近傍であって該切断箇所より搬送方向の上流側に純水34が吹き付けられるよう制御を行う。なお、前記到達時間は、ウェブ2の搬送速度に対応する到達時間のデータを予めマップとして記憶しておいて、このマップからウェブ2の搬送速度に基づいて到達時間を求めてもよい。前記切断箇所より搬送方向の下流側に純水34が付着してもよい。つまり、無害の純水34であるために、純水34が付着した状態でウェブ2が第1の巻取芯3に巻き取られて製品化されても製品不良などは生じない。
前記ウェブ巻取装置1の動作を説明すると、押し当て手段7の揺動アーム17と切断手段9の揺動アーム23とが図1の仮想線に示す待避位置に移動した状態で、ウェブ2は、不図示のウェブ繰出装置から繰り出されてコーティングなどの処理が行われたのち、第1の巻取芯3に搬送されて巻き取られている。つまり、ウェブ2は、ガイドローラ52・53・55・56・57、押し当て手段7のガイドローラ21・22およびターレットアーム6のガイドローラ13を介して第1の巻取芯3に搬送される。第1の巻取芯3では、ターレットアーム6のタッチロール15でウェブ2が第1の巻取芯3の外周面側に押し付けられている。
第1の巻取芯3でのウェブ2の巻き取り量が所定長さになったときには、押し当て手段7の揺動アーム17が、図1の実線に示す位置に揺動して、タッチローラ19がウェブ2を介して第2の巻取芯5に押し当たり、さらに切断手段9の揺動アーム23が、図1の実線に示す位置に揺動して、ウェブ2が第2の巻取芯5の外周面に巻き付いたのち、切断手段9のガイドローラ30・31およびターレットアーム6のガイドローラ13を介して第1の巻取芯3に搬送される(図1の状態)。このとき、切断手段9の切断ナイフ25は、図3に示すようにウェブ2の側方で待機している。
次に、電磁弁45・46が開かれて各スプレーノズル37から純水34が所定時間だけウェブ2に吹き付けられ、この電磁弁45・46を開いてから前記到達時間が経過した時に切断手段9の駆動用プーリ29・29が駆動されて、切断ナイフ25でウェブ2が切断される。このとき、前記切断箇所より上流側のウェブ2には純水34が付着しており、タッチローラ19がウェブ2を第2の巻取芯5に押し当てることで、純水34によってウェブ2の切断端部分が第2の巻取芯5の外周面にしっかりと密着して、ウェブ2の切断端より搬送方向の上流側が第2の巻取芯5にしっかりと巻き付く。
これにより、ウェブ2の搬送速度を維持したまま第2の巻取芯5でのウェブ2の巻き取りが継続される。ウェブ2の巻き取りが完了した第1の巻取芯3は、ターレットアーム6から外されて、ターレットアーム6に空の巻取芯が新たに取り付けられる。なお、切断ナイフ25でのウェブ2の切断速度は、ウェブ2の搬送速度よりも充分に速く速度設定してある。
前記ウェブ2の切断後には、駆動用プーリ29・29が駆動されて、切断ナイフ25が待避位置に戻り、切断手段9の揺動アーム23が前記待避位置に戻る。次に、ターレットアーム6の押圧用アーム12(図1では左側)が揺動して、タッチロール15がウェブ2を第2の巻取芯5の外周面側に押し付ける。次いで、押し当て手段7の揺動アーム17が前記待避位置に戻ったのちに、ターレットアーム6が時計回りに回転して、第2の巻取芯5が図1の第1の巻取芯3の位置に移動し、そのまま第2の巻取芯5でのウェブ2の巻き取りが継続される。
前述のように切断ナイフ25でウェブ2が切断され始めると、その切断部分は張力を失うことになるが、霧状に吹き付けられた純水34によってウェブ2の切断部分は第2の巻取芯5の外周面に付着していき、ウェブ2が完全に切断されたときには、前記切断端部は全面的に第2の巻取芯5の外周面に均等に押しつけられ、捲れや皺が発生することなくウェブ2の搬送速度を維持した状態でそのまま第2の巻取芯5にウェブ2が巻き取られる。
本発明のウェブ巻取装置において、ウェブ2の搬送速度を100m/min、200m/min、300m/minと変化させるとともに、各ウェブ2の搬送速度でウェブ2の厚み寸法を4.5μm、6μm、12μmとそれぞれ変化させて、ウェブ2に捲れや皺が発生したか否かをそれぞれテストした。なお、ウェブ2の幅寸法は1016mmである。
このテストにおいて、前記ウェブ2の各搬送速度でウェブ2の厚み寸法を変化させても、ウェブ2には捲れや皺が発生しないことが確認できた。
本発明に係るウェブ巻取装置の概略構成図である。 噴射手段の概略構成図である。 切断手段の斜視図である。 切断ナイフでのウェブの切断状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ウェブ巻取装置
2 ウェブ
3 第1の巻取芯
5 第2の巻取芯
9 切断手段
10 噴射手段
34 純水
37 スプレーノズル

Claims (3)

  1. ウェブを第1の巻取芯に搬送して前記第1の巻取芯で所定長さだけ巻き取ったのちに、切断手段で前記ウェブを幅方向に切断して、該切断箇所より搬送方向の上流側のウェブを第2の巻取芯で巻き取るウェブ巻取装置において、
    前記ウェブでの前記切断箇所の近傍であって該切断箇所より搬送方向の上流側に水を吹き付ける噴射手段と、
    前記噴射手段での前記水の吹き付けと前記切断手段での前記ウェブの切断とのタイミングを前記ウェブの搬送速度に合わせて制御する制御手段とを有しており、
    前記噴射手段が前記ウェブに前記水を吹き付ける時間としては、前記ウェブにおいて前記水の付着した部分の長さ寸法が前記第2の巻取芯の外周の数周分の寸法になる時間に設定されており、
    前記ウェブにおいて前記第2の巻取芯と接する側に前記水を付着させた状態で、該ウェブを前記第2の巻取芯に巻き付ける一方
    前記制御手段は、前記ウェブの搬送速度に基づいて、前記水が吹き付けられた前記ウェブの箇所が前記切断手段の切断ナイフの対向位置に到達するまでの到達時間を求め、前記到達時間が経過した時に、前記切断ナイフで前記ウェブを切断するように、前記ウェブの切断タイミングを制御することを特徴とするウェブ巻取装置。
  2. 前記噴射手段は、霧状の水を前記ウェブの幅方向に扇状に広げた状態で吹き付けるスプレーノズルからなる請求項1記載のウェブ巻取装置。
  3. 前記水が純水である請求項1又は2記載のウェブ巻取装置
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