JP4035822B2 - 音声データ編集装置、音声データ編集方法及び音声データ編集プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は音声データ編集装置に関し、例えばパーソナルコンピュータを用いて音楽データを複数のトラックに分割する場合に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パーソナルコンピュータにおいては、アナログオーディオ機器から供給される録音対象のアナログ音声信号を、外付けのオーディオデバイスもしくは内蔵されたサウンドカードを介してディジタル変換することにより音声データを生成し、当該生成した音声データを内部のハードディスク等に記録するようになされたものがある(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
http://www.Japan.steinberg.net/products/clean4/img/example.jpg
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
かかる構成のパーソナルコンピュータにおいては、記録した音声データに対し、ユーザが例えば曲単位等の任意のトラックに分割する編集操作を行い得るようになされている。
【0005】
この場合パーソナルコンピュータにおいては、録音した音声データの波形を所定の録音編集画面上に表示する。ユーザは録音した音声データを再生しながら、録音編集画面上で当該音声データの波形の任意の位置をマウス等で指定することにより、トラックの分割点をパーソナルコンピュータに入力するようになされている。
【0006】
さらにパーソナルコンピュータにおいては、分割後の各トラックのトラック番号や演奏時間等の各種情報を、録音編集画面上のトラックリストに表示するようになされている。
【0007】
ところがかかる構成のパーソナルコンピュータにおける録音編集画面では、入力された分割点に応じて、単に音声データの波形に分割点のアイコンが付されるのみであり、トラックの分割状態や個々のトラックの時間長、各トラック相互の順序関係等をユーザに対して直感的に表示し得ないという問題があった。
【0008】
またかかる構成のパーソナルコンピュータにおける録音編集画面では、音声データの波形上の各トラックと、トラックリストに表示された各トラックの各種情報との関連を、ユーザに対して直感的に表示し得ないという問題があった。
【0009】
さらにかかる構成のパーソナルコンピュータにおける録音編集画面では、トラックの順序を変更する場合にも、直感的な操作を行い得ないという問題があった。
【0010】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、簡易な操作で直感的に音声データの編集を行い得る音声データ編集装置を提案しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、編集対象の音声データを複数のトラックに分割する音声データ編集装置において、トラックを示すトラック表示子を表示するため、第1の座標軸がトラックのトラック番号に対応し、当該第1の座標軸に直交する第2の座標軸が上記音声データの時間軸に対応するトラック表示子表示領域を表示する表示領域表示手段と、トラック表示子を、トラック表示子表示領域の第1の座標軸における当該トラックのトラック番号と対応する位置に、第2の座標軸における当該トラックの開始時間から終了時間までの範囲で表示するトラック表示子表示手段とを具え、トラック表示子表示手段は、トラックを第1のトラックと第2のトラックに分割するための分割指示が入力された場合、分割指示に応じて第2の座標軸方向に表示された所定の分割点を基点としてトラック表示子を分割し、分割点以前の前半トラック表示子部分を第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と対応する位置で、かつ前半トラック表示子部分の後端部が分割後における第1のトラックの終了時刻となるように当該前半トラック表示子部分を第 2 の座標軸方向の対応する位置に表示し、分割点以降の後半トラック表示子部分を第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と異なる第2のトラック番号と対応する位置で、かつ後半トラック表示子部分の前端部が分割後における第2のトラックの開始時刻となるように当該後半トラック表示子部分を第2の座標軸方向の対応する位置に表示するようにした。
【0012】
この結果、ユーザに対し分割するトラックの前半のトラック番号、トラック表示子の終了時間、後半のトラック表示子の開始時間及びトラック番号を直感的に通知させることができる。
【0013】
またトラック表示子表示手段は、トラック表示子に対する第1の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応するトラックのトラック番号を変更するとともにトラックの順序を変更し、さらにトラック表示子を当該変更されたトラック番号及び順序に応じた位置に移動して表示するようにした。
【0014】
これにより、ユーザに対し、直感的な操作で容易にトラックの順序を変更させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0016】
(1)パーソナルコンピュータの全体構成
図1において、1は全体として本発明を適用した音声データ編集装置としてのパーソナルコンピュータを示し、各種情報処理を実行するパーソナルコンピュータ本体(以下、これをパソコン本体と呼ぶ)2に対して、モニタ3、キーボード4及びマウス5が接続されている。
【0017】
またパソコン本体2には、マイクロホン6、ライン入力ケーブル7及びスピーカ8が接続されている。パソコン本体2は、マイクロホン6を介して集音したアナログ音声信号や、テープレコーダ等の外部のアナログオーディオ機器からライン入力ケーブル7を介して入力したアナログ音声信号をディジタル変換して音声データを生成(すなわち録音)する。そしてパソコン本体2はユーザ操作に応じて、録音した音声データに対し適宜分割や結合等の各種編集処理を施した後、当該音声データを音声データファイルとして、内蔵するハードディスクドライブやCD−RW(Compact Disk-ReWritable )ドライブに挿入されたCD−RWディスク等の記録媒体に出力(すなわち記録)するとともに、記録した音声データファイルをスピーカ8を介して出力するようになされている。
【0018】
さらにパソコン本体2には、高精度なディジタル変換処理を行うUSB(Universal Serial Bus)オーディオデバイス9がUSB接続されており、外部のアナログオーディオ機器から供給されるアナログ音声信号を当該USBオーディオデバイス9でディジタル変換してパソコン本体2に入力することにより、より高い品質で音声データファイルを録音したり、当該録音した音声データファイルをUSBオーディオデバイス9でアナログ変換することにより、当該音声データファイルをより高い品質でアナログ音声信号に復元し得るようになされている。
【0019】
これに加えてパソコン本体2には、モデム10がUSB接続されており、インターネット上の他のパーソナルコンピュータや各種サーバ等の情報処理装置との間でデータ通信を行い得るようになされている。
【0020】
次に、パソコン本体2の回路構成を図2を用いて詳細に説明する。パソコン本体2においては、当該パソコン本体2を統括制御するCPU(Central Processing Unit )11に対し、各種プログラムを実行するワークエリアとしてのメモリ12、モニタ3に対する表示信号を生成するビデオインターフェース13及びPCI(Peripheral Component Interconnect )ブリッジ14が、CPUバス15を介して接続されている。
【0021】
またPCIブリッジ14には、IDE(Integrated Drive Electronics)インターフェース16、オーディオインターフェース17及びUSBインターフェース18がPCIバス15を介して接続されている。
【0022】
IDEインターフェース16には、CPU11によって実行されるオペレーティングシステムや録音編集管理プログラム等の各種アプリケーションプログラムを格納したハードディスクドライブ19と、CD−RWドライブ20とが接続されており、IDEインターフェース16はハードディスクドライブ19及びCD−RWドライブ20に対するアクセス制御を行う。
【0023】
オーディオインターフェース17には、マイクロホン6、ライン入力ケーブル7及びスピーカ8が接続されている。オーディオインターフェース17は、マイクロホン6及びライン入力ケーブル7から入力されるアナログ音声信号をディジタル変換して音声データを生成し、これをPCIバス15に送出するとともに、当該PCIバス15から供給される音声データをアナログ変換してアナログ音声信号を生成し、スピーカ8を介して出力する。
【0024】
USBインターフェース18には、キーボード4、マウス5、USBオーディオデバイス9及びモデム10が接続されている。USBインターフェース18は、ユーザ操作に応じてキーボード4及びマウス5から供給される操作信号をPCIバス15に送出するとともに、USBオーディオデバイス9との間のディジタル音声データの送受、及びモデム10との間の送受信データの送受を管理する。
【0025】
そしてCPU11は、パソコン本体2の電源投入に応じてハードディスクドライブ19からオペレーティングシステムを読み出し、メモリ12に展開して実行する。そしてCPU11はオペレーティングシステムの実行環境下において、ユーザによるキーボード4及びマウス5の操作に応じてハードディスクドライブ19から各種アプリケーションプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現するようになされている。
【0026】
(2)録音編集管理プログラム
上述したようにこのパーソナルコンピュータ1においては、ハードディスクドライブ19に格納された録音編集管理プログラムをCPU11が読み出して実行することにより、音声データの録音、分割や結合、及びハードディスクドライブ19やCD−RWディスクに対する音声データファイルの出力といった録音編集処理を実行するようになされている。
【0027】
録音編集管理プログラムの構成を図3に示す。GUI部30は、録音編集管理プログラムの各種操作画面をモニタ3に表示するとともに、ユーザによるキーボード4及びマウス5の入力操作に応じた操作命令を生成し、録音再生制御部31及びプロジェクト管理部32に送出する。
【0028】
録音再生制御部31は、GUI部30から送出された操作命令に応じて音声データの録音及び再生を制御する。すなわち録音再生制御部31は、ユーザの操作に応じてGUI部30から録音命令が供給されると、オーディオデバイス33(USBオーディオデバイス9及びオーディオインターフェース17、並びにこれらにアクセスするためのソフトウェアモジュール)から供給される音声データを受け取って音声データ管理部34に送出する。
【0029】
音声データ管理部34は、ハードディスクドライブ19に対する音声データファイルMfの読み書き及び曲リスト記憶部36に対する曲情報の読み書きを管理する。すなわち音声データ管理部34は、録音再生制御部31から供給される音声データを音声データファイルMfとしてハードディスクドライブ19に保存する。このとき音声データ管理部34は当該音声データを複写して曲間検出部37に送出する。
【0030】
ノイズ除去処理部38は曲間検出部37から音声データを取得し、音声データに対してノイズ除去処理を施すことにより本来無音部分である箇所に含まれているノイズを除去して当該無音部分を明確にした後、曲間検出部37に返送する。曲間検出部37は、このノイズが除去された音声データに対し、無音部分に基づいて曲間を自動検出し、当該曲間位置を示す分割点情報をプロジェクト管理部32に送出する。
【0031】
プロジェクト管理部32は、録音編集管理プログラムが取り扱うデータの集合体であるプロジェクトPJを管理する。このプロジェクトPJは、音声データファイルMfと、当該音声データファイルMfについての各種情報を記憶したプロジェクトファイルPfと、曲リスト記憶部36から読み出した各曲の演奏時間やタイトル等でなる曲情報とで構成される。
【0032】
プロジェクト管理部32は、曲間検出部37から供給された分割点情報に基づいて、分割点で分割された曲(すなわちトラック)それぞれの開始時間及び終了時間をプロジェクトファイルPfに記入する。
【0033】
さらにGUI部30は、ハードディスクドライブ19に記録された音声データファイルMfの各トラックの波形を、モデム10(図1)を介してインターネット上のアルバム情報検索サービス39(例えばムードロジック(商標)等)を提供している情報提供サーバに送信する。
【0034】
ここで情報提供サーバは、予めアルバムのタイトル及び曲数、各トラックのタイトル、演奏時間及びその波形等からなる多数のアルバム情報を保持している。アルバム情報検索サービス39は、GUI部30から送信された波形を用いて当該アルバム情報を検索し、当該波形に合致するトラックのタイトル及び演奏時間をGUI部31に返送する。
【0035】
そしてGUI部31は、送信した波形に応じて情報検索サービス39から返送されたトラックのタイトル及び演奏時間をプロジェクトファイルPfの該当部分に記入するとともに、後述する録音編集画面60のトラックリスト表示領域76(図12)にトラックのタイトル及び演奏時間を表示する。
【0036】
図4にプロジェクトファイルPfの記述例を示す。プロジェクトファイルPfはXML(eXtensible Markup Language)言語を用いて記述されており、各トラックの開始時間及び終了時間(track start 及びend )、各トラックのタイトルやアーティスト名(name、artist)、当該プロジェクトファイルPfの参照元音声データファイルのMfのファイル名(soundfile src )等が記入される。このようなプロジェクトファイルPfで用いられるタグの例を図5に示す。
【0037】
また録音再生制御部31は、ユーザの操作に応じてGUI部30から再生命令が供給されると、これに応じて音声データ管理部34を制御し、音声データファイルMfを読み出してオーディオデバイス33に出力する。
【0038】
次に、上述した録音編集管理プログラムの起動から音声データの記録、編集、記録媒体に対する出力までに至る一連の処理を、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
【0039】
パーソナルコンピュータ1のCPU11は、録音編集管理処理手順RT1の開始ステップから入ってステップSP1に移り、図7に示すオープニング画面50をモニタ3に表示する。
【0040】
このオープニング画面50の中央には、録音編集管理プログラムの一連の処理を開始させるための開始ボタン51が表示されているとともに、その右側にはオンラインユーザーガイドを表示させるためのユーザーガイドボタン52が表示されている。CPU11は、次のステップSP2においてユーザによる開始ボタン51のクリックを待ち受け、当該開始ボタン51がクリックされたことを確認すると次のステップSP3に移る。
【0041】
ステップSP3においてCPU11は、図8に示す入力選択画面54をモニタ3に表示する。この入力選択画面54の中央には、ライン入力ケーブル7をアナログ音声信号の入力端子として選択するためのライン入力選択ボタン54A、マイクロホン6をアナログ音声信号の入力機器として選択するためのマイク入力選択ボタン54B、及びUSBオーディオデバイス9を入力機器として選択するためのUSBオーディオデバイス選択ボタン54Cの、3つの入力選択ボタン54が表示されているとともに、その右側には、選択した入力端子又は機器を確定するための「進む」ボタン55が表示されている。
【0042】
CPU11は、次のステップSP4においてユーザによる入力選択操作を待ち受け、入力選択ボタン54A〜54Cのいずれかが選択された後「進む」ボタン55がクリックされたことを確認すると、次のステップSP5に移る。
【0043】
ステップSP5においてCPU11は、図9に示す録音編集画面60をモニタ3に表示する。この録音編集画面60上で、ユーザは様々な録音編集操作を行うことができるようになされている。
【0044】
録音編集画面60の中央には、入力選択画面54で選択された入力端子又は機器からの録音を開始するための録音開始ボタン61が表示されている。また、録音編集画面60の下半分を占めるパネルエリア62には、曲間の自動検出結果に応じて曲間の位置に自動で分割点マーク(後述する)を付加する自動マーキング機能に対して有効(すなわち実行)又は無効(すなわち非実行)を選択するための自動マーキング設定パネル63が表示されており、自動マーキングチェックボックス64をチェックすることにより自動マーキング機能が有効となる。
【0045】
ステップSP6においてCPU11は、ユーザによる録音開始ボタン61のクリックを待ち受け、当該録音開始ボタン61がクリックされたことを確認すると、次のステップSP7に移る。
【0046】
ステップSP7において、分割点表示子表示手段としてのCPU11は自動マーキング設定パネル63を消去し、これに代えて図10に示すようなトラックパネル70を録音編集画面60のパネルエリア62に表示した後、録音を開始する。
【0047】
トラックパネル70の上部には、録音時間の経過に対応して録音の開始から終了まで右方向に伸びていく、棒状の録音進捗バー71が表示される。この録音進捗バー71は、録音中においては赤色で表示され、録音が終了すると水色で表示される。
【0048】
録音進捗バー71の下方には、録音した音声データを複数のトラックに分割するための分割点マーク72を表示すべき、分割点マーク表示領域73が設けられている。この分割点マーク72は、自動マーキング機能が有効状態にある場合、録音編集管理プログラムによって曲間の無音部分に対して自動的に付加される。また分割点マーク72は録音終了後にユーザが手動で付加することもできる。
【0049】
分割点マーク表示領域73の下方には、各トラックの演奏時間および順序を視覚的に表すトラック表示子としてのセグメント74を表示するための、表示子表示領域としてのセグメント表示領域75が設けられている。また、セグメント表示領域75の左側には、各トラックのトラック番号、タイトル及び演奏時間を文字で表示するためのトラックリスト表示領域76が設けられている。
【0050】
このトラックリスト表示領域76には、GUI部30(図3)がアルバム情報検索サービス39から取得したトラックのタイトルが、当該トラックに対応するセグメント74と同じ段に自動的に表示される。またトラックリスト表示領域76においては、トラックのタイトルを手動で編集することもできる。
【0051】
また録音進捗バー71の下方には、当該録音進捗バー71、分割点マーク表示領域73及びセグメント表示領域75の時間軸を目盛状に表示した時間軸目盛77が設けられているとともに、当該時間軸目盛77の右上方には、時間軸目盛77のタイムスケールを拡大及び縮小するためのタイムスケール拡大ボタン78A及びタイムスケール縮小ボタン78Bが設けられている。
【0052】
図11(A)に示すように、セグメント74は録音時において録音進捗バー71に同期して右方向に伸びていく。
【0053】
そして、自動マーキング機能が有効状態にある場合、図11(B)に示すように分割点マーク72が無音部分に応じて自動付加されてトラックが分割されると、最初のトラックを表すセグメント74Aの伸びが分割点マーク72の位置で停止するとともに、当該セグメント74Aの一段下に、当該分割点マーク72を起点として、次のトラックを表すセグメント74Bが表示される。この新たなセグメント74Bも、録音進捗バー71に同期して右方向に伸びていく。
【0054】
このように自動マーキング機能が有効状態にある場合、セグメント表示領域75には録音の経過に応じて、自動分割されたトラックそれぞれを示すセグメント74A、74B、…が順次階段状に表示されていく。また、自動マーキング機能が無効状態にある場合には、セグメント74は自動分割されることなく、録音進捗バー71に同期して伸びていく。
【0055】
この録音状態において録音編集画面60(図9)には、録音開始ボタン61の代わりに録音終了ボタン(図示せず)が表示される。そして、この録音終了ボタンがクリックされたことを確認すると、CPU11は録音を停止する。
【0056】
この録音停止状態においてユーザは、トラックパネル70(図10)上で分割点マーク72を移動することによりトラックの分割位置を変更したり、新たな分割点マーク72を付加することによりトラックを再分割したり、分割点マーク72を消去することにより連続した2つのトラックを結合する等の編集処理を行うことができる。
【0057】
ここで、トラックパネル70に分割点マーク72が表示された状態においてはトラックの分割位置は確定されておらず、図11(C)に示すように、各セグメント74の端部は、その前後のセグメント74とそれぞれつながった状態で表示される。この状態のセグメントを未分割セグメントと呼ぶ。
【0058】
そして、録音編集画面60の「次に進む」ボタン65(図9)がクリックされたことを確認すると、CPU11はトラックの分割位置を確定する。すなわち図12に示すように、トラックパネル70には、分割が完了したセグメント74が、その端部が前後のセグメント74とつながらない状態で表示される。また、録音進捗バー71及び分割点マーク72は消去される。
【0059】
また、分割点マーク72が表示された状態(図10)において、当該分割点マーク72を右クリックすることよりポップアップメニュー(図示せず)を表示させ、当該ポップアップメニュー内で「分割する」メニューを選択することにより、各分割位置を個別に確定することもできる。この場合トラックパネル70には分割が完了したセグメントと未分割セグメントとが混在した状態で表示される。
【0060】
この状態においてユーザは各セグメント74を上下(矢印方向)に移動させることにより、各トラックの順序を変更することができる。すなわち、あるセグメント74を上に一段移動させると、当該セグメント74が示すトラックの順序が一つ繰り上がり、あるセグメント74を下に一段移動させると、当該セグメント74が示すトラックの順序が一つ繰り下がる。
【0061】
このようにしてトラックの順序が変更された後、録音編集画面60の出力ボタン66(図9)がクリックされたことを確認すると(図6のステップSP8)、CPU11は編集処理結果を確定して次のステップSP9に移る。
【0062】
ステップSP9においてCPU11は、図13に示す出力選択画面80をモニタ3に表示する。この出力先選択画面80の中央には、編集したトラックの出力先としてCD−RWドライブ20を選択するためのCD−RWドライブ選択ボタン81Aと、トラックの出力先としてハードディスクドライブ19を選択するためのハードディスクドライブ選択ボタン81Bとの2つの出力先選択ボタン81が表示されているとともに、その右側には、選択した出力先を確定して出力を開始するための開始ボタン82が表示されている。
【0063】
CPU11は、次のステップSP10においてユーザによる出力先選択操作を待ち受け、出力先選択ボタン82A又は82Bのいずれかが選択された後、開始ボタン82がクリックされたことを確認すると、次のステップSP11に移る。
【0064】
ステップSP11においてCPU11は、選択された出力先に対してトラックに対応した音声データファイルMfを出力し、次のステップSP12で録音編集管理処理を終了する。
【0065】
なお、CPU11は、トラックの出力先としてハードディスクドライブ19が選択された場合は、音声データファイルMfをWindows(R)標準のオーディオの録音/再生機能及びそのためのデータフォーマットであるWAVE形式ファイルに変換して出力し、トラックの出力先としてCD−RWドライブ20が選択された場合は、音声データファイルMfをCD−RあるいはCD−RWに録音するためのデータフォーマットに変換した後出力するようになされている。
【0066】
(3)録音編集画面の詳細な説明
上述したように録音編集画面60のトラックパネル70(図10)には、分割されたトラックそれぞれの演奏時間長および順序を視覚的に表すトラック表示子としてのセグメント74が、表示子表示領域としてのセグメント表示領域75に表示される。
【0067】
セグメント表示領域75においては、第2の座標軸としての横軸方向は、音声データの時間軸に対応しており、当該セグメント表示領域75の左側から右側に向かって時間が増加するように定義されている。そして各セグメント74は、対応するトラックの開始時間に相当する位置にその左端が表示され、対応するトラックの終了時間に相当する位置にその右端が表示される。これにより各セグメント74の長さは、当該セグメント74に対応するトラックの演奏時間を表す。
【0068】
またセグメント表示領域75においては、第1の座標軸としての縦軸方向は、セグメント74のトラック番号に対応しており、当該セグメント表示領域75の上側から下側に向かってトラック番号が増加するように定義されている。
【0069】
このためセグメント表示領域75においては、トラック番号1のセグメント74は常に当該セグメント表示領域75の左上端部に表示され、これに続いて、トラック番号2、3、……のセグメント74が順次左下がりの階段状に表示されていく。これによりトラックパネル70においては、各トラックの順序を、セグメント表示領域75に表示された各セグメント74の上下関係及び左右関係を通じて、ユーザに対して直感的に通知し得るようになされている。
【0070】
またセグメント表示領域75においては、分割が確定したセグメント(以下、これを分割セグメントと呼ぶ)と、未分割セグメントとが混在して表示される。そしてセグメント表示領域75においては、分割セグメントと未分割セグメントとを異なる色(例えば分割セグメントは緑色、未分割セグメントは青色)で表示することにより、セグメントの分割/未分割状態をユーザに対して直感的に通知し得るようになされている。
【0071】
さらにセグメント表示領域75においては、所定の時間長(例えば1秒)以下のセグメントの色を、他のセグメントとは異なる色(例えば赤色)で表示することにより、極端に短いトラックの存在をユーザに強調するようになされている。
【0072】
またセグメント表示領域75においては、各セグメント74を右クリックすることにより表示されるポップアップメニュー(図示せず)上で、当該セグメント74が対応するトラックに対して、トラックの音量を個別に調整するノーマライズ処理やノイズ除去処理等の、各種音声処理の実行を指定することができる。そしてセグメント表示領域75においては、これらの音声処理が施されたトラックのに対応するセグメントの色を他のセグメントとは異なる色で表示することにより、各種音声処理が施されたトラックの存在をユーザに強調するようになされている。
【0073】
さらにトラックパネル70のセグメント表示領域75においては、セグメント74を上下にドラッグアンドドロップすることにより、当該セグメント74に対応するトラックの順序を変更することができる。
【0074】
ここで、上述したようにトラックパネル70においては、分割セグメントと未分割セグメントとが混在して表示される。そして、移動元及び移動先のセグメントがともに分割セグメントである場合、当該移動元及び移動先のセグメントはそれぞれ独立して移動するのに対し、移動元あるいは移動先のセグメントが未分割セグメントである場合、当該未分割セグメントはその前後の未分割セグメントと一体となって移動する。
【0075】
まず、移動元及び移動先のセグメントがともに分割セグメントである場合におけるセグメント移動の様子を、図14を用いて説明する。
【0076】
図14(A)において、トラックパネル70のセグメント表示領域75には、6つの分割セグメント90A〜90Fが順に表示されている。この状態において、第2トラックに配置されている分割セグメント90Bを、分割セグメント90Eが配置されている第5トラックの位置までドラッグアンドドロップしたとする。
【0077】
この場合、移動元(分割セグメント90B)及び移動先(分割セグメント90E)がともに分割セグメントであることから、当該移動元及び移動先のセグメントはそれぞれ独立して移動する。すなわち図14(B)に示すように、移動元の分割セグメント90Bが移動先の分割セグメント90Eの次トラック(すなわち右下)に移動するとともに、分割セグメント90C、90D、90E及び90Bが前詰め(すなわち左上)に移動する。
【0078】
かくして移動元の分割セグメント90Bは、ドラッグアンドドロップ先の第5トラックに移動する。
【0079】
次に、移動元のセグメントが分割セグメントであり、移動先のセグメントが未分割セグメントである場合におけるセグメント移動の様子を、図15を用いて説明する。
【0080】
図15(A)において、トラックパネル70のセグメント表示領域75には、分割セグメント90A、90B及び90C、未分割セグメント91D、91E及び91Fが順に表示されている。この状態において、第2トラックに配置されている分割セグメント90Bを、未分割セグメント91Eが配置されている第5トラックの位置までドラッグアンドドロップしたとする。
【0081】
この場合、移動先の未分割セグメント91Eは、その前後の未分割セグメント91D及び91Fとともに未分割セグメント群92Aとして一体となって移動する。すなわち図15(B)に示すように、移動元の分割セグメント90Bが、移動先の未分割セグメント91Eを含む未分割セグメント群92Aの次トラック(すなわち当該未分割セグメント群92Aの最後尾である未分割セグメント91Fの右下)に移動するとともに、分割セグメント90C、未分割セグメント群92A及び分割セグメント90Bが前詰めに移動する。
【0082】
かくして移動元の分割セグメント90Bは、ドラッグアンドドロップされた第5トラックよりも1トラック後の第6トラックに移動する。
【0083】
次に、移動元のセグメントが未分割セグメントであり、移動先のセグメントが分割セグメントである場合におけるセグメント移動の様子を、図16を用いて説明する。
【0084】
図16(A)において、トラックパネル70のセグメント表示領域75には、未分割セグメント91A、91B及び91C、分割セグメント90D、90E及び90Fが順に表示されている。この状態において、第2トラックに配置されている未分割セグメント91Bを、分割セグメント90Eが配置されている第5トラックの位置までドラッグアンドドロップしたとする。
【0085】
この場合、移動元の未分割セグメント91Bは、その前後の未分割セグメント91A及び91Cとともに未分割セグメント群92Aとして一体となって移動する。すなわち図16(B)に示すように、移動元の未分割セグメント91Bを含む未分割セグメント群92Aが、移動先の分割セグメント90Eの次トラックに移動するとともに、分割セグメント90D及び90E並びに未分割セグメント群92Aが前詰めに移動する。かくして移動元の分割セグメント90Bは、ドラッグアンドドロップされた第5トラックよりも1トラック前の第4トラックに移動する。
【0086】
更に、移動元及び移動先のセグメントがともに未分割セグメントである場合におけるセグメント移動の様子を、図17を用いて説明する。
【0087】
図17(A)において、トラックパネル70のセグメント表示領域75には、未分割セグメント91A及び91B、分割セグメント90C、未分割セグメント91D、91E及び90Fが順に表示されている。この状態において、第2トラックに配置されている未分割セグメント91Bを、未分割セグメント91Eが配置されている第5トラックの位置までドラッグアンドドロップしたとする。
【0088】
この場合、移動元の未分割セグメント91Bは、その前の未分割セグメント91Aとともに未分割セグメント群92Aとして一体となって移動するとともに、移動先の未分割セグメント91Eは、その前後の未分割セグメント91D及び91Fとともに未分割セグメント群92Bとして一体となって移動する。
【0089】
すなわち図17(B)に示すように、移動元の未分割セグメント91Bを含む未分割セグメント群92Aが、移動先の未分割セグメント91Eを含む未分割セグメント群92Bの次トラック(すなわち当該未分割セグメント群92Bの最後尾である未分割セグメント91Fの右下)に移動するとともに、分割セグメント91C、未分割セグメント群92B及び92Aが前詰めに移動する。
【0090】
かくして移動元の分割セグメント90Bは、ドラッグアンドドロップされた第5トラックよりも1トラック後の第6トラックに移動する。
【0091】
このようにしてトラックパネル70においては、連続する未分割セグメントを未分割セグメント群として一体で移動することにより、未分割セグメントの連続性を保ったまま、トラックの順序を変更し得るようになされている。
【0092】
次に、上述したトラックパネル70におけるセグメントの移動表示処理手順を、図18に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。表示領域表示手段及びトラック表示子表示手段としての、パーソナルコンピュータ1のCPU11は、セグメント移動表示処理手順RT2の開始ステップから入ってステップSP21に移る。
【0093】
ステップSP21においてCPU11は、トラックパネル70に表示されたセグメントに対するドラッグアンドドロップを待ち受け、当該セグメントがユーザによってドラッグアンドドロップされたことを検出すると、次のステップSP22に移る。
【0094】
ステップSP22においてCPU11は、ドラッグアンドドロップされた移動元のセグメントが分割セグメントであるか否かを判断する。ステップSP22において肯定結果が得られた場合、このことは移動元のセグメントが分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP23に移る。
【0095】
ステップSP23においてCPU11は、ドラッグアンドドロップされた移動先のセグメントが分割セグメントであるか否かを判断する。ステップSP23において肯定結果が得られた場合、このことは移動元及び移動先のセグメントが共に分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP24に移り、移動元及び移動先のセグメントをそれぞれ独立で移動表示した後、ステップSP21に戻る。
【0096】
これに対してステップSP23において否定結果が得られた場合、このことは移動元のセグメントが分割セグメントであるとともに移動先のセグメントが未分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP25に移り、移動先のセグメントを含む未分割セグメント群を一体で移動表示した後、ステップSP21に戻る。
【0097】
一方、ステップSP22において否定結果が得られた場合、このことは移動元のセグメントが未分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP26に移る。
【0098】
ステップSP26においてCPU11は、ドラッグアンドドロップされた移動先のセグメントが分割セグメントであるか否かを判断する。ステップSP26において肯定結果が得られた場合、このことは移動元のセグメントが未分割セグメントであるとともに移動先のセグメントが分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP27に移り、移動元のセグメントを含む未分割セグメント群を一体で移動表示した後、ステップSP21に戻る。
【0099】
これに対してステップSP26において否定結果が得られた場合、このことは移動元及び移動先のセグメントが共に未分割セグメントであることを表しており、このときCPU11はステップSP28に移り、移動元のセグメントを含む未分割セグメント群及び移動先のセグメントを含む未分割セグメント群をそれぞれ一体で移動表示した後、ステップSP21に戻る。
【0100】
CPU11は上述した処理を、トラックパネル70の表示中において常時実行する。
【0101】
かかる構成に加えてトラックパネル70においては、各セグメントの前端を左方向及び右方向にドラッグアンドドロップすることにより、連続する2つのトラック間におけるクロスフェード処理の設定及び解除を行い得るようになされている。
【0102】
ここでクロスフェード処理とは、前のトラックの終了部分に対して所定のフェード期間Tfだけフェードアウト処理を施すとともに、後のトラックの開始部分に対してフェード期間Tfだけフェードイン処理を施し、さらに前のトラックのフェードアウト部分と後のトラックのフェードイン部分とをオーバーラップさせることにより、前後のトラックの音声を徐々に混じり合わせながら切り替えていく処理である。
【0103】
すなわち図19(A)に示すように、連続する2つのトラックを表す2つのセグメント95A及び95Bが存在する状態において、後のセグメント95Bのセグメント前端部95B1を、左方向(すなわち前のセグメントに重ねる方向)にドラッグアンドドロップすると、CPU11はこの2つのセグメント95A及び95Bに対応する2つのトラックに対して、上述したクロスフェード処理を施す。
【0104】
そしてCPU11は、図19(B)に示すように、後のセグメント95B全体をフェード期間Tfだけ前に移動させて前のセグメント95Aにオーバーラップさせるとともに、前のセグメント95Aの後端部及び後のセグメント95Aの前端部をそれぞれ斜めに表示することにより、当該セグメント95A及び95B間に施されたクロスフェード処理を視覚的にユーザに通知する。
【0105】
また図19(C)に示すように、連続する2つのトラック間でクロスフェード処理が設定された状態において、後のセグメント95Bのセグメント前端部95B1を、右方向(すなわち前のセグメントから離す方向)にドラッグアンドドロップすると、CPU11はこの2つのセグメント95A及び95Bに対応する2つのトラックに対するクロスフェード処理を解除する。
【0106】
そしてCPU11は、図19(D)に示すように、後のセグメント95B全体をフェード期間Tfだけ後ろに移動させるとともに、前のセグメント95Aの後端部及び後のセグメント95Aの前端部をそれぞれ垂直に戻して表示することにより、当該セグメント95A及び95B間に施されたクロスフェード処理が解除されたことを視覚的にユーザに通知する。
【0107】
次に、上述したトラックパネル70におけるクロスフェード処理手順を、図20に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。パーソナルコンピュータ1のCPU11は、クロスフェード処理手順RT3の開始ステップから入ってステップSP31に移る。
【0108】
ステップSP31においてCPU11は、トラックパネル70に表示されたセグメントの前端部に対するドラッグアンドドロップ操作を待ち受け、当該セグメントの前端部がユーザによってドラッグアンドドロップ操作されたことを検出すると、次のステップSP32に移る。
【0109】
ステップSP32においてCPU11は、当該ドラッグアンドドロップ操作の操作方向を判定する。ステップSP32において、当該ドラッグアンドドロップ操作の操作方向が左方向であると判定した場合、CPU11はステップSP33に移る。
【0110】
ステップSP33においてCPU11は、当該ドラッグアンドドロップ操作されたセグメントの左方向、すなわち前トラックに他のセグメントが存在するか否かを判定する。ステップSP33において肯定結果が得られた場合、このことは当該ドラッグアンドドロップ操作がクロスフェード処理の設定操作であることを表しており、このときCPU11はステップSP34に移り、連続する2つのトラックに対してクロスフェード処理を実行し、ステップSP31に戻る。
【0111】
これに対してステップSP33において否定結果が得られた場合、CPU11はクロスフェード処理を実行することなくステップSP31に戻る。
【0112】
一方、ステップSP32において、当該ドラッグアンドドロップ操作の操作方向が右方向であると判定した場合、CPU11はステップSP35に移る。
【0113】
ステップSP35においてCPU11は、当該ドラッグアンドドロップ操作されたセグメントに対してクロスフェード処理が設定されているか否かを判定する。ステップSP35において、当該セグメントに対してクロスフェード処理が設定されている場合、このことは当該ドラッグアンドドロップ操作がクロスフェード処理の解除操作であることを表しており、このときCPU11はステップSP36に移り、連続する2つのトラックに対するクロスフェード処理を解除し、ステップSP31に戻る。
【0114】
これに対してステップSP35において否定結果が得られた場合、CPU11はクロスフェードの解除を実行することなくステップSP31に戻る。
【0115】
CPU11は上述した処理を、トラックパネル70の表示中において常時実行する。
【0116】
(4)動作及び効果
以上の構成において、パーソナルコンピュータ1は、音声データを自動あるいは手動で分割した結果の各トラックに対応するセグメント74を、録音編集画面60のトラックパネル70におけるセグメント表示領域75に表示する。
【0117】
このときパーソナルコンピュータ1は、セグメント表示領域75の横軸を、左側から右側に向かって時間が増加する時間軸として定義するとともに、当該セグメント表示領域75の縦軸を、上側から下側に向かってトラック番号が増加するように定義し、これら2つの表示定義に従って各トラックのセグメントを表示する。これによりパーソナルコンピュータ1は、対応するトラックの演奏時間に応じた横方向の長さを有するセグメントを、トラック番号順に順次左下がりの階段状に表示する。
【0118】
このためパーソナルコンピュータ1は、セグメントの位置関係及び長さを通じて、各トラックの順序及び演奏時間をユーザに対し直感的に通知することができる。
【0119】
またパーソナルコンピュータ1は、分割が確定した分割セグメントと、分割が確定していない未分割セグメントとを異なる表示色で表示することにより、セグメントの分割/未分割状態をユーザに対し直感的に通知するとともに、未分割セグメントの端部を他の未分割セグメントとつながった状態で表示することにより、未分割セグメントの連続関係を直感的に通知することができる。
【0120】
さらにパーソナルコンピュータ1は、ノーマライズ処理やノイズ除去処理等の各種音声処理が施されたトラックに対応するセグメントや、極端に短いトラックに対応するセグメントを異なる表示色で表示することにより、これらのトラックの存在を、表示色を通じてユーザに対して直感的に通知することができる。
【0121】
またパーソナルコンピュータ1は、セグメントに対する上下方向のドラッグアンドドロップ操作に応じてセグメントを移動してトラックの順序を変更することにより、ユーザに対し、直感的な操作で容易にトラックの順序を変更させることができる。
【0122】
このときパーソナルコンピュータ1は、移動元又は移動先のセグメントが未分割セグメントである場合、当該未分割セグメント及びその前後該未分割セグメントを、未分割セグメント群として一体で移動することにより、未分割セグメントの連続性を保ったまま、トラックの順序を変更することができる。
【0123】
またパーソナルコンピュータ1は、セグメントの前端部に対する左又は右方向にドラッグアンドドロップ操作に応じて、連続する2つのトラック間におけるクロスフェード処理の設定及び解除を行うようにしたことにより、ユーザに対し、直感的な操作で容易にクロスフェード処理の設定及び解除を行わせることができる。
【0124】
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、音声データを編集するための録音編集管理プログラムに本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、映像データを編集するための映像編集管理プログラムに本発明を適用することもできる。
【0125】
また上述の実施の形態においては、セグメント表示領域の横軸方向を音声データの時間軸に対応させるとともに、これに直交する縦軸方向をトラック番号に対応させるようにしたが、本発明はこれに限らず、セグメント表示領域の縦軸方向を音声データの時間軸に対応させるとともに、横軸方向をトラック番号に対応させるようにしてもよい。
【0126】
さらに上述の実施の形態においては、ハードディスクドライブ19に予め格納された録音編集管理プログラムをパーソナルコンピュータ1のCPU11が読み出して実行することにより、上述のセグメント移動表示処理手順及びクロスフェード処理を実行するようにしたが、本発明はこれに限らず、録音編集管理プログラムが格納されたプログラム格納媒体をパソコン本体2にインストールすることにより、これらの処理手順を実行するようにしてもよい。
【0127】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、音声データをトラックを第1のトラックと第2のトラックに分割するための分割指示が入力された場合、分割指示に応じて第2の座標軸方向に表示された所定の分割点を基点としてトラック表示子を分割し、分割点以前の前半トラック表示子部分を第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と対応する位置で、かつ前半トラック表示子部分の後端部が分割後における第1のトラックの終了時刻となるように当該前半トラック表示子部分を第 2 の座標軸方向の対応する位置に表示し、分割点以降の後半トラック表示子部分を第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と異なる第2のトラック番号と対応する位置で、かつ後半トラック表示子部分の前端部が分割後における第2のトラックの開始時刻となるように当該後半トラック表示子部分を第2の座標軸方向の対応する位置に表示するようにしたことにより、ユーザに対し分割されたトラック表示子の位置及び長さを通して分割されたトラックの順序及び演奏時間を直感的に通知させることができるので、ユーザに対し分割されたトラックの状態を直感的に通知させることができ、かくしてユーザにとって効率の良いトラックの分割編集ができる音声データ編集装置を実現できる。
【0128】
また、トラック表示子に対する第1の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応するトラックのトラック番号を変更するとともにトラックの順序を変更し、さらにトラック表示子を当該変更されたトラック番号及び順序に応じた位置に移動して表示するようにしたことにより、ユーザに対し、直感的な操作で容易にトラックの順序を変更させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パーソナルコンピュータの全体構成を示す略線図である。
【図2】パソコン本体の構成を示すブロック図である。
【図3】録音編集管理プログラムの構成を示すブロック図である。
【図4】プロジェクトファイルの記述例である。
【図5】プロジェクトファイルで用いられるタグを示す表である。
【図6】録音編集管理処理手順を示すフローチャートである。
【図7】オープニング画面を示す略線図である。
【図8】入力選択画面を示す略線図である。
【図9】録音編集画面を示す略線図である。
【図10】トラックパネルの構成を示す略線図である。
【図11】トラックの分割の様子を示す略線図である。
【図12】分割位置確定後のトラックパネルを示す略線図である。
【図13】出力選択画面を示す略線図である。
【図14】移動元及び移動先が共に分割セグメントの場合の移動状態を示す略線図である。
【図15】移動先が未分割セグメントの場合の移動状態を示す略線図である。
【図16】移動元が未分割セグメントの場合の移動状態を示す略線図である。
【図17】移動元及び移動先が共に未分割セグメントの場合の移動状態を示す略線図である。
【図18】セグメント移動処理手順を示すフローチャートである。
【図19】クロスフェード操作の様子を示す略線図である。
【図20】クロスフェード処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……パーソナルコンピュータ、2……パソコン本体、3……モニタ、4……キーボード、5……マウス、6……マイクロホン、7……ライン入力ケーブル、8……スピーカ、9……USBオーディオデバイス、10……モデム、11……CPU、12……メモリ、17……オーディオインターフェース、18……USBインターフェース、19……ハードディスクドライブ、20……CD−RWドライブ。
Claims (9)
- 編集対象の音声データを複数のトラックに分割する音声データ編集装置において、
上記トラックを示すトラック表示子を表示するため、第1の座標軸が上記トラックのトラック番号に対応し、当該第1の座標軸に直交する第2の座標軸が上記音声データの時間軸に対応するトラック表示子表示領域を表示する表示領域表示手段と、
上記トラック表示子を、上記トラック表示子表示領域の上記第1の座標軸における当該トラックのトラック番号と対応する位置に、上記第2の座標軸における当該トラックの開始時間から終了時間までの範囲で表示するトラック表示子表示手段とを具え、
上記トラック表示子表示手段は、上記トラックを第1のトラックと第2のトラックに分割するための分割指示が入力された場合、上記分割指示に応じて上記第2の座標軸方向に表示された所定の分割点を基点として上記トラック表示子を分割し、上記分割点以前の前半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と対応する位置で、かつ前半トラック表示子部分の後端部が上記分割後における上記第1のトラックの終了時刻となるように当該前半トラック表示子部分を上記第 2 の座標軸方向の対応する位置に表示し、上記分割点以降の後半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の上記第1のトラック番号と異なる第2のトラック番号と対応する位置で、かつ後半トラック表示子部分の前端部が上記分割後における上記第2のトラックの開始時刻となるように当該後半トラック表示子部分を上記第2の座標軸方向の対応する位置に表示する
ことを特徴とする音声データ編集装置。 - 上記トラック表示子表示手段は、上記トラック表示子に対する上記第1の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応する上記トラックの上記トラック番号を変更するとともに上記トラックの順序を変更し、さらに上記トラック表示子を当該変更されたトラック番号及び順序に応じた位置に移動して表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声データ編集装置。 - 上記トラック表示子表示手段は、上記トラック表示子を、当該トラック表示子に対応する上記トラックそれぞれに施された音声処理に応じて異なる表示色で表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の音声データ編集装置。 - 上記トラック表示子表示手段は、上記トラック表示子の端部に対する上記第2の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応する上記トラック及びその前のトラックに対するクロスフェード処理の実行又はその解除を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の音声データ編集装置。 - 編集対象の音声データを複数のトラックに分割する音声データ編集方法において、
上記トラックを示すトラック表示子を表示するため、第1の座標軸が上記トラックのトラック番号に対応し、当該第1の座標軸に直交する第2の座標軸が上記音声データの時間軸に対応するトラック表示子表示領域を表示する表示領域表示ステップと、
上記トラック表示子を、上記トラック表示子表示領域の上記第1の座標軸における当該トラックのトラック番号と対応する位置に、上記第2の座標軸における当該トラックの開始時間から終了時間までの範囲で表示するトラック表示子表示ステップとを具え、
上記トラック表示子表示ステップは、上記トラックを第1のトラックと第2のトラックに分割するための分割指示が入力された場合、上記分割指示に応じて上記第2の座標軸方向に表示された所定の分割点を基点として上記トラック表示子を分割し、上記分割点以前の前半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と対応する位置で、かつ前半トラック表示子部分の後端部が上記分割後における上記第1のトラックの終了時刻となるように当該前半トラック表示子部分を上記第 2 の座標軸方向の対応する位置に表示し、上記分割点以降の後半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の上記第1 のトラック番号と異なる第2のトラック番号と対応する位置で、かつ後半トラック表示子部分の前端部が上記分割後における上記第2のトラックの開始時刻となるように当該後半トラック表示子部分を上記第2の座標軸方向の対応する位置に表示する
ことを特徴とする音声データ編集方法。 - 上記トラック表示子に対する上記第1の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応する上記トラックの上記トラック番号を変更するとともに上記トラックの順序を変更し、さらに上記トラック表示子を当該変更されたトラック番号及び順序に応じた位置に移動して表示するステップ
を具えることを特徴とする請求項5に記載の音声データ編集方法。 - 上記トラック表示子表示ステップは、上記トラック表示子を、当該トラック表示子に対応する上記トラックそれぞれに施された音声処理に応じて異なる表示色で表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の音声データ編集方法。 - 上記トラック表示子の端部に対する上記第2の座標軸方向の移動操作に応じて、当該トラック表示子に対応する上記トラック及びその前のトラックに対するクロスフェード処理の実行又はその解除を行うクロスフェード処理ステップ
を具えることを特徴とする請求項5に記載の音声データ編集方法。 - 編集対象の音声データを複数のトラックに分割する音声データ編集プログラムにおいて、
上記トラックを示すトラック表示子を表示するため、第1の座標軸が上記トラックのトラック番号に対応し、当該第1の座標軸に直交する第2の座標軸が上記音声データの時間軸に対応するトラック表示子表示領域を表示する表示領域表示ステップと、
上記トラック表示子を、上記トラック表示子表示領域の上記第1の座標軸における当該トラックのトラック番号と対応する位置に、上記第2の座標軸における当該トラックの開始時間から終了時間までの範囲で表示するトラック表示子表示ステップとを具え、
上記トラック表示子表示ステップは、上記トラックを第1のトラックと第2のトラックに分割するための分割指示が入力された場合、上記分割指示に応じて上記第2の座標軸方向に表示された所定の分割点を基点として上記トラック表示子を分割し、上記分割点以前の前半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の第1のトラック番号と対応する位置で、かつ前半トラック表示子部分の後端部が上記分割後における上記第1のトラックの終了時刻となるように当該前半トラック表示子部分を上記第 2 の座標軸方向の対応する位置に表示し、上記分割点以降の後半トラック表示子部分を上記第 1 の座標軸方向の上記第1のトラック番号と異なる第2のトラック番号と対応する位置で、かつ後半トラック表示子部分の前端部が上記分割後における上記第2のトラックの開始時刻となるように当該後半トラック表示子部分を上記第2の座標軸方向の対応する位置に表示させることをコンピュータに実行させる
ことを特徴とする音声データ編集プログラム。
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