JP4034149B2 - 三方弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三方弁に関するものであり、更に詳しくは、1つの電磁弁の動作により、1つの流体入口に対して、2つの流体出口の内の一方を選択するようにした三方弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調装置、冷蔵庫等に用いられる冷媒サイクルは、冷媒流路を切り換えるために流路中に流路切換弁が用いられている。従来、流路切換弁として四方弁が用いられるケースが多いが、四方弁は部品点数が多く構造が複雑になるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消し、構造が簡単な三方弁を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は下記の手段を講ずる。請求項1記載の三方弁は、1つの流体入口1と第1出口2と第2出口3とを具備し、流体入口1から流入した流体を第1出口2又は第2出口3のどちらかの出口から流出させる三方弁において、第1出口2への流路中に第1主弁20を設けると共に第2出口3への流路中に第2主弁30を設け、両弁の開閉を1つの電磁弁50により行う三方弁であって、第1主弁20は、流体入口1に連通する第1弁室26に設けられた第1弁座22を有する第1弁筒部24と、第1弁筒部24内に配置され第1弁付勢体23により第1弁座22方向に付勢されている第1弁体21と、第1弁室26内と連通する隙間により第1弁体21に流体入口1側の流体圧が作用する第1背圧作用空間25と、第1背圧作用空間25に連通する第1パイロット流路27と、を具備し、第2主弁30は、流体入口1に連通する第2弁室36に設けられた第2弁座32を有する第2弁筒部34と、第2弁筒部34内に配置され第2弁付勢体33により第2弁座32方向に付勢されている第2弁体31と、第2弁室36内と連通する隙間により第2弁体31に流体入口1側の流体圧が作用する第2背圧作用空間35と、第2背圧作用空間35に連通する第2パイロット流路37と、を具備し、電磁弁50は、スイッチのオンオフにより駆動される駆動部60と、駆動部60により開閉される第1弁体81及び第2弁体91と、を具備し、第1弁体81の流体流入側には、第1パイロット流路27が連結されると共に、流体流出側に設けられた第1流出路28を介して第1出口2に連通され、且つ、第2弁体91の流体流入側には、第2パイロット流路37が連結されると共に、流体流出側に設けられた第2流出路38を介して第2出口3に連通され、流体入口1に加圧冷媒が供給された状態において、電磁弁50により、一方の弁体を「開」、他方の弁体を「閉」とした場合、「開」となった一方の弁体のパイロット流路の流体圧が低下することで、背圧作用空間の背圧が形成されず、当該一方の弁体と連通するパイロット流路を具備する側の主弁が「開」となり、「閉」となった他方の弁体のパイロット流路の流体圧が高圧となることで、背圧作用空間の背圧が高まり、当該他方の弁体と連通するパイロット流路を具備する側の主弁が「閉」となることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の三方弁は、上記手段において、第1弁体81と第2弁体91との間には棒状の弁体連動ピース62が嵌装されている特徴とする。
【0007】
なお、上記各発明の手段の記載においては、実施例との対応関係を理解し易くするために、各構成要素に図面符号を付したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【実施例1】
まず、実施例1について図1〜図4を参照して説明する。図1は同実施例1の平面図、図2は図1のA−A線の断面図、図3は図2のB−B線の断面図、図4は実施例1の底面図である。
実施例1に係る三方弁100は、全体としてアルミニウム合金、鋼材等を素材とする概略直方体形状の金属ブロックからなる構造体に支持されており、その一側面(特に、図2,4参照)に流体入口1が形成され、その同一側面には第1出口2が形成されている。また、その反対の側面には第2出口3が形成されている(特に、図1,2参照)。
【0009】
また、三方弁100の上部側には、電磁弁50が付設されており、該電磁弁50の駆動部60に対するスイッチのオンオフにより、冷凍サイクル中の管路の内、圧縮機の流出口側に連結された流体入口1から流入した冷媒を、第1出口2又は第2出口3に切り換えて流すようにするものである。この三方弁100は、例えば、空調装置等の冷凍サイクル用として使用されるもので、暖房サイクル又は冷房サイクルに切り換えるようにするものである。
【0010】
先ず、上記流体入口1から第1流入路10を介して連結される第1主弁20について説明する(特に、図3参照)。第1主弁20は、第1流入路10の流れ方向とは直角方向に穿設された断面円形の第1弁筒部24内に形成される。該第1弁筒部24内には、第1弁筒部24の底部に形成された第1弁座22に対して遠近方向(図1では左右方向)に移動可能な第1弁体21が配置される。
【0011】
該第1弁体21は、ボール形状を有しているとともに一体的に設けられた円柱状の第1弁支持体21aに支持されている。換言すれば、シリンダー状の第1弁筒部24に対してピストン状の第1弁支持体21aが左右に往復移動可能に配置されていることになる。なお、第1弁体21と第1弁支持体21aとの間の空間に連通して冷媒抜き孔(符号なし)が形成されている。前記第1弁座22の中央部の開口部は、第1連通路26aを介して第1出口管路29に開口しており、該第1出口管路29は第1出口2に連通している。
【0012】
また、第1弁筒部24内は第1弁室26を構成しており、また、第1弁筒部24と第1弁支持体21aとの間には、第1背圧作用空間25が形成されており、該第1背圧作用空間25には、第1付勢体支持具23aに支持される第1弁付勢体23が介装されており、第1弁体21は第1弁付勢体23により左方、即ち、「閉」側に付勢されている。
【0013】
第1弁室26内の冷媒は、前記隙間を介して第1弁支持体21aの右側に形成される第1背圧作用空間25に至るように形成されている。また、第1背圧作用空間25に至った冷媒圧は、第1弁支持体21aに対して背圧として作用(閉弁方向に作用)することになる。
【0014】
上記第1背圧作用空間25からは、図2に示すように、第1パイロット流路27が略直線状に穿設されており、第1パイロット流路27の他端は後述の第1弁室86に連通している。
【0015】
次に、三方弁100に形成された流体入口1から第1流入路10、第1弁室26及び第2流入路11を介して連結される第2主弁30について説明する(特に、図3参照)。なお、第2主弁30は、上記の第1主弁20と基本的に同一構造を有しているが、一応、以下に説明する。
【0016】
第2主弁30は、第1流入路10及び第2流入路11の流れ方向とは直角方向に穿設された断面円形の第2弁筒部34内に形成される。該第2弁筒部34内には、第2弁筒部34の底部に形成された第2弁座32に対して遠近方向(図1では左右方向)に移動可能な第2弁体31が配置される。
【0017】
該第2弁体31は、ボール形状を有しているとともに一体的に設けられた円柱状の第2弁支持体31aに支持されている。換言すれば、シリンダー状の第1弁筒部24に対してピストン状の第2弁支持体31aが左右に往復移動可能に配置されていることになる。なお、第2弁体31と第2弁支持体31aとの間の空間に連通して冷媒抜き孔(符号なし)が形成されている。前記第2弁座32の中央部の開口部は、第2連通路36aを介して第2出口管路39に開口しており、該第2出口管路39は第2出口3に連通している。
【0018】
また、第2弁筒部34内は第2弁室36を構成しており、また、第2弁筒部34と第2弁支持体31aとの隙間には、即ち、第2背圧作用空間35が形成されており、該第2背圧作用空間35には、第2付勢体支持具33aに支持される第2弁付勢体33が介装されており、第2弁体31は第2弁付勢体33により左方、即ち、「閉」側に付勢されている。
第2弁室36内の冷媒は、前記隙間を介して第2弁支持体31aの右側に形成される第2背圧作用空間35に至るように形成されている。また、第2背圧作用空間35に至った冷媒圧は、第2弁支持体31aに対して背圧として作用(閉弁方向に作用)することになる。
【0019】
上記第2背圧作用空間35からは、図3に示すように、第2パイロット流路37が略直線状に穿設されており、第2パイロット流路37の他端は後述の第2弁室96に連通している。
【0020】
電磁弁50は、図2に示すように、三方弁100に穿設された電磁弁装着孔4に対して取付具51を介して装着されている。電磁弁50には、電力を供給するリード線52が連結されていると共に、電磁コイル60a等からなる駆動部60が配置され、その中央部には駆動部60をオンオフするスイッチ(図外)の操作により、上下動するプランジャ61が配置されている。
三方弁100の電磁弁装着孔4とプランジャ61の下端部に形成された第2弁体91との間には、第2弁室96が形成され、また、第2弁体91の下部近傍には、第2弁座92が配置されている。なお、プランジャ61の上部には、吸引子93aが配置される。また、吸引子93aとプランジャ61の間には第2弁付勢体93が弾装されており、第2弁体91を弁体連動ピース62側に押圧している。
【0021】
また、プランジャ61と吸引子93aの間に第2背圧作用空間95が形成され、該第2背圧作用空間95内に、第2弁付勢体93が配置されるとともに、この第2背圧作用空間95と第2弁室96との間は冷媒が移動可能に隙間(符号なし)が形成されている。
【0022】
三方弁100における電磁弁50の装着部とは反対側の面にも、第1弁筒部84が穿設され、該第1弁筒部84内には、第1弁体81が配置され、第1弁付勢体83によって第1弁座82方向に弾圧されている。この弾圧力は、第1弁体81と第1付勢体支持具83aとの間に弾装された第1弁付勢体83によるものであり、この第1弁付勢体83の弾圧力により第1弁体81は第1弁座82方向に、即ち閉勝手に支持されている。
なお、第1弁体81と第2弁体91との間には棒状の弁体連動ピース62が嵌装されており、従って、プランジャ61の上下動は、弁体連動ピース62を介して第1弁体81に伝わることになる。
【0023】
図2に示す状態は、スイッチがオフ状態であり、第1弁付勢体83に対して第2弁付勢体93の弾力のほうが大きく設定されていることから、第2弁体91は閉状態となり、その結果反対に第1弁体81は「開」の状態にある。第1弁体81が「開」においては、第1弁室86と第1流出路28とは連通するように構成されており、従ってこの状態では、第1背圧作用空間85の流体は、第1弁室86、第1流出路28、第1出口管路29を介して第1出口2に流出することになる。
【0024】
逆に、電磁弁50に対してスイッチがオンになり、プランジャ61が上動した時は、第2弁体91が第2弁座92から離れ「開」となり、第2弁室96と第2流出路38が連通する結果、第2弁室96内の流体は第2流出路38、第2出口管路39を介して第2出口3から流出することになる。
【0025】
上記構成において、流体入口1から加圧冷媒が供給されない状態においては、第1弁体21は第1弁付勢体23により第1弁座22上にあり、「閉」となっている。また、同様に、この状態では第2弁体31も第2弁付勢体33の作用により第2弁座32上にあり「閉」となっている。
【0026】
次に、流体入口1に加圧冷媒が供給された状態においては、電磁弁がオフの場合には、図2に示すように、第1背圧作用空間25に至った冷媒はそのまま第1パイロット流路27を通って第1背圧作用空間85,第1弁室86、第1弁座82、第1流出路28、第1出口管路29を通って第1出口2から流れ出してしまう。
【0027】
その結果、第1背圧作用空間25に冷媒に伴う背圧が形成されず、従って第1弁付勢体23の弾力よりはるかに大きい冷媒圧によって第1弁体21は「開」となる。従って、流体入口1からの冷媒は第1流入路10、第1弁室26、第1連通路26a、第1出口管路29を通って第1出口2に流れることになる。
一方、第1流入路10、第2流入路11を介して第2主弁30に至った高圧冷媒は第2背圧作用空間35に至って行き場を失い、その結果、第2弁支持体31aに対して背圧として第2弁体31に作用することによって、冷媒圧として左右から同一の圧力を受けることになり、結果として、第2主弁30は、第2弁付勢体33の弾力により、「閉」となり第2出口3からの冷媒の流れはない。
【0028】
逆に、冷房から暖房に切り換える場合には、スイッチをオンして電磁弁50の駆動部60を駆動させる。この操作により、吸引子93aの吸引力によって、プランジャ61は上動し第2弁体91が「開」となり、逆に、第1弁体81が「閉」となる。
その結果、第1背圧作用空間25の冷媒圧は高まり第1弁体21に対する背圧が高くなって、冷媒圧として左右から同一の圧力を受けることになり、結果として、第1主弁20は、第1弁付勢体23の弾力により、「閉」となり第2出口3からの冷媒の流れはない。
一方、第2背圧作用空間35内の冷媒は第2パイロット流路37、第2背圧作用空間95、第2弁室96、第2流出路38、第2出口管路39を介して第2出口3から流れ出すことになりその背圧は小さくなる。
【0029】
その結果、第2弁体31は冷媒圧によって「開」となり、冷媒は第2流入路11、第2弁室36、第2連通路36a、第2出口管路39を介して第2出口3から流れ出し、暖房サイクルが始動されることになる。このようにして、冷暖房サイクルの切換が実現することになる。
【0030】
【実施例2】
次に、実施例2について添付した図5〜8を参照して説明する。図5は実施例2の平面図、図6は同実施例2の側面図、図7は図5のC−C線の断面図、図8は図7のD−D線の断面図である。
実施例2における構成部材は、基本的には実施例1と同じである。実施例2の三方弁100'が実施例1の三方弁100と相違する点は、その第1主弁20と第2主弁30との位置関係が反対方向でしかも平行状態に配置されている点にある。実施例2で、各図面に付した符号は、実施例1と同じ構成部材においては同じ符号を付すことで説明は省略する。
【0031】
第1主弁20と第2主弁30との配置を如何様に変えても良い。
【0032】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、電磁弁のスイッチを単にオン・オフするだけで、例えば、コンプレッサの流体流出口に連結された流体入口からの流体を、冷・暖房において適宜切り換えることで、両サイクルを容易に切り換えることができるに至った。
【0033】
また、それぞれの方向の第1主弁と第2主弁とはほぼ同一形状を有することから、その製造が簡単かつ単純であり製造費の低廉化とトラブル頻度の低下を期待することができる。しかも、第1主弁と第2主弁とは相対位置を適宜配置できることから、種々の機器に適用できる。
また、三方弁は、弁部分と電磁弁部分とは別構成とし、これらを結合して全体装置としているから、相互に分離可能であり、したがって一方の構成に不具合が生じた場合でも、容易に交換したり、同様の機能を有する手段を容易に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の平面図。
【図2】図1のA−A線の断面図。
【図3】図2のB−B線の断面図。
【図4】実施例1の底面図。
【図5】本発明に係る実施例2の平面図。
【図6】同実施例2の側面図。
【図7】図5のC−C線の断面図。
【図8】図7のD−D線の断面図。
【符号の説明】
100,100'・・三方弁
1・・・流体入口 2・・・第1出口 3・・・第2出口
4・・・電磁弁装着孔 10・・第1流入路 11・・第2流入路
20・・第1主弁
21・・第1弁体 21a・・第1弁支持体
22・・第1弁座 23・・第1弁付勢体
23a・・第1付勢体支持具 24・・第1弁筒部
25・・第1背圧作用空間 26・・第1弁室
26a・・第1連通路 27・・第1パイロット流路
28・・第1流出路 29・・第1出口管路
30・・第2主弁 31・・第2弁体 31a・・第2弁支持体
32・・第2弁座 33・・第2弁付勢体
33a・・第2付勢体支持具 34・・第2弁筒部
35・・第2背圧作用空間 36・・第2弁室 36a・・第2連通路
37・・第2パイロット流路 38・・第2流出路
39・・第2出口管路
50・・電磁弁 51・・取付具 52・・リード線
60・・駆動部 60a・・電磁コイル
61・・プランジャ 62・・弁体連動ピース
81・・第1弁体 82・・第1弁座
83・・第1弁付勢体 83a・・第1付勢体支持具
84・・第1弁筒部 85・・第1背圧作用空間
86・・第1弁室 91・・第2弁体 92・・第2弁座
93・・第2弁付勢体 93a・・吸引子
95・・第2背圧作用空間 96・・第2弁室

Claims (2)

  1. 1つの流体入口と第1出口と第2出口とを具備し、流体入口から流入した流体を第1出口又は第2出口のどちらかの出口から流出させる三方弁において、第1出口への流路中に第1主弁を設けると共に第2出口への流路中に第2主弁を設け、両弁の開閉を1つの電磁弁により行う三方弁であって、
    前記第1主弁は、流体入口に連通する第1弁室に設けられた第1弁座を有する第1弁筒部と、該第1弁筒部内に配置され第1弁付勢体により第1弁座方向に付勢されている第1弁体と、第1弁室内と連通する隙間により第1弁体に流体入口側の流体圧が作用する第1背圧作用空間と、第1背圧作用空間に連通する第1パイロット流路と、を具備し、
    前記第2主弁は、流体入口に連通する第2弁室に設けられた第2弁座を有する第2弁筒部と、該第2弁筒部内に配置され第2弁付勢体により第2弁座方向に付勢されている第2弁体と、第2弁室内と連通する隙間により第2弁体に流体入口側の流体圧が作用する第2背圧作用空間と、第2背圧作用空間に連通する第2パイロット流路と、を具備し、
    電磁弁は、スイッチのオンオフにより駆動される駆動部と、該駆動部により開閉される第1弁体及び第2弁体と、を具備し、
    第1弁体の流体流入側には、前記第1パイロット流路が連結されると共に、流体流出側に設けられた第1流出路を介して第1出口に連通され、且つ、
    第2弁体の流体流入側には、前記第2パイロット流路が連結されると共に、流体流出側に設けられた第2流出路を介して第2出口に連通され、
    流体入口に加圧冷媒が供給された状態において、電磁弁により、前記一方の弁体を「開」、他方の弁体を「閉」とした場合、
    「開」となった一方の弁体のパイロット流路の流体圧が低下することで、背圧作用空間の背圧が形成されず、当該一方の弁体と連通するパイロット流路を具備する側の主弁が「開」となり、
    「閉」となった他方の弁体のパイロット流路の流体圧が高圧となることで、背圧作用空間の背圧が高まり、当該他方の弁体と連通するパイロット流路を具備する側の主弁が「閉」となることを特徴とする三方弁。
  2. 第1弁体と第2弁体との間には棒状の弁体連動ピースが嵌装されていることを特徴とする請求項1記載の三方弁。
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