JP4074162B2 - 三方弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三方弁に関するものであり、更に詳しくは、1つの電磁弁の動作により、流体入口に対して、2つの流体出口の内の一方を選択するようにした三方弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調装置、冷蔵庫等に用いられる冷媒サイクルにおいて、冷媒流路を切り換えるために、流路中に流路切換弁が用いられている。従来、流路切換弁として四方弁が用いられるケースが多い。しかしながら、上記四方弁は部品点数が多く構造が複雑となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消し、部品点数が少なく構造が簡単な三方弁を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は下記の手段を講ずる。
請求項1記載の三方弁は、1つの流体入口1と第1出口2と第2出口3とを具備し、流体入口1から流入した流体を第1出口2又は第2出口3のどちらかの出口から流出させる三方弁において、
第1出口2への流路中に第2主弁30及び第1主弁20を設けると共に、第2主弁30から第2出口3への流路を分岐させ、第2主弁30の開閉を電磁弁により行うと共に、第1出口2の開閉を第2主弁30の開閉に連動させ
第1主弁20は、第2主弁30を介して流体入口1に連通すると共に第1弁座22が形成されている第1弁筒部24と、該第1弁筒部24内に配置され第1弁付勢体23により第1弁支持体21aを介して第1弁座方向に付勢されている第1弁体21と、第1弁支持体21aに第1弁体21とは反対側に装着されている副弁25aと、副弁25aに第2出口3の流体圧が作用する第1背圧作用空間25と、を具備し、
第2主弁30は、流体入口1に連通すると共に第2弁座32が形成されている第2弁筒部34と、該第2弁筒部34内に配置され第2弁付勢体33により第2弁座32方向に付勢されている第2弁体31と、第2弁体31に流体入口1側の流体圧が作用する第2背圧作用空間35と、第2背圧作用空間35に連通するパイロット流路37と、を具備し、
該パイロット流路37の流体圧を電磁弁により低下させることで、第2主弁30が「開」となるように構成したことを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の三方弁は、上記手段において、第2主弁30の第2弁座32と第2出口3とを第2出口管路39を介して連通させると共に、第1弁筒部24の下底部で副弁25aに対応する位置に副弁座22aを設け、該副弁座22aを介して第1背圧作用空間25と上記第2出口管路39とを連通させると共に、第1弁体21が「開」のとき副弁25aを「閉」とし、第2弁体31が「開」のとき、第2出口管路39からの冷媒圧により、副弁25aを「開」とすることを特徴とする。
【0006】
請求項3記載の三方弁は、請求項1又は請求項2記載の手段において、電磁弁50は、スイッチのオンオフにより駆動される駆動部60と、該駆動部60により開閉される弁体91を具備し、弁体91の流体流入側には、前記パイロット流路37が連結されると共に、流体流出側に設けられた第2流出路38を介して第2出口3に連通されていることを特徴とする。
【0007】
なお、上記各発明の手段の記載においては、実施例との対応関係を理解し易くするために、各構成要素に図面符号を付したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。図1はその実施例の平面図、図2は同実施例の正面図、図3は同実施例の背面図、図4は同実施例の右側面図、図5は図1のA−A線の断面図、図6は図5のB−B線の断面図である。
実施例に係る三方弁100は、全体としてアルミニウム合金、鋼材等を素材とする概略直方体形状の金属ブロックからなる構造体に支持され、その一側面(特に、図2,6参照)に流体入口1が形成されている。また、その反対の側面には第1出口2が形成されている(特に、図3,6参照)。
【0009】
また、三方弁100の上部側には、電磁弁50が付設されており、該電磁弁50の駆動部60に対するスイッチのオンオフにより、冷凍サイクル中の管路の内、圧縮機の流出口側に連結された流体入口1から流入した冷媒を、第1出口2又は第2出口3に切り換えて流すようにするものである。この三方弁100は、例えば、空調装置等の冷凍サイクルにおける冷房サイクル又は暖房サイクルの冷媒流路の切換に応用されるものである。
【0010】
次に、上記流体入口1から第1流入路10、第2主弁30及び第2流入路11を介して連結される第1主弁20について説明する(特に図6参照)。第1主弁20は、第1流入路10及び第2流入路11の流れ方向とは直角方向に穿設された断面円形の第1弁筒部24内に形成される。該第1弁筒部24内には、第1弁筒部24の上底部に形成された第1弁座22に対して遠近方向(図6では上下方向)に移動可能な第1弁体21が配置される。
【0011】
該第1弁体21は、ボール形状を有しているとともに一体的に設けられた円柱状の第1弁支持体21aに支持されている。換言すれば、シリンダー状の第1弁筒部24に対してピストン状の第1弁支持体21aが上下に往復移動可能に配置されていることになる。なお、第1弁体21と第1弁支持体21aとの間の空間に連通して冷媒抜き孔(符号なし)が形成されている。又、前記第1弁座22の中央部の開口部は、第1連通路26aを介して第1出口管路29に開口しており、該第1出口管路29は第1出口2に連通している。
【0012】
第1弁筒部24内は第1弁室26を構成しており、また、第1弁筒部24と、第1弁筒部24の下部に設けられている第1弁支持体21aとの間には、第1背圧作用空間25が形成されており、該第1背圧作用空間25には、第1弾性体支持具23aに支持される第1弁付勢体23が介装されており、第1弁体21は第1弁付勢体23により左方、即ち、「閉」側に付勢されている。
【0013】
また、第1弁支持体21aの下端部(第1弁体21の取付部とは反対側)には、ボール状の副弁25aが装着されており、一方、第1弁支持体21aには、第1背圧作用空間25に連通する主連通孔23b及び主連通孔23bに連通する副連通孔23cが連設されている。なお、該副連通孔23cは後述のパイロット流路37を介して第2連通路36aと連通している。
【0014】
したがって、第2連通路36a内の冷媒は、前記パイロット流路37を介して第1弁支持体21aの下側(図6)に形成される第1背圧作用空間25に至るように形成されている。また、第1背圧作用空間25に至った冷媒圧は、副弁25aを「開」とすると共に、第1弁支持体21aに対して背圧として作用し、第1弁体21を「閉」方向に作用することになる。
【0015】
次に、三方弁100に形成される流体入口1から第1流入路10、第2流入路11を介して連結される第2主弁30について説明する(特に、図6参照)。
【0016】
第2主弁30は、第1流入路10及び第2流入路11の流れ方向とは直角方向に穿設された断面円形の第2弁筒部34内に形成される。該第2弁筒部34内には、第2弁筒部34の底部に形成された第2弁座32に対して遠近方向(図6では上下方向)に移動可能な第2弁体31が配置される。
【0017】
該第2弁体31は、ボール形状を有していると共に、一体的に設けられた円柱状の第2弁支持体31aに支持されている。換言すれば、シリンダー状の第1弁筒部24に対してピストン状の第2弁支持体31aが左右に往復移動可能に配置されていることになる。なお、第2弁体31と第2弁支持体31aとの間の空間に連通して冷媒抜き孔(符号なし)が形成されている。前記第2弁座32の中央部の開口部は、第2連通路36aを介して第2出口管路39に開口しており、該第2出口管路39は第2出口3に連通している。
【0018】
また、第2弁筒部34内は第2弁室36を構成しており、第2弁筒部34と第2弁支持体31aとの間には所定空間、即ち、第2背圧作用空間35が形成されており、該第2背圧作用空間35には、第2弾性体支持具33aに支持される第2弁付勢体33が介装されており、第2弁体31は第2弁付勢体33により下方、即ち、「閉」側に付勢されている。
第2弁室36内の冷媒は、前記第2弁筒部34と第2弁支持体31aとの隙間を介して、第2弁支持体31aの上側に形成される第2背圧作用空間35に至るように形成されている。また、第2背圧作用空間35に至った冷媒圧は、第2弁支持体31aに対して背圧として作用(閉弁方向に作用)することになる。
【0019】
上記第2背圧作用空間35からは、図5に示すように、パイロット流路37が略直線状に穿設されており、パイロット流路37の他端は後述の弁室96に連通している。なお、図中符号8は、三方弁100に管路を構成するパイプを取り付けるための取付孔を示す。
【0020】
電磁弁50は、図5に示すように、三方弁100に穿設された電磁弁装着孔4に対して取付具51を介して装着されている。電磁弁50には、電力を供給するリード線52(図1,4参照)が連結されていると共に、電磁コイル60a等からなる駆動部60が配置され、その中央部には駆動部60をオン・オフするスイッチ(図外)の操作により、上下動するプランジャ61が配置されている。
三方弁100の電磁弁装着孔4とプランジャ61の下端部に形成された弁体91との間には、弁室96が形成され、また、弁体91の下部近傍には、弁座92が配置されている。
【0021】
また、この弁座92には、第2流出路38が形成されており、その下端部は第2出口管路39に連通している。
なお、プランジャ61の上部には、吸引子93aが上下位置調節可能に配置される。また、吸引子93aとプランジャ61の間には閉ばね93が弾装されており、弁体91を下方に押圧している。したがって、この電磁弁50は、非通電時「閉」である。
【0022】
また、プランジャ61と吸引子93aの間に背圧作用空間95が形成され、該背圧作用空間95内に、閉ばね93が配置されるとともに、この背圧作用空間95と弁室96との間は冷媒が移動可能に隙間(符号なし)が形成されている。
【0023】
図5に示す状態は、スイッチがオフ状態であり、弁体91は閉状態である。したがって、弁室96、パイロット流路37の冷媒は流動せず、第2背圧作用空間35内の冷媒圧も高く、第2主弁30は「閉」状態となる。
【0024】
電磁弁50に対してスイッチがオンになり、プランジャ61が上動した時は、弁体91が弁座92から離れ「開」となり、弁室96と第2流出路38が連通する結果、弁室96内の流体は第2流出路38、第2出口管路39を介して第2出口3から流出することになる。その結果、弁室96内の冷媒圧は低下する。
【0025】
次に、本実施例の作用について説明する。
図7は図6と同一図面で、冷媒が第1出口2に流れる状態を示す。また、図8は図5と同一図面で、冷媒が第2出口3に流れる状態を示す。更に、図9は図6と同一図面で、冷媒が第2出口3に流れる状態を示す。
上記構成において、流体入口1から加圧冷媒が供給されない状態においては、第1弁体21は第1弁付勢体23により第1弁座22上にあり、「閉」となっている。また、同様に、この状態では第2弁体31も第2弁付勢体33の作用により第2弁座32上にあり「閉」となっている。
【0026】
次に、流体入口1に加圧冷媒が供給された状態においては、電磁弁50がオフの場合には、図1,5に示すように、第2主弁30は「閉」の状態になる。
即ち、第2背圧作用空間35に至った冷媒はそのままパイロット流路37を通って弁室96、及び背圧作用空間95に至るも流れ出ることができず、結局、図7に示すように、第1流入路10を介して第2主弁30に至った加圧冷媒は、第2背圧作用空間35に至って行き場を失い、その結果、第2主弁30の第2弁体31側と第2背圧作用空間35で圧力差が解消され、第2弁付勢体33が弁を押し戻すことにより、結果として第2主弁30は「閉」となり第2出口3からの冷媒の流れはない。したがって、第2主弁30は「閉」の状態になる。
そこで、冷媒は、第2流入路11を通って第1主弁20に至り、冷媒圧により、第1弁体21は下動して第1連通路26a、第1出口管路29を通って第1出口2から流出する。この時、第1弁体21の副弁25aは副弁座22aに対して、「閉」となる。この状態においては、加圧冷媒は第1弁室26から第1弁支持体21aとブロックとの隙間(符号なし)を通って第1背圧作用空間25bに至っている。したがって、第1背圧作用空間25は加圧冷媒で満たされている。
【0027】
この状態では、第2連通路36aは低圧であり、副弁25aの「閉」により、第1付勢体23のばね反力よりも大きい冷媒圧の圧力差が発生し、第1弁体21は「開」となる。従って、流体入口1からの冷媒は第1流入路10、第1弁室26、第1連通路26a、第1出口管路29を通って第1出口2に流れることになる。
【0028】
逆に、冷房から暖房に切り換える場合には、スイッチをオンして電磁弁50の駆動部60を駆動させる。この操作により、プランジャ61は磁力により上動し、弁体91は「開」となる。
その結果、弁室96内の冷媒圧は低下し、したがって、パイロット流路37を介して連通する第2背圧作用空間35の冷媒圧も低下し、第2主弁30は「開」となる。第2主弁30の「開」により、冷媒は、図8,9に示すように、第2連通路36aから第2出口管路39に流れるが、パイロット流路37及び副連通孔23c及び主連通孔23bを介して副弁25aにも作用し、第1主弁20を「開」にしている副弁25a前後の圧力差(第1背圧作用空間25内圧力と副連通孔23c内圧力との圧力差)は解消され、第1付勢体23により第1主弁20は押し戻され、第1弁体21を「閉」とする。
【0029】
以上に経過を経て、第2弁体31は「開」となり、冷媒は第1流入路10、第2弁室36、第2連通路36a、第2出口管路39を経て第2出口3から流れ出し、冷媒流路の切換が行なわれる。そして、この手段は流路切換を必要とするシステムに応用される。なお、上記実施例において、第1弁付勢体23及び第2弁付勢体33として、それぞれ1個のばねを用いたが、複数のばねを用いてばね定数を変化させたり、或いは、他の弾性体を用いてもよい。
また、上記実施例では、図5に示すように、電磁弁50はその軸方向が第1弁筒部24の軸方向と平行に配置され、且つ第2流出路38が第2出口管路39に連結されているが、電磁弁50の軸方向は他の方向、例えば第2出口管路39と平行に配置し、第2流出路38を第2連通路36aに連結するようにしてもよい。
【0030】
また、上記実施例において、第1弁座22、副弁座22a、及び/又は第2弁座32を、ブロック体とは別体として耐摩耗性を有する金属素材等で構成してもよい。また、第1弁体21、第2弁体31及び/又は副弁25aを、耐摩耗性を有する金属体若しくは耐摩耗性を有する表面処理を施した弁体、又は衝撃を吸収する為に樹脂等で形成しても良い。
また、上記実施例において、第1弁体21及び第2弁体31はボール形状としたが、他の形状の弁体であってもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、電磁弁のスイッチを単にオン・オフするだけで、例えば、コンプレッサの流体流出口に連結された流体入口からの流体を、冷・暖房において適宜切り換えることで、例えば、両サイクルに必要な流路を容易に切り換えることができる。
【0032】
また、第1主弁と第2主弁とは相対位置を適宜配置できることから、種々の機器に適用できる。また、三方弁は、弁部分と電磁弁部分とは別構成とし、これらを結合して全体装置としているから、相互に分離可能であり、したがって、例えば、一方の構成に不具合が生じた場合でも、容易に交換したり同様の機能の部材を容易に用いることができる。
更に、電磁弁は、1つの弁室を単に開閉するだけであるから、電磁弁の構成も簡略化できる。また、第1主弁及び第2主弁は相互に連動する構成となっていることから作動が的確であり、機能の信頼性が高いものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の平面図。
【図2】同実施例の正面図。
【図3】同実施例の背面図。
【図4】同実施例の右側面図。
【図5】図1のA−A線の断面図。
【図6】図5のB−B線の断面図。
【図7】図6と同一図面で、冷媒が第1出口2に流れる状態を示す。
【図8】図5と同一図面で、冷媒が第2出口3に流れる状態を示す。
【図9】図6と同一図面で、冷媒が第2出口3に流れる状態を示す。
【符号の説明】
100・・三方弁
1・・・流体入口 2・・・第1出口 3・・・第2出口
4・・・電磁弁装着孔 8・・・取付孔
10・・第1流入路 11・・第2流入路
20・・第1主弁 21・・第1弁体 21a・・第1弁支持体
22・・第1弁座 22a・・副弁座 23・・第1弁付勢体
23a・・第1弾性体支持具 23b・・主連通孔 23c・・副連通孔
24・・第1弁筒部 25・・第1背圧作用空間 25a・・副弁
26・・第1弁室 26a・・第1連通路
29・・第1出口管路
30・・第2主弁 31・・第2弁体 31a・・第2弁支持体
32・・第2弁座 33・・第2弁付勢体
33a・・第2弾性体支持具 34・・第2弁筒部
35・・第2背圧作用空間 36・・第2弁室 36a・・第2連通路
37・・パイロット流路 38・・第2流出路
39・・第2出口管路
50・・電磁弁 51・・取付具 52・・リード線
60・・駆動部 60a・・電磁コイル 61・・プランジャ
91・・弁体 92・・弁座
93・・閉ばね 93a・・吸引子
95・・背圧作用空間 96・・弁室

Claims (3)

  1. 1つの流体入口と第1出口と第2出口とを具備し、流体入口から流入した流体を第1出口又は第2出口の内どちらか1つから流出させる三方弁において、流体入口から第1出口への流路中に第2主弁及び第1主弁を設けると共に、第2主弁から第2出口への流路を分岐させ、第2主弁の開閉を電磁弁により行うと共に、第1出口の開閉を第2主弁の開閉に連動させ
    上記第1主弁は、第2主弁を介して流体入口に連通させると共に第1弁座が形成されている第1弁筒部と、該第1弁筒部内に配置され第1弁付勢体により第1弁支持体を介して第1弁座方向に付勢されている第1弁体と、第1弁支持体に第1弁体とは反対側に装着されている副弁と、副弁に第2出口の流体圧が作用する第1背圧作用空間と、を具備し、
    上記第2主弁は、流体入口に連通すると共に第2弁座が形成されている第2弁筒部と、該第2弁筒部内に配置され第2弁付勢体により第2弁座方向に付勢されている第2弁体と、第2弁体に流体入口側の流体圧が作用する第2背圧作用空間と、第2背圧作用空間に連通するパイロット流路と、を具備し、
    該パイロット流路の流体圧を電磁弁により低下させることで、第2主弁が「開」となるように構成したことを特徴とする三方弁。
  2. 第2主弁の第2弁座と第2出口とを第2出口管路を介して連通させると共に、第1弁筒部の下底部で副弁に対応する位置に副弁座を設け、該副弁座を介して第1背圧作用空間と上記第2出口管路とを連通させ、第1弁体が「開」のとき副弁を「閉」とし、第2弁体が「開」のとき、第2出口管路からの冷媒圧により、副弁を「開」とすることを特徴とする請求項1記載の三方弁。
  3. 電磁弁は、スイッチのオンオフにより駆動される駆動部と、該駆動部により開閉される弁体を具備し、
    弁体の流体流入側には、前記パイロット流路が連結されると共に、流体流出側に設けられた第2流出路を介して第2出口に連通されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の三方弁。
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