JP4109042B2 - 三方切換弁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、三方切換弁に関するものであり、更に詳しくは、1つの電磁弁の動作により、2つの流体入口からの流体を選択的に流入させて、1つの流体出口から流すようにした三方切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
空調装置等に用いられる冷媒サイクルは、冷媒流路を切り換えるために流路中に流路切換弁が用いられ、従来、流路切換弁として四方弁が用いられるケースが多い。例えば、図7,8には、四方弁を用いた空調機器に用いる冷凍サイクルが示されており、図7は冷房サイクルが、そして、図8は暖房サイクルが示されている。
図7において、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換器3、膨張弁4及び室内熱交換器5は、サイクル管路6により冷媒が流動するように連結されており、四方弁2によってその流路の方向が決定されて冷房サイクルとなっている。図8に示す状態は、四方弁2によって流路が切り換えられており、冷媒を図7に示す方向とは逆にすることで、暖房サイクルが実現している。
しかしながら、上記冷媒サイクルに用いられている四方弁は部品点数が多く構造が複雑になるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の課題は、上記従来技術の問題点を解消することにあり、冷媒サイクル等に用いられる構造が簡単で、特に、圧縮機の低圧側に取り付けて流路切換を能動的に行わせる三方切換弁を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明は下記の手段を講ずる。
請求項1記載の三方切換弁は、2つの流体入口と1つの流体出口とを具備し、2つの流体入口から流入する流体のどちらか一方の流体を流体出口から流出させる三方切換弁において、第1流体入口11から流体出口13への流路中に第1主弁部40と、第2流体入口12から流体出口13への流路中に第2主弁部50と、1つの電磁弁30とを設け、第1主弁部40は、第1主弁座42が形成されている第1主弁部孔14と、第1流体入口11に連通する第1主弁室46と、第1主弁部孔14内に配置され第1主弁付勢体43により第1主弁座42方向に付勢されている第1主弁体41と、該第1主弁体41に第1流体入口11側の流体圧が作用する第1背圧作用空間45と、該第1背圧作用空間45に連通する第1パイロット流路24と、を具備し、第2主弁部50は、第2主弁座52が形成されている第2主弁部孔15と、第2流体入口12に連通する第2主弁室56と、第2主弁部孔15内に配置され第2主弁付勢体53により第2主弁座52方向に付勢されている第2主弁体51と、該第2主弁体51に第2流体入口12側の流体圧が作用する第2背圧作用空間55と、該第2背圧作用空間55に連通する第2パイロット流路25と、を具備し、電磁弁30は、スイッチのオンオフにより駆動されるソレノイド部32と、該ソレノイド部32により開閉される第1副弁部60及び第2副弁部70と、を具備し、第1副弁部60の流体流入側には、第2パイロット流路25が連結されると共に、流体流出側は戻り流路22を介して流体出口13に連通され、第2副弁部70の流体流入側には、第1パイロット流路24が連結されると共に流体流出側は戻り流路22を介して流体出口13に連通され、電磁弁30により、第1副弁部60及び第2副弁部70のいずれか一方の副弁が「開」で他方の副弁が「閉」となった場合、前記「開」となった一方の副弁と連結されるパイロット流路を介して連通する背圧作用空間の冷媒圧が低下することにより、当該背圧作用空間を具備する主弁部が、当該主弁部に具備される主弁体に対して「開」方向に作用する冷媒圧が当該主弁部に具備される付勢体の弾性力に打ち勝って「開」となり、前記「閉」となった他方の副弁と連結されるパイロット流路を介して連通する背圧作用空間の冷媒圧が高くなることにより、当該背圧作用空間を具備する主弁部が、当該主弁部に具備される付勢体の弾性力により「閉」となることを特徴とする。
【0005】
請求項2記載の三方切換弁は、上記手段において、第1副弁部60と第2副弁部70との間には連結ピン21aが介装され、第1副弁部60と第2副弁部70との開閉動作が連動することを特徴とする。
【0007】
なお、上記各発明の手段の記載においては、実施形態との対応関係を理解し易くするために、各構成要素に図面符号を付したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図1は本発明の実施形態に係る三方切換弁の正面図、図2は図1のA方向から見た側面図、図3は同三方切換弁の縦断面図、図4は図3のB−B線の断面図である。
【0009】
先ず、本実施形態の全体構成について説明する。
例えば、三方切換弁100を空調機の冷凍サイクルに用いる場合には、圧縮機1から送り出された冷媒を冷・暖房に応じて流路を振り分けるための高圧側の三方切換弁(したがって、1個の第1流体入口と冷房側と暖房側の2つの流体出口を有する。)と、冷・暖房に応じて2本の流路から流入する冷媒を選択して、1個の出口から送出するための低圧側の三方切換弁(したがって、2個の流体入口と1個の流体出口を有する。)とが必要であるが、本実施形態に係る三方切換弁100は低圧側に用いるもので、2個の流体入口と1個の流体出口を有し、更に、電磁弁30を具備させた能動的な流路切換機能をもつものである。
実施形態の低圧側用の三方切換弁100は、弁体・流路部分が形成された本体ブロック10と、該本体ブロック10に装着される電磁弁30と、からなる。
【0010】
次に、本体ブロック10について説明する。
本体ブロック10には、全体としてアルミニウム合金、鋼材等を素材とする概略直方体形状の金属ブロックからなる構造体に支持されており、その正面(図1参照)には、第1流体入口11及び第2流体入口12が形成され、その側面(図2参照)には流体出口13が形成されている。なお、符号18は、上記流体入口や流体出口に装着するサイクル管路6取付用のサイクル管路取付孔である。
また、本体ブロック10には、上記第1流体入口11に連通している第1入口流路11aを介して第1弁部孔14が形成されている。また、第2流体入口12に連通している第2入口流路12aを介して第2弁部孔15が形成されている。そして、本体ブロック10内において、第1弁部孔14と第2弁部孔15とは、一直線上に配置される。
【0011】
更に、第1弁部孔14と第2弁部孔15とは、主弁間連通路20により連通され、該主弁間連通路20の中間位置から、出口流路13aを介して、流体出口13に連通している。また、本体ブロック10には、第2弁部孔15と並行させて、第3弁部孔16が形成されている。そして、更に、本体ブロック10の第3弁部孔16の位置とは反対側に電磁弁30の取付孔となる第4弁部孔17が形成されている。
【0012】
次に、第1弁部40について説明する。
第1弁部40は内面形状が円筒状の第1弁部孔14内に設けられ、ボール状の第1弁体41と、該第1弁体41に一体的に取り付けられる略円柱状の第1弁支持体41aと、第1弁部孔14の開口部に装着され蓋としての機能も有する第1付勢体支持具44と、上記第1弁支持体41aと第1付勢体支持具44との間に形成される第1背圧作用空間45と、該第1背圧作用空間45内に配置される第1弁付勢体43と、第1弁部孔14と第1弁体41との間に形成される第1弁室46と、からなる。また、第1弁部孔14における第1弁体41と対向する位置には第1弁座42が設けられ、更に、前記第1背圧作用空間45と後述の第4弁部70の第4弁室76との間には、第1パイロット流路24が設けられている。
【0013】
次に、第2弁部50について説明する。
第2弁部50は、内面形状が円筒状の第2弁部孔15内に設けられ、ボール状の第2弁体51と、該第2弁体51に一体的に取付けられる円柱状の第2弁支持体51aと、第2弁部孔15の開口部に装着され蓋としての機能も有する第2付勢体支持具54と、上記第2弁支持体51aと第2付勢体支持具54との間に形成される第2背圧作用空間55と、該第2背圧作用空間55内に配置される第2弁付勢体53と、第2弁部孔15と第2弁体51との間に形成される第2弁室56と、からなる。また、第2弁部孔15における第2弁体51と対向する位置には第2弁座52が設けられ、更に、前記第2背圧作用空間55と後述の第3弁部60の第3弁室66との間には、第2パイロット流路25が設けられている。
【0014】
次に第3弁部60について説明する。
第3弁部60は、第2弁部50の側部に平行して形成されている第3弁部孔16に設けられる。該第3弁部孔16内の第3弁室66には、第3弁体61と該第3弁体61を支持する円筒状の第3弁支持体61aが設けられている。
そして、第3弁支持体61aと、その下部(図3参照)で本体ブロック10に取り付けられて蓋としての機能も有する第3付勢体支持具64との間に第3背圧作用空間65が形成され、該第3背圧作用空間65内には第3弁付勢体63が介装されている。
第3弁付勢体63は第3弁体61を上方、即ち、第3弁体61に対向して設けられた第3弁座62方向に弾圧している。また、第3弁部60における第3背圧作用空間65と、第2弁部50における第2弁室56とは第2パイロット流路25によって結ばれている。
【0015】
次に第4弁部70について説明する。
第4弁部70には電磁弁取付具19を介して電磁弁30が装着されており、電磁弁30の中心部に配置されているプランジャ71aの下端部には第4弁体71が形成され、その下部で、かつ第4弁部孔17の底部には第4弁座72が設けられている。また、第4弁座72の弁孔と第3弁座62の弁孔は連通されて副弁間連通路21が形成され、さらに副弁間連通路21の中心位置から主弁間連通路20の向けて戻り流路22が形成されている。
【0016】
また第3弁体61と第4弁体71との間には連結ピン21aが介装され、第4弁体71と第3弁体61との開閉動作が連動するようになっている。そして、第4勢弁付体73のバネ圧の方が第3弁付勢体63のバネ圧よりも大きく設定されていることから、通常(電磁弁オフ時)は、第4弁体71は「閉」、第3弁体61は「開」となっている。また、第4弁室76と第1背圧作用空間45との間には第1パイロット流路24が形成されている。
【0017】
次に電磁弁30について説明する。
三方切換弁100の上部側の第4弁部孔17には、ソレノイドコイル33等からなる電磁弁30が電磁弁取付具19を用いて装着される。なお、符号31は電磁弁30のリード線である。
電磁弁30のソレノイド部32は、ソレノイドコイル33、吸引子74、プランジャ71a等からなる。プランジャ71aの上部には、吸引子74が配置され、該吸引子74は、ソレノイドケース32aにボルト32bにより固定される。また、吸引子74とプランジャ71aの間には第4背圧作用空間75が形成され、第4弁付勢体73が弾装されており、プランジャ71aを第4弁座72側に押圧している。
また、この第4背圧作用空間75と第4弁室76との間は冷媒が移動可能に隙間(符号なし)が形成されている。そして、そのソレノイド部32をオン・オフするスイッチ(図外)の操作により、吸引子74の磁化に伴ってプランジャ71が上下動する。
電磁弁30は、三方切換弁100に穿設された第4弁孔17に対してプランジャパイプ19a及び取付具19を介して装着されている。
上記取付具19は、外側に雄ねじが刻設された筒状部19bと、円板リング状で径大部として形成されたフランジ部19cとの一体物からなり、その中心部はプランジャパイプ19aを支持していると共に、筒状部19bの外面の雄ねじ(符号なし)は第4弁部孔17の内面に穿設された雌ねじ(符号なし)に螺合されて装着される。
また、プランジャパイプ19aを取付具19に固定するに当たっては、プランジャパイプ19aの下端部を外周に開くように拡大させて拡大部19dを形成し、この上に、取付具19の下端部を載せてTIG溶接している。
そして、電磁弁30のソレノイド部32に対するスイッチ(図外)をオンオフすることにより、冷媒の流入路を、暖房時の冷媒の戻り管路に取付けられる第1流体入口11と、冷房時の冷媒の戻り管路に取付けられる第2流体入口12とのいずれかに切り換えるものである。
【0018】
そのために、電磁弁30のソレノイド部32の中央部に配置されているプランジャパイプ19aには、プランジャ71aが配置される。このプランジャ71aの下部には、上記のように流路切り換え用の第4弁部70及び第3弁部60が設けられる。
また、プランジャ71aの上部には吸引子74が設けられ、該吸引子74とプランジャ71aとの間には、第4背圧作用空間75が形成されると共に、第4勢弁付体73が介装されている。なお、プランジャパイプ19aとプランジャ71aとの間には隙間があり、冷媒は流動可能となっている。
【0019】
次に使用態様について説明する。
この三方切換弁100は、例えば、空調装置等の冷凍サイクル用として使用されるもので、暖房サイクル又は冷房サイクルに切り換えるようにするものである。図5は同三方切換弁の冷房時の使用態様を示す説明図である。
【0020】
上記構成において、電磁弁30のスイッチオフ(無操作、又は、「オン」からの切換)で、第1弁室46に冷媒があるときは、第1パイロット流路24の冷媒圧が高く、第1背圧作用空間45の冷媒圧が高いことから、図3に示すように、第1弁体41が第1弁付勢体43の弾性により下動して第1弁座42に当接し、「閉」となっている。
しかし、電磁弁30の作用(スイッチオン)により、第1パイロット流路24の冷媒圧が低下するに従って、第1背圧作用空間45の冷媒圧が低下する結果、第1弁体41に対して「開」方向に作用する冷媒圧が第1弁付勢体43の弾性力に打ち勝って上昇し、第1弁部40は、「開」となる。
【0021】
ところで、第3弁部60は、電磁弁30によりプランジャ71aを介して上下に作動される。そして、電磁弁30がオフのときプランジャ71aからの押し下げ力が働き、[開]の状態にある。したがって第2流体入口12からの冷媒は第2弁部孔15に入り、[開]の状態にある第2弁室56を通り主弁間連通路20、出口流路13aを通って流体出口13から送り出される。
このとき第2弁室56内の冷媒は第2弁部孔15と第2弁支持体51aの隙間を通って第2背圧作用空間55に至り、さらに第2パイロット流路25、第3弁室66、副弁間連通路21及び戻り流路22を通って主弁間連通路20に至り、流体出口13から流出することになる。
【0022】
また、電磁弁30のオンにより、プランジャ71aが上動したとき、第3弁体61は「閉」となり、第2背圧作用空間55に至った冷媒は行き場を失い、第2弁体51に対して背圧として作用することになる。このことは、第2弁体51に対する上下からの冷媒圧が相殺されることになって、結局、第2弁体51は、第2弁付勢体53により上動し、第2弁座52に当接して[閉]となる。
したがって、第3弁部60は電磁弁30のオンオフ作用により第2弁部50の第2背圧作用空間55の背圧を用いて第2弁部50をオンオフする作用を有することと成る。
【0023】
第4弁体71が「閉」状態においては、第1背圧作用空間45内には冷媒圧が保持され、第1弁体41に対する上下からの冷媒圧は相殺される。しかし、第1弁体41には第1弁付勢体43のバネ圧が作用しているから第1弁体41は「閉」となっている。
逆に、電磁弁30がオンされ、第4弁体71が「開」となったときは、第4弁室76内の冷媒は副弁間連通路21及び戻り流路22を通って、主弁間連通路20に排出されることで第1背圧作用空間45内の冷媒圧は消失するから、結局、第1弁体41は、第1弁付勢体43のバネ圧よりはるかに大きな冷媒圧により「開」となる。
なお、上記実施例において、第1流体入口11と第2流体入口12とに連結する管路を逆にすることによって、電磁弁30がオフ時に暖房とすることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、電磁弁のスイッチを単にオンオフするだけで、例えば、圧縮機の流体の流出口に連結された流体入口からの流体の流れを、冷・暖房に対応する方向に適宜切り換えることで、両サイクルを容易に切り換えることができるに至った。
【0025】
また、それぞれの第1弁部と第2弁部とはほぼ同一形状を有することから、その製造が簡単かつ容易であり、製造費の低廉化とトラブル頻度の低下を期待することができる。しかも、第1弁部と第2弁部とは同一直線上に相対させて配置できることから、構成が簡略化できる。
また、三方切換弁は、弁部分と電磁弁部分とは別構成とし、これらを結合して全体装置としているから、分離可能であり、したがって一方の構成に不具合が生じた場合でも、容易に交換したり、同様の機能を有する手段を簡単に用いることができる。また、本発明においては、第3弁部と第4弁部との戻り流路が共通の流路となるので、構成が一層簡単で製造も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る三方切換弁の正面図。
【図2】図1のA方向から見た側面図。
【図3】同三方切換弁の縦断面図。
【図4】図3のB−B線の断面図。
【図5】同三方切換弁の冷房時の使用態様を示す説明図。
【図6】同三方切換弁の暖房時の使用態様を示す説明図。
【図7】四方弁を用いた場合の冷房時の使用態様を示す説明図。
【図8】四方弁を用いた場合の暖房時の使用態様を示す説明図。
【符号の説明】
1・・・圧縮機 2・・・四方弁 3・・・室外熱交換器
4・・・膨張弁 5・・・室内熱交換器 6・・・サイクル管路
7・・・(高圧側の)三方切換
10・・本体ブロック
11・・第1流体入口 11a・・第1入口流路
12・・第2流体入口 12a・・第2入口流路
13・・流体出口 13a・・出口流路
14・・第1弁部孔 15・・第2弁部孔
16・・第3弁部孔 17・・第4弁部孔(電磁弁取付孔)
18・・サイクル管路取付孔 19・・電磁弁取付具
19a・・プランジャパイプ 19b・・筒状部
19c・・フランジ部 19d・・拡大部
20・・主弁間連通路 21・・副弁間連通路 21a・・連結ピン
22・・戻り流路 24・・第1パイロット流路
25・・第2パイロット流路 30・・電磁弁 31・・リード線
32・・ソレノイド部 32a・・ソレノイドケース
32b・・ボルト 33・・ソレノイドコイル
40・・第1弁部 41・・第1弁体 41a・・第1弁支持体
42・・第1弁座 43・・第1弁付勢体 44・・第1付勢体支持具
45・・第1背圧作用空間 46・・第1弁室
50・・第2弁部 51・・第2弁体 51a・・第2弁支持体
52・・第2弁座 53・・第2弁付勢体 54・・第2付勢体支持具
55・・第2背圧作用空間 56・・第2弁室
60・・第3弁部 61・・第3弁体 61a・・第3弁支持体
62・・第3弁座 63・・第3弁付勢体 64・・第3付勢体支持具
65・・第3背圧作用空間 66・・第3弁室
70・・第4弁部 71・・第4弁体 71a・・プランジャ
72・・第4弁座 73・・第4勢弁付体 74・・吸引子
75・・第4背圧作用空間 76・・第4弁室
100・・(低圧側の)三方切換

Claims (2)

  1. 2つの流体入口と1つの流体出口とを具備し、2つの流体入口から流入する流体のどちらか一方の流体を流体出口から流出させる三方切換弁において、第1流体入口から流体出口への流路中に第1主弁部と、第2流体入口から流体出口への流路中に第2主弁部と、1つの電磁弁とを設け、
    前記第1主弁部は、第1主弁座が形成されている第1主弁部孔と、第1流体入口に連通する第1主弁室と、前記第1主弁部孔内に配置され第1主弁付勢体により第1主弁座方向に付勢されている第1主弁体と、該第1主弁体に第1流体入口側の流体圧が作用する第1背圧作用空間と、該第1背圧作用空間に連通する第1パイロット流路と、を具備し、
    前記第2主弁部は、第2主弁座が形成されている第2主弁部孔と、第2流体入口に連通する第2主弁室と、前記第2主弁部孔内に配置され第2主弁付勢体により第2主弁座方向に付勢されている第2主弁体と、該第2主弁体に第2流体入口側の流体圧が作用する第2背圧作用空間と、該第2背圧作用空間に連通する第2パイロット流路と、を具備し、
    前記電磁弁は、スイッチのオンオフにより駆動されるソレノイド部と、該ソレノイド部により開閉される第1副弁部及び第2副弁部と、を具備し、
    第1副弁部の流体流入側には、前記第2パイロット流路が連結されると共に、流体流出側は戻り流路を介して流体出口に連通され、
    第2副弁部の流体流入側には、前記第1パイロット流路が連結されると共に流体流出側は前記戻り流路を介して流体出口に連通され、
    前記電磁弁により、前記第1副弁部及び第2副弁部のいずれか一方の副弁が「開」で他方の副弁が「閉」となった場合、
    前記「開」となった一方の副弁と連結されるパイロット流路を介して連通する背圧作用空間の冷媒圧が低下することにより、当該背圧作用空間を具備する主弁部が、当該主弁部に具備される主弁体に対して「開」方向に作用する冷媒圧が当該主弁部に具備される付勢体の弾性力に打ち勝って「開」となり、
    前記「閉」となった他方の副弁と連結されるパイロット流路を介して連通する背圧作用空間の冷媒圧が高くなることにより、当該背圧作用空間を具備する主弁部が、当該主弁部に具備される付勢体の弾性力により「閉」となることを特徴とする三方切換弁。
  2. 前記第1副弁部と前記第2副弁部との間には連結ピンが介装され、前記第1副弁部と前記第2副弁部との開閉動作が連動することを特徴とする請求項1記載の三方切換弁。
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