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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回路基板とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の高性能化、小型化の要求に従い、回路部品の高密度、高機能化が一層叫ばれている。そのため、回路部品の高密度化、高機能化に対応した回路基板が要求されている。その結果、回路基板の放熱を高める方法が重要になってきている。また、高周波対応の重要性から、誘電率を下げることも重要になってきている。あるいは熱膨張率を実装部品にあわせるということも重要視されてきている。これらに対し、従来の回路基板は、無機フィラーの種類と混合量を調節して要求される基板の特性に近づけた構成となっていた。
【0003】
尚、この出願の発明に関連する先行技術文献情報として、次のものがある(例えば特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−46049号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の回路基板では、例えば高い熱伝導性と低い誘電率を同時に満足する基板が要求された場合、対応できないという問題があった。つまり、複数種類の無機フィラーの混合によって、高熱伝導性と低誘電率の双方の所定の機能を満足させることは困難であった。例えば熱伝導率を上げるためにはAl23を高充填するのが一般的であるが、そうすると誘電率は上がってしまうというような場合が往々にしてあった。
【0006】
本発明は上記従来の問題を解決するために、高機能の回路基板製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そしてこの目的を達成するための手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、無機フィラーと熱硬化性樹脂との混練物からなる複数の種類のシートを組み合わせて基板を形成し、前記基板の片面に金属箔を接着し、その後、前記基板を加熱して硬化させて、前記金属箔をエッチング等で不要部分を除去して導電パターンを形成する回路基板の製造方法であって、所定時間置くことによって、異種の混練物同士が濡れ性により密着し、境目がなくなる。これにより、金属箔を貼合せるときに均一な基板上面のため、気泡をかむことがなく貼合せることができ、複数の種類の混練物をシート状にしたものを組み合わせることによって、片面回路基板における特性の違う領域を容易につくりだすことができる。
【0008】
次に請求項に記載の発明は、無機フィラーと熱硬化性樹脂の混練物からなる複数の種類のシートを組み合わせ、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置して基板を形成し、その後、前記基板の表裏両面に金属箔を接着し、前記基板を熱硬化性樹脂の硬化温度まで加熱し、前記基板の表裏両面を貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔内に前記基板の表裏両面の金属箔と電気的に接続された導電路を形成する請求項1記載の回路基板の製造方法であって、所定時間置くことによって、異種の混練物同士が濡れ性により密着し、境目がなくなる。これにより、金属箔を貼合せるときに均一な基板上面のため、気泡をかむことがなく貼合せることができ、複数の種類の混練物をシート状にしたものを組み合わせることによって基板における特性の違う領域を容易につくりだすことができる。
【0009】
次に請求項に記載の発明は、Al 2 3 の熱伝導の高い無機フィラーを有するシートと、SiO 2 の誘電率の低い無機フィラーを有するシートを組み合わせる請求項1記載の回路基板の製造方法であって、それぞれ熱伝導性や誘電率などの必要な特性に応じた材料で各部分が構成されているため、基板に要求された機能を満足させることができ、複数の種類の混練物をシート状にしたものを組み合わせることによって基板における特性の違う領域を容易につくりだすことができる。
【0010】
次に請求項に記載の発明は、基板の片面あるいは両面に金属箔を接着し、この基板の外周に枠状のスペーサーを設けた後、この基板の上下を熱盤ではさんで加圧と加熱を行う路基板の製造方法であって、上下の熱盤の加圧、加熱時にスペーサーにより基板の厚さが整えられる。
【0011】
次に請求項に記載の発明は、フィルム上に離型剤を介して層を形成することでシートを形成し、母体となる第1のシートの一部を取り除き、そこに別の種類の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、前記第2のシートを前記第1のシートにはめ込んだ基板を用いた請求項記載の回路基板の製造方法であって、基板における各特性の領域をより正確にすみ分けした基板をつくることができる。また、離型剤を塗ったフィルムは密着性の高いシートを一時的にストックあるいは供給するのに都合がよい。
【0012】
次に請求項に記載の発明は、異種の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、第1のシートにはめ込んだ基板を、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置後、前記基板のフィルムとは反対側面に金属箔を重ね、前記フィルムを前記基板から剥離させることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法であって、所定時間置くことによって、異種の混練物同士が濡れ性により密着し、境目がなくなる。これにより、金属箔を貼合せるときに均一な基板上面のため、気泡をかむことがなく貼合せることができる。
【0013】
次に請求項に記載の発明は、異種の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、第1のシートにはめ込んだ基板を、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置後、前記基板のフィルムとは反対側面に金属箔を重ね、前記金属箔と前記シートが結合するまでの所定時間放置後、前記フィルムを前記基板から剥離させ、その後、金属箔を重ねることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法であって、所定時間置くことによって、異種の混練物同士が濡れ性により密着し、境目がなくなる。これにより、金属箔を貼合せるときに均一な基板上面のため、気泡をかむことがなく貼合せることができ、上記放置により金属箔とシートは結合し、よってフィルムの剥離時にシートが金属箔から剥離することがなくなる。
【0014】
次に請求項に記載の発明は、基板に重ねる金属箔表面を粗面にした請求項記載の回路基板の製造方法であって、粗化することによって密着強度をより高めることができる。
【0015】
次に請求項に記載の発明は、無機フィラーと熱硬化性樹脂との混練物が、ドクターブレード法、コーター法、押出成形法、圧延法から選ばれる少なくとも一つの方法でシート化されている請求項記載の回路基板の製造方法であって、上記混練物がシート化によってハンドリングが容易になるからである。
【0016】
次に請求項1に記載の発明は、混練物は、分散剤、着色剤、カップリング剤、および離型剤から選ばれる少なくとも一つの添加剤を含む請求項記載の回路基板の製造方法であって、分散剤によって熱硬化性樹脂中の無機フィラーを均一性よく分散させることができる。着色剤によって前記混練物を着色することができるため、基板の放熱性を良くすることができる。カップリング剤によって熱硬化性樹脂と無機フィラーとの接着強度を高くすることができるため、電気絶縁性封止剤の絶縁性を向上できる。離型剤によって、金型と混練物との離型性を向上できるため、生産性を向上できる。
【0017】
次に請求項1に記載の発明は、少なくとも2つの異なるシートを同一のフィルムにシート状に形成し、前記異なるシートを同時に金属箔に対し加圧し、貼合せることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法であり、異なるシートを高速にフィルム上に形成でき、また、異なるシート間の境界部分に空気層を残存させずに、他のシート平面と同一の厚さで均一にでき、ほぼ同一種のシートと同様に形成して取り扱え、金属箔との貼合わせも作業性よく、接合強度も高くなるという作用効果を奏する。
【0018】
請求項1に記載の発明は、少なくとも2つの異なるシートを同一のフィルムに同時に形成することを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法であり、異なるシートを高速にフィルム上に形成でき、また、異なるシート間の境界部分に空気層を残存させずに、他のシート平面と同一の厚さで均一にでき、ほぼ同一種のシートと同様に形成して取り扱え、金属箔との貼合せも作業性よく、接合強度も高くなるという作用効果を奏する。
【0019】
請求項1に記載の発明は、フィルムの搬送方向に対し平行方向に、少なくとも2つの異なるシートを形成する請求項1記載の回路基板の製造方法であり、異なるシートを高速に、また、均一に形成でき、生産性及び品質を向上させることができるという作用効果を奏する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を、図面を用いて説明する。
【0021】
図11に示すごとく本実施形態の回路基板は、例えば金属酸化物微粉としてAl2387wt%と、熱硬化性樹脂としてエポキシ樹脂10wt%と、プレゲル化剤3wt%との混練物からなる絶縁性を有するシート1と、このシート1の表、裏面にそれぞれ設けた導電パターン2と、前記シート1の貫通孔3を通して表、裏面の導電パターン2を電気的に接続したスルーホール4とを備えている。前記導電パターン2は、シート1の表、裏面に接着した金属箔の不要部分を除去して形成したものである。図11の回路基板は、図1〜図10及びその後の工程により製造される。
【0022】
先ず図1(a)のごとく前記金属酸化物微粉と熱硬化性樹脂とプレゲル化剤との混合物を、押出成形機5からフィルム6上にフィルム6の搬送方向に対し連続的に均一な厚さで押出してシート1を形成する。尚フィルム6はローラー7、8間にかけられたベルトコンベア9上を前記シート1の押出しスピードと同じスピードで移動するようになっている。またこのフィルム6の上面には、フィルムを剥がしやすくするために、離型剤が塗布されてる。尚、シートの密着力が低い場合は、この離型剤は必ずしも必要ではない。図1(b)に示すように同一のフィルム6上に、フィルム6の搬送方向に対し平行方向に異なるシート1a1bを形成してもよい。
【0023】
次に図2において、図2(a)の1は、Al23をフィラーの主成分とした第1のシートとなる熱伝導性の高いシートである。図2(b)の10は、SiO2をフィラーの主成分とした第2のシートとなる誘電率の低いシートである。いずれも6はフィルムであり、フィルム上には離型剤が塗布されている。図2(a)においてシート1の一部を除去し、前記シート1の除去部分と同じ大きさになる図2(b)のシート10を切り取り、シート1の除去部分のフィルム6上にシート10を配置し、平面方向に異なるシートを設けるようにシート1に組み合わせた基板が図2(c)の状態である。この図2(c)の状態のまま4〜5時間室温で放置し、シート1とシート10が十分になじんでその境界部分が消え去るのを待つ。
【0024】
尚、第1のシートと第2のシートを同一のフィルム6上に同時に形成するために、複数の押出成形機を使用したり、複数種のシートを押出成形できる装置を使っても、同等以上のシートを形成する効果を奏する。
【0025】
その後、図2(c)のごとく一体化されたフィルム6、シート1、シート10を図3のごとく、台11上に配置し、金属箔の一例となる銅箔12上にローラー13で加圧し、空気がシート1と銅箔12間に介在しないようにして貼合せる。
【0026】
次にこの貼合せた状態のまま4〜5時間室温で放置し、その後図4のごとくフィルム6をシート1から剥離させる。尚この銅箔12の貼合せ面となる上面側は粗面としているので、上記放置により銅箔12とシート1は結合し、よってフィルム6の剥離時にシート1が銅箔12から剥離することはない。
【0027】
次に図5のごとく、シート1の外周の銅箔12上に枠状のスペーサー14を設け、その後シート1の上面に銅箔15を同じくローラー13で加圧しながら接着させる。尚スペーサー14はシート1よりも薄いので、銅箔15をシート1に接着させる際の問題にはならない。尚、スペーサー14は、必ずしも銅箔12と15の間にある必要はなく、それらの外側に設けても良い。その場合、スペーサー14の厚みは、加圧後のシート1の厚みに銅箔12と15の厚みを加えたものとなる。
【0028】
次にこのようにシート1の上下に銅箔1512を接着したものを図6のごとく、それらの間にステンレス板16を介在させ、キャリアプレート17、押え板18間に複数枚重ね、これをさらに図7のごとく熱盤19間に挟み、加圧と120℃の加熱を行う。すると各シート1はスペーサー14の厚さまで加圧されるとともに、その内部に混在しているプレゲル化剤が硬化し、これによりシート1が定形化され所定の形状に保たれることになる。
【0029】
次にスペーサー14を外し、その後図8のごとく、台11上にてロータリーカッター20で、外周部の余分な部分1a部を切断する。なおこの時シート1はまずプレゲル化剤が硬化しただけの状態であるので、所定の形状を保ってはいるもののそれ程硬度は高くなく、よってこの切断時にもロータリーカッター20が損傷することがない。
【0030】
次に図9のごとく、シート1を保持具(図示せず)によりステージ21上にXY方向に可動自在に配置し、次にパンチ22により必要部分に貫通孔3を設ける。パンチ22は基板押え24でシート1を押えた状態で、圧縮エアー23によりパンチ針25をダイ26に向けて加工させることにより貫通孔3を形成するものである。なおこの時もシート1はまだ本格的な硬化が行われていないので、パンチ針25が損傷することはない。
【0031】
次にこのようにして貫通孔3が形成されたシート1を、図10のごとく、複数枚、熱風炉27内の台28上に置き、170℃で加熱する。するとシート1に含まれるエポキシ樹脂が硬化し、シート1としての最終強度が確保されるように最終硬化する。
【0032】
そして、次はこのシート1の貫通孔3内に図11のごとく導電物質4aをめっきあるいは充填により形成し、スルーホールを形成する。そしてそれ以降は上下の銅箔1512を、マスク等を用いた従来のエッチング工程を利用して導電パターン2を形成するのである。
【0033】
【発明の効果】
以上のように本発明は、Al23を無機フィラーとする熱伝導の高い基板の中にSiO2を無機フィラーとする誘電率の低い領域をもつ回路基板の製造方法であり、発熱の大きい電子部品は熱伝導の高い基板の領域に配置し、高周波部品は誘電率の低い領域に配置することによって、基板全体として高い放熱特性と低いノイズ特性の複合特性を得ることができる。つまり、フィラーの異なる樹脂シートを複数組み合わせることによって、回路特性を高レベルで安定化させることのできる基板を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態におけるシート形成工程を示す正面模式図
【図2】 本発明の一実施形態におけるシート一体化工程を示す概略斜視図
【図3】 本発明の一実施形態における金属箔貼合せ工程を示す正面模式図
【図4】 本発明の一実施形態におけるフィルム剥離工程を示す正面模式図
【図5】 本発明の一実施形態における他の金属箔貼合せ工程を示す正面模式図
【図6】 本発明の一実施形態におけるシート重ね工程を示す正面模式図
【図7】 本発明の一実施形態におけるシート定形化工程を示す正面模式図
【図8】 本発明の一実施形態におけるシート切断工程を示す正面模式図
【図9】 本発明の一実施形態における貫通孔形成工程を示す断面模式図
【図10】 本発明の一実施形態における硬化工程を示す断面模式図
【図11】 本発明の一実施形態における回路基板の断面模式図
【符号の説明】
1 シート
2 導電パターン
3 貫通孔
4 スルーホール
5 押出成形機
6 フィルム
7 ローラー
8 ローラー
9 ベルトコンベア
10 シート
11 台
12 銅箔
13 ローラー
14 スペーサー
15 銅箔
16 ステンレス板
17 キャリアプレート
18 押え板
19 熱盤
20 ロータリーカッター
21 ステージ
22 パンチ
23 圧縮エアー
24 基板押え
25 パンチ針
26 ダイ
27 熱風炉
28 台

Claims (13)

  1. 無機フィラーと熱硬化性樹脂との混練物からなる複数の種類のシートを組み合わせ、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置して基板を形成し、その後、前記基板の片面に金属箔を接着し、前記基板を加熱して硬化させ、前記金属箔の不要部分を除去して導電パターンを形成する回路基板の製造方法。
  2. 無機フィラーと熱硬化性樹脂の混練物からなる複数の種類のシートを組み合わせ、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置して基板を形成し、その後、前記基板の表裏両面に金属箔を接着し、前記基板を熱硬化性樹脂の硬化温度まで加熱し、前記基板の表裏両面を貫通する貫通孔を形成し、前記貫通孔内に前記基板の表裏両面の金属箔と電気的に接続された導電路を形成する請求項記載の回路基板の製造方法。
  3. Al23の熱伝導の高い無機フィラーを有するシートと、SiO2の誘電率の低い無機フィラーを有するシートを組み合わせる請求項記載の回路基板の製造方法。
  4. 基板の片面あるいは両面に金属箔を接着し、この基板の外周に枠状のスペーサーを設けた後、この基板の上下を熱盤ではさんで加圧と加熱を行う請求項記載の回路基板の製造方法。
  5. フィルム上に離型剤を介してシートを形成し、第1のシートの一部を取り除き、そこに異種の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、前記第2のシートを前記第1のシートにはめ込んだ基板を用いた請求項記載の回路基板の製造方法。
  6. 異種の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、第1のシートにはめ込んだ基板を、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置後、前記基板のフィルムとは反対側面に金属箔を重ね、前記フィルムを前記基板から剥離させることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法。
  7. 異種の無機フィラーを混練された第2のシートを切り取り、第1のシートにはめ込んだ基板を、その境界部分が消え去るまでの所定時間放置後、前記基板のフィルムとは反対側面に金属箔を重ね、前記金属箔と前記シートが結合するまでの所定時間放置後、前記フィルムを前記基板から剥離させ、その後、金属箔を重ねることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法。
  8. 基板に重ねる金属箔表面を粗面にした請求項記載の回路基板の製造方法。
  9. 無機フィラーと熱硬化性樹脂との混練物が、ドクターブレード法、コーター法、押出成形法、圧延法から選ばれる少なくとも一つの方法でシート化されている請求項記載の回路基板の製造方法。
  10. 混練物に、分散剤、着色剤、カップリング剤、および離型剤から選ばれる少なくとも一つの添加剤を含む請求項記載の回路基板の製造方法。
  11. 少なくとも2つの異なるシートを同一のフィルムにシート状に形成し、前記異なるシートを同時に金属箔に対し加圧し、貼合せることを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法。
  12. 少なくとも2つの異なるシートを同一のフィルムに同時に形成することを特徴とする請求項記載の回路基板の製造方法。
  13. フィルムの搬送方向に対し平行方向に、少なくとも2つの異なるシートを形成する請求項1記載の回路基板の製造方法。
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