JP4032198B2 - Plcシステム及びリモートターミナル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はPLCシステムに関し、特にリモート通信にて遠方に設置されたリモートターミナルのシステムパラメータを設定できるようにしたPLCシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば工場等でRS−232Cをインタフェースとして接続された各種制御機器を制御する装置のシステムパラメータを設定する場合は、
(1)現場のパソコンなどでRS−232C経由で設定する
(2)ディップスイッチなどのハードウェアで設定する
という方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のごとき方法では、システムパラメータ設定しようとする装置(以下、リモートターミナルという)が遠方にある場合、パラメータ設定するたびに現場に行かなければならない。従って、パラメータ設定が煩わしいという問題点があった。
【0004】
また、以上の問題点はパラメータをデフォルト値に戻したい場合にも同様に発生する。
【0005】
そこで、この発明は、わざわざ現場に出向くことなく、リモート通信にて遠方に設置されたリモートターミナルのシステムパラメータを設定できるようにしたPLCシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、
プログラマブルコントローラのPLCユニットとの間でデバイスネット回線により通信する通信部と、RS−232C対応の制御対象機器との間でRS−232C回線により通信する送受信部と、通信部のPLCユニットに対するデバイスネット上の通信プロトコルと送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルとを変換することにより、制御対象機器との間およびPLCユニットとの間における送受信を処理する処理部と、を含むリモートターミナルと、
リモートターミナルとの間でデバイスネット回線を経由して通信する通信制御ユニットと、通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して制御対象機器に対するリード・ライト信号をデバイスネット通信で送信することにより、リモートターミナルを経由して制御対象機器を制御するCPUユニットと、を含むPLCユニットと、
を持つPLCシステムであって、
PLCユニットのCPUユニットは、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定を一括または個別に行うためのパラメータ設定条件を選択的に記述したコマンド、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定内容をリセットするコマンド、を発行し、そのコマンドを通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して送信するものであり、
リモートターミナルは、
送受信部の通信パラメータ条件を記憶する記憶手段を持ち、
CPUユニットにて発行されたコマンドを受信した場合、コマンド内容を調べて、パラメータ一括設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件をパラメータ一括書込処理を行うことにより設定し、パラメータ個別設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件のうち対応するパラメータを個別に書込処理を行うことにより設定し、リセットのコマンドであれば、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件を初期化して、デフォルト値に戻すものである
ことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るPLCシステムの一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は本発明に係るPLCシステムの概略構成を示すブロック図である。
【0013】
同図に示すごとく、このPLCシステムは、CPUユニット20や通信制御ユニット30より構成されるPLCユニット10と、リモートターミナル40と、RS−232C機器50より構成され、PLCユニット10内の通信制御ユニット30とリモートターミナル40はデバイスネット60で接続され、リモートターミナル40とRS−232C機器50はRS−232C信号線70で接続されている。
【0014】
ここで、CPUユニット20はPLCユニット10を統括制御するもので、通信制御ユニット30を介してリモートターミナル40に対して制御対象となるRS−232C機器50に対する入出力リード・ライト信号(IOWRコマンド)を送信し、RS−232C機器50に対する入出力リード・ライト処理を行うと共に、本実施形態では特にリモート通信にて遠方に設置されたリモートターミナル40のシステムパラメータを設定する。
【0015】
このため、後述するように、CPUユニット20からは通信制御ユニット30を介してリモートターミナル40に対して、パラメータ書込コマンド、パラメータ読出コマンド、ポートリセットコマンド、システム設定リセットコマンドが発行され、リモートターミナル40からはこれらのコマンドに対するレスポンスが発行される。
【0016】
通信制御ユニット30はCPUユニット20からの指令に基づいてリモートターミナル40との通信を制御するもので、本実施形態では特にリモート通信にて遠方に設置されたリモートターミナル40のシステムパラメータ設定をするよう制御する。
【0017】
リモートターミナル40はPLCユニット10から遠く離れて設置されたRS−232C機器50をPLCユニット10が制御できるように設けられた装置で、PLCの通信プロトコルをRS−232Cの通信プロトコルに変換することによってPLCユニット10から遠く離れて設置されたRS−232C機器50をPLCユニット10が制御できるように構成されている。
【0018】
なお、このようなリモートターミナル40を設けたのは、PLCユニット10によって周辺機器を制御する場合、ケーブル長には限界があり、遠方の機器を制御できないからである。
【0019】
また、RS−232C機器50はリモートターミナル40とRS−232Cの通信プロトコルで接続されたPLCユニット10の制御対象機器である。
【0020】
図2は図1に示したPLCシステムにおける通信制御ユニット30とリモートターミナル40の詳細構成図である。
【0021】
図2において、通信制御ユニット30は、ASIC31、処理部(MPU)32、表示部33、EP−ROM34、EEP−ROM35、S−RAM36、デバイスネット通信部37、デバイスネット通信電源38より構成されている。
【0022】
また、リモートターミナル40は、デバイスネット通信部41、デバイスネット通信電源42、処理部(MPU)43、表示部44、EEP−ROM45、フラッシュメモリ46、S−RAM(送信バッファ)47、S−RAM(受信バッファ)48、RS−232C送受信部(ポート1)49、RS−232C送受信部(ポート2)51より構成されている。
【0023】
ここで、ASIC31はCPUユニット20に接続されてCPUユニット20と通信制御ユニット30間のデータの授受を行うものである。
【0024】
処理部(MPU)32はマイクロプロセッサユニットより構成されて、通信制御ユニット30全体を統括制御するものである。
【0025】
表示部33は液晶表示装置等より構成されて、CPUユニット20との通信およびリモートターミナル40との通信に伴う各種表示を行うものである。
【0026】
EP−ROM34はリードオンリメモリで、処理部(MPU)32で実行されるシステムプログラムが格納されるものである。
【0027】
EEP−ROM35は、電気的に情報の書込および消去ができるリードオンリメモリで、処理部(MPU)32で実行されるシステムプログラム処理のためのデータが格納されるものである。
【0028】
S−RAM36はランダムアクセスメモリで、処理部(MPU)32で実行されるシステムプログラムのワークエリアとなるものである。
【0029】
デバイスネット通信部37はデバイスネット60による通信を制御するものである。
【0030】
デバイスネット通信電源38はデバイスネット60に通信電源を供給するものである。
【0031】
また、デバイスネット通信部41はデバイスネット60による通信を制御するものである。
【0032】
デバイスネット通信電源42はデバイスネット60に通信電源を供給するものである。
【0033】
処理部(MPU)43はマイクロプロセッサユニットより構成されて、リモートターミナル40全体を統括制御するものである。
【0034】
表示部44は液晶表示装置等より構成されて、通信制御ユニット30を介したCPUユニット20との通信およびRS−232C機器50−1,50−2(図1のRS−232C機器50に相当する)との通信に伴う各種表示を行うものである。
【0035】
EEP−ROM45は、電気的に情報の書込および消去ができるリードオンリメモリで、後述するシステムパラメータが格納されるものである。
【0036】
フラッシュメモリ46は、システムプログラムが格納されるものである。
【0037】
S−RAM47はランダムアクセスメモリで、RS−232C機器50−1,50−2に送信するためのデータが格納される送信バッファとなるものである。
【0038】
S−RAM48もランダムアクセスメモリで、RS−232C機器50−1,50−2から受信したデータが格納される受信バッファとなるものである。
【0039】
RS−232C送受信部(ポート1)49は、RS−232C通信のためのインタフェースとなるもので、RS−232C機器50−1との通信を制御する。
【0040】
RS−232C送受信部(ポート2)51も、RS−232C通信のためのインタフェースとなるもので、RS−232C機器50−2との通信を制御する。
【0041】
次に、図3を参照しながら、CPUユニット20から発行されるコマンドのデータフォーマットと、リモートターミナル40から返送されるレスポンスのデータフォーマットを説明する。
【0042】
図3(a)にはCPUユニット20から発行されるコマンドのデータフォーマットが示され、コマンド80は送信先ノードアドレス81と、サービスコード (Service Code)82と、クラスID(Class ID)83と、インスタンスID(Instance ID)84と、アトリビュートID(Attribute ID)85と、設定値86より構成されている。
【0043】
ここで、各コードは16進数で記述され、コマンド80のサービスコード(Service Code)82は「(10)HEX」(16進数でコード番号 「10」を表す)であり、クラスID(Class ID)83は「(94)HEX」であり、インスタンスID(Instance ID)84は「(01)HEX」であり、設定値86の領域は最大6バイトあることが分かる。
【0044】
また、図3(b)にはリモートターミナル40から返送されるレスポンスのデータフォーマットが示され、レスポンス90は受信バイト数91と、送信元ノードアドレス92と、サービスコード(Service Code)93より構成されている。
【0045】
ここで、各コードは16進数で記述され、レスポンス90のサービスコード (Service Code)93は「(90)HEX」(16進数でコード番号「90」を表す)であり、受信バイト数91は2バイトであることが分かる。
【0046】
以上が本実施形態に係わるPLCシステムの構成であるが、次に、CPUユニット20からのコマンド発行によって遠方にあるリモートターミナル40のシステムパラメータを設定する場合の処理手順を図4乃至図9に基づいて説明する。
【0047】
まず、CPUユニット20からのコマンド発行によって遠方にあるリモートターミナル40のシステムパラメータを設定する場合の概要を説明する。
【0048】
(1)CPUユニット20からパラメータ書込コマンドが発行された場合
(a)リモートターミナル40はそのコマンドのデータ部を取り込み
・サービスコード(Service Code):(10)HEX
・クラスID(Class ID):(0094)HEX
・インスタンスID(Instance ID):(0001)HEX
を確認して、アトリビュートID(Attribute ID)で指示されたEEP−ROM45のシステム設定エリアへパラメータを書き込む(このときサム値も作成する)。
【0049】
(b)そのパラメータはすぐに反映されない(電源再投入もしくはResetコマンド発行にて反映する)
【0050】
(c)処理終了後、正常終了レスポンスを返送する。
【0051】
(2)CPUユニット20からパラメータ読出コマンドが発行された場合
(a)リモートターミナル40はそのコマンドのデータ部を取り込み
・サービスコード(Service Code):(OE)HEX
・クラスID(Class ID):(0094)HEX
・インスタンスID(Instance ID):(0001)HEX
を確認して、EEP−ROM45に格納されているパラメータを読みだし、サムチェックによりパラメータの内容をチェックする。
【0052】
(b)パラメータの内容が正しければ、アトリビュートID(Attribute ID)で指示されたEEP−ROM45のシステム設定エリアのパラメータを返送する。
【0053】
(c)パラメータの内容が正しくなければ、エラーレスポンスを返送する。
【0054】
Figure 0004032198
を確認して、EEP−ROM45に格納されているシステムパラメータを読みだし、サムチェックによりパラメータの内容をチェックする。
【0055】
(b)サムチェックが異常な場合は、ポートより送出中であれば中断し、以降のデータは破棄するとともにバッファをクリア、ステータス状態を初期化してシステム設定エラーレスポンスを返送する。
【0056】
(c)サムチェックが正常な場合は、ポートより送出中であれば中断し、以降のデータは破棄するとともにバッファをクリアにしてポート1もしくはポート2をシステムパラメータで初期化し、送受信バッファ、ステータス状態初期化を行い、正常終了を返送する。
【0057】
(4)CPUユニット20からシステム設定リセットコマンドが発行された場合(a)リモートターミナル40はそのコマンドのデータ部を取り込み
・サービスコード(Service Code):(05)HEX
・クラスID(Class ID):(0094)HEX
・インスタンスID(Instance ID):(0001)HEX
を確認して、システムパラメータをデフォルト値でEEP−ROM45に格納する(このとき、サム値も作成する)。
【0058】
(b)そのパラメータ内容により、ポートの初期化、バッファクリア、ステータス情報の初期化を行う。
【0059】
(c)処理終了後、正常終了レスポンスを返送する。
【0060】
以上が、CPUユニット20からのコマンド発行によって遠方にあるリモートターミナル40のシステムパラメータを設定する場合の概要である。
【0061】
図4はCPUユニット20が発行したシステムパラメータ設定のためのコマンド80をリモートターミナル40が受信した場合の処理手順を示すフローチャートである。
【0062】
この処理では、リモートターミナル40がシステムパラメータ設定のためのコマンド80を受信すると(ステップ100)、コマンド80のサービスコード (Service Code)82が調べられる(ステップ102)。
【0063】
ここで、サービスコード(Service Code)82が(OE)HEXならば読出(Get Attribute Sngle)処理が行われ(ステップ104)、サービスコード(Service Code)82が(10)HEXならば書込(Get Attribute Sngle)処理が行われ(ステップ106)、サービスコード(Service Code)82が(05)HEXならばリセット(Reset)処理が行われ(ステップ108)、それ以外のサービスコード(Service Code)82であればエラー処理が行われる(ステップ110)。
【0064】
次に、サービスコード(Service Code)82が(OE)HEXの場合で読出(Get Attribute Sngle)処理が選択された場合の処理手順を図5を参照しながら説明する。
【0065】
この処理では、まず、クラスID83が(0094)HEXであるか否かが調べられ(ステップ200)、クラスID83が(0094)HEXでない場合は(ステップ200でN)エラー処理が行われるが(ステップ202)、クラスID83が(0094)HEXの場合は(ステップ200でY)、次にインスタンスID84の値が調べられる(ステップ204)。
【0066】
ここで、インスタンスID84が(0001)HEXの場合はシステム設定読出処理が行われ(ステップ206)、インスタンスID84が(0002)HEXの場合はポート1受信データ読出処理が行われ(ステップ208)、インスタンスID84が(0003)HEXの場合はポート2受信データ読出処理が行われ(ステップ210)、それ以外のインスタンスID84であればエラー処理が行われる(ステップ212)。
【0067】
そして、インスタンスID84が(0001)HEXの場合でシステム設定読出処理が選択された場合は、次にアトリビュートID(Attribute ID)85の値が調べられ(ステップ214)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(64)HEXの場合(ポート2の場合は(6B)HEX)はシステムパラメータ一括読出処理が行われ(ステップ216)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(65)HEXの場合(ポート2の場合は(6C)HEX)はキャラクタフォーマット読出処理が行われ(ステップ218)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(66)HEXの場合(ポート2の場合は(6D)HEX)は有効/無効読出処理が行われ(ステップ220)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(67)HEXの場合(ポート2の場合は(6E)HEX)は通信速度読出処理が行われ(ステップ222)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(68)HEXの場合(ポート2の場合は(6F)HEX)はヘッダ読出処理が行われ(ステップ224)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(69)HEXの場合(ポート2の場合は(70)HEX)はデリミタ読出処理が行われ(ステップ226)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(6A)HEXの場合(ポート2の場合は(71)HEX)は受信バイト数読出処理が行われ(ステップ228)、それ以外のアトリビュートID(Attribute ID)85であればエラー処理が行われる(ステップ230)。
【0068】
次に、図4において、サービスコード(Service Code)82が (10)HEXの場合で書込(Get Attribute Sngle)処理が選択された場合の処理手順を図6を参照しながら説明する。
【0069】
この処理では、まず、クラスID83が(0094)HEXであるか否かが調べられ(ステップ300)、クラスID83が(0094)HEXでない場合は(ステップ300でN)エラー処理が行われるが(ステップ302)、クラスID83が(0094)HEXの場合は(ステップ300でY)、次にインスタンスID84の値が調べられる(ステップ304)。
【0070】
ここで、インスタンスID84が(0001)HEXの場合はシステム設定書込処理が行われ(ステップ306)、インスタンスID84が(0002)HEXの場合はポート1受信データ書込処理が行われ(ステップ308)、インスタンスID84が(0003)HEXの場合はポート2受信データ書込処理が行われ(ステップ310)、それ以外のインスタンスID84であればエラー処理が行われる(ステップ312)。
【0071】
そして、インスタンスID84が(0001)HEXの場合でシステム設定書込処理が選択された場合は、次にアトリビュートID(Attribute ID)85の値が調べられ(ステップ314)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(64)HEXの場合(ポート2の場合は(6B)HEX)はシステムパラメータ一括書込処理が行われ(ステップ316)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(65)HEXの場合(ポート2の場合は(6C)HEX)はキャラクタフォーマット書込処理が行われ(ステップ318)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(66)HEXの場合(ポート2の場合は(6D)HEX)は有効/無効書込処理が行われ(ステップ320)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(67)HEXの場合(ポート2の場合は(6E)HEX)は通信速度書込処理が行われ(ステップ322)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(68)HEXの場合(ポート2の場合は(6F)HEX)はヘッダ書込処理が行われ(ステップ324)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(69)HEXの場合(ポート2の場合は(70)HEX)はデリミタ書込処理が行われ(ステップ326)、ポート1の場合はアトリビュートID(Attribute ID)85が(6A)HEXの場合(ポート2の場合は(71)HEX)は受信バイト数書込処理が行われ(ステップ328)、それ以外のアトリビュートID(Attribute ID)85であればエラー処理が行われる(ステップ330)。
【0072】
次に、図4において、サービスコード(Service Code)82が (05)HEXの場合でリセット(Reset)処理が選択された場合の処理手順を図7を参照しながら説明する。
【0073】
この処理では、まず、クラスID83が(0094)HEXであるか否かが調べられ(ステップ400)、クラスID83が(0094)HEXでない場合は(ステップ400でN)エラー処理が行われるが(ステップ402)、クラスID83が(0094)HEXの場合は(ステップ400でY)、次にインスタンスID84の値が調べられる(ステップ404)。
【0074】
ここで、インスタンスID84が(0001)HEXの場合はシステム設定リセット処理が行われ(ステップ406)、インスタンスID84が(0002)HEXの場合はポート1リセット処理が行われ(ステップ408)、インスタンスID84が(0003)HEXの場合はポート2リセット処理が行われ(ステップ410)、それ以外のインスタンスID84であればエラー処理が行われる(ステップ412)。
【0075】
次に、上記のごとき処理によって、RS−232C送受信部49(ポート1)およびRS−232C送受信部51(ポート2)にパラメータが設定される場合の具体例を図8および図9に示す。図8はRS−232C送受信部49(ポート1)に設定されたパラメータの具体例であり、図9はRS−232C送受信部51(ポート2)に設定されたパラメータの具体例である。
【0076】
図8および図9に示すごとく、それぞれの通信条件と、そのアトリビュートID(Attribute ID)、設定値および初期値が設定される。
【0077】
以上説明したように、本実施形態では、遠く離れた場所に設置されるリモートターミナル40のパラメータ設定をPLC側からのコマンド発行によって行えるようにしたので、パラメータ設定のたびにリモートターミナル40の設置場所まで行く必要がなく、リモートターミナル40のパラメータ設定を簡単に行える。
【0078】
また、パラメータをデフォルト値に戻す場合もコマンド発行によって行えるので同様の効果を有する。
【0079】
また、パラメータの設定をアトリビュートID(Attribute ID)によって一括設定したり、個別設定できるようにしたのでパラメータの設定の自由度が向上する。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、プログラマブルコントローラのPLCユニットとの間でデバイスネット回線により通信する通信部と、RS−232C対応の制御対象機器との間でRS−232C回線により通信する送受信部と、通信部のPLCユニットに対するデバイスネット上の通信プロトコルと送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルとを変換することにより、制御対象機器との間およびPLCユニットとの間における送受信を処理する処理部と、を含むリモートターミナルと、リモートターミナルとの間でデバイスネット回線を経由して通信する通信制御ユニットと、通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して制御対象機器に対するリード・ライト信号をデバイスネット通信で送信することにより、リモートターミナルを経由して制御対象機器を制御するCPUユニットと、を含むPLCユニットと、を持つPLCシステムであって、PLCユニットのCPUユニットは、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定を一括または個別に行うためのパラメータ設定条件を選択的に記述したコマンド、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定内容をリセットするコマンド、を発行し、そのコマンドを通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して送信するものであり、リモートターミナルは、送受信部の通信パラメータ条件を記憶する記憶手段を持ち、CPUユニットにて発行されたコマンドを受信した場合、コマンド内容を調べて、パラメータ一括設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件をパラメータ一括書込処理を行うことにより設定し、パラメータ個別設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件のうち対応するパラメータを個別に書込処理を行うことにより設定し、リセットのコマンドであれば、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件を初期化して、デフォルト値に戻すものであるようにしたので、わざわざ現場に出向くことなく、リモート通信にて遠方に設置されたリモートターミナルのシステムパラメータを設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るPLCシステムの概略構成を示すブロック図。
【図2】図1に示したPLCシステムにおける通信制御ユニット30とリモートターミナル40の詳細構成図。
【図3】CPUユニットから発行されるコマンドのデータフォーマットと、リモートターミナル40から返送されるレスポンスのデータフォーマットの説明図。
【図4】CPUユニットが発行したシステムパラメータ設定のためのコマンドをリモートターミナルが受信した場合の処理手順を示すフローチャート。
【図5】図4において、サービスコード(Service Code)が(OE)HEXの場合の読出(Get Attribute Sngle)処理が選択された場合の処理手順を示すフローチャート。
【図6】図4において、サービスコード(Service Code)が(10)HEXの場合の書込(Get Attribute Sngle)処理が選択された場合の処理手順を示すフローチャート。
【図7】図4において、サービスコード(Service Code)が(05)HEXの場合のリセット(Reset)処理が選択された場合の処理手順を示すフローチャート。
【図8】RS−232C送受信部(ポート1)にパラメータが設定される場合の具体例を示す図。
【図9】RS−232C送受信部(ポート2)にパラメータが設定される場合の具体例を示す図。
【符号の説明】
10 PLCユニット
20 CPUユニット
30 通信制御ユニット
31 ASIC
32 処理部(MPU)
33 表示部
34 EP−ROM
35 EEP−ROM
36 S−RAM
37 デバイスネット通信部
38 デバイスネット通信電源
40 リモートターミナル
41 デバイスネット通信部
42 デバイスネット通信電源
43 処理部(MPU)
44 表示部
45 EEP−ROM
46 フラッシュメモリ
47 S−RAM(送信バッファ)
48 S−RAM(受信バッファ)
49 RS−232C送受信部(ポート1)
50 RS−232C機器
51 RS−232C送受信部(ポート2)
60 デバイスネット
70 RS−232C信号線
80 コマンド
81 送信先ノードアドレス
82 サービスコード(Service Code)
83 クラスID(Class ID)
84 インスタンスID(Instance ID)
85 アトリビュートID(Attribute ID)
86 設定値
90 レスポンス
91 受信バイト数
92 送信元ノードアドレス
93 サービスコード(Service Code)

Claims (1)

  1. プログラマブルコントローラのPLCユニットとの間でデバイスネット回線により通信する通信部と、RS−232C対応の制御対象機器との間でRS−232C回線により通信する送受信部と、通信部のPLCユニットに対するデバイスネット上の通信プロトコルと送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルとを変換することにより、制御対象機器との間およびPLCユニットとの間における送受信を処理する処理部と、を含むリモートターミナルと、
    リモートターミナルとの間でデバイスネット回線を経由して通信する通信制御ユニットと、通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して制御対象機器に対するリード・ライト信号をデバイスネット通信で送信することにより、リモートターミナルを経由して制御対象機器を制御するCPUユニットと、を含むPLCユニットと、
    を持つPLCシステムであって、
    PLCユニットのCPUユニットは、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定を一括または個別に行うためのパラメータ設定条件を選択的に記述したコマンド、リモートターミナルの送受信部における制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関わる複数のパラメータの設定内容をリセットするコマンド、を発行し、そのコマンドを通信制御ユニットを介してリモートターミナルに対して送信するものであり、
    リモートターミナルは、
    送受信部の通信パラメータ条件を記憶する記憶手段を持ち、
    CPUユニットにて発行されたコマンドを受信した場合、コマンド内容を調べて、パラメータ一括設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件をパラメータ一括書込処理を行うことにより設定し、パラメータ個別設定のコマンドであれば、コマンドに含まれるパラメータ設定条件に従って、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件のうち対応するパラメータを個別に書込処理を行うことにより設定し、リセットのコマンドであれば、記憶手段に記憶される制御対象機器に対するRS−232C通信プロトコルに関する通信パラメータ条件を初期化して、デフォルト値に戻すものである
    ことを特徴とするPLCシステム。
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