JP4031754B2 - セラミック板の反りの矯正方法及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法 - Google Patents

セラミック板の反りの矯正方法及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、セラミック板の反りの矯正方法及び平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法に関する。
例えば、特許文献1に示すような平面パネルディスプレイ(電界放出型ディスプレイ(FED))が知られている。このような平面パネルディスプレイにおいては、陰極構造体を有する背板と、燐層が堆積された蛍光画素領域を有するガラス面板と、を離間するためにセラミクス製の薄板状のスペーサを用いている。
このようなスペーサは、セラミック基体からセラミック板を切りだし、切り出したセラミック板に対して、表面の研磨や金属膜の形成等の加工をすることにより得られる。セラミック板の厚みは0.5mm以下、例えば0.1mm程度である。
セラミック板を研磨する際には、例えばセラミック板の両表面をダイヤモンド等の研磨材で研磨する方法が用いられる。
米国特許第5541473号明細書
しかしながら、セラミック板の両主面を同じ研磨材を用いて同じ条件で研磨しても、研磨加工後のセラミック板に反りが発生し、スペーサの反りの大きさが規格(例えば20μm以内)を越える場合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、反りを生じたセラミック板の反りを容易に矯正できるセラミック板の反りの矯正方法及び、上記矯正方法を用いた平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る反りを生じたセラミック板の反りの矯正方法は、セラミック板において反りによって凸状とされている面に対してイオンビーム又は中性粒子ビームの少なくとも一方の粒子ビームを照射して、凸状とされている面をエッチングすることによりセラミック板の反りを低減させるエッチング工程を備える。ここで、本発明において「イオン」とは電荷をもつ原子(陽子を含む)や分子であり、「中性粒子」とは電荷をもたない原子や分子をいう。
一般に、セラミック板の表面に切削や研磨等の加工を施すと、その加工の際に表面に歪みが与えられて表面付近が変質する。このように変質した部分は、加工変質層と呼ばれる。加工変質層に残留する歪みの量は、各面の加工の条件によってそれぞれ異なるものと考えられる。
そして、セラミック板の両主面において加工変質層に残留する歪みの量が互いに異なると、セラミック板に曲げ応力が生じてセラミック板が反ることとなる。このとき、両主面のうち、加工変質層に残留する歪みの量が大きい(例えば、加工変質層の厚みが厚い)面が凸状となり(以下、凸状となった面を凸状面という。)、加工変質層に残留する歪みの量が小さい(例えば、加工変質層の厚みが薄い)面が凹状(以下、凹状となった面を凹状面という。)となると考えられる。
そこで、本発明によれば、凸状面をイオンビームや中性粒子ビームの照射によって物理的にエッチングすることにより、凸状面の加工変質層の厚みを薄くすることができ、凸状面の加工変質層に残留する歪みの量を小さくすることができる。したがって、凸状面の加工変質層に残留する歪みの量が凹状面の加工変質層に残留する歪みの量と同じ程度となるまで凸状面の加工変質層を除去して薄くすることにより、セラミック板の曲げ応力が緩和され、反りが矯正される。
このとき、セラミック板は、Al及びTiCを含む焼結体製であることが好ましい。このような焼結体製のセラミック板は高強度、高硬度の性質をもつ反面反りを生じやすく、また、このような焼結体製の板の反りはアニーリングを行っても矯正することが難しいが、上記のエッチングによって、十分に反りを矯正することができる。
また、セラミック板の厚みは、50μm〜300μmであることが好ましい。このような厚みのセラミック板は特に反りを生じやすく、上記のエッチングによって反りを効果的に矯正することができる。
また、本発明に係るセラミック板の反りの矯正方法においては、エッチング工程を行う前にセラミック板の反りの大きさを測定する測定工程を更に備え、エッチング工程において、反りの大きさに応じてエッチングの深さを調整することが好ましい。このように、測定工程によって得られた反りの大きさに基づいてエッチングの深さを調整することにより、凸状面の加工変質層の歪みの量を凹状面の加工変質層の歪みの量に容易に近づけることができる。したがって、セラミック板の反りを容易に矯正することができる。
更に、エッチング工程では、ビームを照射する時間、又は、ビームの粒子の速度の少なくとも一方を変化させることによりエッチングの深さを調整することが好ましい。この場合、ビームの照射時間の長短によって凸状面の表面へのビームの照射量が変わり、また、ビームの粒子の速度の大小によって凸状面の表面に当たるビームのエネルギー量が変わるため、いずれも好適にエッチングの深さを調整することができる。
また、本発明に係る平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法は、セラミック基体からセラミック板を切り出す切出工程と、切り出されたセラミック板の両面を研磨する研磨工程と、両面が研磨されたセラミック板において、反りによって凸状とされている面に対してイオンビーム又は中性粒子ビームの少なくとも一方のビームを照射して、凸状とされている面をエッチングすることによりセラミック板の反りを低減させるエッチング工程とを備える。
本発明に係る平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法によれば、上述のセラミック板の反りの矯正方法を有するので、切出工程及び研磨工程での加工歪みによって発生したセラミック板の反りを矯正することができ、平面パネルディスプレイ用スペーサの反りの大きさの規格に準じたスペーサを製造することができる。
本発明によれば、セラミック板の反りを容易に矯正することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサについて詳細に説明する。この平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法は、セラミック板の反りの矯正方法を含むものである。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサを説明するにあたって、まず、平面パネルディスプレイの概要について説明する。
図1は平面パネルディスプレイの平面図、図2は平面パネルディスプレイのII−II矢印断面図である。
図1及び図2に示す平面パネルディスプレイ100は、いわゆる、FED(電界放出型ディスプレイ)であり、主として、面板101、背板201、及び、多数の平面パネルディスプレイ用スペーサ103を有している。
面板101はガラス製であり、この面板101上には、格子状のブラックマトリクス構造体102、及び、ブラックマトリクス構造体102の格子内に設けられ燐層を含む複数の蛍光画素領域105を有している。蛍光画素領域105の燐層は図2における図示下方から高エネルギー電子が衝突すると、光を放出して可視ディスプレイを形成する。蛍光画素領域105から発した光は、ブラックマトリクス構造体102を介して外部(図示上方)に出力される。ブラックマトリクス構造体102は、互いに隣接する蛍光画素領域105からの光の混合を抑制するための格子状黒色構造体として機能する。
背板201はガラス板であり、背板201上には陰極構造体202が形成されている。この陰極構造体202は電子を放出するための突起を含む陰極(電界(電子)放出素子)206を複数有している。
背板201における陰極構造体202の形成領域は背板201の面積よりも小さい。また、面板101におけるブラックマトリクス構造体102の形成領域は面板101の面積よりも小さい。面板101の外周領域と背板201の外周領域との間にはガラスシール203が介在しており、中央部に密閉室250を提供している。この密閉室250内は電子が飛行可能な程度に減圧されている。ガラスシール203は融解ガラスフリットによって形成される。
面板101のブラックマトリクス構造体102と、背板201の陰極構造体202との間には、これらの表面に対して垂直に立設された壁体である平面パネルディスプレイ用スペーサ103が所定間隔で多数取り付けられている。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103の詳細については後述する。
これらの平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、面板101と背板201との間の間隔を均等に保持している。また、この密閉室250内には、陰極構造体202、ブラックマトリクス構造体102及び平面パネルディスプレイ用スペーサ103が配置されることとなる。ここで、面板101及び背板201の厚みは、例えば、各々300μm、1000μm程度である。
ここで面板101及び背板201のガラス材料としては、例えば、強化ガラス、化学強化ガラスが挙げられる。これらのガラスの熱膨張係数は、概ね、8.0〜9.3×10−6/℃である。
続いて、本実施形態に係る平面パネルディスプレイ用スペーサ103について詳細に説明する。
図3は、本発明に係る平面パネルディスプレイ用スペーサ103を示す斜視図である。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、概ね板状の直方体であり、主面50A,50Bと、長手方向に延びる側面50C,50Dと、長手方向の両端の端面50E,50Fを有している。
この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、焼結セラミック製の矩形平板状のベース(焼結体)50と、ベース50の側面50C上に形成された金属膜42aと、ベース50の側面50D上に形成された金属膜40aとを有している。また、ベース50の主面50A上にはパターニングされた金属膜65が形成されている。この金属膜65は平面パネルディスプレイ用スペーサ103の長手方向にそって延在し、また、金属膜65は、金属膜42aや金属膜40aとは離間されて互いに絶縁されている。また、金属膜65は、長手方向の一定間隔ごとに複数に分割されている。この平面パネルディスプレイ用スペーサ103のベース50の外形形状は、具体的には、例えば、135mm×2.0mm×0.1mm程度である。
ここで、金属膜40a及び42aは、図2の状態のとき、背板201の陰極構造体202や、面板101のブラックマトリクス構造体102との接触抵抗の面内不均一性を低減させる。また、金属膜65は、平面パネルディスプレイ用スペーサ103の内部電界分布を好適にするためのものである。
この平面パネルディスプレイ用スペーサ103は、図4に示すように、その長手方向の両端に設けられた接着剤301,302によって面板101、背板201に固定されている。本例の接着剤301,302の材料はUV硬化性ポリイミド接着剤であるが、熱硬化性接着剤または無機接着剤を使用することができる。なお、接着剤301,302はブラックマトリクス構造体102、陰極構造体202の外側に配置される。このとき、平面パネルディスプレイ用スペーサ103の金属膜40a,42aが、背板201の陰極構造体202、面板101のブラックマトリクス構造体102に各々接触するように配置される。
そして、本実施形態における平面パネルディスプレイ用スペーサ103のベース50は、Al(アルミナ)、TiC(炭化チタン)を含有する焼結体から形成されたセラミック板である。なお、ベース50はそのほかに例えばMgO(酸化マグネシウム)やTiO(チタニア)等を含んでいてもよい。
次に、このような平面パネルディスプレイ用スペーサ103の製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、平面パネルディスプレイ用スペーサの材料となる、Al及びTiCを含有する焼結体の板10を用意する。ここでは、例えば、縦134mm、横67mm、厚み2.5mmの矩形平板状の基板を利用できる。この板10は、主面10A,10B、長手方向に平行な側面10C,10D、及び、長手方向に直行する端面10E,10Fを有している。
このような板10は、例えばAl粉末とTiC粉末とを所定の比率で混合し、この混合粉末260を、図6に示すように、真空装置250内に設けられたカーボン製の円筒251内で、カーボン製の円盤状の仕切板252間に板状に挟んだ状態で、加圧装置255によって加圧しつつ真空雰囲気として1500℃程度で焼結させることにより得られる。ここで、加圧は20MPa(200kgf/cm)程度とすることが好ましい。そして、このようにして得られた焼結体を所定の大きさの矩形平板状に切断・研磨することにより板10が得られる。なお、Al粉末とTiC粉末に加えてMgO粉末や、TiO粉末等の酸化物や、これら酸化物の混合物を更に混合して焼結させてもよい。
ここで、板10は、AlとTiCとを含むものであり、TiCの含有率は50wt%以下が好ましく、更に、相変化点である30wt%以下、具体的には7wt%であることが好ましい。
TiCの添加量が5〜40wt%の焼結体は、密度4.09〜4.31(g/cm)、ビッカーズ強度2100〜2200(Hv20)、抗折強度700〜760(MPa)、ヤング率380〜410(GPa)、比抵抗4×1014〜1.9×10−3Ω・cm、熱膨張係数7.2×10−6×7.3×10−6(℃−1(40〜400℃))、熱伝導率29.3〜22.6W/(m・K)、比熱0.812×10〜0.733×10(J/(kg・K))であって、いずれの観点からも、平面パネルディスプレイ用のスペーサ材料として好ましい。
次に、このような板10から平面パネルディスプレイ用スペーサ103用のベース50を切り出す工程について説明する。
まず、図5(b)に示すように、板10の一方の主面10Aと一方の端面10Eとによって形成される稜部に、面取部15を形成する。
次に、図7(a)に示すように、板10の主面10A,10Bに対して垂直、かつ、板10の側面10C,10Dに平行な複数の第一切断予定面91に沿って、板10を所定間隔で切断する。これによって、図7(b)に示すように、第一の切片30が形成される。この第一の切片30は、板10の主面10A,10Bに各々対応する主面30A,30B、第一切断予定面91,91に対応する側面30C,30D、及び、板10の端面10E,10Fに対応する端面30E,30Fを有すると共に、この第一の切片30には、板10の面取部15に対応する面取部15aが形成されている。
ここでは、例えば、第一の切片30の側面30C,30D間の幅30Wが各々約2.15mmとなるように第一切断予定面91間の距離を設定することができる。なお、板10から切り出される両端の部材32,32は、廃棄することが好ましい。
次に、図8に示すように、下側研磨パッド70と上側研磨パッド71との間に、第一の切片30を、第一の切片30の側面30C、30Dが、下側研磨パッド70、上側研磨パッド71に各々接するように配置してこれらの第一の切片30の両側面30C,30Dを鏡面研磨する。ここでは、例えば、両側面30C,30D間の幅30Wが2.15mm程度にそろうように研磨する。その後、アルカリ溶液で第一の切片30を洗浄する。
続いて、図9(a)に示すように、第一の切片30の一方側の側面30D上に、金属膜40を形成する。ここでは、例えば、膜厚が数nm〜1μm、材料がTi,Au,Cr,Pt等の金属からなる金属膜40をスパッタリング法によって形成できる。引き続いて、図9(b)に示すように、第一の切片30を裏返して、第一の切片30の他方の側面30C上にも、金属膜40と同様の金属膜42を形成する。
次に、図10に示すように、第一の切片30における面取部15aが形成されている側の端部において、第一の切片30を第一の切片30の長手方向に直角な方向に切断し、面取部15aを有する部分を除去する。
続いて、図11(a)に示すように、第一の切片30を、第一の切片30の主面30A(板10の主面10Aに対応する面)に平行な複数の第二切断予定面92に沿って切断して、図11(b)に示すように第二の切片60を得る。
ここで、第二の切片60は、第二切断予定面92に対応する主面50A,50B、長手方向に延びる側面50C,50D、及び、長手方向の両端の端面50E,50Fを有し板10から形成された矩形平板状のベース50と、ベース50の側面50C上に形成された金属膜42aと、ベース50の側面50D上に形成された金属膜40aとを有することとなる。また、第二の切片60の主面50Aと主面50Bとの間隔50Wを、第一の切片30の幅30Wよりも狭くなるように第一の切片30を切断する。
この第二の切片60はAl及びTiCを含有することで高強度、高硬度の性質を有し、圧縮力による変形に耐えることができる。また、Al及びTiCを含有しているので、強度、温度、伝導率等の観点から、Alのみからなるスペーサに比較して、好適な平面パネルディスプレイを製造することができる。このような平面パネルディスプレイでは、画像内の面内輝度変化や歪みを著しく低減させることができる。
また、上述のようにしてAl及びTiCを含有する基板を製造すると、板厚方向の中心付近にカーボンが析出し易く、板厚方向中心付近の比抵抗値が、板厚方向両端部の比抵抗値よりも高くなりやすい。なお、板厚方向中心付近においてカーボンが析出しやすくなることに関する詳細な理由は不明であるが、例えば、AlやTiCを焼結させる際に発生することがあるCOガス等が、板厚方向の中心部では基板から外部に抜け難くなること等が考えられる。
ところが、本実施形態においては、Al及びTiCを含有する板10を、板10の主面と各々直交し、かつ、互いに平行な2つの第一切断予定面91に沿って切断して第一の切片30を形成し、さらに、この第一の切片30を、第一の切片30における板10の主面10Aに対応する主面30Aに各々平行な2つの第二切断予定面92に沿って切断して第二の切片60を得ている。
これによれば、Al及びTiCを含有する板10がこの板10の厚み方向に複数に分割されて、板10の厚みよりも薄い厚みを有する第二の切片60が形成されることとなる。したがって、板10の厚み方向に比抵抗値の分布が生じている場合であっても、この板10を板10の厚み方向に複数に分割することなく単に板10の幅方向に分割することによってスペーサとしての切片を形成する場合に比して、第二の切片60における比抵抗値のバラツキが低減されている。このため、このような第二の切片60に基づくスペーサ103を平面パネルディスプレイのスペーサとして用いることにより、平面パネルディスプレイにおける電子線の偏向が抑制されて画像のにじみが低減されている。
また、本実施形態においては、第二切断予定面92に沿って第一の切片30を切断する前に、さらに、第一の切片30における第一切断予定面91に対応する側面30C,30Dに金属膜40,42を各々形成している。
このため、第二切断予定面92に沿って第一の切片30を切断することにより、第二の切片60における金属膜40a、42aを容易に形成することができる。このため、第二の切片30を形成した後にこの第二の切片30の両側面50C,50Dに金属膜42a,40aを形成する場合に比べて、製造コストが削減される。
ここで、この金属膜40a,42aは、第二切断予定面92に沿う切断工程の前に形成された金属膜40,42の一部分である。この金属膜40a、42aは、背板201及び面板101との接触抵抗の面内不均一性等を低減させ、スペーサ全体としての抵抗率、導電率の設定に寄与する。
次に、このような第二の切片60の主面50A,50Bを研磨する工程、及び、金属膜65を形成する工程について、図12〜図15を参照しながら説明する。
まず、第二の切片60の主面50Bを研磨するために、図12(a)に示すように、接着面75Aを有する固定用治具75を用意し、固定用治具75の接着面75Aと第二の切片60の主面50Aとを接着剤78を用いて固定する。かかる接着剤78としては、熱可塑性接着剤、熱硬化性接着剤、反応型接着剤、水溶性接着剤等が挙げられる。より具体的には、例えばエポキシ系の接着剤が挙げられる。
続いて、図12(b)に示すように、第二の切片60が接着された固定用治具75を回転軸82を介して回転駆動しながら、回転軸83を介して回転駆動される定盤76の研磨面76Aに押し付けることにより、第二の切片60の主面50Bを研磨する。このとき、第二の切片60の主面50Bと定盤76の研磨面76Aとの間には研磨材80を介在させる。更に、固定用治具75の接着面75Aと定盤76の研磨面76Aとは平行にされ、この平行状態を維持しながら回転軸82,83を互いに逆方向に回転させる。
研磨加工に使用される研磨材80としては一般に市販されているものであればよく、ダイヤモンド、コランダム、エメリー、ざくろ石等が挙げられる。
主面50Bの研磨後、第二の切片60を固定用治具75から剥離し(図13(a))、裏返して、固定用治具75の接着面75Aと第二の切片60の主面50Bとを接着剤78を用いて固定し(図13(b))、主面50Bの研磨方法と同様の方法で主面50Aの研磨加工を行う(図14(a))。ここで接着部分の剥離は、接着剤の種類によるが、溶剤の使用、加熱等により行うことができる。
そして、第二の切片60の主面50Aの研磨後、鏡面研磨された主面50A上を洗浄し、この主面50A上にスパッタリング法によってTi,Au,Cr,Pt等の金属膜の層64を100nm堆積させた後、ドライエッチング用のレジストパターン68を金属膜の層64上に形成する(図14(b))。続いて、レジストパターン68をマスクとしてイオンミリング法によって金属膜の層64をエッチングし、その後、レジストパターン68を除去して、主面50A上にパターニングされた金属膜65を形成する(図15(a))。この金属膜65はスペーサ103の内部電界分布を所望の分布に規定するものである。
その後、図15(b)に示すように、第二の切片60を固定用治具75から剥離する。剥離後の第二の切片60には、主面50A,50Bの加工変質層の歪みの量の差に応じて反りが生じる。このとき、主面50A,50Bのいずれが凸状面になるかは、切削時や研磨時の細かな条件によって異なってくる。また、同じ条件を設定したつもりでも、温度等の環境の違いによって異なってくる場合もある。ここでは簡単のため、主面50Aが凸状面、主面50Bが凹状面になったものとする。
つづいて、スペーサ103のベース50に発生している反りの大きさを計測する。スペーサ103のベース50の反りの大きさとしては、例えば図16に示すように、平面状のステージ85に凹状面の主面50Bを下にしてスペーサ103を載置した場合のステージ85からの最大高さ70Wを採用することができる。また、図17に示すように、ステージ86上に凹状面の主面50Bを上にしてスペーサ103を載置した場合に、主面50Bにおける最も高い点50Cのステージ60からの高さと、主面50Bにおける最も低い点50Dのステージ86からの高さとの差70Xを採用することができる。
次に、本実施形態では、この反りを矯正すべく凸状面である主面50Aを、イオンミリング法によってエッチング(エッチング工程)する。
具体的には、図16に示すように、ステージ85の上に、凸状面となっている主面50Aを上向きにして配置した状態で、イオンガン87を用いてArイオンのイオンビーム89を主面50Aに照射し、凸状面をエッチングする。ここで、主面50Aのエッチングの深さはスペーサ103の反りの大きさが規格(例えば20μm以内)内に収まるように定められる。例えば、反りの大きさが大きいスペーサには、反りの大きさが小さいスペーサの場合に比べてエッチングの深さを深くする。具体的には、例えばあらかじめスペーサ103の反りの大きさと、そのスペーサを規格範囲内へ矯正するのに必要なエッチングの深さとの相関関係を取得しておき、その相関関係と、計測されたスペーサ103の反りの大きさとに基づいて、その反りを矯正するのに必要なエッチングの深さを取得することができる。
主面50Aのエッチングの深さを調整するには、例えば、イオンの加速電圧を一定としたうえでイオンビーム89を照射する時間を調整すればよい。具体的には、ベース50の反りの大きさが大きい場合はエッチング工程の時間を長く設定し、また、ベース50の反りの大きさが小さい場合はエッチング工程の時間を短く設定することによってエッチング深さを容易に調整することができる。
より具体的には、例えばあらかじめスペーサ103の反りの大きさと、そのスペーサを規格範囲内へ矯正するのに必要なイオンビーム89の照射時間との相関関係を取得しておき、その相関関係と、計測されたスペーサ103の反りの大きさとに基づいて、このスペーサ103の反りの矯正に必要なイオンビーム89の照射時間を決定することができる。
また、主面50Aのエッチングの深さを調整する方法として、イオンビーム89を照射する時間を一定としたうえでイオンガン87におけるイオンの加速電圧を変化させ、イオンビームの粒子の速度を調節してもよい。この場合、ベース50の反りの大きさが大きい場合はイオンの加速電圧を強くし、また、ベース50の反りの大きさが小さい場合はイオンの加速電圧を弱くすることによってエッチングの深さを容易に調整することができる。
さらに、イオンビーム照射中に反りの大きさをモニターし、スペーサ103の反りの大きさが所定の値以下となるまで照射を続けるようにしてもよい。
なお、イオンビーム89をスペーサ103に精度よく当てるために、雰囲気を10−4〜10−5Torr程度の真空中とすることが好ましい。また、主面50A上の金属膜65にもイオンビーム89が照射されることになるが、金属膜65の幅は非常に狭いため、スペーサ103のベース50の反りを矯正するうえで妨げにはならない。
なお、図16ではスペーサ103の主面50Aが凸状面となっている場合を説明したが、スペーサ103の主面50Bが凸状面となっている場合は、ステージ85の上に、主面50Bを上向きにして配置し、上述と同様の手法を用いることによって、スペーサ103の反りを矯正することができる。
そして、これらの工程を経て、本実施形態に係る図3のような平面パネルディスプレイ用スペーサ103が完成する。このようなスペーサ103は、金属膜42a、金属膜40aが、平面パネルディスプレイにおける背板201、面板101に各々接するようにして、背板201と面板101との間に設けられることとなる。
次に本実施形態の作用及び効果について説明する。
主面50A,50Bには、切出工程や研磨工程によって生じた微妙な歪みによる加工変質層が所定の厚みだけ形成されている。主面50A,50Bの切削や研磨の条件を両面で同一にすることは難しく、両面の加工変質層に残留する歪みの量に差が生じ、スペーサ103のベース50に反りが発生する。図16において、凸状面の主面50Aは凹状面の主面50Bに比べて加工変質層に残留する歪みの量が大きくなっているものと考えられる。
ここで、本実施形態のエッチング工程を行うと、加速されたArイオンが凸状面である主面50Aに当たり、主面50Aの表面の原子等の粒子がはじき出されるため、主面50Aの加工変質層の厚みが減少する。したがって、主面50Aの加工変質層に残留する歪みの量が減少するものと考えられる。そして、主面50Aの加工変質層に残留する歪みの量が主面50Bの加工変質層に残留する歪みの量と同程度になるまで主面50Aをエッチングすると、スペーサ103の曲げ応力が緩和され、スペーサ103の反りが十分に矯正される。
特に、スペーサ103のベース50はAl及びTiCを含む焼結体であるため、高強度、高硬度の性質をもつ反面、反りを生じやすいが、このような作用によって、十分に反りを矯正することができる。また、スペーサ103の厚みが50μm〜300μm程度であるときには特に反りが生じやすいが、このようなエッチング工程によって反りを効果的に矯正することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、スペーサ103のベース50は、平面パネルディスプレイ用スペーサの特性を大きく変更しない程度に他の成分を含んでいてもよい。
また、エッチング工程において、イオンとしてArイオンを用いてイオンミリング法を行っているが、使用するイオンはArイオンに限られるものではなく、Gaイオン等の他のイオンを用いてもよい。また、イオンガン87の代わりに、中性粒子ビームを照射させることができる中性粒子発生装置を用いてもよい。
また、本実施形態のスペーサはAl及びTiCを含む焼結体から形成されたセラミック板であるが、AlやSiO等、他の成分の焼結体から形成されたセラミック板の場合であっても好適に得ることができる。また、本実施形態のセラミック板の反りの矯正方法は、スペーサの反りの矯正のみならず、他の用途に用いるセラミック板の反りの矯正にも適用できる。
次に、本実施形態に係る実施例について説明する。
(実施例1〜2)
まず、Al粉末(平均粒径0.5μm、純度99.9%)、TiC粉末(平均粒径0.5μm、純度99%、炭素含有量19%以上でその1%以下は遊離黒鉛である)、MgO粉末(平均粒径0.1μm)、及び、TiO粉末(平均粒径0.1μm)を各々所定量秤量し、ボールミル中でエタノールと共に30分粉砕混合し、窒素中で150℃でスプレー造粒し造粒物を得た。ここで、Al粉末、TiC粉末、MgO粉末、及び、TiO粉末を合わせた全重量に対して、Al粉末の含有量が55.5wt%、TiC粉末の含有量が7.0wt%、MgO粉末の含有量が35.0wt%、TiO粉末の含有量が2.5wt%となるように造粒物の組成を調整した。
続いて、これらの混合物を各々約0.5MPa(50kgf/cm)で一次成形し、ホットプレス法によって真空雰囲気で1時間、焼結温度1600℃、プレス圧力約30MPa(約300kgf/cm)で焼成しスペーサ用の板を得た。
更に、得られたスペーサ用の板を電鋳ブレードを用いて前述の実施形態のように切断し、135mm×2.0mm×0.1mmのスペーサ用のベースを2個得た。なお、電鋳ブレードの厚みは0.07mmであり、その回転速度は15000rpmとした。また、切断速度は、150mm/分とした。
続いて、得られた2個のスペーサ用のベースを固定用治具に固定し、研磨機を用いて、回転数20rpm、加重10kgの条件で各面10分ずつ研磨し、実施例1及び2のスペーサ用のベースを得た。ここで、研磨材として粒径2μm程度のダイヤモンドを含むペーストを用いてスペーサ用のベースの両面を研磨した。研磨後、一方の主面に金属膜として、Pt1000nm/Ti100nmのパターニング膜を形成した。そして、これらのベースを固定用治具から剥離したところ、スペーサには反りを生じた。
次に、実施例1及び2のスペーサのベースの凸状面にイオンミリング装置((株)日立製作所製、製品名:IML−6−1−M)を用いて、Arのイオンミリング処理(加速電圧550V、加速電流290mA)をそれぞれ9分間行った。また、イオンミリング開始前、開始3分後、5分後、7分後、9分後において、実施例1及び2のスペーサにおける断面形状及び反りの大きさを表面粗さ測定器(三鷹光器(株)製、製品名:NH−3)で測定した。ここでの反りの大きさは、本実施形態で説明した図17の差70Xとした。
測定された実施例1のイオンミリング開始前、開始3分後、5分後、7分後、9分後の断面形状を図18(a)〜(e)に示し、実施例2のイオンミリング開始前、開始3分後、5分後、7分後、9分後の断面形状を図19(a)〜(e)に示す。また、これらの反りの大きさを図20にまとめて示す。
図18、図19及び図20から明らかなように、イオンミリング処理によって実施例1及び2のスペーサの反りが矯正できることが示された。
図1は、本実施形態に係る平面パネルディスプレイの一部破断模式図である。 図2は、図1の平面パネルディスプレイのII−II矢視断面図である。 図3は、図1の平面パネルディスプレイ用スペーサの斜視図である。 図4は、図1の平面パネルディスプレイのIV−IV矢視図である。 図5(a)、図5(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図である。 図6は、本実施形態に係る板10の製造方法を説明するための図である。 図7(a)、図7(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図5(b)に続く斜視図である。 図8は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図7(b)に続く斜視図である。 図9は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図8に続く斜視図である。 図10は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図9に続く斜視図である。 図11(a)、図11(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法を示す図10に続く斜視図である。 図12(a)、図12(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図である。 図13(a)、図13(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図12(b)に続く図である。 図14(a)、図14(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図13(b)に続く図である。 図15(a)、図15(b)は、平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法の研磨工程、及び、金属膜65の形成工程を説明するための図14(b)に続く図である。 図16は、本実施形態に係るイオンミリング法を説明するための図である。 図17は、スペーサの反りの大きさの一例を示す図である。 図18(a)〜(e)は、イオンミリング処理による実施例1のスペーサの断面形状の変化を示す図であり、図18(a)は0分後、図18(b)は3分後、図18(c)は5分後、図18(d)は7分後、図18(e)は9分後の断面形状をそれぞれ示す図である。 図19(a)〜(e)は、イオンミリング処理による実施例2のスペーサの断面形状の変化を示す図であり、図19(a)は0分後、図19(b)は3分後、図19(c)は5分後、図19(d)は7分後、図19(e)は9分後の断面形状をそれぞれ示す図である。 図20は、図20(a)〜(e)、図20(a)〜(e)での反りの大きさを示す表である。
符号の説明
10…板(セラミック基体)、50…ベース(セラミック板)、50A…主面(凸状とされている面)、70W…最大高さ(反りの大きさ)、70X…差(反りの大きさ)、89…イオンビーム、100…平面パネルディスプレイ、103…平面パネルディスプレイ用スペーサ。

Claims (6)

  1. 反りを生じたセラミック板の反りの矯正方法であって、
    前記セラミック板において前記反りによって凸状とされている面に対してイオンビーム又は中性粒子ビームの少なくとも一方の粒子ビームを照射して、前記凸状とされている面をエッチングすることにより前記セラミック板の前記反りを低減させる工程を備えるセラミック板の反りの矯正方法。
  2. 前記セラミック板は、Al及びTiCを含む焼結体製である請求項1に記載のセラミック板の反りの矯正方法。
  3. 前記セラミック板の厚みは、50μm〜300μmである請求項1又は2に記載のセラミック板の反りの矯正方法。
  4. 前記エッチング工程を行う前に前記セラミック板の反りの大きさを測定する測定工程を更に備え、前記エッチング工程において、前記反りの大きさに応じて前記エッチングの深さを調整する請求項1〜3のいずれか一項に記載のセラミック板の反りの矯正方法。
  5. 前記エッチング工程では、前記ビームを照射する時間、又は、前記ビームの粒子の速度の少なくとも一方を変化させることにより前記エッチングの深さを調整する請求項4に記載のセラミック板の反りの矯正方法。
  6. セラミック基体からセラミック板を切り出す切出工程と、
    前記切り出されたセラミック板の両面を研磨する研磨工程と、
    前記両面が研磨されたセラミック板において、反りによって凸状とされている面に対してイオンビーム又は中性粒子ビームの少なくとも一方のビームを照射して、前記凸状とされている面をエッチングすることにより前記セラミック板の前記反りを低減させる工程と、
    を備える平面パネルディスプレイ用スペーサの製造方法。
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